JP4008367B2 - 破袋装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋に生ゴミを収容した被処理物を破袋する際に用いて好適な破袋装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、期限切れ食品等は包装ゴミと生ゴミに分離し、それぞれ別々にリサイクル或いは焼却等を行っている。しかし、包装ゴミと生ゴミの分離作業は、大変な労力と時間を要するため、本出願人は、既に、特開2000−167426号公報により、包装ゴミ(軽量ゴミ)と生ゴミ(重量ゴミ)を分離する際に用いて好適な分離機を提案した。
【0003】
この分離機は、横置ドラム形のハウジングの上部に、内周面の螺旋方向に沿った複数の整流板と螺旋方向の前方に配した排出口を設け、かつハウジングの下部面に、多数のメッシュ孔を設けるとともに、ハウジングの内部に、シャフトから放射方向に突出した複数のインペラを有するインペラ輪を配設し、このインペラ輪を回転させることにより、ハウジング内の被処理物から分離した軽量ゴミを排出口から排出し、かつ分離した重量ゴミをメッシュ孔から排出するもので、被処理物を軽量ゴミと重量ゴミに自動で分離できる。
【特許文献1】
特開2000−167426号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した分離機は、期限切れ食品等の一定の大きさ以下の被処理物を対象とするものであるが、現実には、生ゴミを45〔リットル〕程度の比較的大きなポリエチレン袋等の袋に収容して回収する場合も多く、上述した分離機では、このような一定の大きさを越える被処理物の処理が困難になるという解決すべき課題が存在した。
【0005】
本発明は、このような背景に基づく課題を解決したものであり、袋に生ゴミを収容した被処理物を迅速かつ確実に破袋できるとともに、破袋により得られた破袋材を小型の分離機でも処理できるようにして分離機の汎用性を高めることができる破袋装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
本発明は、袋Bに生ゴミA…を収容した被処理物Mを破袋する破袋装置1を構成するに際して、生ゴミAwと包装ゴミAsに分離する分離機50の供給口51に接続する接続部8を有する排出口3を一端面2sに設けた処理ドラム2と、先端を尖形に形成したボルト7b…を処理ドラム2に対して外面2o側から螺着し、当該処理ドラム2の内面2iから突出させることにより、被処理物Mの袋Bを引掛ける多数の破袋ピン7…と、処理ドラム2の中に収容し、かつ回動自在に支持されるとともに、破袋ピン7…に対向し、回転により破袋ピン7…に引掛かった袋Bを引裂いて破袋する移送スクリュ5と、処理ドラム2に被処理物Mを供給するホッパ4と、移送スクリュ5を所定の回転速度で回転させる回転駆動部6とを備えることを特徴とする。
【0007】
この場合、好適な実施の形態により、回転速度は、5〔rpm〕以下の低速に設定することができる。
【0008】
これにより、移送スクリュ5は、回転駆動部6により所定の回転速度V、望ましくは5〔rpm〕以下の低速で回転する。したがって、ホッパ4に、被処理物Mを投入すれば、この被処理物Mは、処理ドラム2の内部に収容され、移送スクリュ5と一緒に回転しながら排出口3側へ移送される。この際、処理ドラム2の内面2iには、先端が尖形の多数の破袋ピン7…が突出するため、移送される被処理物Mの袋Bに対して複数の破袋ピン7…が引掛かり、袋Bが引裂かれることによって細かに破袋される。そして、破袋された破袋材は、排出口3から外部に排出される。
【0009】
【実施例】
以下には本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
まず、本実施例に係る破袋装置1の構成について、図1〜図3を参照して説明する。
【0011】
