JP4028090B2 - 作業機械の油圧モータ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベルや油圧クレーン等の作業機械に関し、特に、上部旋回体を回転させる旋回モータ、または走行モータ等のように連続回転運動を行う油圧モータの制御に適用される油圧モータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9はこの種の油圧モータ制御装置を搭載した油圧ショベルの一般的な旋回制御回路の例を示したものである。
【0003】
同図において、1は旋回モータ、2は同旋回モータ1の油圧源としての油圧ポンプ、3は同ポンプ2を駆動する原動機、4は旋回モータ1の作動を制御する油圧パイロット切換式のコントロールバルブ、5,6は操作レバーによって動作するリモコン弁であり、このリモコン弁5,6のレバー操作量に応じたパイロット圧がコントロールバルブ4のパイロットポートに供給されて同バルブ4が制御される。
【0004】
コントロールバルブ4は、公知のようにメータイン、メータアウト、ブリードオフの各通路を有し、スプールストロークに応じてこれら各通路の開口面積が変化してメータイン、メータアウト、ブリードオフ各流量が変化し、旋回モータ1の加減速力(旋回トルク)が変化する。なお、7はリリーフ弁、8はリモコン弁5,6それぞれに一次圧を供給するための補助油圧ポンプ、9はアンロード弁である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した油圧ショベルでは、ブーム、アーム、バケット等から主として構成されるフロントアタッチメント(作業装置)の姿勢や負荷によって慣性モーメントが大きく変動する。そこで、十分な旋回トルクを確保すべく大慣性モーメントを基準にしてコントロールバルブ4の設定を行うと、小慣性モーメント時には旋回トルクが過大となって急加速動作が行われてしまうという欠点がある。このように急加速動作が行われると、旋回体のキャビン内で操作中のオペレータに急加速力が働いてレバー操作が不安定になり、ハンチング現象が発生する恐れもある。一方、小慣性モーメントを基準にしてバルブ特性を小旋回トルク用に設定にすると、上記の問題は解消できる反面、掘削作業や旋回力による押し付け、床均し等の作業においてトルク不足が生じるという不都合がある。
【0006】
本発明は上記した従来の油圧モータ制御装置における課題を考慮してなされたものであり、急加速動作を防止するとともに、ポンプ流量を最大限に利用してトルク不足が発生しないような作業機械の油圧モータ制御装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、作業機械の油圧モータを制御する制御装置において、前記油圧モータの作動を制御するコントロールバルブと、該コントロールバルブに対する作動指令を出力する操作手段と、前記油圧モータに向かう流量の一部をタンクにバイパスする管路に設けられ、前記コントロールバルブの作動に対し、遅れ無しに作動する領域と遅れを持って作動する領域とを有する流量制御弁と、前記作業機械における作業装置の姿勢を検出する検出手段と、前記操作手段の操作量が予め設定されたしきい値を超えるか否かに応じて前記領域を切り換えるとともに、前記検出手段によって検出された前記作業装置の姿勢に応じて前記遅れ量を変更する制御手段とを備え、この制御手段は、前記作業装置の姿勢に基づき当該作業機械の慣性モーメントを計算するとともに、この慣性モーメントが大きいほどしきい値が低くなる一方、慣性モーメントが小さいほどしきい値が高くなるようにしきい値を変更することを特徴とする作業機械の油圧モータ制御装置である。
【0008】
本発明において、制御手段は、操作手段による操作が戻し方向である場合に、遅れを解除するように構成することが好ましい。
【0009】
本発明において作業装置とは、例えばフロントアタッチメントからなる作業装置を搭載した油圧ショベル、ブームからなる作業装置を搭載した油圧クレーン等が示される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る油圧モータ制御装置を作業機械としての油圧ショベルに適用した例について図1〜図8を参照しながら説明する。
【0011】
図1において、11は油圧モータとしての旋回モータ、12は油圧ポンプ、13は同ポンプ12を駆動する原動機としてのエンジン、14は旋回モータ11の作動を制御する油圧パイロット切換式のコントロールバルブ、15,16は操作手段としての操作レバーによって作動するパイロット弁、17はリリーフ弁、18は操作手段としてのリモコン弁15,16に対する一次圧供給源としての補助油圧ポンプである。
