JP2891702B1 - 扉枢着装置 - Google Patents

扉枢着装置

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JP2891702B1 JP16861998A JP16861998A JP2891702B1 JP 2891702 B1 JP2891702 B1 JP 2891702B1 JP 16861998 A JP16861998 A JP 16861998A JP 16861998 A JP16861998 A JP 16861998A JP 2891702 B1 JP2891702 B1 JP 2891702B1
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Abstract

【要約】 【課題】扉を箱本体から容易に離脱できるピンにより扉
を箱本体に開閉自在に取り付ける扉枢着装置を提供す
る。 【解決手段】主板部11の上端先方に押さえ片部12を
設けるとともに下端先方に扉タレ防止片14を張設して
なる弾性合成樹脂製のピン抜け止め部材10を、該押さ
え片部12を扉4の裏面に設けた軸孔5と箱本体1に設
けた軸孔8に挿通した枢軸ピン9の頂面に臨ませるとと
もに扉タレ防止片14を扉4の端面と箱本体1の受段部
3のの水平板部3aとの間に介在させて扉4の裏面に係
止部13により脱着自在に取り付け、該ピン抜け止め部
材10を取り外すことにより枢軸ピン9を引き抜いて扉
を箱本体から容易に離脱できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電盤用ケース等
の電気機器収納箱に使用するピンにより扉を箱本体に開
閉自在に取り付ける扉枢着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種扉枢着装置は、図5に示す
ように扉21の一側内面に平行に配設した2枚の軸受板
部22、23に透設した軸孔22a、23aに頭部24
a付きピン24を該頭部24aを軸受板部22に当接さ
せたうえ挿通し、該ピン24の先端を箱本体25の開口
部内側に設けた軸受板部26に透設した軸孔26aに嵌
合させ、ピン24に抜け止め用のE形止め輪27を嵌着
するとともに扉の下がり防止させるためピン24の扉2
1の下端と箱本体25の開口部との間に合成樹脂製のワ
ッシャー28を嵌合したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のものは箱本体内に電気機器類を設置する際に扉2
1を箱本体25から離脱させる場合にピン24を抜き出
すためにE形止め輪27を外す際に専用工具が必要で作
業性が悪く、また、一旦外した扉の下がり防止のための
ワッシャー28を再びピン24に嵌合するのに位置決め
及び保持作業が厄介である。また、取り外したE形止め
輪27、ワッシャー28も小物であるため紛失し易い問
題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の扉枢着装置は、扉の上下端を箱本
体の開口部の上下縁に形成した受段部に嵌合して、該扉
の裏面一側の上下に設けた軸孔と箱本体の開口部の受段
部に設けた軸孔に頭部付きの枢軸ピンを扉側から箱本体
に向けて挿通して扉を箱本体に枢着してなる扉枢着装置
において、主板部の上端先方に押さえ片部を設けるとと
もに係止部を設けたうえ該主板部の下端先方に扉タレ防
止片を張設してなる弾性合成樹脂製のピン抜け止め部材
を、扉タレ防止片を扉の端面と箱本体の受段部の水平板
部との間に介在させるとともに係止部を扉の裏面に設け
た係合部に係止したうえ押さえ片部を枢軸ピンの頭部の
頂面に臨ませたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について詳細に説明する。1は開口部2の上下縁に受
段部3、3を形成した箱本体、4は前記上下縁の受段部
3、3に上下端を嵌合して開口部2を閉じる扉である。
この扉4の裏面一側の上下には上下方向に軸孔5、5が