図1及び図2は、生ゴミと包装ゴミに分離する分離機50に装着した破袋装置1を示す。破袋装置1において、2は処理ドラムであり、円柱形のドラムを軸心に沿って二分割した形状を有するとともに、開口を上方に向けて横置する。そして、処理ドラム2の一端面2sには排出口3を設ける。なお、処理ドラム2の他端面2tは閉塞する。また、排出口3にはダクト状の接続部8を付設する。これにより、排出口3は、接続部8を介して後述する分離機50の供給口51に接続することができる。さらに、処理ドラム2の上端には、この処理ドラム2に対して一体に設け又は一体形成し、かつ上方へ延設したホッパ4を備える。このホッパ4は、図2に示すように、被処理物Mを投入し易いように、上側が漸次広がった形状を有する。なお、11は支持台であり、ホッパ4(処理ドラム2)を支持する四本の脚部11s…を有する。
【0012】
一方、処理ドラム2の一端面2sとホッパ4の一側面間、さらに、処理ドラム2の他端面2tとホッパ4の他側面間には、それぞれ軸受部12,13を設け、この軸受部12,13により移送スクリュ5のシャフト5sを回動自在に支持する。これにより、移送スクリュ5は、処理ドラム2の中に収容され、処理ドラム2の内面2iと移送スクリュ5間には、30〔mm〕程度の隙間が設定される。なお、実施例における移送スクリュ5のスクリュ径は、400〔mm〕程度である。また、図2に示すように、支持台11の側部には、モータ支持台14を固定し、このモータ支持台14の上面にギアモータ15を設置する。そして、ギアモータ15の回転シャフト15sには駆動ギア16を取付けるとともに、移送スクリュ5のシャフト5sの一端に被動ギア17を取付け、この被動ギア17と駆動ギア16間にチェーンベルト18を架け渡して回転伝達機構19を構成する。この回転伝達機構19とギアモータ15は、移送スクリュ5を所定の回転速度Vで回転させる回転駆動部6となる。この場合、移送スクリュ5の回転速度Vは、5〔rpm〕以下の低速に設定することが望ましい。実施例は、3〔rpm〕に設定した。
【0013】
他方、処理ドラム2には、多数の破袋ピン7…を取付ける。一本の破袋ピン7は、図3に示すように、ボルト7bの先端側を円錐形に切削して形成できる。これにより、先端を尖形に形成した破袋ピン7を容易に得ることができる。実施例のボルト7bは、M6−20〔mm〕を使用し、先端は、30〔°〕の尖形に形成した。そして、この破袋ピン7は、処理ドラム2の所定位置に形成したネジ孔22に、外面2o側から螺着すればよい。これにより、螺着した破袋ピン7の先端側は、処理ドラム2の内面2iから突出し、移送スクリュ5に対向する。この場合、処理ドラム2の内面2iから突出した破袋ピン7の突出長さLは、10〜15〔mm〕程度に選定する。
【0014】
このように、破袋ピン7は、極めて容易に取付けることができる。また、破袋ピン7をこのように取付けるため、ボルト7bの頭部7bhと外面2o間に、厚さの異なるワッシャ23を選択して介在させれば、容易に突出長さLを変更(調整)できる。なお、実施例の破袋ピン7…は、処理ドラム2の軸方向に7列配するとともに、処理ドラム2の周方向に7列配し、合計49本用いた場合を例示する。
【0015】
次に、破袋装置1を付設する分離機50の構成について、図1,図4及び図5を参照して説明する。
【0016】
分離機50は、複数の脚部53…により一定の高さに支持され、図5に示すように断面を卵形(又は小判形)に形成した分離ドラム52を備える。分離ドラム52の軸方向一側の端面には、図4に示すように、供給口51を設けるとともに、この供給口51には前述した接続部8と接続する被接続部51cを付設する。他方、分離ドラム52の周面部の軸方向他側の側面上部には包装ゴミ排出口54を設ける。なお、55は包装ゴミ排出口54に付設したフードである。また、分離ドラム52の周面部の下面には、多数のメッシュ孔により形成した生ゴミ排出口56を設ける。
【0017】
