JP4007946B2 - シート給送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、又はファクシミリ装置等の画像形成装置に用いられ、記録用紙等のシートを給送するためのシート給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置に用いられるシート給送装置には、複数のシート収納部を備え、これらシート収納部から選択的にシートを給送するようにしたものがあり、これらシート収納部をシート搬送方向に沿って並列的(水平)に配置したものがある。
【0003】
このようなシート給送装置では、例えば、シート搬送方向下流側に位置するシート収納部(以下下流側シート収納部と呼ぶ)とシート搬送方向上流側に位置するシート収納部(以下上流側シート収納部と呼ぶ)とを有しており、上流側及び下流側シート収納部に対応してそれぞれ上流側及び下流側シート給送部(給送ユニット)が設けられている。
【0004】
さらに、下流側シート収納部から送出されたシートは上流側搬送部(搬送ユニット)によって、画像形成を行う画像形成部に搬送され、上流側シート収納部から送出されたシートは、下流側搬送部によって下流側シート給送部の上方を通って上流側搬送部に合流させている(特許文献1参照)。
【0005】
特許文献1に記載されたシート給紙装置では、上流側及び下流側シート給送部の各々にはシート送りローラ及び給紙ローラが備えられ、上流側及び下流側シート給送部の各々において、シート送りローラ及び給紙ローラは駆動伝達手段によってシートの送り方向に回転するように駆動源に接続されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−20434号公報(段落(0023)〜段落(0027)、第1図〜第3図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のシート給送装置においては、上流側及び下流側シート給送部において、個々の駆動源によって送りローラ及び給紙ローラを駆動して、上流側シート収納部からシートを給送する際には、下流側搬送部を介して上流側搬送部に合流させている。
【0008】
つまり、下流側シート収納部からシートを給送する際には、下流シート給送部において送りローラ及び給紙ローラを駆動して、上流側搬送部にシートを送出し、上流シート収納部からシートを給送する際には、上流側シート給送部において送りローラ及び給紙ローラを駆動するとともに、下流側搬送部において搬送ローラ等を駆動しており、駆動に要する駆動力が大きくなって、駆動モータ等の駆動源が大型化してしまい、引いては、シート給送装置自体が大型化してしまうという課題がある。
【0009】
本発明の目的は、駆動モータ等の駆動源の駆動力を小さくして、小型のシート給送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、シート搬送方向に沿って並設された複数のシート収納部を備え、該複数のシート収納部から選択的にシートを画像形成のためシート搬送経路に給送するシート給送装置において、前記シート搬送方向上流側に位置するシート収納部から前記シートを送出する第1のシート送出ユニットと、前記シート搬送方向下流側に位置するシート収納部から前記シートを前記シート搬送経路に送出する第2のシート送出ユニットと、前記第1のシート送出ユニットから前記第2のシート送出ユニット側に、前記第1のシート送出ユニットによって送出されたシートを搬送して前記シートを前記シート搬送経路に搬出するシートガイドユニットと、前記第1のシート送出ユニットを駆動する第1の駆動源と、前記第2のシート送出ユニット及び前記シートガイドユニットを駆動する第2の駆動源と、前記第2の駆動源からの駆動力を選択的に前記シートガイドユニット又は前記第2のシート送出ユニットへ伝達する駆動力伝達機構とを有することを特徴とするシート給送装置が得られる。
【0011】
