JP4030780B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機の技術分野に属し、より詳細には、携帯電話機本体の開閉操作により機能の切替を行う携帯電話機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
最近の携帯電話機は、電子メールや着信メロディ、ブラウザ等の多彩な機能が搭載されており、電話機としてだけでなく情報端末としても利用されている。そのため、高機能化と情報処理量の増加からより多くの情報量を表示できる大きな画面のものが求められている。しかしながら一方では、小型化や軽量化といった携帯性の要求も強い。
【0003】
そこで、大画面化の要請と携帯性の要請を共に満たすものとして、本体を2つに分割して折畳可能な構造とする、いわゆる折畳式携帯電話機が主流となりつつある。また、同様の理由から本体を2つに分割しスライド構造により収縮可能なスライド式携帯電話機も開発されている。
【0004】
このような折畳式又はスライド式携帯電話機においては、形態の変化のないいわゆる一体型携帯電話機とは異なり、形態の変化に応じた機能の切替の必要性がでてくる。
【0005】
例えば、画面表示機能については、折り畳んで閉じた状態では画面表示は必要ではなく、消費電力削減のため画面表示はオフにし、本体を開いた状態のときにのみ画面表示するように機能を切替できればよい。
【0006】
そこで、携帯電話機の形態の変化により機能を切替えるため、例えば特開2001−257754号公報に開示されているように、本体が折り畳まれているか否かを検知する手段を携帯電話機に設ける方法がある。この方法によれば、本体が折り畳まれている状態を検知したときと折り畳まれていない状態を検出したときとで機能を切替えることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これらの折畳や収納可能な携帯電話機においては、ユーザーは使用状態に応じて形態を変化させる。例えば、電話やメール使用時には折畳式携帯電話機を全開状態にし、机の上に置くときは、倒れないように半開きの状態にし、ポケット等に収納し携帯するときには、折り畳んで閉じた状態にする。
【0008】
しかしながら、上述した従来の携帯電話機の構成によると、携帯電話機が開いた状態にあるか否かの検出を行うのみであるため、ユーザーのさまざまな使用状態に応じて携帯電話機の機能を切替えることはできなかった。
【0009】
そのためユーザーは、その使用状態に応じて機能の切替を手動のボタン操作で行わなければならず、不便であった。
【0010】
そこで本発明は上記の問題点に鑑みて為されたものであり、その課題は、ユーザーの使用状態に合わせて携帯電話機の各種機能を切替可能とし、また操作の簡易化を可能とする携帯電話機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、第一の筐体と第二の筐体とがヒンジ部を介して相互に回転し開閉可能な構造の携帯電話機において、当該携帯電話機の閉状態を検出する第一の検出手段と、前記携帯電話機の全開状態を検出する第二の検出手段と、前記第一の検出手段と前記第二の検出手段によって夫々検出された検出結果に基づいて前記携帯電話機が閉状態、全開状態、又は全開状態と閉状態との間の状態である半開状態、のいずれの状態にあるかを判定する判定手段と、ユーザーが入力した指示入力に基づいて、前記携帯電話機が有する複数の機能のうち、開閉状態に応じた機能を割り当てる割当手段とを備えるように構成され、前記閉状態、前記全開状態、前記半開状態の夫々の状態に対して、前記携帯電話機が有する複数の機能のうちいずれか一の機能を割り当て、前記判定された状態に応じて前記機能の切替制御を行う制御手段を備え、着信時での着信通知機能においては、前記割り当てる機能として、着信音のみ、バイブレータのみ、または、着信音とバイブレータの併用、のどれかであることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯電話であって前記割り当てる機能が、閉状態時は着信音とバイブレータの併用、全開状態はバイブレータのみ、半開状態は着信音のみ、であることを特徴とする。
【0022】
請求項に記載の発明は、第一の筐体と第二の筐体とが互いにスライド可能に連結し伸縮可能な携帯電話機において、当該携帯電話機の閉状態を検出する第一の検出手段と、前記携帯電話機の全開状態を検出する第二の検出手段と、前記第一の検出手段と前記第二の検出手段によって夫々検出された検出結果に基づいて前記携帯電話機が全開状態、閉状態、又は全開状態と閉状態との間の状態である半開状態、のいずれの状態にあるかを判定する判定手段と、ユーザーが入力した指示入力に基づいて、前記携帯電話機が有する複数の機能のうち、開閉状態に応じた機能を割り当てる割当手段と、前記閉状態、前記全開状態、前記半開状態の夫々の状態に対して、前記携帯電話機が有する複数の機能のうちいずれか一の機能を割り当て、前記判定された状態に応じて前記機能の切替制御を行う制御手段を備えて構成され、着信時での着信通知機能においては、前記割り当てる機能として、着信音のみ、バイブレータのみ、または、着信音とバイブレータの併用のどれかであることを特徴とする。
