JP4026680B2 - 板状物支持部材及びその使用方法 - Google Patents

板状物支持部材及びその使用方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウェーハ等の板状物の支持に用いる板状物支持部材及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IC、LSI等の回路が表面に複数形成された半導体ウェーハW1は、図11に示すように、表面に回路保護用の保護テープTが貼着された状態で保護テープTを下にしてチャックテーブル70に保持され、回転する研削砥石71の作用を受けて裏面が研削され、所定の厚さに形成される。特に最近は携帯電話機、ノートブック型パーソナルコンピュータ等の小型化、薄型化、軽量化の要求に応えるべく、厚さが100μm以下、50μm以下となるように研削することが必要とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、半導体ウェーハW1の厚さが200μm〜400μmになるように研削される場合は研削後においても剛性があるため研削装置内における搬送やカセットへの収納を比較的円滑に行うことができるが、厚さが50μm〜100μmと薄くなっていくと、剛性が低下するために搬送等が困難となる。
【0004】
また、図12に示すように、半導体ウェーハW2の表面のストリートに、形成しようとする半導体チップの厚さに相当する深さの切削溝72を予め形成しておき、その後、切削溝が表出するまで裏面を研削することにより個々の半導体チップに分割する、いわゆる先ダイシングと称される手法においては、研削により個々の半導体チップに分割された後においては全く剛性がなく、半導体ウェーハの外形を維持することが不可能となる。
【0005】
上記のような不都合を回避するために、半導体ウェーハの表面に、例えばポリエチレンテレフタレートのような比較的剛性の高い材質の保護テープを貼着すれば、研削により薄くなった半導体ウェーハや先ダイシングにより分割された半導体ウェーハを安定的に保持し搬送やカセットへの収納を円滑に行うことができる。しかし、このように剛性の高い保護テープを用いると半導体ウェーハまたは半導体チップを剥離することが困難となる。
【0006】
また、図13のように、半導体ウェーハの切削時のようにリング状のフレームFに貼着された保護テープTの粘着面に半導体ウェーハWを貼着し、保護テープを介して該フレームと一体となった状態とすれば、搬送及びカセットへの収納を円滑に行うことができ、薄くなった半導体ウェーハまたは半導体チップを剥離することができる。しかし、研削装置において半導体ウェーハWを保持するチャックテーブルは、フレームを支持する機構を備えていないため、チャックテーブルの改造が必要になるという問題がある。
【0007】
このように、半導体ウェーハ等の薄型の板状物の研削においては、チャックテーブルの改造を伴わずに搬送等を円滑に行うと共に、研削後の保護テープからの剥離も容易とすることに課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための具体的手段として本発明は、板状物の研削時及び搬送時に保護テープに貼着された板状物を支持する板状物支持部材であって、板状物を支持し吸引力を伝達する板状物支持領域と、板状物支持領域を囲繞し保護テープを固定するテープ固定領域とから構成され、テープ固定領域には環状溝が形成され、環状溝に保護テープを押し込んで保護テープを固定する板状物支持部材、及び、板状物の研削時及び搬送時に保護テープに貼着された板状物を支持する板状物支持部材であって、板状物を支持し吸引力を伝達する板状物支持領域と、板状物支持領域を囲繞し保護テープを固定するテープ固定領域とから構成され、該テープ固定領域にはタック力を有する固定部材が配設され、該固定部材で保護テープを固定する板状物支持部材を提供する。
【0009】
そしてこの板状物支持部材は、テープ固定領域の表面が外周側に向けて下降するテーパ状に形成されていることを付加的な要件とする。
【0010】
また本発明は、板状物を吸引保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに吸引保持された板状物を研削する研削手段とを少なくとも備えた研削装置において、上記の板状物支持部材に支持された板状物をチャックテーブルに載置する工程と、研削手段によって板状物支持部材に支持された板状物を研削する工程と、研削終了後に板状物支持部材に支持された板状物をチャックテーブルから搬出する工程とからなる板状物支持部材の使用方法を提供する。
【0011】
このように構成される本発明によれば、保護テープに貼着された半導体ウェーハまたは半導体チップを保護テープと共に一体に支持するため、半導体ウェーハまたは半導体チップが薄くなっても安定的に支持することができる。
【0012】