【0012】
図2は上記コントロールバルブ14のレバー位置/開口面積特性を示したものであり、中立位置ではメータイン、メータアウト両開口面積が最小となり、操作レバーの操作量が増加するに連れてメータイン、メータアウト両開口面積が増加するように設定されている。
【0013】
油圧ポンプ12から旋回モータ11に向かう流量の一部を油タンクにバイパスする管路19には、電磁比例弁からなる流量制御弁としてのアンロード弁20が設けられており、このアンロード弁20の作動は、制御手段としてのコントローラ21によって制御されるようになっている。
【0014】
このコントローラ21にはパイロット圧Piとフロント姿勢情報Siがそれぞれ信号として入力されている。パイロット圧Piは、パイロット弁15,16の操作量に応じて吐出される油の圧力を検出している圧力センサ22から出力される。また、フロント姿勢情報Siは、ブーム23の上下角度を検出する位置センサ23a、アーム24の前後角度を検出する位置センサ24a及びバケット25の前後角度を検出する位置センサ25aからそれぞれ出力される検出信号から構成されている。上記各位置センサ23a,24a,25aは検出手段とみなすことができる。なお、図中の符号26はブレーキ回路である。
【0015】
この回路構成によれば、パイロット弁16から出力されるパイロット圧がコントロールバルブ14の右側パイロットポート14aに作用すると、コントロールバルブ14が中立位置から加速方向に操作されて、旋回モータ11が右回転する。このときのパイロット圧Piは、圧力センサ22によって検出されてコントローラ21に与えられ、コントローラ21は、そのパイロット圧Piに応じてアンロード弁20の開口面積を制御する。なお、旋回モータ11を左回転させるべくパイロット弁15が操作され、パイロット圧Piが出力された場合においても同様に、パイロット圧Piに応じてアンロード弁20の開口面積が制御される。
【0016】
図3は上記コントローラ21によって制御されるアンロード弁20の開口面積特性をグラフに示したものである。アンロード弁20は、静的な入力に応じて良好なメータリング特性を持つように設定されており、アンロード弁20に対する指令においては遅れ無しの領域D1と、遅れ領域D2が設定されている。
【0017】
なお、ここで言う遅れとは一次遅れを意味している。このアンロード弁19は、絞り位置イと全閉位置ロとを有し、コントローラ21から与えられる指令を受けて各位置イ,ロ間で切り換わるようになっている。またThは所定値としてのしきい値である。操作レバーを十分静的に動かした場合には、図4に示す開口面積特性が得られる。
【0018】
油圧ショベルの旋回動作は、その摩擦トルクに対して慣性モーメントが非常に大きく、油圧モータ発生トルクの大半は加減速のために使用されている。従って、定常速度による旋回では、最大慣性モーメント時における消費トルクは最小慣性モーメント時における消費トルクと殆ど変わらない。すなわち、慣性モーメントの大小による起動トルクは殆ど変動しないため、ポンプ流量、レバー操作位置、ブリードオフ開口がいずれも同じであれば、到達速度はほぼ同じになる。それにも拘らず過大な加速度が発生するのは、ブリードを閉じきった状態でポンプ流量を最大限に油圧モータに送り込むからである。
【0019】
この過大な加速度を低減するため、例えば、操作レバーの操作量が最大であるときにブリードオフ、すなわち、アンロード弁開口を開け放しにすると、今度はポンプ流量がそのアンロード弁開口を抜けて排出されてしまい、油圧モータの最大速度が達成できなくなる。また、アンロード弁の動作を遅らせた場合には、コントロールバルブの動作に対してアンロード弁の動作が初めから遅れることになる。そうすると、動き出しに必要なポンプ圧を立てるだけの開口面積が得られるまでに遅れが生じ、アクチュエータの動作そのものにタイムラグが発生するため、操作レバーの操作に呼応した動きが得られなくなる。
【0020】
このような問題を解消した本発明では、図3で示したように、アンロード弁20の開口面積特性S1において、コントロールバルブ14のスプールの動きに対して一対一に作動する遅れ無し領域D1と、遅れを持って作動する遅れ領域D2とを持たせており、操作レバーの操作量がしきい値を超える場合に遅れ領域D2に切り換えるようになっている。そして、過大なトルクを作用させても大きな加速とはならない場合、すなわち、図5に示すように、フロントアタッチメントの慣性モーメントIが大となるような姿勢では、“遅れ領域D2"での一次遅れ時定数Tnを小さくするか、またはゼロとしている。また、これとは逆に、フロントアタッチメントの慣性モーメントIが小となる姿勢においては、一次遅れ時定数Tnを大きくすることによって急加速が発生しないようになっている。
