JP4008425B2 - 回転ローラ、それを用いた画像形成装置、及びそれを用いた画像形成装置用カートリッジ - Google Patents

回転ローラ、それを用いた画像形成装置、及びそれを用いた画像形成装置用カートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、外周表面が静電潜像担持体に当接もしくは摺接して回転する回転ローラ、それを用いた画像形成装置、及びそれを用いた画像形成装置用カートリッジに関する。
周知の様に電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラム(静電潜像担持体)を回転させつつ、帯電装置により感光体ドラム表面を均一に帯電させ、光ビームにより感光体ドラム表面を走査して、感光体ドラム上に静電潜像を形成し、現像剤を感光体ドラム上の静電潜像に付着させて、感光体ドラム上に現像剤像を形成し、現像剤像を感光体ドラムから記録用紙へと転写させ、記録用紙上の現像剤像を加熱及び加圧して定着させている。
ここで、帯電装置としては、コロナ放電により帯電を行うものや、ローラの接触により帯電を行うもの等がある。前者のコロナ放電の帯電装置では、感光体ドラムを非接触で帯電させており、感光体ドラム表面の均一な帯電に有利である。ただし、その一方で、オゾンの発生量が多いという欠点がある。
また、後者のローラ接触の帯電装置では、バイアス電圧を印加したローラを感光体ドラム表面に接触させて、感光体ドラムを帯電させており、オゾンが殆ど発生しないという利点がある。しかしながら、ローラ表面が劣化し易いため、ローラの交換を定期的に行う必要がある。
そこで、例えば特許文献1には、導電性チューブに導電性弾性ローラを挿入し、導電性弾性ローラを感光体に押し付けた状態で、導電性チューブ及び導電性弾性ローラを感光体に従動回転させるという技術が開示されている。導電性チューブは、その内径が導電性弾性ローラの外径よりも大きいため、その交換が簡単であり、感光体との接触により劣化した導電性チューブの表面を容易に回復させることができる。
特開2000−235294号公報
しかしながら、特許文献1では、導電性チューブと導電性弾性ローラ間に隙間があるので、導電性チューブ及び導電性弾性ローラを感光体に従動回転させると、導電性弾性ローラと導電性チューブの接触部位が常に変化して安定しない。このため、導電性弾性ローラと感光体ドラム間の抵抗が不安定となり、導電性弾性ローラ及び導電性チューブによる感光体ドラムの帯電も不安定になる可能性がある。
従って、感光体ドラムの帯電を安定化させるには、ローラ表面に導電性膜を密着させたものを用いるしかなく、ローラの交換を避けることができなかった。
また、この様な帯電用のローラの問題は、感光体ドラム等に接触して除電を行う除電用のローラ、感光体ドラム等に接触してクリーニングを行うクリーニング用のローラ、感光体ドラム表面の現像剤像を記録用紙に転写させる転写用のローラなどにも共通しており、ローラ表面が劣化したときには、ローラを交換する必要があった。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、劣化した外周表面の回復を容易に行うことができ、かつ電位を安定的に付与することが可能な回転ローラを提供することを目的とする。
また、本発明は、上記本発明の回転ローラを用いた画像形成装置及び画像形成装置用カートリッジを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、外周表面が静電潜像担持体に当接もしくは摺接して回転する回転ローラにおいて、前記回転ローラの外周に、3層以上のコート層を順次引き剥がし可能に重ねて設け、該各コート層の抵抗値を外側の層になるほど低くなるように設定している。
また、本発明においては、軸心と、軸心周りに設けられた中間部材とを備え、複数のコート層を中間部材周りに重ねて設けている。
更に、本発明においては、各コート層の少なくとも一部には、着色がなされている。
また、本発明においては、各コート層の最も上側のコート層を引き剥がすと、次のコート層の着色がなされた部分が露見する。
更に、本発明においては、各コート層に、タグを付与している。
また、本発明においては、タグには、該タグを付与されたコート層を引き剥がす順番が印されている。
更に、本発明においては、各コート層の少なくとも一部には、ミシン目が形成されている。
また、本発明においては、ミシン目は、静電潜像担持体に当接もしくは摺接するコート層部分から外れて形成されている。
更に、本発明においては、ミシン目は、コート層となる合成樹脂シートの圧延方向に沿って形成されている。
更に、本発明においては、各コート層間に導電性接着材が介在している。
また、本発明においては、各コート層は、該各コート層の収縮により相互に密接している。
