JP4031288B2 - 被覆電線を端子に溶接するための接合方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被覆電線を端子に溶接するための接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開昭62−208579号公報には、被覆電線を端子に溶接するための接合構造が開示されている。この従来の接合構造を図4(A)〜図4(D)を参照して説明する。この接合構造では、被覆電線1の先端部の絶縁被覆2を剥ぎ取り、芯線(即ち、導体)3を露出させ、その芯線3を図4(A)に示したように、固定ダイス4の凹部4aに挿嵌させ、該凹部4aに可動ダイス5を押下させて芯線3の先端を図4(B)に示されるように締め固める。次いで、図4(C)に示されるように、被覆電線1の芯線3の先端を端子6に載置して、その上方から電極7によって芯線3の先端を端子6上に押し付け、該電極7によって芯線3の先端を端子6に溶接する(図4(D)参照)。尚、被覆電線2の芯線3は、複数の細い導線の束からなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような端子6と被覆電線1との接合構造では、溶接に先立って芯線3の先端部がバラケないように、予めダイス4,5によって芯線3の先端を締め固めているが、単に芯線3の先端を圧縮しているだけなので確実に固めているとは言えない。それ故、該芯線3の先端を端子6に溶接しても、その溶接部から芯線3の一部がホツレて端子6からはみ出す可能性がある。従って、そのホツレた芯線3の一部と他の電気回路とのショートを防ぐため、溶接部を熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等によって覆う必要がある。しかしながら、熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等といった構成部品が増え、その煩雑な取付工程が必要となるため、組み立て作業工数の増加により生産性が低下するだけでなく費用も掛かる。そこで、芯線3の先端を押し固めるのではなく、溶接することが考えられるが、それによって2回の溶接工程が必要となる。従って、作業工数の増加となり、生産性が低下するだけでなく費用も掛かるので、優れた改善策とは言えない。
【0004】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、芯線の先端を溶接に先立って締め固める必要がなく、それ故、作業効率を高めることができる、被覆電線を端子に溶接するための接合方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、本発明の被覆電線を端子に溶接するための接合方法は、請求項1に記載したように、
相手方端子と接続するための端子接続部を一端に有する端子に、複数の芯線の束が絶縁被覆された被覆電線を接合し、当該端子の他端から導出するための接合方法であって、
前記端子には、前記他端の側で前記被覆電線を絶縁被覆の上から加締めて保持する電線加締部と、前記他端と前記端子接続部との間で前記被覆電線の露出された芯線が溶接により接合される接合部とを設け、
前記被覆電線には、当該被覆電線の先端部において芯線の束線状態が維持されるように先端部に前記絶縁被覆の一部を残しながら、前記接合部に対応する位置の前記絶縁被覆を除去して芯線の露出部を形成し、
前記露出部を前記接合部に溶接により接合した後、前記電線加締部で前記被覆電線を加締めることを特徴としている。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、被覆電線の先端部において芯線の束線状態が維持されるように当該被覆電線の先端部の被覆が一部残されながら除去されるので、このように被覆電線の先端に被覆を残すことによって芯線先端のバラケが防止され、その状態で芯線の露出部を端子に溶接することができる。従って、熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等の煩雑な取付工程を省略でき、且つ溶接工程も1回で済むので、従来の接合構造と比較してコストダウンできる。
【0007】
また、本発明の被覆電線を端子に溶接するための接合方法は、請求項2に記載したように、
前記端子の電線加締部が、前記端子の他端から、前記接合部に接合された前記被覆電線の先端部の位置にわたって形成されており、前記電線加締部で前記被覆電線を加締めたとき、前記露出部が、併せて当該電線加締部で覆われて加締められることを特徴としている。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、電線加締部により芯線の露出部が完全に覆われるので、芯線を悪環境から保護することができる。特に芯線の材料が、塩水等が掛かるような悪環境において腐食が懸念されるアルミニウムである場合でも、腐食が防止されるため、安定した接合が維持できる。
