JP2011151455A - 折り畳み式携帯電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示出力は有効であるが操作入力は無効とされる回動角度領域を設けることにより、表示出力中にユーザーの意図しない操作入力が行われるのを抑制して、利便性の向上を図った折り畳み式携帯電話装置を提供すること。
【解決手段】上側筐体10と下側筐体20との成す回動角度θに応じて入出力の有効・無効の切り替えを行う折り畳み式携帯電話装置1において、前記回動角度θが、予め規定された第1角度(θ≧30度)及び前記第1角度より大きい第2角度(θ≦140)に達しているか否かを検出する回動状態検出手段(64,65)を有し、
制御部(53)は、前記回動状態検出手段により前記回動角度が前記第1角度に達していることが検出されたときにのみ表示出力を有効にし、更に、前記第2角度に達していることが検出されたときにのみ操作入力を有効とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、上側筐体と下側筐体とを回動自在(開閉自在)に連結してなる折り畳み式携帯電話装置に関する。より詳細には、上側筐体と下側筐体のなす角度(以下、回動角度)が、第1角度に達していることが検出されたときに表示出力を有効にし、更に、前記第1角度より大きい第2角度に達していることが検出されたときに操作入力を有効とするようにした折り畳み式携帯電話装置に関するものである。
上側筐体と下側筐体とを回動自在に連結してなる折り畳み式携帯電話装置が広く普及している。上側筐体には、液晶ディスプレイ等の表示手段が設けられ、下側筐体には、テンキー等の操作手段が配置されるのが一般的であるが、昨今では、下記特許文献1に示されるように、両筐体に液晶ディスプレイ等の表示手段や、操作ボタン、タッチパネル等の操作手段が配置されたものも普及している。
この種の折り畳み式携帯電話装置においては、一般に、上側筐体と下側筐体とが閉じられた状態においては、ユーザーによる携帯電話装置の使用状態にないので、各部の電源供給、例えば、表示手段への電源供給がオフにされ電力消費を抑制し、上側筐体と下側筐体とが回動され、開かれた状態になると、各部への電力供給を開始してユーザーによる使用が可能な状態にされる。
このため、このような折り畳み式携帯電話装置には、上側筐体と下側筐体とが閉じられた状態にあるか、あるいは、上側筐体と下側筐体とが回動され、開かれた状態にあるかを検出するために機械的な検出スイッチ機構や電気・磁気的な検出スイッチなどが設けられる。
例えば、下記の特許文献1(特開2005−354384号公報)には、磁石のN極とS極の双方に反応するMRセンサーを2つ用い、下部筐体の2軸ヒンジの垂直軸に向かい合う線対象の位置にMRセンサーを2つ配設するとともに、上部筐体にはMRセンサーに対向する位置にマグネットを1つ配設し、2軸ヒンジを用いた折り畳み式携帯電話装置に対応するようにした携帯電話装置が開示されている。
このような磁気センサーを用いて携帯電話装置の状態を検出する技術は、下記の特許文献2(特開2005−26818号公報)に開示されたスライド型の携帯電話装置にも用いられている。
このように、一般的に折り畳み式携帯電話装置には、磁石とホール素子とからなる、いわゆる磁気センサーが備えられている。この磁気センサーにより磁界の変化を感知することによって、折り畳み式携帯電話装置の上側筐体と下側筐体とが回動され、開かれた状態にされたか否か、すなわち、上側筐体と下側筐体の回動角度が所定量に達しているか否かが検出されるようになっている。回動角度が所定量に達したことが検出されると、制御部が表示出力と操作入力を有効とするように構成されている。逆に、回動角度が所定量に達していない状態、すなわち、携帯電話装置が折り畳まれて閉じられた状態にあるときには、表示出力も操作入力も無効となり、これにより、待機電力の浪費をできるだけ抑制している。
特開2005−354384号公報(段落「0010」〜「0012」) 特開2005−26818号公報(段落「0006」〜「0007」)
しかしながら、上記特許文献1や2に開示された磁気センサーによる検出手段を適用しても、上述のように、任意1つの回動角度を基準として、入出力の有効ないし無効を決定してしまうと、ユーザーの意図にそぐわない動作処理が行なわれてしまう場合がある。例えば、携帯電話装置の表示を視認するだけであれば、回動角度が30度程度あれば事足りるのであるが、このとき、不用意に操作ボタン等に指が触れてしまう場合がある。或いは、バッグの中に折り畳み式携帯電話装置が収納されているような場合には、バッグの内容物が折り畳み式携帯電話装置に衝突等して勝手に回動させてしまい、携帯電話装置が半開き状態となって、操作ボタン等が意図せず操作されてしまうような場合がある。