【0024】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の携帯電話であって前記割り当てる機能が、閉状態時は着信音とバイブレータの併用、全開状態はバイブレータのみ、半開状態は着信音のみ、であることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
(I)第1実施形態
本発明に好適な第1の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0029】
本実施形態は、折畳式携帯電話機の開閉状態を検出し、検出した開閉状態に応じて携帯電話機の有する複数の機能を切替える場合についてのものである。
(1)全体構成
まず、本発明に係る折畳式携帯電話機の構成について図1を用いて説明する。
【0030】
図1は本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯電話機の外観構成例を示す図である。
【0031】
図1に示すように折畳式携帯電話機1は、大別して第一の筐体としての本体部2と、第二の筐体としてのカバー部3と、ヒンジ部としてのヒンジ機構4と、各種情報を表示するディスプレイ5と、入力手段としての操作部12と、を含んで構成される。
【0032】
折畳式携帯電話機1は、本体部2とカバー部3とがヒンジ機構4を介して相互に回転し開閉可能な構造となっている。
【0033】
ここで、図2を用いて折畳式携帯電話機1の開閉状態について説明する。
【0034】
図2は本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯電話機1の開閉状態を示す側面図である。
【0035】
図2(A)は、折畳式携帯電話機1が完全に折りたたまれ閉じた状態にあることを示しており、この状態を本明細書においては閉状態と呼ぶ。
【0036】
図2(B)は、折畳式携帯電話機1が完全に開いた状態にあることを示しており、この状態を本明細書においては全開状態と呼ぶ。
【0037】
図2(C)は、折畳式携帯電話機1が全開状態と閉状態との間の状態にあることを示しており、この状態を本明細書においては半開状態と呼ぶ。
【0038】
次に折畳式携帯電話機1の機能について図3を用いて説明する。
【0039】
図3は本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯電話機1の機能ブロックの一例を示す図である。
【0040】
折畳式携帯電話機1は、ディスプレイ5と、閉状態検出回路6と、全開状態検出回路7と、CPU8と、各種機能設定等を記憶するメモリ9と、折畳式携帯電話機1を振動させるバイブレータ10と、ディスプレイ5の画面表示を明るくするための光源としてのバックライト11と、操作部12と、を含んで構成する。
【0041】
閉状態検出回路6は、折畳式携帯電話機1の開閉状態が閉状態にあるか否かを検出する第一の検出手段として機能し、全開状態検出回路7は開閉状態が全開状態にあるか否かを検出する第二の検出手段として機能する。
【0042】
CPU8は、2つの検出回路の検出結果により折畳式携帯電話機1の開閉状態が、閉状態、全開状態、または半開状態のいずれの状態にあるかを判定する判定手段として機能する。またCPU8は開閉状態の判定結果に応じて、入力手段として機能する操作部12を通じてメモリ9に設定記憶されたユーザーの指定する動作を行うようにバックライト11やディスプレイ5やバイブレータ10の動作を制御する制御手段としても機能する。
(2)開閉状態の検出
次に、折畳式携帯電話機1の開閉状態の検出動作について説明する。
【0043】
これらの検出回路は本体部2の内部とカバー部3の内部の2箇所に設置された素子の接近状態によって異なる2つの信号を送出する回路である。閉状態検出回路6と全開状態検出回路7は原理的には同じものであるが、素子を設置する個所がそれぞれ異なっている。
【0044】
ここでは図4により閉状態検出回路6を例にとり素子の接近状態の検出方法について説明する。
【0045】
図4は磁石式スイッチの検出動作を示す図である。
【0046】
閉状態検出回路6は、磁石13と磁力でON/OFF動作するスイッチ(磁力SW14)の2つの素子で構成されており、磁力SW14はCPU8と接続されており、磁力SW14はON/OFF状態によりそれぞれ異なる信号をCPU8に送出する。
【0047】
図4(A)に示すように磁石13が磁力SW14に接近すると磁力で磁力SW14はON状態になる。このとき磁力SW14はON状態であることを示す信号をCPU8に送出する。 図4(B)に示すように磁石が近くにない場合、磁力SW14はOFF状態になっている。このとき、磁力SW14はOFF状態であることを示す信号をCPU8に送出する。
【0048】
