JP4018937B2 - ロックシリンダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両に塔載されると共にスタビライザに連繋されてスタビライザ機能の死活を選択可能にするロックシリンダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、たとえば、ウネリ路を走行することでローリング現象を発現する車両がスタビライザを架装している場合には、スタビライザ機能で車両のローリングが抑制されて、車両における姿勢が適正に制御される。
【0003】
一方、車両が平坦路を走行するときには、ローリング現象が発現されることは殆どないので、スタビライザ機能が減殺されている方が車両における乗り心地の上からは有利となる。
【0004】
また、車両が走行するウネリ路の状況によっては、スタビライザ機能が発揮されることで却って車両における乗り心地が悪くなることがあり、この場合にも、スタビライザ機能が減殺される方が良い。
【0005】
そこで、スタビライザにロックシリンダを連繋する一方で、このロックシリンダにおける伸縮の可不可を選択することで、スタビライザ機能の死活を選択可能にする提案がなされるに至っている。
【0006】
たとえば、図7に示すロックシリンダにあっては、シリンダ本体Cの外部に配在の制御機構Sにおける弁Vの切換制御で、シリンダ本体Cの伸縮の可不可を自在に選択し得ることになる。
【0007】
それゆえ、シリンダ本体Cの規模を変更すると共に、たとえば、制御機構SにおけるアキュムレータAの規模を変更するなどで、中小型車あるいは大型車のいずれにあっても、このロックシリンダの利用が可能になると言い得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した提案のロックシリンダにあっては、これを具現化してスタビライザと共に車両に塔載しようとしても、これを実現できないと指摘される可能性がある。
【0009】
すなわち、図示しないが、ロックシリンダを構成するにあって、シリンダ本体Cと制御機構Sとを別個に形成すると共に耐圧ホースで両者を連結するとし、そして、このロックシリンダを車両に塔載する場合には、このロックシリンダが塔載される部位がいわゆる足回りであることから、耐圧ホースが飛石などで破断などすることによってこのロックシリンダが使用不能な状況に追い込まれる可能性が高くなる。
【0010】
そこで、上記のロックシリンダは、図7に示すところをそのまま具現化する如くに、シリンダ本体Cに制御部Sを抱かせるようにして一体に形成するのが好ましいことになる。
【0011】
このとき、車両が中小型車の場合には、シリンダ本体Cにおける伸縮ストロークも小さく、また、制御部SにおけるアキュムレータAも大きくなく、したがって、車両への塔載性が低下される危惧も少ない。
【0012】
しかし、車両が大型車となる場合には、シリンダ本体Cと制御部Sからなるロックシリンダ全体が大型化されて重量が大きくなり、可搬性を低下させるだけでなく、車両重量を増大させる不具合を招く危惧がある。
【0013】
のみならず、車両が大型車となる場合には、シリンダ本体Cにおける伸縮ストロークも大きくなるだろうし、また、制御部SにおけるアキュムレータAも大きくなるから、車両への塔載性が極端に低下され、甚だしい場合には、殆ど塔載し得なくなる危惧がある。
【0014】
この発明は、上記した事情を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、所定のスタビライザ機能の死活を選択可能にしながら中小型車への塔載を可能にするのはもちろんのこと、車両が大型車とされる場合であっても塔載し得るようにして、その汎用性の向上を期待するのに最適となるロックシリンダを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明によるロックシリンダの構成を、シリンダ本体と、シリンダ本体を伸縮制御する制御機構とからなり、シリンダ本体はシリンダと、シリンダ内にピストンを介して移動自在に挿入したピストンロッドと、シリンダ内にピストンで区画された伸側油室及び圧側油室と、シリンダに形成されてピストンを介して上記伸側油室と圧側油室とに選択的に開閉される連通孔とを有し、制御機構は上記伸側油室と圧側油室とを連通又は遮断する開閉弁と、上記連通孔に接続されたアキュムレータと、アキュムレータと上記伸側油室との間及びアキュムレータと圧側油室との間にそれぞれ設けられてアキュムレータからの作動油のみの流れを許容する第1、第2の逆止弁とを備えているロックシリンダにおいて、上記開閉弁をピストン又はピストンロッド内に設け、上記アキュムレータをシリンダとシリンダの外側に配設した外筒との間に設けたリザ―バで構成し、上記第1の逆止弁をシリンダのヘッド部材内に設け、上記第2の逆止弁をシリンダのボトム部内に設けたことを特徴とするものである。
【0016】
それゆえ、ピストンがシリンダ内で中立位置にあるときには、シリンダ内の伸側油室と圧側油室がシリンダと外筒との間に画成されるリザーバに連通することになり、したがって、シリンダ本体の外部に制御機構を構成するアキュムレータを配在させる必要がなくなる。
【0017】
そして、開閉弁を開放作動させない場合には、ピストンがいわゆる中立領域にある場合を除いて、シリンダ本体が伸縮作動せずして、スタビライザ機能を発現させ得る。
【0018】
また、開閉弁を開放作動させる場合には、シリンダ内でのピストン位置にかかわりなくシリンダ本体の伸縮を自在にして、スタビライザ機能を減殺し得る。
【0019】
さらに、シリンダ本体に制御機構を抱かせるようにして一体に形成する場合に比較して、シリンダ本体における外径をいたずらに大きくしなくて済み、車両への塔載性を低下させない。
【0020】
そして、上記した構成において、より具体的には、開閉弁がシリンダ本体の外部から供給されるパイロット信号の入力時に開放されると共にパイロット信号の解消時に附勢バネのバネ力で閉鎖される常閉型に設定されてなるとする。
【0021】
それゆえ、電気的故障などの種々の理由でパイロット信号の供給が不能になる場合にも、開閉弁が閉鎖状態に維持されて、最低限スタビライザ機能の発揮を保障し得る。
【0022】
また、ピストンの外周に介装されてシリンダの内周に摺接するシールリングを有してなると共に、このシールリングにおけるピストンの摺動方向となる有効幅がシリンダに形成の連通孔の径よりも小さくなるように設定されてなるとする。
【0023】
それゆえ、ピストンがシリンダ内で中立位置にあるときには、シールリングが連通孔を塞ぐことはなく、したがって、シリンダ内の伸側油室と圧側油室のリザーバ室への連通状態が維持される。
【0024】
ピストンの外周に介装されてシリンダの内周に摺接するシールリングを有してなると共に、シリンダの内周にシリンダに形成の連通孔に連通する環状溝が形成されてなると共に、この環状溝におけるシリンダの軸方向となる有効幅が上記のシールリングにおけるピストンの摺動方向となる有効幅よりも大きくなるように設定されてなるとする。
【0025】
それゆえ、シリンダに形成される連通孔の径を小さくしてシリンダにおける機械的強度をいたずらに低下させないようにし得ると共に、連通孔の径を小さく設定することで、この連通孔にオリフィス機能を具有させ、シリンダ内の伸側油室および圧側油室とリザーバ室との間を往復する油の流速を制御し得る。
【0026】
一方、リザーバにおける油面を境にするガス室のガスがシリンダ本体の開口端側を介してシリンダ内の伸側油室に流入し得ないようにするために、第一の手段では、下端がリザーバにおける油面を境にする油中に開口しながら上端がヘッド部材に吊持される流入管を有してなり、この流入管の内側たる通路を上記のヘッド部材に配在の逆止弁を介してシリンダ内の伸側油室に連通してなるとする。
【0027】
また、第二の手段では、外筒とシリンダとの間に内筒を有してなり、この内筒とシリンダとの間の筒状通路がシリンダに形成した連通孔を介してシリンダ内に連通すると共に内筒に形成した他の連通孔を介してリザ―バに連通し、更にヘッド部材に設けた第1の逆止弁を介してシリンダ内の伸側油室に連通してなるとする。この場合、シリンダを横置し、各連通孔をシリンダと内筒との下端に設けてもよい。
【0028】
