JP3278331B2 - 帯電部材、該帯電部材の製造方法及び該帯電部材を有するプロセスカートリッジ - Google Patents

帯電部材、該帯電部材の製造方法及び該帯電部材を有するプロセスカートリッジ

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JP3278331B2 JP26865095A JP26865095A JP3278331B2 JP 3278331 B2 JP3278331 B2 JP 3278331B2 JP 26865095 A JP26865095 A JP 26865095A JP 26865095 A JP26865095 A JP 26865095A JP 3278331 B2 JP3278331 B2 JP 3278331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電部材に関す
る。また、本発明は、該帯電部材の製造方法及び該帯電
部材を有するプロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、像担持体に接触配置されたローラ
状等の帯電部材に電圧を印加することによって像担持体
表面を帯電する接触帯電法が広く用いられている。接触
帯電部材はその構造が簡単であり小型であることやオゾ
ンの発生量が極めて少ない等の利点を有している。該帯
電部材は一般的に下記の如き方法により製造される。
【0003】(1)金属製の導電性支持体(芯金)外周
に添って、合成樹脂や合成ゴムを用いて押し出し成型、
注入成型、射出成型、プレス成型及びトランスファー成
型等の方法により導電性弾性層を形成し、更にその上に
抵抗制御層や表面層を浸漬塗工法やロール塗工法等によ
り薄く塗工する。
【0004】(2)合成樹脂等を用いて内径が前記導電
性弾性層より小さいシームレスチューブを作成し、その
中へ前記導電性弾性層を有するローラを圧入する、ある
いはシームレスチューブを内径が前記導電性弾性層より
やや大きいシュリンクチューブ(熱収縮性)とし、加熱
処理して収縮させることにより導電性弾性層に密着させ
チューブ層を形成する。
【0005】一方、従来、複写機、レーザービームプリ
ンタ及びファクシミリ等の電子写真法による画像形成装
置には各種帯電部材、例えば、現像帯電用ローラ、転写
帯電用ローラ、一次帯電用ローラ等が用いられている。
各種帯電部材は、そのほとんどが使い切りで再利用され
ていなかった。また、製造時に発生した不具合品も、製
品として使用することができないので修復されることな
く廃棄されていた。
【0006】なぜなら、各種帯電部材は、電子写真プロ
セスに繰り返し適用されると、その電気特性が低下し、
初期と同レベルの電気特性を示さないという問題があっ
たからである。各種帯電部材の電気特性の低下の原因と
しては、帯電時の放電により発生するオゾン等の影響に
よる帯電部材表面の劣化や、被帯電体との接触による帯
電部材表面の磨耗等が考えられる。
【0007】また、被帯電体との接触により帯電部材表
面が摩耗し、滑り性や平滑性等の表面性が損なわれると
いう問題もある。
【0008】また、各種帯電部材は、繰り返し用いてい
るうちに、その最外層全面、全周にわたって粉末現像剤
(トナー)や紙粉が付着してしまう。
【0009】このような各種帯電部材を洗浄等の手段無
しに再利用すると、表面の汚れにより特に低湿、低温環
境において帯電部材表面の抵抗値にバラツキが生じ、帯
電ムラが発生する。前述のような帯電能力の低下した帯
電部材は表面の汚れの影響を受けやすい。
【0010】更に、上記電子写真装置に備えられる各種
帯電部材は単層構成のものだけでなく、複数の層を積層
した多層構成のものが多く用いられている。各種帯電部
材を多層構成とする場合、一般的には塗工等の手段を用
いるが、塗工によって層を形成する場合、塗工ムラ、膜
厚ムラ及び塗工ブツ等の塗工不良が発生する場合があ
る。帯電部材にこれらの塗工不良が存在するとその部分
が微妙な抵抗ムラとなり均一な帯電が行えず画像不良の
原因となってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら(1)の
ローラ製造方法には以下のような問題がある。
【0012】(A)各層の材料を有機溶剤に溶解し塗料
としなくてはならないため材料に制限を受ける(各層の
溶解度係数を変えなければ、それぞれの層を塗工する際
に有機溶剤により互いに溶かしてしまい各層の働きを損
なう)。
【0013】(B)各層の樹脂は溶解度係数が異なるた
め、各層の密着性が悪く、浮きやシワの発生を招くこと
