JP4017893B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンに関し、更に詳しくは、前扉を開け、かつ、前扉の裏面に取り付けられている裏面ユニットを揺振させると、前扉が閉まらないようにロックされるように形成したスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スタートスイッチを操作すると、3個すべての回転リールの回転が開始し、ストップスイッチを操作すると、当該ストップスイッチに対応した回転リールの回転が停止するとともに、3個すべての回転リールの回転が停止したときに、所定の図柄が所定の入賞ライン上に揃うと、所定の利益が付与されるスロットマシンが提供されている。
【0003】
また、最近では、回転リールの前方に、液晶パネルや透明ELパネルなどの画像表示パネルを設けて、この画像表示パネルを通して各回転リールを視認するように形成するとともに、この画像表示パネルに、例えば、入賞ラインや演出図柄などを表示することにより、入賞か否かをわかりやすくしたり、あるいは遊技性を高めているスロットマシンも提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前扉の裏面に、画像表示パネルのような裏面ユニットを取り付けると、この裏面ユニットのメンテナンスが必要となるが、従来のスロットマシンでは、前扉の裏面から裏面ユニットを取り外して、そのメンテナンスを行っていた。
【0005】
しかし、メンテナンスの度に裏面ユニットを取り外すのは面倒である。
そこで、本発明は、裏面ユニット用ヒンジを介して裏面ユニットを取り付けて、裏面ユニットが裏面ユニット用ヒンジを中心に回動するように形成することにより、前扉の裏面から裏面ユニットを取り外さなくても、裏面ユニット及び裏面ユニットの近辺のメンテナンスができるようにしたスロットマシンを提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、裏面ユニットを揺振させる動きに連動して、前扉がロック部材によってロックされるように形成することにより、裏面ユニット及び裏面ユニットの近辺のメンテナンス中に前扉が誤って閉じてしまうことがないようにしたスロットマシンを提供することを目的とする。
また、本発明は、裏面ユニットを揺振させると、フック止めがフックから外れて、ロック部材がバネの力によって阻止位置へ移動するように形成することにより、裏面ユニットを揺振させると前扉が確実にロックされるようにしたスロットマシンを提供することを目的とする。
【0007】
更に、本発明は、裏面ユニットが揺振し、かつ、ロック部材が阻止位置にある状態では、フックの先端が当接板に当接して、裏面ユニットが所定位置に収まらなくなるように形成することにより、裏面ユニットを一旦揺振させると、ロックを解除しない限り、裏面ユニットが揺振したままの状態になるようにしたスロットマシンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(請求項1)
請求項1記載の発明は、前面に開口部を有する箱型の筐体(20)と、筐体(20)の開口部を開閉可能に塞ぐための前扉(30)と、前扉(30)の裏面に取り付けられる裏面ユニット(60)と、開いている前扉(30)が閉まるのを阻止するためのロック部材(110)とを備えたスロットマシン(10)であって、前記前扉(30)は、扉用ヒンジ(90)を介して筐体(20)に取り付けられ、かつ、扉用ヒンジ(90)を中心に回動することにより、筐体(20)の開口部を開閉可能に形成され、前記裏面ユニット(60)は、その上部を、回転軸(101)が水平となっている裏面ユニット用ヒンジ(100)を介して前扉(30)の裏面に取り付けられ、かつ、裏面ユニット用ヒンジ(100)を中心に回動することにより、前扉(30)の裏面の所定位置に収まり、又は所定位置から裏方向へ揺振するように形成され、前記ロック部材(110)は、前扉(30)の裏面に摺動可能に取り付けられ、かつ、前扉(30)の裏面に沿って摺動することにより、前扉(30)が閉まるのを阻止する位置である阻止位置、又は前扉(30)を閉めることが可能となる位置である解除位置へ移動可能に形成され、前記前扉(30)を開け、かつ、前記裏面ユニット(60)を所定位置から裏方向へ揺振させると、前記ロック部材(110)が解除位置から阻止位置へ移動するように形成されていることを特徴とする。
【0009】
ここで、「裏面ユニット(60)」は、前扉(30)の裏面に取り付けられるものである。裏面ユニット(60)としては、例えば、回転リール(40)の前方に設けられる画像表示装置(61)や、スロットマシン(10)を制御するための制御装置などがある。また、裏面ユニット(60)は、裏面ユニット用ヒンジ(100)を介して、前扉(30)の裏面に取り付けられる。また、裏面ユニット(60)は、裏面ユニット用ヒンジ(100)を中心に回動することにより、前扉(30)の裏面の所定位置に収まり、又は所定位置から裏方向へ揺振する。
【0010】
また、「裏面ユニット用ヒンジ(100)」は、裏面ユニット(60)を前扉(30)の裏面に取り付けるためのものである。裏面ユニット用ヒンジ(100)は、裏面ユニット(60)の上部に取り付けられる。また、裏面ユニット用ヒンジ(100)の回転軸(101)は、水平となっている。これにより、裏面ユニット(60)は、その下部を手前側に持ち上げられるようにして、裏面ユニット用ヒンジ(100)を中心に回動することとなる。
