JP4014359B2 - 回転センサ付き軸受およびこれを用いたモータ - Google Patents

回転センサ付き軸受およびこれを用いたモータ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は回転センサ付き軸受およびこれを用いたモータに関し、特に、回転検出機能を必要とする軸を支持する回転センサ付き軸受に関し、特に、汎用モータのように大きな磁界を発生する付近に使用される回転センサ付き軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来の回転センサ付き軸受の縦断面図である。図11において、回転センサ付き軸受は、外輪1と内輪3および転動体2からなる転がり軸受で構成されており、回転側(たとえば内輪3側)にパルサーリング4が芯金5を介して固定され、非回転側(たとえば外輪1側)に磁気センサ8がセンサケース7とセンサケース固定リング6を介して固定されている。このような回転センサ付き軸受は小型かつ組立調整が不要でありさらに堅牢などの特徴を有しており、モータ支持軸受などに利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、大きな磁界を発生するコイルや磁石の磁路内に図11に示したセンサ付き軸受を組込んだ場合、その外部磁界による漏洩磁束によってセンサ付き軸受の出力が誤動作する場合がある。
【0004】
たとえば、図12に示すように、センサ付き軸受をモータに組込んだ場合について説明する。図12に示した例では、回転軸12に組込まれたモータロータ11はフロント側軸受14と回転センサを組込んだリア軸受15によってハウジング13に支持されており、モータステータ10はハウジング13に固定されている。モータステータ10に大きな電流を流す場合には、磁束の流れを無視できなくなり、図12の矢印で示すようにモータロータ11から回転軸12、さらには内輪3,外輪1,ハウジング13を介してモータステータ10に戻る磁気ループが発生する。
【0005】
なお、電流の流れる向きが逆になれば磁気ループは反対向きになる。この際、内輪3と外輪1との間では、転動体2およびリテナ19を除けば非磁性部分が支配的で磁気抵抗が大きくなるため、磁束が漏洩しやすくなり、この漏洩磁束は磁気センサ8に影響を及ぼし、センサ信号が乱れたり、誤動作する問題があった。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、磁気センサに流れる漏洩磁束のループを遮断して磁気センサへの影響を少なくし得る回転センサ付き軸受およびこれを用いたモータを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る回転センサ付き軸受は、内輪,外輪および内輪と外輪との間に収容される複数の転動体を備え、回転体の回転速度を検出する機能を有する回転センサ付き軸受であって、内輪および外輪のうちのいずれか一方が回転体とともに回転する回転側軌道輪を構成し、他方が固定側軌道輪を構成し、回転側軌道輪の一端部に装着されるパルサーリングと、このパルサーリングに対向して固定側軌道輪に装着され、パルサーリングの回転速度を検出するための磁気センサと、磁性体で形成されて固定側軌道輪に嵌合され、磁気センサをパルサーリングに対向させて固定するセンサ固定リングと、転動体と磁気センサとの間に配設され、内輪と外輪の間に磁気経路を形成するための磁性リングとを備え、センサ固定リングの固定側軌道輪側でかつ磁気センサの近傍には、外部で発生した磁束が磁気センサに漏れるのを抑制するためのスリットが形成されていることを特徴とする。
【0008】
これにより、漏洩磁束は磁気センサやパルサーリングに与える影響を最小限に留めて、センサ出力波形が乱れたり、誤動作するのを防止することが可能となり、外部漏洩磁束に対して強くすることができる。
【0009】
また、磁性リングと回転側軌道輪とのエアギャップが0.5mm以下に選ばれることを特徴とする。
【0010】
さらに、磁性体で形成されて回転側軌道輪に嵌合され、パルサーリングを保持する芯金を備え、磁性リングと芯金とのエアギャップが0.5mm以下であることを特徴とする。
【0011】
さらに、磁性体で形成されてセンサ固定リングに嵌合され、センサ固定リングと回転側軌道輪との間に磁気経路を形成するためのリング状の側板を備えたことを特徴とする。
【0013】
さらに、パルサーリングは磁性粉を混入したエラストマからなる着磁エンコーダからなることを特徴とする。
