JP4022922B2 - 身体サポート具 - Google Patents
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Description
本発明は、例えば、座席や椅子などのシート等に着座する際に使用するもので、ユーザーの体形に合わせた形状を保持し、ユーザー個人の体形に応じたフィット感を得ることのできる身体サポート具に関する。
背景技術
座席や椅子などのシート、例えば、各種の自動車のシートや事務用椅子、車椅子などは、平均的なユーザーに適合するように製作されているので、ユーザーによっては多少フィット感に欠けることがある。
そこで、各種の身体保持具が提案されている。例えば特開平9−224796号公報には、湿気硬化型ウレタンプレポリマーでコーティングした粒状体の所定量を粒状体の大きさよりも小さい開口を有する水透過性材料で包み、この粒状体を包んだ水透過性材料を湿分不透過性材料で密封し、湿気硬化型ウレタンプレポリマーと透湿性部材とは相互に非反応性で低接着性である成形体からなる身体サポート具が開示されている。
また、特開2000−51255号公報には、弾性を有する所要量の粒状体と、硬化後も弾性を有する湿気硬化型樹脂を備え、該湿気硬化型樹脂は上記粒状体に対し硬化後において粒状体間を連結するのに十分な量で混合されており、硬化前は適用しようとする体位の形状に沿うように粒状体の相互移動が可能な纏まり体を形成している固対応体位保持具材としての身体サポート具が開示されている。
これらの身体サポート具は、発泡ポリウレタンなどの粒状体が個々のユーザーの体形に応じて変形した後、湿気硬化型樹脂が硬化することにより、この変形した状態で粒状体が固定化して形状を保持するものであり、迅速かつ的確に個々のユーザーの体をサポートすることができ、製作手順も簡単で医療用などにおいて頭部などの保持するには特に好適なものであった。しかしながらこれらの身体サポート具は座席や椅子など設置面積の限られた用途におけるシート用としては以下のような問題点を有するものであった。すなわち、これら従来の身体サポート具は、発泡ポリウレタンなどの粒状体が相互移動することにより身体にフィットするものであるが、このとき粒状体を包含するサポート部が体の圧力により扁平化しながらフィットするものであるためサポート部の面積が増大することになり、また、この扁平化に伴う面積の増大は個々のユーザーの体の圧力や体格により異なるためサポート部の形状も不規則となり、これらにより幅などの大きさが規定されている座席や椅子などのシート用としてはそのまま用いることはできないという問題点があった。
これらの問題点を解消し、さらに身体のサポートを確実に行うことができるとともに体圧を分散する効果を有し、通気性等にも優れた身体サポート具を提供できれば、よりその製品価値を高めることができて有利である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーの体形に合わせた形状を保持し、ユーザー個人の体形に応じたフィット感を得ることのできる身体サポート具を提供することを目的とする。
発明の開示
上記の目的を達成するために、湿気硬化型樹脂をコーティングした多数の粒状体を含むサポート部を押圧変形可能な透湿性部材で被覆し、前記透湿性部材を身体の部分に当接させて前記粒状体を相互移動させ、前記サポート部をその部分に合致した形状にして湿気硬化型樹脂を硬化させて使用する身体サポート具であって、前記サポート部内の粒状体の相互移動を規制する規制手段を設け、この規制手段により前記身体サポート具の外形形状を形成するようにしたものである。
上記の構成によれば、例えば、シートの尻や腰や背中などの部分が当接する位置、即ちシートのホールド性が要求される部位と、ユーザーの身体との間に湿気を付与した身体サポート具をセットし、ユーザーが着座しながらこの身体サポート具を押圧すると、サポート部内の粒状体が相互移動してユーザーの尻や腰や背中などの当接部分にフィットした形状に変形した状態で湿気硬化型樹脂が硬化して粒状体が固定化し、ユーザー個人の着座形状に沿った形状に保持されることになる。このとき、サポート部内の粒状体の相互移動を規定しているのでサポート部の形状が大きくくずれることがなく、座席や椅子などのシート用の身体サポート具として好適なものとなっている。特に粒状体をそれ自身弾力性を有するものとすることで体位を確実に固定又は保持でき、体圧も効果的に分散させて通気性にも優れたものとすることができる。
また、本発明の身体サポート具は、前記規制手段は、前記サポート部の外周縁を囲む枠体であるから、サポート部内の粒状体は枠体からはみ出すことがないため、枠体に沿った外周形状に身体サポート具を維持することができる。
また、本発明の身体サポート具は、前記透湿性部材が透湿性を有する変形性の成形体容器であり、前記規制手段は、前記サポート部を一側方向から前記成形体容器で覆うと共に、該成形体容器の開放側を封鎖してなるから、成形体容器の変形によって粒状体が相互移動してユーザーの尻や腰や背中などの当接部分にフィットした形状に変形した状態で硬化して、ユーザー個人の着座形状に沿った形状に保持されることになるので、成形体容器に応じた形状の身体サポート具とすることができる。
また、本発明の身体サポート具は、前記透湿性部材が透湿性を有する変形性の成形体容器であり、前記規制手段は、前記サポート部の全周囲を前記成形体容器で覆ってなるから、サポート部内の粒状体は成形体容器で覆われているので、成形体容器の変形によって粒状体が相互移動してユーザーの尻や腰や背中などの当接部分にフィットした形状に変形した状態で硬化して、ユーザー個人の着座形状に沿った形状に保持されることになるので、成形体容器に応じた形状の身体サポート具とすることができる。
また、本発明の身体サポート具は、前記透湿性部材が前記湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体を所望の形状に硬化させた硬化層であり、前記規制手段が前記硬化層を備えるから、未硬化の粒状体が外表面の硬化層により包囲されて、その内側で相互移動して変形するので、外表面の硬化層に応じた形状の身体サポート具とすることができる。また、サポート部と透湿性部材とを同一の材質で同時に形成することができるので、生産性や経済性の向上したものとなっている。
また、本発明の身体サポート具は、前記透湿性部材が透湿性を有する可撓性シート状体であり、前記規制手段は、前記可撓性シート状体によりサポート部の両面を被覆してこれら両側のシート状体により前記サポート部を複数に区画するように升目状に接合してなるから、サポート部内の粒状体はこの区画内でのみ相互移動可能であるので、可撓性シート状体に応じた形状の身体サポート具とすることができる。
次に本発明は、前記サポート部の容積可変手段を設け、この容積可変手段により前記身体サポート具の外形形状を形成するようにしたから、例えば、シートの尻や腰や背中などの部分が当接する位置、即ちシートのホールド性が要求される部位と、ユーザーの身体との間に湿気を付与した身体サポート具をセットし、ユーザーが着座しながらこの身体サポート具を押圧すると、サポート部内の粒状体が相互移動してユーザーの尻や腰や背中などの当接部分にフィットした形状に変形した状態で湿気硬化型樹脂が硬化して粒状体が固定化し、ユーザー個人の着座形状に沿った形状に保持されることになる。このとき、サポート部内の粒状体が押圧される分だけ扁平化してその分面積が広がろうとする。そこで、その分サポート部の容積を変化させることで身体サポート具の形状が大きくくずれることがなく、座席や椅子などの設置面積の規定される用途におけるシート用として好適なものとなっている。特に粒状体をそれ自身弾力性を有するものとすることで体位を確実に固定又は保持でき、体圧も効果的に分散させて通気性にも優れたものとすることができる。
また、本発明のサポート具は、前記容積可変手段は、前記サポート部の少なくとも一側を所定形状の成形体容器で覆い、該成形体容器に易開口部を形成するとともに該成形体容器の開放側を押圧変形可能な透湿性部材で被覆し、前記透湿性部材を身体の部分に当接させて押圧変形することにより前記サポート部内の粒状体の圧力を増加させて易開口部を開成し、前記粒状体を排出して前記サポート部の容積を変化させるものであり、サポート部内の粒状体が押圧されて粒状体による圧力が増大すると、成形体容器に易開口部が開成して粒状体がこの易開口部から外部に排出されることによりサポート部の容積を変化させることで身体サポート具の外形を規定しているのでサポート部の形状が大きくくずれることがないようになっている。
また、前記容積可変手段は、前記サポート部内に設けられ該サポート部の容積変化を吸収する緩衝部であるから、緩衝部に粒状体が流入してサポート部の容積を変化させることで身体サポート具の外形を規定しているのでサポート部の形状が大きくくずれることがないようになっている。
また、前記緩衝部を発泡体とすることができる。
また、規制手段を設けたサポート部に発泡体を包含させてもよい。
さらに、前記サポート部はシートの背もたれ部に配置され腰対応部と肩対応部とを有し、前記肩対応部に向って薄くなるように形成したり、前記サポート部はシートの背もたれ部に配置される背もたれ対応部とシートの座席部に配置される座席対応部とを備えるようにしたり、ホールド部を設けたりしてもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の身体サポート具の第1実施例について、図1〜図7を参照して詳細に説明する。本実施例の身体サポート具1は、図1乃至図4に示すように湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を押圧変形可能な透湿性部材たる編物、織布、不織布あるいはモノフィラメントからなる伸縮性の布地3により被覆してサポート部4を形成し、このサポート部4内に平面略八角形で3次元的に屈折した枠体5を配置して骨格としている。この布地3の大きさは、あてがう部位の身体幅よりもやや大きめに設定し、あてがう部位を左右両側から包み込むようにホールドして極めて良好なサポート効果が得られるように構成する。そして、この例では、枠体5により、サポート部4内の粒状体2の相互移動を規制する規制手段を構成している。また、枠体5に布地3を接着したり、縫着したりして、枠体5に布地3を固定してもよい。
上述したような身体サポート具1において、粒状体2としては、適度の弾性を有しているもので、後述する湿気硬化型樹脂と未硬化の状態において非反応性又は非反応性に加工したものが好ましく、例えば、軟化剤や可塑剤で弾力性を付与したポリエチレン、ポリプロピレン及びこれらの共重合体等のオレフィン系粒状体、同様に弾力性を付与したりあるいはそれ自身弾力性を有する酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリウレタン、ネオプレン、ポリブタジエン、シリコーン、その他のゴム系の材料などで形成した粒状体がある。また、湿気硬化型樹脂と非反応性の弾性体やゲル状体のものも使用することができる。
この粒状体2としては、例えば、コスモゲル(商品名・株式会社コスモ計器製)、MNCS(商品名・株式会社ブリジストン製)、アルファーゲル(商品名・株式会社シーゲル製)、ペフ(商品名・株式会社東レ製)、ミツフクフォーム(商品名・三福工業株式会社製)、エクセシール(商品名・イノアック株式会社製)、カルソフト(商品名・タキロン株式会社製)、ネオプレンゴム(山本化学工業株式会社製)、CRゴム(大和紡績株式会社製、丸信化工株式会社製)、シリコーンスポンジ(千代田ゴム株式会社製、イノアック株式会社製、信越化学工業株式会社製)等を用いることができる。
上述したような粒状体2は、球状、棒状、立方体、直方体、円柱状、円盤状その他の形状に形成することができ、好ましくは角のとれた形状、特に球状にするとよい。また、この粒状体は、特に得られる身体サポート具の弾力性の点で中実や中空に形成したり発泡体にしたものが好ましい。発泡体の場合には、後述する湿気硬化型樹脂が粒状体中に浸み込んで行かないように独立気泡体とするのが好ましく、特に表面にスキン層を有するものが好ましい。
この粒状体2の大きさは、身体サポート具1として使用する部位や使用する粒状体2の材料や湿気硬化型樹脂の種類によっても異るが、あまり大きすぎると高い通気性が確保できるが、採形性や表面の平滑性が低下し身体サポート具1としてのフィット感に劣るためその大きさを約8cm3以下とするのが好ましく、特に0.125cm3以下とすることにより使用し易く表面の平滑な身体サポート具1とすることができる。このような粒状体2は、上述したような材質、形状、性質、大きさ等の異った二種以上のものを併用してもよい。
さらに、上記粒状体2を形成している素材の硬さは、クッション用軟質ウレタンフォームの硬さ試験(JIS K6401 5.4)によって、25%圧縮硬度約2kg/cm2下、好ましくは約1.0kg/cm2以下にするとよい。また、この時の圧縮残留ひずみ(JIS K6401 5.5)は約15%以下、好ましくは約13%以下が好ましい。上記圧縮硬度が2kg/cm2を超えるか、あるいは残留ひずみが15%以上であると硬すぎたり、使用中にひずみが起こり使用感が悪くなるため好ましくない。
次に、上述したような粒状体2,2・・・にコーティングする湿気硬化型樹脂としては水を加えることによって樹脂を容易に硬化させることができることから、水硬性ウレタンプレポリマーを使用するのが好ましい。水硬化性ウレタンプレポリマーは、ポリオールとポリイソシアネートの反応によって得られる端末にイソシアネート基を有するプレポリマーである。また、他の湿気硬化型樹脂、例えば湿気硬化型シリコン樹脂なども使用することができる。この湿気硬化型樹脂は、硬化後においても適度の弾性を有しているものが好ましい。また、上記粒状体2は、湿気硬化型樹脂が水を加えることにより反応して硬化したときに、湿気硬化型樹脂と結合状態を形成するようなものであってもよいし、湿気硬化型樹脂と結合状態を形成することなく湿気硬化型樹脂に囲まれるようにして包まれた状態になって固定化されるものでもよい。また、上記湿気硬化型樹脂には硬化時間、貯蔵安定性、硬化時の脱泡促進、仕上がりの色調等を考慮して触媒、安定剤、消泡剤、酸化防止剤、着色剤、揺変性付与剤、充填剤等を適宜配合することができる。これらの添加剤は、上記湿気硬化型樹脂の成分に応じた公知の化合物を適宜選択して使用することができる。
また、湿気硬化型樹脂には硬化触媒として水硬化性ウレタンプレポリマーの場合、例えば、ビス(2,6ジメチルモルホリノ)ジエチルエーテル、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、ジメチルエタノールアミン、置換モルホリン、ジメチルピペラジン等を用いることができる。さらに、揺変性付与剤を用いると、湿気硬化型樹脂と粒状体2とが混合された状態で保存されている間に、湿気硬化型樹脂が偏在化することを防ぎ、両者が均一的に混ざり合った状態を保持することができる。こうした揺変性付与剤として水硬化性ウレタンプレポリマーの場合には、シリカ、酸化チタン、有機系のポリアルキレングリコールの末端水酸基を水酸基処理剤で処理したポリアルキレン変性化合物で一般にポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールまたはこれらの共重合体を塩化メチル、脂肪酸等で処理したものや、芳香族カルボン酸エステル類、D−ソルビトールと芳香族アルデヒドとのアセタール化反応により合成されたベンジリデンソルビトール、ジトリリデンソルビトール類等を使用することができる。使用量としては、水硬化性ウレタンプレポリマーに対して約0.01〜6%程度、好ましくは約0.05〜3%程度である。
上記湿気硬化型樹脂の物性としては、使用対象によって異なるが硬化時間が水に接触させてから約3分〜30分程度で体重負荷を掛けることができる程度の見かけ硬度が得られ、反応による体積の変化が少なく、人体に対して発熱や刺激等の悪影響の少ない物で、貯蔵安定性も高いことが望ましく、このような物性を有する水硬化性ウレタンプレポリマーを選択して用いるのが好ましい。