【0011】
また、「ロック部材(110)」は、開いている前扉(30)が閉まるのを阻止するためのものである。ロック部材(110)は、前扉(30)の裏面に摺動可能に取り付けられる。また、ロック部材(110)は、前扉(30)の裏面に沿って摺動することにより、前扉(30)が閉まるのを阻止する位置である阻止位置、又は前扉(30)を閉めることが可能となる位置である解除位置へ移動可能に形成されている。また、「阻止位置」とは、開いている前扉(30)が閉まるのを阻止する位置をいい、また、「解除位置」とは、開いている前扉(30)を閉めることが可能となる位置をいう。すなわち、ロック部材(110)が阻止位置にあると、開いている前扉(30)が閉まらなくなり、一方、ロック部材(110)が解除位置にあると、開いている前扉(30)が閉まるようになるのである。
【0012】
例えば、ロック部材(110)が前扉(30)の裏面に沿って摺動することにより、その一部を扉用ヒンジ(90)の筐体側部材(91)と前扉側部材(95)との間に入り込ませたり、逆に、筐体側部材(91)と前扉側部材(95)との間から完全に退避したりするように形成することができる。また、ロック部材(110)の一部が筐体側部材(91)と前扉側部材(95)との間に入り込むと、開いている前扉(30)が閉まらなくなり、一方、ロック部材(110)が筐体側部材(91)と前扉側部材(95)との間から完全に退避すると、開いている前扉(30)を閉めることが可能となるように形成することができる。この場合、ロック部材(110)がその一部を筐体側部材(91)と前扉側部材(95)との間に入り込ませる位置が阻止位置となり、一方、ロック部材(110)が筐体側部材(91)と前扉側部材(95)との間から完全に退避する位置が解除位置となる。
【0013】
また、例えば、ロック部材(110)が前扉(30)の裏面に沿って摺動することにより、その一部を筐体(20)と前扉(30)との間に入り込ませたり、逆に、筐体(20)と前扉(30)との間から完全に退避したりするように形成することができる。また、ロック部材(110)の一部が筐体(20)と前扉(30)との間に入り込むと、開いている前扉(30)が閉まらなくなり、一方、ロック部材(110)が筐体(20)と前扉(30)との間から完全に退避すると、開いている前扉(30)を閉めることが可能となるように形成することができる。この場合、ロック部材(110)がその一部を筐体(20)と前扉(30)との間に入り込ませる位置が阻止位置となり、一方、ロック部材(110)が筐体(20)と前扉(30)との間から完全に退避する位置が解除位置となる。
【0014】
更に、前扉(30)を開け、かつ、裏面ユニット(60)を所定位置から裏方向へ揺振させると、ロック部材(110)は、解除位置から阻止位置へ移動する。すなわち、裏面ユニット(60)を揺振させる動きに連動して、前扉(30)がロック部材(110)によってロックされるのである。
例えば、ロック部材(110)を阻止位置方向へ向けて付勢するバネ(140)を設ける。また、ロック部材(110)の所定位置にはフック(112)を設けるとともに、裏面ユニット(60)の所定位置にはフック(112)を係止するためのフック止め(150)を設ける。更に、裏面ユニット(60)を前扉(30)の裏面の所定位置に収めた状態では、フック(112)がフック止め(150)に係止されて、ロック部材(110)が解除位置に留まるように形成する。そして、裏面ユニット(60)を揺振させると、フック止め(150)がフック(112)から外れて、ロック部材(110)がバネ(140)の力によって阻止位置へ移動するように形成する。そうすると、裏面ユニット(60)を揺振させる動きに連動して、前扉(30)がロック部材(110)によってロックされるようにすることができる。
【0015】
また、例えば、裏面ユニット(60)を揺振させると、裏面ユニット(60)がロック部材(110)を押すことにより、ロック部材(110)が解除位置から阻止位置へ移動するように形成してもよい。
このように、裏面ユニット(60)が裏面ユニット用ヒンジ(100)を中心に回動することから、前扉(30)の裏面から裏面ユニット(60)を取り外さなくても、裏面ユニット(60)及び裏面ユニット(60)の近辺のメンテナンスができる。
【0016】
更に、裏面ユニット(60)を揺振させる動きに連動して、前扉(30)がロック部材(110)によってロックされることから、裏面ユニット(60)及び裏面ユニット(60)の近辺のメンテナンス中に前扉(30)が誤って閉まることがない。
また、前扉(30)がロックされることから、メンテナンスの作業性をより一層向上させることができ、更には、裏面ユニット(60)が持ち上げられたまま前扉(30)が閉じてしまうことに起因して裏面ユニット(60)や回転リール(40)等が破損等してしまうおそれもないのである。
【0017】
(請求項2)
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の特徴に加えて、前記ロック部材(110)は、バネ(140)によって常時阻止位置方向へ向けて付勢され、前記ロック部材(110)の所定位置にはフック(112)が設けられているとともに、前記裏面ユニット(60)の所定位置にはフック(112)を係止するためのフック止め(150)が設けられ、前記裏面ユニット(60)を前扉(30)の裏面の所定位置に収めた状態では、ロック部材(110)に設けたフック(112)が裏面ユニット(60)に設けたフック止め(150)に係止されることにより、ロック部材(110)が解除位置に留まるように形成され、前記裏面ユニット(60)を所定位置から裏方向へ揺振させると、フック止め(150)がフック(112)から外れて、ロック部材(110)がバネ(140)の力によって解除位置から阻止位置へ移動するように形成されていることを特徴とする。