そして、第三の手段では、ヘッド部材における外周側の下端側が欠落されて外筒の開口端側との間に空間部を形成すると共に、この空間部にリザーバにおける油面を臨在させる状態にして、この空間部にリザーバにおける油面を境にするガス室を画成してなるとする。
【0029】
さらに、上記各手段において、第1,第2の逆止弁をノンリタンバルブと、ノンリタンバルブを閉じ方向に附勢するリーフスプリングと、リーフスプリングを支持するストップ部材とで構成するのが好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明によるロックシリンダは、図1,図2,図3および図4に示すように、基本的には、いわゆる複筒型の油圧シリンダの態様に形成されている。
【0031】
しかしながら、この発明によるロックシリンダにあっては、シリンダ本体C内にこのシリンダ本体Cにおける伸縮の可不可を選択可能にする制御機構S(図7参照)が組み込まれてなるところに特徴がある。
【0032】
シリンダ本体Cは、たとえば、一端が車体側たる固定側に連結されながら他端がスタビライザ側たる可動側に連結されるもので、シリンダ1と外筒2とを有して複筒型に形成されている。
【0033】
そして、シリンダ1は、内側に摺動可能に収装されたピストン3で伸側油室R1と圧側油室R2を画成し、外筒2は、シリンダ1の外周側に配在されてこのシリンダ1との間にアキュムレータとしてのリザーバRを画成している。
【0034】
このとき、このリザーバRにあっては、油面Oを境にして気室たるガス室Gが画成されていて、油面Oが上昇してガス室Gの圧力が上昇することで、所定のバネ力を発揮するとしている。リザーバRはあらかじめガス圧で加圧しておいてもよい。
【0035】
また、シリンダ本体Cの図中で上端となる開口端は、図示するところでは、ヘッド部材4で封止されるとしており、このヘッド部材4には上記のリザーバ室Rからの油の伸側油室R1への流入を許容するがその逆流を阻止する第1の逆止弁5が配在されている。
【0036】
そして、このヘッド部材4の軸芯部を貫通するピストンロッド6の図中で下端となる先端がシリンダ1内に摺動可能に収装された上記のピストン3に連設されている。
【0037】
ちなみに、シリンダ本体Cの開口端は、上記のヘッド部材4で封止されるのに代えて、図示しないが、ヘッド部材としてのシリンダ1の開口端に連続するヘッド部で、あるいは、外筒2の開口端に連続するヘッド部で閉塞されるとしても良く、その場合には、同じく図示しないが、ピストンロッド6が上記のシリンダ1、あるいは、外筒2のヘッド部を貫通することになる。
【0038】
また、シリンダ本体Cの図中で下端となるボトム端は、図示するところでは、ボトム部材7で封止されるとしており、このボトム部材7には上記のリザーバRからの油の圧側油室R2への流入を許容するがその逆流を阻止する第2の逆止弁8が配在されている。
【0039】
ちなみに、シリンダ1のボトム端は、上記のボトム部材7で封止されるのに代えて、図示しないが、他のボトム部材としてのシリンダ1のボトム端に連続するボトム部で、あるいは、外筒2のボトム部で閉塞されるとしても良く、その場合には、同じく図示しないが、逆止弁8が上記のシリンダ1、あるいは、外筒2のボトム部に配在されることになる。
【0040】
一方、上記のシリンダ本体Cにあって、シリンダ1内の伸側油室R1と圧側油室R2が、図示するところでは、ピストン3に配在の開閉弁Vを介して連通可能とされている。
【0041】
そして、この開閉弁Vは、シリンダ本体Cの外部から供給されるパイロット信号の入力時に開放されると共にパイロット信号の解消時に附勢バネV1のバネ力で閉鎖される常閉型に設定されている。
【0042】
このとき、開閉弁Vは、パイロット信号の入力で切り換る連通ポジションV2と、パイロット信号の解消時に附勢バネV1のバネ力で切り換る遮断ポジションV3とを有している。
【0043】
それゆえ、この開閉弁Vにあっては、外部からのパイロット信号の供給が不能になる場合にも、遮断ポジションV3に維持されてシリンダ本体Cをいわゆるロック状態に維持することになり、したがって、最低限スタビライザ機能の発揮を保障し得ることになる。
【0044】
そして、この開閉弁Vにあっては、これが連通ポジションV2にあるときには、シリンダ1内の伸側油室R1と圧側油室R2との連通を許容することになり、したがって、シリンダ本体Cを常時伸縮可能な状態に維持して、スタビライザ機能を減殺することになる。
