JP5764901B2 - エレベータのドア装置 - Google Patents

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この発明は、乗場出入り口又はかご出入り口を開閉するドア本体を有するエレベータのドア装置に関するものである。
従来、乗場のドアの下端部と敷居との間から、火災により発生した煙が昇降路内へ侵入するのを防止するための遮煙構造が提案されている。この遮煙構造では、断面弧状の遮蔽部材が戸の脚と共にドアの下端部に設けられていて、遮蔽部材が敷居に押付けられることによりドアの下端部と敷居との隙間が閉塞されている(例えば、特許文献1 参照)。
特開2004−323222号公報 (第4項 第1図)
しかしながら、上記のような構造では、ドアが開閉する時に敷居に対して上下に変動し、これにより、前記断面弧状の遮蔽部材が上下に変動することで敷居への押し付け量が不足し、ドアの下端部と敷居との隙間が閉塞されない状態が生じる。
また、敷居の上面には砂、埃などの汚れが付きやすく、これが原因で前記遮蔽部材の磨耗が多くなり亀裂なども発生しやすいことから、前記遮蔽部材の交換の頻度が多いといった問題がある。
この発明は上記課題を解決するためになされたもので、ドアが開閉する時に敷居に対して上下に変動してもドアの下端部と敷居との隙間の閉塞を保ち、さらに、砂、埃などの影響を受け難くすることで、亀裂、磨耗などによる遮蔽部材の交換の頻度を少なくすることができるエレベータのドア装置を提供することを目的とする。
乗場出入り口又はかご出入り口を開閉するドア本体と、前記ドア本体の下端部に設けられている戸の脚と、前記戸の脚が摺動される敷居溝を有する敷居と、前記ドア本体の下端部に設けられると共に、前記戸の脚を貫通するための穴が設けられた第1の遮蔽部材と、前記敷居溝の側面に前記ドア本体を覆う長さで設けられていると共に、前記戸の脚を貫通するための穴よりも下側で前記第1の遮蔽部材に当接している第2の遮蔽部材と、を備えている、構造としている。
この発明によれば、ドアが開閉する時に敷居に対して上下に変動してもドアの下端部と敷居との隙間の閉塞を保つことができる。さらに、砂、埃などの影響を受け難くなり、亀裂、磨耗などによる遮蔽部材の交換の頻度を少なくすることができる。
この発明の実施の形態1を示す乗場の出入口をエレベータ乗場から見た図である。 図1のかご室の出入り口を矢印A方向から見た断面図である。 図2の矢印B方向から見た図である。 図2の矢印C方向から見た図である。 図2の矢印D方向から見た図である。 この発明の実施の形態1の遮蔽部材の敷居への組み付け方法を示した斜視図である。 この発明の他の実施の形態を示すかご室の出入口を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、添付の図面を参照して説明する。
実施の形態1
図1〜図6は、この発明の実施の形態1を説明する図である。
図1は、乗場の出入口をエレベータ乗場から見た図である。図2は図1における乗場の出入り口1をA方向から見た断面図である。図3は図2を矢印B方向から見た断面図である。図4は図3を矢印C方向から見た断面図である。図5は図2を矢印D方向から見た図である。図6は遮蔽部材の敷居への組み付け方法を説明した図である。
図に示すように、乗場の出入り口1の床2には敷居3が設けられている。出入口1の両側には一対の縦枠5が配置され、この縦枠5の上方に上枠6が配置されている。一対のドア本体4の下端部には戸の脚7が設けられており、戸の脚7は敷居3に設けられた敷居溝3aに挿入されている。戸の脚7はドア本体4の左右の開閉によって敷居溝3aに沿って摺動される。
第1の遮蔽部材である遮蔽板14は、ドア本体4に設けられた補強材13の固定面13aにネジ15にて固定されている。遮蔽板14の長さは、ドア本体4を閉じたときに出入り口1の幅よりも長くなるように設けている。また、遮蔽板14には戸の脚7を貫通するための貫通穴14aが設けられている。戸の脚7は、シム板16を挟んで固定面13aにボルト22により固定されているが、貫通穴14aの箇所に固定されているため遮蔽板14には干渉しない。
敷居溝3aの側面には敷居3の長手方向に貫通して溝3bが設けられており、この溝3bに第2の遮蔽部材である遮蔽材11が係合されている。遮蔽材11は、出入り口1の開口幅以上の長さである。これによってドア本体4を覆う長さとなっている。この例では遮蔽材11の両側が出入り口1より10mm長く設けられている。遮蔽材11はゴム等の弾性体により構成されており、その断面の一部が突出部11aとなっている。そして、突出部11aが敷居溝
3a側に突出した状態で係合されている。
遮蔽材11の突出部11aは貫通穴14aよりも下側にあり、遮蔽板14に当接している。これにより、ドア本体4の下端部と敷居3(敷居溝3a)とが閉塞される。
敷居3には、係合された遮蔽材11の両端部分に孔3cが設けられている。この両側の孔3cにブロック12がはめ込まれ、遮蔽材11の乗場出入り口方向を固定している。ブロック12はゴムあるいは樹脂等の弾性体である。遮蔽材11は折り曲げながら孔3cを通して溝3bに挿入するため、孔3cは遮蔽材11を折り曲げながら溝3bに挿入することができる大きさである。なお、ブロック12はネジなどにより敷居3に固定してもよい。
ここで、図6を用いて遮蔽材11の敷居2への組み付け方法を説明する。
最初に2個ある孔3cのどちらかに、例えば図の手前側にブロック12を矢印Hの示すように挿入する。次に遮蔽材11の先端部の片方を矢印Eに示すように敷居3の片方の孔3cに挿入した後、先端部を折り曲げながら溝3bに差し込み、矢印Fの方向に遮蔽材11を押し込んでゆく。そして、遮蔽材11の先端部をあらかじめ差し込んでおいたブロック12まで到達させ、溝3bに係合させる。そして、孔3cにブロック12を矢印Gの示すように挿入してはめ込むことで遮蔽材11の乗場出入り口方向を固定する。
また、この例では固定面13aと戸の脚7の間に挟んだシム板16の数を増減させることで、遮蔽板14と突出部11aとの間隔を調整できる構造としている。
すなわち、戸の脚7は敷居溝3aの両側面に当接するため敷居溝3aの断面方向はほぼ移動しない。そして、シム板16の数を増やすと遮蔽材14が敷居溝3aの乗場側に移動する。シム板16の数を減らすと遮蔽材14が敷居溝3aのかご側に移動する。これにより、遮蔽材14と突出部11a(遮蔽材11)との間隔を調整して遮蔽板14と突出部11aの密着度合を調整し、ドア本体4の下端部と敷居3(敷居溝3a)との閉塞度合を設定する。
上記で説明した実施の形態による効果を以下に説明する。
乗場出入り口1を開閉するドア本体4と、ドア本体4の下端部に設けられている戸の脚7と、戸の脚7が摺動される敷居溝3aを有する敷居3と、ドア本体4の下端部に設けられると共に、戸の脚7を貫通するための貫通穴14aが設けられた遮蔽板14と、敷居溝3aの側面にドア本体4を覆う長さで設けられていると共に、貫通穴14aよりも下側で遮蔽板14に当接している遮蔽材11と、を備えているので、ドア本体4が開閉する時に敷居3に対して上下に変動しても遮蔽材11と遮蔽板14との密着性が変わることがなく、ドア本体4の下端部と敷居3との閉塞を保つことができる。これにより、遮音性や遮煙性を向上させることができる。
また、遮蔽材11は、敷居溝3aの側面に設けられているので、遮蔽材11と遮蔽板14の当接している箇所に砂、埃などが付着し難い。砂、埃が付着し難いため、これらの影響により亀裂、磨耗などが発生することが少なくなり、遮蔽材11の交換の頻度を少なくすることができる。
さらに、遮蔽材11は、敷居溝3aの側面に敷居3の長手方向に貫通して設けられた溝3aに係合されているので、位置決めがし易い。これにより敷居3への組み付けを簡単に行うことができる。
また、遮蔽材11は乗場出入り口1よりも少し長く設けているので、多少、据付の誤差により出入り口1の幅が増減しても、左右のドア本体4の継目を除き乗場の出入り口の閉塞を保つことができる。
そして、また、遮蔽材11は、敷居3に設けられた穴3cに挿入されたブロック12により、敷居3に固定されているので、遮蔽材11の交換作業を行うとき、乗場の戸4を全開状態にし、ブロック12を外すのみで遮蔽材11を乗場側から交換できる。これにより、保守交換の安全性向上、交換時間短縮といった効果が得られる。
なお、遮蔽材11は溝3bに係合されているが、遮蔽材11の交換が不要な場合、敷居溝3aの側面に接着等により貼り付けて固定してもよい。この場合、溝3b、孔3cは不要となる。
なお、乗場側の出入り口のドア装置について説明したが、この発明は図7に示すかごの出入り口のドア装置についても適用することができる。
図7に示すように、かご31の出入り口32には敷居3が設けられており、両側には袖壁33が設けられている。側面には壁34が設けられ、壁34及び袖壁34の上部は天井35が設置されている。そして、出入り口32は一対のドア本体4によって左右に開閉される。
かご31場合、遮蔽材11は、かご室内部側で遮蔽板14に当接するようにすればよく、すなわち、図2〜図5の乗場側をかご室内部側として見ればよい。かご31の出入り口32の場合も乗場側の出入り口と同じく遮音性や遮煙性を向上させることができる。
また、この発明は、中央開き式のドア装置にも片開き式のドア装置にも適用できる。さらにまた、1枚戸のドア装置にも複数枚の戸を有するドア装置にも適用することができる。
3 敷居、 3a 敷居溝、 3b 溝、 3c 孔、 11 遮蔽材、
11a 突出部、 12 ブロック、 13 補強材、 13a 固定面、 14 遮蔽板、
14a 貫通穴、

Claims (1)

  1. 乗場出入り口又はかご出入り口を開閉するドア本体と、
    前記ドア本体の下端部に設けられている戸の脚と、
    前記戸の脚が摺動される敷居溝を有する敷居と、
    前記ドア本体の下端部に設けられると共に、前記戸の脚を貫通するための貫通穴が設けら
    れた第1の遮蔽部材と、
    前記敷居溝の側面に前記ドア本体を覆う長さで設けられていると共に、前記貫通穴よりも
    下側で前記第1の遮蔽部材に当接している第2の遮蔽部材と、
    を備え
    前記第2の遮蔽部材は、前記敷居溝の側面に前記敷居の長手方向に貫通して設けられた溝
    に係合されると共に、前記敷居の前記第2の遮蔽部材の両端部分に設けられた孔にブロックが嵌められて前記敷居に固定される、ことを特徴とするエレベータのドア装置。
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