次に、図5を用いて開閉時の回路の動作について説明する。
【0049】
図5は本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯電話機の開閉検出動作を示す側面図である。
【0050】
図5(A)(B)に示すように、折畳式携帯電話機1にはカバー部3に磁石13、他方の本体部2には磁力SW14からなる閉状態検出回路6が設置してある。この2つの素子は折畳式携帯電話機1が図5(A)のように閉状態にある場合に接近し、図5(B)のように閉状態にない場合には離れるような位置に設置されている。
【0051】
折畳式携帯電話機1を閉じてカバー部3の磁力SW14と本体部2の磁石13を接近させた場合、磁力SW14は磁石13が接近したことによりON状態となり、閉状態検出回路6はCPU8にONを示す検出信号(閉状態検出信号)を送出する。
【0052】
折畳式携帯電話機1が全開状態または半開状態でカバー部3の磁力SW14と本体部2の磁石13が接近していない状態の場合、磁力SW14はOFF状態であり、閉状態検出回路6はCPU8にOFFを示す検出信号(非閉状態検出信号)を送出する。
【0053】
次に全開状態検出回路7の動作について説明する。
【0054】
図5(C)(D)に示すように、折畳式携帯電話機1にはカバー部3に磁石15、他方の本体部2には磁力SW15からなる全開検出回路7が設置され、この2つの素子は折畳式携帯電話機1が全開状態にある場合に接近し、半開状態又は閉状態の場合は接近しない位置に設置されている。
【0055】
図5(C)のように折畳式携帯電話機1を閉状態又は半開状態にしてカバー部3の磁力SWと本体部2の磁石が接近しない状態の場合、磁力SW16はOFF状態であり、全開検出回路7はCPU8にOFFを示す検出信号(非全開検出信号)を送出する。
【0056】
図5(D)のように折畳式携帯電話機1を完全に開いてカバー部3の磁力SW16と本体部2の磁石15が接近した場合、磁力SW16は磁石15が接近したことによりON状態となり、全開検出回路7はCPU8にONを示す検出信号(全開検出信号)を送出する。
【0057】
CPU8は以上の2つの検出回路からの信号により折畳式携帯電話機1の開閉状態が閉状態、全開状態、半開状態のいずれの状態にあるかを判別する。
【0058】
次に図6を用いて開閉状態の判別動作について説明する。
【0059】
図6は携帯電話機の開閉状態の判別動作を示すフローチャートである。
【0060】
まずCPU8は、まず閉状態検出回路6から送出される検出信号を受信し、折畳式携帯電話機1が閉状態にあるか否か判断する(ステップS1)。
【0061】
閉状態検出回路6から受信した検出信号が閉状態検出信号である場合には、CPU8は、折畳式携帯電話機1が閉状態にあると判断する(ステップS3)。
【0062】
閉状態検出回路6から受信した検出信号が非閉状態検出信号である場合には、CPU8は、全開検出回路7から送出される検出信号を受信し折畳式携帯電話機1が全開状態にあるか否か判断する(ステップS2)。
【0063】
全開検出回路7から受信した検出信号が全開検出信号である場合には、CPU8は、折畳式携帯電話機1が全開状態にあると判断する(ステップS4)。
【0064】
全開検出回路7から受信した検出信号が非全開検出信号である場合には、CPU8は、折畳式携帯電話機1が半開状態にあると判断する(ステップS5)。
【0065】
以上のように、閉状態を検出する回路とともに、全開状態を検出する回路を備えたことにより、折畳式携帯電話機の開閉状態を閉状態、全開状態及び半開状態のいずれの状態にあるか検出できる。
(3)開閉状態に応じた携帯電話機能の切替
以上の検出動作により検出された折畳式携帯電話機の各開閉状態、すなわち閉状態、全開状態、及び半開状態に応じて、携帯電話機が有する複数の機能の切替を行う動作について以下に説明する。
▲1▼着信動作の切替
まず、開閉状態に応じた着信通知機能の切替動作について図7を用いて説明する。
【0066】
図7は本発明の着信通知機能の切替動作を示すフローチャートである。
【0067】
通常、携帯電話機は電話着信時の着信時には着信音かバイブレータ、あるいはその両方を同時に用いて着信があったことをユーザーに通知する。ここでは、閉状態時の着信通知は着信音とバイブレータ10の併用、全開状態時の着信通知はバイブレータ10のみ、半開状態時の着信通知は着信音のみ、を夫々設定する例である。
【0068】
ユーザーは、操作部12のキー操作により閉状態、全開状態、及び半開状態の夫々の場合に折畳式携帯電話機1の着信通知方法を指定入力し、CPU12はメモリ9に当該着信通知方法を設定し(ステップS11)、その記録通りに着信通知を行うように設定を有効にする(ステップS12)。
【0069】
設定後、外部からの電話着信があった場合(ステップS13)、CPU8は折畳式携帯電話機1の開閉状態を判別し、開閉状態毎に設定した方法で着信通知を行う。
【0070】
閉状態で着信があった場合、CPU8は閉状態検出信号の受信により閉状態であると判断し(ステップS14)、着信音の鳴動開始とバイブレータ10の振動開始を命令する(ステップS16)。
