JP4022866B2 - 折畳み扉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、開閉操作が簡単であり、狭少なスペースにも好適に設置し得る折畳み扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
折畳み扉は、一般に戸袋を要しないので、トイレや、風呂場などの狭少なスペースに対し、好適に適用することができる。
【0003】
従来の折畳み扉は、1枚の吊元扉と、1枚以上の手先扉とを屈曲自在に連結して構成されている。吊元扉、各手先扉は、それぞれの幅方向の中間位置において、開口部の上部のガイドレールから回転自在に吊下されており、吊元扉は、各手先扉の半幅に形成されている。そこで、このものは、先頭の手先扉を吊元側に駆動することによって、各手先扉が中間位置の吊下点を中心にして順次逆方向に回転し、吊元扉、各手先扉を吊元側に折り畳むようにして開口部を開くことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、各手先扉は、開口部を開く際に、開口部の両側、すなわち室内側、室外側の双方に半幅ずつ突出するようにして折り畳まれるから、開口部の両側に開閉用のデッドスペースを生じ、狭少なスペースに設置することができない場合がある上、開き操作の際の操作部となる先頭の手先扉も、開き操作の開始とともに回転し始めるため、操作に異和感があり、老人や幼児などによる円滑な開閉操作が難しいという問題があった。
【0005】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、手先扉の先端に直線運動する案内扉を連結することによって、引き戸と同様に開閉操作が簡単である上、狭少なスペースにも好適に設置することができる折畳み扉を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、各1枚の吊元扉、手先扉、案内扉を順に屈曲自在に連結し、吊元側、手先側の各竪枠と上枠とを介して開口部に設置する折畳み扉であって、吊元扉は、吊元扉、手先扉、案内扉の全体を片支持し得る吊元側のヒンジを介して回転自在に支持し、案内扉は、ヒンジにより吊元扉、手先扉を介して片支持するとともに、上枠内のガイドレールと組み合わせる少なくとも前後一対の水平回転形のガイドローラを介して前後に直線運動し、ガイドローラの下面は、案内扉に下向きの過大な荷重が負荷された場合にだけガイドレールの上向きの係合リブに係合し、吊元扉、手先扉は、案内扉を吊元側に後退させることにより、開口部の片側にのみ突出しながら折り畳まれて開口部を開き、案内扉を手先側に前進させることにより、案内扉とともに開口部と平行に一直線状に配列されて開口部を閉じることをその要旨とする。
【0007】
なお、ヒンジによる吊元扉の回転中心は、閉鎖状態の吊元扉から吊元扉、手先扉の突出方向の反対側に偏移させることができ、閉鎖状態の吊元扉は、ヒンジに内蔵する付勢機構を介して突出方向側に回転するように付勢することができる。
【0008】
また、案内扉には、把手を付設してもよく、手先扉には、把手を付設してもよい。
【0009】
【作用】
かかる発明の構成によるときは、手先扉の先端の案内扉は、開閉操作によって回転することがなく、単に吊元側に後退し、手先側に前進するように直線運動するだけである。そこで、案内扉を操作部とする開閉操作は、引き戸のそれと実質的に変わることがなく、何らの異和感を覚えることもない。また、案内扉は、水平回転形のガイドローラを使用することにより、垂直回転形の吊り車を使用する場合に比して、開閉操作の円滑性を格段に向上させることができる。吊り車は、外周上の一点でガイドレールに係合するため、進行方向に対して僅かでも傾くと、こじれを生じるおそれがあるが、水平回転形のガイドローラは、ガイドレールとの間にこじれを生じる余地がないからである。また、吊元扉、手先扉は、開閉操作時や閉鎖時において、開口部の片側、すなわち室内側、室外側の一方の側にのみ突出するから、開口部の両側に開閉用のデッドスペースを生じることもない。
