JP4022533B2 - 非結晶性ポリエステルシートおよびその成形品 - Google Patents

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Description

本発明は,様々な包装用途への使用に適したポリエステルシートに係り,さらに詳しくは,少なくとも1面に,印刷適性および滑り性(スリップ)に優れたコーティング層を持っているため,他のシートとの接触時に優れた滑り性および耐ブロッキング性を示すとともに透明性に優れた実質上非結晶性のポリエステルシートに関する。
長年にわたって,ポリエステルの使用が増加し続けてきたことによってアルミニウム,ガラスおよび他の伝統的な包装に使用される素材の使用が減少してきた。コンビニエンスストアには,ソーダ水,水,牛乳,あるいはジュースなどが入ったポリエステルのボトル,特にPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルが陳列されており,ガラス瓶などは,見つけることが段々難しくなってきている状況である。また,ビールの容器の素材も瓶からプラスチックに移りつつある趨勢にある。PETボトルの使用の増加および容器に使用される素材としての一般化により,熱成形ポリエステルシートを始めとした他の適用分野においてもポリエステルの使用の増加に繋がっている。大型量販店の野菜コーナーおよびハードウェア店においては,ポリエステルシートの用途としては,果物容器,プラスチックトレー,ナット・ボルトの包装容器に至るまで多用途に及んでいる。
ポリエステルは,様々な優れた物性,すなわち優れた透明性,寸法安定性,機械的物性,電気的特性,ガスバリア性,耐熱性,耐化学性などを示す。ポリエステルは,それ自体の様々な優れた諸般物性により,多様な分野,例えば包装,絶縁,写真,磁気記録,熱転写印刷などに非常に有用に用いられる。ところが,ポリエステルシートまたはフィルムが最終消費者製品の基本物質として用いられるとき,ポリエステルシートまたはフィルムは滑り性があまり良くないため,他のシートまたはフィルムに対してブロッキングを引き起こす傾向がある。例えば,ポリエステルシートおよびフィルム産業で共通的な問題点として現れるブロッキングは,シートまたはフィルムに印刷されたインクの特性と関係がある。ブロッキングは,船籍または保管するために巻取あるいは積載されている,印刷されたフィルムが熱と圧力に露出されるときに現れる。このように露出されると,樹脂が印刷インクに柔軟になってインクが隣接フィルムの後面に付着する。このようなブロッキングされたフィルムを取り外すと,インクフィルムおよび基質の一方または両方に被害が発生するおそれがある。したがって,印刷の必要な重合成フィルムまたはシートに印刷インクがより良く吸着されること,すなわち印刷性を与えることが重要であるが,その他に静止摩擦係数または動摩擦係数の減少により,測定されるように向上した滑り性を提供することが必要である。
滑り性を改善するための多くの先行技術が開示されている。無機粒子が有用な手段として使用されていることを多くの特許文献から確認することができる。
特許文献1には,アルコキシシランの加水分解および縮合により生成されたシリコン粒子をエチレングリコールに分散させたスラリーをポリエステル縮重合反応物に添加することにより,滑り性,耐摩耗性を増加させた磁気記録フィルムが開示されている。
特許文献2には,直径0.01〜5ミクロンのシリカアルミナ粒子0.1〜0.5重量部を,イソフタル酸が5〜20mol%を占めているポリエステル樹脂に添加した熱成形シート製造用ポリエステル樹脂組成物が開示されている。
特許文献3,4,5および6には,大きさが特定されている,例えば直径0.05〜5ミクロンであり,粒径標準偏差が1.0〜1.5範囲にあり,粒子グラム当り0.03〜5mmolのグリコールが表面に結合した非結晶無機酸化物粒子のグリコール懸濁液をポリエステルフィルムに適用して滑り性を増加させていることが開示されている。このポリエステルフィルムは磁気記録媒体に主に用いられている。
特許文献7には,反応性エチルシリケートと熱硬化性ジメチルポリシロキサン2〜40wt%を含有するコーティング液をポリエステルフィルムにコートすることにより,シリコン酸化物のスリップ層が形成されたシートが開示されている。
特許文献8には,ポリシロキサンの部分加水分解物,シリコン樹脂および界面活性剤を含有するコーティング層によって滑り性を提供するポリエステルシートが開示されている。
