JP4015116B2 - 光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置 - Google Patents

光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ディスクなどの光記録媒体に対して、情報の記録を行なったり、再生を行なったりするために用いられる、光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置に関する。
従来、光ディスク装置のトラッキングサーボ方式としては、主に、3ビーム法やプシュプル法が知られている。これらの方式を光ディスク装置に用いた場合、記録時や再生時、またはアクセス時にオフセットが生じる。または、光ディスクが傾くことによってもオフセットが生じる。このオフセットを補正する方法として、DPP(差動プシュプル)法が提案されている。近年では、情報を高密度で記録するDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤなどの光ディスク装置においてDPP法が用いられている。
DPP法は、主たる光であるメインビーム(以下、「メインビームM」と示す)とメインビームMに追従するように形成された2つのサブビーム(以下、2つのサブビームを「サブビームA」および「サブビームB」と示す)とのそれぞれの反射光からプシュプル信号を検出する。DPP法においては、これらの検出された値を演算することによって、トラッキング誤差信号を形成することができる。光記録媒体の表面上のトラックに沿った方向において、メインビームMの前後にサブビームAとサブビームBとが配置される(たとえば、メインビームMに対して、サブビームAが先行ビームになり、サブビームBが後行ビームになる)。また、メインビームMによるプシュプル信号の位相と、サブビームAおよびサブビームBによるプシュプル信号の位相とが、互いに反転するように形成されている。DPP法は、メインビームMから得られるプシュプル信号と、サブビームAおよびサブビームBの両方から得られるプシュプル信号とを演算することによって、トラッキング誤差信号のオフセットを除去するように制御を行なうものである。
DVDプレーヤなどに用いられる相変化方式の光記録媒体は、既に記録されている部分と未記録の部分とで光の反射率が異なる。このため、たとえば、先行ビームとしてのサブビームAが既に記録されている部分から未記録の部分に移行する際に、サブビームAが未記録の部分に照射され、後行するサブビームBが既に記録されている部分に照射している状態になる時がある。この状態では、サブビームAによる検出信号のみが、反射率の変化分だけ変化する。先行ビームの検出信号と後行ビームの検出信号との双方を演算に利用することによって、反射率の変化分によるトラッキング誤差信号のオフセットの除去の不足分を軽減することができる。したがって、相変化方式の光記録媒体にDPP法を適用する場合には、光記録媒体の表面上で、メインビームMの前後に配置されたサブビームAおよびサブビームBの両方の信号を検出して演算を行なう必要がある。
本出願人は、特開2001−273666号公報において、DPP法を用いることができる光集積ユニットを備えた光ピックアップ装置を提案している。図5に、特開2001−273666号公報に開示されている光集積ユニットを示す。図5(a)は、光集積ユニットの概略断面図である。光集積ユニットは、光源としての半導体レーザ105と光を分割するための3ビーム回折格子106と、光源からのレーザ光および反射光を分離するための複合プリズム107と、反射光を分割するためのホログラム素子109と、光検出器110とを備える。
半導体レーザ105からの発振光119は、3ビーム回折格子106によって、メインビームMと2つのサブビームA,Bに分割される。これらの3つの光は、複合プリズム107に形成されたPBS(偏光ビームスプリッタ)面107aを通過したのち、1/4波長板108を通って図示しないコリメートレンズに向かう。図5(a)においては、図の複雑化を避けるため、サブビームA,Bは図示していない。光記録媒体としての光ディスクからの反射光120は、1/4波長板108を通って、PBS面107aおよび反射ミラー面107bで反射され、ホログラム素子109に入射する。ホログラム素子109に入射した反射光120は、回折して光検出器110に入射する。
半導体レーザ105から発振した光は、図5(a)に示したX方向の直線偏光(P偏光)の状態でPBS面107aを通過して、1/4波長板108で円偏光に変換され、光ディスクに照射される。光ディスクからの反射光は、再び1/4波長板108に入射して、Y方向の偏光(S偏光)になってPBS面107aで反射される。このように、PBS面107aにおいて発振光119と反射光120とが分離される。
図5(b)は、光集積ユニットを上側から透視して見たときのそれぞれの位置を説明する図である。3ビーム回折格子106は、光集積ユニットのほぼ中央に配置され、その側方には、ホログラム素子109が配置されている。複合プリズム107は、3ビーム回折格子106およびホログラム素子109を覆うように形成されている。
図6に、従来の技術に基づくホログラム素子とホログラム素子に入射するレーザ光の位置関係を表す平面図を示す。ホログラム素子109は、光ディスクが回転するときの半径方向に光学的に対応するX方向に沿って形成された第1の分割線51と、トラック方向に光学的に対応するY方向に沿って形成された第2の分割線52とを含む。ホログラム素子109は、第1の分割線51および第2の分割線52によって、d領域64、e領域65およびf領域66の3つの領域に分割されている。第1の分割線51は、ホログラム素子109の外周の円の直径に対応するように形成され、第2の分割線52は、ホログラム素子109の外周の円の半径に対応して、さらに第1の分割線51に対して垂直に交わるように形成されている。