上述したような湿気硬化型樹脂の混合量は、粒状体2,2の表面を濡らすことができる量であればよく、通常、粒状体の体積1リットル当たり約7.5g以上使用するとよく、好ましくは約45〜420g程度使用すればよい。この粒状体と湿気硬化型樹脂との混合は、好ましくは、20℃、相対湿度(RH)20%以下の環境下で、万能混合機、コンクリートミキサーその他の混合機を使用し、混合容器中に乾燥窒素ガスを満し、所定量の粒状体2を投入して攪拌しながら湿気硬化型樹脂を所定量加え、均一的になるまで混合することによって行うことができる。
上記粒状体2と湿気硬化型樹脂が混合されたものは、粒状体2間を連結するのに十分な量で粒状体2の表面が湿気硬化型樹脂でコーティングされており、各粒状体2,2は上記未硬化の湿気硬化型樹脂によって粘結されて一纏まりになっているが、各粒状体2は相互に移動が可能な状態になっている。このように粒状体2と樹脂が混ぜられたものは、アルミ箔等を含む包装袋や箱、缶などの防湿性を有するものに収納すれば、硬化しないように保存することができる。
さらに、布地3としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアクリル、ポリウレタン、スチレン・イソプレン・スチレンコポリマー(SIS)、ポリアミドその他の合成繊維、レーヨン、綿、麻その他の再生繊維や天然繊維、ガラス繊維その他の無機繊維などが使用できるが、湿気硬化型樹脂との反応性があったり水分含有量の高いものは、予め表面を処理して非反応性にしたり、乾燥して水分を除去するとよい。水硬化性ウレタンプレポリマーの場合に好ましい素材としては、上記した未硬化のウレタンプレポリマーと反応しないポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、SISなどが挙げられる。特に好ましいものとしては、熱シール性を有するポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、SISや、これらの何れかを混紡した繊維が挙げられる。上記素材は、編物、織物、不織布、溶融ネットなどに形成するが、好ましくは、使用時に適用部位の凹凸形状に馴染むような柔軟性、伸縮性が得られやすいものにするとよい。こうした柔軟性、伸縮性としては、少なくとも縦横の何れか一方向に約15%程度以上の伸びを有するものにすると好ましい。これ以下の場合には、変形させた際に身体への追従性が十分でない場合がある。
また、枠体5としては、ある程度の剛性と弾力性とを有する素材であればよく、スチール製の線材、合成樹脂などにより形成して、例えば、スチール製の線材の場合、使用する用途に応じて所望の形状に3次元的に屈曲形成して両端をカシメ部5Aにより接合することにより形成すればよい。なお、発泡スチロールなどの合成樹脂により同様の形状としたものを用いてもよい。
本実施例の身体サポート具1は、いずれも図示しない防湿性袋に密封収納している。従って、この収納状態では粒状体2が湿気にさらされることがないため、確実に硬化することを防止でき、防湿性袋を開封して水を加えたり水分を含ませたり、さらに触媒液を噴霧したりするなど湿気にさらすことで粒状体2にコーティングした湿気硬化型樹脂が短時間で硬化するように構成されている。
上述したような本実施例の身体サポート具1は、図5及び図6に示すように車両などのシート11に被覆装着するシートカバー12に身体サポート具1を配置する。具体的には、シート11の背もたれ部11Aに枠体5の上辺5B及び下辺5Cを支点として身体サポート具1を載置する。即ち、本実施例では、ユーザーの背中から腰部をサポートする身体サポート具1として機能するようにした使用状態を示している。そして背もたれカバー12Aにさらに伸縮性のファブリックなどの自動車のシートとして好適なカバーシート(図示せず)を被覆することにより、身体サポート具1は外観上全く見えなくなり、この保持(装備)状態でのシート11の体裁が極めて良好に保たれる構成としている。なお、図中符号13はヘッドレスト、14は座席部である。また、身体サポート具1は、シート11に座ったユーザーの肩部から腰部をサポートし、腰部側から肩部側に向ってサポート部4の厚さが次第に薄くなるように形成されている。したがって、ユーザーの背中と背もたれ部11Aとの間に隙間がなく、肩部も身体サポート具1により支持されるため、ユーザーの頭部をヘッドレスト13に安定的に支持することができる。
前記構成につきその作用について説明する。まず、防湿性袋(図示せず)から身体サポート具1を取り出す。この身体サポート具1の透湿性部材である布地3に霧吹きなどを押し付けて水を圧入することにより湿気硬化型樹脂が硬化を開始する。そうしたら、枠体5をシート11の背もたれ部11Aに設置して必要に応じてカバーシートを被せる。
続いて、ユーザー(図示せず)が着座しながらこの身体サポート具1に体を押し付けると、伸縮性の布地3が伸長してサポート部4内の粒状体2、2・・・が相互移動してユーザーの体形にフィットした形状に素早く変形し、短時間(3〜5分)で粒状体2、2・・・の表面にコーティングされた湿気硬化型が硬化することで粒状体2、2が固定化してこの押圧変形した形が維持される。このとき、押圧された分だけ粒状体2、2は中央部で薄くなり、サポート部4の平面形状を変形させようとするが、このサポート部4は枠体5により取り囲まれているので、この枠体5よりも外側にはみ出すことがないため、結果的に図7に示すようにサポート部4の左右の縁部が膨らんで左右から包み込むように身体をホールドすることになる。
このようにして短時間で簡単にユーザー個人の着座形状の身体サポート具1に成形することができる上、この身体サポート具1のシート11側に接している部分もシート11に合った形状で滑らかに変形して固化するため、シート11に対して位置ズレしにくい状態で設置できることになり、しかもこの身体サポート具1は、前記粒状体2,2・・・にコーティングした湿気硬化型樹脂が硬化して、その形状を保持するものであるが、各粒状体2自体弾力性を有する上に、これら粒状体2,2・・・間には間隙が形成されるので、硬いだけでなく適度な柔軟性が得られ、また通気性があるため長時間使用に際してもむれることがなく、良好なホールド性と座り心地とが得られることになる。
また、本実施例の身体サポート具1は、湿気硬化樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を枠体5を骨格として伸縮性の布地3で被覆するだけで構成できるため、簡易に設計実現可能であり、量産性に優れ、安価な製品を提供可能となっている。さらに、この身体サポート具1は、防湿性袋に密封収納して保存するので、防湿性袋から取り出さない限り粒状体2,2・・・が相互に接合してサポート部4が固化するのを確実に防止することができるため、運搬・流通・保管性に優れ取り扱いも極めて容易である。
以上詳述したとおり第1実施例の身体サポート具1は、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を多数含むサポート部4を押圧変形可能な透湿性部材たる伸縮性の布地3で被覆し、この布地3を身体の部分に当接させて粒状体2,2を相互移動させ、サポート部4をその部分に合致した形状にして湿気硬化型樹脂を硬化させて使用する身体サポート具1であって、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動を規制する規制手段たる枠体5を設け、この枠体5により身体サポート具1の外形形状を形成するようにし、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動をサポート部4の外周縁を枠体5で囲むことにより規定したものであるので、シート11とユーザーの身体との間に湿気を付与した身体サポート具1をセットし、ユーザーが着座しながらこの身体サポート具1を押圧すると、サポート部4内の粒状体2,2が相互移動してユーザーの尻や腰や背中などの当接部分にフィットした形状に変形した状態で湿気硬化型樹脂が硬化し、粒状体2,2が固定化され、ユーザーの着座形状に沿った形状に保持されることになる。このとき、サポート部4内の粒状体2の相互移動を枠体5により規定しているのでサポート部4の形状が大きくくずれることがなく、座席や椅子などの幅が規定されているシート用の身体サポート具として好適なものとなっている。特に粒状体2,2はそれ自身適度の弾性を有しているので、体位を確実に固定又は保持できるし、体圧も効果的に分散して通気性にも優れている。
