JP4024807B2 - ロールスクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、ロールスクリーンに関し、特に、スクリーンの巻取速度を減速させることができるロールスクリーンに関する。
従来、この種のロールスクリーンとしては、特許文献1に記載されたものがある。
これは、スクリーンの巻取パイプの回転軸上に配設固定される静止ネジと、静止ネジ上を巻取パイプの回転に伴って移動可能な移動カプラーと、巻取パイプ内に設けられる油圧ダンパと、からなり、油圧ダンパは、移動カプラーに従動して静止ネジの軸線方向に移動するピストンロッド及びピストンと、巻取パイプに固定されているシリンダとを具備している。そして、スクリーンの巻き取りに伴ってピストンロッドが油圧ダンパ内でオイルを押し込み、ブレーキが作動するようになっている。
実公昭58−26316号公報
しかしながら、上記のようなブレーキを備えたロールスクリーンでは、巻取り始めを除き巻取時に油圧ダンパが常に作動するため、スクリーン巻取速度は減速されるが、スクリーン巻取りの最終段階においては、スクリーンの巻径が大きくなり、スクリーンの荷重も減るため、巻取速度が抑えきれず、完全に巻き取ったときにウエイトバーによる衝撃音が発生し、衝撃力が過大になるという課題がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、スクリーン巻取り最終段階におけるウエイトバーによる衝撃音や衝撃力を緩和することができるロールスクリーンを提供することをその目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、サイドプレートに回転可能に支持された巻取パイプの内部にスプリングを収容し、スプリングの蓄勢力によって巻取パイプにスクリーンを巻き取るようにしたロールスクリーンにおいて、
スクリーンの巻取り時、スクリーンが完全に巻き取られる手前のところでスクリーンの巻取速度を減速する減速手段と、スクリーンが巻取パイプに完全に巻き取られたときにスクリーンの下端に取り付けられたウエイトバーの移動を止める停止手段と、を備え、前記減速手段は、巻取パイプの回転に伴って巻取パイプの軸線方向に移動可能となったクラッチケースと、巻取パイプ内に配置されたブレーキ部と、を有し、クラッチケースとブレーキ部はそれぞれ互いに係合可能な係合部を有しており、スクリーンの巻取り時、スクリーンが完全に巻き取られる手前に達したところで、クラッチケースの係合部はブレーキ部の係合部に周方向に係合し、同時にクラッチケースの係合部はブレーキ部の係合部を軸方向にスライドしながらクラッチケースが軸方向に移動しつつ、ブレーキ部を作動させてスクリーンの巻取速度を減速し、巻取パイプに完全に巻き取られて停止手段によってウエイトバーの移動が止められたときのウエイトバーの衝撃力を緩和するようにしたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、スクリーン巻取り最終段階からスクリーン巻取速度を減速するために、スクリーン巻取り最終段階におけるウエイトバーによる衝撃音や衝撃力を緩和させることができる。
以下、図1ないし図5を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るロールスクリーンを示しており、ロールスクリーン10は、主に、窓枠等に固定されるセットフレーム12に取り付けられる一対のサイドプレート14と、一対のサイドプレート14によって両端を回転可能に支持された巻取パイプ16と、巻取パイプ16に一端が連結され且つ巻取パイプ16に巻取り、巻解き可能に吊り下げられるスクリーン18と、スクリーン18の下端に取り付けられたウエイトバー17と、同じくスクリーン18の下端に取り付けられた引き具19とを備えている。