メインビームMは、メインビームM入射領域45に入射する。メインビームM入射領域45は、平面形状がほぼ円状であり、ホログラム素子109の外周円と同軸になるように配置される。サブビームAは、サブビームA入射領域46に入射する。サブビームA入射領域46は、Y方向においてメインビームM入射領域45からずれて配置されている。サブビームBは、サブビームB入射領域47に入射する。サブビームB入射領域47は、Y方向においてメインビームM入射領域45からずれて配置されている。サブビームA入射領域46およびサブビームB入射領域47は、第1の分割線51および第2の分割線52と交わっている。これらの2つのサブビームの入射領域は、ホログラム素子109において、3つに分割されたそれぞれの領域の一部を含むように配置されている。
図7に、反射光を検出するための光検出器110と光検出器から得られた信号を演算するための演算部190の概略説明図を示す。光検出器110には、3列に反射光が入射する。それぞれの光は、矢印204で示す列に入射する0次回折光、矢印205に示す列に入射する+1次回折光および矢印206に示す列に入射する−1次回折光を含む。光検出器110は、ホログラム素子によって+1次の方向に回折された光を受光するための受光部121〜126と、−1次の方向に回折された光を受光するための受光部127〜129とを含む。ここでは、受光部121〜129からの信号の出力をそれぞれS121〜S129と表わす。図5(a)においては0次回折光は記載されていないが、0次回折光もわずかに生じるため、図7においては矢印204で示す列に、0次回折光の落斜部分が記載されている。
図7において、各レーザ光の落斜部分に付された符号は、以下の形式に基づいている。レーザ光の落斜部分の符号のうち第1番目の文字は、透過光または回折光を表わしており、+1次回折光には「5」、−1次回折光には「6」、0次回折光(透過光)には「4」を記している。第2番目の文字は、メインビームMまたはサブビームA,Bを表わす。メインビームMには「M」、サブビームには「A」または「B」を記している。第3番目の文字は、偏光ホログラムによって分割された領域を示す。d領域で回折した光については「d」を、e領域で回折したものには「e」を、f領域で回折した光には「f」を記している。たとえば、レーザ光の落斜部分のうち「5Md」は、+1次回折光のメインビームMのうち、偏光ホログラムのd領域で回折された光であることを示している。0次回折光においては、第3番目の文字は付さずに、たとえば「4M」と記している。
図7において、メインビームMの反射光のうち、ホログラム素子のd領域64(図6参照)で回折された+1次回折光は、近接する受光部123と受光部124の間隙部で検出され、−1次回折光は、受光部128で検出される。また、メインビームMの反射光のうち、ホログラム素子のe領域での−1次回折光は、受光部129で受光され、f領域での−1次回折光は、受光部127で検出される。
サブビームAについては、e領域で回折された+1次回折光が、受光部122で検出され、f領域で回折された+1次回折光は、受光部126で検出される。サブビームBについては、e領域で回折された+1次回折光は、受光部121で検出され、f領域で回折された+1次回折光は、受光部125で検出される。このようにホログラム素子で分割された後に光検出器110によって検出されるそれぞれの信号の処理は、以下のように行なわれる。
フォーカス誤差信号(FES)は、式(1)により算出される。
FES=S123−S124 …(1)
トラッキング誤差信号(TES4)については、S129とS127とを用いてプシュプル法に基づき、以下の式(2)により検出が可能である。しかし、前述した理由によって、メインビームM、サブビームAおよびサブビームBによるそれぞれのプシュプル信号TES4、TES(A)、TES(B)を演算したのちに、式(3)に示すように、TES5を算出するDPP法に基づく演算方法が主に採用される。
TES4=S129−S127 …(2)
TES(A)=(S122−S126)
TES(B)=(S121−S125)
TES5=TES4−k(TES(A)+TES(B))
=(S129−S127)−k{(S122−S126)+(S121−S125)} …(3)
式(3)において、定数kは、メインビームとサブビームの強度の違いを補正するための定数で、たとえば、TES5を算出するためのメインビームM、サブビームAおよびサブビームBの反射光の光量の相対比がa:b:bである場合には、k=a/(2b)で与えられる。また、ビット情報が記録された光ディスクの再生時には、S129とS127との位相差の変化を検出して、DPD(位相差)法によるTES6も検出可能となっている。参考までにTES6は次式で与えられる。
TES6=S129−S127
記録された情報信号(RF)は、次の式(4)によって検出される。
RF=S127+S128+S129 …(4)
図7に示す演算部190は、式(3)の演算を行なうための回路を模式的に示している。TES4は減算器194によって演算され、TES(A)またはTES(B)は、それぞれ減算器191または減算器192によって演算される。TES(A)+TES(B)は、加算器193によって演算され、増幅器195によって定数kが乗じられる。DPP法によるTES5は、減算器196によって算出される。
特開2001−273666号公報(第3−7頁、第1−6図)
上述したように、相変化型の光記録媒体を用いる光ピックアップ装置にDPP法を適用するためには、光記録媒体のトラック方向において、メインビームMの前後に形成された2つのサブビームを検出する必要があった。さらに、DPP法を用いた従来の技術に基づく光集積ユニットにおいては、図7に示すように、2つのサブビームA,Bの両方の反射光を検出するために、サブビームAの検出用である受光部122,126、サブビームBの検出用である受光部121,125の合計4つの受光部を形成する必要があった。このため、光検出器を形成している領域の面積が大きくなって、光集積ユニットの小型化の弊害になるという問題があった。また、光検出器の数が多くなるためコストアップの要因となるという問題があった。