次に本発明の第2実施例について図8及び図9を参照して説明する。第2実施例の身体サポート具は、基本的には前述した第1実施例のものと同様の構成を有するので同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施例の身体サポート具1は、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を変形性の成形体容器21に収納し、その開放面側をフィルム23等で被覆してサポート部4を形成してなる。そして、この例では、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動を規制する規制手段は、サポート部4を一側方向から成形体容器21で覆うと共に、該成形体容器21の開放側をフィルム23等で封鎖してなる。前記成形体容器21は可撓性を有する素材である柔軟な合成樹脂製のメッシュ材からなり、透湿性を有しており、図8に示すように矩形の角部を斜めに裁断した八角形の平面形状を有する箱体からなる。なお、本明細書中において、変形性の成形体容器とは可撓性あるいは易破壊性を有する素材からなる成形体容器のことであり、可撓性を有する素材としては、ボール紙、デニム生地、ポリプロピレン、ナイロンなどの合成樹脂製メッシュなど通気性・透湿性をも備えたものを用いるのが好ましく、また、通気性・透湿性を有しない各種合成樹脂性の柔軟性を有するシート、フィルムであっても多数の孔を形成することにより同様に用いることができる。また、易破壊性を有する素材とは、荷重をかけることにより崩壊はしないものの亀裂を生じて変形し、外部との通気性、すなわち透湿性を発揮するような素材であり、具体的には、薄肉ガラス、薄肉アクリル、炭酸カルシウム製のシェルなどを用いることができる。
上述したような身体サポート具1において、粒状体2、湿気硬化性樹脂としては前述した第1実施例と同じものを用いることができる。また、本実施例の身体サポート具1は、いずれも図示しない防湿性袋に密封収納される。
前記構成につきその作用について説明する。まず、防湿性袋(図示せず)から身体サポート具1を取り出す。この身体サポート具1のメッシュ製の成形体容器21に水を吹き付けるなどすることにより水分が進入して粒状体2,2にコーティングした湿気硬化型樹脂が硬化を開始する。そうしたら、成形体容器21に必要に応じてカバーシートを被せて、成形体容器21側が表面側となるようにして前述した第1実施例と同様に車両のシート11にセットする。続いて、ユーザーがこの身体サポート具1に腰、背中、足などの身体の所定の部位を押し付けると、成形体容器21が変形してサポート部4内の粒状体2、2・・・が相互移動してユーザーの体形にフィットした形状に素早く変形して短時間(3〜5分)で粒状体2、2・・・の表面にコーティングされた湿気硬化型が硬化し粒状体2、2の固定化に伴い成形体容器21、21がその変形した状態で固定される。このとき、押圧された分だけサポート部4の形状を変形させようとするが、このサポート部4が一側から成形体容器21により覆われているため、一側方向及びこの成形体容器21の周壁部21Aで囲まれた底面21Bに対する横方向への相互移動が規定され成形体容器21からはみ出すことがないため、成形体容器21に応じた形状の身体サポート具1とすることができる。しかもこの身体サポート具1は、前記粒状体2,2・・・にコーティングした湿気硬化型樹脂が硬化してその相互に接合して形状を保持するものであるが、各粒状体2自体弾力性を有する上に、これら粒状体2,2・・・間には間隙が形成されるので、硬いだけでなく適度な柔軟性が得られ、また通気性があるため長時間使用に際してもむれることがなく、良好なホールド性と座り心地とが得られることになる。
次に本発明の第3実施例について図10を参照して説明する。第3実施例の身体サポート具は、基本的には前述した第2実施例のものと同様の構成を有するので同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施例の身体サポート具1は、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を一対の変形性の成形体容器21,21に収納してサポート部4を形成してなる。そして、この例では、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動を規制する規制手段は、サポート部4の全周囲を成形体容器21,21で覆ってなる。前記成形体容器21,21はメッシュ材からなる柔軟な合成樹脂製で透湿性を有している。上述したような身体サポート具1において、粒状体2、湿気硬化性樹脂としては前述した第1実施例と同じものを用いることができる。また、本実施例の身体サポート具1は、いずれも図示しない防湿性袋に密封収納される。上述したような第3実施例の身体サポート具1は前述した第2実施例と同様に用いることができる。特にサポート部の両側を成形体容器21としているので、表裏の区別なく使用可能となっている。
次に、本発明の第4実施例について図11及び図12を参照して説明する。第4実施例の身体サポート具は、基本的には前述した第2実施例のものと同様の構成を有するので同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施例の身体サポート具1は、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を変形性の成形体容器24に収納し、その開放面側をフィルム23等で被覆してサポート部4を形成してなる。そして、この例では、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動を規制する規制手段は、サポート部4を一側方向から成形体容器24で覆うと共に、該成形体容器24の開放側をフィルム23等で封鎖してなる。前記成形体容器24はメッシュ材からなる柔軟な合成樹脂製で透湿性を有しており、図11から明らかなように平面視矩形で上下端部に滑らかにその厚さが漸減するようなテーパー部25を形成した箱体からなる。上述したような身体サポート具1において、粒状体2、湿気硬化性樹脂としては前述した第1実施例と同じものを用いることができる。また、本実施例の身体サポート具1は、いずれも図示しない防湿性袋に密封収納される。
上述したような第4実施例の身体サポート具1は前述した第2実施例と同様に用いることができる。特に成形体容器24の上下端部に滑らかにその厚さが漸減するようなテーパー部25を形成しているので、車両のシート11などに設置した際にシートとの間に段差部を生じず、着座時などの違和感を解消したものとなっている。
さらに、本発明の第5実施例について図13乃至図17を参照して説明する。第5実施例の身体サポート具は、基本的には前述した第2実施例のものと同様の構成を有するので同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施例の身体サポート具1は、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を変形性の成形体容器26に収納し、その開放面側をフィルム23等で被覆してサポート部4を形成してなる。そして、この例では、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動を規制する規制手段は、サポート部4を一側方向から成形体容器26で覆うと共に、該成形体容器26の開放側をフィルム23等で封鎖してなる。前記成形体容器26はメッシュ材からなる柔軟な合成樹脂製で透湿性を有しており、図13に示すように平面視矩形で左右端部に厚みを増したホールド部27を形成した箱体からなる。上述したような身体サポート具1において、粒状体2、湿気硬化性樹脂としては前述した第1実施例と同じものを用いることができる。また、本実施例の身体サポート具1は、いずれも図示しない防湿性袋に密封収納される。