一方、分離ドラム52の内部には、インペラ輪58を配設する。インペラ輪58は、分離ドラム52の両端面部に回動自在に支持されるシャフト59と、このシャフト59から放射方向に突出する四枚のインペラ60…を有する。各インペラ60…は、長方形の平板部材により形成し、かつ供給口51側を傾斜辺61cにより形成したインペラ本体61…と、このインペラ本体61…の径方向先端縁に固定したインペラゴム62…を有する。なお、63は各インペラ60…間に介在させた複数の補強板、64はシャフト59が挿通し、かつインペラ輪58と分離ドラム52の内面間に介在させた絡み防止リングである。
【0018】
また、分離ドラム52の内部におけるインペラ輪58の回転を妨げない周面部における上面の内周壁には複数の整流板66…を固定する。各整流板66…は、三日月形に形成し、内周面の螺旋方向に沿った方向に配するとともに、分離ドラム52の軸方向へ一定間隔置きに配する。なお、整流板66…の先端辺は、特に加工処理を施さない単なる端辺であってもよいし、切断刃としてもよい。切断刃は平刃でもよいしノコギリ刃でもよい。平刃を設ければ、厚めのポリエチレン製袋,ボール紙,段ボール等も容易にカッティングできるとともに、ノコギリ刃を設ければ、丈夫な合成樹脂の紐,茎や根等も容易にカッティングできる。
【0019】
他方、シャフト59の一端は、分離ドラム52における他方の端面部から外方に突出させ、先端に被動ギア68を取付けるとともに、図5に示すように、分離ドラム52の上面に駆動モータ(ギアモータ)69を固定し、この駆動モータ69の回転軸に取付けた駆動ギア70と被動ギア68間にチェーンベルト71を架け渡して分離機駆動部72を構成する。なお、73は分離機駆動部72を覆う駆動部カバー,74は生ゴミ排出口56から排出される生ゴミAwの飛散を防止するスカートをそれぞれ示す。
【0020】
次に、本実施例に係る破袋装置1及び分離機50の使用方法及び動作(機能)について、各図を参照して説明する。
【0021】
まず、不図示の運転スイッチをオンにすれば、回転駆動部6及び分離機駆動部72が作動する。そして、図2に示すように、袋Bに生ゴミA…を収容した被処理物Mを、破袋装置1のホッパ4にそのまま投入すれば、この被処理物Mは、処理ドラム2の内部に収容されるとともに、移送スクリュ5の上に落下する。移送スクリュ5は、回転駆動部6により所定の回転速度V、即ち、5〔rpm〕以下の低速(実施例は、3〔rpm〕)で回転するため、供給された被処理物Mは、移送スクリュ5と一緒に回転しながらゆっくりと排出口3側へ移送される。この際、処理ドラム2の内面2iには、先端が尖形の多数の破袋ピン7…が突出するため、移送される被処理物Mの袋Bに対して複数の破袋ピン7…が引掛かり、袋Bが引裂かれることによって細かに破袋されるとともに、確実に破袋される。そして、破袋された破袋材Mmは、排出口3から外部に排出される。
【0022】
このように、本実施例では破袋ピン7…を用いて破袋するようにしたため、カッタを用いて破袋する場合に比べて、次のような利点を有する。即ち、カッタの場合には、良く切れるか否かが破袋性能として問われる。したがって、長期間使用した場合には、次第に切れにくくなり、性能が劣化するとともに、研ぐなどのメンテナンスも必要になる。また、コスト的にもカッタは高価となるが、破袋ピン7は、前述したように、一般的なボルト7bを利用できるなど、極めて容易かつ低コストに実施できる。
【0023】
実施例の破袋装置1では、45〔リットル〕のポリエチレン製の袋Bも容易に破袋でき、袋B内の生ゴミが放出される。また、袋Bに、いわゆるパック食料品が入っている場合にもパックが破られ、パック内の生ゴミが放出される。そして、放出された生ゴミ、例えば、大根,かぼちゃ,キャベツ等の野菜及び大魚,ブロック肉等の生ゴミも、多数の破袋ピン7…を通過することにより細かく千切られる。
【0024】
一方、細かに破袋された破袋材Mmは、排出口3から排出され、さらに、接続部8を通って供給口51に供給される。この場合、破袋材Mmは、インペラ輪58に対して軸方向から供給されるため、安定かつ円滑に供給される。即ち、破袋材Mmを、インペラ輪58の周面に向けて供給した場合には、破袋材Mmが回転するインペラ輪58の周面に当たり、飛撥ねてしまうが、本実施例のように供給することにより、このような不具合が回避される。
【0025】
