JP4883597B2 - ボックスの戸当たり部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面に設けられた開口の周縁に垂直部を折曲形成した箱体本体と、開口を被覆して成る扉体とで構成されるボックスの戸当たり部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボックスは、扉体を閉じるときに、傷が付かないように、図6に示すように、扉体31と箱体本体32の間にパッキン等の緩衝材33を取り付けていた。または、図7に示すように、箱体本体34の垂直部35の端部に戸当たり部材36を取り付けてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記ボックスでは、扉体に機器を多くつけたり、箱体本体を凹凸のある壁面に取り付けたりした場合に発生する扉下がりに関しては、防止できなかった。扉下がりを目立たなくするために、扉体や箱体本体をその状況に合わせ変形させたり、壁を平らにする必要があり、手間と時間がかかっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、簡単な構造で容易に取り付けができ、緩衝すると共に扉下がりも防止するボックスの戸当たり部材を提供することを目的とし、その構造は、前面に設けられた開口の周縁に垂直部を折曲形成した箱体本体と、開口を被覆する扉体とで構成されるボックスの垂直部に取り付けられる戸当たり部材において、押さえと、突起を設けた固定用ツメとで垂直部を挟み込むことにより係止可能となる係止部と、押さえの固定用ツメと反対側には扉体を誘導するテーパー部を形成し、テーパー部から延設して扉体を閉じる際に発生する衝撃を緩和する緩衝ツメを設け、テーパー部を固定用ツメと表裏一体に設けて扉体に当接可能としたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係るボックスの戸当たり部材は、箱体本体の垂直部に係止可能な係止部と、扉体を誘導するテーパー部とが形成される。戸当たり部材を取り付けるには、戸当たり部材の弾性を用いて固定用ツメの内側に箱体本体の垂直部がくるように戸当たり部材を嵌め込む。扉体を閉じるときに発生する衝撃を緩めるために箱体本体と戸当たり部材との間には隙間と、緩衝ツメが形成される。また、扉体の端部が戸当たり部材のテーパー部に誘導され、開口に対向させて保持する。
【0006】
また、扉下がりを防止するために、戸当たり部材を、ボックスの上側の垂直部に、さらに扉体を閉じるときに傷を付けないようにするために扉体の開閉側の垂直部とに取り付ける。
【0007】
また、箱体本体の垂直部で、戸当たり部材の取り付け位置に切り欠きを設け、切り欠きに戸当たり部材を係止させることで扉体の開閉時に戸当たり部材がずれることを防ぐ。
【0008】
【実施例】
本発明に係るボックスの戸当たり部材の実施例を図1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
ボックス1は前面に設けられた開口2の周縁に垂直部3を折曲形成した箱体本体4と、開口2を被覆する扉体5とで構成される。本発明に係るボックス1の戸当たり部材6は、弾性のある樹脂等で形成され、垂直部3に係止可能な係止部7と、扉体5を誘導するテーパー部8とを形成している。係止部7は、押さえ9と固定用ツメ10とで構成され、固定用ツメ10の先端にはさらに突起11を設けている。
【0010】
戸当たり部材6の取り付け方法は、垂直部3の端部に固定用ツメ10を引っ掛け、戸当たり部材6の弾性を用いて嵌め込み、押さえ9と固定用ツメ10とで挟持する。突起11を箱体本体4の垂直部3の下部に係止させ、固定する。一方、戸当たり部材6を取り外すには、取り付け方法と逆に、固定用ツメ10をたわませて箱体本体4の垂直部3から外し、戸当たり部材6を取り外す。このように、着脱自在である。
【0011】
戸当たり部材6を取り付けたときに、垂直部3と戸当たり部材6との間にわずかに隙間12を形成する。固定用ツメ10の反対側、扉体5に当接される側に形成されるテーパー部8に延設する形で端部の箱体本体4と当接する部分に緩衝ツメ13を形成する。
【0012】
扉体5を閉じるときには扉体5の端部が戸当たり部材6のテーパー部8にのりあげそのまま誘導される。扉体5は閉じたときに開口に対向する位置で保持されるので、扉下がりを防止することができる。また、扉体5を閉じるときには、扉体5の端部が戸当たり部材6に当接され、さらに隙間12と緩衝ツメ13によって衝撃が緩められるので、傷が付いたりしない。
【0013】
また、他の実施例として、ボックスの戸当たり部材6は、ボックス1の前面に設けられた開口2の周縁に設けられた、上側の垂直部3と扉体5の開閉側の垂直部とに取り付ける。上側の垂直部3に取り付けた戸当たり部材6は、特に扉下がりを防止するもので、扉体5を閉じるときには扉体5の端部が戸当たり部材6のテーパー部8にのりあげそのまま誘導され、扉体5は閉じたときに開口に対向する位置で保持される。扉体の開閉側の垂直部3に取り付けた戸当たり部材6は、扉体5を閉じるときに衝撃を緩めるためのもので、扉体5の端部が戸当たり部材6に当接され、傷が付いたりしない。
