JPH10229930A - 座席構造 - Google Patents

座席構造

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Publication number
JPH10229930A
JPH10229930A JP9035793A JP3579397A JPH10229930A JP H10229930 A JPH10229930 A JP H10229930A JP 9035793 A JP9035793 A JP 9035793A JP 3579397 A JP3579397 A JP 3579397A JP H10229930 A JPH10229930 A JP H10229930A
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JP
Japan
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seat
air
bag
air pump
posture
Prior art date
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Pending
Application number
JP9035793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Hayashi
林  正樹
Takaaki Katsuhara
孝彰 勝原
Mikihiko Morimoto
幹彦 森本
Fumikatsu Okimura
文克 沖村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molten Corp
Araco Co Ltd
Original Assignee
Molten Corp
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Molten Corp, Araco Co Ltd filed Critical Molten Corp
Priority to JP9035793A priority Critical patent/JPH10229930A/ja
Publication of JPH10229930A publication Critical patent/JPH10229930A/ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間着座しても、疲れにくく、快適かつ安
定した着座姿勢が得られる座席構造を提供する。 【解決手段】 空気非透過性の可撓性袋体8,9内に粒
状体10を充填して、座面体4及び背当面体6を形成
し、着座時袋体8,9に空気を入れて、粒状体を流動さ
せた状態で、体重をかける。その後空気を吸引して袋体
内を負圧として粒状体を固定すると、座面体及び背当面
体の表面には着座者の臀部、腰部及び背中の曲面に一致
した凹凸面が形成され維持されるので、これに座ると体
重は均等に分散されるため、血行障害は抑制されるとと
もに安定した着座姿勢が得られるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として自動車
等の車両に使用する座席の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両に使用される座席は、長
時間着席していても疲労することが少ない構造が要求さ
れており、従来から種々の構造のものが提案され、実用
化されている。
【0003】例えば特開平5−49524号公報では、
密封構造の袋体内に粒状体を収容して、着座者が座席に
座ったときに、着座者の体重により袋体内の粒状体を流
動させることにより、着座面が着座者の体形に沿って変
形するようにした座席が提案されている。
【0004】また特開昭61−62408号公報では、
ビーズを充填した袋体内に圧縮空気を送り込むことによ
り、袋体内のビーズを流動させて浮遊状態とする構造の
座席が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報の座席
構造では、何れも袋体内に粒状体と空気が混在してい
て、袋体内で粒状体が自由に流動できる状態にあるた
め、着座面の変形の自由度が大きすぎて、少しの荷重を
加えただけでも着座面が変形してしまい、安定性に欠け
たり、かえって着座者の疲労を増大させるなどの不具合
があった。
【0006】また上記従来の座席構造では、粒状体は袋
体の表面側と裏面側が密着するのを防止するスペーサ的