本願の発明者は上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、表示出力を有効にするときの回動角度よりも、操作入力を有効にするときの回動角度を十分大きく設定することにより、上記の問題を解消し得ることに想到して本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、表示出力は有効であるが操作入力は無効とされる回動角度領域を設けることにより、表示出力中にユーザーの意図しない操作入力が行われるのを抑制して、利便性の向上を図った折り畳み式携帯電話装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる折り畳み式携帯電話装置の発明は、
上側筐体と下側筐体とを回動自在に連結してなり、制御部が、前記上側筐体と前記下側筐体との成す回動角度に応じて入出力の有効・無効の切り替えを行う折り畳み式携帯電話装置であって、
前記回動角度が、予め規定された第1角度及び前記第1角度より大きい第2角度に達しているか否かを検出する回動状態検出手段を有し、
前記制御部は、前記回動状態検出手段により前記回動角度が前記第1角度に達していることが検出されたときに表示出力を有効にし、更に、前記第2角度に達していることが検出されたときに操作入力を有効とする、ことを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置において、前記回動状態検出手段は、磁石とホール素子とからなる磁気センサーにより、前記回動角度が前記第1角度に達しているか否かを検出する第1角度検出手段と、前記回動角度が前記第2角度に達しているか否かを検出する第2角度検出手段とを含んで構成されることを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置において、前記第1角度が20度〜40度、前記第2角度が130度〜150度とされていることを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話装置において、前記回動状態検出手段を介して、前記回動角度が前記第2角度に達している状態から当該第2角度を下回った状態へと移行されたことが検出されたときには、前記制御部は、表示出力および操作入力の双方を同時に無効とする、ことを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、CPU等の制御部は、回動状態検出手段により回動角度が第1角度に達していることが検出されたときに表示出力を有効にし、更に、前記第1角度より大きい第2角度に達していることが検出されたときに操作入力を有効とするように制御するので、結果として、表示出力は有効で操作入力は無効とされる回動角度領域が設けられることになる。そして、回動角度が当該回動角度領域内にあるときには、表示出力は有効とされても、操作入力は無効とされるので、携帯電話装置を半開きにして表示のみを確認している間、あるいはバッグ等の中で意図せず半開きになっているような間、不意の操作入力がなされて何らかの処理が開始されるのを防止することができるようになる。
請求項2にかかる発明によれば、このように、この種の折り畳み式携帯電話装置に従来から備え付けられている磁気センサーを回動状態検出手段に採用することもできるので、従来型の折り畳み式携帯電話装置に本発明を容易に適用することができる。なお、一般的には、従来型の磁気センサーは本発明でいうところの第1角度に達しているか否かを検出するセンサーであるため、検出感度を良好にするためには、第2角度に達しているか否かを検出する角度検出センサーについては別途用意するのが好ましい。無論、第2角度に達しているか否かを検出する角度検出センサーとしても、従来の磁気センサーを利用することも考えられる。
請求項3にかかる発明は第1角度及び第2角度についての具体的数値を示すものである。第1角度としては、ユーザーが外側から表示を視認できる程度の回動角度が確保されればよく、また第2角度としては、ユーザーの操作入力の意志を確認できる程度の回動角度が確保されればよい。このような観点から、請求項3にかかる発明によれば、第1角度及び第2角度については上記数値範囲に設定されるのが好ましい。
