JP2016107753A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用シートにおいて、比較的簡素な構造で、背凭れの角度を倒した際も乗員の肩甲骨付近を保持することが可能な車両用シートを提供する。【解決手段】シートの座面部となるシートクッションと、前記シートクッションの背側に設けられ、シートの背凭れ部となるシートバックと、を有する車両用シートであって、前記シートバックは、シートの骨格となるシートフレームに対する当該シートバックの角度を調節可能に設けられた第1の傾倒部と、前記第1の傾倒部の上部側に回動可能に設けられた第2の傾倒部と、を備え、前記第1の傾倒部を車両後方に倒すことにより、前記第2の傾倒部が前記シートフレームに設けられた突出し部と当接し、前記第2の傾倒部が前記第1の傾倒部より突出することを特徴とする。【選択図】図1A
Description
本発明は、車両用シートに関し、特に、車両用シートの背凭れの角度調節に関する。
自動車用シートなどの車両用シートは安全性やホールド性、乗降性(乗り降りのしやすさ)など様々な機能が求められると同時に、座り心地や振動吸収性能といった乗員の快適性向上に対する要求も多い。
したがって、車両用シートの基本的な機能に加えて、乗員の快適性をより向上するためのシート作りの取り組みがなされている。
本技術分野の背景技術として、特開平8−11603号公報(特許文献1)がある。特許文献1には、「分離された上半部、下半部の組み合わせからなる中折れ式に形成されたシートバックと;フロントリンクによる前端部の支持、および、リヤリンクによるシートバックへの連結によって、シートバックの搖動に追従してスイング可能に設けられたシートクッションと、モータの駆動のもとで、シートバックを前後方向に搖動させるパワーリクライナーと;を備えたパワーコンフォートシート構造において、シートバックの下半部の上端にリンクの支点が枢着され、リンクの一端に、シートバックの上半部の下端が連結、固定されるとともに、リンクの他端が、回動自在な連結手段を介して、所定の固定部材に回動可能に連結されたことを特徴とするパワーコンフォートシート構造」が開示されている。
上記パワーコンフォートシート構造によれば、パワーリクライナーからなるパワーモジュールの作動のみによって、シートバックのリクライニングに追従したシートクッションのスイングおよびシートバックの中折れが得られるようになり、パワーコンフォートシート構造における構成の簡素化、および、コスト低減化を図ることができるとしている。
上記のように、自動車用シートなどの車両用シートにおいては、その製造コストを抑えつつ、乗員の快適性をより満足するシートづくりが重要な課題となっている。
従来の自動車用シートにおいては、例えば、図14Aおよび図14Bに示すように、背凭れとなるシートバック3を乗員の後方に倒した際、シートバック3と乗員の肩甲骨付近との間に隙間が生じ、肩甲骨付近を十分にサポートすることが困難であり、長時間の運転後には疲労が蓄積してしまう。
上記の特許文献1のパワーコンフォートシート構造により、背凭れを倒した際でも乗員の肩甲骨付近を保持することが可能であるが、そのシート構造は複雑であり、モータ等の駆動源を必要とするため、コスト面やメンテナンス面において課題があった。
そこで、本発明の目的は、車両用シートにおいて、比較的簡素な構造で、背凭れの角度を倒した際も乗員の肩甲骨付近を保持することが可能な車両用シートを提供することにある。
本発明は、シートの座面部となるシートクッションと、前記シートクッションの背側に設けられ、シートの背凭れ部となるシートバックと、を有する車両用シートであって、前記シートバックは、シートの骨格となるシートフレームに対する当該シートバックの角度を調節可能に設けられた第1の傾倒部と、前記第1の傾倒部の上部側に回動可能に設けられた第2の傾倒部と、を備え、前記第1の傾倒部を車両後方に倒すことにより、前記第2の傾倒部が前記シートフレームに設けられた突出し部と当接し、前記第2の傾倒部が前記第1の傾倒部より突出することを特徴とする。
また、本発明は、シートフレームに対して、シートバックが傾倒する背凭れ角度調整機構を備えた車両用シートにおいて、前記シートバックの座面側にシートのクッション材となるパッドを受ける第1の傾倒部材と、前記第1の傾倒部材の前面上部に前記第1の傾倒部材と接続され、前記第1の傾倒部材に対して、突出、或いは、傾倒する第2の傾倒部材と、を備え、前記シートフレームは、前記第2の傾倒部材と当接する突出し部を有し、前記第1の傾倒部材を車両後方に倒すことにより、前記第2の傾倒部材が前記突出し部により押し出されることを特徴とする。