な役割りしか得られず、着座者の体形に合った着座面が
得られないなどの不具合もある。
【0007】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、着座者の体圧を均等に分散させ
ることにより、安定した着座姿勢が得られるようにした
座席構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、可撓性を有する空気非透過性材
料にて形成された袋体及び該袋体内に流動可能な状態で
充填された粒状体にて構成された座面体と、可撓性を有
する空気非透過性材料にて形成された袋体及び該袋体内
に流動可能な状態で充填された粒状体にて構成された背
当面体と、上記座面体の下面に配置され、かつ該座面体
を下方より支持する座面支持体と、上記背当面体の背面
に配置され、かつ該背当面体を後方より支持する背当面
支持体と、上記座面体及び背当面体の各袋体に空気を送
吸気するエアポンプとよりなり、上記袋体内にエアを送
気して、着座者の体重により上記袋体内の上記粒状体を
移動させた状態で上記袋体内の空気を排気して上記粒状
体の位置を固定し、上記座面体及び背当面体の表面に上
記着座者の体形に応じた凹凸面を形成維持するようにし
たものである。
【0009】上記構成により、エアポンプで袋体内に空
気を送り込んで袋体内の粒状体を流動状態にしてから着
座し、着座者の体重により粒状体を移動させ、座面体及
び背当面体を体形に沿って形に変形させる。その後エア
ポンプにより袋体内の空気を排出し粒状体を固定し、座
面体及び背当面体を着座者の臀部、腰部及び背中の凹凸
面に一致した形状に固定する。これによって着座者は、
自分の体形に一致する凹凸面を有する座面体及び背当面
体を有する座席に座ることになるため、臀部、腰部及び
背中部分には、均等に荷重が加わると共に、凹凸面は一
定形状に維持されるため、着座者の姿勢は安定したもの
となる。
【0010】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、座面体と座面支持体の間、及び背当面体と背当面
支持体の間に、それぞれ通気性及びクッション性を有す
る表面層を介在させたものである。
【0011】上記構成により、着座者が発汗した場合に
も速やかにこれを乾燥させることができる共に、感触も
ソフトとなる。
【0012】上記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、座面体及び背当面体を構成する袋体内が、通気性
を有する仕切壁により複数の部屋に区割されている。
【0013】上記構成により、粒状体の流動範囲が仕切
壁により制限されため、粒状体が全体にほぼ均一に分布
されるようになる。
【0014】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、上記エアポンプの送吸気動作が手動操作にて可
能で、かつ任意のとき操作することにより、上記座面体
及び背当面体の凹凸面形状が着座者の姿勢に応じて変更
調整できるようにしたものである。
【0015】上記構成により、着座者は、エアポンプを
手動にて駆動させて袋体内に空気を送り込むことによ
り、粒状体を流動状態として着座し、体重により粒状体
を移動させ、着座及び背当部を体形に沿った形に変形さ
せる。その後エアポンプを逆駆動させて、袋体内の空気
を吸引排出し粒状体を固定すれば、座面体及び背当面体
を着座者の臀部、腰部及び背中の凹凸面に一致した形状
に維持されるため、この操作を姿勢を変える度に行え
ば、その姿勢は、より一層安定化される。
【0016】上記目的を達成するため請求項5記載の発
明は、エアポンプを電動駆動する駆動源とその駆動を制
御する制御部とにより駆動できるようにし、かつ駆動部
及び制御部の駆動、制御により上記座面体及び背当面体
の凹凸面形状が着座者の姿勢に応じて変更調整できるよ
うにしたものである。
【0017】上記構成により、スイッチ操作のみで座面
体及び背当面体の表面形状の変更調整が簡単に行えるよ
うになる。
【0018】上記目的を達成するため請求項6記載の発
明は、エアポンプの制御により、座面体及び背当面体の
袋体内への給排気が自動的に所定周期で繰り返され、上
記座面体及び背当面体の凹凸面形状が着座者の姿勢に応
じて変更調整できるようにしたものである。
【0019】上記構成により、着座者が時々その姿勢を
変えたとしても、周期的に送気及び吸気が繰り返される
ため、座面体及び背当面体の凹凸面形状が、着座者の姿
勢変更に追随して変更調整できるようになる。