また、本発明においては、各コート層は、複数のチューブを同心状に積層してなる。
更に、本発明においては、各コート層は、1枚のシートを複数回巻き付け積層して形成される。
また、本発明においては、各コート層は、回転ローラの長手方向に形成されたシートのミシン目により区画される。
更に、本発明においては、コート層毎に、コート層の両端が重なり合う様に該コート層の長さを設定している。
また、本発明においては、各コート層は、それぞれの抵抗値が異なり、外側になる程、抵抗値が低くなる。
一方、本発明の画像形成装置は、上記本発明の回転ローラを用いている。
また、本発明においては、回転ローラの使用履歴情報を記録し、この使用履歴情報に基づいて、回転ローラのコート層を剥がす時期を求める制御手段を備えている。
更に、本発明においては、回転ローラのコート層を剥がす時期を報知する報知手段を備えている。
また、本発明においては、回転ローラの使用履歴情報は、回転ローラの帯電回数、回転ローラの回転回数、及び回転時間のうちの少なくとも1つである。
更に、本発明においては、回転ローラの使用履歴情報は、静電潜像担持体による画像の記録枚数、静電潜像担持体の回転回数、及び回転時間のうちの少なくとも1つに基づいて求められる。
また、本発明は、画像形成装置に着脱自在に装着される画像形成装置用カートリッジにおいて、上記本発明の回転ローラを用いている。
本発明の回転ローラによれば、外周に、複数のコート層を順次引き剥がし可能に重ねて設けている。このため、回転ローラの最も外側のコート層表面が劣化したときには、このコート層を引き剥がせば、次のコート層表面が表れて、回転ローラ表面を回復させることができる。これにより、静電潜像担持体に対して電位を安定的に付与することが可能になる。また、回転ローラ表面の回復が容易なため、静電潜像担持体表面に受けるダメージを最小限に抑えることができる。
例えば、軸心周りに設けられた中間部材周りに、各コート層を重ねて設けている。この場合は、中間部材の弾性等を適宜に設定して、静電潜像担持体に対するコート層の接触状態を調節することができる。
また、各コート層の少なくとも一部には、着色がなされているので、各コート層の積層順や残り層数等の識別が容易である。あるいは、各コート層のいずれかを引き剥がすと、着色がなされた部分が露見するので、各コート層の残り層数等の確認が容易である。
また、各コート層に、タグを付与し、タグに、該タグを付与されたコート層を引き剥がす順番を印しているので、各コート層の積層順や残り層数等の識別が容易である。また、タグを引き剥がすことにより、タグと共にコート層を容易に引き剥がすことができる。
コート層の着色やタグの付与により、コート層の積層順や残り層数等が分かる様にすると、回転ローラの使用時間を推定することができ、回転ローラ近傍の他の部品等の使用時間も判断することができるので、コート層の積層順や残り層数等をリサイクル期間の目安に用いることができる。
また、各コート層の少なくとも一部には、ミシン目が形成されているので、コート層がミシン目に沿って簡単に破れ、コート層を容易に引き剥がすことができる。この場合は、静電潜像担持体に当接もしくは摺接するコート層部分から外して、ミシン目を形成し、静電潜像担持体に対するミシン目の影響を避ける。また、コート層となる合成樹脂シートの圧延方向に沿って、ミシン目を形成し、コート層がミシン目に沿ってより簡単に破れる様にする。
また、各コート層間に導電性接着材が介在しているので、各コート層間の抵抗が低くなり、回転ローラそのものの抵抗が安定化する。また、各コート層を確実に固定支持することができ、コート層のねじれやしわ等の発生を防止することができ、静電潜像担持体に対して電位をより安定的に付与することができる。
あるいは、各コート層の収縮により、各コート層を相互に密接させても良い。これによっても、各コート層間の抵抗が低くなり、回転ローラそのものの抵抗が安定化し、コート層のねじれやしわ等の発生を防止することができる。また、導電性接着材を用いなくても良く、コストの低減を図ることができる。
また、各コート層は、複数のチューブを同心状に積層してなる。
あるいは、各コート層は、1枚のシートを複数回巻き付け積層して形成される。この場合は、回転ローラの長手方向に形成されたシートのミシン目により、各コート層を区画すれば良い。また、コート層毎に、コート層の両端が重なり合う様に該コート層の長さを設定して、各コート層を区画するミシン目が回転ローラ表面に現われない様にして、静電潜像担持体に対するミシン目の影響を避ける。
また、各コート層は、それぞれの抵抗値が異なり、外側になる程、抵抗値が低くなる。これにより、各コート層の引き剥がしに伴う、回転ローラの抵抗変化を抑えることができる。
一方、本発明の回転ローラを用いた画像形成装置及び画像形成装置用カートリッジでは、上記本発明の回転ローラと同様の作用並びに効果を達成することができる。