本発明によれば、背凭れの角度を倒した際にも、比較的簡素な構造で乗員の肩甲骨付近を保持することが可能となり、乗員の疲労の蓄積を抑制することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
なお、本発明の説明がわかりやすいよう、各図面において本発明に直接関係しないシートのクッション材(ワディング)やシートカバー(トリムカバー)等は省略しており、各実施例においてもその説明を省略する。
図1Aに、本発明の一実施例である自動車などに用いられる車両用シートの全体概要を示す。実施例1における車両用シート1は、図1に示すように、その主な部位として、シートの座面部となるシートクッション2、シートクッション2の背側に設けられ、シートの背凭れ部となるシートバック3、乗員の頭部および頸部を保護するヘッドレスト4などを有している。シートクッション2の両脇には、座面部のサイド部分のサポートとなるサイドサポート5が設けられている。シートバック3は、シートクッション2に対するその角度をリクライニングレバー6により調節することができる。
シートバック3は、シートの骨格となるシートフレーム9に支持されるように備え付けられている。また、シートバック3には、その上部側、すなわち、乗員が着座した際に乗員の肩甲骨付近に対応する位置に中折れ部7が設けられている。なお、中折れ部7は、図示しない蝶番などにより、回動可能にシートバック3に設けられている。
シートフレーム9のシートバック3側には、突出し部(突出部)8が設けられており、シートフレーム9に対してシートバック3を車両後方側に倒した場合、突出し部(突出部)8が中折れ部7に当接し、中折れ部7がシートバック3から押し出される構造となっている。
図1Bに、図1Aで説明した中折れ部7および突出し部(突出部)8付近の様子を示す。図1Bは、図1Aの車両用シート1におけるシートバック3の上部側を側面から見た図である。
上記で説明したように、シートフレーム9のシートバック3側には、突出し部(突出部)8が設けられている。また、シートバック3は、2つの可動支柱10を介してシートフレーム9に支持されるように設けられている。これにより、シートバック3は、シートフレーム9に対する位置を車両の前後方向に傾倒可能となっている。
シートバック3の上部側には、蝶番などにより、中折れ部7が回動可能にシートバック3に設けられている。
シートフレーム9に対してシートバック3を車両後方側に倒した場合の状態を、図2Aおよび図2Bに示す。
シートバック3をシートフレーム9に対して車両後方側に倒した場合、つまり、図2Bに示すように、複数の可動支柱10を介してシートフレーム9に支持されているシートバック3を車両後方側に傾倒した場合、シートフレーム9に設けられた突出し部(突出部)8に中折れ部7が当接し、中折れ部7がシートバック3から突出する。
図3A乃至図3Cに、シートフレーム9に設けられる突出し部(突出部)8の構成を示す。なお、図3Bは図3AにおけるA−A’断面を示しており、図3Cは図3AにおけるB−B’断面を示している。
図3Aに示すように、突出し部(突出部)8は、2つのバネA12およびバネB13を介して、シートフレーム9に設けられる構造となっている。突出し部(突出部)8、バネA12、バネB13は、外カバー11により覆われている。
突出し部(突出部)8の中央部には、スリット14が設けられており、図3Bに示すように、スリット14を貫通して位置決めピンA15が設けられている。突出し部(突出部)8は、位置決めピンA15により、移動可能な範囲を制限されている。
位置決めピンA15には、図3Bに示すように、複数の凸部(突起部)17が設けられており、外カバー11に設けられた複数の凹部(窪み)16と嵌合する構造となっている。
この凸部(突起部)17および凹部(窪み)16を用いて、シートフレーム9からの突出し部(突出部)8の突出量を調整することが可能となっている。突出し部(突出部)8の突出量を少なくしたい場合は、図3Aの右側の凹部(窪み)16に凸部(突起部)17を嵌合する。反対に、突出し部(突出部)8の突出量を多くしたい場合は、図3Aの左側の凹部(窪み)16に凸部(突起部)17を嵌合する。これにより、シートフレーム9からの突出し部(突出部)8の突出量を調整することができ、シートバック3を車両後方側に傾倒した場合、中折れ部7のシートバック3からの突出量の調整が可能となる。
図4A乃至図6Cを用いて、上記で説明した突出し部(突出部)8による中折れ部7の傾倒機構を作用させない場合について説明する。
図6A乃至図6Cに示すように、位置決めピンA15の凸部(突起部)17を外カバー11の最も右側、すなわち、シートフレーム9側の凹部(窪み)16に嵌合する。これにより、図6Aに示すように、外カバー11からの突出し部(突出部)8の突出しは殆ど無くすことができる。