このようにして、第2の駆動源からの駆動力を選択的にシートガイドユニット又は第2のシート送出ユニットへ伝達するようにすれば、駆動源の数が少なくなって、しかも駆動源の駆動力を小さくすることができることになり、シート給送装置を小型化することができることになる。
【0012】
本発明では、前記駆動力伝達機構は、前記第1の駆動源によって前記第1のシート送出ユニットが駆動された際に、前記シートガイドユニットに前記第2の駆動源からの駆動力を伝達し、前記第2の駆動源からの駆動力の前記第2のシート送出ユニットへの伝達を停止するようにしており、例えば、第2の駆動源は所定の方向に回転するとともに該所定の方向と逆向きに回転駆動される駆動軸を備えて、前記駆動力伝達機構は前記駆動軸が前記所定の方向に回転駆動された際前記第2のシート送出ユニットに駆動力を伝達し、前記駆動軸が前記逆向きに回転駆動されると前記シートガイドユニットに前記駆動力を伝達する。
【0013】
このように、第1の駆動源によって第1のシート送出ユニットが駆動された際に、駆動力伝達機構によって、シートガイドユニットに第2の駆動源からの駆動力を伝達し、第2の駆動源からの駆動力の第2のシート送出ユニットへの伝達を停止するようにすれば、第1のシート送出ユニットから送出されたシートの搬送を損なうことなく、駆動源の数が少なくなって、しかも駆動源の駆動力を小さくすることができることになり、シート給送装置を小型化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0015】
まず、図1を参照して、本発明によるシート給送装置が用いられる画像形成装置について説明する。なお、以下の説明では、シート給送装置として給紙装置を例に挙げて説明する。図示の画像形成装置10は、シート給送装置である給紙装置11を備えており、この給紙装置11は画像形成装置筐体(以下単に装置筐体と呼ぶ)10aに装着されている。この給紙装置11からは、用紙搬送経路12(用紙搬送ローラ12a及びレジストローラ12b)を介して画像形成部13に記録用紙(シート:以下単に用紙と呼ぶ)が搬送される。
【0016】
画像形成部13には、例えば、感光体ドラム13aが備えられ、感光体ドラム13aの周囲には、帯電器13b、現像器13c、転写ローラ13d、及びクリーニング装置13e等が配置され、感光体ドラム13aを帯電器13bで均一に帯電した後、露光ユニット(図示せず)によって画像データに応じて感光体ドラム13aを露光して静電潜像を形成する。
【0017】
その後、現像器13cで静電潜像を現像して、感光体ドラム13a上にトナー像を形成し、このトナー像を転写ローラ13dによって用紙に転写する。なお、感光体ドラム13aに残留したトナーはクリーニング装置13eによって除去される。
【0018】
用紙は搬送ベルト14によって定着ローラ対15に送られて、ここで、用紙上のトナー像が定着される。そして、片面印刷の際には、定着ローラ対15を通過した用紙は排紙ローラ対16によって、排紙トレイ(図示せず)に排紙される。
【0019】
図示の画像形成装置10にはおいては、給紙装置11と画像形成部13との間に両面印刷ユニット17が配置されており、両面印刷を行う際には、定着ローラ対15を通過した用紙は、両面印刷ユニット17に送られて、ここで、用紙が反転された後、反転経路17aを通って再度用紙搬送経路12に送られ、用紙搬送経路12を介して画像形成部13に用紙が送られることになる。そして、両面印刷された用紙が排紙ローラ対16によって排紙トレイに排紙される。
【0020】
図1に示すように、給紙装置11は、第1及び第2の用紙収納部(用紙トレイ)21及び22を有しており、これら第1及び第2の用紙収納部21及び22には図示はしないが多数の用紙が収納されており、用紙が搬送される都度その底板21a及び22aが上方に移動して、最上位に位置する用紙を所定の位置に位置づける。
【0021】
図示の例では、第1及び第2の用紙収納部21及び22と両面印刷ユニット17との間には、用紙給送ユニット23が配置されており、この用紙給送ユニット23によって選択的に第1及び第2の用紙収納部21及び22から用紙が用紙搬送経路12に搬送される。