【0009】
また、本発明の被覆電線を端子に溶接するための接合方法は、請求項3に記載したように、前記被覆電線の芯線の露出部が、前記被覆電線の先端部の絶縁被覆を一部残しながら当該絶縁被覆を剥ぎ取ることにより形成されることを特徴としている。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、被覆電線の先端部において芯線の束線状態が維持されるように当該被覆電線の先端部の被覆が一部残されながら剥ぎ取られるので、このように被覆電線の先端に被覆を残すことによって芯線先端のバラケが防止され、その状態で芯線の露出部を端子に溶接することができる。従って、熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等の煩雑な取付工程を省略でき、且つ溶接工程も1回で済むので、従来の接合構造と比較してコストダウンできる。
【0011】
また、本発明の被覆電線を端子に溶接するための接合方法は、請求項4に記載したように、
前記被覆電線の芯線の露出部が、前記被覆電線の絶縁被覆に周方向の切り込みを入れ、前記被覆電線の先端部側の絶縁被覆を当該被覆電線の基端側の絶縁被覆から分離して、軸方向に移動することにより形成されることを特徴としている。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、被覆電線の先端部において芯線の束線状態が維持されるように当該被覆電線の先端部の被覆が該被覆電線の基端側被覆から分離され且つ軸方向に移動されるので、このように被覆電線の先端に被覆を残すことによって芯線先端のバラケが防止され、その状態で芯線の露出部を端子に溶接することができる。従って、熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等の煩雑な取付工程を省略でき、且つ溶接工程も1回で済むので、従来の接合構造と比較してコストダウンできる。
【0013】
また、本発明の被覆電線を端子に溶接するための接合方法は、請求項5に記載したように、
前記被覆電線の先端部に残された部分の前記絶縁被覆が環状の被覆部を構成していることを特徴としている。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、被覆電線の絶縁被覆から分離された、当該絶縁被覆の一部であった、環状被覆部が、被覆電線の芯線の束線状態を維持するように該芯線の先端に残されるので、芯線先端のバラケが防止され、その状態で芯線の露出部を端子に溶接することができる。従って、当該被覆電線と溶接により結合された端子に熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等を取付ける煩雑な取付工程を省略でき、且つ溶接工程も1回で済むので、従来と比較してコストダウンできる。
【0015】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明の実施の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1(A)〜図1(D)は、本発明に係る被覆電線を端子に溶接するための接合構造の一実施形態を示したもので、被覆電線を端子に溶接するための作業手順を示している。
【0018】
図1(A)〜図1(D)に示されるように、端子10は、一端に相手方端子と接続するための端子接続部11を有し且つ、他端に被覆電線20の絶縁被覆21を加締めて保持するための電線加締部12を有しており、そして、端子接続部11と電線加締部12との間に被覆電線20の芯線(即ち、導体)22が溶接により接合される接合部13を備えている。尚、被覆電線20は、複数の細い導線の束からなる芯線22の外周面を管状の絶縁被覆21で覆った電線である。また、被覆電線20の先端部20aにおける芯線22の一部の外周面は、露出されて露出部22aが形成されている。この露出部22aを形成するため、被覆電線20の先端20bの芯線22(換言すれば、芯線22の先端)には、絶縁被覆21から分離された、該絶縁被覆21の一部であった、環状被覆部23が残されている。そして、この環状被覆部23によって芯線22の先端の束線状態が維持されている。尚、被覆電線20の先端部20aの加工方法については、後程、図3(A)および図3(B)を参照して説明する。
【0019】
端子10には、以下のようにして被覆電線20が結合される。
先ず、図1(A)に示されるように、先端部20aが加工された被覆電線20を設ける。次いで、図1(B)に示されるように、端子10の接合部13上に被覆電線20から露出させた芯線22の露出部22aを載置し、その上方から超音波ホーン30等によって露出部22aを接合部13に押し付け、該超音波ホーン30等によって露出部22aを接合部13に溶接する。次いで図1(C)に示されるように、クリンパ31によって電線加締部12,12を被覆電線20の基端側の絶縁被覆21の先端21aで加締めて、被覆電線20を端子10に固定する(図1(D)参照)。尚、電線加締部12,12は、図1(D)に示されるように、互いの先端面を対向させ且つ突き合わすように曲げられてもよいが、溶接部Aへの応力を抑制することが重要であるので、重なり合うように曲げられてもよい。