もある。また、密着性を上げるためプライマーを用いる
必要が生じることもありコストアップの要因となりかね
ない。
【0014】(C)各層に塗工ムラや厚みのムラが生じ
やすい。
【0015】(D)塗料を塗布して層を形成した後に乾
燥工程が必要なため生産性が悪い。
【0016】(E)有機溶剤を使用して塗料を作成する
ため、そのための安全対策や設備が必要となりコストが
かかる。
【0017】また、(2)のローラ製造方法にも以下の
ごとく問題がある。
【0018】(A)チューブを用いて表面層等を形成す
る場合、チューブの内径とほとんど変わらない外径の前
記導電性弾性層をチューブに挿入する必要があるため困
難を伴う。
【0019】(B)前記導電性弾性層よりも小さめの内
径に成形したチューブへ前記導電性弾性層をチューブ内
径を広げながら圧入するために、チューブには弾性変形
させるため大きな力が加わる。そのためチューブが破れ
たり偏肉する恐れがある。
【0020】また、最近、エコロジー(地球環境を酷使
したり、汚染したりせず、地球環境に優しく共存してい
く考え)が全世界的に広がりを見せている。地球資源の
節約、環境保護という面から見ると上記電子写真装置に
備えられる各種帯電部材も、何らかの方法で再生し、再
利用できるようにすることが検討されている。
【0021】帯電部材の再生方法としては、溶剤を用い
て部材表面の汚れを洗い落とす方法が知られている。
【0022】しかしながら、各種帯電部材の表面層は、
合成樹脂や合成ゴム等を含有するものが大部分を占めて
おり、上記従来技術の洗浄方法は、次に述べる(A)及
び(B)等の理由から好ましくない。
【0023】(A)合成樹脂や合成ゴムは、洗浄溶剤に
よって溶解したり、クラックが発生し易く、電気抵抗、
硬度、表面粗さ、真円度、真直度及び滑り性(摩擦係
数)等のこの種のローラに要求される各種機能が損なわ
れる恐れがある。
【0024】(B)この種の帯電部材は、単層構成のも
のだけではなく、2種類多層構成のものが多く用いられ
ている。多層ローラの場合、ローラの端部から洗浄溶剤
が染み込む恐れがあって表面層の材料の耐溶剤性のみだ
けでなく、内側の材料の耐溶剤性にも注意を払う必要が
ある。このため、使用する洗浄溶剤の種類が限定されて
しまう上、各層間の接着力が低下する恐れもある。
【0025】本発明の目的は、上記問題点を解決し、優
れた特性を有する帯電部材を提供することにある。
【0026】また、本発明は、上記帯電部材の製造方法
であって、帯電部材の再生にも適した帯電部材の製造方
法を提供することにある。
【0027】更に、本発明の目的は、上記帯電部材を有
するプロセスカートリッジを提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、導電性
支持体上に弾性層を有し、該弾性層上に樹脂チューブ層
を有する電子写真用帯電部材において、該チューブ層の
厚さが1〜1000μmであり、該チューブ層と該チュ
ーブ層の下に接触している層との間に平均粒径が50μ
m以下である微粒子が存在することを特徴とする電子写
真用帯電部材である。
【0029】また、本発明は、導電性支持体上に弾性層
を有し、該弾性層上に樹脂チューブ層を有する電子写真
帯電部材の製造方法において、該チューブ層の厚さが
1〜1000μmであり、該チューブ層を形成する面及
びチューブの内面の少なくとも一方に平均粒径が50μ
m以下である微粒子を付着させた後に該チューブの内側
に少なくとも弾性層を挿入し、該チューブ層を形成する
工程を有することを特徴とする電子写真用帯電部材の製
造方法である。
【0030】更に、本発明は、上記帯電部材を有するプ
ロセスカートリッジである。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の帯電部材は浸漬塗工法や
ロール塗工法で被覆層を設ける場合に生ずる問題点がな
く、優れた表面性等の特性を有する。
【0032】また、本発明の製造方法は弾性層あるいは
被覆層を有する弾性層の上にチューブを被覆する際に、
両者の間に微粒子を存在させることによってチューブの
内側に上記弾性層等を挿入しやすくするもので、チュー
ブの破れや偏肉といった問題を起こす危険性が減少す
る。
【0033】本発明の製造方法は電子写真装置に用いら
れる帯電部材の再利用方法としても有効である。製品寿
命を終えた帯電用ローラは、多くの場合、電気特性や表
面性(平滑性及び滑り性等)が初期と同程度のレベルを
示さなかったり、その最外層全面、全周にわたって付着
した粉末現像剤(トナー)等が原因で帯電部材表面に抵
