JP4019454B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/26Incorporation of winding devices for electric cables

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モ−タ−の排気をコ−ドリ−ル室に連通した電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機は、特開昭62−299228号公報、特開平4−5939号公報、特開平4−79930号公報などに示されているようにモ−タ−の排気によりコ−ドリ−ル室の冷却を行う構成が一般的であった。
【0003】
以下、図16〜図18に従って説明する。図において、1は前側に集塵室2を形成し、後方に塵埃吸引用のモ−タ−3を配設したモ−タ室4、コ−ド5を巻き取るコ−ドリ−ル6を収納したコ−ドリ−ル室7を並列に設置した電気掃除機本体(以下、本体という)であり、前記モ−タ室4とコ−ドリ−ル室7は隔壁8によって仕切られている。9はモ−タ−3の排気がフィルタ−A10を通過して排出される本体1の後面に形成した排気孔であり、11はフィルタ−B12を通過してモ−タ3の排気をコ−ドリ−ル室6に流入させる隔壁8に設けた連通孔である。また、コ−ドリ−ル室7の後部下方にはコ−ド5の出口となる開口部13がコ−ドリ−ル室7と連通して形成され、その後方にコ−ド5先端に配設されたプラグ14を保持するプラグ保持部15が形成されている。
【0004】
上記した構成により、モ−タ−3からの排気がフィルタ−B12を介して連通孔11を通過してコ−ドリ−ル室4に流入し、コ−ド5の冷却を行い開口部13から排気が排出されるものである。
【0005】
また、隔壁8に連通孔11を形成しない場合にも、隔壁8へのコードリール6の取付構成や本体1への隔壁8の取付構成による隙間から排気がコードリール室7に流れこみ、開口部13から排気が排出されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような構成ではコ−ド5の出口となる開口部13はコ−ド5のプラグ14を保持するために、開口部13の開口面をプラグ14よりも大きくすることができず、したがって、コ−ドリ−ル室7に流入した排気が小さい面積のコ−ド5の出口となる開口部13から排出されるため、コ−ド5の出口となる開口部13から排出される排気の流速が速く、床面のごみや近傍の書類などを吹き上げたり、人体にあたったときに不快感を与えるなどの不具合があった。また、コ−ド5の冷却においてもモ−タ−4室から流入した排気がそのままコ−ド5の出口となる開口部13から排出されてしまうため、コ−ド5の冷却効果も低かった。
【0007】
本発明は、これらの課題を解消するもので、コ−ドの出口となる開口部から排出される排気の流速を遅くして、吹き上げ、人体への不快感を低減するとともに、コ−ドの冷却効果を向上させた電気掃除機を提供することを目的としているものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、塵埃吸引用のモ−タ−を配設したモ−タ−室と、コ−ドリ−ルを収納するコ−ドリ−ル室と、前記モーター室からの排気を前記コードリール室に流入させる連通口と、前記コ−ドリ−ル室の一部に形成したコ−ドの出し入れ用のコ−ド出口開口部と、前記コ−ドリ−ル室と連通した開口部Aとを有し、前記連通から流入した排気が前記コード出口開口部と前記開口部Aから排気される電気掃除機において、前記開口部Aを前記コード出口開口部の近傍に設け前記開口部Aからの排気前記コード出口開口部からの排気の流出方向に対して干渉する角度に排出するように構成したことにより、コ−ドの出口となる開口部の開口面積を大きくすることなく、コ−ドの保持を確実に行なうとともにコ−ドの出口となる開口部から排出される排気の流速を遅くして、吹き上げ、人体への不快感を低減するとともにかつ、コ−ドの冷却効果を向上させものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、塵埃吸引用のモ−タ−を配設したモ−タ−室と、コ−ドリ−ルを収納するコ−ドリ−ル室と、前記モーター室からの排気を前記コードリール室に流入させる連通口と、前記コ−ドリ−ル室の一部に形成したコ−ドの出し入れ用のコ−ド出口開口部と、前記コ−ドリ−ル室と連通した開