JP4014905B2 - 車両用衝撃吸収シート構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、後突時における衝撃荷重を吸収することにより、その衝撃荷重から着座者を保護する車両用衝撃吸収シート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
被追突、あるいはバック走行時の衝突等の自動車後部での衝突、いわゆる後突時における衝撃荷重を吸収して、この後突時の衝撃荷重から着座者を保護する衝撃吸収シートが、自動車等の車両用シートとして種々提供されている。
【0003】
この種のシートの一例が、たとえば特開平07−132767号公報等に開示されている。この構成のシートにおいては、リクライニング装置の一部に、蛇行した補強リブ部が設けられ、この補強リブ部での座屈変形を伴うシートバックの後傾によって、後突時における衝撃荷重の吸収が可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前出の特開平07−132767号公報に開示の構成によれば、リクライニング装置の補強リブ部の座屈変形によるシートバックの後傾のもとで、後突時の衝撃荷重は吸収される。しかしながら、この公知の構成においては、シートクッションを伴わないシートバックのみの後傾であるため、その作動時、着座者の着座姿勢、特に上体姿勢は大きく変動する。
【0005】
つまり、公知の構成においては、後突時の衝撃荷重が吸収できるとはいえ、それに伴った強制的な姿勢変動により、着座者に姿勢上での負担を強いることも否定できない。
【0006】
この発明は、姿勢変動を伴うことなく後突時の衝撃荷重を吸収可能とする車両用衝撃吸収シート構造の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載のこの発明の車両用衝撃吸収シート構造によれば、床体側部材に下端の固定された固定のフロントレッグアーム、および床体側部材に下端の枢着された前後揺動自在な可動のリヤレッグアームの各上端に対するシート側部材の枢着のもとで、シートが支持され、前記フロントレッグアームは、車両後突時の衝撃荷重を基に設定された耐荷重値以上の荷重の入力によって座屈変形される脆弱部材としてなり、車両後突時、設定耐荷重値以上の衝撃荷重の入力によるフロントレッグアームの座屈変形に伴った、前記リヤレッグアームの後方揺動により、後方へのシートの移動を可能とするとともに、このシートの後方移動量を、所定のストッパ手段によって特定量内に規定可能としている。
【0008】
そして、シートが、駆動手段によって回動される駆動リンクを備えたリフター付きシートとしてなり、この駆動リンクの自由端をシート側部材として、リヤレッグアームの上端が枢着されている。そして、シート左右のサイドブラケット間に、駆動リンクの回動支点となるリンクシャフトが架設、軸支され、このリンクシャフトを、リヤレッグアームの前方位置で、リヤレッグアームへの係合を可能に配置することにより、シートの後方移動量を規定するストッパ手段としている。
【0009】
また、請求項2記載の発明においては、フロントレッグアームが、シートの外側に向けて折曲された外側フランジを、その周縁に有して形成されている。
【0010】
更に、請求項3記載の発明においては、床体側部材に下端の固定された固定のフロントレッグアーム、および床体側部材に下端の枢着された前後揺動自在な可動のリヤレッグアームの各上端に対するシート側部材の枢着のもとで、シートが支持され、前記フロントレッグアームは、車両後突時の衝撃荷重を基に設定された耐荷重値以上の荷重の入力によって座屈変形される脆弱部材としてなり、車両後突時、設定耐荷重値以上の衝撃荷重の入力によるフロントレッグアームの座屈変形に伴った、前記リヤレッグアームの後方揺動により、後方へのシートの移動を可能とするとともに、このシートの後方移動量を、所定のストッパ手段によって特定量内に規定可能としている。
そして、シャフトが、リヤレッグアームの前方位置で、リヤレッグアームへの係合可能にシート左右のサイドブラケット間に架設、軸支され、車両後突時、リヤレッグアームの後方揺動により後方へのシートの移動を可能とするとともに、リヤレッグアームへのシャフトの係合によって、シートの後方移動量を特定量内に規定するストッパ手段としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
図1に示すように、この発明に係る車両用衝撃吸収シート構造10においては、シート(車両用シート)12が、それぞれ左右一対のフロントレッグアーム14とリヤレッグアーム16とによって支持されている。
【0013】
