JP2009010876A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】非操作状態において、ユーザが認識しないうちに操作キーが押下されたとしても誤作動の発生を防止することができ、かつその機能を小さなシステム変更規模で実現することができる電子機器を提供する。
【解決手段】本発明に係る電子機器は、筐体と、筐体の操作面に配設される操作キーと、筐体に対して開閉自在に設けられ、操作キーを露出させる開状態と、操作キーを覆う閉状態とに遷移するカバー部と、カバー部の開閉を検出する開閉検出手段と、操作キーの押下時間が所定の判定時間以上の場合は、その操作キーの押下が有効であると判定するキー押下判定手段と、を備え、キー押下判定手段は、開閉検出手段によってカバー部が開いていることが検出された場合は、判定時間を第1の判定時間として判定し、開閉検出手段によってカバー部が閉じていることが検出された場合は、判定時間を前記第1の判定時間よりも長い第2の判定時間として判定する、ことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は電子機器に係り、特に、携帯電話機等の小型携帯用の電子機器に関する。
今日、携帯電話機やPDA(Personal Data Assistance)等の小型で携帯可能な電子機器が広く普及している。
これらの電子機器は、液晶ディスプレイパネル等を具備する表示部と、電源キーや数字キー等の操作キーを具備する操作部とを備えているものが多く、表示部はユーザが見易い位置に、また操作部はユーザが操作し易い位置に配置されている。表示部と操作部とは、1つの筐体の上に配置される形態のものもあれば、夫々が2つの別筐体の上に配置される形態のものもある。例えば、2つ折りタイプの携帯電話機は後者の形態であり、表示部が配置される上筐体と操作キーが配置される下筐体とがヒンジ部によって開閉可能に構成されている。
ところで、一般に携帯電話器等の電子機器は、操作状態と非操作状態とに分類できる。操作状態とは、携帯電話機の場合であれば、ユーザが通話をしたり、表示部を見ながら電子メールをしたりしている状態のことであり、ユーザがいつでも操作キーにアクセス可能な状態である。
一方、非操作状態とは操作状態以外の状態のことであり、例えば、電子機器をカバンやポケットに入れて移動している状態や長期間放置している状態のことである。非操作状態では、電子機器の電源を切っている場合と、携帯電話機の待ち受け状態のように電源を入れている場合とがある。
非操作状態では、ユーザによる操作キーのアクセスは通常発生しない。しかしながら、操作キーが電子機器の筐体外部に露出していると、カバンやポケットに入れて移動している最中にユーザが意図していないにも関わらず操作キーが押され、ユーザが知らない間に電源が切れたり入ったりする可能性がある。このような誤作動を避けるため、近時の携帯電話機等では、非操作状態で操作キーが外部に露出しない構造となっているものが一般的になってきている。
例えば、フリッパ型携帯電話機ではフリッパと呼ばれるカバーを具備しており、非操作時にはフリッパを閉じて操作キーを覆い、操作時にはフリッパを開く構造としている。操作キーは、非操作状態ではフリッパによって覆われて外部に露出しないため、ユーザの意図しない誤作動を防止することができる。2つ折りタイプの携帯電話機においても、上筐体と下筐体とが閉じられた状態、即ち非操作状態では、操作キーが上筐体によって覆われて外部に露出しないため同様に誤作動を防止することができる。
特許文献1には、非操作状態での操作キーの誤作動防止対策をさらに強化する技術が開示されている。特許文献1によれば、フリッパ型携帯電話機等では、フリッパと操作キーの間に異物が挟まった状態でフリッパが閉じられる場合があり、このような状況が発生すると、たとえフリッパが閉じられていても中に挟まった異物によって操作キーが押され、ユーザの意図しない誤作動が発生しうる、としている。そこで、特許文献1には、フリッパが閉じられたときには、操作キーの機能を強制的に総て無効にする技術が開示されている。
特公平05−44217号公報
一方、2つ折りタイプの携帯電話機等では、上筐体と下筐体との間に異物が挟まったとしてもユーザが比較的容易に気付きやすい構造であるため、閉じた状態での誤作動をそれ程気にする必要はなかった。
しかしながら、近時は、2つ折りタイプの携帯電話機等においても従来以上の薄型化が進んでいる。このため、上筐体と下筐体とが閉じられた状態であっても、携帯電話機をポケット等に入れていると上筐体の一部に圧力がかかって部分的に変形し、ユーザが意図しないにも関わらず操作キーが押下されてしまう可能性が出てきている。前述したように、押下された操作キーが電源キーであると、ユーザが認識しないうちに待ち受け状態の電源が切られ、逆に、電源を切ったにもかかわらずユーザが認識しないうちに電源が入ってしまうという事態が発生してしまう。