【0071】
全開状態で着信があった場合、CPU8は非閉状態検出信号の受信により閉状態ではないと判断し(ステップS14)、全開検出信号の受信により全開状態であると判断し(ステップS15)、バイブレータ10の振動開始を命令する(ステップS17)。
【0072】
半開状態で着信があった場合、CPU8は非閉状態検出信号の受信により閉状態ではないと判断し(ステップS14)、非全開検出信号を受信することにより半開状態であると判断し、着信音の鳴動開始を命令する(ステップS18)。
【0073】
以上のように、開閉状態に応じて着信通知方法を切替えることが可能であるため、ユーザーの使用状態に応じた着信通知が可能である。
【0074】
また、各開閉状態に応じた着信通知方法の設定は変更可能であるため、ユーザーの意向に沿った着信通知動作が可能である。
▲2▼画面表示の切替
次に、本発明が全開状態か半開状態かを判別することが可能であることを利用して、全開状態と半開状態で画面表示を切替える場合について説明する。
【0075】
まず折畳式携帯電話機1の開閉状態が全開状態では待ち受け画面表示、半開状態では時刻表示をするようにメモリ9に設定する。
【0076】
設定後、折畳式携帯電話機1が全開状態の場合、CPU8は閉状態検出回路6及び全開状態検出回路7からそれぞれ非閉状態検出信号及び全開検出信号を受信することによりディスプレイ5に通常の画面表示を行うよう指示する。
【0077】
ユーザーが折畳式携帯電話機1を全開状態から半開状態にすると、CPU8は閉状態検出回路6及び全開状態検出回路7からそれぞれ非閉状態検出信号及び非全開検出信号を受信することにより折畳式携帯電話機1が全開状態から半開状態に変更されたことを判別する。判別後、CPU8は全開状態での画面等の設定情報をメモリ9に保存し、メモリ保存後にディスプレイ5の画面表示を時刻表示画面に変更する。
【0078】
ユーザーが時刻確認後、折畳式携帯電話機1を半開状態から全開状態に変更すると、CPU8は閉状態検出回路6及び全開状態検出回路7からそれぞれ非閉状態検出信号及び全開検出信号を受信することにより折畳式携帯電話機1が全開状態から半開状態に変更されたことを判別する。判別後、CPU8は先に保存した全開状態時の情報をメモリ9から読み出し、画面表示を前の全開状態と同様の状態に切替える。
【0079】
このように、ユーザーは折畳式携帯電話機を全開状態にしてメールを閲覧している時などに携帯電話機で時刻を知りたくなった場合には、メール閲覧機能を終了せずに、全開状態から半開状態に切替えることで簡単に時刻の確認ができ、また時刻確認後も、開閉状態を全開状態に戻すという簡単な操作で元のメール画面に戻ることができるため、ボタンの押下等に比べて操作が簡単である。
【0080】
以上ここでは切替える画面を時刻表示の場合について説明したが、その他カレンダー表示などユーザーが操作部12での入力を通じて画面表示を任意に設定することも可能である。
▲3▼バックライト点灯機能
次に、本発明が全開状態を認識できることを利用して、全開状態に切替する度にバックライトを点灯する場合について説明する。
【0081】
携帯電話機の有する機能をあらかじめ各開閉状態ごとに設定し、検出した開閉状態に応じて機能を切替える点で、上記▲1▼で説明した機能の切替と同様の切替動作により行うものである。
【0082】
まず、ユーザーは、操作部12のキー操作により携帯電話機1を全開状態にした場合にバックライト11を点灯させるようあらかじめ機能設定する。
【0083】
設定後、ユーザーが携帯電話機1の開閉状態を半開状態から全開状態にすると、全開状態検出回路7はそれまでの非全開検出信号の送出をやめ、全開検出信号を送出する。CPU8は受信する検出信号が、非全開検出信号から全開検出信号に変化したのを検出し、バックライト11を点灯させる。
【0084】
暗い場所での携帯電話機でのメール閲覧などにおいては、バックライト点灯は必須であるが、消費電力削減のためバックライトを点灯してから一定時間が経過すると自動的にバックライトを消灯する機能を多くの携帯電話は有している。本実施の形態では、このような場合でも、メール閲覧中にバックライトが消灯しても、開閉操作を行うことでバックライトを再点灯することができ、特に暗い場所でのキー操作で行う場合に比べて間違い操作の心配もなく、また従来の携帯電話機のように一度閉状態にすることなく全開状態と半開状態との開閉操作で済むため、操作自体も簡易化できる。
▲4▼着信対応機能
次に、携帯電話機の開閉状態に応じて着信対応機能を切替える場合について説明する。
【0085】
まず、ユーザーは操作部12のキー操作により、半開状態で着信があった場合、着信中に半開状態から全開状態に変更すると着信応答を行い、着信中に半開状態から閉状態状態に変更すると着信切断を行うようにあらかじめ機能設定する。
【0086】