また、薄くなった半導体ウェーハまたは半導体チップであっても保護テープに貼着されているために板状物支持部材から容易に取り外すことができ、更に保護テープには剛性がないため、保護テープから半導体ウェーハまたは半導体チップを容易に剥離することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず最初に、図1に示す本発明の第一の実施の形態について説明する。図1に示す板状物支持部材10は、板状物を吸引保持する板状物支持領域11と、板状物支持領域11を外周側から囲繞するテープ固定領域12とから構成される。
【0014】
板状物支持領域11は、ポーラスセラミックス等の多孔質の部材により構成され上下方向にエアーを通す構成となっており、下方から供給される吸引力によって載置された板状物を吸引保持する。
【0015】
また、テープ固定領域12は、アルミナセラミックス等により構成され、その表面は外周側に向けて下降するテーパ状に形成されており、表面には円環状に環状溝13が形成されている。
【0016】
なお、板状物支持領域11とテープ固定領域12とをすべてポーラスセラミックス等の多孔質の部材により構成し、テープ固定領域12を樹脂、酸化チタン等で被覆するようにしてもよい。この場合は、樹脂等で被覆されていない部分が板状物支持領域11となる。
【0017】
一方、図1に示すように、板状物支持部材10に支持される半導体ウェーハWには、回路保護のために表面に保護テープ14が貼着される。この保護テープ14は、板状物支持部材10とほぼ同じ大きさに形成される。
【0018】
そして、図2及び図3に示すように、その保護テープ14が板状物支持領域11及びテープ固定領域12を覆うように、かつ保護テープ14に貼着された半導体ウェーハWが板状物支持領域11の上部に位置するように、保護テープ14に貼着された半導体ウェーハWを載置する。
【0019】
更に、環状溝13に保護テープ14を押し込むことにより、保護テープ14が板状物支持部材10に固定される。このとき、テープ固定領域12の表面は外周側に向けて下降するテーパ状に形成されているため、半導体ウェーハWの表面は、テープ固定領域12より高い位置にある。
【0020】
このようにして板状物支持部材10に支持された半導体ウェーハWは、その状態で、たとえば図4に示す研削装置20においてカセット21に収容される。この研削装置20においては、カセット21に収容された半導体ウェーハWが搬出入手段22によって搬出されて位置合わせ手段23に搬送され、ここで位置合わせがされた後、第一の搬送手段24によって板状物支持部材10の外周を保持してチャックテーブル25に搬送され載置される。
【0021】
図5に示すように、チャックテーブル25、26、27は、上下方向にエアーを通すポーラスセラミックス等からなる吸引領域25aと、吸引領域25aを外周側から支持する枠体25bとから構成され、吸引領域25aの下方には吸引源25cが連結され、吸引源25cから供給される吸引力によって板状物支持部材10を吸引保持することができる。更に、吸引源25cから供給される吸引力によって板状物支持領域11において保護テープ14を介して半導体ウェーハWが吸引保持される。チャックテーブル26、27も同様に構成される。
【0022】
図4を参照して説明を続けると、チャックテーブル25、26、27はそれぞれが回転可能であると共にターンテーブル28の回転に伴って移動する構成となっており、半導体ウェーハWを吸引保持したチャックテーブル25については所定角度(図示の例では120度)左方向に回転することにより第一の研削手段30の直下に位置付けられる。
【0023】
第一の研削手段30は、壁部31に垂直方向に配設された一対のガイドレール32にガイドされて駆動源33の駆動により上下動する支持部34に支持され、支持部34の上下動に伴って上下動する構成となっている。この第一の研削手段30においては、回転可能に支持されたスピンドル35の先端にマウンタ36を介して研削ホイール37が装着されており、研削ホイール37の下部には粗研削用の研削砥石38が円環状に固着されている。
【0024】
図6に示すように、第一の研削手段30の直下に位置付けられた半導体ウェーハWの裏面は、第一の研削手段30がスピンドル35の回転を伴って下方に研削送りされ、回転する研削砥石38が裏面に接触することにより粗研削される。このとき、テープ固定領域12が外周側に向けて下降するテーパ状に形成されているため、研削砥石38がテープ固定領域12に接触することがない。
【0025】
次に、ターンテーブル28が左回りに同じだけ回転することにより、粗研削された半導体ウェーハWが第二の研削手段40の直下に位置付けられる。
【0026】
第二の研削手段40は、壁部31に垂直方向に配設された一対のガイドレール41にガイドされて駆動源42の駆動により上下動する支持部43に支持され、支持部43の上下動に伴って上下動する構成となっている。この第二の研削手段40においては、回転可能に支持されたスピンドル44の先端にマウンタ45を介して研削ホイール46が装着されており、研削ホイール46の下部には仕上げ研削用の研削砥石47が円環状に固着されており、第一の研削手段30とは、研削砥石の種類のみが異なる構成となっている。
【0027】
