JP4011001B2 - 整髪料 - Google Patents

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本発明は寝ぐせ直し効果に優れ、また、毛髪への塗布時の櫛通りが良く、べたつきやごわつき感が少ない整髪料に関する。
寝ぐせ等の毛髪のくせは、洗髪後、未乾燥状態で就寝したり、また就寝中に寝汗をかいた事等が原因で生ずると考えられる。この寝ぐせを直す方法としては、一般には毛髪に直接水を塗布したり、或いは熱い蒸しタオルを巻いた後、ブラッシングあるいはドライヤー等の熱器具を用いることが一般に行われている。しかし、これらの方法は寝ぐせを完全に直すには相当量の水分を髪に付け乾燥する為に時間もかかり、特にドライヤー等の熱器具を用いることは、非常に面倒なことであった。そのため、簡単にかつ短時間で寝ぐせを直す整髪料が強く望まれている。また、毛髪が濡れた状態でブラッシングする場合、毛髪とブラシとの摩擦により毛髪表面のキューティクルが剥がれてしまい毛髪を傷めることがあった。よって、毛髪が濡れた状態であっても、ブラシとの摩擦を軽減する整髪料が望まれていた。
従来、寝ぐせ直す毛髪用の組成物として様々な提案がされている。例えば、ポリオキシプロピレン多価アルコールのリン酸エステルとポリオキシアルキレンメチルポリシロキサンよりなる組成物(特許文献1参照)、第4アンモニウム塩と分枝脂肪酸と油性物質とからなる組成物(特許文献2参照)、ポリオキシエチレンの直鎖又は分岐のアルキルエーテルを含有する組成物(特許文献3参照)、ジアルキルスルホコハク酸塩を含有する組成物(特許文献4参照)等が提案されている。しかし、これらの組成物は油成分の粘着性により寝ぐせを直す物であるため、使用後もべたつくという問題点を有していた。また、毛髪固定用樹脂と毛髪水分浸透性物質を含有する組成物(特許文献5参照)や 毛髪固定用高分子化合物を含有し特定の噴射量に調整したエアゾール組成物(特許文献6参照)等も提案されているが、これらの組成物は、使用後にごわつき感があるという問題を有していた。
特開昭62−7888号公報 特開昭62−8409号公報 特開2001−226233号公報 特開2001−247432号公報 特開2002−20239号公報 特開平9−124449号公報
従って、本発明の目的は、寝癖直し効果に優れ、また、毛髪への塗布時の櫛通りが良く、べたつきやごわつき感が少ない整髪料を提供することにある。
上記目的を達成するための、本発明の請求項1は、下記(A)〜(G)を含有し、(C)と(D)との質量比C/Dが1/5〜1/1であることを特徴とする整髪料である。
(A)下記一般式(1)
(但し、R1は炭素数10〜30のアルキル基であり、R2は水素またはメチル基であり、nは0〜50の整数である。)で表される長鎖アルキルアクリレートモノマーを構成成分に有する共重合体であるカルボキシル基含有増粘性高分子化合物
(B)アルカリ性物質
(C)平均粒径が4.0〜15μmであるメチルシロキサン網状重合体及び/または架橋型メチルポリシロキサンから選ばれるシリコーン粉体
(D)ジメチルポリシロキサン、ジメチコノール、メチルフェニルポリシロキサンから選ばれるシリコーン油
(E)グリセリン、エチレングリコール、ポリエチレングリコール(平均分子量が1000以下)、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれる多価アルコール1種または2種以上
(F)エタノール
(G)水45〜85質量%
寝癖直し効果に優れ、また、毛髪への塗布時の櫛通りが良く、べたつきやごわつき感が少ない整髪料を提供できる。
以下、本発明の構成を詳述する。
本発明に使用する(A)成分のカルボキシル基含有増粘性高分子化合物は、カルボキシル基をアルカリ性物質で中和することにより水溶性となり、水系の粘度を上昇させるものであり、具体的には、例えば、カルボキシビニルポリマー(商品名:CARBOPOL、ノベオン社製)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(商品名:PEMULEN、ノベオン社製)、アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキルポリオキシエチレンエス
テル共重合体(商品名:ACULYN、Rohm&Haas社製)、アクリル酸アルキル・アクリル酸アルキルポリオキシエチレンエステル共重合体(商品名:SYNTHALEN W2000、3V SIGMA社製)、アクリル酸アルキル・イタコン酸アルキルポリオキシエチレンエステル共重合体(商品名:STRUCTURE、NSC社製)、メチルビニルエーテル・無水マレイン酸・デカジエン共重合体(商品名:STABILEZE、ISP社製)、ステアレス−10アリルエーテル・アクリル酸アルキル共重合体(商品名:SALCARE SC80、Ciba Specialty Chemicals)等が挙げられる。上記共重合体の内、下記一般式(1)
(但し、R1は炭素数10〜30のアルキル基であり、R2は水素またはメチル基であり、nは0〜50の整数である。)で表される長鎖アルキルアクリレートモノマーを構成成分に有する共重合体を用いると塗布時の櫛通りの良さの面で特に優れる。この長鎖アルキルアクリレートモノマーを構成成分とする共重合体は、具体的にはアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(商品名:PEMULEN、ノベオン社製)アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキルポリオキシエチレンエステル共重合体(商品名:ACULYN、Rohm&Haas社製)、アクリル酸アルキル・アクリル酸アルキルポリオキシエチレンエステル共重合体(商品名:SYNTHALEN W2000、3V SIGMA社製)等が挙げられる。
尚、本発明における上記共重合体は、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使用する事ができ、その配合量としては、整髪料の組成物全量に対して0.01〜2.0質量%(以下、%と略す)が好ましく、更に好ましくは0.05〜1.0%である。この範囲であると使用上好ましい粘性が得られ、望ましい寝ぐせ直し効果が得られる。
本発明に使用する(B)成分のアルカリ性物質としては、例えば、ジソプロパノールアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、塩基性アミノ酸類(リジン、アルギニンなど)、塩基性ポリペプチドなどが挙げられる。これらのアルカリ性物質は、(A)成分のカルボキシル基含有増粘性高分子化合物の中和剤として用いられる。アルカリ性物質の配合量は、(A)成分のカルボキシル基を50〜100%当量中和する様に調整する。
本発明における(C)成分の本発明で使用されるメチルポリシロキサン網状重合体及び架橋型メチルポリシロキサンは既に化粧品原料として市販されているものであり、何ら限定なく使用できる。それらの中で、球状で粒径が1.0〜30.0μmの範囲のものが好
ましく、さらに好ましくは4.0〜15μmである。粒径が好ましい粒径の範囲をはずれると、べたつき感を低減する効果が損なう傾向があり好ましくない。尚、ここで平均粒子径は、光散乱法で測定される数平均粒子径である。
メチルシロキサン網状重合体とは、メチルトリメトキシシロキサンをアルカリ水溶液中で乳化重合させた固形物であり、具体的には、GE東芝シリコーン社製のトスパールシリーズ(トスパール145A等)が挙げられる。架橋型メチルポリシロキサンは、ジメトキシジメチルシロキサンに少量のメチルトリメトキシシロキサンを加えて重合したものであり、内部にメチルトリメトキシシロキサンによる架橋構造を有する。このものは、メチルシロキサン網状重合体と同様に乳化重合することにより製造でき、具体的には、東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製のトレフィルシリーズ(トレフィルE506W、トレフィルE505C、トレフィルE506C、トレフィルE505W等)などを挙げることができる。また、これらを単独でも組み合わせて用いてもよく、各種の溶媒等に分散したものや他の成分と事前に混合されたものも何ら問題なく使用できる。これらのものとして例えば、トレフィルE507液、BY29−119及びBY29−122等が挙げられる。また、シリコーン樹脂/ゴム複合パウダーである信越化学工業社製X−52−1139K、X−52−1139Gも挙げられる。これらの中でべたつき感の少なさの面でメチルシロキサン網状重合体であるトスパールシリーズが特に好ましい。
尚、本発明における上記シリコーン粉体は、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使用する事ができ、その配合量としては、整髪料の組成物全量に対して0.01〜5.0%が好ましく、更に好ましくは0.05〜3.0%である。シリコーン粉体の配合量が0.01%未満の場合、塗布時の櫛通りが悪くなる場合がある。また、シリコーン粉体の配合量が5.0%を越えると、ごわつき感を生じる場合がある。
本発明で用いられる(D)成分のシリコーン油は、例えばジメチルポリシロキサン(具体的市販品例としては、SH200C−6cs、SH200C−100cs、SH200−60,000cs、SH200−1,000,000cs(以上、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)等が挙げられる。)、メチルフェニルポリシロキサン(具体的市販品例としては、KF−56、KF−50−100CS、KF−50−1,000CS(以上、信越化学工業社製)、FZ−209(日本ユニカー社製)等が挙げられる。)、ジメチコノール(具体的市販品例としては、DOW CORNING 1784(DOW CORNING社製)が挙げられる。)、ポリエーテル変性シリコーン(具体的市販品例としては、SH3771M、SH3746M、SH3775M(以上、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)、KF−6011、KF−6012、KF−6019、KF−6004(以上、信越化学工業社製)、SILWET SS−2802、SILWET SS−2804、SILWET L−7001、SILWET FZ−2122、ABN SILWET FZ−2222(以上、日本ユニカー社製)等が挙げられる。)、エポキシ変性シリコーン(具体的市販品例としては、L−9300、FZ−3720(以上、日本ユニカー社製)等が挙げられる。)、フッ素変性シリコーン、アルコール変性シリコーン(具体的市販品例としては、FZ−3711、FZ−3722(以上、日本ユニカー社製)等が挙げられる。)、カルボキシ変性シリコーン(具体的市販品例としては、FZ−3703(日本ユニカー社製)が挙げられる。)、アルキル変性シリコーン(具体的市販品例としてはSILSOFT 034(日本ユニカー社製)、DOW CORNING 2502、DOW CORNING 2503(以上、DOW CORNINNG社製)等が挙げられる。)、アルコキシ変性シリコーン(具体的市販品例としてはFZ−3704(日本ユニカー社製)が挙げられる。)、アミノ変性シリコーン(具体的市販品例としては、SS−3552、SILSOFT A−843(以上、日本ユニカー社製)、SM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)、TSF4708、TSF4707(以上、GE東芝シリコーン社製)、KF−8017(信越化学工業社製)等が挙げられ
る。)、パーフルオロアルキルポリオキシアルキレン変性シリコーン(具体的例としては、特開平6−246144号公報による物が挙げられる。)、環状シリコーン(具体的市販品例としては、TSF404(GE東芝シリコーン社製)、VS−7158(日本ユニカー社製)、SH246(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)等が挙げられる。)が挙げられる。これらのシリコーン油の内、ジメチルポリシロキサン、ジメチコノール、メチルフェニルポリシロキサンが好ましく、その中でも25℃における動粘度が10mm2/s〜1,000,000mm2/sであるジメチルポリシロキサンまたはジメチコノールがべたつきの低減の面で特に好ましい。
上記のシリコーン油はそれぞれ単独で又は2種以上を混合して使用することができ、その配合量としては、整髪料の組成物全量に対して0.01〜20.0%が好ましく、0.5〜10.0%が特に好ましい。シリコーン油の配合量が0.01%未満であると、べたつきの軽減が困難になる傾向にある。また、配合量が20%を越えると、塗布時の櫛通りが悪くなる傾向にある。
また、(C)シリコーン粉体と(D)シリコーン油の好ましい配合量の比(C/D)は、1/10〜2/1の範囲であり、さらに好ましくは1/5〜1/1である。この範囲よりシリコーン粉体の配合比が少ないと塗布時の櫛通りが損なわれる傾向にある。また、シリコーン粉体の配合比が好ましい範囲より多い場合、ごわつき感を生じる場合がある。
本発明の(E)成分の多価アルコールは、グリセリン、エチレングリコール、ポリエチレングリコール(平均分子量が1000以下)、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコールから選ばれる。
尚、多価アルコールは、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使用する事ができ、その配合量としては、整髪料の組成物全量に対して0.05〜30.0%が好ましく、更に好ましくは0.1〜20.0%である。
本発明における(F)成分のエタノールの配合量としては、整髪料の組成物全量に対して3.0〜30%が好ましく、さらに好ましくは8.0〜20%である。エタノールの配合量が3.0%未満であると塗布後の乾燥が遅くなり、使用性が悪くなったり、べたつき感を生じる場合がある。また、エタノールの配合量が30%を越えると、寝ぐせ直し効果が損なわれる場合がある。
本発明における(G)成分の水としては、イオン交換水、ミネラルウォーター、海洋深層水、温泉水などが挙げられ、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使用する事ができ、その好ましい配合量としては、45〜85%であり、さらに好ましくは60〜80%である。配合量が45%未満であると、寝ぐせ直し効果が損なわれるため好ましくない。85%を越えて配合すると乾燥が遅くなり使用性が悪くなる傾向にあり好ましくない。
本発明において、発明の効果を損なわない範囲であれば、上記必須成分の他に、界面活性剤、ガム質、シリコーン以外の油剤、高分子化合物、噴射剤、防腐剤、キレート剤、酸化防止剤、植物抽出物、ビタミン類、pH調整剤、色素、香料等を配合することも可能である。
以下に実施例、比較例を挙げて本発明を説明する。本発明は、これらにより限定されるものではない。
実施例、比較例に示した官能試験の試験方法は下記の通りである。尚、以下の表に示す
組成物の配合量は、それぞれ%で示す。
(1)寝ぐせ直し効果
長さ18cm、重さ1.1gからなる日本人女性のバージン毛髪からなる毛束を水に5分間浸した後、直径1cmのカーラーに巻きつけ45℃恒温槽で一昼夜乾燥させる。毛束をカーラーからとりはずし、毛髪上部を吊り下げて、その時の毛髪の長さを測定する。次に、カール状態の毛束に試料を0.3gを均一に塗布し、5分後の毛髪の長さを測定する。次に、寝癖直し効果(カールの直し度合)を下記の式にて計算し判定する。尚、寝癖直し効果は100に近い方が寝癖が改善され良くなっていることを示す。
寝癖直し効果(%)=100−(A−B)×100/(A−C)
A:毛束の長さ
B:毛束をカーラーからとりはずした時の毛束の長さ
C:試料塗布5分後の毛束の長さ
評価基準は、以下の通りである。
◎:非常に良好 寝癖直し効果80%以上
○:良好 寝癖直し効果50%以上、80%未満
△:やや悪い 寝癖直し効果30%以上、50%未満
×:悪い 寝癖直し効果30%未満
(2)官能試験
20名の被験者によって整髪料の試料を使用した。その後被験者本人が、寝ぐせ直しの簡便さ、塗布時の櫛通り、べたつきの無さ、ごわつきの無さについて官能評価した。評価基準は、以下の通りである。
◎:非常に良好 良いと答えた被験者の数が18人以上
○:良好 良いと答えた被験者の数が12人以上、18人未満
△:やや悪い 良いと答えた被験者の数が8人以上、12人未満
×:悪い 良いと答えた被験者の数が8人未満
実施例1比較例1〜6、参考例2〜6
表1に示した処方の整髪料を常法により作製し、前記各試験を実施した。その結果を表1に併せて示す。
表1より明らかなように本発明の成分を用いた実施例の整髪料はいずれも優れた性能を有していた。一方、必須成分のいずれかを欠いた比較例では、寝ぐせ直し効果、寝ぐせ直しの簡便さ、塗布時の櫛通り、べたつきのなさ、ごわつきのなさのいずれかの面で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。尚、比較例1の整髪料は調製できなかった。
実施例7(ヘアクリーム)
(A)アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル
ポリオキシエチレンエステル共重合体エマルション 1.6%
(商品名:ACULYN22、ISP社製)
(B)水酸化ナトリウム 0.1
流動パラフィン 2.5
(商品名:クレアロール50、ウィトコ社製)
クエン酸トリエチル 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.6
(商品名:CREMOPHOR RH40、BASF社製)
(C)メリルポリシロキサン網状重合体 1.0
(商品名:トスパール145A、GE東芝シリコーン社製)
(D)ポリエーテル変性シリコーン 0.3
(商品名:KF−6011、信越化学工業社製)
(D)メチルポリシロキサンエマルション 3.0
(商品名:BY22−029、
東レ・ダウ・コーニングシリコーン社製)
ポリビニルピロリドン 1.0
(商品名:PVP K−30、BASF社製)
エデト酸二ナトリウム 0.05
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.2
(E)ジプロピレングリコール 3.0
(F)エタノール 12.0
香料 0.5
色素(黄色4号) 0.00001
(G)精製水 残部
上記組成の整髪料(ヘアクリーム)を常法により調製し、評価したところ、寝ぐせ直し効果、寝ぐせ直しの簡便さ、塗布時の櫛通り、べたつきのなさ、ごわつきのなさのいずれ面においても優れていた。
尚、上記の実施例6において使用した香料の組成は表2に示す。
本発明は、寝癖直し効果に優れ、また、毛髪への塗布時の櫛通りが良く、べたつきやごわつき感が少ない整髪料を提供するものであり、ヘアージェル、ヘアークリーム、ヘアフォーム、ヘアリキッド、ヘアスプレー等の各種剤型に応用でき、整髪料として有用である。

Claims (1)

  1. 以下の(A)〜(G)を含有し、(C)と(D)との質量比C/Dが1/5〜1/1であることを特徴とする整髪料。
    (A)下記一般式(1)
    (但し、R1は炭素数10〜30のアルキル基であり、R2は水素またはメチル基であり、nは0〜50の整数である。)で表される長鎖アルキルアクリレートモノマーを構成成分に有する共重合体であるカルボキシル基含有増粘性高分子化合物
    (B)アルカリ性物質
    (C)平均粒径が4.0〜15μmであるメチルシロキサン網状重合体及び/または架橋型メチルポリシロキサンから選ばれるシリコーン粉体
    (D)ジメチルポリシロキサン、ジメチコノール、メチルフェニルポリシロキサンから選ばれるシリコーン油
    (E)グリセリン、エチレングリコール、ポリエチレングリコール(平均分子量が1000以下)、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれる多価アルコール1種または2種以上
    (F)エタノール
    (G)水45〜85質量%
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