さらに、4つの受光部121,122,125,126からTES(A)およびTES(B)の信号を演算するために、演算器の数が増えて、回路が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、小型化を図るとともに演算部の回路を簡単にした光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく光集積ユニットは、光記録媒体に対して光を照射するための光源と、上記光からメインビームと1つ以上のサブビームを形成するためのサブビーム形成手段と、上記光記録媒体からの反射光を分割するための反射光分割手段と、上記反射光を検出するための光検出器とを備える。上記反射光分割手段は、上記光記録媒体が回転するときの半径方向と光学的に対応する方向に沿って形成された第1の分割線を含み、上記メインビームの反射光は上記第1の分割線を境界にして分割され、上記サブビームの反射光は上記第1の分割線を避けた位置に到達するように形成されている。この構成を採用することにより、小型化を図ることができ、演算部の回路が簡単になった光集積ユニットを提供することができる。また、安定したトラッキングサーボ性能を有する光集積ユニットを提供することができる。
上記発明において好ましくは、上記反射光分割手段と上記光検出器とは、上記サブビームの反射光が上記第1の分割線を避けた位置に到達するような距離をあけて配置されている。この構成を採用することにより、上記サブビームの反射光を上記第1の分割線を避けた位置に容易に到達させることができる。
上記発明において好ましくは、上記反射光分割手段は、上記半径方向と光学的に対応する方向に垂直な方向に形成された第2の分割線を含み、上記メインビームの反射光と上記サブビームの反射光の少なくとも一部とを上記第2の分割線を境界にして分割するように形成されている。この構成を採用することにより、トラッキング誤差信号を形成するための光の分割を行なうことができる。
上記発明において好ましくは、上記サブビーム形成手段は、ブレーズ化された回折格子を含む。この構成を採用することにより、対物レンズシフトによるオフセットを補正するための信号の出力を大きくすることができ、安定したトラッキングサーボを行なうことができる。
上記発明において好ましくは、上記サブビーム形成手段と上記光記録媒体との間に配置され、上記光源から上記光記録媒体に向かう光を透過させるための機能と、上記反射光の少なくとも一部を上記反射光分割手段に導くための機能とを有する光路分離手段を備える。この構成を採用することにより、上記反射光分割手段や上記光検出器を配置できる範囲が大きくなって、設計の自由度が大きくなる。さらに、上記光路分離手段にカー回転角増倍の機能を付与することができ、光磁気信号の検出機能の向上を図ることができる。
上記発明において好ましくは、上記光路分離手段は、偏光回折格子を含む。この構成を採用することにより、上記光路分離手段自体を薄く形成することができ、光集積ユニットのさらなる小型化や薄型化を図ることができる。
上記発明において好ましくは、上記光路分離手段は、第1光学媒質と第2光学媒質とが接する第1の面で形成されている。この構成を採用することにより、周知の材料を貼り合せた偏光ビームスプリッタで上記光路分離手段を容易に形成することができる。
上記発明において好ましくは、上記光の経路のうち上記光路分離手段と上記反射光分割手段との間に、上記第1の面と平行になるような上記第1光学媒質と上記第2光学媒質とが接する第2の面を含む。この構成を採用することにより、上記反射光分割手段に対して、反射光を垂直に入射させることができ、上記反射光分割手段の設計が容易になる。また、上記反射光分割手段において、反射光が変形しないため、上記反射光の分割などの処理が容易になる。
上記目的を達成するため、本発明に基づく光ピックアップ装置は、上述の光集積ユニットと、上記光集積ユニットから出射された光を光記録媒体において集光させるための対物レンズとを備える。この構成を採用することにより、小型化を図るとともに演算部の回路が簡単になった光ピックアップ装置を提供することができる。また、安定したトラッキングサーボを行なうことができる光ピックアップ装置を提供することができる。
上記発明において好ましくは、上記反射光分割手段は、上記半径方向と光学的に対応する方向に垂直な方向に形成された第2の分割線を含み、上記第2の分割線を境界に上記メインビームの反射光が分割されて形成される2つの分割光の検出信号を演算することにより、第1のトラッキング誤差信号を形成するための手段と、上記第2の分割線を境界に上記サブビームの反射光が分割されて形成される2つの分割光の検出信号を演算することにより、第2のトラッキング誤差信号を形成するための手段と、上記第1のビームトラッキング誤差信号と上記第2のトラッキング誤差信号と用いて演算することにより、第3のトラッキング誤差信号を形成するための手段とを備える。この構成を採用することにより、得られたそれぞれの信号を演算して、対物レンズシフトによるオフセットの影響を小さくすることができ、安定したサーボを行なうことができる光ピックアップ装置を提供することができる。
上記目的を達成するため、本発明に基づく光ディスク装置は、上述の光ピックアップ装置と、光磁気記録方式の光記録媒体とを備える。この構成を採用することにより、小型化を図るとともに演算器の回路を簡単にした光ディスク装置を提供することができる。また、安定したトラッキングサーボ性能を有し、光磁気記録方式の記録および再生を安定して行なうことができる光ディスク装置を提供することができる。
本発明によれば、小型化を図るとともに演算部の回路を簡単にした、光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置を提供することができる。さらに、安定したトラッキングサーボを行なうことができる光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置を提供することができる。
(実施の形態1)
図1から図3を参照して、本発明に基づく実施の形態1における光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置について説明する。図1(a)は、本実施の形態における光ディスク装置の断面図である。図1(b)は(a)におけるIB−IB線に関する矢視断面図である。図1においては、光ディスク12を回転するための駆動部や磁気ヘッドなどについては、本発明と関連性がないので図示省略している。光ディスク装置35は、光磁気記録方式の光記録媒体としての光ディスク12と光ピックアップ装置20とを備える。光ピックアップ装置20は、対物レンズ11とコリメートレンズ10と光集積ユニット17とを含む。
