JPH11303495A - ドアクローザ - Google Patents

ドアクローザ

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JPH11303495A
JPH11303495A JP12945398A JP12945398A JPH11303495A JP H11303495 A JPH11303495 A JP H11303495A JP 12945398 A JP12945398 A JP 12945398A JP 12945398 A JP12945398 A JP 12945398A JP H11303495 A JPH11303495 A JP H11303495A
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JP
Japan
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sliding door
door
winding drum
wound
main body
Prior art date
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Application number
JP12945398A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Tomaru
幸信 都丸
Hiroyasu Matsui
宏恭 松井
Mitsuo Osakabe
光雄 長壁
Takeaki Murase
健明 村瀬
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Starting Industrial Co Ltd
Original Assignee
Starting Industrial Co Ltd
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Publication of JPH11303495A publication Critical patent/JPH11303495A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】小さな力で開扉でき、自動的に閉扉でき、半開
きや全開状態に保持が可能なドアクローザの提供。 【解決手段】引戸を開扉方向に移動させると、巻取ドラ
ム15が回転し、ゼンマイばね18が巻上げられ、巻装
された駆動索が巻戻され、巻取ドラム22が回転し、ゼ
ンマイばね26が巻戻され、巻装された駆動索25が巻
込まれ、巻取ドラム22に増速歯車46を介して取付け
た遠心ブレーキ50は作動せず小さな外力で開扉され
る。外力の印加を解除すると、ゼンマイばね18が巻戻
され、駆動索17が巻取ドラム15に巻込まれゼンマイ
ばね26の巻上げで、駆動索25が巻戻され遠心ブレー
キが作動し、低速度で閉扉状態になり、容易に開扉可能
になり、半開きや全開状態に保持できるロック機構を内
蔵し、引戸内に装備することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸用のドアクロ
ーザに関し、さらに詳細には小さな力で開扉できかつ開
扉された引戸を自動的に閉扉できるとともに、半開きや
全開状態に引戸を保持することが可能な引戸内に収納し
得るドアクローザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】開扉されたドアを自動的に閉じるドアク
ローザとしては、油圧式のものが一般に使用されてい
る。また特に引戸に適用されるドアクローザとして、エ
アーダンパとスプリングを組合せた引戸用のクローザが
知られている。このような公知の引戸クローザでは、引
戸の上部に固定され、引戸側の取付け部材と端部が係合
されていて、引戸の開扉時には、スプリングを圧縮しな
がらエアーダンパの抵抗に抗して引戸が開扉され、開扉
された引戸は、スプリングのばね力によりエアーダンパ
の抵抗に抗して閉扉されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
公知の引戸用のクローザは、大形であるのみならず、引
戸の開扉時にはスプリングを圧縮しながらエアーダンパ
の抵抗に抗して引戸を開扉する必要があるため、障害
者、老人あるいは子供には引戸の開扉がかなりの負担と
なった。また引戸の閉扉時には、先ず引戸はスプリング