そして、分離ドラム52の内部では、インペラ輪58が600〔rpm〕程度の回転速度により、図5中矢印X方向に回転しているため、分離ドラム52の内部で風が発生する。この場合、外気が供給口51から取込まれ、整流板66…の整流作用により螺旋方向に流れるとともに、主に包装ゴミ排出口54から外部に排出される。
【0026】
これにより、分離ドラム52の内部に供給された破袋材Mmは、回転するインペラ輪58によって粉砕され、比較的軽量な包装ゴミAsは風に乗り、包装ゴミ排出口54から排出される。なお、排出される包装ゴミAsは、不図示の回収コンテナにより回収される。これに対して、比較的重くかつ細かに粉砕される生ゴミAwは、回転するインペラ60…の先端に設けたインペラゴム62…により、生ゴミ排出口56から外部に排出(押出)される。なお、排出された生ゴミAwは、生ゴミ排出口56の下方に配した不図示の回収コンテナにより回収される。この際、複数の回収コンテナを分離ドラム52の軸方向に並べて配置すれば、分離しやすい生ゴミと分離しにくい生ゴミを分別して回収できる。
【0027】
このような本実施例に係る破袋装置1によれば、生ゴミA…を45〔リットル〕程度の比較的大きなポリエチレン袋等の袋Bに収容し、分離機50の内部に直接投入できない被処理物Mであっても、迅速かつ確実に破袋できるため、比較的小型の分離機50でも処理が可能となり、結果的に分離機50の汎用性を高めることができる。また、破袋装置1の排出口3には、分離機50の供給口51に接続する接続部8を設けたため、既存の分離機50に後付けすることができる。
【0028】
なお、破袋装置1は、上述のように分離機50に接続して使用することもできるが、図6に示すように、単独で使用することもできる。この場合、破袋材Mmは、排出口3から外部に排出されるため、例えば、ベルトコンベア等により他の分離機50に自動供給したり、或いは手持用のコンテナ(容器)に入れ、別の場所にある分離機50まで運んでもよい。
【0029】
他方、図7には変更実施例を示す。この変更実施例は上述した破袋装置1に対して第二破袋装置1sを追加したものである。即ち、脚部71…の上部に破袋装置1(第一破袋装置1f)を支持するとともに、この第一破袋装置1fの下方に第二破袋装置1sを支持する。
【0030】
第二破袋装置1sは、図7に示すように、カッタユニット73を備える。このカッタユニット73は、不図示の駆動部により回転するシャフト74を有し、このシャフト74の軸方向に、所定間隔置きに配した複数の円盤形ブレード75…を取付けて構成する。この場合、各円盤形ブレード75…の全周部に切断刃を形成する。この切断刃は平刃でもよいしノコギリ刃でもよい。また、各円盤形ブレード75…は、シャフト74の垂直面に対して3〜30°程度傾斜させるとともに、相隣る円盤形ブレード75…の傾きは軸方向に対して交互に反対になるように設定する。なお、カッタユニット73は、8〔rpm〕程度の回転速度で回転させるとともに、所定時間おきに正逆回転させる。
【0031】
一方、カッタユニット73の下方には、移送ユニット76を配設する。移送ユニット76は、不図示の駆動部により回転する移送スクリュ77を有し、この移送スクリュ77が回転することにより、カッタユニット73により破断された破袋材Msが排出口78まで移送される。また、79は、上ハウジング部79uと下ハウジング部79dからなるハウジングユニットを示す。下ハウジング部79dは、移送スクリュ77の上方を除いて移送ユニット76を覆うとともに、移送スクリュ77により移送された破袋材Msを排出する排出口78を有する。さらに、上ハウジング部79uは、下ハウジング部79dの上端から上方に立ち上がりカッタユニット73の側方を覆う。なお、移送スクリュ77は、120〔rpm〕程度の回転速度で回転させる。
【0032】
これにより、第一破袋装置1fの排出口3から排出された破袋材Mmは、第二破袋装置1sに供給され、この第二破袋装置1sによってさらに破断される。即ち、第二破袋装置1sに供給された破袋材Mmは、円盤形ブレード75…と上ハウジング部79uの内壁間に挟まれた際に、当該円盤形ブレード75…によって切断される。この変更実施例では、円盤形ブレード(カッタ)75…を用いるため、前述したカッタの持つ不利な側面を有するが、第一破袋装置1f(破袋装置1)と組合わせることにより、より細かくかつ確実に破断できる利点がある。