【0021】
このように、フロントアタッチメントの姿勢に応じて遅れ量を切り換えるため、最大速度まで良好なメータリング特性で加速制御が行えるようになっている。従って、慣性モーメントIが大となる姿勢では旋回リリーフによって決まる最大出力トルクを発生させて最大速度への到達時間を短くすることができ、それにより迅速な操作を実現することができる。
【0022】
また、上記開口面積特性を有するアンロード弁20によれば、操作レバーの操作量が少ないとき(フロントアタッチメントを作動させる駆動源としてのアクチュエータ移動開始時)については、遅れ無し領域D1に切り換えられるため、操作レバーの操作に対してタイムラグ無しにアクチュエータが動作する。従って、操作レバーを微操作した場合は高応答性でフロントアタッチメントを作動させることができる。これに対して操作レバーが急操作されたときには遅れ領域Dに切り換えられるため、アンロード弁20(ブリードオフ開口)が急激に閉じらず過大なトルクが発生しないため、滑らかな加速が得られる。そして、その後、アクチュエータを加速しながら、アンロード弁20が徐々に閉じられる。アンロード弁20が閉じられると、ポンプ吐出流量の全量をアクチュエータに導入することができるため、最大速度に到達させることができる。
【0023】
このように、アンロード弁20において遅れ無し領域D1及び遅れ領域D2をそれぞれ設定して制御を行うことにより、急加速動作の防止と効率の良い微速制御を両立させている。
【0024】
また、操作レバーが戻された場合には遅れが解除されるように設定しているため、すなわち、操作レバーをある操作量の位置から戻してきた場合には、遅れなく操作レバー位置に対応した位置にアンロード開口が復帰するように構成されているため、操作レバーを戻してきた際に、メータイン、メータアウトが閉じた状態でアンロード弁が閉じてしまうような状況にならず、ポンプ圧力が異常に上昇することがないようになっている。
【0025】
次に、図6を参照しながらハンチング現象の防止方法について説明する。いま、フロントアタッチメントの姿勢が慣性モーメント小である状況にあり、オペレータが過大な加減速度を受けた場合を想定する。すなわち、ハンチング現象を引き起こしやすい操作レバーの操作量、具体的には遅れ領域D2内で正弦波状の入力操作(入力指令信号S2)がなされた場合を想定する。
【0026】
遅れ領域D2では同図に示すように、ブリードオフ開口面積が小さく、それにより、ポンプ圧力(モータメータイン圧力)のアンロード弁20の開口感度が高いため、遅れ領域D2で急激な開口面積変化があると、急加速の原因となり、ハンチング現象が減衰することなく継続される傾向がある。しかしながら、本発明では、遅れ領域D2については、アンロード弁20開口が入力指令に対して遅れを持ち、しかも閉方向のみに働くように構成されている。従って、時間軸上のある点でアンロード弁の開口面積を従来のそれと比較すると、大きな開口面積を有していることになる。上記遅れはバッファとして働くことになり、遅れが無い場合の応答S3(図中破線で示す)に比べて極めて振幅が小さい応答S4が得られる。このため、アンロード弁20開口面積が小さく、ポンプ圧を立てやすい領域では、過大な加速度が発生しなくなり、ハンチング現象が抑制される。
【0027】
図7のフローチャートは、油圧モータを制御するにあたり、フロントアタッチメントの姿勢に応じて一次遅れ時定数を変更する制御動作を示したものである。まず、位置センサ23a,24a,25aによってフロントアタッチメントの姿勢が検出され、且つ操作レバーのパイロット圧Piが圧力センサ22によって検出されると、検出結果はコントローラ21に与えられ、コントローラ21は、その姿勢情報に基づいてフロントアタッチメントの慣性モーメントIを計算するとともに、そのパイロット圧Piに基づいてコントロールバルブ14の指令値Cvを計算する(ステップS1)。
【0028】
次いで、指令値Cvがしきい値Th(図3参照)以上であるかどうかを判断し(ステップS2)、yesであれば指令値Cvはプラス方向、すなわち、アンロード弁20入力信号が大きくなる方向に向かっているかどうかを判断し(ステップS3)、yesであれば慣性モーメントIに応じた一次遅れ時定数を演算し(ステップS4)、得られた結果をアンロード弁指令値Cv´として設定し(ステップS5)、Cv´に基づいてアンロード弁20を制御する(ステップS6)。なお、ステップS2においてnoであれば、遅れなしの応答に設定する(ステップS7)。
【0029】
