JP2005183127A - セラミック板の加工方法、セラミック板固定用治具及び平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法 - Google Patents

セラミック板の加工方法、セラミック板固定用治具及び平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 セラミック板固定用治具からのセラミック板の剥がれを低減できるセラミック板の加工方法、セラミック板固定用治具及び平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を提供する。
【解決手段】 セラミック板をセラミック板固定用治具の表面に接着することによりセラミック板をセラミック板固定用治具に固定する固定工程と、固定したセラミック板を加工する加工工程とを備え、セラミック板固定用治具においてセラミック板が接着される表面の算術平均粗さRaが0.1〜1μmであるセラミック板の加工方法を用いる。
【選択図】 なし

Description

本発明はセラミック板の加工方法、セラミック板固定用治具及び平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法に関する。
例えば、特許文献1に示すような平面パネルディスプレイ(電界放出型ディスプレイ(FED))が知られている。このような平面パネルディスプレイにおいては、陰極構造体を有する背板と、燐層が堆積された蛍光画素領域を有するガラス面板と、を離間するためにセラミクス製の薄板状のスペーサを用いている。
このようなスペーサは、セラミック基体からセラミック板を切りだし、切り出したセラミック板に対して、表面の研磨や金属膜の形成等の加工をすることにより得られる。セラミック板の厚みは0.5mm以下、例えば0.1mm程度である。
セラミック板を加工する際には、セラミック板の一方の面をセラミック板固定用治具の表面上に接着して固定した上で、この固定されたセラミック板に対して、研磨や金属膜の形成等の加工を施す。
米国特許第5541473号明細書
しかしながら、固定されたセラミック板を加工する際に、セラミック板がセラミック板固定用治具から剥がれるという不具合が生ずることが判明した。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、セラミック板固定用治具からのセラミック板の剥がれを低減できるセラミック板の加工方法、セラミック板固定用治具及び平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らが鋭意検討したところ、従来は鏡面とされているセラミック板固定用治具の表面を、所定の粗さの粗面とすることにより、加工中におけるセラミック板固定用治具からのセラミック板の剥がれを大きく低減できることを見いだし、本発明に至った。
本発明に係るセラミック板の加工方法は、セラミック板をセラミック板固定用治具の表面に接着することによりセラミック板を固定する固定工程と、固定したセラミック板を加工する加工工程と、を備え、セラミック板固定用治具においてセラミック板が接着される表面の算術平均粗さRaは0.1〜1μmである。
また、本発明に係るセラミック板固定用治具は、セラミック板が接着されるべき表面を備え、セラミック板をその表面に接着することによりセラミック板を固定するセラミック板固定用治具であって、その表面の算術平均粗さRaは0.1〜1μmである。
ここで、算術平均粗さRaとは、JIS B 0601−1994で定義される算術平均粗さRaである。詳しくは、セラミック板が接着される表面の粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さLだけを抜き取り、この抜き取り部分の平均線の方向にX軸を、縦倍率の方向にy軸を取り、粗さ曲線をy=f(X)で表したときに、下記の式によって求められる値をいう。
Figure 2005183127
なお、上記表面において粗さ曲線を測定する方向は、表面上の任意の方向である。
本発明によれば、セラミック板固定用治具においてセラミック板が接着される面が所定の算術平均粗さRaの粗面とされるので、セラミック板固定用治具とセラミック板とが強固に接着される。したがって、セラミック板が加工中にセラミック板固定用治具から剥がれにくくなる。