巻取パイプ16内にはコイルスプリング20が収容されており、コイルスプリング20の一端はサイドプレート14に間接的に固定され、その他端は第1ブレーキ22を介して巻取パイプ16に固定される。そして、巻取パイプ16がスクリーン巻解き方向に回転されると、コイルスプリング20の他端が巻取パイプ16と一体に回転して蓄勢され、巻取パイプ16の巻取方向への回転が許容されるとコイルスプリング20の蓄勢力によって巻取パイプ16が巻取方向へと回転し、第1ブレーキ22によって常時減速されながら、スクリーン18を巻き取るようになっている。
また、巻取パイプ16内には、巻取パイプ16の回転をコイルスプリング20の蓄勢力に抗して停止させて、スクリーン18を所望の位置で停止させるストッパー装置24が設けられる。
さらに、巻取パイプ16内には、スクリーン巻取り最終段階からスクリーン巻取速度を減速するための第2ブレーキ26が設けられる。
図2に詳細に示したように、第2ブレーキ26は、主に、サイドプレート14に固定されたストッパーシャフト28を介してサイドプレート14に固定的に支持されるネジ軸30と、ネジ軸30上を巻取パイプ16の回転に伴って移動するクラッチケース32と、ネジ軸30の端部側に設けられるブレーキ部34とからなる。クラッチケース32は、その外周面に、巻取パイプ16の内径方向に突出し長手方向に伸びる複数の突出部に嵌合する溝部32a、32b(図3参照)が形成されており、これによって巻取パイプ16に対して軸線方向移動可能且つ相対回転不能であり、さらに、その中心孔はネジ孔となっていてネジ軸30に螺合している。従って、巻取パイプ16が回転することにより、巻取パイプ16と共に回転するクラッチケース32がネジ軸30のネジに沿ってネジ軸30上を巻取パイプ16の軸線方向に移動することになる。図2において、巻取パイプ16が巻解き方向に回転するとクラッチケース32は左方向へ、巻取パイプ16が巻取方向に回転するとクラッチケース32は右方向へと移動するようになっている。
ネジ軸30には、ネジが形成されていない断面円形の非ネジ軸31が連設されており、非ネジ軸31の外径はネジ軸30のネジの谷部と同じ外径に設定される。そして、巻取パイプ16が完全にスクリーン18を巻き取った状態ではクラッチケース32はネジ軸30から外れて非ネジ軸31上に位置するように設定される。また、非ネジ軸31の外周側にはブッシュプレート54が設けられており、このプッシュプレート54と、非ネジ軸31の反ネジ軸30側に設けられた拡径部31aとの間にブッシュスプリング56が介挿されている。後述のようにこれら非ネジ軸31及びブッシュスプリング56はクラッチケース32の巻取パイプ16内の軸線方向の位置決めを行う位置決め手段を構成している。
ブレーキ部34は、主に、ロータリブレーキ38と、ロータリブレーキ38を内部に収容すると共にクラッチケース32側に向けて軸線方向に伸びるブレーキピン40aを有するブレーキケース40とからなる。ブレーキピン40aは、周方向に180度離間されて2つ設けられる。
ロータリブレーキ38は、非ネジ軸31、ネジ軸30及びストッパーシャフト28を介してサイドプレート14に固定的に支持される固定軸36に取り付けられており、例えばオイルブレーキで構成される。即ち、オイルブレーキは、固定軸36に固定されるステータ42と、該ステータ42の外周側に配置され前記ブレーキケース40に固定されるロータ44と、ステータ42の外周面とロータ44の内周面との間にはめ込まれた軸線方向に離間された2個のOリング46と、この2つのOリング46、46、ステータ42の外周面及びロータ44の内周面によって画成された空間に充填されたシリコンオイル等の粘性流体48とからなる。
図3に示したように、前記クラッチケース32は、ピン51によって一端側がケース本体32cに軸着されるクラッチ片50と、クラッチ片50をクラッチケース32の外側へ常時開く方向へ付勢するねじりコイルバネ52とを備えている。クラッチ片50はピン51を中心として揺動可能であり、ねじりコイルバネ52がクラッチ片50の一端を常時軸心側に引張ることによって、クラッチ片50の他端側が溝部32bの内側の壁に当接し、クラッチ片50はクラッチケース32の外側へ開いた位置にある。クラッチ片50の他端には、ブレーキピン40aと係合可能な凹状の係合部50aが形成されている。