【0010】
なお、吊元扉を回転可能に支持するヒンジは、吊元扉、手先扉、案内扉の全体を片支持し得るものとし、案内扉のガイドローラには、案内扉の重量が基本的に負荷されないものとする。また、案内扉は、吊元側に後退させて開口部を開いても、開口部と平行に開口部の一部を閉じたまま静止する。そこで、案内扉は、少なくとも前後一対のガイドローラを付設し、ガイドレールを介して前後の円滑な直線運動を実現し得る限り、その幅を最小にすることが好ましく、実質的に単なる開閉操作用の竪框相当の部材であってもよいものとする。
【0011】
ガイドローラは、その下面をガイドレールの上向きの係合リブに係合させることにより、係合リブに係合したまま水平回転し、ガイドローラにかかる下向きの荷重を支持しながら案内扉を前後に移動させることができる。ただし、このような下向きの荷重は、案内扉に過大な荷重が負荷された場合にだけ生じる可能性がある。案内扉は、吊元側のヒンジにより、吊元扉、手先扉を介して基本的に片持ち支持することができるからである。
【0012】
吊元側、手先側の各竪枠、上枠に装着するシールパッキンは、それぞれ閉鎖時の吊元扉の吊元側、案内扉の手先側、吊元扉、手先扉、案内扉の上端側をシールすることによって、遮音性、遮光性を高め、扉全体としての閉鎖性能を向上させることができる。なお、吊元扉、手先扉、案内扉には、それぞれたとえば閉鎖時に床面に自動的に接地する可動形のシール材を組み込み、これらのシール材を介し、吊元扉、手先扉、案内扉の下端と床面との間の隙間をシールしてもよい。
【0013】
案内扉に付設する把手は、開閉操作用の着力点として利用することができる。なお、案内扉の把手は、案内扉の両面に対し、上下方向に設けることが好ましい。一方、手先扉に付設する把手は、たとえば開き操作の開始時において、手先扉を折畳み方向に回転させるために、補助的な着力点として利用する。ただし、手先扉の把手は、折畳み時に吊元扉に対面しない側の片側に対し、水平方向に設けることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0015】
折畳み扉は、各1枚の吊元扉10、手先扉20、案内扉30を順に屈曲自在に連結してなる(図1、図2)。ただし、折畳み扉は、吊元側の竪枠40、手先側の竪枠50、上枠60を介し、建物の室内側、室外側を連通させる開口部Kに設置されている。
【0016】
吊元側の竪枠40は、室内側の枠材41、室外側の枠材42と、支持材43、44とを組み合わせて構成されている(図1)。なお、枠材41、42、支持材43、44は、それぞれ板材を折り曲げて形成されている。枠材41、支持材43は、枠材41側の補助材41aを併用して壁内の図示しない建物の構造材に固定されており、支持材44には、スペーサ45aを介し、吊元側のヒンジ45が取り付けられている。また、竪枠40には、支持材44、枠材42を利用して、室内側に向けてシールパッキン46が装着されている。
【0017】
手先側の竪枠50は、板材を折り曲げて形成する室内側の枠材51、室外側の枠材52を組み合わせて構成されている。枠材51、52は、共通の補助材53を介して壁内の図示しない建物の構造材に固定されており、枠材51には、開口部Kに向けて開口する戸当り用の浅い溝部51aが形成され、溝部51aの室外側の側壁面には、枠材51、52を利用して、室内側に向けてシールパッキン54が装着されている。
【0018】
上枠60は、補助材61aを介して壁内の図示しない建物の構造材に連結する上部の枠材61に対し、室内側の着脱自在のカバー62、室外側の枠材63を組み合わせて構成されている(図2)。カバー62は、支持材62aを介して枠材61に付設するフック材62bに掛けられており、室外側の枠材63の下端部には、別の補助材63aを介し、室内側に向けてシールパッキン64が装着されている。なお、竪枠40、50、上枠60のシールパッキン46、54、64は、開口部Kの左右両側、上側を通り、一体に連続しているものとする。