口部Aとを有し、前記連通から流入した排気が前記コード出口開口部と前記開口部Aから排気される電気掃除機において、前記開口部Aを前記コード出口開口部の近傍に設け前記開口部Aからの排気前記コード出口開口部からの排気の流出方向に対して干渉する角度に排出するように構成したことにより、コ−ドの出口となる開口部の開口面積を大きくすることなく、コ−ドの保持を確実に行なうとともに排気面積を拡大してコ−ドの出口となる開口部からの排気の流速を遅くし、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を低減するとともにコ−ドの冷却効果を向上させるものである。
【0010】
本発明の請求項2記載の発明は、開口部Aからの排気の流出方向とコード出口開口部からの排気の流出方向とが交差するように前記開口部Aを配置することで、前記開口部Aからの排気と前記コード出口開口部からの排気が干渉するように構成したことにより、コ−ドの出口となる開口部からの排気が開口部Aからの排気により邪魔され、流速がさらに遅くなるものである。
【0011】
本発明の請求項3記載の発明は、開口部Aの開口面積をコ−ド出口開口部の開口面積より小さく設定することにより、開口部Aからの排気の流速がコ−ド出口開口部からの排気の流速より速くなり、コ−ド出口開口部からの排気の流速を効果的に低下させるものである。
【0012】
本発明の請求項4記載の発明は、コ−ド出口開口部をコ−ドリ−ル室の下方に形成するとともに開口部Aを前記コ−ド出口開口部より下方に位置させたことにより、コ−ド出口開口部からの排気を開口部Aの排気で上方に押し上げ、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げを低減するものである。
【0013】
本発明の請求項5記載の発明は、コ−ド出口開口部をコ−ドリ−ル室の上方に形成するとともに開口部Aを前記コ−ド出口開口部より上方に位置させたことにより、コ−ドリ−ル室内上方にこもった高温の空気を効果的に排出し、コ−ドリ−ル室の冷却効果が向上するとともにごみなどが開口部Aから侵入しにくく、また外観に現れにくいため、商品の見栄えが向上するものである。
【0014】
本発明の請求項6記載の発明は、コ−ド出口開口部からの排気の流出方向に対して開口部Aからの排気の流出方向が鋭角の角度をもって対向するように構成したことにより、コ−ド出口開口部からの排気が開口部Aからの排気により強く邪魔され、流速がさらに遅くなるものである。
【0015】
本発明の請求項7記載の発明は、開口部Aを複数の小さな穴で形成することにより、コ−ド出口開口部からの排気に対して全体的に吹きつけることとなり、コ−ド出口開口部からの排気が柔らかなものとなり、人体へ与える不快感を緩和するものである。
【0016】
本発明の請求項8記載の発明は、コ−ド出口開口部からの排気の流出方向に対して略直角に流れる排気を形成する位置に開口部Aを配設するとともに、前記開口部Aをコ−ド出口開口部からの排気の流出方向に直交する方向にスリット状に開口させて形成することにより、プラグ保持部開口部が開口部Aからの排気でふさがれてコ−ド出口開口部からの排気が柔らかなものとなり、人体へ与える不快感を緩和するものである。
【0017】
本発明の請求項9記載の発明は、コ−ド出口開口部からの排気の流出方向に対して一定の角度をもって流れる排気の流出方向を形成する複数の位置に開口部Aを配設することにより、コ−ド出口開口部からの排気に対して数種類の開口部Aからの排気が吹きつけられてコ−ド出口開口部からの排気の流速が低減するものである。
【0018】
本発明の請求項10記載の発明は、本体の後部に排気孔を形成する後部蓋を備え、前記後部蓋はリブ壁によってモ−タ−室側に位置するモ−タ−排気室とコ−ドリ−ル室側に位置するコ−ドリ−ル排気室とに分離され、それぞれの後面に外気と連通した排気孔B、排気孔Cを形成するとともに後部蓋の開口部Aと対向する位置に開口部Bを形成することにより、コ−ド出口開口部からの排気が開口部Aの排気により開口部Bから、後部蓋に流入し、コ−ドリ−ル排気室を通過して排気孔Cより排出されるため、床面のごみや近傍の書類などの吹き飛ばしが防止できるとともに、人体へ与える不快感を防止するものである。
【0019】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例を図1〜図5を用いて説明する。
【0020】