特許文献9には,ポリシロキサン・ポリビニールグラフトポリマーを含有する水溶液または分散液を少なくとも一面に適用させて滑り性を向上させた二軸延伸ポリエステルフィルムが開示されている。
その変形として,特許文献10には,ポリシロキサングラフトポリマーの塩基性化合物による塩の水分散液をポリエステルフィルムの片面に適用して滑り性を改善させることが開示されている。
特許文献11には,二軸延伸ポリエステルフィルム用ブロッキング防止剤が開示されているが,これは特定のサイズおよび割合のアルミノシリケート粒子から構成されている。
特許文献12には,水,アルコールなどを用いて1〜50kg/cm圧力の下,70〜120℃で湿潤処理された,直径0.01〜5ミクロンの非結晶ゼオライト微細粒子を,芳香族ジカルボン酸とエチレングリコールからなるポリエステルに添加したポリエステル組成物が開示されている。
特許文献13および14には,シリコンオイルを用いて滑り性を向上させていることが開示されている。
特許文献15には,前面にシリコンオイル放出コーティング層を有し,後面にこのシリコンオイルの放出による滑り性を調節するためのコーティング層(滑り性調節層)を有するポリエステルフィルムが開示されている。滑り性調節層は,カプラとしてシランを含んでいる,イソフタル酸50〜98mol%およびスルホジカルボン酸2〜20mol%からなるジカルボン酸粉体と炭素原子2〜11のグリコールで製造された水溶性ポリエステル共重合体をバインダーとして使用する。
特許文献16には,少なくとも1面に耐ブロッキング性を与えるコーティング層を有する,配向されたポリエステルフィルムが開示されているが,コーティング層は,有機重合体および直径0.5〜4.5ミクロンの多孔性粒子,例えば仮焼されたポリシロキサン粒子を0.002〜1.5wt%を含む。
以上の特許文献に記載された文献は,大部分,延伸または配向されたポリエステルフィルムに関するもので,滑り性と透明性とを同時に満たしてはいない。
通常,非結晶性(amorphous)ポリエステルシートは,非結晶ポリエチレンテレフタレートを押し出して作られる(A−PET)。A−PETは卓越した機械的,熱的および化学的特性をもっている。様々な優れた特性を有するA−PETは,広告印刷物から複雑な熱成形部門に至る様々な用途に使用できる。例えば,高い透明性は包装された製品の価値を高める。低温耐衝撃性はA−PETを冷蔵および冷凍製品の包装に適用することを可能にする。燃焼の際に有害ガスを発散しないため,環境親和的である。耐化学性は,A−PETを,様々な成分を持っている飲食類の包装に適切に適用することを可能にする。また,優れたバリア特性は,香りおよび味の保持を可能にする。包装時にガンマ線殺菌が可能で衛生的であって,飲食包装産業において重要な位置を占めている。印刷にも適する。熱成形性に優れるため,様々なデザインで成形することが可能である。また,他の物質と比較して耐衝撃性に優れる。
このようなA−PETシートに適用された滑り性改善を特徴とする発明の代表的な例としては,特許文献17および18に記載された発明が挙げられる。
特許文献17には,印刷性の向上を主目的とするプライマーコーティング層であって,水分散コポリエステルを有する非結晶プラスチックフィルムが開示されている。コーティング層は,5−スルホイソフタル酸8〜25mol%およびイソフタル酸75〜92mol%からなるジカルボン酸成分,およびジエチレングリコール25〜100mol%,1,4−シクロヘキサンジメタノール0〜30mol%およびエチレングリコール0〜30mol%からなるジオール成分で製造される。
特許文献18には,ポリエステル重合体に3個以上の水酸基を有する多価アルコールと炭素数が12以上の脂肪族モノカルボン酸とのエステル生成物が0.01〜5重量%配合され,高さ0.1〜5ミクロンの表面突起を1〜2000個/mm有するスキン層を備える,滑り性に優れた,性質上非結晶無配向のポリエステルシートが開示されている。ところが,この特許のポリエステルシートは,時間経過に伴ってワックス成分が表面に移動し,曇り度(haze)および透明性に問題があり,耐ブロッキング性が低下するという現象が発生する。
特開昭63−312319号公報 特開平5−239324号公報 米国特許第5,863,647号明細書 米国特許第5,316,714号明細書 米国特許第5,304,324号明細書 米国特許第5,236,622号明細書 特開平3−95779号公報 特開平7−85631号公報 米国特許第5,370,930号明細書 特開平2−269133号公報 特開昭60−32836号公報 特開昭62−70442号公報 米国特許第5,110,671号明細書 米国特許第4,961,992号明細書 米国特許第6,120,868号明細書 米国特許第6,060,156号明細書 米国特許USH1982号明細書 特開平8−157619号公報