【0019】
上枠60内には、吊下材65a、65bを介し、箱形のガイドレール65が配設されている。ガイドレール65は、開口部Kの全幅に延びており、ガイドレール65の下面中央には、ガイド溝65cが開口しており(図3)、ガイド溝65cの両側には、一対の上向きの係合リブ65d、65dが左右対称に形成されている。
【0020】
吊元扉10は、吊元側のヒンジ45を介し、吊元側の竪枠40により回転自在に支持されている(図1)。ただし、ヒンジ45による吊元扉10の回転中心は、開口部Kと平行な閉鎖状態の吊元扉10の室外側に偏移しており、ヒンジ45による吊元扉10の回転範囲は、閉鎖状態から室内側に約90°の範囲とする。なお、閉鎖状態の吊元扉10は、ヒンジ45に内蔵する図示しない付勢機構を介し、室内側に回転するように付勢することが好ましい。
【0021】
手先扉20は、上下のヒンジ11、11を介して吊元扉10の先端に回転自在に連結されており、案内扉30は、上下のヒンジ21、21を介して手先扉20の先端に回転自在に連結されている。ただし、図1には、ヒンジ11、11、ヒンジ21、21の各一方のみが図示されている。ヒンジ11、11、ヒンジ21、21は、すべて同一構造であるものとし、吊元扉10、手先扉20の相対向する側端面の上下、手先扉20、案内扉30の相対向する側端面の上下にそれぞれ上下対称に付設されている(図4)。なお、図4には、吊元扉10、手先扉20の間の上のヒンジ11が例示されている。
【0022】
図4において、ヒンジ11は、吊元扉10、手先扉20の各側端面に対称的に固定する半円以上の不完全ギヤ11a、11aと、不完全ギヤ11a、11aの各軸心を回転自在に連結するリンク11bとを組み合わせて構成されている。不完全ギヤ11a、11aは、リンク11bを介して互いに噛合しており、吊元扉10、手先扉20は、上下のヒンジ11、11を介し、互いに捻れを生じることなく、左右に屈曲させることができる。なお、吊元扉10、手先扉20の各側端面には、不完全ギヤ11aの外周とほぼ同一外形の断面かまぼこ形のシール材11cが上下のヒンジ11、11の間の全長に亘って付設されており、シール材11c、11cは、吊元扉10、手先扉20の相対角度に拘らず、吊元扉10、手先扉20の間の隙間をシールすることができる。手先扉20、案内扉30も、上下のヒンジ21、21を介し、全く同様に連結されている。
【0023】
案内扉30の上端には、ガイドレール65に係合する前後一対のガイドローラ31、31が付設されている(図2、図5)。各ガイドローラ31の軸31aは、ガイドレール65のガイド溝65cを上下に通過し、案内扉30の上端に固定する共通の連結材31bの上面に立設されている。各ガイドローラ31は、軸31aを介し、ガイドレール65内において水平回転し、案内扉30に負荷される下向きの荷重が大きいときは、その下面がガイドレール65の上向きの係合リブ65d、65dに対して上から係合可能である(図2、図5の各二点鎖線)。また、各ガイドローラ31は、下面が係合リブ65d、65dに係合しても、外周のリブ状の最大径部31cを介し、ガイドレール65の内面に接しながら円滑に水平回転して案内扉30をガイドレール65の長手方向にガイドすることができる。
【0024】
案内扉30の手先側の側端面には、クッション性の戸当り32が上下方向に付設されている(図1)。また、案内扉30の両面には、それぞれ把手33が付設されている。各把手33は、たとえば健常者、車椅子上の障害者が容易に握ることができるように、上下方向に十分長く形成されている。案内扉30の下端には、床面Fとの間に必要最少の隙間dを生じるように、クッション性の戸ずり34が付設されている(図2)。なお、吊元扉10、手先扉20の下端にも、それぞれ戸ずり34と同様な図示しない戸ずりが付設されているものとする。
