JP4014093B2 - エレベータのドア装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗場出入口又はかご出入口を開閉するドア本体を有するエレベータのドア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベータのドア装置では、ドア本体の上端部及び下端部に遮煙板が取り付けられており、ドア本体の上端部と出入口枠の上枠との間、及びドア本体の下端部と敷居との間の隙間がそれぞれ遮蔽されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2878934号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の中央開き式のドア装置では、戸閉状態で互いに隣接する遮煙板の間に隙間があるため、火災時に発生した煙が遮煙板間の隙間を通して漏れ、遮煙性が低下してしまう。また、このような隙間があると、昇降路内の騒音も乗場側へ漏れ、遮音性も低下する。これに対して、ドア本体及び遮蔽板の製作精度及び取付精度を高くして遮煙板間の隙間をなくすことは、構造的に困難である。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、遮煙性及び遮音性を向上させることができるエレベータのドア装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータのドア装置は、出入口を開閉するドア本体、ドア本体の下端部に設けられ、かつ敷居溝内に挿入され、ドア本体の下端部と床部との間の隙間を遮蔽する下部遮蔽部材、及び敷居溝に設けられ、戸閉状態のときに下部遮蔽部材の戸閉側端部と敷居溝の壁面との間の隙間を遮蔽する敷居溝内遮蔽部を備え、敷居溝内遮蔽部は、敷居溝内に固定され戸閉状態のときに下部遮蔽部材の戸閉側端面が当接する敷居溝内シール部材である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの乗場ドア装置の下端部付近を示す正面図、図2は図1の敷居を示す斜視図、図3は図2の敷居を示す平面図、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【0008】
乗場出入口は、中央開き式の一対のドア本体1により開閉される。ドア本体1の下方の床部には、敷居2が設置されている。敷居2には、ドア本体1の開閉方向に沿って延びる敷居溝2aが設けられている。各ドア本体1の下端部には、敷居溝2a内に挿入された複数の戸の脚3がそれぞれ固定されている。
【0009】
また、各ドア本体1の下端部には、敷居溝2a内に挿入され、ドア本体1の下端部と敷居2との間の隙間を遮蔽する下部遮蔽部材としての下部遮蔽板4が固定されている。下部遮蔽板4は、ドア本体1の幅方向のほぼ全体に渡って延びている。
【0010】
敷居溝2a内には、敷居溝内遮蔽部としての敷居溝内シール部材5が接着され固定されている。敷居溝内シール部材5は、ねじ等により敷居溝2a内に固定してもよい。また、敷居溝内シール部材5は、例えば高分子化合物のゴム又は塩化ビニル等の材料からなる平板状の部材である。さらに、敷居溝内シール部材5は、敷居溝2aの互いに対向する一対の壁面と底面とにそれぞれ接しており、乗場出入口の間口方向の中央部で敷居溝2aを仕切るように配置されている。戸閉状態のときには、下部遮蔽板4の戸閉側端面が敷居溝内シール部材5に所定の接触圧力で当接する。
【0011】
このような乗場ドア装置では、戸閉状態のときに、下部遮蔽板4の戸閉側端部と敷居溝2aの壁面との間の隙間、即ち互いに隣接する下部遮蔽板4の戸閉側端面間の隙間が、敷居溝内シール部材5により遮蔽される。従って、下部遮蔽板4間の隙間から煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。また、隙間からの光の漏れを防止し、遮光性を向上させることもできる。なお、下部遮蔽板4と敷居溝2aの底面との間の隙間は、他の遮蔽手段(図示せず)により遮蔽されている。
【0012】
実施の形態2.
次に、図5はこの発明の実施の形態2による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図、図6は図5の敷居を示す平面図、図7は図6のVII−VII線に沿う断面図である。図において、敷居6には、戸の脚3(図1)が挿入される敷居溝6aが設けられている。敷居溝6a内には、敷居溝内遮蔽部6bが形成されている。即ち、敷居溝内遮蔽部6bは、敷居溝6aを加工しない部分として敷居6に一体に形成されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0013】
このように、敷居溝内遮蔽部6bを敷居6の一部として一体に形成した場合にも、下部遮蔽板4間の隙間から煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0014】
実施の形態3.