これを解決するため、特許文献1が開示するように、閉じられた状態では総ての操作キーの機能を無効にしてしまう方法も考えられる。しかしながら、この方法では、上筐体を開いた直後からキー入力が可能となるまでの間に遅延時間が発生する虞がある。また、操作キーの中には上筐体を閉じた状態でも操作可能にしておかなければならない操作キー(例えば側面キー)がある。したがって、特許文献1が開示する技術を適用して、全ての操作キーを無効とはできない。一方、通常の操作キー(上筐体によって覆われるキー)と側面キーとを別々に制御するには処理回路を別個に設ける必要があり部品増となる。
他方、携帯電話機等の電子機器では製品開発サイクルは短く、その一方で公共性は高いため安定で確実な動作品質が要求される。このため、従来の製品に対して新たな機能を付加する場合、ソフトウェアやハードウェアのシステム変更規模は可能な限り小さい方が好ましい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、非操作状態において、ユーザが認識しないうちに操作キーが押下されたとしても誤作動の発生を防止することができ、かつその機能を小さなシステム変更規模で実現することができる電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、請求項1に記載したように、筐体と、前記筐体の操作面に配設される操作キーと、前記筐体に対して開閉自在に設けられ、前記操作キーを露出させる開状態と、前記操作キーを覆う閉状態とに遷移するカバー部と、前記カバー部の開閉を検出する開閉検出手段と、前記操作キーの押下時間が前記所定の判定時間以上の場合は、その操作キーの押下が有効であると判定するキー押下判定手段と、を備え、前記キー押下判定手段は、前記開閉検出手段によって前記カバー部が開いていることが検出された場合は、前記判定時間を第1の判定時間として判定し、前記開閉検出手段によって前記カバー部が閉じていることが検出された場合は、前記判定時間を前記第1の判定時間よりも長い第2の判定時間として判定する、ことを特徴とする。
本発明に係る電子機器によれば、非操作状態において、ユーザが認識しないうちに操作キーが押下されたとしても誤作動の発生を防止することができ、かつその機能を小さなシステム変更規模で実現することができる。
本発明に係る電子機器の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器1の典型例として、2つ折りタイプの携帯対電話機の外観例を示す図である。
電子機器1は、下筐体(筐体)2と上筐体(カバー部:第2の筐体)3とを具備しており、下筐体2と上筐体3とはヒンジ部(ヒンジ手段)4を介して回動自在に結合されている。
図1(a)は、上筐体3を開いた状態(即ち、操作状態)を示す斜視図であり、図1(b)は、上筐体3を閉じた状態(即ち、非操作状態)を示す側面図である。
図1(a)に示したように、下筐体2の操作面には、複数の操作キー6が設けられている。操作キー6は、例えば「0」から「9」の数字キー、「#」や「*」等の記号キー、上下左右の4つの矢印で表示される「選択」キー、「選択」キーの中央に設けられている「決定]キー、電子メール等の特定のアプリケーションソフトウェアを起動させる「特殊」キー等を含んでいる。また、操作キー6の中には、電子機器1の電源を入り切りする電源キー7が含まれている。
一方、上筐体3には、図1に示したように液晶パネル等で構成されるディスプレイ(ディスプレイ手段)5が設けられている。
操作キー6とディスプレイ5は、図1に示したように上筐体3を開いた状態、即ち操作状態では、ユーザがディスプレイ5を見ながら操作キー6を操作できるよう、下筐体2と上筐体3の互いに対向する面に夫々配置されている。
非操作状態では、図1(b)に示したように、上筐体3は閉じられて操作キー6(電源キー7を含む)を上から覆う。上筐体3によって操作キー6は保護される。従って、従来は閉じた状態で電子機器1をカバンやポケット等に入れて持ち運んだとしても、操作キー6がユーザの意図に反して押下されることは考えにくかった。
しかしながら、前述したように、携帯電話機等の電子機器1は、薄型化・軽量化が益々進んできている。このため、従来に比べると上筐体3(場合によっては下筐体2も含めて)変形し易くなってきている。例えば、電子機器1をおしりのポケットに入れた状態で椅子等にすわると、図1(b)に矢印で例示したように上筐体3の一部に圧力が印加され、上筐体3が操作キー6側に変形することが考えられる。この変形によって、ユーザが認識しない間に操作キー6の一部が押下され、ユーザが意図しない動作(誤作動)を起こすことがあり得る。
特に押下された操作キーが電源キー7の場合にはその影響は大きく、ユーザが認識しないうちに待ち受け状態の電源が切られ、逆に、電源を切ったにもかかわらずユーザが認識しないうちに電源が入ってしまうという事態が発生してしまう。
本実施形態に係る電子機器1では、非操作状態におけるこのようなユーザが意図しない誤作動を防止するための機能を設けている。
図2は、本実施形態に係る電子機器1(例えば携帯電話機)の構成例を示すブロック図である。
