JP4023617B2 - トンネル内のコンクリート打設用型枠保護具 - Google Patents

トンネル内のコンクリート打設用型枠保護具 Download PDF

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Description

本発明は、トンネル内でコンクリート打設用型枠をトンネルの内周面(コンクリート覆工面)に持たせ掛ける際に利用する型枠保護具に関するものである。
従来、トンネル内で組み立てられたコンクリート打設用型枠支持装置で両側面型枠を取り付けたり取り外したりする。その際、図3に示すように、側面型枠3をトンネル1の内周面1a(コンクリート覆工面)に持たせ掛ける。その場合、一般に、型枠保護具4(保護材としての木板)を側面型枠3の上端部とトンネル1の内周面1aとの間に挟むことにより、トンネル1の内周面1aと側面型枠3の表面13aとの接触を避けてそれらに損傷を与えないようにしている。
しかし、作業者が側面型枠3を支えてトンネル1の内周面1aに持たせ掛ける直前にそれらの間の僅かな隙間に型枠保護具4(木板)を挿入しているので、それらに型枠保護具4(木板)を接触させる作業が面倒であるとともに、トンネル1の内周面1aと側面型枠3との間に作業者の指を不用意に挟むおそれがあった。また、それらの間で型枠保護具4(木板)が単に挟まれているだけであるために不用意に落下し、それらに損傷を与えるおそれがあった。
この発明は、トンネルの内周面やコンクリート打設用型枠に損傷を与えないばかりではなく、それらに保護材を接触させる作業を容易にするとともに、それらの間に作業者の指を不用意に挟むことも防止することを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜2)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかるトンネル(1)内のコンクリート打設用型枠保護具(4)は、下記のように構成されている。
この型枠保護具(4)は、支持板(8)と、掛止部(9)と、この支持板(8)の表裏両側にそれぞれ取着した保護材からなる当接板(6,7)とを備えている。この掛止部(9)をコンクリート打設用型枠(3)に対し着脱可能に引き掛けてそのコンクリート打設用型枠(3)をトンネル(1)の内周面(1a)に持たせ掛けた状態で、裏側の当接板(7)がコンクリート打設用型枠(3)に面するとともに、表側の当接板(6)がトンネル(1)の内周面(1a)に面する。この掛止部(9)としては、コンクリート打設用型枠(3)から落下しない程度に引き掛けることが可能であればよく、請求項3の発明にかかる掛止部(9)以外に、例えば、コンクリート打設用型枠(3)と型枠保護具(4)とに設けた孔にピンを挿入して引き掛けてもよい。この保護材としては、トンネル(1)の内周面(1a)やコンクリート打設用型枠(3)に損傷を与えない程度にそれらよりも硬度の小さい材質のものであればよく、請求項2の発明にかかるエラストマーやゴム以外に、その他の樹脂や木材などを利用してもよい。ちなみに、後記実施形態では支持板(8)と掛止部(9)とを金属により成形するとともに当接板(6,7)を保護材により成形しているが、支持板(8)と掛止部(9)と当接板(6,7)とを備えた型枠保護具(4)の全体をエラストマーやゴムなどの保護材により例えば一体に成形してもよい。
請求項1の発明では、保護材からなる当接板(6,7)がトンネル(1)の内周面(1a)やコンクリート打設用型枠(3)に接触するので、それらに損傷を与えないばかりではなく、型枠保護具(4)をその掛止部(9)でコンクリート打設用型枠(3)に引き掛けた後にそのコンクリート打設用型枠(3)をトンネル(1)の内周面(1a)に持たせ掛けることが可能となるので、従来の型枠保護具(4)と比較して、保護材からなる当接板(6,7)をトンネル(1)の内周面(1a)やコンクリート打設用型枠(3)に接触させる作業を容易にするとともに、トンネル(1)の内周面(1a)とコンクリート打設用型枠(3)との間に作業者の指を不用意に挟むことも防止することができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明において、前記保護材はエラストマーまたはゴムである。請求項2の発明では、請求項1の発明の効果を発揮させる保護材として適している。