請求項4にかかる発明においては、第2角度は、もっぱらユーザーによる入力の意志が確認できる程度の角度が確保されればよく、すなわち、第2角度に達している状態からこれを下回る状態へと変化した場合には、ユーザーが携帯電話装置を折り畳んでその使用を中断しようとしているものと考えられるから、上述のような構成とすることで、余計な表示出力や操作入力を無効とすることができる。
本実施形態の折り畳み式携帯電話装置の全体構成を示す外観斜視図である。 本実施形態の折り畳み式携帯電話装置の回路構成を示すブロック図である。 回動角度に応じた制御部の処理内容を示すフローチャートである。 回動角度の異なる3つの状態の折り畳み式携帯電話装置の状態説明図である。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための折り畳み式携帯電話装置を例示するものであって、本発明をこの折り畳み式携帯電話装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
図1は、本発明の実施例にかかる折り畳み式携帯電話装置の全体構成を示す外観斜視図である。本実施形態の折り畳み式携帯電話装置1は、上側筐体10と下側筐体20とを、この例では、ヒンジ(回動手段)30で、上側筐体10と下側筐体20とが回動自在になるように連結してなる。その回動角度は0度(閉じた状態)〜約180度(全開にした状態)となっている。
また、上側筐体10の裏面には、液晶表示パネル等の画面表示手段11、スピーカー12、イヤホン13等を含む音声出力手段14が設けられている。下側筐体20の裏面には、テンキー21、通話開始キー22、通話終了キー23、電子メール機能やインターネット機能などの各種の機能の設定を行う機能キー24(A・B)、方向レバーや決定ボタン等からなるコントロールキー25、マイク26、その他各種入力ボタン等を含む操作手段27が設けられている。
図2に示すように、折り畳み式携帯電話装置1の回路構成は以下の通りとなっている。すなわち、アンテナ41と接続された通信部42を備えている。この通信部42は、後述のベースバンド部43からの信号を、アンテナ41を介して基地局へ発信し、あるいはアンテナ41を介して基地局からの電波を受信する。この通信部42により、折り畳み式携帯電話装置1は、他の通信機器(例えば、携帯電話装置等)と通信(通話)することができるとともに、電子メールの送受信が可能となり、さらにはインターネットに接続することも可能となっている。
また、通信部42は、ベースバンド部43と接続されている。ベースバンド部43は、CDMA処理回路44と、音声コーデック45と、を有している。ここで、CDMA処理回路44は、符号分割多元接続、スクランブル、誤り制御、タイミング検出を行う。また、音声コーデック45は、音声を圧縮(符号化)、伸張(復号化)したり、アナログとデジタルの変換を行ったり、内部の増幅回路(図示省略)により受話音量やマイクロフォンの感度を変更する。
ベースバンド部43には、切替回路46が接続されている。この切替回路46には、増幅回路47を介して第1スピーカー48が接続されている。この第1スピーカー48は、増幅回路47で増幅されたベースバンド部43の電気信号を音声に変換する。この第1スピーカー48は、すなわち、図1で示した音声出力手段14に相当し、ユーザの耳にあてて通話に使用される。
切替回路46には、増幅回路49を介してマイクロフォン50が接続されている。このマイクロフォン50は、通話に使用され、音声を電気信号に変換する。マイクロフォン50により入力された電気信号は、増幅回路49で増幅されてベースバンド部43に出力される。このマイクロフォン50は、図1で示したマイク26に相当する。
また、切替回路46には、増幅回路51を介して第2スピーカー52が接続されている。この第2スピーカー52は、増幅回路51で増幅されたベースバンド部43の電気信号を音声に変換する。この第2スピーカー52は、すなわち、図1で示した音声出力手段14に相当し、受話音を周囲の人にも聞かせるための拡声用のスピーカーである。また、第2スピーカー52は、着信報知の鳴動も行う。なお、これらの3つの増幅回路47、49、51は、ゲインを固定しており、第1スピーカー48及び第2スピーカー52の音量やマイクロフォン50の感度を変更することはできないようになっている。
この切替回路46は、ベースバンド部43との接続を、第1スピーカー48用の増幅回路47及びマイクロフォン50用の増幅回路49側にするか、あるいは拡声用の第2スピーカー52用の増幅回路51及びマイクロフォン50用の増幅回路49側にするかを切り替える。