更に、本発明の回転ローラを適用した画像形成装置においては、回転ローラの使用履歴情報を記録し、この使用履歴情報に基づいて、回転ローラのコート層を剥がす時期を求めても良い。これにより、適格な時期にコート層を引き剥がして、回転ローラ表面を回復させることが可能になり、延いては、静電潜像担持体表面のダメージを最小限に抑えて、静電潜像担持体のロングライフ化を図ることができる。
また、回転ローラのコート層を剥がす時期を報知しているので、ユーザは、回転ローラのコート層を剥がす時期に関して、格別な注意をはらわなくて済む。
例えば、回転ローラの使用履歴情報は、回転ローラの帯電回数、回転ローラの回転回数、及び回転時間のうちの少なくとも1つである。あるいは、回転ローラの使用履歴情報は、静電潜像担持体による画像の記録枚数、静電潜像担持体の回転回数、及び回転時間のうちの少なくとも1つである。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の実施例1を示す側面図である。また、図2は、本実施例の画像形成装置を示す斜視図である。この画像形成装置1では、原稿画像を読取って印字用紙に印字する複写モード、原稿画像を読取って送信したり、原稿画像を受信して印字用紙に印字したりするファクシミリモード、及び情報端末装置からネットワークを通じて受信した画像を印字用紙に印字するプリンタモード等を選択的に行うことができる。この画像形成装置1は、その構成を大別すると、原稿搬送部2、読取り部3、印字部4、印字用紙搬送部5、給紙部6、及び排紙部7からなる。
次に、複写モードを例に挙げて、画像形成装置1の動作を説明する。
原稿搬送部2では、少なくとも1枚の原稿が原稿セットトレイ11にセットされると、原稿を1枚ずつ原稿セットトレイ11から引き出して搬送し、原稿の先端がPSローラ12に達したときに原稿の搬送を一時的に停止して、原稿の先端をPSローラ12と平行にする。そして、印刷部4による画像記録動作と同期を取ってから、PSローラ12と駆動軸間のクラッチをオンにして、PSローラ12を回転駆動し、PSローラ12によって原稿を再搬送して、原稿をプラテンガラス8aと原稿押え板9間に通過させる。
原稿読取り装置3では、原稿の搬送に際し、第1走査ユニット15によって原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット15、16によって原稿からの反射光を結像レンズ17へと導き、結像レンズ17によって原稿を光電変換素子(以下CCDと称する)18上に結像する。CCD18は、原稿を主走査方向に繰り返し走査して読取り、原稿を示す画像データを出力する。
また、原稿がプラテンガラス8b上に置かれた場合は、第1及び第2走査ユニット15、16を相互に所定の速度関係を維持しつつ移動させ、第1走査ユニット15によってプラテンガラス8b上の原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット15、16によって原稿からの反射光を結像レンズ17へと導き、結像レンズ17によって原稿をCCD18上に結像する。
CCD18から出力された画像データは、マイクロコンピュータ等の制御回路により各種の画像処理を施されてから、印刷部4に出力される。
印刷部4は、画像データによって示される原稿を記録用紙に記録するものであって、感光体ドラム21、ローラ帯電装置22、レーザスキャンユニット(以下LSUと称する)23、現像器24、転写器25、クリーニング器26、除電器(図示せず)、及び定着器27等を備えている。感光体ドラム21は、一方向に回転しており、その表面をクリーニング器26と除電器によりクリーニングされてから、その表面をローラ帯電装置22により均一に帯電される。レーザスキャンユニット23は、画像データに応じてレーザー光を変調し、このレーザー光によって感光体ドラム21表面を主走査方向に繰り返し走査して、静電潜像を感光体ドラム21表面に形成する。現像器24は、トナーを感光体ドラム21表面に供給して、静電潜像を現像し、トナーの可視像を感光体ドラム21表面に形成する。転写器25は、感光体ドラム21表面のトナーの可視像を記録用紙搬送部5により搬送されてきた記録用紙に転写する。定着器27は、記録用紙を加熱及び加圧して、記録用紙上のトナーの可視像を定着させる。この後、記録用紙は、記録用紙搬送部5により排紙トレイ7へと更に搬送されて排出される。