のばね力により約30cm〜40cmの間は高速度で閉
扉を初め、その後はエアーダンパの抵抗によって低速度
で閉扉するので、前記の閉扉時の当初の引戸の高速移動
が、障害者、老人あるいは子供には危険なことが多々あ
った。またこのような自動閉扉ドアクローザは、引戸を
半開きや全開状態に保持しようとしてもこれに対応する
構成を有していないため、つぎのような機構を別途設け
る必要があった。
【0004】すなわち引戸を全開状態に保持するために
は全開した引戸を板ばねなどで保持する形式のストッパ
ーや、半開き状態に保持するためには引戸を案内する上
部のレールなどの停止したい位置に金具をねじ止めし、
一方引戸には磁石を設けて、前記金具と該磁石との吸引
作用により保持する形式のストッパーが設けられてお
り、これらストッパーを設置するために作業が繁雑とな
り外観上も好ましくなく、したがってこれら機構が内蔵
されたドアクローザが待望されていた。
【0005】本発明は、前述したような引戸用のドアク
ローザの現状に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、引戸の開扉が小さな力で軽快に行われ、
開扉された引戸は自動的に閉扉されるのみならず、該自
動閉扉が低速度で安全に行われ、かつ引戸を半開きや全
開状態に保持できる機構を内蔵するとともに、厚さを薄
く構成できるので引戸内に収納し得るドアクローザを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、引戸の上部に固定され、本体ケースの両端か
ら前記引戸の開閉方向に導出した駆動索を巻込みあるい
は巻戻して、前記引戸が開口領域を開閉するように移動
し、かつ該引戸の開扉方向には小さな外力の印加により
移動して前記引戸が開扉され、前記外力の印加の解除に
より前記引戸が閉扉方向に低速度で自動的に移動して前
記引戸を閉扉するためのドアクローザであって、前記本
体ケース内に回転自在に取付けられる第1の巻取ドラム
と、該第1の巻取ドラムに取付けられ前記引戸を開扉方
向に移動させると巻上げられる第1のゼンマイばねと、
前記第1の巻取ドラムに前記第1のゼンマイばねの巻上
げで巻戻されるように巻装され前記本体ケースからの導
出端部が壁部に固定される第1の駆動索と、前記本体ケ
ース内に回転自在に取付けられる第2の巻取ドラムと、
該第2の巻取ドラムに取付けられ前記引戸を開扉方向に
移動させると巻戻される第2のゼンマイばねと、前記第
2の巻取ドラムに前記第2のゼンマイばねの巻戻しで巻
込まれるように巻装され前記本体ケースから前記第1の
駆動索と相対する方向に導出され該導出端部が壁部に固
定される前記第2の駆動索と、前記第2の巻取ドラムと
一方向のみ一体回転するよう設けられた歯車を介して増
速され、かつ前記引戸の閉扉方向への移動時にのみ作動
する遠心ブレーキとを有するドアクローザにおいて、前
記第1の巻取ドラムをロックする係止手段を設けたこと
を特徴とするものであり、さらに前記本体ケースは前記
引戸の上部に内蔵固定され、また前記係止手段は外部よ
り操作可能として構成し、さらにまた前記係止手段は前
記第1の巻取ドラムの外周に設けた複数個のカムと、該
カムに係合するよう前記引戸の小口面より操作可能なラ
チェット機構とからなることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を、図1乃至図9を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示
す正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1の背
面図、図4は本発明の一実施例の斜視図、図5は本発明
の一実施例の引戸への取付け状態を示す拡大説明図で、
(a)はその側面図、(b)は(a)の一部端面図、図
6は本発明の一実施例の閉扉された引戸への取付け状態
を示す説明図、図7は図6から引戸を半開きにした状態
を示す説明図、図8は図7から引戸を全開にした状態を
示す説明図、図9は図1に示す実施例の動作を示す特性
図である。
【0008】本発明では、図1および図2に示すよう
に、本体ケース1は長手方向に第1室1aと第2室1b
とに分割され、かつ一側面をカバー5に覆われ、前記第
1室1aにおけるカバー5には軸受3が形成され、この
軸受3には下端部に巻取ドラム15を軸支するシャフト
2が、本体ケース1に設けた軸受4で回転自在に軸支さ
れており、巻取ドラム15の周面には溝部16が形成さ
れ、この溝部16には駆動索17が巻装されている。ま