ここで、算術平均粗さRaが1μmよりも大きくなると、セラミック板に対してこの粗さに基づく変形等の影響を及ぼすおそれがある。一方、算術平均粗さRaが0.1μmよりも小さくなると、接着性が十分でなくなってセラミック板がセラミック板固定用治具から剥がれやすくなる。
このようなセラミック板固定用治具に接着するセラミック板の厚みは特に限定されないが、例えば、0.05〜0.3mm以下の厚みのセラミック板の加工を好適に行うことができる。
ここで、算術平均粗さRaが0.1〜0.2μmであると、スペーサ板に対するこの粗さに基づく変形等の影響を一層低減させることができる。この場合、例えば、0.05〜0.15mm程度の厚みのセラミック板の加工に特に好適に用いることができる。
一方、セラミック板固定用治具においてセラミック板が接着される表面の算術平均うねりWaは1.0μm以下であることが好ましい。
ここで、算術平均うねりWaとは、JIS B 0601−1994で定義される算術平均うねりWaである。具体的には、算術平均うねりWaとは、セラミック板が接着される表面のうねり曲線からその平均線の方向に基準長さLだけを抜き取り、この抜き取り部分の平均線の方向にX軸を、縦倍率の方向にy軸を取り、粗さ曲線をy=g(X)で表したときに、下記の式によって求められる値をで表したものをいう。
Figure 2005183127
なお、上記表面において粗さ曲線を測定する方向は、表面上の任意の方向である。
このようなうねりの少ない、すなわち平坦性の高いセラミック板固定用治具の表面にセラミック板を接着することにより、セラミック板固定用治具のうねりに基づいてセラミック板にこのうねりに対応した変形(うねりや反り等)が生じることを低減できる。
ここで、本発明における加工の具体例としては、研磨、膜形成、エッチング等が挙げられる。特に、セラミック板を研磨する場合には、セラミック板に対して大きな力がかかることとなるため、従来、セラミック板固定用治具からセラミック板が剥がれる場合が多かったが、本発明では、特に研磨工程中の剥がれを十分に抑制することができる。
また、本発明に係る研磨方法は、Al及びTiCを含む焼結体製のセラミック板の研磨に適用することが好ましい。このようなセラミック板は硬度が高くて研磨に時間を要するため、従来から研磨中のセラミック板固定用治具からのセラミック板の剥がれによる不具合が特に起こりやすかった。したがって、このようなセラミック板に本発明の研磨方法を適用すると剥がれの低減によって歩留まりを大きく改善できる。
この場合、セラミック板固定用治具もAl及びTiCを含む焼結体製とすることが好ましく、これにより、熱膨張率等の特性がセラミック板と極めて近くなるので、剥がれの防止等の効果が特に高くなる。
また、本発明に係る平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法は、セラミック基体からセラミック板を切り出す切出工程と、切り出されたセラミック板をセラミック板固定用治具の表面に接着することによりセラミック板を固定する固定工程と、固定したセラミック板の表面を研磨する研磨工程と、を備え、固定工程において、セラミック板固定用治具におけるセラミック板が接着される面の算術平均粗さRaは0.1〜1μmである。
このような製造方法によれば、上述のようにセラミック板固定用治具からセラミック板が剥がれにくいので、平面パネルディスプレイ用スペーサを歩留まりよく製造できる。
このように、本発明によればセラミック板固定用治具からのセラミック板の剥がれを低減することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態に係る平面パネルディスプレイ用スペーサについて詳細に説明する。この平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法は、セラミック板の加工方法を含むものである。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る平面パネルディスプレイ用スペーサを説明するにあたって、まず、平面パネルディスプレイの概要について説明する。
図1は平面パネルディスプレイの平面図、図2は平面パネルディスプレイのII−II矢印断面図である。
図1及び図2に示す平面パネルディスプレイ100は、いわゆる、FED(電界放出型ディスプレイ)であり、主として、面板101、背板201、及び、多数の平面パネルディスプレイ用スペーサ103を有している。