【0045】
そして、この開閉弁Vにあっては、これが遮断ポジションV3にあるときには、シリンダ1内の伸側油室R1と圧側油室R2との連通を阻止することになり、したがって、シリンダ本体Cの伸縮を阻止して棒状体になり、スタビライザ機能を発現させることになる。
【0046】
ちなみに、この開閉弁Vは、具体的な実施形態にあっては、図示するように、ピストン3に配在されるのではなく、図示しないが、このピストン3に連設されるピストンロッド6に、特に、ピストン3を連設させるピストンロッド6における先端部あるいは先端近傍部に配在されることになるであろう。
【0047】
また、この開閉弁Vに外部から供給されるパイロット信号についてであるが、図示するところでは、空圧あるいは油圧などの圧力とされているが、これに代えて、図示しないが、開閉弁Vがソレノイドを有していて、パイロット信号がこのソレノイドを励磁する電力とされても良く、このとき、パイロット信号は、車両に装備された加速度センサなどから入力されるであろう。
【0048】
ところで、上記のシリンダ本体Cにあっては、シリンダ1がこのシリンダ1に形成されてシリンダ1内とリザーバRとの連通を可能にしながらシリンダ1内でピストン3が中立位置にあるときにこのピストン3が隙間を形成して対向する連通孔1aを有している。
【0049】
このとき、図示するところでは、ピストン3がその外周に介装されてシリンダ1の内周に摺接するシールリング9を有すると共に、このシールリング9における図中で上下方向となるピストン3の摺動方向となる有効幅がシリンダ1に形成の連通孔1aの径よりも小さくなるように設定されている。
【0050】
それゆえ、シリンダ本体Cにあっては、ピストン3がシリンダ1内で中立位置にあるときには、シリンダ1内の伸側油室R1および圧側油室R2が連通孔1aを介してリザーバRと連通する状態になる。
【0051】
そして、シリンダ1内をピストン3が摺動する状況になると、シールリング9が連通孔1aに対向し得なくなるまでピストン3がシリンダ1内を摺動し得ることになる。
【0052】
そしてまた、シールリング9が連通孔1aに対向し得なくなると、伸側油室R1あるいは圧側油室R2の油がリザーバRに流出し得なくなって、シリンダ本体Cが伸縮作動し得なくなり、このとき、シリンダロック状態を呈することになる。
【0053】
ちなみに、上記の連通孔1aは、図1,図2および図3にあっては、シリンダ1の内周に形成された環状溝1bに連通するとし、このとき、ピストン3の外周に介装のシールリング9の有効幅に対して、この環状溝1bにおける図中の上下方向たるシリンダ1の軸方向となる有効幅の方が大きくなるように設定されてなるとしても良い。
【0054】
これによって、上記したピストン3がシリンダ1内で中立位置にあるときの伸側油室R1および圧側油室R2の連通孔1aを介してのリザーバRへの連通性が改善されることになる。
【0055】
そして、連通孔1aを環状溝1bに連通させる場合には、連通孔1aの径を小さく設定でき、したがって、シリンダ1における機械的強度をいたずらに低下させないことが可能になる。
【0056】
そしてまた、連通孔1aの径を小さく設定する場合には、この連通孔1aにオリフィス機能を具有させることが可能になり、したがって、シリンダ1内の伸側油室R1および圧側油室R2とリザーバ室Rとの間を往復する油の流速を制御することが可能になる。
【0057】
ちなみに、図4に示すところにあっては、上記の環状溝1bに代えて、円弧状溝1cとされており、このとき、この円弧状溝1cは、上記した環状溝1bと同等となる形状を呈し、また、上記した環状溝1bと同様にの働きをするように設定されている。
【0058】
以上のように形成されたシリンダ本体Cにあっては、上記したように、開閉弁Vを開放作動させることで、自在に伸縮作動し得る一方で、開閉弁Vを開放作動させないことで、シリンダ1内のピストン3がいわゆる中立領域にある場合を除いて、その伸縮作動を抑制し得ることになり、したがって、開閉弁Vの切換制御でこのシリンダ本体Cが連繋されるスタビライザにおけるスタビライザ機能の死活を制御できることになる。