このように,ポリエステルシートの滑り性は進歩してきたが,非結晶性,無配向のフィルム分野で透明度および滑り性において改善の必要性が依然として存在している,という問題がある。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的は,積層時にブロッキングの形成を防止することが可能であり,透明度および滑り性の双方に優れる,新規かつ改良されたポリエステルシートまたはフィルムを提供することにある。
また,本発明の他の目的は,滑り性および経時透明性に優れた実質上非結晶のポリエステルシートを提供することにある。
また,本発明のさらに他の目的は,滑り性および経時透明性に優れた実質上非結晶のポリエステルシート成形物を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,非結晶のポリエステルコア層と;コア層の両面それぞれに積層された,0.01〜10ミクロンの無機粒子が分散している非結晶のポリエステルスキン層と;ポリシロキサンおよび架橋結合した有機粒子を必須成分として含むスリップ剤,バインダーとしてポリウレタンおよび溶媒として炭素数5個以下の低級アルコールを含むコーティング液をスキン層中の少なくとも1層に適用して製造されたコーティング層と;を含むことを特徴とする,非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルムが提供される。
ここで,スキン層は,粒子サイズが0.01〜10ミクロンであり,平均粒径が2〜6ミクロンであって1.0〜1.5の標準偏差を有する無機粒子をスキン層の重量を基準として0.001〜10重量%含んでいてもよい。
より詳しくは,スキン層は,1〜50ミクロンのシリカ(Si),タルク(Talc),カルシウム(Ca),チタン(Ti)などの無機粒子をマスタバッチ(Master Batch)の形でスキン層の重量を基準として0.001〜10wt%投入し,スキン層に実質上0.05〜10マイクロ程度の表面粗度を均一に形成させてもよい。また,滑り性をさらに良くするために片面または両面に0.01〜10ミクロン程度のより微細な有機粒子をポリエステル層に対して強い結合力を有するバインダーと共にコートしてもよい。このようにコートすることにより,最終表面をさらに屈曲させて表面粗度を一層高くし,耐ブロッキング性と滑り性を極大化させることができる。
特に,コーティング用として用いた粒子は,架橋結合したオレフィン系有機粒子を使用することにより,無機粒子に比べてコーティング用バインダーの結合力を極大化させ,粒子脱着を防止し,印刷工程などの後加工工程においても印刷適性を高める性質を持たせることができ,無機粒子に比べて比重が低いため,コーティング時に表層に露出されて耐ブロッキング効果を極大化させることができる。
また,スキン層は,イソフタル酸を含有するポリエステル共重合体であってもよい。この場合に,上記スキン層は,イソフタル酸を5〜25mol%含むことができる。
基本的に,コーティング技術のみでは所望の水準の耐ブロッキング性を得ることが難しいため,1〜50ミクロン範囲のシリカ(Si),タルク(Talc),カルシウム(Ca),チタン(Ti)などの無機粒子をマスタバッチで製造してスキン層の重量基準で0.001〜10wt%投入し,スキン層に実質上0.05〜10ミクロン程度の表面粗度を均一に形成させることがある。この際,分散性を良くするために,表層はイソフタル酸が5mol%〜25mol%共重合された改質ポリマーを使用し,溶融の際に溶融強度(Melt Strength)を低下させて粒子の分散性を良くすることができる。
また,架橋結合した有機粒子は,コロナー,プラズマまたはUV処理によって表面に親水性ラジカルを形成させてコーティング液で分散性および分散安定性を有するように改質されたものであってもよい。これは,一般に用いられる有機粒子を使用する場合には,コーティング液に対する分散が足りないためである。このように,有機粒子の表面に親水性ラジカルを形成させて使用することにより,粒子分散性を改善することができる。
また,有機粒子は,ポリエチレン,ポリプロピレンおよびポリブチレンからなる群より選択される架橋ポリオレフィンであり,この有機粒子のサイズは,下記数式1を満足し,有機粒子の量は,下記数式2を満足するものであってもよい。