【0014】
また、図4に他の実施例に係るボックスの戸当たり部材を示す。ボックス14の開口15周縁に折曲形成された垂直部16の、戸当たり部材17を取り付ける位置に、切り欠き18を設ける。切り欠き18に戸当たり部材17を係止させて、ずれないようにする。
【0015】
本発明に係るボックスの戸当たり部材は、上記形状に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば図5に示すように、戸当たり部材19には垂直部20に係止可能な係止部21と扉体22を誘導するテーパー部23とを形成する。係止部21には係止凸部24を設けると共に、垂直部20には係止穴25を設け、戸当たり部材19を垂直部20に嵌め込み、係止凸部24を係止穴25に係止させて固定する。また、戸当たり部材19を垂直部20に取り付けたとき、箱体本体26に当接される緩衝部27は爪形状にせず、テーパー部23と緩衝部27とを一体に連設しても良い。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るボックスの戸当たり部材は、垂直部に係止可能な係止部と、扉体を誘導するテーパー部とを形成すると共に、ボックスの垂直部に取り付けるため、機器を多く取り付けたり、凹凸のある壁面に箱体本体を取り付けた場合でも、扉体を閉じた状態では扉体は戸当たり部材に当接され、扉下がりが防止できる。そのため、従来、扉下がりを目立たなくするためにしていた扉体や箱体本体の変形や、壁を平らにするといった、手間も時間も省くことができ、作業性を向上させることができる。戸当たり部材が扉下がりの防止もするため、別途扉下がりのための部品を取り付ける必要もなく、部品点数も抑えることができ、組み立ての手間も軽減される。戸当たり部材の着脱は、工具を用いなくても容易にでき、ボックスの色の塗り替えの際にも、戸当たり部材の着脱の手間が軽減される。
【0017】
また、ボックスの、上側の垂直部と扉体の開閉側の垂直部とに取り付けるため、機器を多く取り付けたり、凹凸のある壁面に箱体本体を取り付けた場合でも、扉体を閉じた状態では扉体は戸当たり部材に当接され、扉下がりが防止できる。そのため、従来、扉下がりを目立たなくするためにしていた扉体や箱体本体の変形や、壁を平らにするといった、手間も時間も省くことができ、作業性を向上させることができる。戸当たり部材が扉下がりの防止もするため、別途扉下がりのための部品を取り付ける必要もなく、部品点数も抑えることができ、組み立ての手間も軽減される。戸当たり部材の着脱は、工具を用いなくても容易にでき、ボックスの色の塗り替えの際にも、戸当たり部材の着脱の手間が軽減される。
【0018】
また、箱体本体の垂直部で、戸当たり部材の取り付け位置に切り欠きを設け、切り欠きに戸当たり部材を係止するため、扉体の開閉時に戸当たり部材がずれることを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボックスの戸当たり部材を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るボックスの戸当たり部材を示す断面図である。
【図3】本発明に係るボックスの戸当たり部材の取り付け方法を示す説明図である。
【図4】本発明に係るボックスの戸当たり部材を示す斜視図である。
【図5】本発明に係るボックスの戸当たり部材を示す断面図である。
【図6】従来技術におけるボックスの戸当たり部材を示す断面図である。
【図7】従来技術におけるボックスの戸当たり部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス
2 開口
3 垂直部
4 箱体本体
5 扉体
6 戸当たり部材
7 係止部
8 テーパー部
9 押さえ
10 固定用ツメ
11 突起
12 隙間
13 緩衝ツメ
14 ボックス
15 開口
16 垂直部
17 戸当たり部材
18 切り欠き
19 戸当たり部材
20 垂直部
21 係止部
22 扉体
23 テーパー部
24 係止凸部
25 係止穴
26 箱体本体
27 緩衝部

Claims (1)

  1. 前面に設けられた開口の周縁に垂直部を折曲形成した箱体本体と、前記開口を被覆する扉体とで構成されるボックスの前記垂直部に取り付けられる戸当たり部材において、押さえと、突起を設けた固定用ツメとで前記垂直部を挟み込むことにより係止可能となる係止部と、前記押さえの前記固定用ツメと反対側には前記扉体を誘導するテーパー部を形成し、該テーパー部から延設して前記扉体を閉じる際に発生する衝撃を緩和する緩衝ツメを設け、該テーパー部を前記固定用ツメと表裏一体に設けて前記扉体に当接可能としたことを特徴とするボックスの戸当たり部材。
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