21は前側に集塵袋22を着脱自在に内蔵する集塵室23を形成し、後方に塵埃吸引用のモ−タ−24を配設したモ−タ−室25、一端にコンセントに接続されるプラグ26を有し、電源を供給するコ−ド27を巻き取るコ−ドリ−ル28を収納したコ−ドリ−ル室29を並列に配置した電気掃除機本体(以下、本体という)であリ、モ−タ−室25とコ−ドリ−ル室29は隔壁30によって仕切られている。
【0021】
31はモ−タ−24の排気がモ−タ−室25内に配設したフィルタ−A32を通過して排出される本体21後面に形成した排気孔Aであり、さらにモ−タ−24の排気は本体21後面に配設したフィルタ−B33を通過してより清浄された空気となって後部蓋34の排気孔B35から外部に排出される。36はフィルタ−C37を通過してモ−タ24の排気をコ−ドリ−ル室29に流入させる隔壁30に設けた連通孔である。
【0022】
また、コ−ドリ−ル室29の後部上方にはコ−ド出口開口部38がコ−ドリ−ル室29と連通して形成され、その後方にコ−ド27先端に配設されたプラグ26を保持するプラグ保持部39が形成されている。
【0023】
40は本体21の後部下面に設けられキャスタ−ロ−ラ−、41は本体21の後方左右側面に設けられたロ−ラ−である。また、42は集塵室23の上方を覆う集塵室蓋であり、43は本体を持ち運びするためのハンドルである。前記プラグ保持部39には、コ−ド出口開口部38とは別にコ−ドリ−ル室29と連通した開口部A44を設けている。
【0024】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0025】
前記プラグ保持部39に設けた開口部A44により、コ−ド出口開口部38とともにコ−ドリ−ル室29に流入したモ−タ−24の排気を本体21の外部に排出する排気面積が拡大し、コ−ド出口開口部38からの排気速度が遅くなるもので、コ−ド出口開口部38の開口面積を大きくすることなく、コ−ド27の保持を確実に行なうとともにコ−ド出口開口部38から排出される排気の流速を遅くして、吹き上げ、人体への不快感を低減するとともにかつ、コ−ド27の冷却効果を向上させものである。
【0026】
(実施例2)
次に本発明の第2の実施例を、図6を用いて説明する。なお、上記第1の実施の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0027】
プラグ保持部39に設けた開口部A44は、コ−ド出口開口部38から排出される排気の流出方向に対して干渉する角度に排気が排出されるようにプラグ保持部39の側壁45に形成されている。
【0028】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0029】
プラグ保持部39aの側壁45に設けた開口部A44aにより、コ−ド出口開口部38からの排気は、開口部A44aからの排気により排気の流出方向が変わるとともにその排気速度が緩和され、流速がさらに遅くなるもので床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を低減するものである。
【0030】
(実施例3)
次に本発明の第3の実施例を、図7を用いて説明する。なお、上記第2の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0031】
プラグ保持部39aに設けた開口部A44bは、コ−ド出口開口部38で形成される排気面積よりも小さく設定され、プラグ保持部39aの側壁45に形成されている。
【0032】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0033】
開口部A44bで形成される排気面積が、コ−ド出口開口部38で形成される排気面積よりも小さいため、開口部A44bから排出される排気の流速がコ−ド出口開口部38から排出される排気の流速よりも速くなり、コ−ド出口開口部38からの排気の流出方向が変わるとともにその排気速度がより緩和され遅くなリ、コ−ド出口開口部38からの排気を開口部A44bの排気で上方に押し上げ、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げを低減するものである。
【0034】
(実施例4)
次に本発明の第4の実施例を、図8を用いて説明する。なお、上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0035】