Figure 0004022533
Figure 0004022533
上記数式1および2中,Doは架橋ポリオレフィンの直径,Diは前記スキン層に散在している無機粒子の直径,Woは前記コーティング液の重量を基準とした架橋ポリオレフィンの重量%,Wsは前記コーティング液の重量を基準としたポリシロキサンの重量%をそれぞれ示す。
なお,上記非結晶性ポリエステルシートは,コア層とスキン層を共押出させた後,コーティング層を形成することにより製造することができる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,上述した非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルムから製造した成形品が提供される。
本発明によれば,スキン層の無機粒子およびコーティング層の有機粒子によって,積層時にブロッキング現象を防止することが可能であり,優れた滑り性特性を示すポリエステルシートを提供することができる。したがって,本発明のポリエステルシートは,耐ブロッキング性と滑り性が要求される非結晶ポリエステルの成形物に非常に有用に使用することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態のポリエステルシートは実質上非結晶の多層積層体である。図1に示すように,積層体シート1は,一つのコア層2,コア層の両面に形成されたスキン層3,および少なくとも一つのスキン層に適用されたコーティング層4からなる構造を有する。
本明細書において,「実質上非結晶」という用語は,低い結晶化度を有するフィルム基質,すなわち徐々に結晶化できるフィルムまたはシートを意味する。重合体の非結晶性を測定する典型的な尺度である結晶化度の水準は,結晶性および非結晶範囲の体積間割合を示す。本実施形態の実質上非結晶のポリエステルは15%,好ましくは10%,さらに好ましくは5%以下の結晶化度を有する。結晶化度を決定する方法は当該分野に公知になっている。
本実施形態の好適なコア層は,非結晶性ポリエステルであって,ポリ(エチレンテレフタレート)およびポリ(エチレンナフタレンジカルボキシレート)の単独重合体,1,4−シクロヘキサンジメタノールを含有したポリ(エチレンテレフタレート)(PETGコポリエステル),または1,4−シクロヘキサンジメタノールを含有したポリ(エチレンナフタレンジカルボキシレート)(PENコポリエステル)である。
スキン層は,非結晶性ポリエステルであって,本実施形態のポリエステルシートに滑り性を与え,かつ,コーティング層を支持する役割を果たす。滑り性を示すために,スキン層は,無機粒子をスキン層の重量を基準として約0.001〜10重量%含有する。好ましくは,粒子サイズは約0.01〜10ミクロン範囲であり,平均粒径は約2〜8ミクロンであり,1.0〜1.5の標準偏差を有する。
上記無機粒子の分散性の面からみると,スキン層は,イソフタル酸を含有するコポリエステルであることが好ましい。本実施形態の一具体例において,スキン層は,イソフタル酸を10mol%まで,好ましくは2〜8mol%,およびテレフタル酸90mol%以上を含むジカルボン酸成分から由来した反復単位体,およびジエチレングリコール35〜95mol%,1,4−シクロヘキサンジメタノール5〜20mol%,エチレングリコール10〜60mol%を含むジオール成分から由来した反復単位体を有する。ジカルボン酸成分とジオール成分はそれぞれ100mol%基準である。このようなコポリエステルは約0.5〜1.1dL/gの固有粘度を有する。これは通常包装用途として用いられるための非結晶性ポリエステルシートの固有粘度である。
コーティング層は,滑り性と耐ブロッキング性をさらに向上させるためのもので,スリップ剤,耐ブロッキング剤,バインダーおよび溶媒を含むコーティング液を前記スキン層の少なくとも一面に適用することにより製造できる。スリップ剤およびアンチブロッキング剤は,ポリシロキン酸および有機粒子を必須成分として含む。
ポリシロキサンは,一般に滑り性(スリップ)を補完するために用いられる有機ワックス類,すなわち3つ以上の水酸基を有する多価アルコールおよび炭素数12以上の脂肪族モノカルボン酸の代用に用いる物質として有機ワックス類が有する問題点,言い換えれば高温多湿な環境の下でシートの表面へ移動(Migration)することにより発生する外観不良,透明性の低下および印刷性の悪化現象を防止することができる。ここで用いられるポリシロキサンはコーティング液の重量を基準として1〜40重量%使用されうる。