【0025】
かかる折畳み扉は、吊元扉10、手先扉20、案内扉30を開口部Kと平行に一直線状に配列することにより、開口部Kを閉じることができる(図1、図6の実線)。このとき、案内扉30の戸当り32は、手先側の竪枠50の溝部51aに収納され、竪枠40、50、上枠60のシールパッキン46、54、64は、それぞれ吊元扉10の吊元側、案内扉30の手先側、吊元扉10、手先扉20、案内扉30の上端側をシールすることができる。ただし、図1において、竪枠50のシールパッキン54は、案内扉30に付設する戸当り32の側面に接触するように図示されている。
【0026】
閉鎖状態の折畳み扉を開き操作するときは、室内側または室外側において、案内扉30の一方の把手33を握り、案内扉30を吊元側に駆動する(図6の矢印A方向)。このとき、案内扉30は、ガイドレール65と組み合わせる前後のガイドローラ31、31を介して、案内扉30自体が回転することなく吊元側に直線運動し(同図の二点鎖線)、同時に、吊元扉10、手先扉20は、ヒンジ11、11、21、21を介して室内側に屈曲する。そこで、案内扉30をさらに吊元側に後退させると、吊元扉10、手先扉20は、吊元側において、室内側にほぼ直角に突出し、互いに折り重なるように折り畳まれて開口部Kを開くことができる(同図の一点鎖線)。すなわち、吊元扉10、手先扉20は、開き操作の開始から終了までの間に、室内側にのみ突出し、室外側に突出することがない。
【0027】
折畳み扉を閉じ操作するときは、把手33を介して案内扉30を手先側に駆動する(図6の矢印B方向)。このときも、案内扉30は、それ自体が回転することなく手先側に前進し、吊元扉10、手先扉20は、開き操作時と逆の軌跡を描いて元の閉鎖状態に復帰させることができる。
【0028】
なお、図6の手先扉20には、特に開き操作の開始時に手先扉20を室内側に屈曲させる補助力を加えるために、水平方向の把手22が付設されている。把手22は、手先扉20が突出する側の片面に対し、たとえば健常者、車椅子上の障害者の双方が握り易い高さ位置に固定することが好ましい。
【0029】
開き操作時、閉じ操作時において、たとえば案内扉30に下向きの過大な荷重が負荷されると、案内扉30が下がってガイドローラ31、31の下面がガイドレール65の係合リブ65d、65dに係合する(図2、図5の各二点鎖線)。しかし、この場合であっても、ガイドローラ31、31は、係合リブ65d、65d上を滑りながら水平回転し、案内扉30の直線運動の円滑性が損われることがない。
【0030】
以上の説明において、吊元扉10、手先扉20の開き操作時の屈曲方向、突出方向は、室内側に代えて、室外側としてもよい。ただし、このとき、図1、図2、図6の室内側、室外側の表示は、それぞれ室外側、室内側と読み替えるものとする。
【0031】
【他の実施の形態】
ガイドレール65は、上下方向のウェブ65eの下端に上向きの係合リブ65d、65dを形成してもよい(図7(A))。ただし、図7(B)、(C)は、それぞれ異なる実施の形態を示す同図(A)のY−Y線矢視相当断面図である。案内扉30のガイドローラ31、31…は、ウェブ65eを両側から挟み込むようにして前後各一対を設けてもよく(同図(A)、(B))、ウェブ65eの一方の片側に前後一対を設け、他方の片側の中間に1個を設けてもよい(同図(A)、(C))。
【0032】
案内扉30は、うず巻きばね71を介して手先側に付勢することができる(図8)。うず巻きばね71は、引出し張力を調節設定し得るケース71aに収納されており、ガイドプーリ71bを介し、案内扉30に立設するブラケット71cに連結されている。折畳み扉を自動閉鎖形に構成することができる。なお、図8において、吊元扉10は、上部のヒンジ45と、ヒンジ45に対して上下対称に配設するピボット45bとを介し、回転自在に支持されている。