以上のような操作により、図4Aおよび図4Bに示すように、中折れ部7と突出し部(突出部)8との距離は広くなり、図5Aおよび図5Bに示すように、シートバック3をシートフレーム9側、すなわち、車両後方側に傾倒した場合においても、突出し部(突出部)8が中折れ部7に当接しないようにすることができる。
図7に、本実施例において説明した車両用シートの突出し部(突出部)8による中折れ部7の傾倒機構の作動状態および未作動状態を示す。図7に示すように、突出し部(突出部)8による中折れ部7の傾倒機構を作動させた場合、シートバック3を車両後方に倒しても、中折れ部7が突出し部(突出部)8により前方に押し出され、乗員の肩甲骨付近を保持することができる。
以上説明したように、本実施例の車両用シートによれば、背凭れの角度を倒した際にも、比較的簡素な構造で乗員の肩甲骨付近を保持することが可能となり、乗員の疲労の蓄積を抑制することができる。
また、図3A乃至図3C、或いは、図6A乃至図6Cに示した突出し部(突出部)8のような構成とすることで、作動量の調節、機能の停止、および撓み特性(F−S特性)の調節も簡単な構造で実現することができる。
なお、本実施例においては、中折れ部7と突出し部(突出部)8がそれぞれ別個に設けられている例を説明したが、中折れ部7と突出し部(突出部)8を可動支柱などにより回動可能に連結(接続)して設けてもよい。
図8Aおよび図8Bを用いて、本発明における突出し部(突出部)8の別の実施例を説明する。なお、図3A或いは図6Aと同じ構成については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図8Aおよび図8Bに示す突出し部(突出部)8は、一方のバネA12にストッパー18が設けられている点において、図3A或いは図6Aの突出し部(突出部)8とは異なっている。ストッパー18には位置決めピンA15と同様にその一部に凸部(突起部)が設けられており、突出し部(突出部)8に設けられた凹部(窪み)16に嵌合する構造となっている。
図8Aに示すように、ストッパー18の凸部(突起部)を最も左側の凹部(窪み)16と嵌合させた場合、突出し部(突出部)8の2つのバネ、つまり、バネA12およびバネB13は、バネとして通常に機能し、各々のバネの弾性力を突出し部(突出部)8および外カバー11の間に作用させることができる。
一方、図8Bに示すように、ストッパー18の凸部(突起部)をシートフレーム9側の凹部(窪み)と嵌合させた場合、バネA12の弾性力を機能しないようにすることができる。このような突出し部(突出部)8の構成とすることで、突出し部(突出部)8および外カバー11間の複数のバネによる弾性力を調整することが可能となる。
なお、ストッパー18の凸部(突起部)と嵌合する凹部(窪み)を複数設けることにより、突出し部(突出部)8および外カバー11間の複数のバネによる弾性力をより細かく調整することができる。
図9乃至図13Bを用いて、本発明における突出し部(突出部)8による中折れ部7の傾倒機構の他の実施例を説明する。なお、他の実施例と同じ構成については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施例における中折れ部7の傾倒機構は、図示しないシートフレーム9に設けられた支持部21にバネC(コイルバネ)19を介して、レバー状の突出し部(突出部)8が設けられている。また、シートバック3には、図示しない蝶番により中折れ部7が回動可能に設けられている。シートバック3には、図9に示すように、切欠き部が設けられており、この切欠き部をレバー状の突出し部(突出部)8が前後に移動できる構造となっている。
図10Aおよび図10Bに示すように、シートバック3をシートフレーム9側、すなわち、車両後方側に傾倒させた場合、バネC(コイルバネ)19を介してシートフレーム9に設けられたレバー状の突出し部(突出部)8が中折れ部7と当接し、中折れ部7がシートバック3より押し出される。
なお、支持部21および突出し部(突出部)8の連結部分には、位置決めピンB20が設けられており、位置決めピンB20の位置を調整することにより、バネC(コイルバネ)19による突出し部(突出部)8の弾性力を調整することができる。
図11乃至図13Bは、上記で説明した突出し部(突出部)8による中折れ部7の傾倒機構のより詳細な構成を示している。
図12は、図11における破線部分の拡大図、すなわち、レバー状の突出し部(突出部)8がシートフレーム9に設けられている様子をより詳細に示している。また、図13Aは、図12におけるC−C’断面を示しており、図13Bは、図12におけるD−D’断面を示している。
図13Aに示すように、バネC(コイルバネ)19は、支持部21と突出し部(突出部)8を締結するボルトの軸に組み付けられている。