【0014】
さらに、着磁エンコーダにおけるエラストマの厚さが2mm以上であることを特徴とする。
【0015】
また、この発明に係るモータは、ハウジングと、ハウジングに固定されたステータと、ステータに対向して配置され、回転軸に固定されるロータとを備え、上記回転センサ付き軸受を回転軸の支持に用いたことを特徴とする。
また、この発明に係る他の回転センサ付き軸受は、ハウジングと、ハウジングに固定されたステータと、ステータに対向して配置され、回転軸に固定されるロータとを備えたモータに組み込まれて使用され、内輪,外輪および内輪と外輪との間に収容される複数の転動体を備え、回転軸を回転自在に支持するとともに、回転軸の回転速度を検出する機能を有する回転センサ付き軸受であって、外輪はハウジングに固定され、回転軸は内輪に挿嵌され、内輪のロータ側の一端部に装着されるパルサーリングと、パルサーリングに対向して外輪に装着され、パルサーリングの回転速度を検出するための磁気センサと、磁性体で形成されて外輪に嵌合され、磁気センサをパルサーリングに対向させて固定するセンサ固定リングと、転動体と磁気センサとの間に配設され、内輪と外輪の間に磁気経路を形成するための磁性リングとを備え、センサ固定リングの外輪側でかつ磁気センサの近傍には、ロータで発生した磁束が磁気センサに漏れるのを抑制するためのスリットが形成されていることを特徴とする
【0016】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態を示す図であり、図11の外輪1と内輪3と転動体2部分を拡大して示したものである。この図1に示した実施形態の回転センサ付き軸受も外輪1と内輪3および転動体2から構成されている。外輪1の内径面に磁性体からなる磁気バイパス16が嵌合されており、その先端は内輪3に圧入されたパルサーリング4の芯金5の外径に対して0.5mm程度の隙間を保っている。
【0017】
このような磁気バイパス16を配置することにより、外輪1から内輪3への磁束、つまりモータなどから発生する漏洩磁束は最も磁気抵抗の少ない磁気バイパス16を流れることになり、磁気センサ8やパルサーリング4部分に与える影響を抑制できる。
【0018】
また、図示しないが、磁気バイパス16の先端にシール機能を付加すれば、グリースなどの潤滑剤が封印され、ごみの侵入を防止できる。さらに、シール材の中に磁性材が含まれていれば、さらに磁気抵抗が減少する。
【0019】
磁気バイパス16はパルサーリング4にできるだけ近くなるように配置すれば、外部漏洩磁束は磁気センサ8やパルサーリング4を貫通するよりも磁気バイパス16を流れる方が多くなり、結果として磁気センサ8の出力に対する外部漏洩磁束の影響が減少する。
【0020】
図2は図1に示した隙間と磁気センサ8の耐漏洩磁束性の関係を磁場解析により求めたものである。図2の結果から、磁気バイパス16とパルサーリング4との隙間が狭いほど磁気センサ8に与える影響の少ないことがわかる。特に、0.5mm以下の隙間の場合、耐漏洩磁束に対する寄与度が大きくなることがわかった。
【0021】
通常、パルサーリング4としてはゴム磁石やプラスチック磁石の円周上に多極着磁された着磁エンコーダが用いられ、磁気センサ8としてはホールセンサやMRセンサが用いられる。
【0022】
図3はこの発明の他の実施形態を示す断面図であり、さらに耐漏洩磁束性を高めたものであり、図4は図3の矢視Aから見た図である。図3および図4に示した実施形態は、磁気バイパス16以外に2つの改良を追加したものである。すなわち、その1つは図4に示すように、センサケース7を覆うセンサケース固定リング6の磁気センサ8上部に切欠窓17を設けて磁気センサ8に洩れる漏洩磁束のループを遮断する。この切欠窓17は外輪1にできるだけ近い方が効果がある。
【0023】
図5はこの発明のさらに他の実施形態を示す図であり、図3の矢視Aから見た図である。この図5に示した実施形態では、2個の磁気センサ8,8を隣接して配置したものである。この場合は、切欠窓17も長く開けるのが好ましい。
【0024】
この実施形態の特徴の2つ目は、図3に示すセンサケース固定リング6から内輪3へ流れる磁路を形成する磁性体からなる側板18を設けて耐漏洩磁束性を向上させている。
【0025】
図6は図3〜図5に示した実施形態を実験によりその効果を確認したものである。前述の図12に示したモータコイルに代えて、軸に同心円に巻かれたコイルに直流電流を流し、センサ出力が誤動作するときの電流値とコイル巻数の積(起磁力)で耐漏洩磁束性を評価したものである。図6から明らかなように、磁気バイパス16,切欠窓17および側板18の3つが付加されたセンサ付き軸受が最も耐漏洩磁束性の優れているのがわかる。