有機粒子は,架橋ポリオレフィンであって,ポリエチレン,ポリプロピレンおよびポリブチレンからなる群より選択される。架橋ポリオレフィン粒子の大きさは下記数式1を満足する。
Figure 0004022533
数式1中,Doは架橋ポリオレフィンの直径であり,Diはスキン層に散在している無機粒子の直径である。
また,架橋ポリオレフィン粒子は,下記数式2を満足する量でコーティング液に含まれている。
Figure 0004022533
数式2中,Woは前記コーティング液の重量を基準とした架橋ポリオレフィンの重量%であり,Wsは前記コーティング液の重量を基準としたポリシロキサンの重量%である。
上記に用いられる有機粒子の分散性を高めるために,コロナー,プラズマまたはUVのような処理によって粒子表面に水酸基ラジカルを形成させて使用することができる。
コーティング液のバインダーとして,ポリアクリルおよびポリウレタンを1種以上混合して使用することができる。溶媒としては炭素5以下の低級アルコールを使用する。その例はメタノール,エタノール,プロパノール,イソプロパノール,ブタノール,イソブタノール,t−ブタノール,ペンタノール,イソペンタノールなどがあり,経済性および分散性を考慮すると,イソプロパノールが最も好ましい。
非結晶性ポリエステルシートまたはフィルムは,通常,溶融押出法で製造される。これは当該技術分野に公知になっている。製造過程を考察すると,溶融押出過程において,熱可塑性成分は,押出機内で仮焼(溶融または混合)され,ダイのオリフィスを通過する。主押出機でコア層のポリエステル成分を押し出し,補助押出機で前記無機粒子を含む前記スキン層の組成物を押し出す。ダイのオリフィスを通過した後,カレンダロールを経て積層体に作られる。その後,この積層体の少なくとも一面に前記コーティング液が適用され,緩衝装置(accumulator)を経た後,用途に応じてロール状に巻かれるか,或いはフラット状に切断されて製品として完成される。
コーティングの方法は,当該分野に公知になっている任意の技術を使用することができる。コーティング技術の例は,ロールコーティング,逆ロールコーティング,グラビアロールコーティング,逆グラビアロールコーティング,ブラシコーティング,スプレーコーティング,エアナイフコーティングなどを含む。
シートとして形成された後,上記シートにいずれの配向も与えない。適用用途に応じてコア層のシート厚さが変わる。印刷用としては厚さ5〜20mm,包装用としては厚さ5〜70mmの範囲であることが好ましい。スキン層の厚さは5〜100ミクロンであり,コーティング層は20ミクロン未満である。
以下,実施例によって本発明をさらに詳しく説明するが,本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
ポリエステル系樹脂をコア層とし,表層(内/外層)には平均粒径6ミクロン程度のSi系無機粒子を3重量%投入して270℃で内層および外層に共押出した。その後,架橋結合したオレフィン系有機粒子をコロナー処理して親水性基を粒子表層に与え,ポリウレタン系バインダーと5:2の割合で配合した後,固形分を基準として6重量%以下となるようにメタノールと蒸留水を溶媒とした塗料を製造した。250メッシュグラビアロールコーターを使用し,前記塗料を90℃で2分間インライン(In−line)方式で乾燥させながら,延伸されない前記シート上にコートした。コートされたシートは,厚さ0.3mm,横1100mm,縦800mmとなるようにインライン上で切断した後,スタッカ(Stacker)で2,000枚を基準として積載した。物性評価はASTM D 1003を基準として光学特性を評価し,耐ブロッキング性はASTM−1893基準に基づいて上,中,下と評価し,滑り性(スリップ)は韓国シンドン科学(株)のHeidon−10Dを活用して,スリップが行われる角度を測定して評価し,印刷適性はASTM D 3359を基準として評価し,静摩擦係数はASTM−1894に基づいて評価して物性結果を表1に示した。
(実施例2)
実施例1でシート内層に使用されたSi系無機粒子の平均粒径を12ミクロンに変更して投入したことを除いては同一の方法で行い,その物性結果は表1に示した。
(実施例3)
実施例1でシート内層に使用された平均粒径6ミクロン程度のSi系無機粒子の含量を1重量%に減量して投入したことを除いては同一の方法で行い,その物性結果は表1に示した。
(実施例4)
実施例1でシート内層に使用された平均粒径6ミクロン程度のSi系無機粒子の含量を7重量%に増量して投入したことを除いては同一の方法で行い,その物性結果は表1に示した。