【0059】
このとき、前記した図7に示す言わば従来の提案にあって、制御機構Sを構成する開閉弁Vもそうであるが、リザーバとして機能するアキュムレータAがシリンダ本体Cの外部に配在されるとしていることに比較して、この発明では、開閉弁Vと第1,第2の逆止弁5,8とアキュムレータたるリザーバRとがシリンダ本体C内に配置されることから、シリンダ本体Cに開閉弁VやアキュムレータAを、さらには、耐圧ホースからなる管路を接続したり、この管路中に第1,第2の逆止弁5,8を配在したりすることによる弊害、たとえば、ロックシリンダ全体における外径のいたずらな大径化や、流路抵抗による作動不全、さらには、全体構造の複雑化などを招来させないことになる。
【0060】
ところで、この発明にあっては、シリンダ本体Cの開口端を軸封するヘッド部材4に第1の逆止弁5を有し、シリンダ本体Cのボトム端を閉塞するボトム部材7に第2の逆止弁8を有するとしている。
【0061】
このとき、図1,図2および図3に示すように、シリンダ本体Cが正立型であるときには、リザーバ室Rにおける油面Oを境にするガス室Gのガスがシリンダ本体Cの上端側となる開口端側を介してシリンダ1内の伸側油室R1に流入し得ないようにするための工夫をしている。
【0062】
ちなみに、図4に示すシリンダ本体Cにあっては、これが横置き状態にされて使用されるときに、リザーバ室Rにおける油面Oを境にするガス室Gのガスがシリンダ本体Cの開口端側を介してシリンダ1内の伸側油室R1に、また、シリンダ本体Cのボトム端側を介してシリンダ1内の圧側油室R2に流入し得ないように工夫している。
【0063】
即ち、図1に示すシリンダ本体Cにあっては、下端がリザーバRにおける油面Oを境にする油中に開口しながら上端がヘッド部材4に吊持される流入管10を有してなり、この流入管10の内側たる通路Lを上記のヘッド部材4に配在の第1の逆止弁5を介してシリンダ1内の伸側油室R1に連通させている。
【0064】
これにより、流入管10からなる通路Lには、リザーバRからのガスが混入している危惧のない油が流通することになり、伸側油室R1にガス混じりの油が流入する不具合を排除し得ることになる。
【0065】
つぎに、図2に示すシリンダ本体Cにあっては、リザーバRとシリンダ1との間に内筒11を有してなり、この内筒11の内側たる筒状通路L1がシリンダ1に形成された連通孔1aを介してシリンダ1内に連通すると共にヘッド部材4に配在の第1の逆止弁5を介してシリンダ1内の伸側油室R1に連通している。
【0066】
ちなみに、この実施形態では、筒状通路L1は、内筒11に形成された連通孔11aを介してリザーバRに連通している。
【0067】
それゆえ、この実施形態の場合には、筒状通路L1には、リザーバRからのガスが混入している危惧のない油が連通孔11aを介して流通することになり、連通孔1aを介してだが、伸側油室R1あるいは圧側油室R2にガス混じりの油が流入する不具合を排除し得ることになる。
【0068】
そして、図3に示すシリンダ本体Cにあっては、ヘッド部材4における外周側の下端側が欠落されて外筒2の開口端側との間に空間部(符示せず)を形成すると共に、この空間部にリザーバRにおける油面Oを臨在させる状態にして、この空間部にリザーバRにおける油面Oを境にするガス室Gを画成している。
【0069】
それゆえ、この実施形態の場合には、リザーバRにおいて油面Oを境にするガス室Gが第1の逆止弁5を配在させる通路(符示せず)の開口端が開口しないから、この逆止弁5を介して伸側油室R1にガス混じりの油が流入する不具合を排除し得ることになる。
【0070】
そしてまた、図4に示すシリンダ本体Cにあっては、これが横置き使用型に設定されてなるとするもので、基本的には、図2に示すシリンダ本体Cが横置き状態にして使用されるとほぼ同様である。
【0071】
ただ、横置き状態にして使用すること前提にするので、リザーバRにおける油面Oの乱れによってガス室Gのガスを混入した油が伸側油室R1や圧側油室R2に流入しないように配慮することが肝要となる。
【0072】