【0020】上記目的を達成するため請求項7記載の発
明は、座席構造を車両の運転席に使用したものである。
【0021】上記構成により、長時間着座姿勢を強いら
れる場合でも、臀部、腰、背中にかかる力は均一に分散
されるから、血行障害は抑制される。
【0022】上記目的を達成するため請求項8記載の発
明は、可撓性を有する空気非透過性材料にて形成された
袋体及び該袋体内に流動可能な状態で充填された粒状体
にて構成された座面体と、該座面体の下面に配置され、
かつ該座面体を下方より支持する座面支持体と、上記袋
体に空気を送吸気するエアポンプとよりなり、上記座面
体の袋体にエアを送気して、着座者の体重により上記袋
体内の上記粒状体を移動させた状態で上記袋体内の空気
を排気して上記粒状体の位置を固定し、上記座面体及び
背当面体の表面に上記着座者の体形に応じた凹凸面を形
成維持するようにしたものである。
【0023】上記構成により、エアポンプで袋体内に空
気を送り込んで袋体内の粒状体を流動状態にしてから着
座し、着座者の体重により粒状体を移動させ、座面体を
体形に沿った形に変形させる。その後エアポンプにより
袋体内の空気を排出し粒状体を固定し、座面体を着座者
の臀部、腰部の凹凸面に一致した形状に固定する。これ
によって着座者は、自分の体形に一致する凹凸面を有す
る座面体を有する座席に座ることになるため、臀部、腰
部部分には、均等に荷重が加わると共に、凹凸面は一定
形状に維持されるため、着座者の姿勢は安定したものと
なる。
【0024】上記目的を達成するため請求項9記載の発
明は、座面体と座面支持体の間に、通気性及びクッショ
ン性を有する表面層を介在させたものである。
【0025】上記構成により、着座者が発汗した場合に
も速やかにこれを乾燥させることができると共に、感触
もソフトになる。
【0026】上記目的を達成するため請求項10記載の
発明は、座面体を構成する袋体内が、通気性を有する仕
切壁により複数の部屋に区割されている。
【0027】上記構成により、粒状体の流動範囲が仕切
壁により制限されるため、粒状体が全体にほぼ均一に分
布されるようになる。
【0028】上記目的を達成するために、請求項11記
載の発明は、上記エアポンプの送吸気動作が手動操作に
て可能で、かつ、任意のときに操作することにより、上
記座面体の凹凸面形状が着座者の姿勢に応じて変更調整
できるようにしたものである。
【0029】上記構成により、着座者は、エアポンプを
手動にて駆動させて袋体内に空気を送り込むことによ
り、粒状体を流動状態として着座し、体重により粒状体
を移動させ、座部を体形に沿った形に変形させる。その
後エアポンプを逆駆動させて、袋体内の空気を吸引排出
し粒状体を固定すれば、座面体を着座者の臀部、腰部の
凹凸面に一致した形状に維持されるため、この操作を姿
勢を変える度に行えば、その姿勢は、より一層安定化さ
れる。
【0030】上記目的を達成するため請求項12記載の
発明は、エアポンプを電動駆動する駆動源とその駆動を
制御する制御部とにより駆動できるようにし、かつ駆動
部及び制御部の駆動、制御により座面体の凹凸面形状が
着座者の姿勢に応じて変更調整できるようにしたもので
ある。
【0031】上記構成により、スイッチ操作のみで座面
体の表面形状の変更調整が簡単に行えるようになる。
【0032】上記目的を達成するため請求項13記載の
発明は、エアポンプの制御により、座面体の袋体内への
給排気が自動的に所定周期で繰り返され、座面体の凹凸
面形状が着座者の姿勢に応じて変更調整できるようにし
たものである。
【0033】上記構成により、着座者が時々その姿勢を
変えたとしても、周期的に送気及び吸気が繰り返される
ため、座面体の凹凸面形状が、着座者の姿勢変更に追随
して変更調整できるようになる。
【0034】上記目的を達成するため請求項14記載の
発明は、座席構造が車両の運転席に使用したものであ
る。
【0035】上記構成により、長時間着座姿勢を強いら
れる場合でも、臀部、腰にかかる力は均一に分散される
から、血行障害は抑制される。
【0036】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。図1は自動車等の車両に使用する座席
の斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は
図1のB−B線に沿う断面図、図4は内部構造を示す斜
視図である。
【0037】これら図において1は座席本体で、座部2
及び背当部3よりなる。座部2は、着座者が座る座面体
4と、この座面体4の下面に配置されてこれを支持する