通信部42、ベースバンド部43、切替回路46には、制御回路(制御部)53がそれぞれ接続されている。この制御部53の制御により上述した切替回路46による切り替えが行われる。また、制御部53によりベースバンド部43の音声コーデック45が制御され、音声コーデック45により第1スピーカー48及び第2スピーカー52の音量やマイクロフォン50の感度が変更される。制御部53は、ROM54と接続されており、ROM54に格納されているシステムプログラムに基づき各部を制御する。
また、制御部53は、RAM55と接続されている。このRAM55には、制御部53の動作に必要な所定の情報や、特定人の個人情報(例えば、特定人の電子メールアドレス、電話番号、デジタル画像、Cメールアドレス、GPSメールアドレス等)がそれぞれ記憶されている。
制御部53には、液晶ディスプレイ56が表示部(図1の表示手段11に相当)として接続されている。そして、ディスプレイ56には、現在の時刻、電話番号、特定人に実行可能な機能の内容、特定人に関する個人情報などがそれぞれ表示される。この表示部56が作動される際には、この例では、液晶ディスプレイ56の背後に配置された照明部63が同時に作動されることにより、表示部が明るく点灯される。
制御部53には、入力部57(図1の操作手段27に相当)が接続されている。この入力部57は、電話番号や各ロックナンバー等の入力を行うテンキー58(図1のテンキー21に相当)と、通話の開始を操作する通話開始キー59(図1の通話開始キー22に相当)と、通話の終了を操作する通話終了キー60(図1の通話終了キー23に相当)と、電子メール機能やインターネット機能などの各種の機能の設定を行う機能キー61(図1の機能キー24(A・B)に相当)と、方向レバーや決定ボタン等からなるコントロールキー62(図1のコントロールキー25に相当)とを有している。
また、図2に示されるように、制御部53には、第1角度到達検出手段(本発明の第1角度検出手段に相当)としてのホールセンサー64と、回動角度検出センサー(本発明の第2角度検出手段に相当)65とからの出力が入力される。すなわち、本発明においては、第1角度到達検出手段(本発明の第1角度検出手段に相当)としてのホールセンサー64と、回動角度検出センサー65(本発明の第2角度検出手段に相当)とにより、回動状態検出手段が構成される。回転角度検出センサー65は、上側筐体10と下側筐体20とが所定の角度に回動すると出力を生じる機械的スイッチ機構であってもよく、他の検出機構であってもよい。
第1角度到達検出手段としてのホールセンサー64は、磁石と、この磁石の磁界変化を検出するホール素子とからなり、それぞれ一方が、先に示した図1の上側筐体10と下側筐体20との何れかに埋め込まれて構成されるものであり、上側筐体10と下側筐体20の回動角度が約20〜40度に達しているときの磁界状態を検出すると、オン出力(第1出力)を生成して制御部53に入力する。
第2角度到達検出手段としての回動角度検出センサー65は、ヒンジ(回動手段)30と、上側筐体10及び/または下側筐体20とに、例えば凹凸からなる機械的検知スイッチ(不図示)を設けることで、上側筐体10と下側筐体20との成す回動角度が130度〜150度になったときにオン出力(第2出力)を生成するように構成されている。生成された第2出力は制御部53に入力される。
そして、制御部53はホールセンサー64からの第1出力と、回動角度検出センサー65からの第2出力の論理出力を判別することにより、図3のフローチャートに示されるように、ディスプレイ56への表示出力の有効・無効、入力部57からの操作入力の有効・無効を判別する。
この表示出力・操作入力・有効・無効判別処理では、まず、回動角度θが20度以上であるか否かが第1出力に基づいて判別される(ステップS101)。例えば、上側筐体10と下側筐体20とが閉じられているような場合は、θは0度(20度未満)であるため、表示出力・操作入力はいずれも無効とされ、表示も、入力もできない状態とされる(ステップS101No)。
一方、回動角度θが、図4Aに示されるように20度以上に達すると(ステップS101Yes)、表示出力が有効となり、ディスプレイ56への表示出力が有効となる(ステップS102)。ただし、この状態では、まだ、操作入力(入力部57からの操作入力)は無効に設定されたままである(ステップ103)。