記録用紙搬送部5は、記録用紙を搬送するための各PSローラ28、各搬送ローラ29、搬送経路31、反転搬送経路32、各排紙ローラ33、及び分岐爪34等を備えている。搬送経路31では、記録用紙を給紙部6から受け取り、記録用紙の先端が各PSローラ28に達したときに記録用紙の搬送を一時的に停止して、記録用紙の先端を各PSローラ28と平行にし、この後に記録用紙を各PSローラ28により印字部4の転写器25へと搬送し、更に記録用紙を排紙部7へと搬送する。また、記録用紙の裏面にも画像を記録する場合は、分岐爪34を回転移動させ、搬送経路31と反転搬送経路32の分岐路を切換えてから、記録用紙を搬送経路31から反転搬送経路32へと逆方向に搬送する。反転搬送経路32では、記録用紙を搬送経路31から受け取ると、記録用紙の表裏を反転させてから、記録用紙を搬送経路31の各PSローラ28へと戻す。これにより、記録用紙の裏面にも画像が記録される。これらの搬送経路31、32には、記録用紙の通過を検出するための複数の検知スイッチが配置されており、各検知スイッチの検知に基づいて記録用紙の搬送タイミング等の制御が行われる。
給紙部6は、未使用の記録用紙を収容して、この未使用の記録用紙を記録用紙搬送部5に供給するものであって、給紙カセット36を備えている。給紙カセット36には、記録用紙が積層収容され、半月形のピックアップローラ35により記録用紙が1枚ずつ引き出されて搬送される。記録用紙が給紙カセット36から引き出されてPSローラ28へと搬送される。
図3は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。この画像形成装置1は、先に述べた原稿搬送部2、読取り部3、印字部4、印字用紙搬送部5、給紙部6、及び排紙部7の他に、画像処理部41、主記憶部42、主制御部43、表示操作部44、ファクシミリ通信部45、及びデータ通信部46等を備えている。
画像処理部41は、CCD18から出力された画像データを処理するものである。この画像処理部41による画像データの処理としては、シェーディング補正、濃度補正、領域分離、フィルタ処理、MTF補正、解像度変換、電子ズーム(変倍処理)、ガンマ補正等がある。
主記憶部42は、未処理の画像データや処理済みの画像データを記憶したり、あるいは画像処理のための各種のプログラムやデータテーブル等、画像形成装置1の動作用の各種のプログラムやデータテーブル等を記憶したりしている。
主制御部43は、画像形成装置1を統括的に制御するものであり、例えば読取り部3、印字部4、印字用紙搬送部5、給紙部6、及び排紙部7等を制御する。
表示操作部44は、タッチパネルや操作キー群からなる操作パネル14からの入力を検出したり、操作パネル14の液晶表示部を表示制御したりする。
ファクシミリ通信部45は、外部端末をネットワークを通じて呼び出して、画像データを外部端末に送信したり、外部端末からの着信をネットワークを通じて受けて、画像データを外部端末から受信したりする。
データ通信部46は、画像データを外部端末からLAN等を通じて送受信する。
次に、ローラ帯電装置22について、更に詳しく説明する。図4は、ローラ帯電装置22を示す側面図である。このローラ帯電装置22では、バイアス電圧回路52のバイアス電圧Vbを帯電ローラ51に印加し、帯電ローラ51を感光体ドラム21表面に圧接して、帯電ローラ51及び感光体ドラム21をそれぞれの矢印方向A、Bに同一の周速度で回転させ、これにより感光体ドラム21表面を帯電させている。
バイアス電圧回路52は、帯電ローラ51に印加するバイアス電圧Vbとして、直流電圧、又は直流電圧に交流電圧を重畳させたものを出力する。また、バイアス電圧回路52は、主制御部43の制御に応答してバイアス電圧Vbを変更する。
直流のバイアス電圧Vbを用いた場合は、オゾンの発生量が少なくて済む。
また、直流と交流を重畳したバイアス電圧Vbを用いた場合は、オゾンの発生量が多くなるももの、感光体ドラム21表面の帯電むらを抑えることができる。
図5(a)及び(b)は、帯電ローラ51を側方から示す断面図及び正面から見て示す断面図である。図5(a)及び(b)から明らかな様に、帯電ローラ51は、回転軸53の周りに弾性部材54を設け、弾性部材54を複数のコート層55により被覆し、回転軸53、弾性部材54、及び各コート層55を同心円状に配置したものである。回転軸53は金属製であり、弾性部材54、及び各コート層55は、導電性を有する。従って、バイアス電圧回路52のバイアス電圧Vbを、回転軸53及び弾性部材54を通じて各コート層55に印加することができる。
回転軸53は、例えばステンレスやアルミ等かなるφ8mmの軸である。
弾性部材54は、ウレタン、EPDM、シリコーン樹脂、及びクロロプレン等に導電性の粒子を混入してなるスポンジ状又はソリッド状のものであり、その厚さが3mm程度で、その体積抵抗値が101〜106Ω・cmである。導電性の粒子としては、導電性カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化アルミ等の金属粉、イオン導電性を有する金属塩等がある。