た巻取ドラム15の下方にはゼンマイばね18が配設さ
れ、該ゼンマイばね18の外端部は、巻取ドラム15に
形成されたばねフック19に固定され、またゼンマイば
ね18の内端部はシャフト2に設けられたばねフック2
0に固定されている。なお本体ケース1の上側両端部に
は、該本体ケースと一体に長手方向に延長する延長部1
0、11を設け、各延長部には上側で開放し長手方向に
伸びる切欠溝10a、11aが設けられている。
【0009】そして本発明では第1の巻取ドラム15を
ロックして引戸42(図5〜図8参照)を半開きや全開
状態に保持するための係止手段が設けられており、この
係止手段は図1および図3に示されている。すなわち第
1の巻取ドラム15の外周にはそれぞれが傾斜壁15
a′と起立壁15a″とからなる複数個のカム15aが
設けられ、また該カム15aの起立壁15a″にその先
端7aが係合するよう配置されたほぼT字型のレバー7
が設けられている。
【0010】該レバー7は中央部に山型の尖端部7bが
形成され、かつその両端に設けた長孔7c、7dにはそ
れぞれ嵌合するピン8a′、8b′を一端に有し、他端
が本体ケース1に穿設された開口部より外部に突出して
引戸42の小口面より操作し得る一対の操作桿8a、8
bが本体ケース1内に配設されている。またレバー7の
山型の尖端部7bの一側面には、ばね9により付勢され
た山型のキャップ9aの一側面が当接し、該ばねによる
付勢によって前記レバー7をカム15aとの係合位置ま
たは非係合位置に保持している。
【0011】そして本体ケース1の第2室1bにおいて
カバー5には軸受21が設けられ、この軸受21には巻
取ドラム22が固定されたシャフト23が回転自在に軸
支されており、巻取ドラム22の周面には溝部24が形
成され、この溝部24には駆動索25が巻装されてい
る。また巻取ドラム22の下方にはゼンマイばね26が
配設され、ゼンマイばね26の外端部は巻取ドラム22
に形成されたばねフック27に固定され、ゼンマイばね
26の内端部はシャフト23に設けられたばねフック2
8に固定されている。
【0012】また巻取ドラム22の上方において、シャ
フト23に歯車45と、該歯車45と外輪が一体的に回
転するワンウェイクラッチ30とを軸支してある。さら
に該歯車45の外周ギア45aと噛合うギア46aを内
周に有する増速歯車46を本体ケース1とカバー5に跨
がるよう設けた支軸47に回転自在に設け、また増速歯
車46の外周に設けたギア46bと噛合うギア48aを
内周に設けたブレーキドラム48がシャフト6に回転自
在に取付けられている。そしてブレーキドラム48には
支軸49を支点として遠心ブレーキ50が設けられ引戸
の閉扉方向への移動の際に、該遠心ブレーキが本体ケー
ス1に設けられた内壁51を摺動自在となるよう取付け
られている。
【0013】このような構成された本発明の本体ケース
1は、図5に示すように引戸42の上部に配置され該引
戸の心材40に固定され、かつ該心材の両側面を化粧板
41で覆うために、引戸42の肉厚部に収納されること
になり、このように固定された本体ケース1の延長部1
0、11の切欠溝10a、11aより駆動索17、25
が、それぞれ引戸42の開閉方向に導出され、該切欠溝
10a、11aにより案内されたその端部はそれぞれ壁
部に固定具(図示せず)により固定されている。図6は
引戸42が閉扉された状態を示し、この閉扉状態ではゼ
ンマイばね18は巻戻されて、駆動索17は巻取ドラム
15に巻込まれており、またゼンマイばね26は巻上げ
られて駆動索25は巻取ドラム22から巻戻されてい
る。
【0014】つぎに本発明の一実施例の動作を説明す
る。ゼンマイばね18は、引戸42が閉扉方向に移動す
ると次第に巻戻され、逆に引戸42が開扉方向に移動す
ると次第に巻上げられるので、図9に示すようにゼンマ
イばね18のトルクAは、引戸42の閉扉位置L1で最
小となり、引戸42の開扉位置L2で最大となる。また
ゼンマイばね26は、引戸42が閉扉方向に移動すると
次第に巻上げられ、逆に引戸42が開扉方向に移動する
と次第に巻戻されるので、ゼンマイばね26のトルクB
は、引戸42の閉扉位置L1で最大となり、引戸42の
開扉位置L2で最小となる。さらに遠心ブレーキ50
は、歯車45および増速歯車46を介してワンウェイク
ラッチ30によって引戸42の閉扉方向への移動時にの
み作動し、そのブレーキトルクCは、ブレーキドラム4
8の回転速度により変動するが、ほぼ引戸42の開扉位
置L2で最大となり、引戸の閉扉位置L1で最小とな
る。