次に、図8はこの発明の実施の形態3による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図、図9は図8の敷居を示す平面図、図10は図9のX−X線に沿う断面図である。図において、敷居溝内シール部材5には、敷居溝2aの底面に対して傾斜し、下部遮蔽板4が当接する一対の溝内傾斜面5aが形成されている。また、下部遮蔽板4の戸閉側端面には、図10の2点鎖線に示すように、溝内傾斜面5aと平行な遮蔽部材側傾斜面4aが設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0015】
このように、敷居溝内シール部材5に溝内傾斜面5aを設けることにより、敷居溝2a内に溜まったゴミを掃き出しやすくすることができ、敷居溝2aの清掃作業の作業性を向上させることができる。また、下部遮蔽板4に遮蔽部材側傾斜面4aを設けたので、溝内傾斜面5aを設けたことによる遮煙性及び遮光性の低下を防止できる。
【0016】
なお、実施の形態2で示したような敷居溝内遮蔽部6bの下部遮蔽板4が当接する面に敷居溝2aの底面に対して傾斜した溝内傾斜面を設けてもよく、この場合も敷居溝2aの清掃作業の作業性を向上させることができる。
【0017】
実施の形態4.
次に、図11はこの発明の実施の形態4による乗場ドア装置の敷居を示す平面図、図12は図11のXII−XII線に沿う断面図である。図において、敷居溝2aの底部には、複数の貫通孔2bが設けられている。貫通孔2bは、敷居溝内シール部材5に隣接して、敷居溝内シール部材5の両側に配置されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0018】
このような貫通孔2bを敷居溝2aの底部に設けることにより、敷居溝2a内のゴミを貫通孔2bから落とすことができ、敷居溝2aの清掃作業の作業性を向上させることができる。
【0019】
なお、貫通孔2bの断面形状は、図11のような長円形に限定されず、例えば円径、楕円形、四角形等であってもよい。
また、実施の形態2、3で示した敷居に貫通孔を設けてもよい。
【0020】
実施の形態5.
次に、図13はこの発明の実施の形態5による乗場ドア装置の断面図、図14は図13の敷居を示す斜視図、図15は図14の敷居を示す平面図、図16は図15のXVI−XVI線に沿う断面図、図17は図15のXVII−XVII線に沿う断面図である。実施の形態1〜4では、中央開き式の乗場の戸を示したが、実施の形態5では、片開き式の乗場の戸を示している。
【0021】
図において、乗場出入口11には、出入口枠(三方枠)12が設置されている。出入口枠12は、乗場出入口11の両側に配置された一対の縦枠13と、縦枠13の上端部間に配置された上枠(図示せず)とを有している。乗場出入口11は、互いに平行に同方向に移動される第1及び第2のドア本体14,15により開閉される。開閉動作時には、高速の戸である第1のドア本体14が、低速の戸である第2のドア本体15よりも高速で移動する。
【0022】
ドア本体14,15の下方の床部には、敷居16が設置されている。敷居16には、ドア本体14,15の開閉方向に沿って延びる第1及び第2の敷居溝16a,16bが設けられている。各ドア本体14,15の下端部には、敷居溝16a,16b内に挿入された複数の戸の脚3(図1参照)がそれぞれ固定されている。
【0023】
各ドア本体14,15の下端部には、敷居溝16a,16b内に挿入され、ドア本体14,15の下端部と敷居16との間の隙間を遮蔽する下部遮蔽部材としての下部遮蔽板4(図1参照)が固定されている。
【0024】
第1及び第2の敷居溝16a,16b内には、敷居溝内遮蔽部としての敷居溝内シール部材17,18がそれぞれ接着され固定されている。敷居溝内シール部材17,18は、ねじ等により敷居溝16a,16b内に固定してもよい。また、敷居溝内シール部材17,18は、敷居溝16a,16bの互いに対向する一対の壁面と底面とにそれぞれ接している。戸閉状態のときには、第1及び第2のドア本体14,15に固定された下部遮蔽板4の戸閉側端面が敷居溝内シール部材17,18に所定の接触圧力でそれぞれ当接する。
【0025】
反戸袋側の縦枠13は、敷居16上に配置されている。このため、第1及び第2の敷居溝16a,16bの反戸袋側端部は、縦枠13の下部に入り込んで延びている。第2の敷居溝16b内には、その縦枠13の下部への入口を遮蔽する縦枠下遮蔽部としての縦枠下シール部材19が接着され固定されている。縦枠下シール部材19は、ねじ等により敷居溝16b内に固定してもよい。また、縦枠下シール部材19は、敷居溝16bの互いに対向する一対の壁面と底面とにそれぞれ接している。敷居溝内シール部材17は、第1の敷居溝16a側の縦枠下遮蔽部を兼ねている。
【0026】
敷居溝内シール部材17,18及び縦枠下シール部材19は、例えば高分子化合物のゴム又は塩化ビニル等の材料からなる平板状又はブロック状の部材である。
【0027】
このような乗場ドア装置では、戸閉状態のときに、下部遮蔽板4の戸閉側端部と敷居溝16a,16bの壁面との間の隙間が、敷居溝内シール部材17,18により遮蔽される。従って、下部遮蔽板4の端部を回り込んで煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0028】
また、第1及び第2の敷居溝16a,16bの反戸袋側の縦枠13下部への入口が敷居溝内シール部材17及び縦枠下シール部材19により遮蔽されているので、遮煙性及び遮音性をさらに向上させることができる。
【0029】
なお、敷居溝内遮蔽部及び縦枠下遮蔽部は、それぞれ敷居の一部(敷居溝を形成しない部分)として形成してもよい。
【0030】
実施の形態6.