光集積ユニット17は、光記録媒体に対して光を照射するための光源として半導体レーザ18を含む。半導体レーザ18から発振されたレーザ光の光路上には、発振されたレーザ光がメインビームと1つ以上のサブビームを形成するためのサブビーム形成手段として、回折格子3が配置されている。本実施の形態における回折格子3は、断面の形状が矩形状である。本実施の形態においては、レーザ光が回折格子3を通ることによって、メインビームM40、サブビームA41およびサブビームB42が形成される。
また、上記の光路上には、発振されたレーザ光と光ディスク12で反射した反射光とを分離するための光路分離手段として偏光回折格子2が形成されている。半導体レーザ18は、パッケージ16の内部に配置され、回折格子3は、石英基板などの硝材15に配置されている。硝材15はパッケージ16の上面に配置され、硝材15の上側には石英基板などで形成された硝材14が配置されている。偏光回折格子2は、硝材14に形成されている。
硝材15の上面のうち、光ディスク12に向かうレーザ光の光路の側方には、反射光分割手段としての偏光ホログラム1が形成されている。偏光ホログラム1は、偏光回折格子2で回折された反射光の光路上に形成されている。偏光ホログラム1は、光ディスク12からの反射光を分割する。パッケージ16の内部には、偏光ホログラム1で分割されたレーザ光を検出するために分割されたレーザ光の光路上に光検出器7が配置されている。
偏光回折格子2は、レーザ光の光路において、回折格子3と光ディスク12との間に配置され、半導体レーザ18からのレーザ光を透過させるための機能と、光ディスク12からの反射光を偏光ホログラム1に導くための機能とを有する。すなわち、半導体レーザ18から発振されたレーザ光は、偏光回折格子2において通過する一方で、光ディスク12からの反射光は、偏光回折格子2において偏光ホログラム1に向かって分離される。
光集積ユニット17から出射されたレーザ光の光路上には、レーザ光を平行光にするためのコリメートレンズ10および光ディスク12上でレーザ光を集光させるための対物レンズ11が配置されている。
本実施の形態における偏光ホログラム1の平面図を図2に示す。偏光ホログラム1は平面形状が円形になるように形成されている。偏光ホログラム1は、光ディスクが回転するときの半径方向と光学的に対応する方向(X方向)に沿って形成された第1の分割線51を含む。第1の分割線51は、偏光ホログラム1の平面形状である円の中心を通るように一方の端から他方の端まで形成されている。すなわち、第1の分割線51は、偏光ホログラム1の平面形状である円の直径と同じ長さになるように形成されている。また、偏光ホログラム1は、光ディスクが回転するときの半径方向と光学的に対応する方向に垂直な方向(Y方向)に形成されている第2の分割線52を有する。第2の分割線52は、偏光ホログラム1の平面形状の円の中心を起点として、偏光ホログラム1の外周に達するように形成されている。すなわち、第2の分割線52は、偏光ホログラム1の平面形状の円の半径と同じ長さになるように形成されている。第1の分割線51と第2の分割線52とは、互いに直交している。
偏光ホログラム1には、図2において第1の分割線51の上側の領域となるa領域61と第1の分割線51の下側であって、第2の分割線52で仕切られた一方の領域であるb領域62と、他方の領域であるc領域63とを有する。この3つの領域においては、回折格子の回折方向や回折角度がそれぞれ異なっている。本実施の形態においては、3つの領域における回折効率は一定であるが、回折効率をそれぞれの領域において、異ならせることも可能である。
図1において、偏光ホログラム1のZ方向の位置は、サブビームの反射光が第1の分割線を避けて通過するように配置される。上記の配置を構成するためには、偏光ホログラム1のZ方向の位置が光検出器7に近い方がその構成が容易である。
しかしながら、偏光ホログラム1と光検出器7の距離が近い場合は、偏光ホログラム1の回折角をより大きく設計する必要があるため、偏光ホログラム1の格子ピッチをより細かく形成する必要がある。前記格子ピッチは大きい方がその製造が容易であるため、回折角は小さく設定することが好ましい。
したがって上記の関係から、偏光ホログラム1と光検出器7との距離は、サブビームの反射光が第1の分割線51を避けて通過するような範囲内で、かつ、偏光ホログラム1の回折角ができるだけ小さく設定できる位置に設計されることが好ましく、コリメートレンズ10、対物レンズ11の定数などを含め適宜設計される。
図2において、2つのサブビームA,Bは、第1の分割線51を避けたサブビームA入射領域46とサブビームB入射領域47を通過する。メインビームMは、メインビームM入射領域45を通過する。
メインビームM入射領域45は、メインビームの中心が第1の分割線51と第2の分割線52との交点を通過するように配置される。サブビームA入射領域46は、第2の分割線52によってX方向に2等分されるように配置される。メインビームMは、第1の分割線51および第2の分割線52を境界に分割され、サブビームAは、第2の分割線52で分割されるように形成されている。サブビームAはメインビームMに対して先行するサブビームであり、サブビームBは後行するサブビームである。
図3に、本実施の形態における光ディスク装置の光検出器と光検出器から得られる信号を演算するための演算部との概要図を示す。光検出器7は、受光部を複数含み、3つの列から形成されている。図3において、矢印94に示す列は偏光ホログラムにおける0次の回折光が到達する列、矢印95に示す列は+1次回折光が到達する列、矢印96に示す列は−1次回折光が到達する列である。光検出器7は、偏光ホログラム1によって+1次の方向に回折された光を受光するための受光部71〜76と、0次の方向に回折された光を受光するための受光部70と、−1次の方向に回折された光を受光するための受光部77〜79とを含む。ここでは、受光部71〜79からの信号の出力をそれぞれS71〜S79と表わす。