そこで、図示するところでは、シリンダ1に形成される連通孔1aが横置きされたシリンダ1の下端側に位置決められる一方で、リザーバRに臨在されてシリンダ1との間に筒状通路L1を画成する内筒11に形成されて筒状通路L1をリザーバRに連通させる連通孔11aが横置きされた内筒11の下端側に位置決められるとしている。
【0073】
そして、ヘッド部材4に配在される第1の逆止弁5がこの横置きされたヘッド部材4における下端側に位置決められると共に、ボトム部あるいはボトム部材7に配在される第2の逆止弁8がこの横置きされたボトム部材7における下端側に位置決められるとしている。
【0074】
ちなみに、このとき、ボトム部材7に形成されてリザーバ室Rと逆止弁8との連通を可能にする切欠孔7aについては、横置きされたボトム部材7における下端側にのみ形成される。
【0075】
以上からすれば、いわゆるレベル的に看て、油面Oより下方となる油中に位置決められて、ガスを混入した油を伸側油室R1や圧側油室R2に流させない限りにおいては、上記の連通孔1a,11aや逆止弁5,8は、その位置決め場所がいわゆる下端や下端側でなくても良いことはもちろんである。
【0076】
また、上記の連通孔1aが、図示するように、常に、シリンダ1の下端に位置決められるのであれば、内筒11の配設が省略されるとしても良い。
【0077】
それゆえ、この実施形態の場合には、リザーバRにおいて油面Oを境にするガス室Gが横置きされた内筒11の上方に形成されることになり、したがって、ガスの混入が危惧されない筒状通路L1の油が連通孔1aを介して伸側油室R1に流入し、ガスの混入が危惧されないリザーバRからの油が圧側油室R2に流入することになる。
【0078】
前記したところは、ロックシリンダを構成するシリンダ本体Cがいわゆる片ロッド型に構成されてなるとしたが、この発明が意図するところからすれば、これに代えて、図示しないが、シリンダ本体Cがいわゆる両ロッド型に構成されてなるとしても良いことはもちろんである。
【0079】
そして、シリンダ本体Cが両ロッド型に構成される場合には、ピストン3でシリンダ1内に画成される伸側油室R1と圧側油室R2における圧力が同じになるから、作動特性が同じになる利点があると共に、温度保障を可能にする限りにおいて、アキュムレータとして機能させるためのリザーバの設置を省略でき、したがって、シリンダ本体Cにおける外径の一層の小径化が可能になる利点がある。
【0080】
図5,図6は、図2に示すロックシリンダに対応する具体的な実施の形態を示し、以下には、これを詳細に説明するが、図2のロックシリンダが備えている部材と同一の部材は同一の符号を付すことで詳細は省略する。
【0081】
このロックシリンダAは、上下のボールスタッドB1,B2を介して車体側とスタビライザー側に接続されている。
【0082】
このロックシリンダAは、シリンダ本体Cと、シリンダ本体Cを伸縮制御する制御機構とからなっている。
【0083】
シリンダ本体Cは、シリンダ1と、シリンダ1内にピストン3を介して移動自在に挿入したピストンロッド6と、シリンダ1内にピストン3で区画された伸側油室R1及び圧側油室R2と、シリンダ1に形成されてピストン3を介して上記伸側油室R1と圧側油室R2とに選択的に開閉される連通孔1aとを有してなるとしている。
【0084】
制御機構は、上記伸側油室R1と圧側油室R2とを連通又は遮断する開閉弁Vと、上記連通孔1aに接続されたアキュムレータたるリザ―バRと、アキュムレータと上記伸側油室R1との間及びアキュムレータと圧側油室R2との間にそれぞれ設けられてアキュムレータからの作動油のみの流れを許容する第1,第2の逆止弁5,8とを備えている。
【0085】
この場合、上記開閉弁Vをピストン3内に設け、上記アキュムレータをシリンダ1とシリンダ1の外側に配設した外筒2との間に設けた加圧されたリザ―バRで構成し、上記第1の逆止弁5をシリンダ1のヘッド部材4内に設け、上記第2の逆止弁8をシリンダ1のボトム部材7内に設けている。
【0086】
ピストンロッド6は、スイベルト継手20を介して上方のボールスタッドB1に接続され、このスイベルト継手20は、ピストンロッド6外周に配置したブーツ21を支持するプレート22をピストンロッド6と協働して挟持している。
【0087】