設定後、ユーザーが半開状態で着信中に折畳式携帯電話機1を全開状態にすると、全開状態検出回路7はそれまでの非全開検出信号の送出をやめ、全開検出信号を送出する。CPU8は全開状態検出回路7から受信する検出信号が、非全開検出信号から全開検出信号に変化したのを検出し、着信応答を行うように制御する。
【0087】
また、半開状態で着信中に折畳式携帯電話機1を閉状態にすると、閉状態検出回路6はそれまでの非閉状態検出信号の送出をやめ、閉状態検出信号を送出する。CPU8は閉状態検出回路6から受信する検出信号が、非閉状態検出信号から閉状態検出信号に変化したのを検出し、着信切断を行うよう制御する。
【0088】
上記の着信応答や着信切断のほか、応答保留など、着信対応機能はユーザーが任意に設定することができる。
【0089】
このように、着信時に開閉状態を変化させるだけで着信応答や切断等を行うことができるため、開閉操作のみで着信時の対応が可能となり、キー押下による着信対応に比べて操作の間違いも少なく、また操作自体も簡易化できる。
(4)上記実施形態においては、携帯電話機の開閉状態の検出のための閉状態検出回路及び全開状態検出回路には磁石スイッチを用いたが、これに限らず、図8に示すような押下型の機構スイッチを用いることも可能である。
【0090】
押下型の機構スイッチを用いた検出回路は突起17と押下型SW18の2つの素子で構成されており、押下型SW18はCPU8と接続され、通常時はOFF状態にあり押下することでON状態になる回路であり、図9に示すように、閉状態検出回路及び全開状態検出回路として、カバー部と本体部にそれぞれ設置することにより、前述の磁力スイッチを用いた場合と同様に検出手段としての役割を果たす。
【0091】
また、押下型の機構スイッチは図10に示すように突起22が押下型SW21についており、他方が平面になっている機構スイッチも可能である。
(II)第2実施形態
次に、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。
【0092】
本実施の形態は、折畳式携帯電話機の開閉角度を検出し、開閉状態を判別することにより、開閉状態に応じて携帯電話機の有する複数の機能を切替える場合についてのものである。
(1)全体構成
まず、本発明に係る折畳式携帯電話機の構成について図11を用いて説明する。
【0093】
図11は本発明の第2実施形態に係る折畳式携帯電話機の外観構成例を示す図である。
【0094】
図11に示すように折畳式携帯電話機30は、大別して第一の筐体としての本体部32と、第二の筐体としてのカバー部31と、ヒンジ部としてのヒンジ機構34と、各種情報を表示するディスプレイ36と、入力手段としての操作部35と、を含んで構成される。
【0095】
折畳式携帯電話機30はヒンジ機構34を介して本体部32とカバー部31の二つの筐体が相互に回転し、開閉可能な構造になっている。
【0096】
次に折畳式携帯電話機30の機能について図12を用いて説明する。
【0097】
図12は本発明の第2実施形態に係る折畳式携帯電話機の機能ブロックの一例を 示す図である。
【0098】
折畳式携帯電話機30は、ディスプレイ36と、開閉角度検出回路33と、CP U38と、各種機能設定等を記憶するメモリ38と、折畳式携帯電話機30を振 動させるバイブレータ40と、ディスプレイ36の画面表示を明るくするための 光源としてのバックライト39と、操作部35と、を含んで構成する。
【0099】
開閉角度検出手段33は、折畳式携帯電話機30の本体部32とカバー部31と がヒンジ部34を介してなす角度(開閉角度)を検出する検出手段として機能し 、検出結果をCPU37に送出する。
【0100】
CPU37は、開閉角度検出手段33の検出結果を受信し、折畳式携帯電話機30の開閉状態を判定する判定手段として機能する。
【0101】
またCPU37は開閉状態の判定結果に応じて、入力手段として機能する操作部35を通じてメモリ38に設定記憶されたユーザーの指定する動作を行うようにバックライト39やディスプレイ36やバイブレータ40の動作を制御する制御手段としても機能する。
(2)開閉状態の検出
次に、図13を用いて本発明における折畳式携帯電話機の開閉状態の検出動作について説明する。図13は本発明の第2実施形態に係る回転式可変抵抗の開閉検出を示す側面図である。
【0102】
開閉角度検出手段33には回転式可変抵抗41が設置されている。
【0103】
回転式可変抵抗41は素子の回転部を回転させることより抵抗値が変化する素子である。ある方向に回転部をまわすと抵抗値が大きくなり、逆の方向にまわすと抵抗値は小さくなる仕組みになっている。
【0104】
図13に示すようにこの回転式可変抵抗41を、折畳式携帯電話機30を開閉操作した場合に本体部32とカバー部31の開閉角度の変化に連動して回転するように、折畳式携帯電話機30の本体部32とカバー部31が開閉動作する軸の部分であるヒンジ機構部24に取りつけ開閉角度検出手段33として用いる。
【0105】
これにより、折畳式携帯電話機30を開閉操作して角度を変化させると回転式改変抵抗31が回転し、可変抵抗素子の抵抗値が変化する。
【0106】