抗値バラツキが生じ、帯電ムラが発生するといった問題
がある。帯電部材表面に付着したトナー等を完全に取り
除くことは容易なことではない。
【0034】しかしながら、本発明はこのような問題を
抱える帯電部材を、表面に付着したトナーを利用しなが
ら該帯電部材外周にチューブを被覆することで帯電部材
の表面性を回復させると共に表面の抵抗値を均一化し、
帯電部材としての電気特性を十分な状態に回復させ、帯
電部材としての再利用を可能にするものである。
【0035】本発明の帯電部材1は、図1に示すように
ローラ形状であり、導電性支持体1aと、その外周に一
体に形成された弾性層1bと、該弾性層の外周に形成さ
れたチューブ層1dから構成されている。弾性層とチュ
ーブ層の間1eには微粒子(不図示)が存在している。
【0036】本発明の帯電部材の他の構成を図2及び図
3に示す。図2に示すように帯電部材は、弾性層1bの
外周に帯電部材の抵抗を制御する目的で抵抗制御層1c
を形成し、該抵抗制御層1cの外周に形成されたチュー
ブ層1dを有する構成としてもよい。この場合、微粒子
は、抵抗制御層1cとチューブ層1dの間1eに存在し
ている。また、図3のように抵抗制御層を2層以上設け
た構成としてもよい。抵抗制御層は内側より第1抵抗制
御層1c及び第2抵抗制御層1c′とする。
【0037】本発明に用いられる導電性支持体1aは、
鉄、銅、ステンレス、アルミニウム及びニッケル等の金
属を用いることができる。更に、これらの金属表面に防
錆や耐傷性付与を目的としてメッキ処理を施しても構わ
ないが、導電性を損なわないことが必要である。
【0038】帯電ローラ1において、弾性層1bには、
帯電ローラ1の感光体2に対する良好な均一密着性を確
保するために適当な弾性を持たせてある。
【0039】弾性層1bの導電性はゴム等の弾性材料中
にカーボンブラック等の導電剤を添加することにより調
整される。弾性はプロセス油及び可塑剤等の添加により
調整される。弾性層1bの具体的弾性材料としては、例
えば、天然ゴム、エチレンプロピレンジエンメチレンゴ
ム(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)、シリコーンゴム、ウレタンゴム、エピクロルヒド
リンゴム、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム
(BR)、ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)及びク
ロロプレンゴム(CR)等の合成ゴム、更にはポリアミ
ド樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂及びフッ素
樹脂等の樹脂も挙げられる。また、前述の弾性材料の発
砲体を弾性層1bに用いてもよい。
【0040】チューブ層1dは、前出のようにチューブ
内への圧入やチューブの熱収縮により形成される層であ
り、帯電部材の表面性(滑り性や平滑性等)を調整する
目的で設けたり、あるいは弾性層1b中に含有される可
塑剤等の帯電部材表面へのブリードアウトを防止する目
的で設けることが多い。チューブ層1dの具体的材料と
しては、カーボンブラック及びカーボングラファイトの
ような導電性粒子や、導電性酸化チタン、導電性酸化亜
鉛及び導電性酸化錫等の導電性金属酸化物あるいはアル
カリ金属塩及びアンモニウム塩等を含有した合成樹脂
る。
【0041】チューブ層1dに用いられる合成樹脂とし
ては、ナイロン12、PFA(4フッ化エチレン−パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂)、PVD
F(ポリフッ化ビニリデン)、FEP(4フッ化エチレ
ン−6フッ化プロピレン共重合樹脂)、更にはポリスチ
レン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウ
レタン系、ポリエステル系及びポリアミド系等の熱可塑
性エラストマーが挙げられる。
【0042】チューブ層1dは熱収縮性チューブで形成
してもよいし、非熱収縮性チューブで形成してもよい。
【0043】また、チューブ層1dの肉厚は弾性層や
抵抗制御層等、チューブ層に対して下層に位置する各層
の持つ機能を十分に引き出すためには薄い方がよい。そ
のため、1〜1000μmの範囲である。
【0044】抵抗制御層1cは帯電部材の抵抗を制御す
るために設けることが多い。抵抗制御層1cの具体的材
料としては、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ
素樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂、更にはエピクロルヒ
ドリンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴム及びアク
リロニトリル系ゴム等が挙げられる。抵抗制御層1cに
も抵抗調整を目的として、カーボンブラックやカーボン
グラファイトのような導電性粒子や、導電性酸化チタ
ン、導電性酸化亜鉛及び導電性酸化錫等の導電性金属酸
化物あるいはアルカリ金属塩及びアンモニウム塩等の導
電剤を分散することができる。
【0045】本発明に用いられる微粒子は、チューブ層
とその下層との間に潤滑性を付与できるものであればい
ずれのものでもよいが、好ましい例としてシリカ微粒
子、カーボン、炭酸カルシウム、クレー、ガラス球及び
トナー等が挙げられる。また、その添加量は本発明の効
果が得られる範囲であれば特に制限されるものではな
い。
【0046】具体的には、樹脂微粒子としては、ポリス
チレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系
樹脂、ウレタン樹脂及びゴム、ポリアミド樹脂、シリコ
ーン樹脂及びゴム、フッ素系樹脂及びゴム、フェノール
樹脂、アクリル系樹脂及びエポキシ樹脂等の微粒子を用
いることができる。
【0047】また、固体潤滑剤としては、グラファイト
やタルクや雲母等を用いることができる。
【0048】また、磁性体としては、マグネタイト、ヘ
マタイト及びフェライト等の酸化鉄あるいは鉄、コバル
ト、ニッケルのような金属あるいはこれらの金属とアル
ミニウム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、錫、亜
鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、
カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン
及びバナジウムのような金属の合金及びその混合物等が
挙げられる。
【0049】また、金属酸化物としては、酸化マグネシ
ウム、酸化セリウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、
酸化亜鉛、酸化アンチモン及び酸化錫等が挙げられる。
【0050】また、シリカとしては、未処理の微粉末を
用いてもよいし、シリコーンワニス、各種変性シリコー
ンワニス、シリコーンオイル、各種変性シリコーンオイ
ル、シランカップリング剤、官能基を有するシランカッ
プリング剤、その他の有機ケイ素化合物等の処理剤で、
あるいは種々の処理剤で併用して処理されたものでもよ
い。
【0051】本発明における微粒子の平均粒径は、50
μm以下であ、特には0.01〜50μmであること
が好ましい。かかる平均粒径は、電子顕微鏡を用いて任
意の粒子100個の粒子径を測定し、それらの総和を個
数100で割った単純平均値とする。但し、粒子は真球
状のものばかりとは限らないため、粒子の長径と短径を
合計し2で割った値を粒子個々の粒子径とした。平均粒
径が50μmを超えると、その上にチューブを被覆して
も微粒子の影響により帯電部材表面に凹凸やうねり等が
生じ易く、平滑性が失われてしまうことがある。その結
果、帯電部材と感光体とが当接している接触帯電方式で
は、帯電部材と感光体との接触が均一な状態を得られ
ず、部分的に帯電部材と感光体との間に隙間が生じ帯電
不良の原因となることがある。
【0052】本発明の帯電ローラを用いる場合、帯電ロ
ーラと感光体の関係が接触、非接触かかわらず帯電ロー
ラの表面が粗いと、その凹凸によって微妙に帯電ムラが
生じ、結果として画像不良が生じてしまうことがある。
従って、帯電ローラの表面はより滑らかな方が好まし
く、JIS B0601表面粗さの規格における10点
平均表面粗さRzが100μm以下であることが好まし
く、特には15μm以下であることが好ましい。
【0053】また、帯電部材の体積抵抗率としては10
4〜1014Ω・cmの範囲にあることが好ましい。104
Ω・cm未満の場合、感光体に何らかの原因でピンホー
ルが生じた場合、そのピンホール部が帯電部材とニップ
部である帯電領域に移動すると、帯電部材と感光体のピ
ンホールとの間でリークが発生して給電部の電圧が著し
く降下してしまうことがある。そのため、このリーク発
生時には帯電部材と感光体とのニップ部の長手方向全体
が帯電不良となり、実際の画像においては反転現像では
黒帯状、正規現像では白帯状の画像ムラが感光体の回転
周期毎に現れ画像品質が低下する。一方、1014Ω・c