次に、図18はこの発明の実施の形態6による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図、図19は図18の敷居を示す平面図、図20は図19のXX−XX線に沿う断面図、図21は図19のXXI−XXI線に沿う断面図である。
【0031】
図において、敷居20には、互いに平行に延びる第1及び第2の敷居溝20a,20bが設けられている。第1及び第2の敷居溝20a,20bには、縦枠下遮蔽部を兼ねる敷居溝内遮蔽部20c,20dがそれぞれ形成されている。敷居溝内遮蔽部20c,20dは、敷居溝20a,20bを加工しない部分として敷居20に一体に形成されている。他の構成は、実施の形態5と同様である。
【0032】
このように、敷居溝内遮蔽部20c,20dを敷居20の一部として一体に形成した場合にも、下部遮蔽板4の端部を回り込んで煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0033】
また、第1及び第2の敷居溝20a,20bの反戸袋側の縦枠13下部への入口が敷居溝内遮蔽部20c,20dにより遮蔽されているので、遮煙性及び遮音性をさらに向上させることができる。
【0034】
実施の形態7.
次に、図22はこの発明の実施の形態7による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図、図23は図22の敷居を示す平面図、図24は図23のXXIV−XXIV線に沿う断面図、図25は図23のXXV−XXV線に沿う断面図である。図において、敷居溝内遮蔽部20c,20dには、敷居溝20a,20bの底面に対して傾斜し、下部遮蔽板4が当接する溝内傾斜面20f,20eがそれぞれ形成されている。また、下部遮蔽板4の戸閉側端面には、図24及び図25の2点鎖線に示すように、溝内傾斜面20f,20eと平行な遮蔽部材側傾斜面4aが設けられている。他の構成は、実施の形態6と同様である。
【0035】
このように、敷居溝内遮蔽部20c,20dに溝内傾斜面20f,20eを設けることにより、敷居溝20a,20b内に溜まったゴミを掃き出しやすくすることができ、敷居溝20a,20bの清掃作業の作業性を向上させることができる。また、下部遮蔽板4に遮蔽部材側傾斜面4aを設けたので、溝内傾斜面20e,20fを設けたことによる遮煙性及び遮光性の低下を防止できる。
【0036】
実施の形態8.
次に、図26はこの発明の実施の形態8による乗場ドア装置の敷居を示す平面図、図27は図26のXXVII−XXVII線に沿う断面図、図28は図26のXXVIII−XXVIII線に沿う断面図である。図において、敷居溝20a,20bの底部には、貫通孔20g,20hがそれぞれ設けられている。貫通孔20g,20hは、敷居溝内遮蔽部20c,20dに隣接して設けられている。他の構成は、実施の形態6と同様である。
【0037】
このような貫通孔20g,20hを敷居溝20a,20bの底部に設けることにより、敷居溝20a,20b内のゴミを貫通孔20g,20hから落とすことができ、敷居溝20g,20hの清掃作業の作業性を向上させることができる。
【0038】
実施の形態9.