座面支持体5にて構成されている。また背当部3は、着
座者の背中が当接する背当面体6と、この背当面体6の
背面に配置されてこれを支持する背当面支持体7により
構成されている。座面体4及び背当面体6は、図4に示
すようにそれぞれ可撓性を有する空気非透過性材料にて
偏平な4角形の密封袋体8,9に形成され、その中に流
動可能な状態で粒状体10が充填されている。袋体8,
9の寸法は、それぞれ着座者の臀部、腰部及び背中の大
きさより僅か大きい4角形に設定されている。
【0038】11,12は、座面体4と座面支持体5の
間及び背当面体6と背当面支持体7の間にそれぞれ設け
られた厚さ約1cmの表面層で、通気性及びクッション
性を有している。これら表面層11,12は座面支持体
5及び背当面支持体7と同質材料により形成されてい
る。13は、送気、吸気の両機能を有するエアポンプ
で、チューブ14を介して袋体8,9に連結されてい
る。チューブ14の袋体8,9側先端には、粒状体10
の侵入を阻止するため、メッシュ等のフィルター(図示
せず)が配置されている。エアポンプ13は、手動また
は自動車のバッテリー、その他の電池電源を使用して電
動駆動させることができるようになっている。
【0039】上記袋体8,9の材質としては、例えばウ
レタンシートが使用されて、このウレタンシートは、フ
ィルム状の単層のもの、或いはナイロン織布の両面若し
くは片面をウレタン樹脂で被覆し、空気非透過性とした
ものが使用でき、可撓性を有している。粒状体10の材
質としては、例えば発泡ポリスチロール、または発泡ポ
リエチレンのように、軽くかつ弾力性を有するものが使
用されており、軽量であることにより流動性が増し、弾
力性があることにより、着座時にソフト感が得られる。
【0040】またこの粒状体10の直径は、1mmない
し10mmの範囲のものが使用でき、特に1mmないし
4mmの範囲のものが適している。直径1mm未満のも
のは、空気封入時における流動性に欠けるという問題が
あり、他方直径10mmを超えると座席表面に凹凸が現
れ、座り心地が悪くなるという問題が生じるためであ
る。
【0041】座面支持体5及び背当面支持体7は、発泡
ポリウレタン樹脂等にて形成され、体重により多少変形
する程度の弾性及び硬度を有している。これら座面支持
体5及び背当面支持体7は、金属又は樹脂製フレーム
(図示せず)にて支えられて固定されている。これら座
面支持体5及び背当面支持体7の表面には、凹所15,
16が形成され、この凹所15,16に座面体4及び背
当面体6が収納されていると共に、さらに表面層11,
12で被覆されて、全体として形状の整った座部2及び
背当部3が構成されている。そして座面支持体5は、そ
の少なくとも表面部分を織布17にて被覆され、また背
当面支持体7の表面部分も同様の織布17により被覆さ
れている。
【0042】一方座面体4は、図4に示すように内部が
仕切壁18にて左右に2分割され、また背当面体6は、
内部が上下方向に3分割されている。仕切壁18は、粒
状体10を通さないが通気性のよいメッシュ或いは小孔
を多数有する布、樹脂フィルムにて形成されている。上
記仕切壁18は、粒状体10の移動を制限してこれらの
分布を均一化し、座面体4及び背当面体6の異常な変形
を防ぐ作用をなすものである。特に背当面体6において
は、縦方向に配置されているため、粒状体10が袋体9
の下方に滞留してしまい、大きく変形するが、この仕切
壁18を設けることによりその変形を防止することがで
きる。
【0043】次に上記構成された座席の使用時の作用
を、図5ないし図9を参照して説明する。図5に示すよ
うに、着座者19が座席本体1に座った状態でエアポン
プ13を駆動させて座面体4及び背当面体6に空気を送
り、袋体8,9を体重に抗して膨張させ、同時に袋体
8,9内で粒状体10を流動させる。続いて図6に示す
ように、エアポンプ13を逆駆動、すなわち吸気動作さ
せ、袋体8,9内の空気を吸気する。この吸気により、
袋体8,9は収縮すると同時にその表面には、図7ない
し図9に示すように着座者19の臀部、腰部及び背中の
曲面に一致する凹凸面形状が得られるようになる。さら
に袋体8,9が負圧となるまで吸気すると、袋体8,9
内での粒状体10の移動が阻止される状態となるので、
この状態でエアポンプ13を停止することにより、座面
体4及び背当面体6に形成された凹凸形状は、その状態
を維持するため、着座者の体圧が均等に分散され、これ
によって快適な座り地が得られるようになると共に、体
の一部が局部的に圧迫されることによる血行障害も生じ
にくくなる。
【0044】なお上記実施の形態では、電動式のエアポ