【0018】
このように、裏面ユニット(60)を揺振させると、フック止め(150)がフック(112)から外れて、ロック部材(110)がバネ(140)の力によって阻止位置へ移動するように形成することにより、裏面ユニット(60)を揺振させた際に前扉(30)が確実にロックされるようにすることができるのである。
(請求項3)
更に、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の特徴に加えて、前記裏面ユニット(60)の所定位置には、ロック部材(110)が阻止位置にあるときにフック(112)の先端が当接する当接板(160)が設けられ、前記裏面ユニット(60)が裏方向に揺振し、かつ、ロック部材(110)が阻止位置にある状態では、フック(112)の先端が裏面ユニット(60)の当接板(160)に当接して、裏面ユニット(60)が前扉(30)の裏面の所定位置に収まらないように形成されていることを特徴とする。
【0019】
このように、裏面ユニット(60)が揺振し、かつ、ロック部材(110)が阻止位置にある状態では、フック(112)の先端が当接板(160)に当接して、裏面ユニット(60)が所定位置に収まらなくなるように形成することにより、裏面ユニット(60)を一旦揺振させると、ロックを解除しない限り、裏面ユニット(60)が揺振したままの状態になるようにすることができるのである。
【0020】
そして、ロックを解除しない限り、裏面ユニット(60)が揺振したままの状態になるようにすることにより、スロットマシン(10)のメンテナンスの作業性をより一層向上させることができるのである。
【0021】
【発明の実施の形態】
(図面の説明)
図1ないし図11は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシン10の外観正面図、
図2は、スロットマシン10の側断面図、
図3は、スロットマシン10の外観斜視図(前扉30が閉じた状態)、
図4は、スロットマシン10の外観斜視図(前扉30が開いた状態)、
図5は、スロットマシン10の外観斜視図(前扉30が開き、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が揺振した状態)、
図6は、裏面ユニット60としての画像表示装置61の外観斜視図、
図7(A)は、扉用ヒンジ90及びロック部材110の上面図(前扉30が閉じ、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が所定位置に収まった状態)、
図7(B)は、扉用ヒンジ90及びロック部材110の側面図(前扉30が閉じ、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が所定位置に収まった状態)、
図8(A)は、扉用ヒンジ90及びロック部材110の上面図(前扉30が開き、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が所定位置に収まった状態)、
図8(B)は、扉用ヒンジ90及びロック部材110の正面図(前扉30が開き、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が所定位置に収まった状態)、
図9(A)は、扉用ヒンジ90及びロック部材110の側面図(前扉30が開き、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が揺振した状態)、
図9(B)は、扉用ヒンジ90及びロック部材110の正面図(前扉30が開き、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が揺振した状態)、
図10は、扉用ヒンジ90及びロック部材110の斜視図(前扉30が開き、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が所定位置に収まった状態)、
図11は、扉用ヒンジ90及びロック部材110の斜視図(前扉30が開き、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61が揺振した状態)である。
【0022】
(スロットマシン10)
本実施の形態に係るスロットマシン10は、図1ないし図5に示すように、前面に開口部を有する箱型の筐体20と、この筐体20の開口部を開閉可能に塞ぐための前扉30と、開いている前扉30が閉まるのを阻止するためのロック部材110とを備えている。
【0023】
また、筐体20の内部には、3個の回転リール40が横並びに設けられ、また、前扉30のほぼ中央には、図柄表示窓50が設けられ、また、各回転リール40と図柄表示窓50との間には、裏面ユニット60としての画像表示装置61が設けられている。
また、画像表示装置61は、光透過性を有する画像表示パネル70と、この画像表示パネル70を支持するためのパネルフレーム80とを備えている。
【0024】