面板101はガラス製であり、この面板101上には、格子状のブラックマトリクス構造体102、及び、ブラックマトリクス構造体102の格子内に設けられ燐層を含む複数の蛍光画素領域105を有している。蛍光画素領域105の燐層は図2における図示下方から高エネルギー電子が衝突すると、光を放出して可視ディスプレイを形成する。蛍光画素領域105から発した光は、ブラックマトリクス構造体102を介して外部(図示上方)に出力される。ブラックマトリクス構造体102は、互いに隣接する蛍光画素領域105からの光の混合を抑制するための格子状黒色構造体として機能する。
背板201はガラス板であり、背板201上には陰極構造体202が形成されている。この陰極構造体202は電子を放出するための突起を含む陰極(電界(電子)放出素子)206を複数有している。
背板201における陰極構造体202の形成領域は背板201の面積よりも小さい。また、面板101におけるブラックマトリクス構造体102の形成領域は面板101の面積よりも小さい。面板101の外周領域と背板201の外周領域との間にはガラスシール203が介在しており、中央部に密閉室250を提供している。この密閉室250内は電子が飛行可能な程度に減圧されている。ガラスシール203は融解ガラスフリットによって形成される。
面板101のブラックマトリクス構造体102と、背板201の陰極構造体202との間には、これらの表面に対して垂直に立設された壁体である平面パネルディスプレイ用スペーサ103が所定間隔で多数取り付けられている。この平面パネルディスプレイ用スペーサ103の詳細については後述する。
これらの平面パネルディスプレイ用スペーサ103は、面板101と背板201との間の間隔を均等に保持している。また、この密閉室250内には、陰極構造体202、ブラックマトリクス構造体102及び平面パネルディスプレイ用スペーサ103が配置されることとなる。ここで、面板101及び背板201の厚みは、例えば、各々300μm、1000μm程度である。
ここで面板101及び背板201のガラス材料としては、例えば、強化ガラス、化学強化ガラスが挙げられる。これらのガラスの熱膨張係数は、概ね、8.0〜9.3×10−6/℃である。
続いて、本実施形態に係る平面パネルディスプレイ用スペーサ103について詳細に説明する。
図3は、本発明に係る平面パネルディスプレイ用スペーサ103を示す斜視図である。この平面パネルディスプレイ用スペーサ103は、概ね板状の直方体であり、主面50A,50Bと、長手方向に延びる側面50C,50Dと、長手方向の両端の端面50E,50Fを有している。
この平面パネルディスプレイ用スペーサ103は、焼結セラミック製の矩形平板状のベース(セラミック板)50と、ベース50の側面50C上に形成された金属膜42aと、ベース50の側面50D上に形成された金属膜40aとを有している。また、ベース50の主面50A上にはパターニングされた金属膜65が形成されている。この金属膜65は平面パネルディスプレイ用スペーサ103の長手方向にそって延在し、また、金属膜65は、金属膜42aや金属膜40aとは離間されて互いに絶縁されている。また、金属膜65は、長手方向の一定間隔ごとに複数に分割されている。この平面パネルディスプレイ用スペーサ103のベース50の外形形状は、具体的には、例えば、135mm×2.0mm×0.1mm程度である。
ここで、金属膜40a及び42aは、図2の状態のとき、背板201の陰極構造体202や、面板101のブラックマトリクス構造体102との接触抵抗の面内不均一性を低減させる。また、金属膜65は、平面パネルディスプレイ用スペーサ103の内部電界分布を好適にするためのものである。
この平面パネルディスプレイ用スペーサ103は、図4に示すように、その長手方向の両端に設けられた接着剤301,302によって面板101、背板201に固定されている。本例の接着剤301,302の材料はUV硬化性ポリイミド接着剤であるが、熱硬化性接着剤または無機接着剤を使用することができる。なお、接着剤301,302はブラックマトリクス構造体102、陰極構造体202の外側に配置される。このとき、平面パネルディスプレイ用スペーサ103の金属膜40a,42aが、背板201の陰極構造体202、面板101のブラックマトリクス構造体102に各々接触するように配置される。