演算部8は、光検出器7からの信号を演算するためのものである。演算部8は、第1の分割線51および第2の分割線52を境界にb領域62とc領域63とによってメインビームMの反射光が分割されて形成される2つの分割光の検出信号を演算することにより、第1のトラッキング誤差信号(メインビームのプシュプル信号)を生成することができ、また、第2の分割線52を境界に前記サブビームの反射光が分割されて形成される2つの分割光の検出信号を演算することにより、第2のトラッキング誤差信号(サブビームのプシュプル信号)を生成することができるように形成されている。
さらに、演算部8は、第1のトラッキング誤差信号と第2のトラッキング誤差信号とを用いて演算することにより、第3のトラッキング誤差信号を生成することができるように形成されている。演算部8は、減算するための減算器21,22,23および信号をk倍に増幅するための増幅器24とを有する。
(作用・効果)
図1において、半導体レーザ18から出射されたレーザ光は、直線偏光(P偏光)である。レーザ光は、直線格子状の回折格子3に入射する。回折格子3では、レーザ光が透過および回折することによって、0次回折光(透過光)であるメインビームM、+1次回折光であるサブビームAおよび−1次回折光であるサブビームBの3本の光が形成される。本実施の形態においては、回折格子3は3ビーム回折格子である。この回折格子は、断面が矩形の直線格子であり、製造することが容易で、サブビーム形成手段として好適である。
図1(b)は、レーザ光が光ディスクに到達するまでのメインビームMと2つのサブビームA,Bを示す断面図である。図1(b)に示すように、半導体レーザ18からのレーザ光の出射方向に、メインビームM40が形成され、±1次回折光であるサブビームA41とサブビームB42とは、Y方向に対してメインビームM40からずれ、メインビームM40を挟むように発生する。
メインビームM40、サブビームA41およびサブビームB42は、偏光回折格子2に入射する。本実施の形態における偏光回折格子2の回折効率は、P偏光の0次回折効率(透過率)が80%、±1次回折効率がそれぞれ8%、S偏光の±1次回折効率がそれぞれ40%になるように形成されている。半導体レーザ18から出射したレーザ光の大部分は、偏光回折格子2において回折されずに透過する。偏光回折格子2を透過した3本の光は、コリメートレンズ10に入射する。コリメートレンズ10を通過することによって、3本のレーザ光は、平行光になる。この後に、3本の光は、対物レンズ11で集光され、光ディスク12の情報記録面に照射される。光ディスク12に照射された光は、記録されている信号に応じてカー回転が付与され、反射する際に偏光方向が回転した反射光になる。
光ディスク12からの3本の反射光は、対物レンズ11、コリメートレンズ10を順次通って、偏光回折格子2に入射する。偏光回折格子2において、図1(a)における+X方向に+1次回折光9として回折される光が生じる。偏光回折格子2における±1次回折効率は、P偏光またはS偏光において、それぞれ8%と40%とに設定されている。偏光回折格子2は、反射光に付与されたカー回転角を増倍する手段として用いられる。
偏光回折格子2による+1次回折光9は、偏光ホログラム1に入射する。偏光ホログラム1において、0次回折光4、+1次回折光5および−1次回折光6を生じる。これらの回折光は、メインビームMと2つのサブビームA,Bについて、それぞれ発生する。
図2において、反射光のうちメインビームMは、偏光ホログラム1の主表面のうちメインビームM入射領域45に到達する。メインビームMは、その中心が第1の分割線51および第2の分割線52の交点を通過する。メインビームMは、第1の分割線51および第2の分割線52を境界に、a領域61、b領域62およびc領域63によって分割される。
サブビームAは、サブビームA入射領域46に示すように、第1の分割線51を避けて、b領域62およびc領域63に二分割されるように到達する。サブビームAは、b領域62およびc領域63とを足し合わせた領域の内部に到達する。サブビームBは、サブビームB入射領域47に示すように、第1の分割線51を避けて、a領域61の内部に到達する。
偏光ホログラム1で生じた透過光または回折光は、図3に示す光検出器7の受光部に向かう。通常は、それぞれの受光部の表面上でレーザ光が集光するように設計されるため、それぞれのビームが受光部に到達するときの形状は、ほぼ点状になるが、図3においては、偏光ホログラムのどの領域において分割された光なのかを理解しやすくするために、やや形を大きくして分割された形状で記している。
図3に、各レーザ光の落斜部分を示す。各レーザ光の落斜部分に付された符号は、以下の形式に基づいている。レーザ光の落斜部分の符号のうち第1番目の文字は、透過光または回折光を表わしており、+1次回折光には「5」、−1次回折光には「6」、透過光には「4」を記している。第2番目の文字は、メインビームMまたはサブビームA,Bを表わす。メインビームMには「M」、サブビームには「A」または「B」を記している。第3番目の文字は、偏光ホログラムによって分割された領域を示す。a領域で回折した光については「a」を、b領域で回折したものには「b」を、c領域で回折した光には「c」を記している。たとえば、レーザ光の落斜部分のうち「5Mc」は、メインビームMの+1次回折光のうち、偏光ホログラムのc領域を通過した光であることを示している。0次回折光については、第3番目の文字は付さずに、たとえば、「4M」と記している。
図3において括弧を付した符号で示されるレーザ光の落斜部分は、本実施の形態においては信号検出に用いていないが、それぞれの光は、適宜検出信号として利用されていても構わない。
次に、トラッキング誤差信号の検出について説明する。b領域およびc領域での回折光には、光ディスクのトラック溝で反射する際に生じる0次回折光と±1次回折光との重なり部分(プシュプル信号の生成に寄与する部分)が含まれている。これらの検出信号の差動によってトラッキング誤差信号が形成される。
本実施の形態においては、メインビームMのb領域62およびc領域63での回折光5Mb,5Mcの出力信号であるS71とS75との差動によって、メインビームMのプシュプル信号(第1のトラッキング誤差信号:TES1)を、次の式(5)により形成する。