CPU37は開閉角度検出手段33から送出される抵抗値の値から折畳式携帯電話機30の開閉角度を検出し、折畳式携帯電話機30の開閉状態を判定する。
【0107】
また、この抵抗値検出による開閉角度をCPU37で一定角度の範囲で検出することにより、図12(A)(B)のように半開状態を多段階に識別することが可能となる。
(3)開閉状態に応じた携帯電話機能の切替
開閉角度の検出により折畳式携帯電話機の開閉状態を判別可能にしたことを利用して、上記第1実施形態と同様に開閉状態に応じた電話機の機能切替、すなわち着信通知方法、画面表示、バックライト点灯及び着信対応等、携帯電話機が有する機能を開閉状態に応じて切替える動作が可能となる。
【0108】
開閉状態検出後の機能切替動作は、上記第1実施形態において図7に基づき説明した動作と同様の動作であるため、ここでの説明は省略するが、本実施の形態においては、携帯電話機の半開状態を多段階に検出可能である。
【0109】
以上のように、開閉角度の検出により折畳式携帯電話機の開閉状態を判別し、携帯電話機の有する機能を開閉状態に応じて切替えるように構成したので、ボタン押下等に比べて、間違い操作の心配もなく、また操作自体も簡易化できる。
【0110】
また、本実施の形態は、携帯電話機の開閉状態を開閉角度の検出により3段階以上に識別することができるため機能切替動作を多段階にきめ細かく設定することも可能である。
(4)以上本実施の形態では、開閉角度検出手段として、回転式可変抵抗を使用する構成をとったが、多段階スイッチを使用する構成も可能である。
【0111】
図14は本発明の第2実施形態に係る多段階スイッチの開閉検出を示す側面図である。
【0112】
図14に示すようにこの多段階スイッチ42は本体部32とカバー部31とを接続しているヒンジ機構部24に設置されており、折畳式携帯電話機の開閉角度が変化することで接触個所が変化してスイッチが多段階に切替するようになっており、また、このスイッチはCPU37に接続され、CPU37がスイッチの状態を識別できるようになっている。このスイッチの状態によりCPU37は折畳式携帯電話機30がどのような開閉状態であるかを判別する。
【0113】
折畳式携帯電話機30を開閉操作して開閉角度を変化させるとスイッチの接触位置が図14(A)乃至(D)のように変化してスイッチが切り替わる。CPU37はスイッチの状態を検出することで、折畳式携帯電話機30の開閉状態を判別することが可能となる。
【0114】
図14では、開閉状態を、閉状態、全開状態、半開状態が2段階、の4段階の開閉状態を検出できるスイッチを用いているが、半開状態を2段階以上に識別できるスイッチを用いることで開閉状態を4段階以上に識別することも可能である。
(III)第3実施形態
次に、本発明に係る第3の実施の形態について説明する。
【0115】
本実施の形態は、スライド式携帯電話機の開閉状態を閉状態、全開状態、半開状態のいずれの状態にあるか検出し、検出した開閉状態に応じて携帯電話機の有する複数の機能を切替える場合についてのものである。
(1)全体構成
まず、本発明に係るスライド式携帯電話機50の構成について図15を用いて説明する。
【0116】
図15は本発明の第3実施形態に係るスライド式携帯電話機の外観構成例を示す図である。
【0117】
図15に示すように折畳式携帯電話機30は、大別して第一の筐体としての本体部51と、第二の筐体としての表示部52と、入力手段としての操作部53と、各種情報を表示するディスプレイ54と、を含んで構成される。
【0118】
折畳式携帯電話機50は第一の筐体と第二の筐体とが互いにスライド可能に連結し伸縮可能な構造になっている。
【0119】
ここで、図15を用いてスライド式携帯電話機50の開閉状態について説明する。
【0120】
図15(A)は、スライド式携帯電話機50が表示部52と本体部51のスライド機構を完全に伸ばした状態にあることを示しており、この状態を全開状態と呼ぶ。
【0121】
図15(C)は、スライド式携帯電話機50が表示部52と本体部51のスライド機構を完全に縮めた状態にあることを示しており、この状態を閉状態と呼ぶ。
【0122】
図15(B)は、スライド式携帯電話機50が全開状態と閉状態との間の状態にあることを示しており、この状態を半開状態と呼ぶ。
【0123】
次に本発明に係るスライド式携帯電話機50の機能について図16を用いて説明する。
【0124】
図16は本発明の第3実施形態に係るスライド式携帯電話機の機能ブロックの一例を示す図である。
【0125】
図16に示すように開閉状態検出回路56は、スライド式携帯電話機50の開閉状態が、閉状態、半開状態、全開状態のいずれの状態にあるかを検出する検出手段として機能し、検出結果をCPU55に送出する。
【0126】
CPU55は、開閉状態検出回路56の検出結果を受信し、スライド式携帯電話機50の開閉状態が、閉状態、全開状態、または半開状態のいずれの状態にあるかを判定する判定手段として機能する。
【0127】