ピストン3内の開閉弁Vは、油路23を開閉するポペット型の弁体とスプリングV1とからなり、この弁体はピストンロッド6内に上下移動自在に挿入したコントロールロッド24に当接している。
【0088】
コントロールロッド24の上端は、ピストンロッド6の上端内に移動自在に挿入したスプール25に結合し、このスプール25の上端圧力室26にはスイベルト継手20に設けたポート27と油路28が連通している。
【0089】
この為ポート27に外部から空圧又は油圧を供給するとスプール25とコントロールロッド24が下降し、弁体が油路23を開き、上記圧力の供給を停止するとスプリングV1の復元力で弁体が戻って油路23を閉じる。
【0090】
第1,第2の逆止弁5,8は、図6に示すように、それぞれヘッド部材4とボトム部材7に形成した油路29,30の口端を開閉するノンリタンバルブ30と、ノンリタンバルブ30を閉じ方向に附勢するリーフスプリング31と、リーフスプリング31を支持するストッパ部材32とで構成されている。
【0091】
そして、シリンダ1の上下両端内周にガイド面33と段部34とを形成し、ノンリタンバルブ30とリーフスプリング31とストッパ部材32とは上記ガイド面33に沿って上下移動自在に挿入され、下端が段部34で支持されている。その他の作用、効果は、図2のロックシリンダと同じである。
【0092】
【発明の効果】
以上のように、請求項1,2の発明にあっては、開閉弁の作動でシリンダ本体の伸縮を制御でき、したがって、このシリンダ本体が連繋されるスタビライザにおけるスタビライザ機能の死活を自在に制御できることになる。
【0093】
そして、制御部を構成する開閉弁およびアキュムレータとして機能するリザーバがシリンダ本体内に配在されるから、また、シリンダ本体に耐圧ホースからなる管路を連結したり、この管路中に逆止弁を配在したりするなどによる弊害、たとえば、ロックシリンダ全体における外径のいたずらな大径化や、流路抵抗による作動不全、さらには、全体構造の複雑化などを招来させないことになる。
【0094】
また、請求項2の発明にあっては、外部からのパイロット圧の供給が不能になる場合にも、最低限スタビライザ機能の発揮を保障し得ることになる。
【0095】
さらに、請求項3の発明にあっては、ピストンがシリンダ内で中立位置にあるときには、シールリングが連通孔を塞ぐことはなく、したがって、シリンダ内の伸側油室と圧側油室のリザーバ室への連通状態が維持されることになる。
【0096】
そしてさらに、請求項4の発明にあっては、シリンダに形成される連通孔の径を小さくしてシリンダにおける機械的強度をいたずらに低下させないようにし得ることになり、また、連通孔の径を小さく設定することで、この連通孔にオリフィス機能を具有させ、シリンダ内の伸側油室および圧側油室とリザーバ室との間を往復する油の流速を制御し得ることになる。
【0097】
そしてまた、請求項1,2,3の発明にあっては、シリンダ本体が正立型であるときに、リザーバ室における油面を境にするガス室のガスがシリンダ本体の上端側となる開口端側を介してシリンダ内の伸側油室に流入し得ないことになる。
【0098】
更にまた、請求項4の発明にあっては、シリンダ本体が横置き使用型とされるときに、ガスの混入が危惧されない油が伸側油室に流入し、ガスの混入が危惧されない油が圧側油室に流入することになる。
【0099】
その結果、この発明によれば、所定のスタビライザ機能の死活を選択可能にしながら中小型車への塔載を可能にするのはもちろんのこと、車両が大型車とされる場合であっても塔載し得ることになり、その汎用性の向上を期待するのに最適となる。
【0100】
更に、請求項9の発明によれば、ストッパ部材の移動変位置がシリンダのストロークとなり、結果的に取付長を短縮できる。更にストッパ部材を押し上げてもノンリタンバルブに対してストッパ部材とリーフスプリングが平面的に重なるだけであるから大荷重に耐えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるロックシリンダを示す概略縦断面図である。
【図2】他の実施形態によるロックシリンダを図1と同様に示す図である。
【図3】さらに他の実施形態によるロックシリンダを図1と同様に示す図である。
【図4】またさらに他の実施形態によるロックシリンダを図1と同様に示す図である。