次に、図29はこの発明の実施の形態9による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図、図30は図29の敷居を示す平面図、図31は図30のXXXI−XXXI線に沿う断面図、図32は図30のXXXII−XXXII線に沿う断面図である。
【0039】
図において、第2の敷居溝16b内には、敷居溝内遮蔽部及び縦枠下遮蔽部としての敷居溝内シール部材41が接着され固定されている。敷居溝内シール部材41は、ねじ等により敷居溝16b内に固定してもよい。敷居溝内シール部材41は、実施の形態5における敷居溝内シール部材18及び縦枠下シール部材19を一体化した部材である。他の構成は、実施の形態5と同様である。
【0040】
このように、敷居溝内遮蔽部及び縦枠下遮蔽部を兼ねる敷居溝内シール部材41を用いた場合にも、下部遮蔽板4の端部を回り込んで煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0041】
なお、実施の形態1〜9では、戸閉状態のときに下部遮蔽部材と敷居溝内遮蔽部とが当接するが、遮蔽すべき隙間よりも十分に小さい僅かな隙間であれば下部遮蔽部材と敷居溝内遮蔽部との間に存在してもよい。
【0042】
実施の形態10.
次に、図33はこの発明の実施の形態10によるエレベータの乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図、図34は図33の乗場ドア装置を示す平面図である。図において、乗場出入口21には、出入口枠(三方枠)22が設置されている。出入口枠22は、乗場出入口21の両側に配置された一対の縦枠23と、縦枠23の上端部間に配置された上枠24とを有している。
【0043】
乗場出入口21は、中央開き式の一対のドア本体1により開閉される。各ドア本体1の上端部には、ドア本体1の上端部と上枠24との間の隙間を遮蔽する上部遮蔽部材としての上部遮蔽板25が固定されている。上部遮蔽板25は、ドア本体1の上端部から上枠24へ向けて水平に突出している。
【0044】
上枠24には、ドア本体1側へ向けて突出した平板状の戸閉端遮蔽部(凸部)24aが一体に形成されている。戸閉端遮蔽部24aは、乗場出入口21の間口方向の中央部に配置されている。また、戸閉状態のとき、上部遮蔽板25の戸閉側端面は戸閉端遮蔽部24aに当接する。これにより、上部遮蔽板25の戸閉側端部に隣接する隙間、即ち互いに隣接する上部遮蔽板25の戸閉側端面間の隙間は、戸閉端遮蔽部24aにより遮蔽される。
【0045】
このような乗場ドア装置では、戸閉状態のときに、互いに隣接する上部遮蔽板25の戸閉側端面間の隙間が、戸閉端遮蔽部24aにより遮蔽される。従って、上部遮蔽板25間の隙間から煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。また、遮光性を向上させることもできる。
【0046】
実施の形態11.
次に、図35はこの発明の実施の形態11による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図、図36は図35の乗場ドア装置を示す平面図である。図において、上枠24には、ドア本体1側へ向けて突出した平板状の凸部24bが一体に形成されている。凸部24bの両面には、戸閉端遮蔽部としての上枠シール部材26が接着され固定されている。上枠シール部材26は、ねじ等により凸部24bに固定してもよい。また、上枠シール部材26は、例えば高分子化合物のゴム又は塩化ビニル等の材料からなる平板状の部材である。
【0047】
凸部24b及び上枠シール部材26は、乗場出入口21の間口方向の中央部に配置されている。また、戸閉状態のとき、上部遮蔽板25の戸閉側端面は上枠シール部材26に当接する。これにより、上部遮蔽板25の戸閉側端部に隣接する隙間、即ち互いに隣接する上部遮蔽板25の戸閉側端面間の隙間は、上枠シール部材26により遮蔽される。他の構成は、実施の形態10と同様である。
【0048】
このような乗場ドア装置では、戸閉状態のときに、互いに隣接する上部遮蔽板25の戸閉側端面間の隙間が、上枠シール部材26により遮蔽される。従って、上部遮蔽板25間の隙間から煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0049】
実施の形態12.
次に、図37はこの発明の実施の形態12による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図、図38は図37の乗場ドア装置を示す平面図である。実施の形態11では、上枠24に形成された凸部24bに上枠シール部材26を貼り付けたが、実施の形態12では、上枠24に凸部を設けることなく、戸閉端遮蔽部としての平板状又はブロック状の上枠シール部材27が上枠24からドア本体1側へ突出するように上枠24に固定されている。上枠シール部材27は、例えば高分子化合物のゴム又は塩化ビニル等の材料からなっている。他の構成は、実施の形態11と同様である。
【0050】
このような乗場ドア装置では、戸閉状態のときに、互いに隣接する上部遮蔽板25の戸閉側端面間の隙間が、上枠シール部材27により遮蔽される。従って、上部遮蔽板25間の隙間から煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0051】
実施の形態13.