この発明の実施の形態においては、シート12が、自動車等に搭載される、シートスライド装置18を有するスライドシートとして具体化されていることから、このシートスライド装置のアッパレール20が、実施の形態における床体側部材として例示できる。そこで、この実施の形態においては、フロントレッグアーム14、およびリヤレッグアーム16の各下端が、このシートスライド装置のアッパレール(床体側部材)20にそれぞれ連結されている。
【0014】
この発明においては、フロントレッグアーム14の下端が、たとえば前後2ヵ所の、リベット等の固定ピン22によって、アッパレール20に回動不能に固定されている。これに対し、リヤレッグアーム16の下端は、枢支ピン24により、アッパレール20に揺動自在に連結されている。そして、この固定のフロントレッグアーム14、および可動のリヤレッグアーム16の各上端に対するシート側部材の枢着のもとで、シート12は支持されている。
【0015】
シート前部におけるシート側部材としては、シート12の左右側部に配設されたサイドブラケット26が利用でき、たとえば枢支ピン28によって、フロントレッグアーム14の上端がサイドブラケット(シート側部材)に連結、枢着されている。
【0016】
ここで、図1に示すように、この発明の実施の形態においては、シート12が、駆動手段30によって回動される駆動リンク32を備えたリフター付きシートとして具体化されており、この駆動リンクの自由端32aが、シート後部におけるシート側部材として、リヤレッグアーム16の上端に枢支ピン34を介して枢着されている。
【0017】
図1に加えて図2を見るとわかるように、駆動リンク32は、シート12の左右それぞれに配置され、その一体回動を可能に、リンクシャフト36を介して一体的に連結されている。
【0018】
なお、駆動リンク32の形状は、駆動手段30の配される側の駆動側リンク32-1と、その他方側に位置する従動側リンク32-2とによって異なり、駆動側リンクは、たとえば、ピニオン38の噛合されるセクタギヤ40をその作動端32bに有したシーソー型リンクとして形成されている。そして、このシーソー型リンク(駆動側リンク)32-1、および従動側リンク32-2の固定されたリンクシャフト36は、シート左右のサイドブラケット26間に架設、軸支され、このリンクシャフトを中心として、この各リンクは回動可能となっている。
【0019】
このようなシーソー型リンク32-1を駆動リンク32に有した構成によると、操作ハンドル(駆動手段)30の操作に伴うピニオン38の回転により、シーソー型リンク、および従動側リンク32-2は、リンクシャフト36を中心として対応方向に回動される。そして、リンクシャフト36を回動支点として駆動リンク32(32-1,32-2)が回動されると、この駆動リンクはリヤレッグアーム16の上端を作動支点としたてこ運動を呈するため、この駆動リンクのてこ運動により、シート12の後部は、フロントレッグアーム14上端の枢支ピン28を支点として、上下方向に回動、つまりは昇降される。
【0020】
ところで、この発明においては、フロントレッグアーム14が、設定耐荷重値以上の荷重の入力により座屈変形される脆弱部材として形成されている。そして、このフロントレッグアーム14には、車両後突時の衝撃により発生する衝撃荷重の作用のもとでの座屈変形が要求されるため、たとえば、想定衝撃荷重より若干低めの値として、その耐荷重値は設定される。
【0021】
フロントレッグアーム14の耐荷重値は、通常、その剛性により設定されるが、それに加えて、この発明の実施の形態においては、図1、および図3に示すように、このフロントレッグアームが、シート12の外側に向けて折曲された外側フランジ14aを、その周縁に有して形成されたものとして具体化されている。
【0022】
この発明の車両用衝撃吸収シート構造10を備えたシート12においては、リヤレッグアーム16が、床体側部材となるアッパレール20に対して回動自在であるため、シートに入力される前後方向への荷重は、アッパレールに対して固定されたフロントレッグアーム14にほぼ集中的に作用することになる。しかしながら、後突時以外の、いわゆる通常時においては、フロントレッグアーム14の座屈変形は生じないため、フロントレッグアームはその原形のまま維持される。
【0023】
そして、車両の後突が発生し、図1に示すように、その衝撃に起因する、フロントレッグアーム14に設定された耐荷重値以上の衝撃荷重Fが着座者からシート12に入力されると、フロントレッグアームが、その衝撃荷重により座屈変形する。すると、このフロントレッグアーム14の座屈変形は、シート12の後方移動に伴うものであるから、シートは、このフロントレッグアームの座屈変形、およびリヤレッグアーム16の後方揺動を伴って、図4に示すように後方に移動される。
【0024】
つまり、この発明は、フロントレッグアーム14の座屈変形、およびリヤレッグアーム16の後方揺動によるシート12の後方移動のもとで、後突の際の衝撃荷重を吸収するものとなっている。
【0025】