【図5】本発明の具体的な実施の形態に係るロックシリンダの縦断正面図である。
【図6】図5の逆止弁の拡大断面図である。
【図7】従来例としてのロックシリンダを部分的に回路図にして示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ
1a,11a 連通孔
1b 環状溝
1c 円弧状溝
2 外筒
3 ピストン
4 ヘッド部材
5,8 逆止弁
6 ピストンロッド
7 ボトム部材
9 シールリング
10 流入管
11 内筒
A アキュムレータ
C シリンダ本体
G ガス室
L,L1 通路
O 油面
R リザーバ
R1 伸側油室
R2 圧側油室
S 制御部
V 開閉弁
V1 附勢バネ
V2 連通ポジション
V3 遮断ポジション
Claims (9)
- シリンダ本体と、シリンダ本体を伸縮制御する制御機構とからなり、シリンダ本体はシリンダと、シリンダ内にピストンを介して移動自在に挿入したピストンロッドと、シリンダ内にピストンで区画された伸側油室及び圧側油室と、シリンダに形成されてピストンを介して上記伸側油室と圧側油室とに選択的に開閉される連通孔とを有し、制御機構は上記伸側油室と圧側油室とを連通又は遮断する開閉弁と、上記連通孔に接続されたアキュムレータと、アキュムレータと上記伸側油室との間及びアキュムレータと圧側油室との間にそれぞれ設けられてアキュムレータからの作動油のみの流れを許容する第1、第2の逆止弁とを備えているロックシリンダにおいて、上記開閉弁をピストン又はピストンロッド内に設け、上記アキュムレータをシリンダとシリンダの外側に配設した外筒との間に設けたリザ―バで構成し、上記第1の逆止弁をシリンダのヘッド部材内に設け、上記第2の逆止弁をシリンダのボトム部内に設けたことを特徴とするロックシリンダ。
- 開閉弁がシリンダ本体の外部から供給されるパイロット信号の入力時に開放されると共にパイロット信号の解消時に附勢バネのバネ力で閉鎖される常閉型に設定されてなる請求項1に記載のロックシリンダ。
- ピストンの外周に介装されてシリンダの内周に摺接するシールリングを有してなると共に、このシールリングにおけるピストンの摺動方向となる有効幅が連通孔の径よりも小さくなるように設定されてなる請求項1に記載のロックシリンダ。
- ピストンの外周に介装されてシリンダの内周に摺接するシールリングを有してなると共に、シリンダの内周に連通孔に連通する環状溝が形成され、この環状溝におけるシリンダの軸方向となる有効幅が上記のシールリングにおけるピストンの摺動方向となる有効幅よりも大きくなるように設定されてなる請求項1又は2に記載のロックシリンダ。
- 下端がリザーバにおける油面を境にする油中に開口しながら上端がヘッド部材に吊持される流入管を有してなり、この流入管の内側たる通路を第1の逆止弁を介してシリンダ内の伸側油室に連通してなる請求項1に記載のロックシリンダ。
- 外筒とシリンダとの間に内筒を有してなり、この内筒とシリンダとの間の筒状通路がシリンダに形成した連通孔を介してシリンダ内に連通すると共に内筒に形成した他の連通孔を介してリザ―バに連通し、更にヘッド部材に設けた第1の逆止弁を介して伸側油室に連通してなる請求項1に記載のロックシリンダ。
- シリンダを横置に配置し、各連通孔をシリンダと内筒との下端に設けたことを特徴とする請求項6に記載のロックシリンダ。
- ヘッド部材における外周側の下端側が欠落されて外筒の開口端側との間に空間部を形成すると共に、この空間部にリザーバにおける油面を臨在させる状態にして、この空間部にリザーバにおける油面を境にするガス室を画成してなる請求項1に記載のロックシリンダ。
- 第1,第2の逆止弁がそれぞれヘッド部材とボトム部材に形成した油路の口端を開閉するノンリタンバルブと、ノンリタンバルブを閉じ方向に附勢するリーフスプリングと、リーフスプリングを支持するストッパ部材とで構成すると共にヘッド部材とボトム部材の端部内周に上下移動自在に配設させている請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載のロックシリンダ。
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