【0033】
また、案内扉30は、ウェイト72を介して手先側に付勢してもよい(図9)。ウェイト72を吊下するワイヤ72aは、ガイドプーリ72bを介して案内扉30のブラケット72cに連結されている。
【0034】
以上の説明において、吊元扉10、手先扉20、案内扉30には、折畳み扉の閉鎖時において床面Fに自動的に接地する可動形のシール材を個別に組み込んでもよい。各可動形のシール材は、折畳み扉の開き操作の開始によって機械的に上昇して床面Fから離れ、折畳み扉が閉鎖状態に復帰することにより、床面Fに再接地して吊元扉10、手先扉20、案内扉30の下端と床面Fとの間の隙間をシールする。
【0035】
また、案内扉30には、閉鎖時の衝撃を緩和するために、図示しないダンパ機構を組み合わせてもよい。ダンパ機構は、図8、図9のような自動閉鎖形の折畳み扉に特に有効である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、吊元扉、手先扉、案内扉を屈曲自在に連結し、手先扉の先端に直線運動する案内扉を連結するとともに、開閉操作時において吊元扉、手先扉を開口部の片側にのみ突出させることによって、引き戸と異ならない操作感覚が得られるから、開閉操作が極めて簡単である上、開閉用のスペースを開口部の片側に設けるだけで済むから、狭少なスペースにも好適に設置可能であるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成横断面図
【図2】 全体構成縦断面図
【図3】 ガイドレールの拡大断面図
【図4】 図1の要部拡大斜視図
【図5】 図2のX−X線矢視相当拡大断面図
【図6】 動作説明図
【図7】 他の実施の形態を示す要部構成説明図
【図8】 他の実施の形態を示す模式正面図
【図9】 他の実施の形態を示す要部模式正面図
【符号の説明】
K…開口部
10…吊元扉
20…手先扉
22…把手
30…案内扉
31…ガイドローラ
33…把手
40、50…竪枠
60…上枠
46、54、64…シールパッキン
65…ガイドレール
65d…係合リブ

Claims (5)

  1. 各1枚の吊元扉、手先扉、案内扉を順に屈曲自在に連結し、吊元側、手先側の各竪枠と上枠とを介して開口部に設置する折畳み扉であって、前記吊元扉は、前記吊元扉、手先扉、案内扉の全体を片支持し得る吊元側のヒンジを介して回転自在に支持し、前記案内扉は、前記ヒンジにより前記吊元扉、手先扉を介して片支持するとともに、前記上枠内のガイドレールと組み合わせる少なくとも前後一対の水平回転形のガイドローラを介して前後に直線運動し、前記ガイドローラの下面は、前記案内扉に下向きの過大な荷重が負荷された場合にだけ前記ガイドレールの上向きの係合リブに係合し、前記吊元扉、手先扉は、前記案内扉を吊元側に後退させることにより、開口部の片側にのみ突出しながら折り畳まれて開口部を開き、前記案内扉を手先側に前進させることにより、前記案内扉とともに開口部と平行に一直線状に配列されて開口部を閉じることを特徴とする折畳み扉。
  2. 前記ヒンジによる前記吊元扉の回転中心は、閉鎖状態の前記吊元扉から前記吊元扉、手先扉の突出方向の反対側に偏移させることを特徴とする請求項1記載の折畳み扉。
  3. 閉鎖状態の前記吊元扉は、前記ヒンジに内蔵する付勢機構を介して突出方向側に回転するように付勢することを特徴とする請求項1または請求項記載の折畳み扉。
  4. 前記案内扉には、把手を付設することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか記載の折畳み扉。
  5. 前記手先扉には、把手を付設することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の折畳み扉。
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