請求項1または請求項2の発明を前提とする請求項3の発明において、前記掛止部(9)は、前記支持板(8)から裏側へ鉤状に折曲されて内側に溝部(12)を有し、その溝部(12)にコンクリート型枠(3)が嵌め込まれてコンクリート打設用型枠(3)に引き掛けられる。請求項3の発明では、型枠保護具(4)をその掛止部(9)でコンクリート打設用型枠(3)に対し着脱可能に引き掛け易くなる。
本発明は、トンネル(1)の内周面(1a)やコンクリート打設用型枠(3)に損傷を与えないばかりではなく、それらに当接板(6,7)を接触させる作業を容易にするとともに、それらの間に作業者の指を不用意に挟むことも防止することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかるトンネル内のコンクリート打設用型枠保護具について図1〜2を参照して説明する。
図1(a)に示すように、トンネル1内で組み立てられたコンクリート打設用型枠支持装置2で両側面型枠3を取り付けたり取り外したりする際、その両側面型枠3をトンネル1の内周面1a(コンクリート覆工面)に持たせ掛ける。そのような場合に図1(b)に示す型枠保護具4を利用する。
この型枠保護具4は、金属からなる取付板5と、各種のエラストマーまたは各種のゴムからなる保護材である表裏両当接板6,7とを備えている。この取付板5においては平坦な支持板8の上端部に掛止部9が設けられている。この掛止部9は、支持板8の上端部から裏側へ鉤状に折曲された折曲板部10と、この折曲板部10の端部に取着されて下方へ延びる腕板部11とからなる。この掛止部9の内側には支持板8の上端部と折曲板部10と腕板部11との間で溝部12が形成されている。裏側の当接板7はこの溝部12内に嵌め込まれ、この当接板7の上端部7aが裏側へ鉤状に折曲されて折曲板部10の内側に当てがわれている。なお、表側当接板6についてはトンネル1の内周面1aと類似する色にしてその内周面1aの汚れを避けることが好ましい。
図1(c)及び図2に示すように前記両側面型枠3はその表側に型壁13を有している。その型壁13の上端部にその上方から型枠保護具4の掛止部9を押し下げてその掛止部9の溝部12を嵌め込むと、この型壁13の表面13aが裏側の当接板7に面して接触するとともに、腕板部11がこの型壁13の裏面側に面して接触した状態で、型枠保護具4を側面型枠3に対し簡単に引き掛けて取着させることができる。また、逆に、型壁13の上端部からその上方へ型枠保護具4の掛止部9を引き上げてその掛止部9の溝部12を抜くと、型枠保護具4を側面型枠3から簡単に離脱させることができる。そのようにして型枠保護具4をその掛止部9で側面型枠3に引き掛けた後にその側面型枠3をトンネル1の内周面1aに持たせ掛けると、表側の当接板6がトンネル1の内周面1aに面して接触する。
(a)はトンネル内を正面側から見て概略的に示す横断面図であり、(b)は本実施形態にかかる型枠保護具を示す斜視図であり、(c)は本実施形態にかかる型枠保護具を引き掛けた側面型枠を示す部分拡大断面図である。 本実施形態にかかる型枠保護具を引き掛けた側面型枠をトンネルの内周面に持たせ掛けた状態を示す部分断面図である。 側面型枠を従来の型枠保護具を介してトンネルの内周面に持たせ掛けた状態を示す部分断面図である。
符号の説明
1…トンネル、1a…トンネル内周面、3…側面型枠、4…型枠保護具、6,7…当接板、8…支持板、9…掛止部、12…溝部。

Claims (3)

  1. 支持板と、掛止部と、この支持板の表裏両側にそれぞれ取着した保護材からなる当接板とを備え、この掛止部をコンクリート打設用型枠に対し着脱可能に引き掛けてそのコンクリート打設用型枠をトンネルの内周面に持たせ掛けた状態で、裏側の当接板がコンクリート打設用型枠に面するとともに、表側の当接板がトンネルの内周面に面することを特徴とするトンネル内のコンクリート打設用型枠保護具。
  2. 前記保護材はエラストマーまたはゴムであることを特徴とする請求項1に記載のトンネル内のコンクリート打設用型枠保護具。
  3. 前記掛止部は、前記支持板から裏側へ鉤状に折曲されて内側に溝部を有し、その溝部にコンクリート型枠が嵌め込まれてコンクリート打設用型枠に引き掛けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトンネル内のコンクリート打設用型枠保護具。
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