そして、本実施形態における平面パネルディスプレイ用スペーサ103のベース50は、Al(アルミナ)、TiC(炭化チタン)を含有する焼結体から形成されたセラミック板である。なお、ベース50はそのほかに例えばMgO(酸化マグネシウム)やTiO(チタニア)等を含んでいてもよい。
次に、このような平面パネルディスプレイ用スペーサ103の製造方法について説明する。
まず、図5(a)に示すように、平面パネルディスプレイ用スペーサの材料となる、Al及びTiCを含有する焼結体の板10を用意する。ここでは、例えば、縦134mm、横67mm、厚み2.5mmの矩形平板状の基板を利用できる。この板10は、主面10A,10B、長手方向に平行な側面10C,10D、及び、長手方向に直行する端面10E,10Fを有している。
このような板10は、例えばAl粉末とTiC粉末とを所定の比率で混合し、この混合粉末260を、図6に示すように、真空装置250内に設けられたカーボン製の円筒251内で、カーボン製の円盤状の仕切板252間に板状に挟んだ状態で、加圧装置255によって加圧しつつ真空雰囲気として1500℃程度で焼結させることにより得られる。ここで、加圧は20MPa(200kgf/cm)程度とすることが好ましい。そして、このようにして得られた焼結体を所定の大きさの矩形平板状に切断・研磨することにより板10が得られる。なお、Al粉末とTiC粉末に加えてMgO粉末や、TiO粉末等の酸化物や、これら酸化物の混合物を更に混合して焼結させてもよい。
ここで、板10は、AlとTiCとを含むものであり、TiCの含有率は50wt%以下が好ましく、更に、相変化点である30wt%以下、具体的には7wt%であることが好ましい。
TiCの添加量が5〜40wt%の焼結体は、密度4.09〜4.31(g/cm)、ビッカーズ強度2100〜2200(Hv20)、抗折強度700〜760(MPa)、ヤング率380〜410(GPa)、比抵抗4×1014〜1.9×10−3Ω・cm、熱膨張係数7.2×10−6×7.3×10−6(℃−1(40〜400℃))、熱伝導率29.3〜22.6W/(m・K)、比熱0.812×10〜0.733×10(J/(kg・K))であって、いずれの観点からも、平面パネルディスプレイ用のスペーサ材料として好ましい。
次に、このような板10から平面パネルディスプレイ用スペーサ103用のベース50を切り出す工程について説明する。
まず、図5(b)に示すように、板10の一方の主面10Aと一方の端面10Eとによって形成される稜部に、面取部15を形成する。
次に、図7(a)に示すように、板10の主面10A,10Bに対して垂直、かつ、板10の側面10C,10Dに平行な複数の第一切断予定面91に沿って、板10を所定間隔で切断する。これによって、図7(b)に示すように、第一の切片30が形成される。この第一の切片30は、板10の主面10A,10Bに各々対応する主面30A,30B、第一切断予定面91,91に対応する側面30C,30D、及び、板10の端面10E,10Fに対応する端面30E,30Fを有すると共に、この第一の切片30には、板10の面取部15に対応する面取部15aが形成されている。
ここでは、例えば、第一の切片30の側面30C,30D間の幅30Wが各々約2.15mmとなるように第一切断予定面91間の距離を設定することができる。なお、板10から切り出される両端の部材32,32は、廃棄することが好ましい。
次に、図8に示すように、下側研磨パッド70と上側研磨パッド71との間に、第一の切片30を、第一の切片30の側面30C、30Dが、下側研磨パッド70、上側研磨パッド71に各々接するように配置してこれらの第一の切片30の両側面30C,30Dを鏡面研磨する。ここでは、例えば、両側面30C,30D間の幅30Wが2.15mm程度にそろうように研磨する。その後、アルカリ溶液で第一の切片30を洗浄する。
続いて、図9(a)に示すように、第一の切片30の一方側の側面30D上に、金属膜40を形成する。ここでは、例えば、膜厚が数nm〜1μm、材料がTi,Au,Cr,Pt等の金属からなる金属膜40をスパッタリング法によって形成できる。引き続いて、図9(b)に示すように、第一の切片30を裏返して、第一の切片30の他方の側面30C上にも、金属膜40と同様の金属膜42を形成する。
次に、図10に示すように、第一の切片30における面取部15aが形成されている側の端部において、第一の切片30を第一の切片30の長手方向に直角な方向に切断し、面取部15aを有する部分を除去する。