すなわち、このスロットマシン10は、各回転リール40の前方に光透過性を有する画像表示パネル70を備えており、遊技者が画像表示パネル70を通して各回転リール40を視認するように形成されているものである。
また、画像表示装置61は、裏面ユニット用ヒンジ100を介して前扉30の裏面に取り付けられている。
【0025】
また、画像表示装置61は、裏面ユニット用ヒンジ100を中心に回動することにより、前扉30の裏面の所定位置に収まり、又は所定位置から裏方向へ揺振する。
また、ロック部材110は、前扉30の裏面に摺動可能に取り付けられている。
また、ロック部材110は、前扉30の裏面に沿って摺動することにより、前扉30が閉まるのを阻止する位置である阻止位置、又は前扉30を閉めることが可能となる位置である解除位置へ移動可能に形成されている。
【0026】
更に、前扉30を開け、かつ、画像表示装置61を所定位置から裏方向へ揺振させると、ロック部材110が、解除位置から阻止位置へ移動する。
すなわち、このスロットマシン10は、前扉30を開け、かつ、画像表示装置61を揺振させると、前扉30が閉まらないようにロック部材110によってロックされるように形成されているものである。
【0027】
また、図柄表示窓50の下方には、クレジットされているメダルを投入するためのベットスイッチ32や、クレジットされているメダルを払い出すためのキャンセルスイッチ33や、回転リール40の回転を開始させるためのスタートスイッチ34や、回転リール40の回転を停止させるためのストップスイッチ35などが設けられている。
【0028】
また、前扉30の下部には、メダルを払い出すための払出口36が設けられ、また、払出口36の下方には、払出口36から払い出されたメダルを受け止めるための受け皿37が設けられている。
また、筐体20の内部には、スロットマシン10を制御するための制御装置が設けられている。
【0029】
そして、このスロットマシン10は、スタートスイッチ34を操作すると、3個すべての回転リール40の回転が開始し、ストップスイッチ35を操作すると、当該ストップスイッチ35に対応した回転リール40の回転が停止し、3個すべての回転リール40の回転が停止したときに、所定の図柄が所定の入賞ライン上に揃うと、遊技者に対して所定の利益を付与するように形成されているものである。
【0030】
(制御装置)
制御装置は、スロットマシン10を制御するためのものである。
この制御装置は、CPU、RAM、ROM、及びI/Oなどを備えている。
また、この制御装置の入力手段には、ベットスイッチ32、キャンセルスイッチ33、スタートスイッチ34、及びストップスイッチ35などが接続されている。
【0031】
また、この制御装置の出力手段には、3個の回転リール40を備えたリールユニット、メダルを払い出すためのホッパーユニット、演出用ランプ、スピーカ、及び画像表示装置61などが接続されている。
そして、この制御装置は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、スロットマシン10での遊技を制御するための遊技制御手段、及び画像表示装置61に表示させる画像を制御するための画像制御手段などとして機能する。
【0032】
(図柄表示窓50)
図柄表示窓50は、各回転リール40を視認するためのものである。
この図柄表示窓50は、図1ないし図3に示すように、前扉30のほぼ中央に設けられている。
また、この図柄表示窓50は、透明な窓パネル51と、この窓パネル51を支持するための窓枠53とを備えている。
【0033】
また、窓パネル51は、四角板状に形成されており、そのほぼ中央には、遊技者側が凹面となり、かつ、回転リール40側が凸面となる台形状の窪み部52が設けられている。
また、この窓パネル51は、透明なPMMA樹脂を用いて、射出成形によって一体的に形成されている。
【0034】
また、窓枠53は、窓パネル51の窪み部52の周囲の形状にあわせて、四角枠型に形成されている。
また、この窓枠53の裏面上部には、2つの軸受部102が横並びに設けられている。これらの軸受部102は、裏面ユニット用ヒンジ110を構成するものである。
また、この窓枠53は、2つの軸受部102とともに、黒色のABS樹脂を用いて、射出成形によって一体的に形成されている。
【0035】
(画像表示装置61)
画像表示装置61は、画像を表示するためのものである。
この画像表示装置61は、各回転リール40の前方に設けられている。
また、この画像表示装置61は、図2、図4及び図5に示すように、裏面ユニット用ヒンジ100を介して前扉30の裏面に取り付けられている。
【0036】
また、裏面ユニット用ヒンジ100は、画像表示装置61の上部に取り付けられており、また、裏面ユニット用ヒンジ100の回転軸102は、水平となっている。
そして、この画像表示装置61は、裏面ユニット用ヒンジ100を中心に回動することにより、図4及び図5に示すように、前扉30の裏面の所定位置に収まり、又は所定位置から裏方向へ揺振する。
【0037】
すなわち、本実施の形態に係るスロットマシン10では、この画像表示装置61が、裏面ユニット60に相当するものである。
また、この画像表示装置61は、光透過性を有する3枚の画像表示パネル70と、これらの画像表示パネル70を支持するためのパネルフレーム80とを備えている。
また、パネルフレーム80は、図6に示すように、枠型に形成されており、3つの窓部81を横並びに有している。
【0038】