第二の研削手段40の直下に位置付けられた半導体ウェーハWの裏面は、図6と同様に第二の研削手段40がスピンドル44の回転を伴って下方に研削送りされ、回転する研削砥石47が裏面に接触することにより仕上げ研削される。
【0028】
裏面が仕上げ研削された半導体ウェーハWは、第二の搬送手段48によって板状物支持部材10の外周を保持して洗浄手段49に搬送され、ここで洗浄により研削屑が除去された後に、搬出入手段22によってカセット50に収容される。
【0029】
こうしてカセット50に収容されると、板状物支持領域11における吸引は解除されているため、保護テープ14を取り外すことにより半導体ウェーハWを板状物支持部材10から容易に分離させることができる。そして、保護テープ14は剛性を有しないため、薄くなった半導体ウェーハW(先ダイシングの場合は半導体チップ)を保護テープ14から破損させることなく容易に剥離させることができる。
【0030】
このように、研削装置20においては半導体ウェーハWが搬送されていくが、板状物支持部材10によって常に安定的に支持されているため、研削により半導体ウェーハWの厚さが100μm以下や50μm以下になった場合でも、搬送及びカセット50への収納を円滑に行うことができる。
【0031】
また、板状物支持部材10によって半導体ウェーハWを支持することで、研削装置20のチャックテーブル25、26、27においては板状物支持部材10を介して半導体ウェーハWを吸引保持することができるため、研削装置20の構造を変更する必要がない。
【0032】
次に、本発明の第二の実施の形態として、図7に示す板状物支持部材60について説明する。
【0033】
この板状物支持部材60は、板状物支持領域61と、板状物支持領域61を外周側から囲繞するテープ固定領域62とから構成される。板状物支持領域61は、図1に示した板状物支持部材10と同様にポーラスセラミックス等の多孔質の部材により構成され上下方向にエアーを通す構成となっており、下方から供給される吸引力によって載置された板状物を吸引保持する。
【0034】
また、テープ固定領域62の表面は外周側に向けて下降してテーパ状に形成されており、その表面にはタック力を有する固定部材62aが配設されている。
【0035】
一方、この板状物支持部材60に支持される半導体ウェーハWは、図7に示すように、回路の保護のために表面に保護テープ63が貼着される。この保護テープ63は、テープ固定領域62とほぼ同じ大きさに形成される。
【0036】
そして、図8及び図9に示すように、その保護テープ63が板状物支持領域61及びテープ固定領域62を覆うように載置すると共に、上方から保護テープ63を押圧すると、固定部材62aが有するタック力によって保護テープ63がテープ固定領域62に固定される。このとき、テープ固定領域62の表面は外周側に向けて下降するテーパ状に形成されているため、半導体ウェーハWの表面は、テープ固定領域62より高い位置にある。
【0037】
この状態で、図10に示すように図4に示した研削装置20のチャックテーブル25に載置すると、吸引領域25aにおいて板状物支持領域61を介して半導体ウェーハWが吸引保持される。従って、研削装置20において半導体ウェーハWの裏面を研削する際に、半導体ウェーハWが安定的に支持される
【0038】
そして図4に示した研削装置20のチャックテーブル25に半導体ウェーハWの裏面を研削すると、半導体ウェーハWの表面がテープ固定領域62より高い位置にあるため、研削砥石38がテープ固定領域12に接触することがない。
【0039】
上記のようにして裏面が仕上げ研削された半導体ウェーハWは、第二の搬送手段48によって洗浄手段49に搬出され、ここで洗浄により研削屑が除去された後に、搬出入手段22によってカセット50に収容される。
【0040】
このように、研削装置20においては半導体ウェーハWが搬送されていくが、板状物支持部材10によって常に安定的に支持されているため、研削により半導体ウェーハWの厚さが100μm以下や50μm以下になった場合でも、搬送及びカセット50への収納を円滑に行うことができる。
【0041】
また、板状物支持部材60に支持された半導体ウェーハWがカセット50に収納されたときは、吸引が解除されているため、その後、半導体ウェーハWを板状物支持部材60から簡単に分離させることができる。また、保護テープ63は剛性を有しないため、薄くなった半導体ウェーハ(先ダイシングの場合は半導体チップ)を保護テープ63から容易に剥離させることができる。
【0042】
更に、板状物支持部材60によって半導体ウェーハWを支持することで、研削装置20のチャックテーブル25、26、27においては板状物支持部材60を介して半導体ウェーハWを吸引保持することができるため、研削装置20の構造を変更する必要がない。
【0043】