ンプ13を使用しだか、図10及び図11に示すような
手動式のエアポンプ13′を使用するようにしてもよ
い。上記手動式のエアポンプ13′は、ポンプ本体20
と切換弁21よりなり、ポンプ本体20の両端側には送
気チューブ22と吸気チューブ23が連結されている。
24は給排気動作を行う際、往復動作されるハンドル、
25は切換弁21に設けられた切換操作部、袋体8,9
に連結されたチューブ14への送気又は吸気を切り換え
るもので、切換え弁21の外周部には、大気に開口する
吸排気孔21aが設けられていて、この吸気孔21a
は、切換操作部25が送気側へ切換えられているとき大
気をポンプ内へ吸入し、吸気側へ切換えられているとき
空気をポンプ外へ排気するようになっている。
【0045】ポンプ本体20は、図11に示すように密
封構造を有するシリンダー26と、このシリンダー26
内に往復移動するピストン27を備え、シリンダー26
の右側に突出されたハンドル24は、ピストン27にピ
ストンロッド28を介して連結されている。29はピス
トン27の外周面に形成された環状の溝、30はこの溝
29内に嵌装されたゴム製のOリングである。溝29は
Oリング30の直径より広い幅を有しており、Oリング
30はこの溝29に沿って左右方向に移動自在となって
いる。ピストン27の外側側面とシリンダー26の内壁
との間には僅かな隙間が設けられており、Oリング30
がシリンダー26の内壁に接して摺動するようになって
いる。
【0046】31は溝29の右側端部からピストン27
で分離されたシリンダー26の左側の部屋に連通する複
数の孔、32はシリンダー26の左側端部に設けられた
送気側弁、33はシリンダー26の右側端部付近に設け
られた吸気側弁で、それぞれ球体34,35が収納され
ており、その移動により送気側弁32は送気のみ、吸気
側弁33は吸気のみが可能となっている。
【0047】次に送気側弁32の構造につき説明する
と、球体34が右端に当接しているとき(図11の破線
で示す)は閉状態にあり、左側に当接しているとき(図
11の実線で示す)は、突起36に当って、壁面との間
に隙間があき、開状態にある。吸気側弁33も同様の構
造で、突起37が上方に形成されており、球体35が下
方に位置しているときは閉状態、上方に位置していると
きは開状態にある。38はピストンロッド28とシリン
ダー26との間隙をシールするOリングを示す。
【0048】次に上記構成された手動式エアポンプ1
3′の作用を説明すると、図11の実線で示すようにハ
ンドル21を左方向へ押すと、ピストン27は左側へ移
動し、Oリング30は、シリンダー26壁面の抵抗を受
けて溝29内を図中右側へ移動して孔31を塞ぐため、
シリンダー26の左側部屋の空気は、送気側弁32内に
おいて球体34を空気圧にて左へ移動させ、弁を開状態
とする。これにより空気は送気側弁32を通ってチュー
ブ22に送り出される。このときシリンダー26のピス
トン27より右側の部屋は負圧となるから、吸気側弁3
3内の球体35が上方へ吸引され弁は開状態となり、こ
の右側の部屋には、切換え弁21の吸排気孔21aより
チューブ23を通って大気が吸引される。
【0049】ハンドル24を、シリンダー26の右端か
ら左端へ移動させて送気及び吸気動作を行った後、逆に
ハンドル24を右端へ引っ張ると、シリンダー26の左
側の部屋は負圧となり、右側の部屋は高圧となる。これ
によって、球体34,35は、図11の破線で示す位置
に移動し、送気側弁32及び吸気側弁33ともに閉じ
る。このとき、ピストン27の右方向への移動によりO
リング30が溝29内を左側へ移動するため孔31が開
放されてシリンダー26の左右の部屋は連通し、ピスト
ン27の右方向への移動が可能となると共に、このとき
右側の部屋の空気が左側の部屋へ移動される。
【0050】以下袋体8,9内が膨張するまで上記操作
を繰返したら、座席本体1に着席した後、切換え弁21
のハンドル25を吸気側へ切換えて再び上記動作を繰返
すもので、電動のエアポンプ13の使用時と同様に、座
面体4及び背当面体6を、着座者の体形に合せて変形さ
せることができるようになる。
【0051】一方自動車の運転等長時間着座姿勢をとり
続けると、肩凝りや腰痛を引き起こすことがある。それ
故、時々体を動かして血行を促し、筋肉をほぐす動作が
殆ど無意識のうちになされる。従って当初の着座姿勢に
合わせて座面体4及び背当面体6を調整した場合にも、
時間の経過とともにその姿勢は変わり、座面体4及び背
当面体6の表面形状も体に合わないものとなる。かかる
場合には、着座者19は、エアポンプ13,13′を操