【0020】
この接合構造では、環状被覆部23によって芯線22の先端の束線状態が維持されるので、芯線22の露出部22aがバラけることなく、端子10の接合部13に溶接される。そして、結合された端子10と被覆電線20は、図1(D)に示されるように、端子10と芯線22が溶接部Aによって電気的に強固に結合され、電線加締部12,12によって端子10と被覆電線20が機械的に強固に結合される。従って、熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等の煩雑な取付工程を省略でき、且つ溶接工程も1回で済むので、従来の接合構造と比較してコストダウンできる。
【0021】
図2(A)および図2(B)は、本発明に係る被覆電線を端子に溶接するための接合構造の変形例を示したものである。
【0022】
この接合構造では、図2(A)に示されるように、端子10Aに取り付けられる被覆電線20の先端20bから基端側の絶縁被覆21の先端21aにわたって電線加締部14,14を形成している。そして、芯線22の露出部22aを図1(A)〜図1(D)に示される実施形態と同様に、端子10Aの接合部13に溶接し、クリンパ31によって電線加締部14,14を被覆電線20の先端20bと絶縁被覆21の先端21aに加締めて、被覆電線20を端子10Aに固定する(図2(B)参照)。このようにして被覆電線20と端子10Aが結合される構造では、図2(B)に示されるように、被覆電線20における芯線22の露出部22aが完全に覆われる。電線加締部14,14によって芯線22の露出部22aが完全に覆われるので、芯線22を悪環境から保護することができる。特に芯線22の材料が、塩水等が掛かるような悪環境において腐食が懸念されるアルミニウムである場合でも、腐食が防止されるため、安定した接合が維持できる。尚、電線加締部14,14は、図2(B)に示されるように、互いの先端面を対向させ且つ突き合わすように曲げられてもよいが、溶接部Aへの応力を抑制することおよび溶接部Aを覆うことが重要であるので、重なり合うように曲げられてもよい。尚、この変形例の場合、溶接後に環状被覆部23を被覆電線20から取り除いてもよい。
【0023】
さて、図3(A)および図3(B)を参照して、被覆電線20の先端部20aに係る2つの好適な加工方法の例を説明する。これらの加工方法によって加工された被覆電線20は、前述の実施形態と、その変形例の、どちらでも用いることができる。
【0024】
加工方法の第1例は、図3(A)に示されるように、先ず、被覆電線20の軸方向と交差する方向に絶縁被覆21の周りに2つの切り込みY,Yを入れる。次に、2つの切り込みY,Yの間に、被覆電線20の軸方向に沿って切り込みXを入れる。その後、絶縁被覆21の部分21bを剥ぎ取ることによって、絶縁被覆21の一部であった環状被覆部23が被覆電線20の先端20bに残され、これにより芯線22の露出部22aが形成される。
【0025】
次に、加工方法の第2例は、図3(B)に示されるように、先ず、被覆電線20の軸方向と交差する方向に絶縁被覆21の周りに1つの切り込みZを入れるようにカッター100を被覆電線20に刺す。その後、被覆電線20の基端側を保持しながらカッター100を被覆電線20の軸方向に沿って被覆電線20の先端20bの方へ移動させることにより環状被覆部23が移動される。このとき、環状被覆部23が被覆電線20から抜け落ちないように、被覆電線20の先端20bの所に環状被覆部23の基端側部分が位置するようにカッター100の移動を停止する。これによって、絶縁被覆21の一部であった環状被覆部23が被覆電線20の先端20bに残されて、芯線22の露出部22aが形成される。
【0026】
尚、本発明は、前述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、適宜、変形,改良,等が可能である。その他、前述した実施形態およびその変形例における各構成要素の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所,等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0027】