なお、リヤレッグアーム16の後方揺動を伴って、シート12は後方移動されるため、このシートは、その角度を大きく変えることなく、ほぼ平行に近い状態で後方に移動される。
【0026】
ここで、この発明においては、シート12の後方移動量を規制するストッパ手段が設けられている。このストッパ手段として、たとえば、シート左右のサイドブラケット26間に架設、軸支されたリンクシャフト36が例示でき、図4に示すように、このリンクシャフト(ストッパ手段)を、リヤレッグアーム16の前方位置で、リヤレッグアームに係合可能に配置することによって、リヤレッグアームの後方揺動量、ひいてはシート12の後方移動量は特定量内に規定される。
【0027】
上記のように、この発明の車両用衝撃吸収シート構造10は、シート12の全体的な後方移動のもとで、後突の際の衝撃荷重を吸収可能とし、この衝撃荷重の吸収によって、着座者に対する保護性能を確保するものとなっている。つまり、着座姿勢を大きく変動させることなく後突時の衝撃荷重が吸収できるため、着座者に姿勢上での負担を強いることがなくなる。
【0028】
公知の構成において生じるような、シートバックをシートクッションに対して後傾させた場合の姿勢変動は、着座者の意に反して強制的に行われるものであり、また、シートバックの後傾は、着座者の視線を上方に向けるものであるため、その作動時に、着座者に必要以上の不安感を与えることも否定できない。
【0029】
これに対し、この発明においては、着座者の着座姿勢をほとんど変えることなく、シート12が特定量だけ後方に移動するにすぎないため、着座者に過度の不安感を与えることなく、後突時の衝撃荷重を吸収することが可能となる。
【0030】
従って、着座者の過度の不安を取り除くことも可能となることから、この発明によれば、着座者の内的な安全性をも同時に向上させることが十分に可能となる。
【0031】
また、リヤレッグアーム16に対するリンクシャフト36の係合のもとで、シート12の後方移動量を規定しているため、シートの過剰な後方移動が確実に阻止される。従って、着座者の外的安全性が一層向上可能となる。
【0032】
ここで、この発明の実施の形態においては、シート12の外方に向けて折曲された外方フランジ14aをその周縁に有する形態として、フロントレッグアーム14が具体化されている。このようなフロントレッグアーム14の形態であれば、外方フランジ14aがシート外方へのフロントレッグアームの座屈変形を抑止する補剛機能を有するため、フロントレッグアームは、その座屈変形の際に自ずとシート内方に座屈、折曲されることになる。
【0033】
つまり、この実施の形態のように、フロントレッグアーム14を外方フランジ14aの設けられた形態とすれば、シート外方へのフロントレッグアームの座屈変形が確実に防止可能となるため、フロントレッグアームの座屈変形後における着座者の安全性が容易に確保可能となる。
【0034】
また、この実施の形態においては、シート12の後方移動量を規定可能とするストッパ手段として、駆動リンク32の回動支点となるリンクシャフト36を例示しているが、シートの特定量以上の後方移動を規制可能とすれば足りるため、これに限定されず、たとえば、リヤレッグアーム16、あるいはシートに係合する専用のストッパ部材を用いて、シートの後方移動量を規定する構成としてもよい。
【0035】
しかしながら、この実施の形態のように、リンクシャフト36をストッパ手段として利用すれば、部品点数の増加を伴うことなく、シート12の後方移動量が規定できるため、その構成の簡素化が確実にはかられるとともに、コストも確実に低減される。
【0036】
なお、この発明の実施の形態において具体化したシートリフター、つまり駆動側リンクをシーソー型リンク32-1としたシートリフターの構成はその一例にすぎず、その形態に限定するものではない。更に、シートリフターの有無は、この発明の趣旨に直接関わるものでないため、シートリフターを持たないシートにも、この発明は十分に応用可能となる。
【0037】
また、この発明の実施の形態としては、床体側部材としてシートスライド装置のアッパレール20を具体化しているが、これに限定されないのはいうまでもない。つまり、床体側に位置する、シート12を支持する支持ベースとなり得る部材であれば足りるため、他の部材、たとえば、シートスライド装置を有しないシートであれば床体自体、あるいは床体に固定された固定ブラケット等が、この発明でいう床体側部材として例示できる。
【0038】
これと同様に、シート側部材も、サイドブラケット26、および駆動リンクの自由端32aに限定されず、他の部材をシート側部材として利用してもよい。
【0039】
なお、この発明の実施の形態においては自動車用シートを例示しているが、自動車に限定されず、それ以外の車両用シートにも、この発明は適用可能である。
【0040】
上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】