【0026】
図7は図4および図5に示した切欠窓が耐漏洩磁束性にどれだけ寄与するかを示す解析結果である。図7に示したデータでは、側板18はすべての条件でつけている。磁気バイパス16を取付けただけのものより、切欠窓をさらに追加した方が耐漏洩磁束性が向上することが解析結果からも明らかである。
【0027】
図8は磁場解析によりY方向の磁束分布を求めた結果を示す図である。この例では、パルサーリング4として着磁ゴムエンコーダを使用し、磁気センサ8としてホールセンサが使用されている。解析結果はエンコーダの着磁方向とは逆向きの漏洩磁束をかけた場合のセンサ付近の磁界変化を表わしている。
【0028】
図8(a)は磁気バイパス16,切欠窓17および側板18の3つの対策を施した場合の解析結果である。パルサーリング4の上方向の磁束が漏洩磁束により押し潰されることなく広がっており、磁気センサ付近の磁束分布は漏洩磁束の影響を受けていないことがわかる。
【0029】
一方、図8(b)は対策を施さない場合を表わしている。パルサーリング4(着磁ゴム)の磁束が漏洩磁束により押し潰されており、さらにパルサーリング4(着磁ゴム)の磁界とは反対方向の磁界がセンサまで広がっている様子がわかる。
【0030】
図9はパルサーリング4として着磁ゴムエンコーダを用いた場合のゴム厚の効果を比較をしたものであり、図9(a)はゴムが薄く、図9(b)はゴムが厚くなっている例である。通常、ゴム厚は1mm前後あれば十分な着磁強度が得られ、ゴムを厚くしてもある範囲を超えると、着磁強度が大きくならずに飽和してくる。しかし、ゴムの薄い図9(a)の場合、パルサーリング4の芯金5と外輪1との距離が近くなるため、図9(a)の矢印のように漏洩磁束が芯金5およびパルサーリング4を経由して外輪1へと通りやすくなる。そこで、図9(b)に示すように、ゴムを厚くすることで芯金5と外輪1との距離を大きくし、漏洩磁束がパルサーリング4に影響を及ぼすことを低減している。
【0031】
図10は図9のモデルをもとにゴム厚を代えた場合の耐漏洩磁束性を磁場解析した結果を示す図である。この場合、ゴムの着磁強度がどの場合においても同じとしても、ゴムが厚いほど耐漏洩磁束性が向上することが解析結果からも把握できる。ゴム厚は外輪1と芯金5の磁気抵抗を大きくするものであり、ゴム厚が2mm以上あれば問題にならない。
【0032】
なお、磁気バイパス手段は、外輪1側に嵌合する場合について説明したが、外輪1が回転する場合は内輪3側に嵌合するようにしても同様の効果を奏することができる。
【0033】
上述の各実施形態の回転センサ付き軸受を図12に示したモータのリア側軸受15として使用すれば、モータロータ11から生じる漏洩磁束によってセンサが受ける影響を少なくでき、誤動作を軽減できる。
【0034】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、内輪と外輪の間に磁気経路を形成するための磁性リングを転動体と磁気センサの間に設けることにより、漏洩磁束が磁気センサやパルサーリングに与える影響を最小限に留め、センサ出力波形が乱れたり、誤動作するのを防止することが可能となり、外部漏洩磁束に対して強くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の外輪と内輪と転動体の要部を示す断面図である。
【図2】 図1に示した実施形態における磁気バイパス隙間と耐漏洩磁束特性を示す図である。
【図3】 この発明の他の実施形態の外輪と内輪と転動体の要部を示す断面図である。
【図4】 図3の矢視Aから見た図である。
【図5】 図4において2つの磁気センサを配置した例を示す図である。
【図6】 磁気バイパスを設けた場合と、磁気バイパスと切欠窓と側板とを設けた場合の耐漏洩磁束特性を示す図である。
【図7】 切欠窓が耐漏洩磁束性にどれだけ寄与するかを表わす解析結果を示す図である。
【図8】 2次元の磁場解析によりY方向の磁束分布を求めた結果を示す図である。
【図9】 パルサーリングとして着磁ゴムエンコーダを用いた場合のゴム厚の効果を比較した例を示す図である。
【図10】 図9に示したモデルをもとにゴム厚を変えた場合の耐漏洩磁束性を磁場解析した結果を示す図である。
【図11】 従来の磁気センサ付き回転軸の縦断面図である。