コ−ド出口開口部38aをコ−ドリ−ル室29の後方下部に形成し、プラグ保持部39bの下壁46に開口部A44cを設けている。
【0036】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0037】
コ−ド出口開口部38aから排出される排気が開口部A44cの排気によって、上方に押されて排気速度が緩和されて遅くなるとともにコ−ド出口開口部38aからの排気を開口部A44cの排気で上方に押し上げ排気の流出方向が上方に変わり、コ−ド出口開口部38aからの排気を開口部A44cの排気で上方に押し上げ、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げを低減するものである。
【0038】
なお、本実施例の開口部Aの吹き出し方向を、上記第2,3の実施例の開口部Aのような吹き出し方向にしてもよい。
【0039】
(実施例5)
次に本発明の第5の実施例を、図9を用いて説明する。なお、上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0040】
コ−ド出口開口部38をコ−ドリ−ル室29の後方上部に形成し、プラグ保持部39cの上壁47に開口部A44dを設けている。
【0041】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0042】
コ−ド出口開口部38から排出される排気が開口部A44dの排気によって、下方に押されて排気速度が緩和されて遅くなるとともに排気の流出方向が下方に変わリ、また、コ−ドリ−ル室29内上方にこもった高温の排気が排出されやすくなリ、コ−ドリ−ル室29内上方にこもった高温の空気を効果的に排出し、コ−ドリ−ル室の29冷却効果が向上するとともにごみなどが開口部A44dから侵入しにくく、また外観に現れにくいため、商品の見栄えが向上するものである。
【0043】
なお、本実施例の開口部Aの吹き出し方向を、上記第2,3の実施例の開口部Aのような吹き出し方向にしてもよい。
【0044】
(実施例6)
次に本発明の第6の実施例を、図10を用いて説明する。なお、上記第5の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0045】
プラグ保持部39dに設けた開口部A44eは、コ−ド出口開口部38から排出される排気の流出方向に対して鋭角(θ)の角度をもって干渉するように排気が排出する位置であるプラグ保持部39dの上壁47に形成されている。
【0046】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0047】
プラグ保持部39dの上壁47aに設けた開口部A44eにより、コ−ド出口開口部38からの排気は、開口部A44eからの排気により排気が阻害されその排気速度がより緩和され遅くなリ、流速がさらに遅くなリ、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を低減するものである。
【0048】
なお、本実施例の開口部Aの吹き出し方向を、上記第2,3の実施例の開口部Aのような吹き出し方向にしてもよい。
【0049】
(実施例7)
次に本発明の第7の実施例を、図11を用いて説明する。なお、上記第5の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0050】
プラグ保持部39eの上壁47に設けた開口部A44fを複数個の小さな穴で形成したものである。
【0051】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0052】
プラグ保持部39eの上壁47に設けた小さな複数個の開口部A44fの排気により、コ−ド出口開口部38からの排気は上方より全体的に吹きつけられ、その排気速度がより緩和され排気が全体的に遅くなリ、コ−ド出口開口部38からの排気が柔らかなものとなり、人体へ与える不快感を緩和するものである。
【0053】
なお、本実施例の開口部Aの吹き出し方向を、上記第2,3の実施例の開口部Aのような吹き出し方向にしてもよい。
【0054】
(実施例8)
次に本発明の第8の実施例を、図12を用いて説明する。なお、上記第5の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0055】