またCPU55は開閉状態の判定結果に応じて、入力手段として機能する操作部53を通じてメモリ57に設定記憶されたユーザーの指定する動作を行うようにバックライト58やディスプレイ54やバイブレータ58の動作を制御する制御手段としても機能する。
(2)開閉状態の検出
次に、図17を用いて本発明におけるスライド式携帯電話機50の開閉状態の検出動作について説明する。図17はスライド式携帯電話機50の各開閉状態における側面図である。
【0128】
スライド式携帯電話機50には、表示部52に磁石62、他方の本体部部31には2つの磁力スイッチからなる開閉状態検出回路56が設置してある。磁力スイッチの素子の接近状態の検出方法は図4において上記第1の実施の形態で説明した方法と同様であるため、説明は省略する。
【0129】
本体部51の内部には2つの磁力SWが配置されており、表示部52には磁石62が、閉状態を検出するための磁力SW(閉検出SW61)は閉状態の場合に本体部51の磁石62と接近する位置にあり、2つめの磁力SW(全開検出SW60)は全開状態の場合に本体部51の磁石と接近する位置にある。
【0130】
図17(C)に示すようにスライド式携帯電話機50が閉状態にある場合、表示部52の磁石62は本体部51の閉検出SW61と接近した状態にあり、閉検出SW61は磁力によりON状態にあり、磁石62と離れた状態にある全開検出SW60はOFF状態にあり、開閉状態検出回路56は閉状態検出信号及び非全開状態検出信号をCPU55へ送出する。
【0131】
次に図17(A)に示すように表示部52と本体部51のスライド機構を完全に伸ばした全開状態の場合、表示部52の磁石62は本体部51の全開検出SW60と接近した状態にあり、全開検出SW60は磁力によりON状態にあり、磁石62と離れた状態にある閉検出SW61はOFF状態にあり、開閉状態検出回路56は全開状態検出信号及び非閉状態検出信号をCPU55へ送出する。
【0132】
また図17(B)に示すように、半開状態の場合、表示部52の磁石62は本体部51の閉検出SW61と全開検出SW60の両方と離れた状態にありSWは共にOFF状態にあり、非閉状態検出信号及び非全開検出信号をCPU55へ送出する。
【0133】
以上の開閉状態検出回路56の検出結果に基づき、CPU55はスライド式携帯電話機50の開閉状態が閉状態、半開状態又は全開状態のいずれの状態にあるかを判別する。CPU55の判別動作については、上記第1実施形態において図6で説明した動作と同様である。
【0134】
なお、以上の例では磁力スイッチによる検出回路を用いた場合について説明したが、上記第1実施形態と同様に押下スイッチによる検出回路を用いることも可能である。
(3)開閉状態に応じた携帯電話機能の切替
スライド式携帯電話機の開閉状態が閉状態、全開状態、半開状態のいずれの状態にあるか検出可能にしたことを利用して、開閉状態に応じた電話機の機能切替が可能である。
【0135】
スライド式携帯電話機は、スライド機構により開閉できるので、使用時にはスライド機構を伸ばして全開状態にしておき、携帯時にはスライド機構を縮めて閉状態にして持ち運びすることができる。そのため折畳式携帯電話機と同様に使用状態に適した開閉状態があり、着信通知方法、画面表示、バックライト点灯及び着信対応等、携帯電話機が有する機能を開閉状態に応じて切替える動作が可能となる。開閉状態検出後の携帯電話機の機能切替は、上記第1の実施の形態において図7に基づき説明した動作と同様の動作であるため、ここでの説明は省略する。
【0136】
スライド式携帯電話機において、開閉状態に応じた機能切替を行うことにより、ボタン押下等に比べて、間違い操作の心配もなく、また操作自体も簡易化できる。
【0137】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯電話機の開閉状態が閉状態、全開状態、半開状態のいずれの状態にあるかを判別することができ、さらに、ユーザーの携帯電話機の使用状態に応じて、開閉状態ごとに機能を任意に変更でき、個人に合わせた環境を設定できる。
【0138】
また携帯電話機のユーザーは、キー押下等の切替操作を行うことなく、携帯電話機の有する機能について夫々の開閉状態に適した機能に切替えることができ、また開閉操作を機能切替のスイッチとして使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯電話機の外観構成例を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯電話機の機能ブロックの一例を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯電話機の開閉状態を示す側面図である。
【図4】磁石式スイッチの検出動作を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯電話機の開閉検出動作を示す側面図である。
【図6】本発明の開閉状態の判別動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の着信通知機能の切替動作を示すフローチャートである。