電子機器1は、RF部10、ベースバンド部20、制御部30、電源キー7を含む操作キー6を具備する他、周辺デバイスとして、カメラ51、ディスプレイ5、外部インターフェース52等を備えている。
また、下筐体2と上筐体3の開閉を検出する開閉検出手段8a、8bを備えている。開閉検出手段8a、8bは、例えば、図1(a)、(b)に示したように、上筐体3の端部の内部に設けられる磁石8aと、下筐体2の端部の内部に設けられるホール素子等の磁気センサ8bである。下筐体2と上筐体3が閉じられると、磁石8aと磁気センサ8bとが近接し、磁気センサ8bに電気信号が発生する。この電気信号によって下筐体2と上筐体3が閉じられたことが検出できる。
開閉検出手段8a、8bは、上記の磁石と磁気センサの組み合わせに限定されるものではなく、要は下筐体2と上筐体3の開閉を検出可能なものであればよく、その種類を限定するものでない。例えば、機械的な検出機構や光学的な検出機構でもよい。
RF部10は、アンテナ11、セレクタ12、受信部13、ローカル発振部14、及び送信部15を備えて構成されている。送信部15では、ベースバンド部20から出力される信号を、ローカル発振部14で生成されるローカル信号によって周波数変換し、さらに増幅した後、セレクタ12、アンテナ11を介して基地局に出力する。一方、基地局からの信号は、アンテナ11、セレクタ12を介して受信部13へ入力され、ローカル信号によってベースバンド信号に変換される。
ベースバンド部20は、CDMA信号処理部21、圧縮/伸張処理部22、PCM変調/復号部23を具備する他、スピーカ24、レシーバ25、マイク26を有している。
マイク26から入力された音声は、PCM変調/復号部23でデジタル化された後、圧縮/伸張処理部22で圧縮処理される。その後、CDMA信号処理部21にて所定のCDMA方式に基づいて変調され、RF部10に出力される。RF部10から入力されるベースバンド信号に対してはこの逆方向の処理が行われる。CDMA信号処理部21にて復調処理が行われた後圧縮/伸張処理部22でデータ伸張され、その後PCM変調/復号部23にてアナログ音声信号に変換される。アナログ音声信号はスピーカ24、又はレシーバ25に出力される。
制御部30は、RF部10やベースバンド部11の制御のほか、電子機器1の全体の制御を行っている。また、カメラ51の制御、ディスプレイ5の制御、外部メモリインタフェース52の制御等も行っている。
制御部30は、キー押下判定手段31を具備しており、操作キー6から入力される押下信号に基づいてキー押下判定処理を行っている。キー押下判定処理は、本実施形態に係る電子機器1において特徴的な処理であり、以下図3に示すフローチャートに基づいてこの処理を説明する。
なお、図3は、操作キー6のうち電源キー7を例にして説明しているが、キー押下判定処理に関してはどの操作キー6であっても基本的な処理は電源キー7と異なるところはない。
まず、ステップST1にて、電源キー7が押下されているか否かを判定する。次に、カバー部(上筐体2)が開いているか否かを判定する(ステップST2)。この判定は、開閉検出手段8a、8bからの出力に基づいて行う。
カバー部(上筐体2)が開いている場合、即ち操作状態の場合には、ステップST3へ進む。ステップST3では、電源キー7の押下時間が第1の判定時間を超えたか否か判定される。電源キー7は、所謂「長押し」に相当するキーであり、通常第1の判定時間は、1秒ないし2秒程度に設定されている。ユーザが電源キー7を押し続けている間はステップST3からステップST1に戻るループが繰り返され、押下時間が第1の判定時間を超えるとこのループを抜けてステップST4へ進み、電源キー7の押下が有効であると判定される。つまり、ユーザが電源キー7を1秒ないし2秒程度押下し続けると、電源キー7の押下が有効であると判定される。一方、第1の判定時間に満たない内にユーザが電源キー7の押下を止めると、ステップST1の判定はNOとなり、次にユーザが電源キー7を押下するまでステップST1の判定を繰り返しながら待機することになる。
電源キー7の押下が有効であると判定されると、その後は通常の動作シーケンスに従って処理が進むことになる。電子機器1が動作中であり待ち受け状態のときに、電源キー7の押下が有効であると判定されると、電源オフのシーケンス(終了シーケンス)が開始される。逆に、電子機器1がオフの状態のときに電源キー7の押下が有効であると判定されると、電源オンのシーケンス(起動シーケンス)が開始される。
他方、ステップST2にて、カバー部(上筐体2)が閉じている、即ち非操作状態であると判定されると、ステップST5へ進む。ステップST5では、電源キー7の押下時間が第1の判定時間(1秒ないし2秒程度)よりも長い第2の判定時間を超えたか否かが判定される。ここで、第2の判定時間は、例えば3分程度、或いはそれ以上の時間に設定される判定時間である。