(実施例5)
実施例1で内層に使用されたポリエステル樹脂として,固有粘度が0.7dl/gであり,酸性分に対してイソフタル酸(IPA)を12mol%共重合した樹脂を使用したことを除いては同一の方法で行い,その物性結果は表1に示した。
(比較例1)
実施例1でポリエステルシートの表層にコートする工程を除いては同一の方法で行い,その物性結果は表1に示した。
(比較例2)
実施例1で塗料上に使用されたオレフィン系有機粒子にコロナー処理をせずに使用したことを除いては同一の方法で行い,その物性結果は表1に示した。
(比較例3)
実施例1でコーティング前にポリエステルシートの表面にコロナー処理をして表面張力を33dyneから50dyneに高くしたことを除いては同一の方法で行い,その物性結果は表1に示した。
Figure 0004022533
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,様々な包装用途への使用に適したポリエステルシートに利用可能であり,特に,少なくとも1面に,印刷適性および滑り性(スリップ)に優れたコーティング層を持っているため,他のシートとの接触時に優れた滑り性および耐ブロッキング性を示す,透明性に優れた実質上非結晶のポリエステルシートに利用可能である。
本発明の一実施形態に係るポリエステルシートの断面を示す模式図である。
符号の説明
1 積層体シート
2 コア層
3 スキン層
4 コーティング層

Claims (7)

  1. 結晶のポリエステルコア層と;
    前記コア層の両面それぞれに積層された,0.01〜10ミクロンの無機粒子が分散している非結晶のポリエステルスキン層と;
    ポリシロキサンおよび架橋結合した有機粒子を必須成分として含むスリップ剤,バインダーとしてポリウレタンおよび溶媒として炭素数5個以下の低級アルコールを含むコーティング液を前記スキン層中の少なくとも1層に適用して製造されたコーティング層と;
    を含むことを特徴とする,非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルム。
  2. 前記スキン層は,粒子サイズが0.01〜10ミクロンであり,平均粒径が2〜6ミクロンであって1.0〜1.5の標準偏差を有する無機粒子をスキン層の重量を基準として0.001〜10重量%含むことを特徴とする,請求項1記載の非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルム。
  3. 前記スキン層は,イソフタル酸を含有するポリエステル共重合体であることを特徴とする,請求項1または2に記載の非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルム。
  4. 前記スキン層は,イソフタル酸を5〜25mol%含むことを特徴とする,請求項3記載の非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルム。
  5. 前記架橋結合した有機粒子は,コロナー,プラズマまたはUV処理によって表面に親水性ラジカルを形成させてコーティング液で分散性および分散安定性を有するように改質したことを特徴とする,請求項記載の非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルム。
  6. 前記有機粒子は,ポリエチレン,ポリプロピレンおよびポリブチレンからなる群より選択される架橋ポリオレフィンであり,
    前記有機粒子のサイズは,下記数式1を満足し,
    前記有機粒子の量は,下記数式2を満足する
    ことを特徴とする,請求項記載の非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルム。
    Figure 0004022533
    Figure 0004022533
    (式中,Doは架橋ポリオレフィンの直径,Diは前記スキン層に散在している無機粒子の直径,Woは前記コーティング液の重量を基準とした架橋ポリオレフィンの重量%,Wsは前記コーティング液の重量を基準としたポリシロキサンの重量%をそれぞれ示す。)
  7. 請求項1〜のいずれかの1項に記載の非結晶性ポリエステルシートまたは非結晶性ポリエステルフィルムから製造した成形品。
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