続いて、図11(a)に示すように、第一の切片30を、第一の切片30の主面30A(板10の主面10Aに対応する面)に平行な複数の第二切断予定面92に沿って切断して、図11(b)に示すように第二の切片60を得る。
ここで、第二の切片60は、第二切断予定面92に対応する主面50A,50B、長手方向に延びる側面50C,50D、及び、長手方向の両端の端面50E,50Fを有し板10から形成された矩形平板状のベース50と、ベース50の側面50C上に形成された金属膜42aと、ベース50の側面50D上に形成された金属膜40aとを有することとなる。また、第二の切片60の主面50Aと主面50Bとの間隔50Wを、第一の切片30の幅30Wよりも狭くなるように第一の切片30を切断する。
この第二の切片60はAl及びTiCを含有することで高強度、高硬度の性質を有し、圧縮力による変形に耐えることができる。また、Al及びTiCを含有しているので、強度、温度、伝導率等の観点から、Alのみからなるスペーサに比較して、好適な平面パネルディスプレイを製造することができる。このような平面パネルディスプレイでは、画像内の面内輝度変化や歪みを著しく低減させることができる。
また、上述のようにしてAl及びTiCを含有する基板を製造すると、板厚方向の中心付近にカーボンが析出し易く、板厚方向中心付近の比抵抗値が、板厚方向両端部の比抵抗値よりも高くなりやすい。なお、板厚方向中心付近においてカーボンが析出しやすくなることに関する詳細な理由は不明であるが、例えば、AlやTiCを焼結させる際に発生することがあるCOガス等が、板厚方向の中心部では基板から外部に抜け難くなること等が考えられる。
ところが、本実施形態においては、Al及びTiCを含有する板10を、板10の主面と各々直交し、かつ、互いに平行な2つの第一切断予定面91に沿って切断して第一の切片30を形成し、さらに、この第一の切片30を、第一の切片30における板10の主面10Aに対応する主面30Aに各々平行な2つの第二切断予定面92に沿って切断して第二の切片60を得ている。
これによれば、Al及びTiCを含有する板10がこの板10の厚み方向に複数に分割されて、板10の厚みよりも薄い厚みを有する第二の切片60が形成されることとなる。したがって、板10の厚み方向に比抵抗値の分布が生じている場合であっても、この板10を板10の厚み方向に複数に分割することなく単に板10の幅方向に分割することによってスペーサとしての切片を形成する場合に比して、第二の切片60における比抵抗値のバラツキが低減されている。このため、このような第二の切片60に基づくスペーサ103を平面パネルディスプレイのスペーサとして用いることにより、平面パネルディスプレイにおける電子線の偏向が抑制されて画像のにじみが低減されている。
また、本実施形態においては、第二切断予定面92に沿って第一の切片30を切断する前に、さらに、第一の切片30における第一切断予定面91に対応する側面30C,30Dに金属膜40,42を各々形成している。
このため、第二切断予定面92に沿って第一の切片30を切断することにより、第二の切片60における金属膜40a、42aを容易に形成することができる。このため、第二の切片30を形成した後にこの第二の切片30の両側面50C,50Dに金属膜42a,40aを形成する場合に比べて、製造コストが削減される。
ここで、この金属膜40a,42aは、第二切断予定面92に沿う切断工程の前に形成された金属膜40,42の一部分である。この金属膜40a、42aは、背板201及び面板101との接触抵抗の面内不均一性等を低減させ、スペーサ全体としての抵抗率、導電率の設定に寄与する。
次に、このような第二の切片60の主面50A,50Bを研磨する工程、及び、金属膜65を形成する工程について、図12〜図15を参照しながら説明する。
まず、Al及びTiCを含有する焼結体製の固定用治具(セラミック板固定用治具)75を用意する。このセラミック板固定用治具75は第二の切片60を接着により固定すべき接着面75Aを有しており、以下の研磨工程に支障をきたさなければ外形形状は特に限定されない。例えば角柱状や円盤状のものが利用できる。なお、固定用治具75はMgOやTiOを含んでもよいが、特に第二の切片60と同一組成の焼結体から形成されていることが好ましい。
次に、第二の切片60の主面50Bを研磨するために、図12(a)に示すように、固定用治具75の接着面75Aと第二の切片60の主面50Aとを接着剤78を用いて固定する。かかる接着剤78としては、熱可塑性接着剤、熱硬化性接着剤、反応型接着剤、水溶性接着剤等が挙げられる。より具体的には、例えばエポキシ系の接着剤が挙げられる。