次いで、回動角度θが130度以上であるか否かが第2出力に基づいて判別される(ステップS104)。例えば、図4Bに示されるように、上側筐体10と下側筐体20とが一定量(130度以上)開かれたような場合は(ステップS104Yes)、表示出力・操作入力はいずれも有効とされ、表示も、入力もされる状態とされる(ステップS1055、ステップS106)。この状態は、再度、第2出力がオフ(ステップS107No)となるまで維持される。
一方、図4Cに示されるように、回動角度θが130度以上となった後、更に、第2出力がオフとなると(ステップS107Yes)、表示出力及び操作入力がいずれも無効となり(ステップS108)、処理は終了される。
上述のように、本実施形態の折り畳み式携帯電話装置によれば、CPU等の制御部53は、ホールセンサー(第1角度到達検出手段)64及び第2角度検出手段(第2角度到達検出手段)65により、上側筐体10と下側筐体20との成す回動角度θが第1角度(この例では20度)に達していることが検出されたときに(ステップS101Yes)、表示出力(ディスプレイ56)を有効(ステップS102)にし、更に、前記第1角度より大きい第2角度(この例では130度)に達していることが検出されたときに(ステップS104)入力部57からの出力を有効とするように制御するので、結果として、表示出力は有効で操作入力は無効とされる回動角度領域(20度≦θ<130度)が設けられることになる。そして、回動角度が当該回動角度領域内(20度≦θ<130度)にあるときには、表示出力は有効とされても(ステップS102)、操作入力は無効とされるので(ステップS103)、携帯電話装置を半開きにして表示のみを確認している間、あるいはバッグ等の中で意図せず半開きになっているような間、不意の操作入力がなされて何らかの処理が開始されるのを防止することができるようになる。
加えて、第2角度は、もっぱらユーザーによる入力の意志が確認できる程度の角度が確保されればよく、本実施形態では、第2角度θ=130度としたがこれに限るものではない。
1 折り畳み式携帯電話装置
10 上側筐体
11 表示手段(液晶ディスプレイ)
12 スピーカー
13 イヤホン
14 音声出力手段
20 下側筐体
21 テンキー
22 通話開始キー
23 通話終了キー
24 機能キー
25 コントロールキー
26 マイク
27 入力部(操作手段)
41 アンテナ
42 通信部
43 ベースバンド部
44 処理回路
45 音声コーデック
46 切替回路
47 増幅回路
48 第1スピーカー
49 増幅回路
50 マイクロフォン
51 増幅回路
52 第2スピーカー
53 制御部
56 液晶ディスプレイ
57 入力部
58 テンキー
59 通話開始キー
60 通話終了キー
61 機能キー
62 コントロールキー
63 照明部
64 ホールセンサー
65 回動角度検出センサー
θ 回動角度

Claims (4)

  1. 上側筐体と下側筐体とを回動自在に連結してなり、制御部が、前記上側筐体と前記下側筐体との成す回動角度に応じて入出力の有効・無効の切り替えを行う折り畳み式携帯電話装置であって、
    前記回動角度が、予め規定された第1角度及び前記第1角度より大きい第2角度に達しているか否かを検出する回動状態検出手段を有し、
    前記制御部は、前記回動状態検出手段により前記回動角度が前記第1角度に達していることが検出されると表示出力を有効にし、更に、前記第2角度に達していることが検出されると操作入力を有効とする、ことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  2. 前記回動状態検出手段は、磁石とホール素子とからなる磁気センサーにより、前記回動角度が前記第1角度に達しているか否かを検出する第1角度検出手段と、前記回動角度が前記第2角度に達しているか否かを検出する第2角度検出手段とを含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  3. 前記第1角度が20度〜40度、前記第2角度が130度〜150度とされていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  4. 前記回動状態検出手段を介して、前記回動角度が前記第2角度に達している状態から当該第2角度を下回った状態へと移行されたことが検出されたときには、前記制御部は、表示出力および操作入力の双方を同時に無効とする、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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