mを超える場合、帯電部材の抵抗が高すぎて感光体を所
定の電位に帯電することができず帯電不良となることが
ある。供給電圧をそれ相応にアップすれば、この問題を
ある程度は解決することができるが、効率が非常に悪く
実際上は非現実的である。
【0054】本発明における体積抵抗率の測定は、JI
S K 6911に準じて行ったものである。
【0055】図4に本発明の帯電部材を一次帯電手段と
して有するプロセスカートリッジを有する電子写真装置
の概略構成を示す。
【0056】図において、2は電子写真感光体であり、
軸3を中心に矢印方向に所定の周速度で回転駆動され
る。感光体2は、回転過程において、一次帯電手段であ
る本発明の帯電部材1によりその周面に正または負の所
定電位の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレー
ザービーム走査露光などの像露光手段(不図示)からの
画像露光光4を受ける。こうして感光体2の周面に静電
潜像が順次形成されていく。
【0057】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体2と転写手段6との間に感光体
2の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写
手段6により順次転写されていく。
【0058】像転写を受けた転写材7は、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
【0059】像転写後の感光体2の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用され
る。なお、本発明においては帯電部材が接触帯電手段で
あるので、前露光は必ずしも必要ではない。
【0060】本発明においては、上述の電子写真感光体
2、帯電部材1、現像手段5及びクリーニング手段9等
の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリッジ
として一体に結合して構成し、このプロセスカートリッ
ジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写真装
置本体に対して着脱可能に構成しても良い。例えば、電
子写真感光体2、現像手段5及びクリーニング手段9の
少なくとも1つを帯電部材1と共に一体に支持してカー
トリッジ化し、装置本体のレール12等の案内手段を用
いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ11と
することができる。
【0061】また、画像露光光4は、電子写真装置が複
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等
により照射される光である。
【0062】以下、本発明を実施例を用いて更に詳細に
説明する。
【0063】
【実施例】
(実施例1)下記の要領で本発明の帯電部材としての帯
電ローラを作成した。
【0064】 SBR 100重量部 カーボンブラック 35重量部 酸化亜鉛 5重量部 脂肪酸 2重量部
【0065】以上の材料を60℃に調節した密閉型ミキ
サーにて10分間混練した後、SBR100重量部に対
してナフテン系オイル30重量部を加え、20℃に冷却
した密閉型ミキサーで更に20分間混練し、原料コンパ
ウンドを調整する。このコンパウンドに原料ゴムのSB
R100重量部に対し加硫剤としての硫黄0.5重量
部、加硫促進剤としてチアゾール系加硫促進剤1重量部
及びチウラム系加硫促進剤1重量部を加え、20℃に冷
却した2本ロール機にて10分間混練する。得られたコ
ンパウンドを、φ6ステンレス製芯金の周囲に外形φ1
2のローラ状になるようにプレス成型機にて加硫成型す
ることにより弾性層を得た。
【0066】上記弾性層の上に以下に示すようなチュー
ブ層を被覆形成した。
【0067】まず ナイロン12 100重量部 導電性カーボンブラック 20重量部 を溶融混練し、次いでチューブ状に押し出し成型した
後、延伸させて熱収縮前の内径が14mm、肉厚100
μmのチューブを得た。外チューブに上記ローラ状の弾
性層を挿入しやすくするために弾性層表面に微粒子とし
てのシリコーン樹脂粉末を付着させた後、該チューブ内
に上記ローラ状の弾性層を挿入した。次いで、100℃
で2分間加熱し、チューブを熱収縮させることによりチ
ューブ層を形成し、本発明の帯電ローラを得た。
【0068】なお、微粒子として使用したシリコーン樹
脂粉末の平均粒子径は5μmであった。
【0069】得られた帯電ローラの抵抗値を温度23.