クラッチ片50は、クラッチケース32の外側へ開いた位置において、その係合部50aがブレーキピン40aと係合できるように、クラッチ片50とブレーキピン40aの径方向相対位置関係が設定されている。また、係合部50aは、巻取パイプ16と共にクラッチケース32が巻取方向に回転しているときのみブレーキピン40aと係合できるようにその凹状の開口の向きが設定されており、クラッチケース32が巻解き方向に回転しているときには、ブレーキピン40がクラッチ片50の円弧状外周部へ回り込み、ブレーキピン40aをねじりコイルバネ52のバネ力に抗して内側へ揺動させるため、係合部50aはブレーキピン40aと係合しない。
前記第1ブレーキ22は、ロータリブレーキ38と同様のオイルブレーキで構成することができる。
以上のように構成されるロールスクリーンの作用を説明する。
スクリーン18の下端に取り付けられた引き具19を引っ張り、スクリーン18を巻取パイプ16から巻き解いていくと、巻取パイプ16が回転しコイルスプリング20にバネ反力が蓄勢されつつスクリーン18が下降していく。このとき巻取パイプ16は第1ブレーキ22によってその速度は減速されながら回転する。こうして、所望の高さまでスクリーン18を下降させた後、ストッパー装置24を作用させると、コイルスプリング20の蓄勢力に抗して巻取パイプ16の回転が阻止され、スクリーン18は停止する。
次に、スクリーン18を上昇させるときには、ストッパー装置24を解除して、コイルスプリング20の蓄勢力によって巻取パイプ16を巻取方向へ回転させて、スクリーン18を巻き取っていく。このとき、第1ブレーキ22によって巻取パイプ16の巻取速度は減速される。しかしながら、巻取りの初期段階から継続的に作動する第1ブレーキ22だけでは、スクリーン18の巻取りの最終段階においてスクリーンの巻取速度が速くなってしまい、完全に巻き取ったときにウエイトバー17による衝撃音や衝撃力が過大になる。そのため、巻取りの最終段階において第2ブレーキ26が作動するようになっている。
即ち、クラッチケース32は、巻取パイプ16の巻取方向の回転と共にネジ軸30上を図2中右方向へ移動しているが、巻取り最終段階、即ち、残り2〜3巻きになったときに、図4に示すように、クラッチケース32はブレーキピン40aと係合する位置へと到達する。この巻取り最終段階において、クラッチケース32内のクラッチ片50の係合部50aは回転しながら2つのブレーキピン40aのいずれか一方に係合する。これによって、ブレーキケース40及びロータ44は、クラッチケース32及び巻取パイプ16と共に回転し、他方、ステータ42は固定したままであるから、ロータ44とステータ42との間に充填された粘性流体48の粘性抵抗によってロータ44を介して巻取パイプ16は減速される。このように第2ブレーキ26が巻取り最終段階に作動することにより、スクリーン18の巻取速度を減速させて、ウエイトバー17による衝撃音や衝撃力を緩和させることができる。
クラッチケース32はスクリーン18が完全に巻き取られるまで、そのクラッチ片50がブレーキピン40aと係合しながら、同時にクラッチ片50がブレーキピン40aをスライドしながら、ネジ軸30上を移動する。そして、クラッチケース32は、スクリーン18が完全に巻き取られる直前に、プッシュプレート54を押圧しながら、ネジ軸30から非ネジ軸31へと移動し、非ネジ軸31上で空転する。例えば、クラッチケース32の巻取パイプ16内の軸線方向の位置が設計位置からずれており、クラッチケース32がネジ軸30から非ネジ軸31に移動するタイミングが早くなっていたとしても、非ネジ軸31上で空転する回数が多くなるだけであり、最終的にスクリーン18が完全に巻き取られたときには、常に、クラッチケース32はネジ軸30から非ネジ軸31に移動した所で位置決めされる。次に巻取パイプ16が巻解き方向に回転されると、クラッチケース32はプッシュプレート54によってネジ軸30方向へ押圧されているのでネジ軸30と螺合し、図2及び図4中左方向へと移動する。こうして、クラッチケース32の位置が校正される。