なお、板状物の一例として半導体ウェーハを挙げたが、板状物はこれには限られない。また、いわゆる先ダイシングの手法による場合は、研削により個々の半導体チップに分割されるため、個々の半導体チップが半導体ウェーハの外形を維持したまま板状物支持部材10、60に支持されて搬送される。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る板状物支持部材では、保護テープに貼着された半導体ウェーハまたは半導体チップを保護テープと共に一体に支持するため、半導体ウェーハまたは半導体チップが薄くなっても安定的に支持することができる。従って、搬送及びカセットへの収納を円滑に行うことができると共に、研削装置の構造を改造する必要がない。
【0045】
また、薄くなった半導体ウェーハまたは半導体チップであっても保護テープに貼着されているために板状物支持部材から容易に取り外すことができ、更に保護テープには剛性がないため、保護テープから半導体ウェーハまたは半導体チップを容易に剥離することができ、剥離時に破損させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板状物支持部材の第一の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同板状物支持部材によって半導体ウェーハを支持した状態を示す斜視図である。
【図3】同板状物支持部材によって半導体ウェーハを支持した状態を示す断面図である。
【図4】本発明の実施に用いる研削装置の一例を示す斜視図である。
【図5】同研削装置のチャックテーブルに板状物支持部材を介して半導体ウェーハを支持した状態を示す略示的断面図である。
【図6】同状態において半導体ウェーハを研削する様子を示す略示的断面図である。
【図7】本発明に係る板状物支持部材の第二の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】同板状物支持部材によって半導体ウェーハを支持した状態を示す斜視図である。
【図9】同板状物支持部材によって半導体ウェーハを支持した状態を示す断面図である。
【図10】研削装置のチャックテーブルに板状物支持部材を介して半導体ウェーハを支持して研削する様子を示す略示的断面図である。
【図11】従来の半導体ウェーハの研削における半導体ウェーハの支持状態を示す正面図である。
【図12】従来の先ダイシングによる研削における半導体ウェーハの支持状態を示す略示的断面図である。
【図13】従来における保護テープを介してフレームと一体となった半導体ウェーハを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…板状物支持部材 11…板状物支持領域
12…テープ固定領域 13…環状溝
14…保護テープ
20…研削装置
21…カセット 22…搬出入手段
23…位置合わせ手段 24…第一の搬送手段
25、26、27…チャックテーブル
25a…吸引領域 25b…枠体 25c…吸引源
28…ターンテーブル 30…第一の研削手段
31…壁部 32…ガイドレール 33…駆動源
34…支持部 35…スピンドル 36…マウンタ
37…研削ホイール 38…研削砥石
40…第二の研削手段 41…ガイドレール
42…駆動源 43…支持部 44…スピンドル
45…マウンタ 46…研削ホイール
47…研削砥石 48…第二の搬送手段
49…洗浄手段 カセット50…カセット
60…板状物支持部材 61…板状物支持領域
62…テープ固定領域 62a…固定部材
63…保護テープ
70…チャックテーブル 71…研削砥石
72…切削溝
W、W1、W2…半導体ウェーハ

Claims (4)

  1. 板状物の研削時及び搬送時に保護テープに貼着された板状物を支持する板状物支持部材であって、
    板状物を支持し吸引力を伝達する板状物支持領域と、
    該板状物支持領域を囲繞し該保護テープを固定するテープ固定領域と
    から構成され
    該テープ固定領域には環状溝が形成され、該環状溝に保護テープを押し込んで該保護テープを固定する板状物支持部材。
  2. 板状物の研削時及び搬送時に保護テープに貼着された該板状物を支持する板状物支持部材であって、
    該板状物を支持し吸引力を伝達する板状物支持領域と、
    該板状物支持領域を囲繞し該保護テープを固定するテープ固定領域と
    から構成され、
    該テープ固定領域にはタック力を有する固定部材が配設され、該固定部材で保護テープを固定する板状物支持部材。
  3. テープ固定領域の表面は、外周側に向けて下降するテーパ状に形成されている請求項1または2に記載の板状物支持部材。
  4. 板状物を吸引保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに吸引保持された板状物を研削する研削手段とを少なくとも備えた研削装置において、
    請求項1乃至に記載の板状物支持部材に支持された板状物を該チャックテーブルに載置する工程と、
    該研削手段によって該板状物支持部材に支持された板状物を研削する工程と、
    該研削終了後に該板状物支持部材に支持された板状物を該チャックテーブルから搬出する工程とからなる板状物支持部材の使用方法。
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