また、図13Bに示すように、レバー状の突出し部(突出部)8と支持部21の間には、支持部21に設けられた複数の位置決め穴24と位置決めピンB20による位置調整機構が設けられている。上記で説明したように、位置決めピンB20の位置を調整することにより、バネC(コイルバネ)19による突出し部(突出部)8の突出量を調整することが可能となっている。
以上説明したように、各実施例の車両用シートによれば、背凭れの角度を倒した際にも、比較的簡素な構造で乗員の肩甲骨付近を保持することが可能となり、乗員の疲労の蓄積を抑制することができる。
また、各実施例のような中折れ部7および突出し部(突出部)8のような構成とすることで、作動量の調節、機能の停止、および撓み特性(F−S特性)の調節も簡単な構造で実現することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…車両用シート、2…シートクッション、3…シートバック、4…ヘッドレスト、5…サイドサポート、6…リクライニングレバー、7…中折れ部、8…突出し部(突出部)、9…シートフレーム、10…可動支柱、11…外カバー、12…バネA、13…バネB、14…スリット、15…位置決めピンA、16…凹部(窪み)、17…凸部(突起部)、18…ストッパー、19…バネC(コイルバネ)、20…位置決めピンB、21…支持部、22…締結ボルト、23…突出し部(突出部)8の支持部21側の端部、24…位置決め穴、25…ハンドル。
Claims (10)
- シートの座面部となるシートクッションと、
前記シートクッションの背側に設けられ、シートの背凭れ部となるシートバックと、を有する車両用シートであって、
前記シートバックは、シートの骨格となるシートフレームに対する当該シートバックの角度を調節可能に設けられた第1の傾倒部と、
前記第1の傾倒部の上部側に回動可能に設けられた第2の傾倒部と、を備え、
前記第1の傾倒部を車両後方に倒すことにより、前記第2の傾倒部が前記シートフレームに設けられた突出し部と当接し、前記第2の傾倒部が前記第1の傾倒部より突出することを特徴とする車両用シート。 - 前記第2の傾倒部は前記突出し部と回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記突出し部は、少なくとも1つ以上のバネを介して前記シートフレームに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シート。
- 前記突出し部は、少なくとも2つ以上の複数のバネを介して前記シートフレームに設けられ、
前記複数のバネのうち、少なくとも1つ以上のバネの弾性力を無効にする弾性力調節手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シート。 - 前記突出し部は、前記第1の傾倒部に対する前記第2の傾倒部の突出量を調節可能な突出量調節手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両用シート。
- シートフレームに対して、シートバックが傾倒する背凭れ角度調整機構を備えた車両用シートにおいて、
前記シートバックの座面側にシートのクッション材となるパッドを受ける第1の傾倒部材と、
前記第1の傾倒部材の前面上部に前記第1の傾倒部材と接続され、前記第1の傾倒部材に対して、突出、或いは、傾倒する第2の傾倒部材と、を備え、
前記シートフレームは、前記第2の傾倒部材と当接する突出し部を有し、
前記第1の傾倒部材を車両後方に倒すことにより、前記第2の傾倒部材が前記突出し部により押し出されることを特徴とする車両用シート。 - 前記第2の傾倒部は前記突出し部と回動可能に連結されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用シート。
- 前記突出し部は、少なくとも1つ以上のバネを介して前記シートフレームに設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載の車両用シート。
- 前記突出し部は、少なくとも2つ以上の複数のバネを介して前記シートフレームに設けられ、
前記複数のバネのうち、少なくとも1つ以上のバネの弾性力を無効にする弾性力調節手段を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の車両用シート。 - 前記突出し部は、前記第1の傾倒部に対する前記第2の傾倒部の突出量を調節可能な突出量調節手段を備えることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の車両用シート。
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