各コート層55は、ウレタン、エラストマー、ナイロン等に導電性の粒子を混入したチューブ状のものであり、その厚さが10〜300μm(好ましくは30〜150μm)程度で、その体積抵抗値が104〜109Ω・cm(好ましくは105〜107Ω・cm)である。導電性の粒子としては、弾性部材54と同様のものが用いられる。また、各コート層55は、そのアスカC硬度が40〜90度(好ましくは50〜70度)であり、その表面粗さがRz20μm以下(好ましくは5μm以下)である。
各コート層55は、弾性部材54に被せられてから、加熱されて熱収縮している。これにより、最も内側のコート層55が弾性部材54に密着し、その外側の各コート層55が内側の層に密着して、全ての各コート層55が確実に固定される。
ここで、弾性部材54及び各コート層55に導電性を持たせるのは、バイアス電圧Vbを回転軸53及び弾性部材54を通じて各コート層55に印加し、最も外側のコート層55により電荷を感光体ドラム21に付与するためである。
また、各コート層55に適宜な体積抵抗を持たせるのは、注入電荷を感光体ドラム21の一箇所に集中させないためである。
更に、各コート層55の体積抵抗値は、外側になる程、抵抗値が低くなる様に設定されている。例えば、最も外側のコート層55の体積抵抗値をR1、2番目のコート層55の体積抵抗値をR2、最も内側のコート層55の体積抵抗値をR3とすると、R1<R2<R3となる様に設定されている。これは、後で述べる様に各コート層55を外側から順次引き剥がしても、帯電ローラ51の抵抗が大幅に変化しない様にするためである。帯電ローラ51の表面電位を一定に維持するには、帯電ローラ51の抵抗に応じてバイアス電圧回路52のバイアス電圧Vbを調節する必要がある。帯電ローラ51の抵抗変化が小さければ、バイアス電圧回路52によるバイアス電圧Vbの調節幅を抑えることができ、バイアス電圧回路52の負荷を低減することができる。
尚、各コート層55の体積抵抗値の調節は、導電性の粒子の混入量を変更することによりなされる。
また、各コート層55の表面粗さをRz20μm以下に設定するのは、最も外側のコート層55と感光体ドラム21間のギャップのバラツキを抑えて、感光体ドラム21の表面電位のむらを抑えるためである。直流と交流を重畳したバイアス電圧Vbを用いる場合は、各コート層55の表面粗さをRz20μm以下に抑えて、ギャップのバラツキを20μm以下にすれば、感光体ドラム21の表面電位のむらを抑えることができる。また、直流のバイアス電圧Vbを用いる場合は、各コート層55の表面粗さをRz5μm以下に抑えて、ギャップのバラツキを5μm以下にしなれれば、感光体ドラム21の表面電位のむらを抑えることができない。
また、各コート層55は、それらの両端が弾性部材54からはみ出しており、それらの両端が熱収縮によりしぼんで回転軸53に直接密接している。そして、図6に示す様に最も上側のコート層55の一端には、ミシン目56が形成されている。このミシン目56は、このミシン目56でコート層55を破き易くし、このコート層55を容易に引き剥がすことができる様にするためのものである。最も上側のコート層55を引き剥がすと、2番目のコート層55の一端が露見し、この2番目のコート層55の一端にもミシン目(図示せず)が形成されている。
ミシン目56は、例えば深さ20μm(好ましくは5μm)のものであり、5mm程度の間隔で形成される。また、ミシン目56は、各コート層55の合成樹脂シートを圧延するときの圧延方向に沿って形成される。これにより、コート層55をミシン目56から破くことが容易になる。
直流のバイアス電圧Vbを用いる場合は、ミシン目56を感光体21と当接もしくは摺接するコート層55の部分から外して形成する。これは、コート層55のミシン目56が感光体ドラム21に接触すると、この接触部位で、コート層55と感光体ドラム21間のギャップが変化し、感光体ドラム21の表面電位にむらが生じるためである。
但し、直流と交流を重畳したバイアス電圧Vbを用いる場合は、先に述べた様に感光体ドラム21の表面電位にむらが生じ難いので、ミシン目56を感光体21と当接もしくは摺接するコート層55の部分に形成しても構わない。
また、各コート層55は、相互に異なるそれぞれの色に着色されている。これにより、各コート層55の積層順位や残り層数を容易に知ることができる。
尚、各コート層55の層数が多いときには、最も内側のコート層55のみや、最も内側から2番目や3番目のコート層55のみに着色して、その上側のコート層55が引き剥がされたときに、着色されたコート層55が表れる様にして、コート層55の残り層数が少ないことを知らせても良い。また、コート層55の着色を部分的に行ったり、着色の代わりに、各コート層55の積層順位や残り層数を文字や数字等で印しても構わない。