巻解き時、クラッチケース32は先と反対の方向へ回転するため、そのクラッチ片50の係合部50aとブレーキピン40aとの係合は外れ、クラッチ片50はブレーキピン40aを外側にかわしながら通過する。2〜3周した後、クラッチケース32はブレーキピン40aと完全に離れ、ネジ軸30をブレーキ部34と離反する方向へ移動していく。
以上のようにして第2ブレーキ26は、スクリーン巻取り最終段階のみ作動することとなる。
図5及び図6は、本発明のクラッチケース内のクラッチ片の第2の実施の形態を示す図3相当図である。
クラッチケース32は、ピン51によって一端側がケース本体32cに軸着されるクラッチ片50と、クラッチ片50をクラッチケース32の軸心側へ常時閉じる方向へ付勢する渦巻バネ57とを備えている。クラッチ片50はピン51を中心として揺動可能であり、最大、溝部32bの内側の壁に当接するまでクラッチケース32の外側へ開くことができる。クラッチ片50は、図6に示したように、クラッチケース32の外側へ最大開いた状態のときに、その係合部50aがブレーキピン40aと係合できるように、クラッチ片50とブレーキピン40aの径方向相対位置関係が設定されている。
このように構成されるクラッチケース32では、巻取り最終段階において、所定速度より大きな巻取速度となっている場合、図6に示すように、クラッチケース32のクラッチ片50は遠心力により渦巻バネ52のバネ力に抗してクラッチケース32の外側方向へ開くことになり、その係合部50aは回転しながら2つのブレーキピン40aのいずれか一方に係合する。これによって、巻取り最終段階に作動することにより、スクリーン18の巻取速度を減速させることができる。
一方、スクリーン18を上下方向途中位置で停止している状態から巻き取ったため巻取り最終段階でスクリーン18の巻取速度が所定以上に達しないときには、クラッチ片50に大きな遠心力がかからず、クラッチ片50が最大開いた状態にならない。そのため、係合部50aはブレーキピン40aと係合せず、従ってロータリブレーキ38は作動しない。このように第2ブレーキ26が作動しないため、スクリーン18が減速されすぎてスクリーン18が最後まで巻き取れなくなることを防止できる。
クラッチケース32が巻解き方向へ回転して、クラッチ片50の係合部50aとブレーキピン40aとの係合が外れると、渦巻バネ57のバネ力によってクラッチ片50は、クラッチケース32内方へ閉じ図6の状態となる。
こうして、第2ブレーキ26がスクリーン巻取り最終段階で且つ巻取速度が所定以上のときのみ、作動することとなる。
次に、図7及び図8を用いて本発明の第3の実施の形態を説明する。図において、第1の実施の形態と同一の部品は同一の符号を付しており、その詳細説明は省略する。
本実施の形態のクラッチケース58は、第2の実施の形態と同様に、ピン61によって一端側がケース本体に軸着されるクラッチ片50と、ピン61の回りに巻回されクラッチ片50をクラッチケース58の軸心側へ常時引張るコイルバネ62とを備えている。反ブレーキ部34側のクラッチケース58内側には、スリップリング64が収容されており、スリップリング64の中心孔のみがネジ孔となっていてネジ軸30に螺合している。また、スリップリング64のボス部64aの外周とクラッチケース58の内周との間にクラッチバネ66が介設されている。クラッチバネ66の一端66aは、クラッチケース58の内周に1カ所設けられた切欠部58aに挿入される。
また、ネジ軸30の端部はネジが形成されていない非ネジ部70となっており、非ネジ軸70の外径はネジ軸30のネジの山部と同じ外径に設定される。この非ネジ軸70は、上記クラッチバネ66と共にクラッチケース58の位置決めを行う位置決め手段を構成している。