作して、座面体4及び背当面体6表面の凹凸面形状を再
度調整することにより、再び快適な座り心地が得られる
ようになる。
【0052】図12は電動式エアポンプ13の具体例を
示すもので、スイッチ39を押すと送気及び吸気動作が
1回行われ、吸気状態で停止する。またスイッチ40を
押すと、所定の周期例えば約10分程度の間隔で自動的
に送気、吸気動作が行われると共に、図示しないタイマ
ーを調整することによりこの時間周期を変更することが
できるようになっている。所定間隔で連続的に駆動させ
ると、着座者の姿勢変更に追随して座面体4及び背当面
体6表面の凹凸面形状を変更調整することができる。ま
た連続駆動の停止は、再度スイッチ40を押すことによ
りなされる。なお上記時間周期を1/f揺らぎ特性等を
付与したランダムな周期とすることも可能である。
【0053】図13は座席本体1の他の実施の形態を示
すもので、座部2のみに座面体4を埋設しており、その
構造及び駆動方法は上記実施の形態と同一であるので、
その説明は省略する。この構造では着座者の臀部のみの
安定化が図れるが、通常、背中部分より臀部の方により
体重が加わることから、座部のみかかる構造としても、
快適を向上させることができる。
【0054】なお上記実施の形態では、自動車の座席に
ついて説明したが、これに限らず車両の一般座席や、長
時間着座姿勢を強いられる者の座席、椅子に適用しても
同様な効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、着座者は臀部、腰部及び背中において自分
の体形に一致する座面体及び背当面体から均等に分散さ
れた圧力を受けるようになり、これによって体の一部に
局所的に荷重が加わることにより生じる血行不良が防止
されると共に、これに起因する肩凝り、腰痛等の発生が
抑制できる。また座面体及び背当面体の表面の凹凸面形
状は一定に保たれるから着座者の姿勢は安定なものとな
り、快適な座り心地が得られるようになる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、上記座面体
と上記座面支持体の間、及び上記背当面体と上記背当面
支持体の間に、それぞれ通気性及びクッション性を有す
る表面層が介在されるから、臀部及び背中部の汗は速や
かに蒸発し、また人体が受ける感触もソフトであるか
ら、快適さがさらに増進せしめられる。
【0057】請求項3記載の発明によれば、上記座面体
及び上記背当面体を構成する袋体内が、通気性を有する
仕切壁にて複数の部屋に区割されているから、粒状体を
かなりの程度まで均一に分布させておくことができる。
これによって粒状体が大きく移動することがないため、
座面体及び背当面体の異常な変形を防止できるので、そ
の外観を維持することができる。また吸引時における粒
状体の移動は、最小限に抑えられるから、人体に押され
たとき速やかに所定形状となる。
【0058】請求項4記載の発明によれば、着座者が任
意の時にエアポンプを手動操作し、座面体及び背当面体
に送気及び吸気することにより、自らの体重で座面体及
び背当面体の表面を変形させ、その体形に一致させるこ
とができるので、快適かつ安定な着座姿勢が得られる。
またこの変更調整は、着座者が姿勢を変えたときに行え
ばよいことから、着座姿勢が不安定なものになることは
ない。
【0059】請求項5記載の発明によれば、エアポンプ
の送気、吸気駆動がスイッチ操作のみでできることか
ら、その操作を簡単かつ楽なものとなる。
【0060】請求項6記載の発明によれば、エアポンプ
の送気、吸気駆動が、所定周期で自動的になされるか
ら、着座者が時々姿勢を変えても、その姿勢に追随して
座面体及び背当面体の表面が変形する。これによって長
時間着座姿勢を強いられその間に、姿勢を変更したとし
ても、快適感及び安定感が損なわれることはない。
【0061】請求項7記載の発明によれば、車両用運転
席の座席構造に適用することにより、長時間運転して
も、肩凝り、背中の痛み或いは腰痛は生じることが少な
く、疲労を軽くすることができ、その結果安全運転に貢
献することができる。
【0062】請求項8記載の発明によれば、着座者は臀
部において自分の体形に一致する座面体から均等に分散
された圧力を受けるようになり、これによって一部に局
所的に荷重が加わることがよいので、血行不良が防止で
きると共に、これに起因する腰痛等の発生は抑制され
る。また座面体の表面の凹凸面形状は一定に保たれるか
ら着座者の姿勢は安定なものとなり、快適な座り心地が
得られる。
【0063】請求項9記載の発明によれば、上記座面体