開口部A44gをプラグ保持部39fの上壁47の外端のほぼ一辺にわたってスリット状に形成している。
【0056】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0057】
プラグ保持部39fの上壁47に外端に設けたスリット状の開口部A44gの排気により、プラグ保持部39fの端面全体を覆いコ−ド出口開口部38からの排気を遮断しようとする空気の層を形成し、プラグ保持部39fの開口部が開口部A44gからの排気でふさがれてコ−ド出口開口部38からの排気速度が大きく低減され、コ−ド出口開口部44gからの排気が柔らかなものとなり、人体へ与える不快感をさらに緩和するものである。
【0058】
(実施例9)
次に本発明の第9の実施例を、図13を用いて説明する。なお、上記第5の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0059】
開口部A44hをプラグ保持部39gの側壁45、下壁46a、上壁47にそれぞれ形成されている。
【0060】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0061】
コ−ド出口開口部38からの排気の流出方向に対して側壁45、下壁46a、上壁47に形成した開口部A44からいろいろな角度の排気が干渉するため、プラグ保持部39gの上壁47に外端に設け開口部A44の排気により、それぞれの排気によってコ−ド出口開口部38からの排気に対して数種類の開口部A44からの排気が吹きつけられてコ−ド出口開口部38からの排気速度が大きく低減され、より床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を大きく低減するものである。
【0062】
(実施例10)
次に本発明の第10の実施例を、図14、15を用いて説明する。なお、上記第1、9の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0063】
開口部A44iをプラグ保持部39fの上壁47の外端に形成するとともに後部蓋34の前記開口部A44iと対向する位置に開口部B48を形成し、後部蓋34内をリブ49によりモ−タ−室25と連通した排気孔A31および、外気と連通した排気孔B35を有するモ−タ−排気室50と前記開口部B48と連通し、外気と連通した排気孔C51を有するコ−ドリ−ル排気室52とに分割している。
【0064】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0065】
コ−ド出口開口部38からの排気は、プラグ保持部39fの上壁47に外端に設け開口部A44iの排気により、開口部B48から後部蓋34内のコ−ドリ−ル排気室52に流れこみ、排気孔51より外部に排出されることとなり、プラグ保持部39からの排気の流れをほとんどなくすことができ、床面のごみや近傍の書類などの吹き飛ばしが防止できるとともに、人体へ与える不快感を防止するものである。
【0066】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明の請求項1記載の発明によれば、塵埃吸引用のモ−タ−を配設したモ−タ−室と、コ−ドリ−ルを収納するコ−ドリ−ル室と、前記モーター室からの排気を前記コードリール室に流入させる連通口と、前記コ−ドリ−ル室の一部に形成したコ−ドの出し入れ用のコ−ド出口開口部と、前記コ−ドリ−ル室と連通した開口部Aとを有し、前記連通から流入した排気が前記コード出口開口部と前記開口部Aから排気される電気掃除機において、前記開口部Aを前記コード出口開口部の近傍に設け前記開口部Aからの排気前記コード出口開口部からの排気の流出方向に対して干渉する角度に排出するように構成したことにより、コ−ドの出口となる開口部の開口面積を大きくすることなく、コ−ドの保持を確実に行なうとともに排気面積を拡大してコ−ドの出口となる開口部からの排気の流速を遅くし、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を低減するとともにコ−ドの冷却効果を向上させるものである。また、隔壁に連通孔を設けない場合にも、隔壁へのコードリール取付構成や本体への隔壁の取付構成による隙間から排気がコードリール室に流入し、コード出口開口部から排気が排出される場合にも同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0067】