設けられている。この各軸孔5は扉4の周辺に内側に折
曲形成した周枠部6の上枠部6a及び下枠部6aに透設
した軸孔部5a、5aと周枠部6の角部にL字状て取り
付けた枠材7の水平板部7aに透設した軸孔部5b、5
bとにより構成されている。なお、軸孔5は後記する枢
軸ピン9が垂直を保持できるものであればよく、この他
に例えば管体を扉4の裏面に固着して該管体の中空部を
軸孔と形成したものであってもよい。8、8は箱本体1
の開口部2の受段部3の水平板部3aに設けた前記軸孔
5に対応する軸孔である。9、9は前記扉4の軸孔5と
箱本体1の軸孔8に挿通して扉5を箱本体1に枢着する
枢軸ピンであり、該枢軸ピン9は頭部9aの座面を軸孔
5の孔縁に臨ませて扉4側から箱本体1の軸孔8に向け
て挿通している。
【0006】10は弾性合成樹脂製の枢軸ピン抜け止め
部材であり、該ピン抜け止め部材10は主板部11の上
端先方に前記枢軸ピン9の頭部9aの頂面の押さえ片部
12を設けるとともに係止部13を設け、また、該主板
部11の下端先方に扉4の端面と箱本体1の開口部2の
受段部3の水平板部3a間に介在させる扉タレ防止片1
4を張設してなるものである。なお、主板部11の上端
先方に張設した係止部13は主板部11の上端の両側の
先方に2個張設した係止杆13aの先端下方に爪片13
bを設けたもので、該爪片13bを扉4の裏面に設けた
係合部である前記枠材7の水平板部7aの端面に係止す
るものである。また、押さえ片部12は両係止杆13
a、13aの上端面間に渡って設け、その上部に取り外
し用の操作片15が形成されている。また、前記扉タレ
防止片14の略中央部には先端中央から設けた切割部1
6に続く前記枢軸ピン6嵌合用の孔部17が設けられて
いる。なお、18、18は前記枢軸ピン9が介装できる
間隔をとって主板部11の前面両側に張設した補強板部
である。
【0007】そうして、該ピン抜け止め部材10は主板
部11の下端先方に張設した扉タレ防止片14を扉4の
端面即ち扉4の周枠部6の上枠部6a及び下枠部6aの
外面と箱本体1の受段部3、3の水平板部3a、3aと
の間に孔部17に前記枢軸ピン9を嵌合したうえ挿入
し、また、主板部11の上端先方に張設した係止部13
の爪片13bを扉4の裏面に設けた係合部である前記枠
材7の水平板部7aの端面に係止して主板部11の上端
先方すなわち係止杆13a、13aの上端面間に渡って
設けた押さえ片部12を枢軸ピン9の頭部9aの頂面に
臨ませている。
【0008】このように構成されたものは、箱本体1の
開口部2の上下縁に形成した受段部3、3に嵌合してい
る扉4は、該扉4の裏面一側の上下に設けた軸孔5、5
と前記箱本体1の開口部2の受段部3、3に設けた軸孔
8、8に挿通した頭部9a付きの枢軸ピン9、9を枢軸
として枢動して箱本体1の開口部2を開閉できるもので
ある。この枢軸ピン9の頭部9aの頂面には常時弾性合
成樹脂製の枢軸ピン抜け止め部材10の押さえ片部12
が臨んでいるので、扉4の下方にある枢軸ピン9は勿論
のと上方にある枢軸ピン9は扉4を反復して開閉しても
抜け出ることはがない。また、ピン抜け止め部材10の
主板部11の下端先方に張設した扉タレ防止片14が扉
4の端面と箱本体1の受段部3の水平板部3aとの間に
介在させてあるので該扉4の下端面が受段部3の水平板
部3aに接触することがないので扉4の開閉が容易なも
のである。
【0009】しかして、箱本体1内に電気機器類を設置
する際に扉4を箱本体1から離脱させる必要がある場合
には、前記枢軸ピン9の頭部9aの頂面に臨んでいる押
さえ片部12を該枢軸ピン抜け止め部材10を取り外す
ことにより取り除けば枢軸ピン9は軸孔5と軸孔8から
簡単に抜き出しができて扉4を取り外すことができる。
この際に押さえ片部12を主板部11の上端の両側の先
方に2個張設した係止杆13a、13aの上端面間に渡
って設けてその上部に操作片15が形成したものにあっ
ては、該操作片15の上部を手指で摘んで主板部11側
に引き寄せれば各係止杆13aの先端側は引き起こされ