閉じた電子機器1をカバンやポケットに入れて移動する場合、閉じられたカバー部(上筐体2)に圧力が加わるとしてもそれは主に偶発的な要因である場合が多い。従って、仮にカバー部(上筐体2)が一時的に変形して電源キー7を押下したとしても、その押下が3分以上も継続するとは通常考えにくい。そこで、第1の判定時間よりも十分長い判定時間(例えば3分程度)を第2の判定時間とすることによって、カバー部(上筐体2)の一時的な変形に起因する電源キー7の押下を無効であると判定する(ステップST5のNO)ことができる。この結果、意図せぬ電源キー7の押下による誤作動を防止することができる。なお、第2の判定時間は、第1の判定時間より長ければよく、製品の仕様に応じて適宜設定し得る。
カバー部(上筐体2)の変形に起因する電源キー7の押下が3分以上継続する可能性は勿論ゼロとはいえないが、このような場合には、第2の判定時間をさらに長い時間、例えば1時間或いはそれ以上に設定すれば良いだけである。
なお、図3のうち、ステップST1、ST3、ST4は、従来技術でも行っている手順であり、本実施形態で付加した手順はステップST2とST5である。このように、本実施形態は従来の処理内容に僅かの変更を加えるだけでのものであり、システム構成を殆ど変更することなく、上述したような誤作動防止の効果を得ることができる。このため、開発コストを低減することができる一方、システム変更に伴う不具合を誘発する可能性も低く抑えることができる。
図4は、第2の実施形態に係る電子機器1aの外観を示す図である。第1の実施形態との主な相違点は、上筐体(カバー部)3aと下筐体2aとが、図示しないスライド手段によってスライド可能に結合されている点である。図4(a)が上筐体3aと下筐体2aとを開いた状態であり、図4(b)が上筐体3aと下筐体2aとを閉じた状態である。
上筐体3aを開いた状態では、下筐体2aの下部にある操作キー6が露出し、上筐体3aを閉じると、操作キー6は上筐体3aに覆われて保護される。しかしながら、この状態であっても、上筐体3aが薄型である場合には外部圧力による変形が生じ、下筐体2aの操作キー6が押下され誤作動を引き起こす可能性がある。
このような誤作動を防止するため、第2の実施形態に係るスライド型の電子機器1aにおいても、図3に示したキー押下判定処理を行っている。なお、構成や動作は第1の実施形態と基本的に同じであるため省略する。
以上説明してきたように、本実施形態に係る電子機器1、1aによれば、非操作状態において、ユーザが認識しないうちに操作キーが押下されたとしても誤作動の発生を防止することができ、かつその機能を小さなシステム変更規模で実現することができる。
なお、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器の外観例を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る電子機器におけるキー押下判定処理の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の外観例を示す図。
符号の説明
1、1a 電子機器
2、2a 下筐体(筐体)
3、3a 上筐体(カバー部)
4 ヒンジ部
5 ディスプレイ
6 操作キー
7 電源キー
8a、8b 開閉検出手段
10 RF部
20 ベースバンド部
30 制御部
31 キー押下判定手段

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体の操作面に配設される操作キーと、
    前記筐体に対して開閉自在に設けられ、前記操作キーを露出させる開状態と、前記操作キーを覆う閉状態とに遷移するカバー部と、
    前記カバー部の開閉を検出する開閉検出手段と、
    前記操作キーの押下時間が前記所定の判定時間以上の場合は、その操作キーの押下が有効であると判定するキー押下判定手段と、
    を備え、
    前記キー押下判定手段は、
    前記開閉検出手段によって前記カバー部が開いていることが検出された場合は、前記判定時間を第1の判定時間として判定し、
    前記開閉検出手段によって前記カバー部が閉じていることが検出された場合は、前記判定時間を前記第1の判定時間よりも長い第2の判定時間として判定する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記操作キーは、電源の入切を操作する電源キーを含む操作キーである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記カバー部は、ディスプレイ手段を具備する第2の筐体であり、
    前記筐体と前記第2の筐体はヒンジ手段を介して回動自在に結合されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記カバー部は、ディスプレイ手段を具備する第2の筐体であり、
    前記筐体と前記第2の筐体はスライド手段を介してスライド可能に結合されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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