第1の実施の形態と同様に、巻取パイプ16が巻取方向に回転され、クラッチケース58が図6の右方向に移動すると、クラッチ片50がブレーキピン40aと係合し、ブレーキ部34が作動して巻取速度が減速される。このとき、クラッチケース58は、ネジ軸30の図6の最右端まで移動すると非ネジ軸70には移動できないため、スリップリング64は回転不能となりそこで停止する。一方、クラッチケース58は引き続き、巻取パイプ16と共に巻取方向へ回転しているので、図7に示すように、クラッチバネ66の一端66aがクラッチバネ66を緩める方向に押して、クラッチバネ66はクラッチケース58と共に空転する。こうして、最終的にスクリーン18が完全に巻き取られたときにクラッチケース58はネジ軸30の端部に位置決めされる。次にクラッチケース58が巻取パイプ16に伴って巻解き方向に回転すると、クラッチバネ66の一端66aはクラッチバネ66を締める方向に押すため、クラッチバネ66はスリップリング64に締結し、クラッチケース58とスリップリング64が一体的に回転しながら、ネジ軸30上を左方向に移動する。
このようにして、スクリーン18が完全に巻取パイプ16に巻き取られる度にクラッチケース58の位置の校正を行うことができる。
尚、以上の各実施の形態において、ロータリブレーキとしてオイルブレーキを用いたが、これに限るものではなく、遠心ブレーキを用いることもできる。遠心ブレーキは、例えば実開昭59−24893号公報に記載されたようなものを使用することができ、クラッチケースがブレーキピンと係合したときに、巻取パイプと同じ方向に回転する第1の回転体と、ドラムと異なる方向または異なる速度で回転する第2の回転体と、第2の回転体に取り付けられた遠心部材と、遠心部材と第1の回転体との間に設けられた制動部材から構成される。
また、第1ブレーキ22は常時作動するように構成してもよいが、クラッチ機構を設けて巻取時のみ作動するように構成してもよく、また第2ブレーキ26と同様に遠心ブレーキを用いることもできる。
本発明の第1の実施の形態に係るロールスクリーンを示す正面図である。 図1のロールスクリーンの要部断面図である。 図2のクラッチケースの矢印3方向から見た矢視図である。 図1のロールスクリーンの作用を示す図2相当図である。 クラッチケースの第2の実施の形態を示す図3相当図である。 クラッチケースの第2の実施の形態を示す図3相当図である。 本発明の第3の実施の形態に係るロールスクリーンを示す要部断面図である。 図7のクラッチケースの矢印8方向から見た矢視図である。
符号の説明
10 ロールスクリーン
14 サイドプレート
16 巻取パイプ
18 スクリーン
20 スプリング
22 ブレーキ
30 ネジ軸
31 非ネジ軸
32 クラッチケース
34 ブレーキ部
38 ロータリブレーキ
40 ブレーキケース
40a ブレーキピン
50 クラッチ片
50a 係合部
56 プッシュスプリング
58 クラッチケース
64 スリップリング
66 クラッチバネ
70 非ネジ軸(非ネジ部)

Claims (1)

  1. サイドプレートに回転可能に支持された巻取パイプの内部にスプリングを収容し、スプリングの蓄勢力によって巻取パイプにスクリーンを巻き取るようにしたロールスクリーンにおいて、
    スクリーンの巻取り時、スクリーンが完全に巻き取られる手前のところでスクリーンの巻取速度を減速する減速手段と、スクリーンが巻取パイプに完全に巻き取られたときにスクリーンの下端に取り付けられたウエイトバーの移動を止める停止手段と、を備え、前記減速手段は、巻取パイプの回転に伴って巻取パイプの軸線方向に移動可能となったクラッチケースと、巻取パイプ内に配置されたブレーキ部と、を有し、クラッチケースとブレーキ部はそれぞれ互いに係合可能な係合部を有しており、スクリーンの巻取り時、スクリーンが完全に巻き取られる手前に達したところで、クラッチケースの係合部はブレーキ部の係合部に周方向に係合し、同時にクラッチケースの係合部はブレーキ部の係合部を軸方向にスライドしながらクラッチケースが軸方向に移動しつつ、ブレーキ部を作動させてスクリーンの巻取速度を減速し、巻取パイプに完全に巻き取られて停止手段によってウエイトバーの移動が止められたときのウエイトバーの衝撃力を緩和するようにしたことを特徴とするロールスクリーン。
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