上述したような第5実施例の身体サポート具1は前述した第2実施例と同様に用いることができる。特に本実施例のものは、左右端部に厚みを増したホールド部27を形成したバケットシートタイプであり、普通はこのような複雑な形状のものはその製造が非常に面倒であるが、本実施例では成形体容器26を対応する形状に成形するだけでよいので、各種形状とするのに好適である。
また、本実施例の身体サポート具1においては、サポート部4はシート11の背もたれ部11Aに配置され、サポート部4の左右端部にホールド部27,27を形成したから、ユーザーの背中を両側からホールドするため、腰から背中の筋肉に負担のない状態で着座することができ、腰への負担を軽減できる。
なお、本実施例のように複雑形状の身体サポート具1の場合、可撓性あるいは易破壊性の成形体容器26からなるので、保管、搬送の過程でホールド部27が変形することがある。そこで、図17に示すように身体サポート具1の上側半分の形状に対応した凹部28Aを有する発泡ポリスチレン製などの上収容容器28と、身体サポート具1の下側半分の形状に対応した凹部29Aを有する発泡ポリスチレン製などの下収容容器29とにより初期形状を固定した状態で周囲をしっかりと囲んでから防湿性袋30で密封包装して外力を遮断することにより成形体容器26の変形を防止することができる。このような外力を遮断した収容容器は、他の実施例においても適用可能であることはいうまでもない。
本発明の第6実施例について詳細に説明する。本実施例の身体サポート具1は、図18及び図19に示すように湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を押圧変形可能な透湿性部材たる繊維集合体からなる糸で形成された編物、織布、不織布あるいはモノフィラメントからなる2枚の伸縮性の布地3,3により被覆し、この2枚の布地3,3を升目状に縫製することにより、複数の区画4Aによりサポート部4を構成してなる。この布地3,3の大きさは、あてがう部位の身体幅よりもやや大きめに設定し、あてがう部位を左右両側から包み込むようにホールドして極めて良好なサポート効果が得られるように構成する。上述したような身体サポート具1において、粒状体2、湿気硬化性樹脂及び布地3としては前述した第1実施例と同じものを用いることができる。また、本実施例の身体サポート具1は、いずれも図示しない防湿性袋に密封収納される。
前記構成につきその作用について説明する。まず、防湿性袋(図示せず)から身体サポート具1を取り出す。この身体サポート具1の透湿性部材である布地3に霧吹きなどを押し付けて水を圧入することにより湿気硬化型樹脂の硬化を開始する。そうしたら、枠体5をシートの背もたれ部11Aに装着してカバーシートを被せる。
続いて、ユーザーが着座しながらこの身体サポート具1に体を押し付けると、伸縮性の布地3が伸長してサポート部4内の粒状体2、2・・・が相互移動してユーザーの体形にフィットした形状に素早く変形して短時間(3〜5分)で粒状体2、2・・・の表面にコーティングされた湿気硬化型が硬化してこの押圧変形した形が維持される。このとき、押圧された分だけ粒状体2、2は中央部で薄くなり、サポート部4の形状を変形させようとするが、このサポート部4は升目状に複数の区画4Aに区画されているので、この区画4Aよりも外側にはみ出すことはないため、結果的左右の縁部のみが膨らんで左右から包み込むように身体をホールドすることになる。
このようにして短時間で簡単にユーザー個人の着座形状の身体サポート具1に成形することができる上、この身体サポート具1のシート11側に接している部分もシート11に合った形状で滑らかに変形して固定化するため、シート11に対して位置ズレしにくい状態で設置できることになり、しかもこの身体サポート具1は、前記粒状体2,2・・・にコーティングした湿気硬化型樹脂が硬化してその相互に接合して形状を保持するものであるが、各粒状体2自体弾力性を有する上に、これら粒状体2,2・・・間には間隙が形成されるので、硬いだけでなく適度な柔軟性が得られ、また通気性があるため長時間使用に際してもむれることがなく、良好なホールド性と座り心地とが得られることになる。
また、湿気硬化樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を伸縮性の布地3で被覆して縫製するだけで本実施例の身体サポート具1を構成できるため、設計実現可能であり、量産性に秀れ、安価な製品を提供可能となっている。さらに、この身体サポート具1は、防湿性袋に密封収納しているので、防湿性袋から取り出さない限り粒状体2,2・・・が相互に接合してサポート部4が固定化するのを確実に防止することができるため、運搬・流通・保管性に優れ取り扱いも極めて容易である。
以上詳述したとおり、第6実施例の身体サポート具1は、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動を規制する規制手段は、可撓性シート状体たる布地3,3によりサポート部4の両面を被覆してこれら両側の布地3,3によりサポート部4を複数に区画するように升目状に接合してなり、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を多数含むサポート部4を複数の区画4Aを形成するように縫製して粒状体2,2の相互移動を規定したものであるので、サポート部4内の粒状体2,2はこの区画内4Aでのみ相互移動可能であるため、伸縮性の布地3に応じた形状の身体サポート具1とすることができる。特に粒状体2,2はそれ自身適度の弾性を有しており体位を確実に固定又は保持できるし、体圧も効果的に分散して通気性にも優れている。
本発明の第7実施例について詳細に説明する。本実施例の身体サポート具1は、図20に示すように湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を所望の形状に外表面のみを硬化させて押圧変形可能な透湿性部材たる硬化層2Aを形成してサポート部4としたのである。そして、この例では、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動を規制する規制手段は、前記硬化層2Aを備える。このため、粒状体2,2は外表面の硬化層2Aにより包囲されて、その内側で相互移動して変形するので、外表面の硬化層2Aによりその変形が規定され、大きく変形することがないようになっている。このような本実施例の身体サポート具1は前述した第1実施例のものと同様にして用いることができる。特に、サポート部と透湿性部材とを同一の材質で同時に形成することができるので、生産性や経済性の向上したものとなっている。
上述したような本実施例の身体サポート具は、以下のようにして製造することができる。すなわち、図21に示すように身体サポート具1の一側面と同じ形状のキャビティ32を有する型31を製造しておき、このキャビティ32内に粒状体2,2を薄く敷設して、霧吹きなどにより水分を吹き付けて湿気硬化型樹脂を硬化させることにより一側面側の硬化層33を形成する。また同様に他側面側の硬化層34を形成しておき、これら硬化層33、34をその内部空間に未硬化の粒状体2,2を封じるようにして接合することにより製造することができる。なお、上記説明はあくまでも概念的なものであり、例えば、図22に示すように型32に透湿性を有する表皮材35を敷設してから粒状体2,2を薄く敷設して、表皮材35と一体的に硬化層33,34を形成することにより、硬化層33,34が崩壊したりすることがなく、外観の向上したもとすることができなど種々の態様が可能である。