更に、各コート層55のミシン目及び着色の代わりに、図7に示す様に各コート層55の端部にそれぞれのタグ57を設けても良い。各タグ57は、相互に異なるそれぞれの色に着色されたり、文字や数字等を記されて、各コート層55の積層順位や残り層数を表示している。また、各タグ57は、各コート層55の合成樹脂シートを圧延するときの圧延方向に沿って突出している。このため、タグ57を持ち上げると、該タグ57のコート層55に切れ目が容易に形成され、この切れ目から該コート層55が簡単に引き剥される。
尚、各コート層55の端部直下に、該各コート層55とは別体のそれぞれのタグを挟み込んでも構わない。
この様なローラ帯電装置22においては、帯電ローラ51の最も外側のコート層55を感光体ドラム21に当接もしくは摺接させつつ、最も外側のコート層55から感光体ドラム21へと電荷を与えて、感光体ドラム21を帯電させている。このため、帯電ローラ51の最も外側のコート層55は、その抵抗値が変動し、その表面に傷や汚れ等が発生して、徐々に劣化して行く。そして、これを放置しておくと、帯電ローラ51による帯電性能が低下し、感光体ドラム21の帯電むらを招いて、画像品質が低下したり、感光体ドラム21の寿命が低下する。
そこで、帯電ローラ51の最も外側のコート層55を定期的に引き剥がして、帯電ローラ51の表面を回復させる。これにより、帯電ローラ51による帯電性能も回復し、感光体ドラム21の帯電むらや画像品質の低下が未然に防止され、感光体ドラム21のロングライフ化を図ることができる。
また、帯電ローラ51の最も外側のコート層55を引き剥がす作業は、極めて容易である。更に、帯電ローラそのものの交換と比較すると、ランニングコスト及び資源節減等の点で、極めて有利である。
また、各コート層55が軸心の方に収縮して確実に固定されているので、帯電ローラ51と感光体ドラム21間の抵抗が安定化し、感光体ドラム21の帯電も安定化する。
図8は、帯電ローラの変形例を示す断面図である。この変形例の帯電ローラ51Aでは、1枚のシート61を弾性部材54に複数回巻き付けて積層することにより、各コート層62を形成している。
各コート層62間には、導電性接着剤を介在させている。これにより、各コート層62が確実に固定され、帯電ローラ51Aと感光体ドラム21間の抵抗が安定化して、感光体ドラム21の帯電も安定化される。
また、各コート層62は、帯電ローラ51Aの長手方向に沿ってシート61に形成されたそれぞれのミシン目63により区画されている。
更に、コート層62毎に、図9に示す様にコート層62の両端62a、62bが僅かに重なる程度に、該コート層62の長さを設定している。これにより、ミシン目63が感光体21と当接もしくは摺接せずに済む。
また、最も外側のコート層62の体積抵抗値をR1、2番目のコート層62の体積抵抗値をR2、3番目のコート層62の体積抵抗値をR3、…、n番目のコート層62の体積抵抗値をRnとすると、R1<R2<R3、…、<Rnとなる様に設定する。これにより、各コート層62が外側から順次引き剥がされても、帯電ローラ51Aの抵抗が大幅に変化せずに済み、帯電ローラ51Aの表面電位を一定に維持するためのバイアス電圧回路52によるバイアス電圧Vbの調節幅を抑えることができ、バイアス電圧回路52の負荷を低減することができる。
尚、各コート層62の体積抵抗値の調節は、導電性の粒子の混入量を変更することによりなされる。
また、各コート層62の少なくとも一部を相互に異なるそれぞれの色に着色して、各コート層62の積層順位や残り層数を表示しても良い。あるいは、各コート層62の先端近傍にそれぞれのタグを設けて、各コート層62の積層順位や残り層数を表示したり、タグを持ち上げることによりコート層62を容易に引き剥がせる様にしても良い。
また、帯電ローラ51Aでは、最も上側のコート層62の一端62aが帯電ローラ51Aの外周に表れ、この一端62aがめくれ易い。このため、図10に示す様に帯電ローラ51A及び感光体ドラム21をそれぞれの矢印方向A、Bに回転させる場合は、最も上側のコート層62の一端62aを矢印方向Aとは逆方向に向け、かつ帯電ローラ51Aの周速をV1とし、感光体ドラム21の周速をV2とすると、V1>V2に設定する。これにより、最も上側のコート層62の一端62aがめくれなくなる。
更に、帯電ローラ51Aの最も上側のコート層62の一端62aが段差となるため、直流と交流を重畳したバイアス電圧Vbを用いる。これにより、最も上側のコート層62の段差の部位で、帯電ローラ51Aと感光体ドラム21間のギャップが大きくなっても、感光体ドラム21の表面電位にむらが生じ難くなる。
次に、図11に示すフローチャートに従って、画像形成装置1による帯電ローラ51のコート層を引き剥がす時期の判定及び通知の処理を説明する。