本発明の請求項2記載の発明によれば、開口部Aからの排気の流出方向とコード出口開口部からの排気の流出方向とが交差するように前記開口部Aを配置することで、前記開口部Aからの排気と前記コード出口開口部からの排気が干渉するように構成したことにより、コ−ドの出口となる開口部からの排気が開口部Aからの排気により邪魔され、流速がさらに遅くなり、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を低減するものである。
【0068】
本発明の請求項3記載の発明によれば、開口部Aの開口面積をコ−ド出口開口部の開口面積より小さく設定することにより、開口部Aからの排気の流速がコ−ド出口開口部からの排気の流速より速くなり、コ−ド出口開口部からの排気の流速を効果的に低下させ、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を効果的に低減するものである。
【0069】
本発明の請求項4記載の発明によれば、コ−ド出口開口部をコ−ドリ−ル室の下方に形成するとともに開口部Aを前記コ−ド出口開口部より下方に位置させたことにより、コ−ド出口開口部からの排気を開口部Aの排気で上方に押し上げ、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げを低減するものである。
【0070】
本発明の請求項5記載の発明によれば、コ−ド出口開口部をコ−ドリ−ル室の上方に形成するとともに開口部Aを前記コ−ド出口開口部より上方に位置させたことにより、コ−ドリ−ル室内上方にこもった高温の空気を効果的に排出し、コ−ドリ−ル室の冷却効果が向上するとともにごみなどが開口部Aから侵入しにくく、また外観に現れにくいため、商品の見栄えが向上するものである。
【0071】
本発明の請求項6記載の発明によれば、コ−ド出口開口部からの排気の流出方向に対して開口部Aからの排気の流出方向が鋭角の角度をもって対向するように構成したことにより、コ−ド出口開口部からの排気が開口部Aからの排気により強く邪魔され、流速がさらに遅くなリ、床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を低減するものである。
【0072】
本発明の請求項7記載の発明によれば、開口部Aを複数の小さな穴で形成することにより、コ−ド出口開口部からの排気に対して全体的に吹きつけることとなり、コ−ド出口開口部からの排気が柔らかなものとなり、人体へ与える不快感を緩和するものである。
【0073】
本発明の請求項8記載の発明によれば、コ−ド出口開口部からの排気の流出方向に対して略直角に流れる排気を形成する位置に開口部Aを配設するとともに、前記開口部Aをコ−ド出口開口部からの排気の流出方向に直交する方向にスリット状に開口させて形成することにより、プラグ保持部開口部が開口部Aからの排気でふさがれてコ−ド出口開口部からの排気が柔らかなものとなり、人体へ与える不快感を緩和するものである。
【0074】
本発明の請求項9記載の発明によれば、コ−ド出口開口部からの排気の流出方向に対して一定の角度をもって流れる排気の流出方向を形成する複数の位置に開口部Aを配設することにより、コ−ド出口開口部からの排気に対して数種類の開口部Aからの排気が吹きつけられてコ−ド出口開口部からの排気の流速が低減して、より床面のごみや近傍においてある書類などの吹き上げや人体への不快感を低減するものである。
【0075】
本発明の請求項10記載の発明によれば、本体の後部に排気孔を形成する後部蓋を備え、前記後部蓋はリブ壁によってモ−タ−室側に位置するモ−タ−排気室とコ−ドリ−ル室側に位置するコ−ドリ−ル排気室とに分離され、それぞれの後面に外気と連通した排気孔B、排気孔Cを形成するとともに後部蓋の開口部Aと対向する位置に開口部Bを形成することにより、コ−ド出口開口部からの排気が開口部Aの排気により開口部Bから後部蓋に流入し、コ−ドリ−ル排気室を通過して排気孔Cより排出されるため、コ−ド出口開口部からの排気がほとんど発生せず、後部蓋の排気孔B、排気孔Cからの排気となり、床面のごみや近傍の書類などの吹き飛ばしが防止できるとともに、人体へ与える不快感を防止するものである。
【0076】