TES1=S71−S75 …(5)
サブビームAの回折光の落斜部分5Abと回折光の落斜部分5Acについては、出力信号S72と出力信号S76との差動によって、サブビームAのプシュプル信号(第2のトラッキング誤差信号:TES2)を次の式(6)によって形成する。
TES2=S72−S76 …(6)
メインビームMとサブビームAは、算出されたTES1とTES2とのプシュプル信号の位相が反転するように光ディスクのトラック溝に配置される。
また、トラッキング動作時の対物レンズの移動によるオフセット成分は、メインビームMとサブビームAにおいて同極性で発生する。したがって、サブビームAのみによる信号のTES2を第2のトラッキング誤差信号として用いて、次の式(7)で与えられる演算によって、対物レンズシフトによるオフセット成分をキャンセルして、TES1のプシュプル信号より増強されたプシュプル振幅を有する第3のトラッキング誤差信号TES3を形成することができる。TES3を適用することで安定したトラッキングサーボを実現することができる。
TES3=TES1−kTES2 …(7)
式(7)の定数kは、メインビームMとサブビームA,Bとの強度の比を補正する定数である。本実施の形態においては、3ビーム回折格子でのメインビームMとサブビームAとサブビームBとの強度比が10:1:1である。また、メインビームMは、第1の分割線で二等分に分割されている。したがって、光検出器で検出されるメインビームMとサブビームAに関するレーザ光の強度の比は、メインビームM:サブビームA=10×1/2:1×1=5:1となる。したがって、本実施の形態においては、式(7)のTES3で、対物レンズの移動によるオフセットをキャンセルするためには、k=5とすればよい。
光記録媒体として光磁気記録方式の光ディスクを用いる場合、記録部と未記録部との反射率の変化がないため、従来の技術のようにメインビームに対して先行するサブビームと後行するサブビームとの両方を検出する必要性がなくなる。したがって、サブビームAまたはサブビームBのいずれか一方(本実施の形態においてはサブビームAを検出している。)を検出して、サブビームによる第2のトラッキング誤差信号TES2として用いることができる。
本実施の形態においては、サブビーム形成手段としての回折格子は、断面の形状が矩形である回折格子を用いている。この結果として、偏光ホログラムにおける1次回折光は、サブビームA,Bが形成されるが、第2のトラッキング誤差信号として用いるのは、サブビームAの1次回折光のみでよい。したがって、光検出器に形成される受光部の数を削減することができる。
次に、本発明に基づく光検出器(図3参照)と従来の技術に基づく光検出器(図7参照)とを具体的に比較しながら説明する。本実施の形態における光集積ユニットは、偏光ホログラムのa領域でサブビームAが回折されないため、従来のレーザ光の落斜部分5Adに相当する部分が存在せず、この落斜部分5Adに別の受光部を配置することができる。本実施の形態においては、この部分に受光部75が配置されている。このように、受光部の数を少なくすることができるうえに、光検出器の中央付近にそれぞれの受光部を配置することができ、全体として光検出器の大きさを小さくすることができる。
また、サブビームBも第1の分割線を避けて配置されている。したがって、偏光ホログラムのc領域でサブビームBが回折されることがないため、本実施の形態における光集積ユニットは、落斜部分5Bfに相当する光が存在せず、落斜部分5Bfの部分に別の受光部を配置することができる。本実施の形態においては、受光部76が配置されている。この結果、図3に示すように、従来の技術においては受光部が配置されていた破線で示す領域81が不要になる。
また、本実施の形態における光集積ユニットにおいては、サブビームBを検出する必要がないため、従来の技術における落斜部分5Beの部分に受光部を配置する必要がなく、図3に示すように、破線で示す領域80が不要になる。さらに、図3においての落斜部分6Baの部分にサブビームAの回折光のうち、利用しない光の落斜部分6Acを重ねる構成にすることができる。この結果、受光部77を光検出器の中央付近に配置することができ、破線で示す領域82と領域83とに形成されていた受光部が不要になる。
このように、反射光のうちサブビームが第1の分割線を避けた位置に到達するように形成することによって、光検出器に到達する光の落斜部分を少なくすることができ、光検出器の大きさを小さくすることができる。
図3において、光検出器7の右側には、演算部8が模式的に示されている。演算部8は、式(5)〜式(7)の演算を行なうための回路を簡易的に示している。減算器21では、上記のTES1を算出することができる。減算器22では、上記のTES2を算出することができる。増幅器24は、減算器22で得られた信号をk倍することができる。減算器23では、上記のTES3を算出することができる。
本発明に基づく光集積ユニットは、TES2を2つの受光部72,76から算出するため、演算部8における演算器の数は、従来の技術に基づく光集積ユニットよりも少なくすることができる。また、トラッキング誤差信号を形成するための回路構成が簡単になる。
本実施の形態においては、サブビーム形成手段として、製作が簡単で低価格な断面形状が矩形の3ビーム回折格子を用いたが、特にこれに限られず、たとえば、断面において、表面に山型の凹凸が連続的に形成された(のこぎり形に形成された)ブレーズ化回折格子を用いてもよい。ブレーズ化回折格子を用いることによって、半導体レーザから出射された光から、メインビームMと+1次回折光のサブビームAの2つのビームを形成することができ、トラッキング誤差信号の演算に用いないサブビームB(−1次回折光)を、殆ど生じないようにすることができる。したがって、メインビームMの光量を低下させることなく、サブビームAの光量を増加することができ、対物レンズシフトによるオフセットを補正するための第2のトラッキング誤差信号TES2の出力を大きくすることができる。この結果、演算後の第3のトラッキング誤差信号TES3によるトラッキング性能が向上してトラッキングが安定する。