上記第2乃至第7実施例のように、本発明の規制手段は、サポート部4内の粒状体2,2の相互移動を規制することができれば種々の態様とすることができる。
次に、本発明の第8実施例について図23を参照して詳細に説明する第8実施例の身体サポート具は、基本的には前述した第3実施例のものと同様の構成を有するので同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施例の身体サポート具1は、前述した第3実施例において、サポート部4の中心部に発泡ポリウレタンなどの弾性を有する発泡体41を包含させたものである。そして、この例では、発泡体41が容積可変手段であり、この容積可変手段により身体サポート具1の外形形状を形成するようにしており、また、発泡体41は、サポート部4内に設けられサポート部4の容積変化を吸収する緩衝部である。
このようにサポート部4内に発泡体41を包含させることにより、ユーザーが着座しながらこの身体サポート具1に体を押し付けると、成形体容器21,21が変形してサポート部4内の粒状体2、2・・・が相互移動するとともに発泡体41が収縮してユーザーの体形にフィットした形状に素早く変形する。そして、短時間(3〜5分)で粒状体2、2・・・の表面にコーティングされた湿気硬化型が硬化して粒状体2、2が固定化し、発泡体41はその収縮した形状に保持されこの押圧変形した形が維持することができる。特にこの身体サポート具1は、前各粒状体2自体弾力性を有する上に、サポート部4内に発泡体41を有するので柔軟性に優れている。さらに、比較的高価で取扱いにくい湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2の使用量を少なくすることができるという効果も奏する。
次に、本発明の身体サポート具の第9実施例について、図24〜図27を参照して詳細に説明する。本実施例の身体サポート具51は、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を一側(裏面側)を構成する変形性の成形体容器52と他側(表面側)を構成する変形性の成形体容器53との間に収納してサポート部4を形成してなり、この成形体容器52,53はメッシュ材からなる柔軟な合成樹脂製で透湿性を有しており、図24から明らかなように平面矩形で左右端部に厚みを増したホールド部54を形成したバケットタイプの身体サポート具51となっている。また、裏面側を構成する成形体容器52の左右のホールド部54を構成する壁面には、成形体容器52の粒状体2,2の径よりも十分に大きな円形の易開口部55が形成されている。この易開口部55は、成形体容器52の壁面を円形に断続的に破断してミシン目状の破断部を形成したものであり、後述するようにサポート部4内の圧力が上昇すると破断部が開裂して円形の開口部を開口するように構成されている。
上述したような身体サポート具において、粒状体2、湿気硬化性樹脂としては前述した第1実施例と同じものを用いることができる。また、本実施例の身体サポート具51は、図示しない防湿性袋に密封収納されて保管等に供される。従って、この収納状態では粒状体2が湿気にさらされることがないため、確実に硬化することを防止でき、防湿性袋を開封して水を加えたり水分を含ませたり、さらに触媒液を噴霧したりするなど湿気にさらすことで粒状体2が短時間で硬化するように構成されている。そして身体サポート具1にはさらに伸縮性のファブリックなどの自動車のシートとして好適なカバーシート(図示せず)を被覆することにより、身体サポート具1が外観上全く見えなくなり、この装備状態での体裁が極めて良好に保たれる構成としている。上述したような本実施例の身体サポート具51は、図26に示すように車両などのシート61に被覆装着するシートカバー62に配置する。なお、図中符号63はヘッドレストである。
前記構成につきその作用について説明する。まず、防湿性袋(図示せず)から身体サポート具51を取り出す。この身体サポート具51の透湿性部材である成形体容器52,53に霧吹きなどで水を吹き付けることにより孔から水分が進入して湿気硬化型樹脂が硬化を開始する(図27(a))。そうしたら、身体サポート具51をシート61の背もたれ部61Aに装着する。続いて、ユーザーがこの身体サポート具51に腰、背中、足などの身体の所定の部位を押し付けると、可撓性の成形体容器52,53、特に表側の成形体容器53が変形してサポート部4内の粒状体2、2・・・が相互移動するとともにサポート部4内の粒状体2、2による圧力が増大し、易開口部55の破断部が開裂して円形の開口部を開口する。このようにユーザーにより押圧された分だけサポート部4内の圧力が高まりその形状を変形させようとするが、本実施例においては、成形体容器52に易開口部55を形成し、粒状体2、2による圧力が所定の圧力を超えるとこれが開口して、押圧力すなわちユーザーの体格に応じた量の粒状体2、2・・・が湿気硬化型樹脂の硬化に伴う高粘度化によりゆっくりと易開口部55から排出される(図27(b))。これによりユーザーの体形にフィットした形状に素早く変形して短時間(3〜5分)で粒状体2、2・・・の表面にコーティングされた湿気硬化型が硬化し粒状体2、2の固定化に伴い成形体容器52、53がその変形した状態で固定される。そうしたら易開口部55から排出された粒状体2、2を切り取る(図27(c))。このように本実施例においては、サポート部4が一側から成形体容器52により覆われているとともにホールド部54に易開口部55が形成されているため、ユーザーの体格に応じて粒状体2、2・・・が易開口部55から排出され、規定の形状から変形しないようになっている。しかもこの身体サポート具1は、前記粒状体2,2・・・にコーティングした湿気硬化型樹脂が硬化してその相互に接合して形状を保持するものであるが、各粒状体2自体弾力性を有する上に、これら粒状体2,2・・・間には間隙が形成されるので、硬いだけでなく適度な柔軟性が得られ、また通気性があるため長時間使用に際してもむれることがなく、良好なホールド性と座り心地とが得られることになる。
以上詳述したとおり、第9実施例の身体サポート具51は、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2、2を多数含むサポート部4を押圧変形可能な透湿性部材である変形性の成形体容器52,53で被覆し、この成形体容器52,53を身体の部分に当接させて粒状体2,2を相互移動させてサポート部4をその部分に合致した形状にして湿気硬化型樹脂を硬化させて使用する身体サポート具51であって、サポート部4の容積可変手段を設け、この容積可変手段により身体サポート具51の外形形状を形成するようにし、前記容積容積可変手段は、サポート部4の少なくとも一側を成形体容器52で覆い、この成形体容器52に易開口部55を形成するとともに、該成形体容器52の開放側を押圧変形可能な透湿性部材である成形体容器53で被覆し、この成形体容器53を身体の部分に当接させて前記サポート部内の圧力を増加により易開口部55を開成して粒状体2,2を排出して前記サポート部4の容積を変化させ、これにより身体サポート具の外形を規定したものであるので、サポート部4内の粒状体2,2が押圧されて粒状体2,2による圧力が増大すると、成形体容器52の易開口部55が開成して粒状体2,2がこの易開口部55から外部に流出することによりサポート部4の容積を変化させることで身体サポート具の外形を規定しているためサポート部の形状が大きくくずれることがなく、座席や椅子などのシート用の身体サポート具51として好適なものとなっている。特に粒状体2,2をそれ自身弾力性を有するものとすることで体位を確実に固定又は保持でき、体圧も効果的に分散して通気性にも優れている。また、ホールド部54により良好な着座感が得られる。