【0015】なお本発明において増速歯車46を設けた
理由を以下に説明する。すなわち開口領域43を全開状
態(図8参照)にして引戸42から手を外すと、ゼンマ
イばね18により巻取ドラム22が駆動索25を巻戻す
よう回転し、ワンウェイクラッチ30を介して歯車45
が回転し、この歯車45の回転が増速歯車46を介して
ブレーキドラム48に伝えられる構成となっており、そ
れぞれギアの噛合いより歯車45、増速歯車46、ブレ
ーキドラム48が順次増速されて回転数を増し、結果と
して遠心ブレーキ50のブレーキトルクが増大して内壁
51を一層強く押圧し強力な制動力を発揮するので、引
戸42は一層低速度で閉扉方向に移動するようになる。
【0016】したがって歯車45に伝わった回転が増速
歯車46を経てブレーキドラム48に伝達された時点で
増速されて遠心ブレーキ50を働かす遠心力が増大する
ために遠心ブレーキ50を著しく小型化できるととも
に、増速歯車46およびブレーキドラム48を直列的に
設けたために本体ケース1の長手方向の寸法は長くなる
が厚さを薄くできるので、ドアクローザを全体としても
大幅に小型、軽量化することが可能となり、したがって
本体ケース1を引戸42の肉厚部内に収納することがで
きる。なお増速歯車46を1つ設けたものを図示した
が、増速歯車を複数個を設けることもできる。
【0017】そして引戸42を閉扉状態から開扉方向に
移動させる場合には、遠心ブレーキ50はワンウェイク
ラッチ30により不作動状態にあり、引戸42には引戸
42を開扉方向に移動させるトルクとしては、A−Bと
なるため引戸42に僅かな外力を印加すると引戸42は
開扉方向に移動し、障害者、老人あるいは子供にも容易
に引戸42を開扉することができる。
【0018】引戸42を位置Lまで移動した一部開扉状
態で、ゼンマイばね18のトルクAをTA、ゼンマイば
ね26のトルクBをTB、遠心ブレーキ50のブレーキ
トルクCをTCとすると、位置Lにおいて引戸42に対
して閉扉方向に与えられるトルクDは下記数式1で表さ
れる。
【0019】
【数1】D=TA−(TB+TC)
【0020】本発明では、Dが低速度で引戸42を閉扉
方向に移動させるように、ゼンマイばね18、26のト
ルク特性と、遠心ブレーキ50のブレーキトルク特性が
選択されている。このために、引戸42を図6に示す閉
扉状態から図7に示すように開扉方向に移動させて、開
口領域43の一部を開扉状態にし、さらに引戸42の開
扉を進めて図8に示すように開口領域43を全開状態に
して引戸42から手を外すと、引戸42は低速で閉扉方
向に移動し、引戸は自動的に閉扉状態となる。
【0021】また本発明では、操作桿8bを図1のよう
に矢印α方向に押圧すると、レバー7の山型の尖端部7
bと山型のキャップ9aとの相互に当接している側面が
切り替わり、先端7aがばね9により付勢されてカム1
5aに係合するようになる。この状態で引戸42を開扉
方向に移動させると、第1の巻取ドラム15が図1の矢
印β方向に回転して前記先端7aはばね9に抗しながら
カム15aの傾斜壁15a′を摺動する。
【0022】そして所望の半開き位置や全開位置で引戸
42より手を外すと、ゼンマイばね18により第1の巻
取ドラム15は矢印βと反対方向に回転しようとする
が、レバー7の先端7aがカム15aの起立壁15a″
と当接して第1の巻取ドラム15が矢印βと反対方向に
回転できなくなるために、駆動索17を巻込むことがで
きず、引戸42は一定位置に保持されることになる。
【0023】このような半開き状態や全開状態を解除す
るためには、操作桿8aを図1の矢印γ方向押圧する
と、山型の尖端部7bと山型のキャップ9aとの相互に
当接している側面が切り替わり、先端7aがばね9によ
り付勢されてカム15aとの係合が外れる方向に回動す
ることになり、カム15aとレバー7がフリーの状態と
なるため通常の開扉および閉扉動作で操作することが可
能となる。
【0024】上記した実施例において巻取ドラム22と
これに巻装されたゼンマイばね26を設けた理由は、外
力を印加しても駆動索17に緩みを発生させないためで
ある。さらに上記実施例では本体ケース1内に2つの巻
取ドラム15、22を内装し、かつ該本体ケースを引戸
に固定した例を説明したが、巻取ドラムを別体にしてそ
れぞれの巻取ドラムを両側の壁部に固定し、各巻取ドラ
ムから導出する駆動索の端部を引戸に固定するよう構成
することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上述べた通り本発明のドアクローザに