まず、画像形成装置1の操作パネル14の操作により印字要求がなされると(ステップS101)、この印字要求が表示操作部44を介して主制御部43へと通知される。主制御部43は、この印字要求がなされると、ローラ帯電装置22の帯電ローラ51の使用履歴A(帯電回数、回転回数、及び回転時間のうちの少なくとも1つ)を主記憶部42から読み出して、この帯電ローラ51の使用履歴Aが一定値Zに達しているか否かを判定する(ステップS102)。そして、帯電ローラ51の使用履歴Aが一定値Zに達していれば(ステップS102で「Yes」)、帯電ローラ51の最も外側のコート層55の引き剥がしを促す旨を表示操作部44を介して操作パネル14の液晶表示部に表示する(ステップS103)。
そして、ユーザにより帯電ローラ51の最も外側のコート層55が引き剥がされ、操作パネル14の操作により作業終了の旨が入力されると(ステップS104で「Yes」)、これに応答して主制御部43は、主記憶部42内の使用履歴Aを初期化し(ステップS105)、帯電ローラ51のコート層55の残り層数を求めて、この残り層数が例えば2枚以上であれば(ステップS106で「Yes」)、ステップS102に戻る。また、主制御部43は、残り層数が2枚未満であれば(ステップS106で「No」)、帯電ローラ51の交換時期が近づいて来たことを表示操作部44を介して操作パネル14の液晶表示部に表示する(ステップS107)。
同時に、主制御部43は、バイアス電圧回路52を制御して、帯電ローラ51の最も外側のコート層55の引き剥がしにより該帯電ローラ51の抵抗値が低減した分だけ、帯電ローラ51に印加されるバイアス電圧Vbを低減させ、これにより帯電ローラ51の表面電位及び感光体ドラム21の表面電位を一定に保持する。
また、主制御部43は、帯電ローラ51の使用履歴Aが一定値Zに達していなければ(ステップS102で「No」)、感光体ドラム21、現像器24、転写器25、クリーニング器26、除電器等の各ユニット別に、交換時期に達したか否かを判定する(ステップS108)。そして、交換時期に達したユニットがあれば(ステップS108で「Yes」)、このユニットの交換を促す旨を表示操作部44を介して操作パネル14の液晶表示部に表示する(ステップS109)。
また、主制御部43は、交換時期に達したユニットがなければ(ステップS108で「No」)、ステップS101の印字要求に応答して、原稿搬送部2、読取り部3、印字部4、印字用紙搬送部5、給紙部6等を制御して、原稿の画像を記録用紙に記録する(ステップS110)。そして、次の原稿があれば(ステップS111で「Yes」)、ステップS110を繰り返し、次の原稿がなければ(ステップS111で「Yes」)、このときの印字処理に応じて主記憶部42内の使用履歴Aを更新し(ステップS112)、この更新した使用履歴Aが一定値Zに達しているか否かを判定する(ステップS113)。そして、この更新した用履歴Aが一定値Zに達していれば(ステップS113で「Yes」)、先に述べた各ステップS103〜107と同様の処理を繰り返し、この更新した使用履歴Aが一定値Zに達していなければ(ステップS113で「No」)、次の印字要求を待機する。
この様に帯電ローラ51の使用履歴Aを求め、この使用履歴Aに基づいて、コート層55を剥がす時期を求めて報知しているので、適格な時期にコート層55を引き剥がして、帯電ローラ51表面を回復させることができる。これにより、感光体ドラム21表面のダメージを防止して、感光体ドラム21のロングライフ化を図ることができる。また、ユーザは、コート層55を引き剥がす時期に関して、格別な注意をはらわなくて済む。
尚、ここでは、帯電ローラ51を例示しているが、帯電ローラ51Aであっても構わない。また、帯電ローラ51の使用履歴を例示しているが、この代わりに、感光体ドラム21の使用履歴(感光体ドラム21による画像の記録枚数、感光体ドラム21の回転回数、及び回転時間のうちの少なくとも1つ)を用いても構わない。これは、帯電ローラ51と感光体ドラム21が常に同時に動作するためである。特に、帯電ローラ51及び感光体ドラム21を一体化したカートリッジを画像形成装置1に対して着脱し交換する場合は、帯電ローラ51の使用履歴の代わりに、感光体ドラム21の使用履歴を用いても、支障は無い。更に、帯電ローラ51及び感光体ドラム21を一体化したカートリッジを用いる場合は、帯電ローラ51の最も外側のコート層55の積層順や残り層数等をカートリッジのリサイクル期間の目安に用いることができる。
また、本発明の回転ローラは、ローラ帯電装置22の帯電ローラ51だけではなく、画像形成装置1における転写器25の転写ローラ、クリーニング器26のクリーニングローラ、除電器(図示せず)の除電ローラ等に適用することができる。