【図8】押下型スイッチの検出動作を示す図である。
【図9】第1実施形態において押下型スイッチを検出回路に用いた場合の検出動作を示す側面図である。
【図10】押下型スイッチの検出動作を示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係る折畳式携帯電話機の外観構成例を示す図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る折畳式携帯電話機の機能ブロックの一例を示す図である。
【図13】本発明の第2実施形態に係る回転式可変抵抗の開閉検出を示す側面図である。
【図14】本発明の第2実施形態に係る多段階スイッチの開閉検出を示す側面図である。
【図15】本発明の第3実施形態に係るスライド式携帯電話機の外観構成例を示す図である。
【図16】本発明の第3実施形態に係るスライド式携帯電話機の機能ブロックの一例を示す図である。
【図17】本発明の第3実施形態に係るスライド式携帯電話機の開閉検出を示す側面図である。
【符号の説明】
1・・・・折畳式携帯電話機
2・・・・本体部
3・・・・カバー部
4・・・・ヒンジ機構
5・・・・ディスプレイ
6・・・・閉状態検出回路
7・・・・全開状態検出回路
8・・・・CPU
9・・・・メモリ
10・・・バイブレータ
11・・・バックライト
12・・・操作部
13・・・磁石
14・・・磁力SW
15・・・磁石
16・・・磁力SW
17・・・突起
18・・・押下型SW
19・・・押下型SW
20・・・突起
21・・・押下型SW
22・・・突起
30・・・折畳式携帯電話機
31・・・カバー部
32・・・本体部
33・・・開閉角度検出手段
34・・・ヒンジ機構
35・・・操作部
36・・・ディスプレイ
37・・・CPU
38・・・メモリ
39・・・バックライト
40・・・バイブレータ
41・・・回転式可変抵抗
42・・・多段階スイッチ
50・・・スライド式携帯電話
51・・・本体部
52・・・表示部
53・・・操作部
54・・・ディスプレイ
55・・・CPU
56・・・開閉状態検出回路
57・・・メモリ
58・・・バックライト
59・・・バイブレータ
60・・・全開検出SW
61・・・閉検出SW

Claims (4)

  1. 第一の筐体と第二の筐体とがヒンジ部を介して相互に回転し開閉可能な構造の携帯電話機において、
    当該携帯電話機の閉状態を検出する第一の検出手段と、
    前記携帯電話機の全開状態を検出する第二の検出手段と、
    前記第一の検出手段と前記第二の検出手段によって夫々検出された検出結果に基づいて前記携帯電話機が閉状態、全開状態、又は全開状態と閉状態との間の状態である半開状態、のいずれの状態にあるかを判定する判定手段と、
    ユーザーが入力した指示入力に基づいて、前記携帯電話機が有する複数の機能のうち開閉状態に応じた機能を割り当てる割当手段と、
    前記閉状態、前記全開状態、前記半開状態の夫々の状態に対して、前記携帯電話機が有する複数の機能のうちいずれか一の機能を割り当て、前記判定された状態に応じて前記機能の切替制御を行う制御手段を備え
    着信時での着信通知機能においては、前記割り当てる機能として、着信音のみ、バイブレータのみ、または、着信音とバイブレータの併用、のどれかであることを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記割り当てる機能が、閉状態時は着信音とバイブレータの併用、全開状態はバイブレータのみ、半開状態は着信音のみで、あることを特徴とする請求項1記載の携帯電話。
  3. 第一の筐体と第二の筐体とが互いにスライド可能に連結し伸縮可能な携帯電話機において、
    当該携帯電話機の閉状態を検出する第一の検出手段と、
    前記携帯電話機の全開状態を検出する第二の検出手段と、
    前記第一の検出手段と前記第二の検出手段によって夫々検出された検出結果に基づいて前記携帯電話機が全開状態、閉状態、又は全開状態と閉状態との間の状態である半開状態、のいずれの状態にあるかを判定する判定手段と、
    ユーザーが入力した指示入力に基づいて、前記携帯電話機が有する複数の機能のうち開閉状態に応じた機能を割り当てる割当手段と、
    前記閉状態、前記全開状態、前記半開状態の夫々の状態に対して、前記携帯電話機が有する複数の機能のうちいずれか一の機能を割り当て、前記判定された状態に応じて前記機能の切替制御を行う制御手段を備え
    着信時での着信通知機能においては、前記割り当てる機能として、着信音のみ、バイブレータのみ、または、着信音とバイブレータの併用のどれかであることを特徴とする携帯電話機。
  4. 前記割り当てる機能が、閉状態時は着信音とバイブレータの併用、全開状態はバイブレータのみ、半開状態は着信音のみ、であることを特徴とする請求項3記載の携帯電話。
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