【0022】
そして、第1の用紙収納部21は第2の用紙収納部22よりも用紙搬送方向上流側に位置づけられ、第1及び第2の用紙収納部21及び22は用紙搬送方向に沿って水平に並設されており、第1及び第2の用紙収納部21及び22は、装置筐体10aに着脱可能に配置され、例えば、用紙補給等の際には、図1において紙面の裏側から表側に引き出される。
【0023】
図2及び図3も参照して、図2は給紙装置11を上方から概略的に示す図であり、図3は給紙装置11の概略断面図である。前述の用紙給送ユニット23は、第1及び第2の用紙送出ユニット31及び32と用紙ガイドユニット33とを備えており、第1及び第2の用紙送出ユニット31及び32と用紙ガイドユニット33とはユニット筐体34に一体に支持されている。
【0024】
そして、第1及び第2の用紙送出ユニット31及び32はそれぞれ第1及び第2の用紙収納部21及び22に対応しており、第1及び第2の用紙送出ユニット31及び32は、後述するように、用紙ガイドユニット33によって連絡されている。
【0025】
図2及び図3に示すように、第1の用紙送出ユニット31は、ピックアップローラ31a、給紙ローラ31b、及び分離ローラ31cを備えており、給紙ローラ31bと分離ローラ31cとは互いに当接した状態にある。給紙ローラ31bは回転軸体41の一端側に装着され、回転軸体41の他端側には、ギア42が装着されている。そして、このギア42は第1の駆動モータ(第1の駆動源)43のモータ軸に装着されたギア43aと噛み合っており、第1の駆動モータ43はユニット筐体34に支持されている。
【0026】
前述の回転軸体41はユニット筐体34に備えられた支持ステー44に回転可能に支持されており、さらに、この支持ステー44には、回転軸体45が回転可能に支持され、その一端側にはピックアップローラ31aが支持されるとともに、ギア45aが装着されている。支持ステー44にはギア46が回転可能に支持されており、回転軸体41の一端側に装着されたギア47がギア46と噛み合い、ギア46はギア45aと噛み合っている。なお、図示はしないが、分離ローラ31cは前述の支持ステー44に回転可能に支持されている。
【0027】
同様にして、第2の用紙送出ユニット32は、ピックアップローラ32a、給紙ローラ32b、及び分離ローラ32cを備えており、給紙ローラ32bと分離ローラ32cとは互いに当接した状態にある。給紙ローラ32bは、所謂ワンウェイギア52を介して回転軸体51の一端側に装着され、回転軸体51の他端側には、ギア53が装着されており、このギア53は、ギア74と噛み合い、ギア74は第2の駆動モータ(第2の駆動源)54のモータ軸に装着されたギア54aと噛み合っている。そして、第2の駆動モータ54はユニット筐体34に支持されている。
【0028】
前述の回転軸体51はユニット筐体34に備えられた支持ステー55に回転可能に支持されており、さらに、支持ステー55には、回転軸体56が回転可能に支持され、その一端側にはピックアップローラ32aが支持されるとともに、ギア56aが装着されている。支持ステー55にはギア57が回転可能に支持されており、回転軸体51の一端側に装着されたギア52がギア57と噛み合い、ギア57はギア56aと噛み合っている。なお、図示はしないが、分離ローラ32cは前述の支持ステー55に回転可能に支持されている。
【0029】
用紙ガイドユニット33には、搬送路33a(図3参照)が形成され、この搬送路33aの一端側(図3において左側)は給紙ローラ31b及び分離ローラ31cの出側に連絡しており、他端側は第2の用紙送出ユニット32の上側を通過して、給紙ローラ32b及び分離ローラ32cの出側に合流している。用紙ガイドユニット33には、第1の搬送ローラ61a及び61bと第2の搬送ローラ61c及び61dが備えられており、第1の搬送ローラ61a及び61bは回転軸体62に装着され、第2の搬送ローラ61c及び61dは回転軸体63に装着されている。なお、回転軸体62及び63はユニット筐体34に回転可能に支持されている。
【0030】