また、3枚の画像表示パネル70は、パネルフレーム80が有する3つの窓部81にそれぞれ嵌め込まれるようにして、パネルフレーム80に支持されている。
(画像表示パネル70)
画像表示パネル70は、画像を表示するためのものであって、かつ、光透過性を有するものである。
【0039】
このような光透過性を有する画像表示パネル70として、本実施の形態に係るスロットマシン10では、透明ELパネルを用いている。
また、各画像表示パネル70は、図6に示すように、それぞれ、その下側部分に、所定の画像を常時表示するための常時表示領域71を有している。
また、各常時表示領域71は、それぞれ、横長の帯状に形成されている。
【0040】
また、各画像表示パネル70は、それぞれ、常時表示領域71に、例えば、クレジットされているメダルの枚数などを表示可能に形成されているとともに、常時表示領域以外の領域には、例えば、入賞ラインや演出図柄などを表示可能に形成されている。
また、常時表示領域71に表示される画像は、制御装置が有する画像制御手段によって制御されることとなっている。すなわち、常時表示領域71のどの位置に、どのようなパターンの画像を、どのようなタイミングで表示するかについては、いわゆるソフト的な処理によって制御されることとなっているのである。常時表示領域以外の領域についても同様である。
【0041】
また、常時表示領域71と、それ以外の領域とは、物理的な構造等の相違によって区別されているのではなく、いわゆるソフト的な処理によって区別されている。すなわち、画像表示パネル70のどの部分を常時表示領域71とし、どの部分をそれ以外の領域とするかについては、いわゆるソフト的な処理によって制御されているのである。
【0042】
(パネルフレーム80)
パネルフレーム80は、画像表示パネル70を支持するためのものである。
このパネルフレーム80は、図6に示すように、枠型に形成されており、3つの窓部81を横並びに有している。
具体的には、このパネルフレーム80は、図6に示すように、四角枠型の外枠82と、この外枠82の内側に設けた2本の仕切枠83とを有している。
【0043】
また、外枠82は、上側横枠84と、この上側横枠84の右端から下方へ延びる右側縦枠86と、この右側縦枠86の下端から左方へ延びる下側横枠85と、この下側横枠85の左端から上方へ延びる左側縦枠87とを有している。
また、上側横枠84の左端と左側縦枠87の上端とは互いに連設され、また、上側横枠84と下側横枠85とは互いに平行に設けられ、また、右側縦枠86と左側縦枠87とは互いに平行に設けられている。
【0044】
また、2本の仕切枠83は、所定間隔をあけて互いに平行に設けられており、また、右側縦枠86及び左側縦枠87とも平行に設けられている。また、2本の仕切枠83は、それぞれ、その上端を上側横枠84の所定位置に連設されているとともに、その下端を下側横枠85の所定位置に連設されている。
これにより、このパネルフレーム80は、3つの窓部81を横並びに有することとなっている。
【0045】
また、各窓部81の下側部分には、それぞれ、横長の四角板状のマスキング板88が設けられている。
また、各マスキング板88は、それぞれ、光透過性を有さないように形成され、また、各マスキング板88の前面には、それぞれ、半艶仕上げが施され、更に、各マスキング板88の下部は、それぞれ、下側横枠85の上部に連設されている。
【0046】
そして、パネルフレーム80の各窓部81にそれぞれ画像表示パネル70が嵌め込まれると、各画像表示パネル70の各常時表示領域71の裏面には、マスキング板88が位置することとなっている。
また、上側横枠84の前面上部には、2つの回転軸101が横並びに設けられている。これらの回転軸101は、裏面ユニット用ヒンジ100を構成するものである。
【0047】
また、左側縦枠87の左上部には、ロック部材110のフック112を係止するためのフック止め150が設けられているとともに、このフック止め150の上方には、ロック部材110が阻止位置にあるときにフック112の先端113が当接する板状の当接板160が設けられている。
また、このパネルフレーム80は、マスキング板88、回転軸101、フック止め150及び当接板160とともに、黒色のABS樹脂を用いて、射出成形によって一体的に形成されている。
【0048】
(扉用ヒンジ90)
扉用ヒンジ90は、前扉30を筐体20に取り付けるためのものである。
この扉用ヒンジ90は、図7ないし図11に示すように、筐体20に固定される部材である筐体側部材91と、前扉30に固定される部材である前扉側部材95とを有している。
【0049】
また、筐体側部材91は、筐体20の所定位置に固定される筐体固定部92と、回転軸93と、筐体固定部92と回転軸93とを連結するためのアーム部94とを有している。
また、アーム部94は、図7ないし図11に示すように、断面「コ」の字形に形成されている。
【0050】
また、前扉側部材95は、前扉30の所定位置に固定される前扉固定部96と、回転軸93を支持するための軸受部97と、アーム部94を収めるためのアーム収納部98とを有している。
すなわち、筐体側部材91は、筐体20の所定位置に固定され、また、前扉側部材95は、前扉30の所定位置に固定される。また、筐体側部材91の回転軸93は、前扉側部材95の軸受部97によって支持される。そして、回転軸93を中心として前扉側部材95が回動することにより、前扉30が開閉するのである。更に、前扉30が閉まるときには、筐体側部材91のアーム部94が、前扉側部材95のアーム収納部98内に収まるようになっており、これにより、筐体側部材91と前扉側部材95とが接触しないようにしているのである。