5℃、湿度50%(環境1)下で、帯電ローラの外周に
10mm幅のアルミ箔を密着させて巻き付け、支持体と
アルミ箔間に直流電圧(250V)を印加して抵抗計
「HIOKI 3119 DEGITAL MΩ HI
TESTER(日置電機株式会社)」によって測定し
た。結果を表1に示す。
【0070】また、得られた帯電ローラの表面粗さ(R
z)を前述の測定方法で測定した。結果を表1に示す。
【0071】この帯電ローラを未使用のプロセスカート
リッジ(商品名;EP−Eトナーカートリッジ)に一次
帯電器の位置にある帯電ローラとして組み込んでレーザ
ビームプリンタ(商品名「LBP−8MarkIV」キ
ヤノン株式会社)を用いて、6000枚の画像出し耐久
試験を行った。初期及び6000枚耐久後に得られた画
像を目視にて観察することによって画像の評価を行っ
た。結果を表2に示す。但し、表中の○は得られた画像
が良好、△は実用可、×は実用不可であることを示す。
【0072】なお、上記の画像出し耐久試験は、温度2
3.5℃、湿度50%(環境1)下、温度15℃、湿度
10%(環境2)下及び温度30℃、湿度80%(環境
3)下において行った。
【0073】(実施例2)下記の要領で本発明にしたが
い帯電ローラのリサイクル再生を行った。
【0074】プロセスカートリッジ(型式名;EP−E
トナーカートリッジ、トナーの平均粒径6μm)を有す
るレーザビームプリンタ(商品名「LBP−8Mark
IV」キヤノン株式会社)で6000枚の画像出しを行
った後に該プロセスカートリッジより帯電ローラを取り
出し、本発明の帯電ローラのベースとして使用した。再
生前の帯電ローラは導電性支持体、弾性層、第1抵抗制
御層及び第2抵抗制御層より構成されている。取り出し
た帯電ローラ表面には粉末現像剤(トナー)が付着して
いる。なお、帯電ローラ外径は12mmである。
【0075】上記帯電ローラ表面を軽くエアーブローし
た後に以下に示すようなチューブ層を被覆形成した。
【0076】まず、 ポリエチレン系樹脂 100重量部 導電性カーボンブラック 15重量部 を溶融混練し、次いでチューブ状に押し出し成型した
後、延伸させて熱収縮前の内径が15mm、肉厚40μ
mのチューブを得た。該チューブ内に先の帯電ローラを
挿入した後、100℃で2分間加熱することによってチ
ューブ層を形成し、本発明の帯電ローラを得た。本実施
例における微粒子は、使用後の帯電部材の表面に付着し
た粉末現像剤が果たしている。
【0077】得られた帯電ローラを実施例1と同様にし
て評価した。結果を表1及び表2に示す。
【0078】(実施例3)実施例1と同様にして弾性層
を作成した後、該弾性層上に帯電部材の抵抗を制御する
目的で以下に示す抵抗制御層を形成した。
【0079】即ち ポリウレタン樹脂 100重量部 カーボンブラック 6重量部 をメチルエチルケトン(MEK)溶媒に分散溶解した塗
料を弾性層上にディッピング法にて塗布して膜厚100
μmの抵抗制御層を形成した。
【0080】次に、抵抗制御層上に以下に示すチューブ
層を形成した。
【0081】まず、 PVDF(ポリフッ化ビニリデン)系樹脂 100重量部 導電性カーボンブラック 10重量部 を溶融混練し、次いでチューブ状に押し出し成型した
後、延伸させて熱収縮前の内径が14.5mm、肉厚7
0μmのチューブを得た。上記抵抗制御層の表面に微粒
子として酸化錫微粒子を付着させ、該チューブ内に上記
ローラ状の抵抗制御層を挿入し、100℃で2分間加熱
することによりチューブ層1dを形成し、本発明の帯電
ローラを得た。
【0082】なお、微粒子として使用した酸化錫の平均
一次粒径は0.2μmであった。
【0083】得られた帯電ローラを実施例1と同様にし
て評価した。結果を表1及び表2に示す。
【0084】(実施例4)チューブ層に使用するカーボ
ンブラックの代わりに 導電性酸化チタン 30重量部 を使用した以外は実施例1と同様にして帯電ローラを作
成した。
【0085】得られた帯電ローラを実施例1と同様にし
て評価した。結果を表1及び表2に示す。
【0086】(実施例5)微粒子として使用したシリコ