よると、引戸は閉扉方向に低速度で移動し、引戸の開口
領域が閉扉状態になるので、引戸が障害者、老人あるい
は子供によって容易に開扉可能になり、また一層低速度
で安全に自動閉扉することが可能になり、また引戸を半
開きや全開状態に保持できる機構を内蔵するとともに、
厚さを薄く構成できるので引戸内に収納することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】本発明の一実施例の斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の引戸への取付け状態を示す
拡大説明図で、(a)はその側面図、(b)は(a)の
一部端面図である。
【図6】本発明の一実施例の閉扉された引戸への取付け
状態を示す説明図である。
【図7】図6から引戸を半開きにした状態を示す説明図
である。
【図8】図7から引戸を全開にした状態を示す説明図で
ある。
【図9】図1に示す実施例の動作を示す特性図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 第1室 1b 第2室 2、6、23 シャフト 2a、45 歯車 3 軸受 4、21 軸受 5 カバー 7 T字型のレバー 7a 先端 7b 尖端部 7c、7d 長孔 8a、8b 操作桿 8a′、8b′ ピン 9 ばね 9a キャップ 10、11 延長部 10a、11a 切欠溝 15、22 巻取ドラム 15a カム 15a′ 傾斜壁 15a″ 起立壁 16、24 溝部 17、25 駆動索 18、26 ゼンマイばね 19、20、27、28 フック 30 ワンウェイクラッチ 40 心材 41 化粧板 42 引戸 43 開口領域 45a、46a、46b、48a ギア 46 増速歯車 47、49 支軸 48 ブレーキドラム 50 遠心ブレーキ 51 内壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 健明 東京都杉並区桃井4丁目4番4号 スター テング工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸の上部に固定され、本体ケースの両
    端から前記引戸の開閉方向に導出した駆動索を巻込みあ
    るいは巻戻して、前記引戸が開口領域を開閉するように
    移動し、かつ該引戸の開扉方向には小さな外力の印加に
    より移動して前記引戸が開扉され、前記外力の印加の解
    除により前記引戸が閉扉方向に低速度で自動的に移動し
    て前記引戸を閉扉するためのドアクローザであって、前
    記本体ケース内に回転自在に取付けられる第1の巻取ド
    ラムと、該第1の巻取ドラムに取付けられ前記引戸を開
    扉方向に移動させると巻上げられる第1のゼンマイばね
    と、前記第1の巻取ドラムに前記第1のゼンマイばねの
    巻上げで巻戻されるように巻装され前記本体ケースから
    の導出端部が壁部に固定される第1の駆動索と、前記本
    体ケース内に回転自在に取付けられる第2の巻取ドラム
    と、該第2の巻取ドラムに取付けられ前記引戸を開扉方
    向に移動させると巻戻される第2のゼンマイばねと、前
    記第2の巻取ドラムに前記第2のゼンマイばねの巻戻し
    で巻込まれるように巻装され前記本体ケースから前記第
    1の駆動索と相対する方向に導出され該導出端部が壁部
    に固定される前記第2の駆動索と、前記第2の巻取ドラ
    ムと一方向のみ一体回転するよう設けられた歯車を介し
    て増速され、かつ前記引戸の閉扉方向への移動時にのみ
    作動する遠心ブレーキとを有するドアクローザにおい
    て、前記第1の巻取ドラムをロックする係止手段を設け
    たことを特徴とするドアクローザ。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースは前記引戸の上部に内蔵
    固定され、また前記係止手段は外部より操作可能とした
    ことを特徴とする請求項1記載のドアクローザ。
  3. 【請求項3】 前記係止手段は前記第1の巻取ドラムの
    外周に設けた複数個のカムと、該カムに係合するよう前
    記引戸の小口面より操作可能なラチェット機構とからな
    ることを特徴とする請求項1または2記載のドアクロー
    ザ。
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