さらに、本発明の身体サポート具の第10実施例について、図28〜図31を参照して詳細に説明する。本実施例の身体サポート具71は、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体2,2・・・を一側(下面側)を構成する可撓性あるいは易破壊性の成形体容器72と他側(上面側)を構成する可撓性あるいは易破壊性の成形体容器73との間に収納してサポート部4を形成してなり、この成形体容器72,73は合成樹脂製のメッシュ材からなり透湿性を有しており、平面的には図28に示すように角部に丸みを帯びた矩形で断面的には図29に示すように中央部に半球状のドーム部74を形成した身体サポート具71となっている。この身体サポート具71において、成形体容器72,73は合成樹脂製で、また、下面側を構成する成形体容器72のドーム部72Aには、粒状体2,2の径よりも十分に大きな円形に断続的に破断部を形成して円形の易開口部75が形成されている。この易開口部75は、後述するようにサポート部4内の圧力が上昇すると断続的な破断部が開裂して円形の開口部を開口するように構成されている。そして、この例の容積可変手段は、サポート部4の少なくとも一側を所定形状の成形体容器72で覆い、該成形体容器72に易開口部75を形成するとともに該成形体容器72の開放側を押圧変形可能な透湿性部材たる成形体容器73で被覆し、この成形体容器73を身体の部分に当接させて押圧変形することによりサポート部4内の粒状体2,2の圧力を増加させて易開口部75を開成し、粒状体2を排出してサポート部4の容積を変化させるものである。
上述したような身体サポート具において、粒状体2、湿気硬化性樹脂としては前述した第1実施例と同じものを用いることができる。また、本実施例の身体サポート具71は、図示しない防湿性袋に密封収納されて保管等に供される。従って、この収納状態では粒状体2が湿気にさらされることがないため、確実に硬化することを防止でき、防湿性袋を開封して水を加えたり水分を含ませたり、さらに触媒液を噴霧したりするなど湿気にさらすことで粒状体2が短時間で硬化するように構成されている。そして身体サポート具にはさらに伸縮性の布材(図示せず)で被覆することにより、身体サポート具1の外観を向上させる構成としている。上述したような本実施例の身体サポート具71は、例えば靴の土踏まずの部分に位置するように靴の中に配置する。
前記構成につきその作用について説明する。まず、防湿性袋(図示せず)から身体サポート具71を取り出す。この身体サポート具71の透湿性部材である成形体容器72,73に霧吹きなどで水を吹き付けることにより孔から水分が進入して湿気硬化型樹脂が硬化を開始する(図29)。そうしたら、身体サポート具71を靴の土踏まずの部分に設置する。続いて、ユーザーがこの身体サポート具71を設置した靴の中に足を入れると、可撓性あるいは易破壊性の成形体容器72,73、特に上側の成形体容器73が変形してサポート部4内の粒状体2、2・・・が相互移動するとともにサポート部4内の粒状体2、2による圧力が増大し、易開口部75の破断部が開裂して円形の開口部を開口する。このようにユーザーにより押圧された分だけサポート部4内の圧力が高まりその形状を変形させようとするが、本実施例においては、成形体容器72に易開口部75を形成し、粒状体2、2による圧力が所定の圧力を超えるとこれが開口して、押圧力すなわちユーザーの体格に応じた量の粒状体2、2・・・が湿気硬化型樹脂の硬化に伴う高粘度化によりゆっくりと易開口部75から排出される(図30)。これによりユーザーの足形にフィットした形状に素早く変形して短時間(3〜5分)で粒状体2、2・・・の表面にコーティングされた湿気硬化型が硬化し粒状体2、2の固定化に伴い成形体容器72、73がその変形した状態で固定される。このように本実施例の身体サポート具は靴の中敷きなど小型のサポート具としても用いることができる。なお、本実施例において図31に示すようにサポート部4の中心部に発泡ポリウレタンなどの弾性を有する発泡体76を包含させてもよい。このようにサポート部4内に容積可変手段たる発泡体76を包含させることにより、サポート部4内の粒状体2、2・・・が相互移動するとともに発泡体76が収縮してユーザーの足形にフィットした形状に素早く変形する。そして、短時間(3〜5分)で粒状体2、2・・・の表面にコーティングされた湿気硬化型が硬化して粒状体2、2が固定化し、発泡体76はその収縮した形状に保持されこの押圧変形した形を維持することができる。
次に、本発明の身体サポート具の第11実施例について、図32を参照して詳細に説明する。本実施例の身体サポート具1は、ユーザーUの肩部U1から腰部U2をサポートし、腰対応部102から肩対応部101に向ってサポート部4の厚さが次第に薄くなるように形成されている。したがって、ユーザーUの背中と背もたれ部11Aとの間に隙間が発生せず、肩部102も身体サポート具1により支持されるため、ユーザーUの頭部をヘッドレスト13に安定的に支持することができる。尚、この身体サポート具1は、上記各実施例の構成を採用することができる。また、前記肩対応部101と腰対応部102は背もたれ部11Aに配置される背もたれ対応部である。
このように実施例では、サポート部4はシート11の背もたれ部11Aに配置され腰対応部102と肩対応部101とを有し、肩対応部101に向って薄くなるように形成されているから、ユーザーUの肩部U1側と背もたれ部11Aとの間に隙間が発生しないため、ユーザーUの頭部をヘッドレストに安定的に支持することができる。
次に、本発明の身体サポート具の第12実施例について、図33を参照して詳細に説明する。本実施例の身体サポート具1は、背もたれ部11に当接する背もたれ対応部81と、シート11の座席部14に当接する座席対応部82とを有し、前記背もたれ対応部81は腰部U2の上方まで伸びており、身体サポート具1は背もたれ部11の前面下部と座席部14の上面後部との角部空間Kを塞ぐ形状をなしている。そして、図に示すようなリクライニング式のシート11の場合、ユーザーUとシート11とに角部空間Kが発生することにより、腰部U2への負担を招いたのに対して、本実施例のサポート具1は前記角部空間Kを塞ぐことにより着座感を改善することができる。尚、この身体サポート具1は、上記各実施例の構成を採用することができる。
このように本実施形態では、サポート部4はシート11の背もたれ部11Aに配置される背もたれ対応部81とシート11の座席部14に配置される座席対応部82とを備えるから、ユーザーUの腰部U2から臀部U3にかけてホールドすることができ、身体サポート具1による体重の受圧面積が大きくなるから、腰部U2に加わる部分的な負担を軽減できる。したがって、着座姿勢での運転などによる腰痛の派生を防止できる。
次に、本発明の身体サポート具の第13実施例について、図34〜図35を参照して詳細に説明する。本実施例は、前記第12実施例の身体サポート具1に枠体5を用いている。同図に示すように、身体サポート具1は側面から見て略三角柱形状をなし、その三角断面において、前記背もたれ部11Aに当接する背もたれ当接面1Aと、前記座席部14に当接する座席当接面1Bと、残り斜面1Cとを有し、前記座席当接面1Bの長さLBより背もたれ当接面1Aの長さLAが長く、この長さLAより残りの斜面1Cの長さLCが長く形成されており、その斜面1CにユーザーUの身体が当接する。また、規制手段として枠体5を用い、この枠体5は身体サポート具1の側面縁に対応する三角枠部91,91を備え、これら三角枠部91,91を身体サポート具1の幅方向の連結枠部92により連結してなり、前記三角枠部91の角部は彎曲形成されている。このように身体を当てる前記斜面1Cの上下には枠体5が設けられていないから、着座時にユーザーUが枠体5を意識することがない。
このように本実施例では、規制手段は、サポート部4の外周縁を囲む枠体5であり、枠体5に沿った外周形状に身体サポート具1を維持することができる。