【0033】
なお、図7に示す第一破袋装置1fの構成において、ギアモータ15の配設位置及びシャフト5sの支持構造等が異なる点を除き、他の基本的な構成は、図1に示した破袋装置1と同じである。このため、図7において図1と同一部分には同一符号を付して、その構成を明確にするとともに、詳細な説明は省略する。
【0034】
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,材料,部品,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。例えば、生ゴミA…は食品であるか否かは問わない。
【0035】
【発明の効果】
このように、本発明に係る破袋装置は、生ゴミと包装ゴミに分離する分離機の供給口に接続する接続部を有する排出口を一端面に設けた処理ドラムと、先端を尖形に形成したボルトを処理ドラムに対して外面側から螺着し、当該処理ドラムの内面から突出させることにより、被処理物の袋を引掛ける多数の破袋ピンと、処理ドラムの中に収容し、かつ回動自在に支持されるとともに、破袋ピンに対向し、回転により破袋ピンに引掛かった袋を引裂いて破袋する移送スクリュと、処理ドラムに被処理物を供給するホッパと、移送スクリュを所定の回転速度で回転させる回転駆動部とを備えるため、次のような顕著な効果を奏する。
【0036】
(1) 袋に生ゴミを収容した比較的大きな被処理物であっても迅速かつ確実に破袋することができる。
【0037】
(2) 比較的小型の分離機でも処理が可能となるため、結果的に分離機の汎用性を高めることができる。
【0038】
(3) 先端を尖形に形成したボルトを処理ドラムに対して外面側から螺着し、当該処理ドラムの内面から突出させることにより、被処理物の袋を引掛ける多数の破袋ピンを用いたため、極めて容易かつ低コストに実施できる。
【0039】
(4) 排出口には、生ゴミと包装ゴミに分離する分離機の供給口に接続する接続部を設けたため、分離機のオプションとして用いることができ、より利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る破袋装置及び分離機の一部縦断側面図、
【図2】同破袋装置及び分離機の一部縦断正面図、
【図3】同破袋装置における破袋ピンの構成図、
【図4】同分離機の縦断側面図、
【図5】同分離機の縦断正面図、
【図6】同破袋装置を単独で使用する場合の側面図、
【図7】本発明の変更実施例に係る破袋装置の一部縦断側面図、
【符号の説明】
1 破袋装置
2 処理ドラム
2s 一端面
2i 処理ドラムの内面
2o 処理ドラムの外面
3 排出口
4 ホッパ
5 移送スクリュ
6 回転駆動部
7… 破袋ピン
7b… ボルト
8 接続部
50 分離機
51 供給口
A… 生ゴミ
Aw 生ゴミ
B 袋
As 包装ゴミ
M 被処理物

Claims (2)

  1. 袋に生ゴミを収容した被処理物を破袋する破袋装置において、生ゴミと包装ゴミに分離する分離機の供給口に接続する接続部を有する排出口を一端面に設けた処理ドラムと、先端を尖形に形成したボルトを処理ドラムに対して外面側から螺着し、当該処理ドラムの内面から突出させることにより、前記被処理物の袋を引掛ける多数の破袋ピンと、前記処理ドラムの中に収容し、かつ回動自在に支持されるとともに、前記破袋ピンに対向し、回転により前記破袋ピンに引掛かった袋を引裂いて破袋する移送スクリュと、前記処理ドラムに前記被処理物を供給するホッパと、前記移送スクリュを所定の回転速度で回転させる回転駆動部とを備えることを特徴とする破袋装置。
  2. 前記回転速度は、5〔rpm〕以下の低速に設定することを特徴とする請求項1記載の破袋装置。
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