【0051】
(裏面ユニット用ヒンジ100)
裏面ユニット用ヒンジ100は、裏面ユニット60を前扉30の裏面に取り付けるためのものである。
この裏面ユニット用ヒンジ100は、図2、図4及び図5に示すように、パネルフレーム80の前面上部に設けた2つの回転軸101と、窓枠53の裏面上部に設けた2つの軸受部102とによって構成されている。
【0052】
また、2つの回転軸101は、裏面ユニット60としての画像表示装置61を前扉30の裏面に取り付けた際には、水平となるように形成されている。
そして、各回転軸101を各軸受部102にそれぞれ支持させることにより、裏面ユニット60としての画像表示装置61が前扉30の裏面に取り付けられる。
更に、裏面ユニット60としての画像表示装置61は、図4及び図5に示すように、この裏面ユニット用ヒンジ100を中心に回動することにより、前扉30の裏面の所定位置に収まり、又は所定位置から裏方向へ揺振するのである。
【0053】
(ロック部材110)
ロック部材110は、開いている前扉30が閉まるのを阻止するためのものである。
このロック部材110は、前扉30の裏面に摺動可能に取り付けられている。
また、このロック部材110は、前扉30の裏面に沿って摺動することにより、前扉30が閉まるのを阻止する位置である阻止位置、又は前扉30を閉めることが可能となる位置である解除位置へ移動可能に形成されている。
【0054】
ここで、阻止位置とは、開いている前扉30が閉まるのを阻止する位置をいい、また、解除位置とは、開いている前扉30を閉めることが可能となる位置をいう。
すなわち、このロック部材110が阻止位置にあると、開いている前扉30が閉まらなくなり、一方、このロック部材110が解除位置にあると、開いている前扉30が閉まるようになるのである。
【0055】
更に、前扉30を開け、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61を所定位置から裏方向へ揺振させると、このロック部材110は、解除位置から阻止位置へ移動する。
以下、ロック部材110について詳述する。
図4及び図5に示すように、ロック部材110は、前扉30の裏面であって、かつ、扉用ヒンジ90の近辺に取り付けられている。
【0056】
また、図7ないし図11に示すように、ロック部材110は、縦長の棒状に形成され、また、ロック部材110の上部には、前扉30が閉まるのを阻止するための阻止部111が設けられ、また、ロック部材110の下部には、フック止め150に係止されるフック112が設けられている。また、ロック部材110の中央には、縦長の長穴115が設けられているとともに、この長穴115の上端付近には、ロック部材110を下方へ押し下げるための押下片114が設けられている。
【0057】
また、図7ないし図11に示すように、前扉30の裏面であって、かつ、扉用ヒンジ90の近辺には、ロック部材110を取り付けるためのレール120が設けられている。このレール120は、扉用ヒンジ90の前扉側部材91と一体的に形成されており、扉用ヒンジ90の前扉側部材91の長手方向に沿って延びるように形成されている。すなわち、このレール120は、スロットマシン10の上下方向に延びるように形成されているのである。
【0058】
そして、ロック部材110は、このレール120上を摺動するように形成されており、更には、長穴115を通したネジ130によって、このレール120から外れないようになっている。
また、図7及び図9に示すように、ロック部材110の内部には、ロック部材110を常時上方へ向けて付勢するためのバネ140が設けられている。すなわち、ロック部材110は、このバネ140によって常時上方へ向けて付勢されているのである。
【0059】
また、図7及び図8に示すように、ロック部材110がその摺動範囲の下側に位置しているときには、ロック部材110の上部に設けた阻止部111は、扉用ヒンジ90のアーム収納部98よりも下方に位置することとなる。これにより、扉用ヒンジ90のアーム部94がアーム収納部98内に収まるようになり、開いている前扉30を閉めることが可能となる。
【0060】
すなわち、ロック部材110がその摺動範囲の下側位置にあると、開いている前扉30を閉めることが可能となるのである。つまり、ロック部材110の摺動範囲の下側位置が、開いている前扉30を閉めることが可能となる位置である解除位置となるのである。
また、図9に示すように、ロック部材110がその摺動範囲の上側に位置しているときには、ロック部材110の上部に設けた阻止部111は、扉用ヒンジ90のアーム収納部98内に位置することとなる。これにより、扉用ヒンジ90のアーム部94がアーム収納部98内に収まらなくなり、開いている前扉30を閉めることができなくなる。
【0061】
すなわち、ロック部材110がその摺動範囲の上側位置にあると、開いている前扉30を閉めることができなくなるのである。つまり、ロック部材110の摺動範囲の上側位置が、開いている前扉30が閉まるのを阻止する位置である阻止位置となるのである。
次に、図7ないし図11に基づいて、ロック部材110の動きを説明する。
【0062】