上記のように、この発明に係る車両用衝撃吸収シートによれば、シートの全体的な後方移動のもとで、後突の際の衝撃荷重を吸収可能としているため、着座姿勢を大きく変動させることなく後突時の衝撃荷重が吸収でき、従って、着座者に姿勢上での負担を強いることがなくなる。
【0042】
そして、着座者の着座姿勢をほとんど変えることなく、シートを特定量だけ後方に移動させるにすぎないため、着座者に過度の不安感を与えることなく、後突時の衝撃荷重を吸収することが可能となる。従って、着座者の過度の不安を取り除くことも可能となることから、この発明によれば、着座者の内的な安全性をも同時に向上させることが十分に可能となる。
【0043】
更に、ストッパ手段によってシートの後方移動量を規定しているため、シートの過剰な後方移動が確実に阻止される。従って、着座者の外的安全性が一層向上可能となる。
【0044】
また、シートリフターをなす駆動リンクのリンクシャフトを、シート左右のサイドブラケット間に架設、軸支し、このリンクシャフトを利用してストッパ手段とすれば、構成の簡素化が確実にはかられる。
【0045】
そして、シートの外方に向けて折曲された外方フランジをその周縁に有する形態として、フロントレッグアームを形成すれば、シート内方へのフロントレッグアームの座屈、折曲が確保できる。つまり、シート外方へのフロントレッグアームの座屈変形が確実に防止可能となるため、フロントレッグアームの座屈変形後における着座者の安全性が容易に確保可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】初期状態における、シート内方側から見た、この発明に係る車両用衝撃吸収シート構造の概略正面図である。
【図2】駆動リンクの概略斜視図である。
【図3】図1の線A−Aに沿った概略部分断面図である。
【図4】後突発生後における、シート内方側から見た、車両用衝撃吸収シート構造の概略正面図である。
【符号の説明】
10 車両用衝撃吸収シート
14 フロントレッグアーム
16 リヤレッグアーム
20 アッパレール(床体側部材)
26 サイドブラケット(シート側部材)
32a 駆動リンクの自由端(シート側部材)
36 リンクシャフト(ストッパ手段)

Claims (3)

  1. 床体側部材に下端の固定された固定のフロントレッグアーム、および床体側部材に下端の枢着された前後揺動自在な可動のリヤレッグアームの各上端に対するシート側部材の枢着のもとで、シートが支持され、前記フロントレッグアームは、車両後突時の衝撃荷重を基に設定された耐荷重値以上の荷重の入力によって座屈変形される脆弱部材としてなり、車両後突時、設定耐荷重値以上の衝撃荷重の入力によるフロントレッグアームの座屈変形に伴った、前記リヤレッグアームの後方揺動により、後方へのシートの移動を可能とするとともに、このシートの後方移動量を、所定のストッパ手段によって特定量内に規定可能とした車両用衝撃吸収シート構造において、
    シートが、駆動手段によって回動される駆動リンクを備えたリフター付きシートとしてなり、この駆動リンクの自由端をシート側部材として、リヤレッグアームの上端が枢着されるとともに、シート左右のサイドブラケット間に、駆動リンクの回動支点となるリンクシャフトが架設、軸支され、このリンクシャフトを、リヤレッグアームの前方位置で、リヤレッグアームへの係合を可能に配置することにより、シートの後方移動量を規定するストッパ手段としたことを特徴とする車両用衝撃吸収シート構造。
  2. フロントレッグアームが、シートの外側に向けて折曲された外側フランジを、その周縁に有して形成された請求項記載の車両用衝撃吸収シート構造。
  3. 床体側部材に下端の固定された固定のフロントレッグアーム、および床体側部材に下端の枢着された前後揺動自在な可動のリヤレッグアームの各上端に対するシート側部材の枢着のもとで、シートが支持され、前記フロントレッグアームは、車両後突時の衝撃荷重を基に設定された耐荷重値以上の荷重の入力によって座屈変形される脆弱部材としてなり、車両後突時、設定耐荷重値以上の衝撃荷重の入力によるフロントレッグアームの座屈変形に伴った、前記リヤレッグアームの後方揺動により、後方へのシートの移動を可能とするとともに、このシートの後方移動量を、所定のストッパ手段によって特定量内に規定可能とした車両用衝撃吸収シート構造において、
    シャフトが、リヤレッグアームの前方位置で、リヤレッグアームへの係合可能にシート左右のサイドブラケット間に架設、軸支され、
    車両後突時、リヤレッグアームの後方揺動により後方へのシートの移動を可能とするとともに、リヤレッグアームへのシャフトの係合によって、シートの後方移動量を特定量内に規定するストッパ手段としたことを特徴とする車両用衝撃吸収シート構造。
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