ここで、本実施形態の固定用治具75において、接着面75Aの算術平均粗さRaは0.1〜1μm、好ましくは0.1〜0.2μmとされている。また、接着面75Aの算術平均うねりWaは1.0μm以下、好ましくは0.3μm以下とされている。このような算術平均粗さRaや算術平均うねりWaは、例えばラップ装置等を用いた研磨により容易に実現できる。このような算術平均粗さRaや算術平均うねりWaの条件は接着面75Aにおける任意の方向について満たせばよいが、例えば表面における直交する2方向について上記の条件を満たすことが好ましい。
続いて、図12(b)に示すように、第二の切片60が接着された固定用治具75を回転軸82を介して回転駆動しながら、回転軸83を介して回転駆動される定盤76の研磨面76Aに押し付けることにより、第二の切片60の主面50Bを研磨する。このとき、第二の切片60の主面50Bと定盤76の研磨面76Aとの間には研磨材80を介在させる。更に、固定用治具75の接着面75Aと定盤76の研磨面76Aとは平行にされ、この平行状態を維持しながら回転軸82,83を互いに逆方向に回転させる。
研磨加工に使用される研磨材80としては一般に市販されているものであればよく、ダイヤモンド、コランダム、エメリー、ざくろ石等が挙げられる。
主面50Bの研磨後、第二の切片60を固定用治具75から剥離し(図13(a))、裏返して、固定用治具75の接着面75Aと第二の切片60の主面50Bとを接着剤78を用いて固定し(図13(b))、主面50Bの研磨方法と同様の方法で主面50Aの研磨加工を行う(図14(a))。ここで接着部分の剥離は、接着剤の種類によるが、溶剤の使用、加熱等により行うことができる。
そして、第二の切片60の主面50Aの研磨後、鏡面研磨された主面50A上を洗浄し、この主面50A上にスパッタリング法によってTi,Au,Cr,Pt等の金属膜の層64を100nm堆積させた後、ドライエッチング用のレジストパターン68を金属膜の層64上に形成する(図14(b))。続いて、レジストパターン68をマスクとしてイオンミリング法によって金属膜の層64をエッチングし、その後、レジストパターン68を除去して、主面50A上にパターニングされた金属膜65を形成する(図15(a))。この金属膜65はスペーサ103の内部電界分布を所望の分布に規定するものである。
その後、図15(b)に示すように、第二の切片60を固定用治具75から剥離する。
そして、これらの工程を経て、本実施形態に係る図3のような平面パネルディスプレイ用スペーサ103が完成する。このようなスペーサ103は、金属膜42a、金属膜40aが、平面パネルディスプレイにおける背板201、面板101に各々接するようにして、背板201と面板101との間に設けられることとなる。
次に本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態によれば、第二の切片60を固定する固定用治具75において、接着面75Aの算術平均粗さRaが0.1〜1μm、好ましくは、0.1〜0.2μmとなっている。このような条件の粗面の接着面75Aに対しては第二の切片60が強固に接着される。この理由としては、例えば、接着面75Aが粗面であることによって接着剤78との接触面積が増えることや第二の切片60と固定用治具75との間の正味の接着剤78の量が多くなること等が考えられる。したがって、主面50Aや主面50Bの研磨工程中あるいは主面50Aへの金属膜形成中に第二の切片60が固定用治具75から剥がれにくくなり、主面50A,50Bの研磨や金属膜65の形成を好適に行うことができる。特に主面50A,50Bの研磨においては、第二の切片60に大きな力をかけるために固定用治具75から第二の切片60が剥がれやすいが、本実施形態にかかる固定用治具75を用いることによって、これらの主面50A,50Bを好適に研磨することができる。
また、固定用治具75の接着面75Aの算術平均うねりWaが1.0μm以下、好ましくは0.3μm以下であり、接着面75Aの平坦性が高い。このため、このような条件の接着面75Aに、第二の切片60の主面50A,50Bを接着しても、第二の切片60に対して固定用治具75の接着面75Aのうねりに対応した変形(うねりや反り等)が生じにくくなる。また、研磨する場合において、第二の切片60の厚みにばらつきが生じることを抑制できる。