尚、前述の実施形態およびその変形例においては、所謂LA端子(JIS規格の自動車用丸形板端子の略号名称)に本発明を適用した例が示されているが、本発明の端子がLA端子に限定されないことは言うまでもない。尚、本発明をLA端子に適用する場合、その相手方端子は例えばバッテリーポスト等である。また、前述の実施形態およびその変形例では、溶接機の一例として超音波ホーンを用いているが、電線を端子に溶接できる装置であれば、何でもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、被覆電線の先端部において芯線の束線状態が維持されるように当該被覆電線の先端部の被覆が一部残されながら剥ぎ取られるので、被覆電線の先端に被覆を残すことによって芯線先端のバラケが防止され、その状態で芯線の露出部を端子に溶接することができる。従って、熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等の煩雑な取付工程を省略でき、且つ溶接工程も1回で済むので、従来の接合構造と比較してコストダウンできる。
【0029】
また、本発明によれば、被覆電線の先端部において芯線の束線状態が維持されるように当該被覆電線の先端部の被覆が該被覆電線の基端側被覆から分離され且つ軸方向に移動されるので、被覆電線の先端に被覆を残すことによって芯線先端のバラケが防止され、その状態で芯線の露出部を端子に溶接することができる。従って、熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等の煩雑な取付工程を省略でき、且つ溶接工程も1回で済むので、従来の接合構造と比較してコストダウンできる。
【0030】
また、本発明によれば、電線加締部により芯線の露出部が完全に覆われるので、芯線を悪環境から保護することができる。特に芯線の材料が、塩水等が掛かるような悪環境において腐食が懸念されるアルミニウムである場合でも、腐食が防止されるため、安定した接合が維持できる。
【0031】
尚、本発明によれば、被覆電線の絶縁被覆から分離された、当該絶縁被覆の一部であった、環状被覆部が、被覆電線の芯線の束線状態を維持するように該芯線の先端に残されるので、芯線先端のバラケが防止され、その状態で芯線の露出部を端子に溶接することができる。従って、溶接によって当該被覆電線と結合された端子のための熱収縮絶縁チューブや絶縁テープ等の煩雑な取付工程を省略でき、且つ溶接工程も1回で済むので、従来と比較してコストダウンできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は、本発明に係る被覆電線を端子に溶接するための接合構造の一実施形態を示す斜視図であり、端子に電線を結合させる作業手順を示した図でもある。
【図2】(A)および(B)は、図1(A)〜(D)の接合構造の変形例を示す斜視図であり、その作業手順を示した図でもある。
【図3】(A)および(B)は、被覆電線の先端部の加工に関して2つの好適な加工方法の例を説明するための図である。
【図4】(A)〜(D)は、従来の被覆電線を端子に溶接するための接合構造を示す斜視図であり、電線の芯線を端子に接合させる作業手順を示した図でもある。
【符号の説明】
10 端子
10A 端子
11 端子接続部
12 電線加締部
13 接合部
14 電線加締部
20 被覆電線
21 絶縁被覆
22 芯線
22a 露出部
23 環状被覆部
30 超音波ホーン
31 クリンパ
A 溶接部
Claims (5)
- 相手方端子と接続するための端子接続部を一端に有する端子に、複数の芯線の束が絶縁被覆された被覆電線を接合し、当該端子の他端から導出するための接合方法であって、
前記端子には、前記他端の側で前記被覆電線を絶縁被覆の上から加締めて保持する電線加締部と、前記他端と前記端子接続部との間で前記被覆電線の露出された芯線が溶接により接合される接合部とを設け、
前記被覆電線には、当該被覆電線の先端部において芯線の束線状態が維持されるように先端部に前記絶縁被覆の一部を残しながら、前記接合部に対応する位置の前記絶縁被覆を除去して芯線の露出部を形成し、
前記露出部を前記接合部に溶接により接合した後、前記電線加締部で前記被覆電線を加締めることを特徴とする被覆電線を端子に接合するための接合方法。 - 前記端子の電線加締部が、前記端子の他端から、前記接合部に接合された前記被覆電線の先端部の位置にわたって形成されており、前記電線加締部で前記被覆電線を加締めたとき、前記露出部が、併せて当該電線加締部で覆われて加締められることを特徴とする請求項1に記載した被覆電線を端子に接合するための接合方法。
- 前記被覆電線の芯線の露出部が、前記被覆電線の先端部の絶縁被覆を一部残しながら当該絶縁被覆を剥ぎ取ることにより形成されることを特徴とする請求項1に記載した被覆電線を端子に接合するための接合方法。
- 前記被覆電線の芯線の露出部が、前記被覆電線の絶縁被覆に周方向の切り込みを入れ、前記被覆電線の先端部側の絶縁被覆を当該被覆電線の基端側の絶縁被覆から分離して、軸方向に移動することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載した被覆電線を端子に接合するための接合方法。
- 前記被覆電線の先端部に残された部分の前記絶縁被覆が環状の被覆部を構成していることを特徴とする請求項1に記載した被覆電線を端子に接合するための接合方法。
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