次に、図39はこの発明の実施の形態13による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図、図40は図39の乗場ドア装置を示す平面図である。実施の形態12では、上枠24に上枠シール部材27を取り付けたが、実施の形態13では、戸閉端遮蔽部としての平板状又はブロック状の戸閉端シール部材42が一方(図の左側)の上部遮蔽板25に固定されている。戸閉端シール部材42は、例えば高分子化合物のゴム又は塩化ビニル等の材料からなっている。他の構成は、実施の形態12と同様である。
【0052】
このような乗場ドア装置では、戸閉状態のときに、互いに隣接する上部遮蔽板25の戸閉側端面間の隙間が、戸閉端シール部材42により遮蔽される。従って、上部遮蔽板25間の隙間から煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0053】
このように、戸閉端遮蔽部は、上枠及び上部遮蔽部材のどちらに設けてもよく、また戸閉端遮蔽部を分割して上枠及び上部遮蔽部材の両方に設けてもよい。
また、上部遮蔽部材に戸閉端遮蔽部を設ける場合、互いに隣接する上部遮蔽部材のどちらか一方に設けても、戸閉端遮蔽部を分割して両方の上部遮蔽部材に設けてもよい。
【0054】
実施の形態14.
次に、図41はこの発明の実施の形態14による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図、図42は図41の乗場ドア装置を示す平面図である。実施の形態10〜13では中央開き式の乗場の戸を示したが、実施の形態14では、片開き式の乗場の戸を示している。
【0055】
図において、乗場出入口11には、出入口枠(三方枠)12が設置されている。出入口枠12は、乗場出入口11の両側に配置された一対の縦枠13と、縦枠13の上端部間に配置された上枠28とを有している。乗場出入口11は、互いに平行に同方向に移動される第1及び第2のドア本体14,15により開閉される。開閉動作時には、高速の戸である第1のドア本体14は、低速の戸である第2のドア本体15よりも高速で移動する。
【0056】
各ドア本体14,15の上端部には、ドア本体14、15の上端部と上枠28との間の隙間を遮蔽する上部遮蔽部材としての上部遮蔽板29が固定されている。上部遮蔽板29は、ドア本体14,15の上端部から上枠28へ向けて水平に突出している。
【0057】
上枠28には、戸閉状態のときに上部遮蔽板29の戸閉側端面が当接する戸閉端遮蔽部としての上枠シール部材30,31が固定されている。上枠シール部材30,31は、例えば高分子化合物のゴム又は塩化ビニル等の材料からなる平板状の部材である。
【0058】
このような乗場ドア装置では、戸閉状態のとき、上部遮蔽板29の戸閉側端面が上枠シール部材30,31に当接する。これにより、上部遮蔽板29の戸閉側端部に隣接する隙間、即ち上部遮蔽板29の戸閉側端面と上枠28との間の隙間は、上枠シール部材30,31により遮蔽される。従って、上部遮蔽板29の端面に隣接する隙間から煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0059】
実施の形態15.
次に、図43はこの発明の実施の形態15による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図、図44は図43の乗場ドア装置を示す平面図である。実施の形態14では、上枠シール部材30,31を上枠28に固定したが、実施の形態15では、戸閉端遮蔽部としての戸閉端シール部材43,44が上部遮蔽板29の戸閉側端面に固定されている。他の構成は、実施の形態14と同様である。
【0060】
このような乗場ドア装置では、戸閉状態のとき、戸閉端シール部材43,44が上枠28に当接する。これにより、上部遮蔽板29の戸閉側端部に隣接する隙間、即ち上部遮蔽板29の戸閉側端面と上枠28との間の隙間は、戸閉端シール部材43,44により遮蔽される。従って、上部遮蔽板29の端面に隣接する隙間から煙や騒音が漏れるのが防止され、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【0061】
なお、実施の形態10〜15では、上部遮蔽部材と戸閉端遮蔽部とが当接するが、遮蔽すべき隙間よりも十分に小さい僅かな隙間が上部遮蔽部材と戸閉端遮蔽部との間に存在してもよい。
また、実施の形態1〜15では、ドア本体と出入口枠及び敷居との間の部分的な隙間の遮蔽について述べたが、述べられていない部分の隙間については、他の遮蔽手段により遮蔽されるものである。
さらに、実施の形態1〜15では、乗場ドア装置について示したが、かごドア装置にもこの発明は適用でき、かご室内と外部との間の遮光性及び遮煙性を向上させることができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のエレベータのドア装置は、戸閉状態のときに下部遮蔽部材の戸閉側端部に隣接する隙間を遮蔽する敷居溝内遮蔽部を敷居溝に設けたので、遮煙性及び遮音性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場ドア装置の下端部付近を示す正面図である。
【図2】 図1の敷居を示す斜視図である。
【図3】 図2の敷居を示す平面図である。
【図4】 図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図である。