本発明の画像形成装置の実施例1を示す側面図である。 図1の画像形成装置を示す斜視図である。 図1の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置におけるローラ帯電装置を示す側面図である。 (a)及び(b)は、図4のローラ帯電装置の帯電ローラを側方から示す断面図及び正面から見て示す断面図である。 図5の帯電ローラの一端近傍を拡大して示す平面図である。 図5の帯電ローラの変形例を拡大して示す平面図である。 帯電ローラの他の変形例を側方から見て示す断面図である。 図8の帯電ローラの1つのコート層を模式的に示す側面図である。 図8の帯電ローラの周速と感光体ドラムの周速との関係を説明するために用いた図である。 図1の画像形成装置による帯電ローラのコート層を引き剥がす時期の判定及び通知の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 原稿搬送部
3 スキャナー部
4 印字部
6 給紙部
7 排紙装置
21 感光体ドラム
22 ローラ帯電装置
23 レーザスキャンユニット
24 現像器
25 転写器
26 クリーニング器
41 画像処理部
42 主記憶部
43 主制御部
44 表示操作部
45 ファクシミリ通信部
46 データ通信部
51 帯電ローラ
52 バイアス電圧回路
53 回転軸
54 弾性部材
55 コート層

Claims (21)

  1. 外周表面が静電潜像担持体に当接もしくは摺接して回転する回転ローラにおいて、
    前記回転ローラの外周に、3層以上のコート層を順次引き剥がし可能に重ねて設け、該各コート層の抵抗値を外側の層になるほど低くなるように設定したことを特徴とする回転ローラ。
  2. 軸心と、軸心周りに設けられた中間部材とを備え、複数のコート層を中間部材周りに重ねて設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転ローラ。
  3. 各コート層の少なくとも一部には、着色がなされたことを特徴とする請求項1に記載の回転ローラ。
  4. 各コート層の最も上側のコート層を引き剥がすと、次のコート層の着色がなされた部分が露見することを特徴とする請求項3に記載の回転ローラ。
  5. 各コート層に、タグを付与したことを特徴とする請求項1に記載の回転ローラ。
  6. タグには、該タグを付与されたコート層を引き剥がす順番が印されていることを特徴とする請求項5に記載の回転ローラ。
  7. 各コート層の少なくとも一部には、ミシン目が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転ローラ。
  8. ミシン目は、静電潜像担持体に当接もしくは摺接するコート層部分から外れて形成されていることを特徴とする請求項7に記載の回転ローラ。
  9. ミシン目は、コート層となる合成樹脂シートの圧延方向に沿って形成されることを特徴とする請求項7に記載の回転ローラ。
  10. 各コート層間に導電性接着材が介在することを特徴とする請求項1に記載の回転ローラ。
  11. 各コート層は、該各コート層の収縮により相互に密接していることを特徴とする請求項1に記載の回転ローラ。
  12. 各コート層は、複数のチューブを同心状に積層してなることを特徴とする請求項1に記載の回転ローラ。
  13. 各コート層は、1枚のシートを複数回巻き付け積層して形成されることを特徴とする請求項1に記載の回転ローラ。
  14. 各コート層は、回転ローラの長手方向に形成されたシートのミシン目により区画されることを特徴とする請求項13に記載の回転ローラ。
  15. コート層毎に、コート層の両端が重なり合う様に該コート層の長さを設定したこと特徴とする請求項14に記載の回転ローラ。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1つに記載の回転ローラを用いた画像形成装置。
  17. 回転ローラの使用履歴情報を記録し、この使用履歴情報に基づいて、回転ローラのコート層を剥がす時期を求める制御手段を備えることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 回転ローラのコート層を剥がす時期を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 回転ローラの使用履歴情報は、回転ローラの帯電回数、回転ローラの回転回数、及び回転時間のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  20. 回転ローラの使用履歴情報は、静電潜像担持体による画像の記録枚数、静電潜像担持体の回転回数、及び回転時間のうちの少なくとも1つに基づいて求められることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  21. 画像形成装置に着脱自在に装着される画像形成装置用カートリッジにおいて、
    請求項1乃至15のいずれか1つに記載の回転ローラを用いた画像形成装置用カートリッジ。
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