このように本発明によれば、隔壁にモーター室とコードリール室とを連通する連通孔を設けた構成により、排気がコードリール室に流入する場合や、隔壁へのコードリールの取付構成、本体への隔壁の取付構成などによる隙間から排気がコードリール室に流入する場合などのコード出口開口部から排気を排出する構成に対して、実用上非常に大きな効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の後面図
【図2】 同電気掃除機の一部破断平面図
【図3】 同電気掃除機の側面断面図
【図4】 同電気掃除機の側面断面図
【図5】 同電気掃除機の要部斜視図
【図6】 本発明の第2の実施例を示す電気掃除機の要部斜視図
【図7】 本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の要部斜視図
【図8】 本発明の第4の実施例を示す電気掃除機の要部断面図
【図9】 本発明の第5の実施例を示す電気掃除機の要部断面図
【図10】 本発明の第6の実施例を示す電気掃除機の要部断面図
【図11】 本発明の第7の実施例を示す電気掃除機の要部斜視図
【図12】 本発明の第8の実施例を示す電気掃除機の要部斜視図
【図13】 本発明の第9の実施例を示す電気掃除機の要部斜視図
【図14】 本発明の第10の実施例を示す電気掃除機の後面図
【図15】 同電気掃除機の要部断面図
【図16】 従来例を示す電気掃除機の一部破断平面図
【図17】 従来例を示す電気掃除機の側面断面図
【図18】 従来例を示す電気掃除機の後面図
【符号の説明】
23 集塵室
24 モ−タ−
25 モ−タ−室
26 プラグ
27 コ−ド
28 コ−ドリ−ル
29 コ−ドリ−ル室
30 隔壁
36 連通孔
38 コ−ド出口開口部
39 プラグ保持部
44 開口部A
39a プラグ保持部
39b プラグ保持部
39c プラグ保持部
39d プラグ保持部
39e プラグ保持部
39f プラグ保持部
44a 開口部A
44b 開口部A
44c 開口部A
44d 開口部A
44e 開口部A
44f 開口部A
44g 開口部A
44h 開口部A
44i 開口部A

Claims (10)

  1. 塵埃吸引用のモ−タ−を配設したモ−タ−室と、コ−ドリ−ルを収納するコ−ドリ−ル室と、前記モーター室からの排気を前記コードリール室に流入させる連通口と、前記コ−ドリ−ル室の一部に形成したコ−ドの出し入れ用のコ−ド出口開口部と、前記コ−ドリ−ル室と連通した開口部Aとを有し、前記連通から流入した排気が前記コード出口開口部と前記開口部Aから排気される電気掃除機において、前記開口部Aを前記コード出口開口部の近傍に設け前記開口部Aからの排気前記コード出口開口部からの排気の流出方向に対して干渉する角度に排出するように構成した電気掃除機。
  2. 開口部Aからの排気の流出方向とコード出口開口部からの排気の流出方向とが交差するように前記開口部Aを配置することで、前記開口部Aからの排気と前記コード出口開口部からの排気が干渉するように構成した請求項1記載の電気掃除機。
  3. 開口部Aの開口面積をコ−ド出口開口部の開口面積より小さく設定した請求項2記載の電気掃除機。
  4. コ−ド出口開口部をコ−ドリ−ル室の下方に形成するとともに開口部Aを前記コ−ド出口開口部より下方に位置させた請求項2記載の電気掃除機。
  5. コ−ド出口開口部をコ−ドリ−ル室の上方に形成するとともに開口部Aを前記コ−ド出口開口部より上方に位置させた請求項2記載の電気掃除機。
  6. コ−ド出口開口部からの排気の流出方向に対して開口部Aからの排気の流出方向が鋭角の角度をもって対向するように構成した請求項1〜5のいずれか1項記載の電気掃除機。
  7. 開口部Aを複数の小さな穴で形成した請求項2〜6のいずれか1項記載の電気掃除機。
  8. コ−ド出口開口部からの排気の流出方向と開口部A排気の流出方向が直交するように構成し、前記開口部Aをスリット状に開口させた請求項2〜6のいずれか1項記載の電気掃除機。
  9. コ−ド出口開口部からの排気の流出方向に対して一定の角度で交差する排気の流出方向を形成する開口部Aを複数配設した請求項1記載の電気掃除機。
  10. 本体の後部に排気孔を形成する後部蓋を備え、前記後部蓋はリブ壁によってモ−タ−室側に位置するモ−タ−排気室とコ−ドリ−ル室側に位置するコ−ドリ−ル排気室とに分離され、それぞれの後面に外気と連通した排気孔B、排気孔Cを形成するとともに後部蓋の開口部Aと対向する位置に開口部Bを形成した請求項2記載の電気掃除機。
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