更に、固定用治具75はAl及びTiCを含有する焼結体によって形成されているため、高強度、高硬度の性質を有し、圧縮力による変形に耐えることができる。更に、固定用治具75と、第二の切片60のベース50とが同じAlとTiCとを含む焼結体であるので熱膨張率等の特性が互いに類似する。そのため、第二の切片60の剥がれ防止効果をより向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、スペーサ103のベース50は、平面パネルディスプレイ用スペーサの特性を大きく変更しない程度に他の成分を含んでいてもよい。
また、本実施形態のスペーサは、ベース50としてAl及びTiCを含む焼結体から形成されたセラミック板を採用しているが、ベース50としてAlやSiO等、他の成分の焼結体から形成されたセラミック板を採用しても実施可能である。また、本実施形態のセラミック板の加工方法は、スペーサの加工のみならず、他の用途に用いるセラミック板の加工にも適用できる。
次に、本実施形態に係る実施例について説明する。
(実施例1)
まず、Al粉末(平均粒径0.5μm、純度99.9%)、TiC粉末(平均粒径0.5μm、純度99%、炭素含有量19%以上でその1%以下は遊離黒鉛である)、MgO粉末(平均粒径0.1μm)、及び、TiO粉末(平均粒径0.1μm)を各々所定量秤量し、ボールミル中でエタノールと共に30分粉砕混合し、窒素中で150℃でスプレー造粒し造粒物を得た。ここで、Al粉末、TiC粉末、MgO粉末、及び、TiO粉末を合わせた全重量に対して、Al粉末の含有量が55.5wt%、TiC粉末の含有量が7.0wt%、MgO粉末の含有量が35.0wt%、TiO粉末の含有量が2.5wt%となるように造粒物の組成を調整した。
続いて、これらの混合物を各々約0.5MPa(50kgf/cm)で一次成形し、ホットプレス法によって真空雰囲気で1時間、焼結温度1600℃、プレス圧力約30MPa(約300kgf/cm)で焼成しスペーサ用の板を得た。
更に、得られたスペーサ用の板を電鋳ブレードを用いて前述の実施形態のように切断し、135mm×2.0mm×0.1mmのスペーサ用のベースを得た。なお、電鋳ブレードの厚みは0.07mmであり、その回転速度は15000rpmとした。また、切断速度は、150mm/分とした。
次に、AlTiC製の矩形状の角柱治具を用意した。この角柱治具の接着面の長さ方向の算術平均粗さRaは0.18μm、幅方向の算術平均粗さRaは0.09μmであった。このような表面粗さは、ラップ装置((株)岡本工作機械製作所製、商品名:SPL−15、研磨材:フジミ#1500、定盤回転数:10rpm、加重:11kg、研磨時間:15分)を用いて形成した。
続いて、得られたスペーサ用のベースをこの角柱治具の接着面に接着剤を用いて固定し、研磨機を用いて、回転数20rpm、加重10kgの条件で各面10分ずつ研磨し、実施例1のスペーサ用のベースを得た。ここで、研磨材として粒径2μm程度のダイヤモンドを含むペーストを用いてスペーサ用のベースの両面を研磨した。研磨後、一方の主面に金属膜として、Pt1000nm/Ti100nmのパターニング膜を形成した。そして、これらのベースを固定用治具から剥離し、実施例1のスペーサを得た。ここでは、このようなスペーサの製造を2130回行った。
(比較例1)
接着面における長さ方向の算術平均粗さが0.03μm、幅方向の算術平均粗さが0.03μmであり、接着面がほぼ鏡面と考えられるAlTiC製の矩形状の角柱治具を用意し、この角柱治具の接着面にスペーサ用のベースを接着する以外は実施例1と同様にして比較例1のスペーサを得た。
実施例1の方法でスペーサを研磨、膜形成加工したとき、途中で角柱治具からスペーサ用のベースが剥がれた割合は0%であった。一方、比較例1の方法でスペーサを研磨、膜形成したとき、途中で角柱治具からスペーサ用のベースが剥がれた割合は1.41%であった。これによって、比較例1の加工方法よりも実施例1の加工方法の方がスペーサ用のベースが固定用治具から剥がれにくくなることが示された。