【図6】 図5の敷居を示す平面図である。
【図7】 図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図である。
【図9】 図8の敷居を示す平面図である。
【図10】 図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による乗場ドア装置の敷居を示す平面図である。
【図12】 図11のXII−XII線に沿う断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態5による乗場ドア装置の断面図である。
【図14】 図13の敷居を示す斜視図である。
【図15】 図14の敷居を示す平面図である。
【図16】 図15のXVI−XVI線に沿う断面図である。
【図17】 図15のXVII−XVII線に沿う断面図である。
【図18】 この発明の実施の形態6による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図である。
【図19】 図18の敷居を示す平面図である。
【図20】 図19のXX−XX線に沿う断面図である。
【図21】 図19のXXI−XXI線に沿う断面図である。
【図22】 この発明の実施の形態7による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図である。
【図23】 図22の敷居を示す平面図である。
【図24】 図23のXXIV−XXIV線に沿う断面図である。
【図25】 図23のXXV−XXV線に沿う断面図である。
【図26】 この発明の実施の形態8による乗場ドア装置の敷居を示す平面図である。
【図27】 図26のXXVII−XXVII線に沿う断面図である。
【図28】 図26のXXVIII−XXVIII線に沿う断面図である。
【図29】 この発明の実施の形態9による乗場ドア装置の敷居を示す斜視図である。
【図30】 図29の敷居を示す平面図である。
【図31】 図30のXXXI−XXXI線に沿う断面図である。
【図32】 図30のXXXII−XXXII線に沿う断面図である。
【図33】 この発明の実施の形態10によるエレベータの乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図である。
【図34】 図33の乗場ドア装置を示す平面図である。
【図35】 この発明の実施の形態11による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図である。
【図36】 図35の乗場ドア装置を示す平面図である。
【図37】 この発明の実施の形態12による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図である。
【図38】 図37の乗場ドア装置を示す平面図である。
【図39】 この発明の実施の形態13による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図である。
【図40】 図39の乗場ドア装置を示す平面図である。
【図41】 この発明の実施の形態14による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図である。
【図42】 図41の乗場ドア装置を示す平面図である。
【図43】 この発明の実施の形態15による乗場ドア装置の上端部付近を示す斜視図である。
【図44】 図43の乗場ドア装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ドア本体、2,6,16,20 敷居、2a,6a 敷居溝、4 下部遮蔽板(下部遮蔽部材)、4a 遮蔽部材側傾斜面、5,17,18,41 敷居溝内シール部材(敷居溝内遮蔽部)、5a,20f,20e 溝内傾斜面、6b,20c,20d 敷居溝内遮蔽部、11,21 乗場出入口、12,22 出入口枠、13 縦枠、14 第1のドア本体、15 第2のドア本体、16a,20a 第1の敷居溝、16b,20b 第2の敷居溝、19 縦枠下シール部材(縦枠下遮蔽部)、24,28 上枠、24a 戸閉端遮蔽部、25,29 上部遮蔽板(上部遮蔽部材)、26,27,30,31 上枠シール部材(戸閉端遮蔽部)、42,43,44 戸閉端シール部材(戸閉端遮蔽部)。
Claims (2)
- 出入口を開閉するドア本体、
上記ドア本体の下端部に設けられ、かつ敷居溝内に挿入され、上記ドア本体の下端部と床部との間の隙間を遮蔽する下部遮蔽部材、及び
上記敷居溝に設けられ、戸閉状態のときに上記下部遮蔽部材の戸閉側端部と上記敷居溝の壁面との間の隙間を遮蔽する敷居溝内遮蔽部
を備え、
上記敷居溝内遮蔽部は、上記敷居溝内に固定され戸閉状態のときに上記下部遮蔽部材の戸閉側端面が当接する敷居溝内シール部材であることを特徴とするエレベータのドア装置。 - 上記敷居溝内遮蔽部には、上記敷居溝の底面に対して傾斜し、上記下部遮蔽部材が当接する溝内傾斜面が設けられており、上記下部遮蔽部材の戸閉側端面には、上記溝内傾斜面と平行な遮蔽部材側傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア装置。
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