て爪片13bの枠材7の水平板部7aの端面への係合が
解かれるので、続けて操作片15を扉4の裏面側から離
せばそれに連れてが扉タレ防止片14を扉4の端面と箱
本体1の水平板部3aとの間から離脱することとなり枢
軸ピン抜け止め部材10全体が容易に扉4の裏面から取
り外すことができる。
【0010】また、再び扉4を箱本体1に取り付ける際
には枢軸ピン9を軸孔5と軸孔8に挿通させたうえ枢軸
ピン抜け止め部材10を扉4の裏面から扉タレ防止片1
4の先端内面を扉4の端面に臨ませて手指で押し込め
ば、該枢軸ピン抜け止め部材10は弾性合成樹脂製のも
のであるので係止部13の係止杆13aが枠材7の水平
板部7aにより上方に押し開かれながら水平板部7aの
端面に達した後に旧状に復帰して該水平板部7aの端面
へ爪片13bが係止するとともに係止杆13a、13a
の上端面間に渡って設けた押さえ片部12が枢軸ピン9
の頭部9aの頂面に臨むこととなり、また、扉タレ防止
片14はその切割16が枢軸ピン9により強制拡開され
て孔部17に該枢軸ピン9を嵌合した後に切割16が旧
状に復帰して該扉タレ防止片14は扉4の端面と箱本体
1の開口面間に介在させて扉4を箱本体1に取り付けで
きるものである。この際に扉タレ防止片14は孔部17
に嵌合した枢軸ピン9により扉4を開閉しても位置がず
れる虞の無いものである。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の扉枢着
装置は枢軸ピンの抜け止め機能を的確に発揮する押さえ
片部と、扉のタレ防止機能を発揮する扉タレ防止片を弾
性合成樹脂製の枢軸ピン抜け止め部材に一体に設けたも
のであるので、部品点数を少なくすることができるう
え、扉を箱本体に脱着する際にはこの枢軸ピン抜け止め
部材を脱着することにより自動的に押さえ片部と扉タレ
防止片が脱着できるので作業が容易なものである。従っ
て、本発明は従来の扉枢着装置の問題点を解決したもの
として、業界に寄与するところ大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施の形態を示す一部切欠側面図
【図2】 本願発明の実施の形態の要部を示す一部切欠
側面図
【図3】 本願発明の実施の形態の要部を示す一部切欠
正面図
【図4】 本願発明の実施の形態の要部を分解して示す
一部切欠斜視図
【図5】 従来例を示す一部切欠正面図
【符号の説明】
1 箱本体 2 開口部 3 受段部 3a 水平板部 4 扉 5 軸孔 8 軸孔 9 枢軸ピン 9a 頭部 10 弾性合成樹脂製のピン抜け止め部材 11 主板部 12 押さえ片部 13 係止部 14 扉タレ防止片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉(4) の上下端を箱本体(1) の開口部
    (2) の上下縁に形成した受段部(3) 、(3) に嵌合して、
    該扉(4) の裏面一側の上下に設けた軸孔(5) 、(5)と箱
    本体(1) の開口部(2) の受段部(3) 、(3) に設けた軸孔
    (8) 、(8) に頭部(9a)付きの枢軸ピン(9) 、(9) を扉
    (4) 側から箱本体(1) に向けて挿通して扉(4)を箱本体
    (1) に枢着してなる扉枢着装置において、主板部(11)の
    上端先方に押さえ片部(12)を設けるとともに係止部(13)
    を設けたうえ該主板部(11)の下端先方に扉タレ防止片(1
    4)を張設してなる弾性合成樹脂製のピン抜け止め部材(1
    0)を、扉タレ防止片(14)を扉(4) の端面と箱本体(1) の
    受段部(3) 、(3) の水平板部(3a)、(3a)との間に介在さ
    せるとともに係止部(13)を扉(4) の裏面に設けた係合部
    に係止したうえ押さえ片部(12)を枢軸ピン(9) の頭部(9
    a)の頂面に臨ませたことを特徴とする扉枢着装置。
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