本実施の形態における光集積ユニットにおいては、反射光分割手段としての偏光ホログラム1は、サブビームの反射光が偏光ホログラム1の領域内において第1の分割線51を避けた位置に到達するような位置に配置されている。この構成を採用することにより、サブビームの反射光を、容易に、第1の分割線を避けた位置に到達するようにできる。そのほか、サブビームの反射光が第1の分割線を避けた位置に到達するための構成に限定はない。たとえば、図1における回折格子3の回折角を所定の角度にすることによって、サブビームの反射光を第1の分割線を避けた位置に到達するようにすることができる。この調整は、回折格子3の格子ピッチを所定のピッチに設定することによって行なうことができる。
また、本実施の形態における光集積ユニットは、光源からの光を透過させるための機能と光記録媒体からの反射光を反射光分割手段に導くための機能とを有する光路分離手段を備える。この構成を採用することにより、反射光分割手段を往路の光軸とは避けて配置することができるため、反射光分割手段や光検出器の配置の自由度が向上して、光集積ユニットの設計に対して自由度が大きくなる。さらに、光路分離手段にカー回転角増倍の機能を付与して用いることができ、光磁気信号の検出機能が向上する。光磁気信号MOは、以下の式で得られる。
MO=S70−(S73+S78+S71+S75+S77+S79) …(8)
光路分離手段としては、好ましくは、偏光回折格子を含む。この構成を採用することによって、光路分離手段自体を薄く形成することができ、光集積ユニットの小型化および薄型化を図ることができる。
本発明に基づく光ピックアップ装置は、上述の光集積ユニットを備える。また、本発明に基づく光ディスク装置は、上述の光ピックアップ装置を備える。この構成を採用することによって、小型化を図ることができ、演算器の回路を簡単にした光ピックアップ装置および光ディスク装置を提供することができる。光ディスク装置としては、たとえばMD(ミニディスク装置)や、MO(光磁気ディスク装置)などに適用することができる。
(実施の形態2)
(構成)
図4を参照して、本発明に基づく実施の形態2における光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置について説明する。
図4は、本実施の形態における光ディスク装置の断面図である。光ディスク12に対して光を照射するための半導体レーザ18と、レーザ光からメインビームMと1つ以上のサブビームを形成するためのサブビーム形成手段として回折格子3が形成されていることは、実施の形態1における光集積ユニットと同様である。また、パッケージ16の内部に半導体レーザ18および光検出器7が配置され、パッケージ16の上部に硝材15が形成されていることや、硝材15の上部に偏光ホログラム1が配置されていることも実施の形態1における光集積ユニットと同様である。
本実施の形態における光路分離手段は、偏光ビームスプリッタ31を含む。偏光ビームスプリッタ31は、第1光学媒質33と第2光学媒質34との境界面によって形成されている。偏光ビームスプリッタ31としての境界面は、半導体レーザ18から発振されるレーザ光の光路において、レーザ光の進行方向に対して45°の傾きを有するように形成されている。また、発振されて光ディスク12に向かうレーザ光の光路上に形成されている。偏光ビームスプリッタ31としての境界面と平行になるように、第1光学媒質33と第2光学媒質34との境界面である反射面32が形成されている。反射面32は、発振されて光ディスク12に向かうレーザ光の光路を避けて形成されている。また、反射面32は、偏光ホログラム1の真上に配置されている。
その他の構成については、実施の形態1における構成と同様であるので、ここでは説明を繰返さない。
(作用・効果)
本実施の形態における光集積ユニットにおいて、半導体レーザ18からレーザ光が発振され、回折格子3によって少なくとも1つのサブビームが形成され、光ディスク12に照射されることは、実施の形態1における光集積ユニットと同様である。光ディスク12で反射された反射光は、偏光ホログラム1に導かれ、偏光ホログラム1で分割されて、光検出器7で信号が検出されることも実施の形態1における光集積ユニットと同様である。
半導体レーザ18から発振したレーザ光は、回折格子3においてサブビームが形成されたのちに、偏光ビームスプリッタ31を通過する。光ディスク12からの反射光は、偏光ビームスプリッタ31に入射してその方向が変えられる。図4においては、反射光の大部分が+X方向に光路を変えられる。さらに、反射光は、反射面32で反射して偏光ホログラム1に向かう。反射光は、偏光ホログラム1の主表面に対して垂直な方向から入射する。反射光は、偏光ホログラム1で分割されて、光検出器7で検出される。
本実施の形態においては、光路分離手段が第1光学媒質33と第2光学媒質34とが接する第1の面で形成されている。この構成を採用することにより、周知の硝材を貼り合わせた偏光ビームスプリッタなどで簡単に光路分離手段を形成することができ、光集積ユニットの低価格化に寄与してさらに生産性が向上する。
また、本実施の形態における光集積ユニットは、光路のうち、光路分離手段としての偏光ビームスプリッタと反射光分割手段としての偏光ホログラムとの間に、偏光ビームスプリッタの第1の面と平行になるような第1光学媒質と第2光学媒質とが接する第2の面を含む。この構成を採用することにより、偏光ホログラムに対して反射光を垂直な方向から容易に入射させることができるため、装置の設計が容易になる。また、偏光ホログラムの表面で、反射光が変形しないため、反射光の分割などが容易になる。さらに、偏光ホログラムを主表面が水平になるように形成することができるため、製造工程を簡略化でき、また、製造時の精度が向上する。
その他の作用・効果については実施の形態1における光集積ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置と同様であるのでここでは説明を繰返さない。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