と上記座面支持体の間に、通気性及びクッション性を有
する表面層が介在されるから、臀部の汗は速やかに蒸発
し、また人体が受ける感触もソフトであるから、快適さ
がさらに増進することができる。
【0064】請求項10記載の発明によれば、上記座面
体を構成する袋体内が、通気性を有する仕切壁にて複数
の部屋に区割されるから、粒状体をかなりの程度まで均
一に分布させておくことができ、これによって粒状体が
大きく移動することはないため、座面体の異常な変形を
防止できるので、その外観を維持することができる。ま
た吸引時における粒状体の移動は、最小限に抑えられる
から、人体に押されたとき速やかに所定形状となる。
【0065】請求項11記載の発明によれば、着座者が
任意の時にエアポンプを手動操作し、座面体に送気及び
吸気することにより、自らの体重で座面体の表面を変形
させ、その体形に一致させることができ、快適かつ安定
な着座姿勢が得られるようになる。またこの変更調整
は、着座者が姿勢を変えたときに行えばよいことから、
着座姿勢が不安定なものになることはない。
【0066】請求項12記載の発明によれば、エアポン
プの送気、吸気駆動がスイッチ操作のみでできることか
ら、その操作を簡単かつ楽なものとなる。
【0067】請求項13記載の発明によれば、エアポン
プの送気、吸気駆動が、所定周期で自動的になされるか
ら、着座者が時々姿勢を変えても、その姿勢に追随して
座面体の表面が変形する。これによって長時間着座姿勢
を強いられその間に、姿勢を変更したとしても、快適感
及び安定感が損なわれることはない。
【0068】請求項14記載の発明によれば、車両の運
転席の座席構造に適用することにより、長時間運転して
も、肩凝り或いは腰痛を生じることが少なく、疲労を軽
くすることができ、その結果安全運転に貢献することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる座席構造を示す斜
視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】この発明の実施の形態になる座席の内部構造を
示す斜視図である。
【図5】この発明の実施の形態になる座席に着座した状
態で送気した際の作用説明図である。
【図6】この発明の実施の形態になる座席に着座した状
態で吸気した際の作用説明図である。
【図7】この発明の実施の形態になる座席の吸気状態を
示す断面図である。
【図8】図7のC−C線に沿う断面図である。
【図9】図7のD−D線に沿う断面図である。
【図10】手動式エアポンプの斜視図である。
【図11】手動式エアポンプの断面図である。
【図12】電動式エアポンプの斜視図である。
【図13】この発明の他の実施の形態になる座席構造を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1…座席本体 2…座部 3…背当部 4…座面体 5…座面支持体 6…背当面体 7…背当面支持体 8,9…袋体 10…粒状体 11,12…表面層 13,13′…エアポンプ 14,22,23…チューブ 15,16…凹所 17…織布 18…仕切壁 19…着座者 20…ポンプ本体 21…切換弁 24…ハンドル 25…切換操作部 26…シリンダー 27…ピストン 29…溝 30…Oリング 31…孔 32…送気側弁 33…吸気側弁 34,35…球体 39,40…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 幹彦 広島県広島市安佐北区口田南2丁目18番12 号 株式会社モルテン内 (72)発明者 沖村 文克 広島県広島市安佐北区口田南2丁目18番12 号 株式会社モルテン内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する空気非透過性材料にて形
    成された袋体及び該袋体内に流動可能な状態で充填され
    た粒状体にて構成された座面体と、可撓性を有する空気
    非透過性材料にて形成された袋体及び該袋体内に流動可
    能な状態で充填された粒状体にて構成された背当面体
    と、上記座面体の下面に配置され、かつ該座面体を下方
    より支持する座面支持体と、上記背当面体の背面に配置
    され、かつ該背当面体を後方より支持する背当面支持体
    と、上記座面体及び背当面体の各袋体に空気を送吸気す
    るエアポンプとよりなり、上記袋体内にエアを送気し
    て、着座者の体重により上記袋体内の上記粒状体を移動
    させた状態で上記袋体内の空気を排気して上記粒状体の
