JP4031703B2 - イソフラボンアグリコンの製造方法 - Google Patents

イソフラボンアグリコンの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4031703B2
JP4031703B2 JP2002351992A JP2002351992A JP4031703B2 JP 4031703 B2 JP4031703 B2 JP 4031703B2 JP 2002351992 A JP2002351992 A JP 2002351992A JP 2002351992 A JP2002351992 A JP 2002351992A JP 4031703 B2 JP4031703 B2 JP 4031703B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isoflavone
aglycone
bread
yeast
processed food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002351992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004180589A (ja
Inventor
功 山津
忠 里
Original Assignee
功 山津
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 功 山津 filed Critical 功 山津
Priority to JP2002351992A priority Critical patent/JP4031703B2/ja
Publication of JP2004180589A publication Critical patent/JP2004180589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4031703B2 publication Critical patent/JP4031703B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イソフラボンアグリコン含有加工食品及びその製造方法に関し、詳しくは、イソフラボンアグリコンを含有し且つパン酵母を用いた加工食品及びその製造方法に関する。
【0002】
【関連技術】
イソフラボン化合物は、大豆等の植物に含まれており、骨粗鬆症、更年期障害、乳癌及び動脈硬化等の予防効果が知られている(例えば、非特許文献1〜4参照。)。イソフラボン化合物は、大別すると配糖体と糖の結合していないアグリコンに分けられるが、天然のイソフラボン化合物の多くは配糖体である。イソフラボン配糖体は、摂取された後、体内で代謝分解され、イソフラボンアグリコンとなった後、吸収されるが、体内での代謝分解には個人差があった。更に、イソフラボンアグリコンは、生体内の活性本体であり、配糖体よりも吸収性が高いことが知られているため(例えば、非特許文献5参照。)、優れた薬理効果を得るには、イソフラボン配糖体よりもイソフラボンアグリコンを直接摂取する必要がある。
【0003】
イソフラボン配糖体をアグリコンに分解する方法としては、酵素処理や微生物処理による方法知られている。しかしながら、上記方法は煩雑な処理を要し、また、製造コストの上昇といった問題がある。
【0004】
イソフラボンアグリコンを含有する食品を直接得る方法として、特許文献1には、豆類に麹菌を接種して製麹し、この製麹処理による生成物に加水することにより当該生成物中に含まれるイソフラボン配糖体を分解してアグリコンを得、前記豆類を原料とした生成物を得る方法が開示されている。また、特許文献2には豆乳に乳酸菌を接種、培養してイソフラボンアグリコンを多く含有する発酵豆乳を得る方法が開示されている。しかしながら、上記方法はいずれも豆類を主原料とするものであり、豆類以外を主原料とする食品に関しては、あらかじめ上記処理を行い、抽出・分離されて得られたアグリコンを添加せねばならず、作業性が悪く、経済的にも問題があった。
【0005】
【非特許文献1】
Blair H. C. et al.: J. Cellular Biochem., 61, 629 (1996)
【非特許文献2】
Murkies A. L. et al.: Maturitas, 21, 189 (1995)
【非特許文献3】
Herman C. et al.: J. Nutr., 125, 757S (1995)
【非特許文献4】
Kirk E. A. et al.: Nutr., 128, 954 (1998)
【非特許文献5】
宮澤ら:「化学と生物」38:107(2000)
【特許文献1】
特許第3014145号公報
【特許文献2】
特開2001−333692号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、予め酵素処理や微生物処理を行うことなく製造することができる、骨粗鬆症、更年期障害、乳癌及び動脈硬化等の予防効果を有するイソフラボンアグリコンの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のイソフラボンアグリコンの製造方法は、加工食品原料中にイソフラボン配糖体及びパン酵母を配合する工程と、該加工食品の製造中に該イソフラボン配糖体を該パン酵母により分解してイソフラボンアグリコンとする工程とを有することを特徴とする。
【0008】
上記加工食品として、特に、パンまたはピザが好ましい。
【0009】
本発明方法を適用して製造されるパンは、イソフラボンアグリコンを含有するものである
【0010】
本発明のイソフラボンアグリコンの製造方法によれば、加工食品原料中にイソフラボン配糖体及びパン酵母を配合、該加工食品の製造中に該イソフラボン配糖体を該パン酵母により分解してイソフラボンアグリコンとするので加工食品中にイソフラボンアグリコンを含有させることができる
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これらの実施の形態は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