次に、本発明の身体サポート具の第14実施例について、図36を参照して詳細に説明する。この例の身体サポート具1は、規制手段として枠体5を備え、背もたれ部11Aに配置される背もたれ対応部81の左右端部に厚みを増したホールド部111を形成したバケットシートタイプである。尚、背もたれ対応部81の上部はユーザーUの肩部U1まで伸びている。前記ホールド部111は、高さ方向中央に、後側に彎曲状に凹んだ凹部112を有し、その上下にそれぞれ前側に彎曲状に突出した凸部113,114を有し、上の凸部113がユーザーUの肩部U1をホールドし、下の凸部114がユーザーUの腰部U2の周囲をホールドする。図38は使用前の身体サポート具1の断面を示し、前記ホールド部111は、あらかじめ背もたれ対応部81の縁側を前側斜め外向きに折り曲げて形成されている。また、前記枠体5は背もたれ部81の上下と左右のホールド部111,111の前縁形状に倣って部分とからなる。そして、左右のホールド部111,111はユーザーUの身体を左右から挟む位置にある。
このように本実施例では、サポート部4はシート11の背もたれ部11Aに配置され、サポート部4の左右端部にホールド部111,111を形成したから、ユーザーUの背中を両側からホールドするため、腰から背中の筋肉に負担のない状態で着座することができ、腰への負担を軽減できる。
次に、本発明の身体サポート具の第15実施例について、図39〜図41を参照して詳細に説明する。本実施例のこの例の身体サポート具1は、規制手段として枠体5を備え、座席部14に敷設するなどして配置され、左右の端部に厚みを増したホールド部121,121を形成したものである。前記ホールド部121は、左右の縁側を上側斜め外向きに折り曲げて形成されており、左右のホールド部121,121が身体を左右から挟む位置にある。また、図41に示すように枠体5は、ホールド部121に対応する側枠部131を左右に有し、左右の側枠部131,131の後部を連結枠部132により連結してなる。
このように本実施例では、サポート部4はシート11の座席部14に配置され、サポート部の左右端部にホールド部を形成したものであるから、ユーザーUの臀部U3を両側からホールドするため、着座姿勢を正しく保持することができる。
以上、本発明の各実施例について添付図面を参照して詳細に説明してきたが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の思想の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、押圧変形可能な透湿性部材として伸縮性の布地3を用いて、湿気硬化型樹脂をコーティングした粒状体を被覆して縁部にギャザーを設けてサポート部の容積を変化させるようにしてもよい。また、押圧変形可能な透湿性部材としては、押圧変形可能で透湿性有する材料であればよく、布地やプラスチック製の容器に限らず、紙、天然あるいは合成皮革などであってもよい。またそれ自身透湿性を有しなくてもニードルパンチなどにより孔を形成して透湿性を付与した材料であってもよく、そのような材料であれば合成樹脂製のフィルム、シートであってもよい。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1実施例による身体サポート具を示す斜視図である。
図2は、同上、身体サポート具を示す部分破断平面図である。
図3は、同上、身体サポート具を示す断面図である。
図4は、同上、身体サポート具の枠体を示す正面図である。
図5は、同上、身体サポート具の使用状態を示す斜視図である。
図6は、同上、身体サポート具の使用状態を示す側面図である。
図7は、同上、身体サポート具の使用状態を示す横断面図である。
図8は、本発明の第2実施例による身体サポート具を示す斜視図である。
図9は、同上、身体サポート具を示す断面図である。
図10は、本発明の第3実施例による身体サポート具を示す縦断面図である。
図11は、本発明の第4実施例による身体サポート具を示す斜視図である。
図12は、同上、身体サポート具を示す断面図である。
図13は、本発明の第5実施例による身体サポート具を示す斜視図である。
図14は、同上、身体サポート具を示す図13のA−A線断面図である。
図15は、同上、身体サポート具を示す図13のB−B線断面図である。
図16は、同上、身体サポート具を示す図13のC−C線断面図である。
図17は、同上、身体サポート具の収容容器を示す断面図である。
図18は、本発明の第6実施例による身体サポート具を示す平面図である。
図19は、同上、身体サポート具を示す断面図である。
図20は、本発明の第7実施例による身体サポート具を示す断面図である。
図21は、同上、身体サポート具の製造に用いる型を示す断面図である。
図22は、同上、身体サポート具の変形例を示す断面図である。
図23は、本発明の第8実施例の身体サポート具を示す断面図である。
図24は、本発明の第9実施例による身体サポート具を示す斜視図である。
図25は、同上、身体サポート具を示す横断面図である。
図26は、同上、身体サポート具の使用状態を示す側面図である。
図27は、同上、身体サポート具の使用工程を示す断面図である。
図28は、本発明の第10実施例による身体サポート具を示す斜視図である。
図29は、同上、身体サポート具を示す断面図である。
図30は、同上、身体サポート具の使用工程を示す断面図である。
図31は、同上、身体サポート具の変形例を示す断面図である。
図32は、本発明の第11実施例による身体サポート具の使用状態を示す側面図である。
図33は、本発明の第12実施例による身体サポート具の使用状態を示す側面図である。
図34は、本発明の第13実施例による身体サポート具の使用状態を示す側面図である。
図35は、同上、斜視図であり、図35(a)は、枠体の斜視図、図35(b)は身体サポート具の斜視図である。
図36は、本発明の第14実施例による身体サポート具の使用状態を示す側面図である。
図37は、同上、身体サポート具の斜視図である。
図38は、同上、図37のA−A線断面図である。
図39は、本発明の第15実施例による身体サポート具の使用状態を示す側面図である。
図40は、同上、図39のA−A線断面図である。
図41は、同上、枠体の斜視図である。
Claims (4)
- 湿気硬化型樹脂をコーティングした多数の粒状体を含むサポート部を押圧変形可能な透湿性部材で被覆し、前記押圧変形可能な透湿性部材を身体の部分に当接させて前記粒状体を相互移動させてサポート部をその部分に合致した形状にして湿気硬化型樹脂を硬化させて使用する身体サポート具であって、前記サポート部の容積可変手段を設け、この容積可変手段により前記身体サポート具の外形形状を形成するようにし、前記容積可変手段は、前記サポート部の少なくとも一側を所定形状の成形体容器で覆い、該成形体容器に易開口部を形成するとともに該成形体容器の開放側を押圧変形可能な透湿性部材で被覆し、前記透湿性部材を身体の部分に当接させて押圧変形することにより前記サポート部内の粒状体の圧力を増加させて易開口部を開成し、前記粒状体を排出して前記サポート部の容積を変化させるものであることを特徴とする身体サポート具。
- 湿気硬化型樹脂をコーティングした多数の粒状体を含むサポート部を押圧変形可能な透湿性部材で被覆し、前記押圧変形可能な透湿性部材を身体の部分に当接させて前記粒状体を相互移動させてサポート部をその部分に合致した形状にして湿気硬化型樹脂を硬化させて使用する身体サポート具であって、前記サポート部の容積可変手段を設け、この容積可変手段により前記身体サポート具の外形形状を形成するようにし、前記容積可変手段は、前記サポート部内に設けられ該サポート部の容積変化を吸収する緩衝部であることを特徴とする身体サポート具。
- 前記緩衝部が発泡体であることを特徴とする請求項2項記載の身体サポート具。
- 湿気硬化型樹脂をコーティングした多数の粒状体を含むサポート部を押圧変形可能な透湿性部材で被覆し、前記透湿性部材を身体の部分に当接させて前記粒状体を相互移動させ、前記サポート部をその部分に合致した形状にして湿気硬化型樹脂を硬化させて使用する身体サポート具であって、前記サポート部内の粒状体の相互移動を規制する規制手段を設け、この規制手段により前記身体サポート具の外形形状を形成するようにし、前記サポート部に発泡体を包含させることにより前記サポート部の容積を変化させることを特徴とする身体サポート具。
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