(a)および(b)は、実施の形態1における光ディスク装置の概略断面図である。 実施の形態1における偏光ホログラムに入射する光の説明図である。 実施の形態1における光検出器および演算部の概略説明図である。 実施の形態2における光ディスク装置の概略断面図である。 (a)および(b)は、従来の技術に基づく光集積ユニットの説明図である。 従来の技術に基づく光集積ユニットのうち、偏光ホログラムに入射する光の説明図である。 従来の技術に基づく光検出器および演算部の概略説明図である。
符号の説明
1 偏光ホログラム、2 偏光回折格子、3 回折格子、4 0次回折光、5 +1次回折光、6 −1次回折光、7 光検出器、8 演算部、9 +1次回折光、10 コリメートレンズ、11 対物レンズ、12 光ディスク、14,15 硝材、16 パッケージ、17 光集積ユニット、18 半導体レーザ、20 光ピックアップ装置、21,22,23 減算器、24 増幅器、31 偏光ビームスプリッタ、32 反射面、33 第1光学媒質、34 第2光学媒質、35 光ディスク装置、40 メインビームM、41 サブビームA、42 サブビームB、45 メインビームM入射領域、46 サブビームA入射領域、47 サブビームB入射領域、51 第1の分割線、52 第2の分割線、61 a領域、62 b領域、63 c領域、64 d領域、65 e領域、66 f領域、70〜79 受光部、80〜83 領域、94,95,96,204,205,206 矢印、105 半導体レーザ、106 3ビーム回折格子、107 複合プリズム、107a PBS面、107b 反射ミラー面、108 1/4波長板、109 ホログラム素子、110 光検出器、119 発振光、120 反射光、121〜129 受光部、190 演算部、191,192,194,196 減算器、193 加算器、195 増幅器。

Claims (11)

  1. 光記録媒体に対して光を照射するための光源と、
    前記光からメインビームと1つ以上のサブビームを形成するためのサブビーム形成手段と、
    前記光記録媒体からの反射光を分割するための反射光分割手段と、
    前記反射光を検出するための光検出器と
    を備え、
    前記反射光分割手段は、前記光記録媒体が回転するときの半径方向と光学的に対応する方向に沿って形成された第1の分割線を含み、
    前記メインビームの反射光は前記第1の分割線を境界にして分割され、前記サブビームの反射光は前記第1の分割線を避けた位置に到達するように形成された、光集積ユニット。
  2. 前記反射光分割手段と前記光検出器とは、前記サブビームの反射光が前記第1の分割線を避けた位置に到達するような距離をあけて配置されている、請求項1に記載の光集積ユニット。
  3. 前記反射光分割手段は、前記半径方向と光学的に対応する方向に垂直な方向に形成された第2の分割線を含み、前記メインビームの反射光と前記サブビームの反射光の少なくとも一部とを前記第2の分割線を境界にして分割するように形成された、請求項1に記載の光集積ユニット。
  4. 前記サブビーム形成手段は、ブレーズ化された回折格子を含む、請求項1に記載の光集積ユニット。
  5. 前記サブビーム形成手段と前記光記録媒体との間に配置され、前記光源から前記光記録媒体に向かう光を透過させるための機能と、前記反射光の少なくとも一部を前記反射光分割手段に導くための機能とを有する光路分離手段を備える、請求項1に記載の光集積ユニット。
  6. 前記光路分離手段は、偏光回折格子を含む、請求項5に記載の光集積ユニット。
  7. 前記光路分離手段は、第1光学媒質と第2光学媒質とが接する第1の面で形成された、請求項5に記載の光集積ユニット。
  8. 前記光の経路のうち前記光路分離手段と前記反射光分割手段との間に、前記第1の面と平行になるような前記第1光学媒質と前記第2光学媒質とが接する第2の面を含む、請求項7に記載の光集積ユニット。
  9. 光記録媒体に対して光を照射するための光源と、
    前記光からメインビームと1つ以上のサブビームを形成するためのサブビーム形成手段と、
    前記光記録媒体からの反射光を分割するための反射光分割手段と、
    前記反射光を検出するための光検出器と、
    前記光源から出射された光を前記光記録媒体において集光させるための対物レンズと
    を備え、
    前記反射光分割手段は、前記光記録媒体が回転するときの半径方向と光学的に対応する方向に沿って形成された第1の分割線を含み、
    前記メインビームの反射光は前記第1の分割線を境界にして分割され、前記サブビームの反射光は前記第1の分割線を避けた位置に到達するように形成された、光ピックアップ装置。
  10. 前記反射光分割手段は、前記半径方向と光学的に対応する方向に垂直な方向に形成された第2の分割線を含み、
    前記第2の分割線を境界に前記メインビームの反射光が分割されて形成される2つの分割光の検出信号を演算することにより、第1のトラッキング誤差信号を形成するための手段と、
    前記第2の分割線を境界に前記サブビームの反射光が分割されて形成される2つの分割光の検出信号を演算することにより、第2のトラッキング誤差信号を形成するための手段と、
    前記第1のトラッキング誤差信号と前記第2のトラッキング誤差信号とを用いて演算することにより、第3のトラッキング誤差信号を形成するための手段と
    を備える、請求項9に記載の光ピックアップ装置。
  11. 光記録媒体に対して光を照射するための光源と、
    前記光からメインビームと1つ以上のサブビームを形成するためのサブビーム形成手段と、
    前記光記録媒体からの反射光を分割するための反射光分割手段と、
    前記反射光を検出するための光検出器と、
    前記光集積ユニットから出射された光を前記光記録媒体において集光させるための対物レンズと、
    光磁気記録方式の前記光記録媒体と
    を備え、
    前記反射光分割手段は、前記光記録媒体が回転するときの半径方向と光学的に対応する方向に沿って形成された第1の分割線を含み、
    前記メインビームの反射光は前記第1の分割線を境界にして分割され、前記サブビームの反射光は前記第1の分割線を避けた位置に到達するように形成された、光ディスク装置。
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