図1は、本実施形態に係る平面パネルディスプレイの一部破断模式図である。 図2は、図1の平面パネルディスプレイのII−II矢視断面図である。 図3は、図1の平面パネルディスプレイ用スペーサの斜視図である。 図4は、図1の平面パネルディスプレイのIV−IV矢視図である。 図5(a)、図5(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図である。 図6は、本実施形態に係る板10の製造方法を説明するための図である。 図7(a)、図7(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図5(b)に続く斜視図である。 図8は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図7(b)に続く斜視図である。 図9は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図8に続く斜視図である。 図10は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図9に続く斜視図である。 図11(a)、図11(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図10に続く斜視図である。 図12(a)、図12(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法の研磨工程、及び、金属膜65の形成工程を説明するための図である。 図13(a)、図13(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法の研磨工程、及び、金属膜65の形成工程を説明するための図12(b)に続く図である。 図14(a)、図14(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法の研磨工程、及び、金属膜65の形成工程を説明するための図13(b)に続く図である。 図15(a)、図15(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法の研磨工程、及び、金属膜65の形成工程を説明するための図14(b)に続く図である。
符号の説明
10…板(セラミック基体)、50…ベース(セラミック板)、75…固定用治具(セラミック板固定用治具)、100…平面パネルディスプレイ、103…平面パネルディスプレイ用スペーサ。

Claims (8)

  1. セラミック板をセラミック板固定用治具の表面に接着することにより前記セラミック板を固定する固定工程と、
    前記固定したセラミック板を加工する加工工程と、
    を備え、
    前記セラミック板固定用治具において前記セラミック板が接着される表面の算術平均粗さRaは0.1〜1μmであるセラミック板の加工方法。
  2. 前記算術平均粗さRaは0.1〜0.2μmである請求項1に記載のセラミック板の加工方法。
  3. 前記セラミック板固定用治具において前記セラミック板が接着される表面の算術平均うねりWaは1.0μm以下である請求項1又は2に記載のセラミック板の加工方法。
  4. 前記セラミック板は、Al及びTiCを含む焼結体製である請求項1〜3の何れか一項に記載のセラミック板の加工方法。
  5. 前記セラミック板固定用治具は、Al及びTiCを含む焼結体製である請求項4に記載のセラミック板の加工方法。
  6. 前記加工工程は、前記固定したセラミック板を研磨する工程を有する請求項1〜5の何れか一項に記載のセラミック板の加工方法。
  7. セラミック板が接着されるべき表面を備え、前記セラミック板を前記表面に接着することにより前記セラミック板を固定するセラミック板固定用治具であって、
    前記表面の算術平均粗さRaが0.1〜1μmであるセラミック板固定用治具。
  8. セラミック基体からセラミック板を切り出す切出工程と、
    前記切り出されたセラミック板をセラミック板固定用治具の表面に接着することにより前記セラミック板を固定する固定工程と、
    前記固定したセラミック板の表面を研磨する研磨工程と、を備え、
    前記固定工程において、前記セラミック板固定用治具における前記セラミック板が接着される面の算術平均粗さRaは0.1〜1μmである平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107266099A (zh) * 2017-06-16 2017-10-20 中国人民解放军第五七九工厂 一种航空发动机陶瓷基复合材料涡轮导向器叶片近净成型用夹具

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