【0012】
本発明において用いるイソフラボン配糖体としては、イソフラボン配糖体そのものを用いてもよく、イソフラボン配糖体を含むイソフラボン配糖体含有物を用いても良い。イソフラボン配糖体含有物としては、特に限定されないが、例えば、大豆由来のものが好適に用いられる。大豆由来のものとしては、例えば、大豆抽出物や、大豆胚芽、大豆粉末等を用いても良く、大豆そのものでもよい。イソフラボン配糖体の添加量は、特に限定されないが、小麦粉に対して、0.01〜0.5重量%程度添加すれば十分である。
【0013】
本発明において用いるパン酵母としては、パン製造に使用される酵母であれば良く、特に限定されない。
【0014】
本発明において、加工食品原料とは、特に限定されないが、パンの場合には、粉(小麦粉又はライ麦粉)、水、食塩等をいう。その他、砂糖、油脂、イースト・フード、牛乳、香味料等の通常パンの製造に用いられているような原料を添加することができる。ピザの場合には、小麦粉、塩、オリーブ油等をいう。上記以外にも、従来パン生地に添加されるものを用いることができる。
【0015】
本発明のイソフラボンアグリコン含有加工食品は、パンやピザ等のパン酵母を用いて製造される加工食品であり、該加工食品の原料にイソフラボン配糖体及びパン酵母を添加し、該加工食品の製造中に、パン酵母を用いてイソフラボン配糖体をイソフラボンアグリコンに分解することにより、イソフラボンアグリコンを含有させた加工食品である。上記したように、パン酵母を発酵させる際に、原料中に含まれるイソフラボン配糖体をパン酵母によりアグリコンに分解させることにより、煩雑な処理を必要とせずに、イソフラボンアグリコンを含有する加工食品を直接得ることができる。よって、本発明のイソフラボンアグリコン含有加工食品によれば、個人差なく、吸収率の高いイソフラボンアグリコンを摂取することができ、少量で優れた薬理効果が期待できる。
【0016】
上記加工食品としては、パン酵母を用いて製造される加工食品が挙げられるが、パンまたはピザが特に好ましい。パンの種類は特に限定されず、例えば、食パン、ロールパン、菓子パン、乾パン等が挙げられる。パン及びピザの製造方法は、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、パンの場合、下記実施例で示したような方法等が挙げられる。また、ピザの場合、例えば、小麦粉にパン酵母、塩、オリーブ油、及びイソフラボン配糖体等を添加し、混合して生地を作り、発酵させた後、ガス抜きを行い、整形し、具の盛り付けを行いオーブンで焼く方法等が挙げられる。パンやピザは、日常的に大量に摂取する食品であるため、手軽に、有効量のイソフラボンアグリコンを日常的に摂取することが可能である。
【0017】
【実施例】
以下に本発明方法の実施例をあげてさらに具体的に説明するが、これらの実施例は例示的に示されるもので限定的に解釈されるべきでないことはいうまでもない。
【0018】
大豆抽出物(イソフラボン配糖体含量40%)をイソフラボン配糖体含有物として用い、小麦粉に対して、0.075重量%添加した。
【0019】
(実施例1)
イソフラボンアグリコンを含有する食パンを作るために、次の材料を準備した。
(i)小麦粉(OK粉):5,000g(100重量部)
(ii)砂糖(上白糖):350g(7.0重量部)
(iii)食塩:90g(1.8重量部)
(iv)油脂(ブロンテ):300g(6.0重量部)
(v)脱脂粉乳:150g(3.0重量部)
(vi)パン酵母:150g(3.0重量部)
(vii)大豆抽出物:3.75g(0.075重量部)
(viii)水:3,250g(65.0重量部)
【0020】
予め、小麦粉に大豆抽出物を添加し、充分に混合した後、上記材料を混合してパン生地を作り、内部の温度が28℃、湿度が72%に保たれた発酵室の中で90分間発酵させた後、ガス抜きを行い、表面を丸め再び30〜32℃で30分間ねかせる。次に、パン生地の整形・型詰を行い、32℃の発酵器で50分間発酵させる。その後、内部の温度が220℃に保たれたオーブンの中で50分間焼いた。
【0021】
(財)日本健康・栄養食品協会法に従い分析を行った。上記得られたパンの中側の部分からサンプルを摂取し、アブデルハルデン乾燥器で、室温8時間乾燥後、翌日まで放置して重量を測定する。次に乳鉢でこれを摩砕後、その0.5gを精秤して70%エタノール25mLで30分間イソフラボンを攪拌抽出する。次に、これを遠心分離機にかけ(5000rev/分,30分間)、上澄液を分取後、沈殿を同様にこの後2回抽出を行う。上澄液を全て合わせ100mLにメスアップして試験溶液とする。試験溶液は0.45μmのメンブランフィルターでろ過後、HPLCにて分析を行う。結果を表1に示す。HPLCの分析条件は、下記の通りである。なお、パン中水分量は35.6%であった。
【0022】
HPLC分析条件
検出器:UV 245nm
カラム:ODSカラム5μL 250×4.6mmI.D.
恒温槽:35℃
移動相:0.1%酢酸水溶液/アセトニトリル混液(85:15→65:35、50分間直線グラジェント)
流量:1.0mL/分
注入量:10μL
【0023】
【表1】
Figure 0004031703
【0024】
表1に示した如く、得られたパン抽出物中のイソフラボン配糖体の79.5%は、分解されイソフラボンアグリコンに変換されていた。従って、大豆抽出物中に存在していたイソフラボン配糖体がパン製造工程中に分解されイソフラボンアグリコンとなり、イソフラボンアグリコンを含有するパンが得られることが判った。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたごとく、本発明によれば、予め酵素処理や微生物処理を行うことなく簡便に製造できる、骨粗鬆症、更年期障害、乳癌及び動脈硬化等の予防効果を有するイソフラボンアグリコン含有加工食品が提供できる。本発明によれば、味覚を損なうことなく、イソフラボンアグリコンを含有する加工食品を直接得ることができるため、個人差なく、吸収率の高いイソフラボンアグリコンを摂取することができ、優れた薬理効果が期待できる量のイソフラボンアグリコンを日常的に摂取することができる。