図7に示すように、裏面ユニット60としての画像表示装置61を前扉30の裏面の所定位置に収め、かつ、前扉30を閉じた状態では、ロック部材110の下部に設けたフック112は、裏面ユニット60としての画像表示装置61に設けたフック止め150に係止されている。これにより、ロック部材110は、バネ140によって上方へ向けて付勢されているものの、解除位置に留まることとなっている。この状態では、ロック部材110の上部に設けた阻止部111が、扉用ヒンジ90のアーム収納部98よりも下方に位置しているため、扉用ヒンジ90のアーム部94がアーム収納部98内に収まるので、前扉30の開閉は可能である。
【0063】
また、図8又は図10に示すように、前扉30を開けても、裏面ユニット60としての画像表示装置61を前扉30の裏面の所定位置から裏方向へ揺振させなければ、フック112はフック止め150に係止されたままとなる。すなわち、ロック部材110は、解除位置に位置したままとなる。このため、前扉30を開けても、裏面ユニット60としての画像表示装置61を前扉30の裏面の所定位置に収めた状態であれば、前扉30の開閉は可能である。
【0064】
また、図9又は図11に示すように、前扉30を開け、かつ、裏面ユニット60としての画像表示装置61を所定位置から裏方向へ揺振させると、フック止め150がフック112から外れる。また、ロック部材110は、バネ140によって常時上方へ向けて付勢されている。このため、フック止め150がフック112から外れると、ロック部材110は、バネ140の力によって上方へ、すなわち、阻止位置へ移動することとなる。更に、ロック部材110が阻止位置へ移動すると、ロック部材110の阻止部111が、扉用ヒンジ90のアーム収納部98内に入り込む。これにより、開いている前扉30を閉めようとしても、アーム部94がアーム収納部98内に収まるのを阻止部111によって阻まれるので、開いた前扉30が閉まらなくなるのである。
【0065】
また、ロック部材110が阻止位置へ移動すると、フック112の先端113が、画像表示装置61の当接板160に当接するようになる。これにより、画像表示装置61は、前扉30の裏面の所定位置に収まらなくなる。
また、画像表示装置61を前扉30の裏面の所定位置に収めるには、以下に示すように操作する。
【0066】
まず、バネ140の力に抗して、ロック部材110を下方へ押し下げる。すなわち、ロック部材110を解除位置へ移動させる。これにより、ロック部材110の阻止部111が、扉用ヒンジ90のアーム収納部98から退避することとなる。また、ロック部材110を解除位置へ移動させたら、今度は画像表示装置61を前扉30の裏面の所定位置に収める。そうすると、フック112がフック止め150に係止され、これにより、ロック部材110が解除位置に留まることとなる。
【0067】
このように、本実施の形態に係るスロットマシン10は、裏面ユニット60が裏面ユニット用ヒンジ100を中心として回動する。このため、前扉30の裏面から裏面ユニット60を取り外さなくても、裏面ユニット60及び裏面ユニット60の近辺のメンテナンスができるのである。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10は、裏面ユニット60を揺振させる動きに連動して、前扉30がロック部材110によってロックされる。このため、裏面ユニット60及び裏面ユニット60の近辺のメンテナンス中に前扉30が誤って閉じてしまうことがないのである。また、前扉30がロックされることから、メンテナンスの作業性をより一層向上させることができ、更には、裏面ユニット60が持ち上げられたまま前扉30が閉じてしまうことに起因して裏面ユニット60や回転リール40等が破損等してしまうおそれもないのである。
【0068】
また、本実施の形態に係るスロットマシン10は、裏面ユニット60を揺振させると、フック止め150がフック112から外れて、ロック部材110がバネ140の力によって阻止位置へ移動する。このため、裏面ユニット60を揺振させると前扉30が確実にロックされるのである。
更に、本実施の形態に係るスロットマシン10は、裏面ユニット60が揺振し、かつ、ロック部材110が阻止位置にある状態では、フック112の先端が当接板160に当接して、裏面ユニット60が所定位置に収まらなくなる。このため、裏面ユニット60を一旦揺振させると、ロックを解除しない限り、裏面ユニット60が揺振したままの状態になるのである。
【0069】
そして、ロックを解除しない限り、裏面ユニット60が揺振したままの状態になるようにすることにより、スロットマシン10のメンテナンスの作業性をより一層向上させることができるのである。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、裏面ユニットが裏面ユニット用ヒンジを中心として回動することから、前扉の裏面から裏面ユニットを取り外さなくても、裏面ユニット及び裏面ユニットの近辺のメンテナンスができるスロットマシンを提供することができるのである。
【0071】
また、本発明によれば、裏面ユニットを揺振させる動きに連動して、前扉がロック部材によってロックされることから、裏面ユニット及び裏面ユニットの近辺のメンテナンス中に前扉が誤って閉じてしまうことがないスロットマシンを提供することができるのである。
また、本発明によれば、裏面ユニットを揺振させると、フック止めがフックから外れて、ロック部材がバネの力によって阻止位置へ移動することから、裏面ユニットを揺振させると前扉が確実にロックされるスロットマシンを提供することができるのである。
【0072】