ーン樹脂粉末の代わりに、グラファイトを使用した以外
は実施例1と同様にして帯電ローラを作成し、評価し
た。結果を表 1及び表2に示す。なお、微粒子として
使用したグラファイトの平均粒径は7μmであった。
【0087】(実施例6)チューブ層に使用するナイロ
ン12の代わりに ポリウレタン樹脂 100重量部 を使用し、微粒子としてシリコーン樹脂粉末の代わりに
シリカ微粉末を使用した以外は実施例1と同様にして帯
電ローラを作成し、評価した。結果を表1及び表2に示
す。
【0088】(実施例7)チューブ層に使用するカーボ
ンブラックの代わりに 過塩素酸リチウム 2重量部 を使用した以外は実施例1と同様にして帯電ローラを作
成し、評価した。結果を表1及び表2に示す。
【0089】(実施例8)微粒子を弾性層の表面に付着
させるのではなく、チューブの内面に付着させた以外は
実施例1と同様にして帯電ローラを作成し、評価した。
【0090】(実施例9)エアーブローする代わりに、
MEK(メチルエチルケトン)を湿らせたクリーニング
ワイパーを用いて帯電ローラを拭いた以外は実施例2と
同様にして評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
【0091】MEKを湿らせたクリーニングワイパーで
拭いた後の帯電ローラ表面を赤外吸光分析及びX線マイ
クロ分析したところ、ポリスチレン樹脂、磁性体及びシ
リカ等が検出された。トナーが付着した帯電ローラをM
EK等の溶剤で拭いても付着したトナーは完全には取り
除くことができない。そのためチューブ層と第2抵抗制
御層との間には粉末現像剤あるいはその一部が存在して
いることになる。
【0092】(比較例1)微粒子として使用した酸化錫
粒子を使用しなかった以外は実施例3と同様にして帯電
ローラを作成したが、チューブが抵抗制御層に貼り付き
易く、抵抗制御層の挿入が困難であった。また、獲られ
た帯電ローラのチューブ層にはシワが見られたので帯電
ローラの物性の評価は行わず、画像の評価のみ実施例1
と同様にして行った。結果を表2に示す。
【0093】(比較例2)プロセスカートリッジ(型式
名;EP−Eトナーカートリッジ)を有するレーザビー
ムプリンタ(商品名「LBP−8MarkIV」キヤノ
ン株式会社)で5000枚の画像出しを行った後に該プ
ロセスカートリッジより帯電ローラを取り出した。取り
出した帯電ローラ表面には粉末現像剤(トナー)が付着
している。
【0094】この帯電ローラをそのまま未使用のプロセ
スカートリッジ(商品名;EP−Eトナーカートリッ
ジ)に一次帯電器の位置にある帯電ローラとして組み込
んでレーザビームプリンタ「LBP−8MarkIV
(キヤノン株式会社)」を用いて実施例1と同様の評価
を行った。結果を表1及び表2に示す。なお、抵抗値の
測定及び表面粗さの測定は画像出し耐久試験の前に、粉
末現像剤が表面に付着したままの帯電ローラについて実
施した。
【0095】環境2において画像出し耐久試験後半(4
500枚)にハーフトーン画像領域において帯電ローラ
の汚れが起因となる帯電ムラが発生した。
【0096】
【表1】
【0097】
【表2】
【0098】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、優れた特
性を有する帯電部材、該帯電部材の製造方法であって、
帯電部材の再生にも適した帯電部材の製造方法及び該帯
電部材を有するプロセスカートリッジを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯電部材の層構成の例を示す図であ
る。
【図2】本発明の帯電部材の層構成の例を示す図であ
る。
【図3】本発明の帯電部材の層構成の例を示す図であ
る。
【図4】本発明の帯電部材を有するプロセスカートリッ
ジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 本発明の帯電部材 1a 導電性支持体 1b 弾性層 1c 抵抗制御層 1c′ 抵抗制御層 1d チューブ層 1e 抵抗制御層とチューブ層の間 2 電子写真感光体 3 軸 4 露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 定着手段 9 クリーニング手段 10 前露光光 11 プロセスカートリッジ 12 レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−95560(JP,A) 特開 平4−106565(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に弾性層を有し、該弾性
    層上に樹脂チューブ層を有する電子写真用帯電部材にお
    いて、該チューブ層の厚さが1〜1000μmであり、
    該チューブ層と該チューブ層の下に接触している層との
    間に平均粒径が50μm以下である微粒子が存在するこ
    とを特徴とする電子写真用帯電部材。
  2. 【請求項2】 微粒子の平均粒径が1〜50μmである
    請求項記載の電子写真用帯電部材。
  3. 【請求項3】 微粒子が樹脂、固体潤滑剤、磁性体、金
    属酸化物、シリカ及びトナーからなる群より選択される
    少なくともひとつの微粒子である請求項1または2記載
    電子写真用帯電部材。
  4. 【請求項4】 帯電部材が電子写真感光体に接触配置さ
    れ、電圧を印加されることにより該電子写真感光体を帯
    電する請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真用
    電部材。
  5. 【請求項5】 帯電部材の形状がローラー状である請求
    項1乃至4のいずれかに記載の電子写真用帯電部材。
  6. 【請求項6】 帯電部材が再生された帯電部材である請
    求項1乃至5のいずれかに記載の電子写真用帯電部材。
  7. 【請求項7】 導電性支持体上に弾性層を有し、該弾性
    層上に樹脂チューブ層を有する電子写真用帯電部材の製
    造方法において、該チューブ層の厚さが1〜1000μ
    mであり、該チューブ層を形成する面及びチューブの内
    面の少なくとも一方に平均粒径が50μm以下である
    粒子を付着させた後に該チューブの内側に少なくとも弾
    性層を挿入し、該チューブ層を形成する工程を有するこ
    とを特徴とする電子写真用帯電部材の製造方法。
  8. 【請求項8】 微粒子の平均粒径が1〜50μmである
    請求項記載の電子写真用帯電部材の製造方法。
  9. 【請求項9】 微粒子が樹脂、固体潤滑材、磁性体、金
    属酸化物、シリカ及びトナーからなる群より選択される
    少なくともひとつの微粒子である請求7または8記載の
    電子写真用帯電部材の製造方法。
  10. 【請求項10】 帯電部材が電子写真感光体に接触配置
    され、電圧を印加されることにより該電子写真感光体を
    帯電する請求項7乃至9のいずれかに記載の電子写真用
    帯電部材の製造方法。
  11. 【請求項11】 帯電部材の形状がローラー状である請
    求項乃至10のいずれかに記載の電子写真用帯電部材
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 帯電部材の製造方法が帯電部材の再生
    方法である請求項乃至11のいずれかに記載の電子写
    真用帯電部材の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至6のいずれかに記載の
    子写真用帯電部材、及び電子写真感光体、現像手段及び
    クリーニング手段からなる群より選ばれる少なくともひ
    とつを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であ
    ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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