【図12】 図11に示した磁気センサ付き回転軸をモータに適用した例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外輪、2 転動体、3 内輪、4 パルサーリング、5 芯金、6 センサケース固定リング、7 センサケース、8 磁気センサ、9 シールド板、10 モータステータ、11 モータロータ、12 回転軸、13 ハウジング、14 フロント側軸受、15 リア側軸受、16 磁気バイパス、17 切欠窓、18 側板、19 リテナ。

Claims (8)

  1. 内輪,外輪および前記内輪と前記外輪との間に収容される複数の転動体を備え、回転体の回転速度を検出する機能を有する回転センサ付き軸受であって、
    前記内輪および前記外輪のうちのいずれか一方が前記回転体とともに回転する回転側軌道輪を構成し、他方が固定側軌道輪を構成し、
    前記回転側軌道輪の一端部に装着されるパルサーリングと、
    前記パルサーリングに対向して前記固定側軌道輪に装着され、前記パルサーリングの回転速度を検出するための磁気センサと、
    磁性体で形成されて前記固定側軌道輪に嵌合され、前記磁気センサを前記パルサーリングに対向させて固定するセンサ固定リングと、
    前記転動体と前記磁気センサとの間に配設され、前記内輪と前記外輪の間に磁気経路を形成するための磁性リングとを備え、
    前記センサ固定リングの前記固定側軌道輪側でかつ前記磁気センサの近傍には、外部で発生した磁束が前記磁気センサに漏れるのを抑制するためのスリットが形成されていることを特徴とする、回転センサ付き軸受。
  2. 前記磁性リングと前記回転側軌道輪とのエアギャップが0.5mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の回転センサ付き軸受。
  3. さらに、磁性体で形成されて前記回転側軌道輪に嵌合され、前記パルサーリングを保持する芯金を備え、
    前記磁性リングと前記芯金とのエアギャップが0.5mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の回転センサ付き軸受。
  4. さらに、磁性体で形成されて前記センサ固定リングに嵌合され、前記センサ固定リングと前記回転側軌道輪との間に磁気経路を形成するためのリング状の側板を備えたことを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の回転センサ付き軸受。
  5. 前記パルサーリングは、磁性粉を混入したエラストマからなる着磁エンコーダからなることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の回転センサ付き軸受。
  6. 前記着磁エンコーダにおけるエラストマの厚さが2mm以上であることを特徴とする、請求項5に記載の回転センサ付き軸受。
  7. ハウジングと、前記ハウジングに固定されたステータと、前記ステータに対向して配置され、回転軸に固定されるロータとを備え、請求項1から請求項6までのいずれかに記載の回転センサ付き軸受を前記回転軸の支持に用いたことを特徴とする、モータ。
  8. ハウジングと、前記ハウジングに固定されたステータと、前記ステータに対向して配置され、回転軸に固定されるロータとを備えたモータに組み込まれて使用され、内輪,外輪および前記内輪と前記外輪との間に収容される複数の転動体を備え、前記回転軸を回転自在に支持するとともに、前記回転軸の回転速度を検出する機能を有する回転センサ付き軸受であって、
    前記外輪は前記ハウジングに固定され、前記回転軸は前記内輪に挿嵌され、
    前記内輪の前記ロータ側の一端部に装着されるパルサーリングと、
    前記パルサーリングに対向して前記外輪に装着され、前記パルサーリングの回転速度を検出するための磁気センサと、
    磁性体で形成されて前記外輪に嵌合され、前記磁気センサを前記パルサーリングに対向させて固定するセンサ固定リングと、
    前記転動体と前記磁気センサとの間に配設され、前記内輪と前記外輪の間に磁気経路を形成するための磁性リングとを備え
    前記センサ固定リングの前記外輪側でかつ前記磁気センサの近傍には、前記ロータで発生した磁束が前記磁気センサに漏れるのを抑制するためのスリットが形成されていることを特徴とする、回転センサ付き軸受。
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