更に、本発明によれば、裏面ユニットが揺振し、かつ、ロック部材が阻止位置にある状態では、フックの先端が当接板に当接して、裏面ユニットが所定位置に収まらなくなることから、裏面ユニットを一旦揺振させると、ロックを解除しない限り、裏面ユニットが揺振したままの状態になるスロットマシンを提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るスロットマシンの外観正面図。
【図2】本実施の形態に係るスロットマシンの側断面図。
【図3】本実施の形態に係るスロットマシンの外観斜視図(前扉が閉じた状態)。
【図4】本実施の形態に係るスロットマシンの外観斜視図(前扉が開いた状態)。
【図5】本実施の形態に係るスロットマシンの外観斜視図(前扉が開き、かつ、裏面ユニットとしての画像表示装置が揺振した状態)。
【図6】本実施の形態に係るスロットマシンが備える裏面ユニットの外観斜視図。
【図7】本実施の形態に係るスロットマシンが備える扉用ヒンジ及びロック部材の上面図並びに側面図(前扉が閉じ、かつ、裏面ユニットとしての画像表示装置が所定位置に収まった状態)。
【図8】本実施の形態に係るスロットマシンが備える扉用ヒンジ及びロック部材の上面図並びに正面図(前扉が開き、かつ、裏面ユニットとしての画像表示装置が所定位置に収まった状態)。
【図9】本実施の形態に係るスロットマシンが備える扉用ヒンジ及びロック部材の側面図並びに正面図(前扉が開き、かつ、裏面ユニットとしての画像表示装置が揺振した状態)。
【図10】本実施の形態に係るスロットマシンが備える扉用ヒンジ及びロック部材の斜視図(前扉が開き、かつ、裏面ユニットとしての画像表示装置が所定位置に収まった状態)。
【図11】本実施の形態に係るスロットマシンが備える扉用ヒンジ及びロック部材の斜視図(前扉が開き、かつ、裏面ユニットとしての画像表示装置が揺振した状態)。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 筐体
30 前扉 32 ベットスイッチ
33 キャンセルスイッチ 34 スタートスイッチ
35 ストップスイッチ 36 払出口
37 受け皿 40 回転リール
50 図柄表示窓 51 窓パネル
52 窪み部 53 窓枠
60 裏面ユニット 61 画像表示装置
70 画像表示パネル 71 常時表示領域
80 パネルフレーム 81 窓部
82 外枠 83 仕切枠
84 上側横枠 85 下側横枠
86 右側縦枠 87 左側縦枠
88 マスキング板 90 扉用ヒンジ
91 筐体側部材 92 筐体固定部
93 回転軸 94 アーム部
95 前扉側部材 96 前扉固定部
97 軸受部 98 アーム収納部
100 裏面ユニット用ヒンジ 101 回転軸
102 軸受部 110 ロック部材
111 阻止部 112 フック
113 フックの先端 114 押下片
115 長穴 120 レール
130 ネジ 140 バネ
150 フック止め 160 当接板

Claims (3)

  1. 前面に開口部を有する箱型の筐体と、筐体の開口部を開閉可能に塞ぐための前扉と、前扉の裏面に取り付けられる裏面ユニットと、開いている前扉が閉まるのを阻止するためのロック部材とを備えたスロットマシンであって、
    前記前扉は、扉用ヒンジを介して筐体に取り付けられ、かつ、扉用ヒンジを中心に回動することにより、筐体の開口部を開閉可能に形成され、
    前記裏面ユニットは、その上部を、回転軸が水平となっている裏面ユニット用ヒンジを介して前扉の裏面に取り付けられ、かつ、裏面ユニット用ヒンジを中心に回動することにより、前扉の裏面の所定位置に収まり、又は所定位置から裏方向へ揺振するように形成され、
    前記ロック部材は、前扉の裏面に摺動可能に取り付けられ、かつ、前扉の裏面に沿って摺動することにより、前扉が閉まるのを阻止する位置である阻止位置、又は前扉を閉めることが可能となる位置である解除位置へ移動可能に形成され、
    前記前扉を開け、かつ、前記裏面ユニットを所定位置から裏方向へ揺振させると、前記ロック部材が解除位置から阻止位置へ移動するように形成されていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記ロック部材は、バネによって常時阻止位置方向へ向けて付勢され、
    前記ロック部材の所定位置にはフックが設けられているとともに、前記裏面ユニットの所定位置にはフックを係止するためのフック止めが設けられ、
    前記裏面ユニットを前扉の裏面の所定位置に収めた状態では、ロック部材に設けたフックが裏面ユニットに設けたフック止めに係止されることにより、ロック部材が解除位置に留まるように形成され、
    前記裏面ユニットを所定位置から裏方向へ揺振させると、フック止めがフックから外れて、ロック部材がバネの力によって解除位置から阻止位置へ移動するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記裏面ユニットの所定位置には、ロック部材が阻止位置にあるときにフックの先端が当接する当接板が設けられ、
    前記裏面ユニットが裏方向に揺振し、かつ、ロック部材が阻止位置にある状態では、フックの先端が裏面ユニットの当接板に当接して、裏面ユニットが前扉の裏面の所定位置に収まらないように形成されていることを特徴とする請求項2記載のスロットマシン。
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