JP4019514B2 - 車両用ステアリング装置の一次ストロークストッパ - Google Patents

車両用ステアリング装置の一次ストロークストッパ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体に組付けられて、車両衝突時の一次衝突時に、メインシャフトの後退量を規定する車両用ステアリング装置の一次ストロークストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用ステアリング装置の一次ストロークストッパは、例えば実開昭63−114874号公報に示されていて、メインシャフトの前端に組付けたステアリングヨークに一体的に組付けたストッパプレートと接触(当接)するストッパ面を有しており、車両衝突時の一次衝突時に、ストッパプレートが一次ストロークストッパのストッパ面に接触して、メインシャフトの後退量が規定されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した公報の一次ストロークストッパにおいては、ストッパプレートと接触するストッパ面の背面に、車両衝突時の二次衝突時において二次衝突荷重が所定値以上のときに前方へ移動するステアリングコラムが後方より接触して前方への移動を規制される第2のストッパ面を有しているため、ステアリングコラムの前方への移動が一次ストロークストッパによって阻害されて、ステアリングコラムの前方への移動量を十分に確保できないことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、車体に組付けられて、車両衝突時の一次衝突時に、メインシャフトの後退量を規定する車両用ステアリング装置の一次ストロークストッパにおいて、車両衝突時の二次衝突時に、前記メインシャフトを回転自在に支持し二次衝突荷重が所定値以上のときに前方へ移動するステアリングコラムの前端部が接触する背面部位に前方に向けて下降傾斜するガイド面を設けたことに特徴がある。
【0006】
【発明の作用・効果】
本発明によるガイド面を設けた一次ストロークストッパ(請求項1に係る発明)においては、車両衝突時の二次衝突時に、二次衝突荷重が所定値以上のときに前方へ移動するステアリングコラムの前端部がガイド面に接触して同ガイド面に沿って移動するため、ステアリングコラムの前方への移動が一次ストロークストッパによって阻害されず、ステアリングコラムの前方への移動量を十分に確保できて、二次衝突時の衝撃エネルギーを周知のストローク式エネルギー吸収装置(ステアリングコラムの前方への移動によって衝撃エネルギーを吸収する装置)によって的確に吸収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態を示していて、この実施形態においては、ステアリングシャフト10がメインシャフト11と中間シャフト12を備えている。メインシャフト11は、下端にて中間シャフト12に自在継手13を介して連結されていて、上端にはステアリングホイール20が一体的に組付けられている。また、メインシャフト11は、ステアリングコラム30内に収容される下方部位に周知の収縮可能部(図示省略)を有していて、所定の軸方向荷重を受けたときに収縮可能部にて軸方向に収縮するようになっている。中間シャフト12は、下端にてステアリングギヤボックス40に連結されていて、中間部は収縮可能なコルゲートチューブ12aとなっている。
【0009】
ステアリングコラム30は、メインシャフト11を回転自在に支持するコラムチューブ31と、これに一体的に形成したブレイクアウェイブラケット32と、コラムチューブ31の前方上部にボルト33を用いて車両の前方へ分離可能に組付けたロワーブラケット34を備えていて、ブレイクアウェイブラケット32に所定の軸方向荷重で車両前方へ分離可能に組付けた左右一対のカプセル35(図4及び図5参照)にてボルト36とナット37により薄い鋼板からなるエネルギー吸収プレート50とともに車体側部材としての支持ブラケット70に一体的に組付けられるとともに、ロワーブラケット34にて左右一対のボルト38とナット39(図3参照)により支持ブラケット70に所定板厚の鋼板からなる一次ストロークストッパ60とともに一体的に組付けられている。
【0010】
エネルギー吸収プレート50は、周知のストローク式エネルギー吸収装置の構成部材であり、車両衝突時の二次衝突時においてブレイクアウェイブラケット32とカプセル35が分離してステアリングコラム30が車両前方へ移動するときに、ブレイクアウェイブラケット32とこれに一体的に組付けたピン51によってしごかれて変形することにより、二次衝突時においてステアリングコラム30に加わる衝撃エネルギーを吸収するようになっている。
【0011】
一次ストロークストッパ60は、車両衝突時の一次衝突時に、メインシャフト11の後退量を規定するものであり、前端部にストッパ面61を有している。ストッパ面61は、図2及び図3に示したように、メインシャフト11の軸線に対して略直角でアーチ状に形成されていて、車両衝突時の一次衝突時においてメインシャフト11が後退するときにメインシャフト11の先端部に一体的に組付けたストッパプレート14を受け止めてメインシャフト11の後退を規制するようになっている。また、一次ストロークストッパ60は、背面部位にガイド面62を有している。ガイド面62は、車両衝突時の二次衝突時に、ステアリングコラム30の前端部が接触する背面部位に形成されていて、前方に向けて下降傾斜している。
【0012】
上記のように構成した本実施形態の一次ストロークストッパ60においては、車両衝突時の二次衝突時に、二次衝突荷重が所定値以上のときに前方へ移動するステアリングコラム30の前端部が、図4及び図5にて示したように、ガイド面62に接触して同ガイド面62に沿って移動するため、ステアリングコラム30の前方への移動が一次ストロークストッパ60によって阻害されず、ステアリングコラム30の前方への移動量を十分に確保できて、二次衝突時の衝撃エネルギーをエネルギー吸収プレート50によって的確に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を全体的に示す側面図である。
【図2】 図1の要部拡大側面図である。
【図3】 図2の前方部位を前方から示した正面図である。
【図4】 図1〜図3に示した実施形態においてステアリングコラムが一次ストロークストッパに接触したときの作動説明図である。
【図5】 図1〜図3に示した実施形態においてステアリングコラムが一次ストロークストッパのガイド面に接触して同ガイド面に沿って移動するときの作動説明図である。
【符号の説明】
10…ステアリングシャフト、11…メインシャフト、12…中間シャフト、20…ステアリングホイール、30…ステアリングコラム、31…コラムチューブ、32…ブレイクアウェイブラケット、34…ロワーブラケット、40…ギヤボックス、50…エネルギー吸収プレート、60…一次ストロークストッパ、61…ストッパ面、62…ガイド面、70…支持ブラケット(車体側部材)。

Claims (1)

  1. 車体に組付けられて、車両衝突時の一次衝突時に、メインシャフトの後退量を規定する車両用ステアリング装置の一次ストロークストッパにおいて、車両衝突時の二次衝突時に、前記メインシャフトを回転自在に支持し二次衝突荷重が所定値以上のときに前方へ移動するステアリングコラムの前端部が接触する背面部位に前方に向けて下降傾斜するガイド面を設けたことを特徴とする車両用ステアリング装置の一次ストロークストッパ。
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