Claims (1)

  1. 加工食品原料中にイソフラボン配糖体及びパン酵母を配合する工程と、該加工食品の製造中に該イソフラボン配糖体を該パン酵母により分解してイソフラボンアグリコンとする工程とを有することを特徴とするイソフラボンアグリコン製造方法。
JP2002351992A 2002-12-04 2002-12-04 イソフラボンアグリコンの製造方法 Expired - Fee Related JP4031703B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002351992A JP4031703B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 イソフラボンアグリコンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002351992A JP4031703B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 イソフラボンアグリコンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004180589A JP2004180589A (ja) 2004-07-02
JP4031703B2 true JP4031703B2 (ja) 2008-01-09

Family

ID=32753732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002351992A Expired - Fee Related JP4031703B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 イソフラボンアグリコンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4031703B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108094473A (zh) * 2018-02-01 2018-06-01 广州聚澜健康产业研究院有限公司 一种绿茶麻花条及其制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7141090B2 (ja) * 2018-05-25 2022-09-22 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 イソフラボンを含有するグルテン不使用米粉パンの製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251041A (en) * 1976-10-15 1977-04-23 Gist Brocades Nv Edible composition
JPH10210946A (ja) * 1997-01-31 1998-08-11 Fuji Oil Co Ltd 大豆胚軸利用食品及びその製造法
JPH1189589A (ja) * 1997-09-19 1999-04-06 Fuji Oil Co Ltd 大豆胚軸を原料としたイソフラボン化合物を含有する生成物の 製造法
JP3253017B2 (ja) * 1998-08-12 2002-02-04 不二製油株式会社 大豆胚軸加工品を用いる食品
IL164349A0 (en) * 2002-04-25 2005-12-18 Dsm Ip Assets Bv Dry yeast composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108094473A (zh) * 2018-02-01 2018-06-01 广州聚澜健康产业研究院有限公司 一种绿茶麻花条及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004180589A (ja) 2004-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1533382B1 (en) Beta glucan-containing fat and oil compositions and novel microorganism capable of producing beta-glucan
KR101750154B1 (ko) 노화지연 효과가 우수한 쌀 발효액종, 쌀 빵 및 이의 제조방법
JP4908424B2 (ja) 醸造用種麹、醸造用麹、及び醸造食品、並びにその製造法
US20240206511A1 (en) Development of natural seasoning using lactic acid bacteria fermented product of oyster mushroom and winter mushroom
CN106722519A (zh) 一种紫薯的综合利用方法
JP4031703B2 (ja) イソフラボンアグリコンの製造方法
JP2007068441A (ja) 乳酸菌を用いた醗酵種の調製方法
KR20090041083A (ko) 녹차식초의 제조방법
WO2020146650A1 (en) Food and beverage products comprising ascomycetes
KR101913351B1 (ko) 항비만 효능의 발효반죽 제조방법
RU2492654C1 (ru) Способ производства хлебобулочного изделия для диетического питания
KR101068692B1 (ko) 상황버섯 자실체 유래의 베타글루칸 성분을 함유하는 면역기능 개선용 건강보조식품
JP3587778B2 (ja) 脱脂ゴマを発酵することによりsod様活性画分および抗酸化活性画分を得る方法、並びにそれにより得られるsod様活性画分および抗酸化活性画分
KR101842196B1 (ko) 견과류 홍국 배양물을 이용한 기능성 막걸리 및 이의 제조방법
JP3783915B2 (ja) 納豆菌由来の生理活性物質
KR101909936B1 (ko) 천연식품 원료의 유산균 발효액을 함유하는 면역활성 증진 기능성 식품 조성물 및 그 제조방법
JP3727893B2 (ja) 植物ステロール含有加工食品の製造方法
RU2456804C1 (ru) Способ производства хлеба
KR102328742B1 (ko) 신규한 와이셀라 시바리아 균주 및 이의 유청 발효물을 포함하는 비만 또는 지방간 질환의 예방 또는 개선용 식품 조성물
KR20180026428A (ko) 검정콩 메주, 개똥쑥 또는 녹차 및 죽염을 포함하는 된장, 된장분말, 된장환 및 그 제조방법
RU2735784C1 (ru) Хлеб "чаман"
KR102607894B1 (ko) 인삼발효종의 제조방법
JPH08173078A (ja) 新規発酵調製物およびその製造方法
KR102519330B1 (ko) 인삼 부산물 발효성분을 함유하는 빵
CN117322629B (zh) 一种基于发酵酶解工艺的马蹄降脂组合物的制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070808

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees