JP4010259B2 - エンジンルームのハーネス配索構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、とりわけエンジン本体とトランスミッションとを有するパワーユニットを車体前後方向に対して横置きに搭載した車両に適用して好適なエンジンルームのハーネス配索構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、エンジン本体および当該エンジン本体に併設され、このエンジンの駆動力を伝達するためのトランスミッションからなるパワーユニットは、車体前方のエンジンルーム内に車体前後方向に対し横置きにマウントすることにより搭載される車両が増えてきている。
【0003】
そして、このような車両では、例えば特許文献1にも開示されているように、エンジン本体周辺の電装部品のハーネスが、エンジン本体の前記トランスミッション側の側面や、このトランスミッションのケース上にハーネスクランプ等により固定されながら、車体後方側へと配索されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−105643号公報(第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の自動車では同一車種において、例えば搭載するエンジン本体の排気量に複数の種類を設けたり、駆動方式に2輪駆動と4輪駆動とを採用したりすることなどにより、幾つかのバリエーションを設けるケースが一般的になってきている。
【0006】
しかしながら、かかる特許文献1に記載のエンジンルームのハーネス配索構造では、搭載されるエンジン本体の仕様が異なる場合や、採用される駆動方式によってトランスミッションの仕様が異なる場合、各仕様毎にエンジンルーム内のハーネス配索を変更しなければならないため、組付作業性を低下させるばかりでなく、生産コストの増加を招くおそれがある。
【0007】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、組付作業性を格段と向上させることができるとともに、生産コストを実用上十分に低減し得るエンジンルームのハーネス配索構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、エンジン本体とトランスミッションとを有するパワーユニットを、車体前後方向に対して横置きに搭載したエンジンルーム内の上記エンジン本体周辺に設けられる電装部品に一端が接続されたハーネスの他端を、車体後方に向けて配索するエンジンルームのハーネス配索構造において、上記ハーネスは、上記エンジン本体から上記車体後方へと配設される排気管の下方を通して配索されると共に、上記排気管より下方であって且つ車幅方向に延設して配設されたステアリングラックユニットの上記排気管に対する裏面側に配索固定されたことを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、エンジン本体周辺の電装部品に接続されたハーネスを、ステアリングラックに固定した後、このエンジンルームから車体後方へと配索するようにしたことにより、エンジン本体やトランスミッションの仕様が車両毎に異なるような場合においても、各仕様毎にハーネス配索を変更することなく、当該ハーネス配索を同一にすることができるため、組付作業性を格段と向上させることができるとともに、生産コストを実用上十分に低減し得るエンジンルームのハーネス配索構造を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0011】
図1〜図3は、本発明にかかるエンジンルームのハーネス配索構造の一実施形態を示し、図1は本発明を適用したエンジンルームの概略構成図、図2は図1における矢印A−Aの断面図、図3は図2の要部を拡大して示す斜視図である。
【0012】
図1および図2において、1はパワーユニット全体を示し、車幅方向両側部の車体前後方向に延設される図示しない一対のフロントサイドメンバ間に、エンジン本体2と、このエンジン本体2に併設され当該エンジン本体2の駆動力を伝達するトランスミッション3とが、車幅方向左右に設けられる図示しないマウント部を介して搭載されている。
【0013】
このエンジン本体2には、後方側に排気用のエキゾーストマニホールド4aが接続されており、このエキゾーストマニホールド4aには触媒8を介して接続される排気管4が、エンジンルーム後方の車体上下方向に設けられるダッシュパネル11から車体後方へと延設される車体パネル11aに車体前後方向に形成されるフロアトンネル12を通り、車体後方側へと配設されている。
【0014】
また、このエンジン本体2の後方には、電装部品としてのオルタネータ5が設けられており、このオルタネータ5にはコネクタ6を介してハーネス7の一端が接続されている。
【0015】
そして、このハーネス7は、このエンジン本体2の後方に配設されたオルタネータ5から、パワーユニット1の車体後方に車幅方向に延設されるサスペンションメンバ9上に、当該サスペンションメンバ9に沿って車幅方向に延設されるステアリングラックユニット10の一端側へと配索され、当該ステアリングラックユニット10の裏面側(すなわち車体下側の地面側)にハーネスクランプ7aによって固定され、このステアリングラックユニット10に沿って車幅方向(すなわち、このステアリングラックユニット10の他端側)へ配索される。
【0016】
この後、このハーネス7の他端は、ステアリングラックユニット10の他端側から当該ステアリングラックユニット10の上方を通って、このステアリングラックユニット10の車体後方に位置する前記車体パネル11aへと配索され、この車体パネル11aにハーネスクランプ7aによって固定され、当該車体パネル11aに沿って車体後方へと配索される。
【0017】
一方、このエンジンルームには、パワーユニット1におけるエンジン本体2の下方にエンジンアンダーカバー13が設けられ、このエンジンアンダーカバー13の前端部が、前記一対のフロントサイドメンバの前端部間に跨設されるファーストクロスメンバ14に結合され、後端部がサスペンションメンバ9に結合されている。
【0018】
そして、このエンジンアンダーカバー13には、車両走行時に走行風を前記ハーネス7側へ積極的に導入するための導風口13aが穿設されている。具体的には、図3に示すように、導風口13aはエンジンアンダーカバー13の前部に形成される傾斜部13bの下端部から車体後方にかけて、順次車体内側方向にかつ、車幅方向に開口を拡げて形成されている。
【0019】
このように、かかるエンジンルームのハーネス配索構造によれば、エンジン本体1周辺に設けられた電装部品としてのオルタネータ5に、一端がコネクタ6を介して接続されたハーネス7の他端を、サスペンションメンバ9上に配設されるステアリングラックユニット10に固定した後、このエンジンルームから車体後方へと配索するようにしたことにより、エンジン本体2やトランスミッション3の仕様が異なるような場合においても、各仕様毎にハーネス配索を変更することなく、当該ハーネス配索を同一にすることができるため、組付作業性を格段と向上させることができ、かくして生産コストを実用上十分に低減することができる。
【0020】
このとき、ハーネス7は、エンジン本体2にエキゾーストマニホールド4aを介して接続された後、触媒8を介して車体後方へと配設される排気管4の下方を通して前記ステアリングラックユニット10の車幅方向に固定しながら配索されることにより、車体下側の地面に近い位置に配索され、車両走行時に当該車体下側から入り込む走行風によって冷却されるため、このハーネス7の熱対策を軽減でき、部品コストを低減することができる利点を得ることができる。
【0021】
また、このハーネス7は、前記排気管4より下方に配設されるステアリングラックユニット10の前記排気管4に対する裏面側(すなわち、前記地面側)に配索されることにより、この排気管4との間にステアリングラックユニット10を介在して配索されるため、ハーネス7の熱対策をさらに強化することができ、しかも既存のステアリングラックを用いることができるので、部品点数やコストの低減をも図ることができる。
【0022】
さらに、エンジンルームの下方に配設されるエンジンアンダーカバー13に、走行風をハーネス7側へと導くための導風口13aを設けることによって、走行風をより積極的に取り入れてハーネス7を冷却する冷却性を格段と向上させることができ、このハーネス7の熱対策をさらに軽減できるため、部品コストもさらに低減することができる。
【0023】
なお、本発明におけるエンジンルームのハーネス配索構造を、上述した一実施形態を例に取って説明したが、本発明はこれに限ることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態を採用することができる。
【0024】
例えば、上述した実施形態においては、パワーユニット1のエンジン本体2が、その後方側にエキゾーストマニホールド4aを配設する、いわゆる後方排気型である場合について説明したが、本発明はこれに限ることなく、エンジン本体の前方側にエキゾーストマニホールドを配設する前方排気型である場合にも適応することができる。
【0025】
勿論、エンジン本体2に対するオルタネータ5の配設位置も上述した後方側に限ることなく、エンジン本体2の前方側であってもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンジンルームのハーネス配索構造の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1における矢印A−A断面を示す断面図である。
【図3】図1の要部を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・パワーユニット
2・・・エンジン本体
3・・・トランスミッション
4・・・排気管
5・・・オルタネータ(電装部品)
7・・・ハーネス
9・・・サスペンションメンバ
10・・・ステアリングラックユニット
13・・・エンジンアンダーカバー
13a・・・導風口

Claims (2)

  1. エンジン本体とトランスミッションとを有するパワーユニットを、車体前後方向に対して横置きに搭載したエンジンルーム内の上記エンジン本体周辺に設けられる電装部品に一端が接続されたハーネスの他端を、車体後方に向けて配索するエンジンルームのハーネス配索構造において、
    上記ハーネスは、上記エンジン本体から上記車体後方へと配設される排気管の下方を通して配索されると共に、上記排気管より下方であって且つ車幅方向に延設して配設されたステアリングラックユニットの上記排気管に対する裏面側に配索固定された
    ことを特徴とするエンジンルームのハーネス配索構造。
  2. 上記エンジンルームの下方に配設されるエンジンアンダーカバーに、走行風を上記ハーネス側へと導くための導風口を設ける
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンルームのハーネス配索構造。
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