上記ステップS4に示した遅れ量の変更は、図8に示すように、しきい値を変更することによっても実現することができる。すなわち、コントローラ21のROM(図示しない)に、予め、慣性モーメントI/しきい値Th変換テーブルを記憶しておき、ステップS1にて計算された慣性モーメントIに対応するしきい値Thをその変換テーブルから読み出すように構成することもできる(ステップS4´)。なお、この変換テーブルには、慣性モーメントIが増加するにつれてしきい値Thが一定値から減少していく線Th´に相当する情報が記憶されているものとする。
【0030】
上記ステップS4´において、慣性モーメントI、すなわち、フロントアタッチメントの姿勢に応じてしきい値Thが変更されると、遅れ領域D2の範囲が変更される。すなわち、慣性モーメントIが小さい場合には、過大な加速度が生じる恐れがないため、遅れ領域D2は小さい範囲で足りる。従って、遅れ領域D2に切り換える境界としてのしきい値Thを高く設定することができる。換言すれば、遅れ領域D2を狭くするか、または排除することができる。
【0031】
なお、本発明において遅れを持って作動させる場合、上記した一次遅れ時定数を用いた制御に限らず、コントローラ21の遅れ要素としてレートリミッタを用い、フロントアタッチメントの姿勢に応じてこのレートリミッタの制限レートを変化させるようにしてもよい。一次遅れ時定数を小さくすることは、上記レートリミッタで構成した場合においては変化速度制限値を大きくとること、或いは制限無し(無限大)に相当する。
【0032】
また、本発明は、上記した油圧ショベルに限らず、油圧クレーン等のように油圧装置を搭載し油圧モータを駆動源とする任意の作業機械に適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように本発明によれば、フロントアタッチメントの姿勢が小慣性モーメント時において急加速動作を防止することができるとともに、ハンチングを抑制することができる。また、ポンプ流量を最大限に利用してトルク不足が発生しないように構成されているため、掘削作業や旋回力による押し付け、床均し等の作業を支障なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る油圧モータ制御装置の回路構成図である。
【図2】 本発明に係る操作レバー位置とコントロールバルブの開口面積の関係を示すグラフである。
【図3】 本発明に係るアンロード弁の入力信号と開口面積の関係を示すグラフである。
【図4】 操作レバーを静的動作させた場合の開口面積特性を示すグラフである。
【図5】 本発明における遅れ量の変更方法を説明するグラフである。
【図6】 本発明に係るハンチング抑制効果を説明するグラフである。
【図7】 本発明の油圧モータ制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図8】 本発明における遅れ量の他の変更方法を説明するグラフである。
【図9】 従来の油圧モータ制御装置の回路構成図である。
【符号の説明】
11 旋回モータ
12 油圧ポンプ
13 エンジン
14 コントロールバルブ
15,16 パイロット弁
17 リリーフ弁
18 補助油圧ポンプ
20 アンロード弁
21 コントローラ
22 圧力センサ

Claims (2)

  1. 作業機械の油圧モータを制御する制御装置において、
    前記油圧モータの作動を制御するコントロールバルブと、
    該コントロールバルブに対する作動指令を出力する操作手段と、
    前記油圧モータに向かう流量の一部をタンクにバイパスする管路に設けられ、前記コントロールバルブの作動に対し、遅れ無しに作動する領域と遅れを持って作動する領域とを有する流量制御弁と、
    前記作業機械における作業装置の姿勢を検出する検出手段と、
    前記操作手段の操作量が予め設定されたしきい値を超えるか否かに応じて前記領域を切り換えるとともに、前記検出手段によって検出された前記作業装置の姿勢に応じて前記遅れ量を変更する制御手段とを備え、
    この制御手段は、前記作業装置の姿勢に基づき当該作業機械の慣性モーメントを計算するとともに、この慣性モーメントが大きいほどしきい値が低くなる一方、慣性モーメントが小さいほどしきい値が高くなるようにしきい値を変更することを特徴とする作業機械の油圧モータ制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記操作手段による操作が戻し方向である場合に、前記遅れを解除するように構成されている請求項1記載の油圧モータ制御装置。
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