    位置を固定し、上記座面体及び背当面体の表面に上記着
    座者の体形に応じた凹凸面を形成維持することを特徴と
    する座席構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記座面体と上記座
    面支持体の間、及び上記背当面体と上記背当面支持体の
    間に、それぞれ通気性及びクッション性を有する表面層
    を介在させてなる座席構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記座面体及
    び上記背当面体を構成する袋体内が、通気性を有する仕
    切壁により複数の部屋に区割されてなる座席構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかにおいて、上
    記エアポンプの送吸気動作が手動操作にて可能で、かつ
    任意のときに操作することにより、上記座面体及び背当
    面体の凹凸面形状が着座者の姿勢に応じて変更調整でき
    るようにしてなる座席構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3の何れかにおいて、上
    記エアポンプを電動駆動する駆動源とその駆動を制御す
    る制御部とにより駆動できるようにし、かつ駆動部及び
    制御部の駆動、制御により上記座面体及び背当面体の凹
    凸面形状が着座者の姿勢に応じて変更調整できるように
    してなる座席構造。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記エアポンプの制
    御により、上記座面体及び背当面体の袋体内への給排気
    が自動的に所定周期で繰り返され、上記座面体及び背当
    面体の凹凸面形状が着座者の姿勢に応じて変更調整でき
    るようにしてなる座席構造。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6の何れかにおいて、上
    記座席構造が車両の運転席に使用されるものである座席
    構造。
  8. 【請求項8】 可撓性を有する空気非透過性材料にて形
    成された袋体及び該袋体内に流動可能な状態で充填され
    た粒状体にて構成された座面体と、該座面体の下面に配
    置され、かつ該座面体を下方より支持する座面支持体
    と、上記袋体に空気を送吸気するエアポンプとよりな
    り、上記座面体の袋体にエアを送気して、着座者の体重
    により上記袋体内の上記粒状体を移動させた状態で上記
    袋体内の空気を排気して上記粒状体の位置を固定し、上
    記座面体の表面に上記着座者の体形に応じ凹凸面を形成
    維持することを特徴とする座席構造。
  9. 【請求項9】 請求項8において、上記座面体と上記座
    面支持体の間に、通気性及びクッション性を有する表面
    層を介在させてなる座席構造。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9において、上記座面体
    を構成する上記袋体内が、通気性を有する仕切壁にて複
    数の部屋に区割されてなる座席構造。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし10の何れかにおい
    て、上記エアポンプの送吸気動作が手動操作にて可能
    で、かつ、任意のときに操作することにより、上記座面
    体の凹凸面形状が着座者の姿勢に応じて変更調整できる
    ようにしてなる座席構造。
  12. 【請求項12】 請求項8ないし11の何れかにおい
    て、上記エアポンプを電動駆動する駆動源とその駆動を
    制御する制御部とより駆動できるようにし、かつ駆動部
    及び制御部の駆動、制御により上記座面体の凹凸面形状
    が着座者の姿勢に応じて変更調整できるようにしてなる
    座席構造。
  13. 【請求項13】 請求項12において、上記エアポンプ
    の制御により、上記座面体の上記袋体内への給排気が自
    動的に所定周期で繰り返され、上記座面体の凹凸面形状
    が着座者の姿勢に応じて変更調整できるようにしてなる
    座席構造。
  14. 【請求項14】 請求項8ないし13の何れかにおい
    て、上記座席構造が車両の運転席に使用されるものであ
    る座席構造。
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