図3に示すように、第1の搬送ローラ61a及び61bにはそれぞれ第1の従動ローラ64a及び64bが当接しており、同様にして、第2の搬送ローラ61c及び61dにはそれぞれ第2の従動ローラ64c及び64dが当接している。そして、第1及び第2の従動ローラ64a〜64dは搬送路33aを挟んで、それぞれ第1及び第2の搬送ローラ61a〜61dと対面している。
【0031】
なお、図示はしないが、第1の従動ローラ64a及び64bは軸体に回転可能に支持され、同様にして、第2の従動ローラ64c及び64dも軸体に回転可能に支持されている。また、図2においては、第1及び第2の従動ローラ64a〜64dは説明の便宜上省略されている。
【0032】
前述の回転軸体62及び63にはそれぞれプーリ65及び66が装着されており(図2(a)において回転軸体62及び63の上端側に装着されている)、プーリ65及び66間にはタイミングベルト67が張架されている。さらに、図示の例では、回転軸体63の上端側にはギア63aが装着されている。ギア63aはワンウェイギア71と噛み合い、このワンウェイギア71は軸体71aの一端に保持され、軸体71aの他端にはギア72が装着されている(図示はしないが、軸体71aは、例えば、ユニット筐体34に回転可能に支持されている)。
【0033】
ギア72はギア73と噛み合い、ギア73はギア74と噛み合っている(図示はしないが、ギア73及び74はユニット筐体34に回転可能に支持されている)。そして、ギア74は、前述のように、第2の駆動モータ54のギア54aと噛み合っている。
【0034】
ここで、図2〜図4を参照すると(図4においては、用紙搬送方向が図3と逆向きとなっている。つまり、図3は給紙装置11を表側から見た際の断面図であり、図4は裏側から見た際の図である)、上述の第1及び第2の駆動モータ43及び54は、駆動制御装置(図示せず)によって駆動制御される。なお、図4においては、ピックアップローラ32aは省略されている。
【0035】
いま、搬送方向下流側に位置する第2の用紙収納部22から用紙を画像形成部に給送する際には、駆動制御装置によって第2の駆動モータ54が正転方向に回転駆動され、ギア54aが正転方向に回転する(図4に実線矢印Aで示す方向)。この結果、ギア74が実線矢印Aで示す方向に回転して、回転軸体51が回転することになる。前述のワンウェイギア52は、一方向にのみ回転可能なギアであり、第2の駆動モータ54が正転駆動された際に、つまり、ギア74が実線矢印Aで示す方向に回転した際に、ワンウェイギア52は回転して、これによって、給紙ローラ32bが実線矢印Aで示す方向に回転する。さらに、ワンウェイギア52の回転によって、ピックアップローラ32a(図4には示さず)が回転する。
【0036】
これによって、ピックアップローラ32aによって第2の用紙収納部22から用紙がピックアップされ、分離ローラ32cによって最上位に位置する用紙一枚が分離されて、給紙ローラ32bによって、用紙搬送経路12(図1参照)に送出される。
【0037】
一方、ギア74の回転(実線矢印Aで示す方向)によって、ギア73を介してギア72(図4には示されていない)が回転し、これによって、回転軸体71aが実線矢印Aで示す方向に回転することになるが、回転軸体71aに保持されたワンウェイギア71は、第2の駆動モータ54が正転駆動された際には(つまり、ギア74が実線矢印Aで示す方向に回転した際には)、回転軸体71aを空転させることになる(つまり、ワンウェイギア71は実線矢印Aで示す方向の回転駆動を伝達しない)。
【0038】
このようにして、第2の駆動モータ54が正転駆動された際には、ワンウェイギア71は回転軸体71aを空転させるから、第1及び第2の搬送ローラ61a〜61dに駆動力が伝達されず、第1及び第2の搬送ローラ61a〜61dは回転しない。つまり、用紙ガイドユニット33は駆動されないことになる。
【0039】
用紙搬送方向上流側に位置する第1の用紙収納部21から用紙を画像形成部に給送する際には、駆動制御装置は第1の駆動モータ43を正転駆動制御するとともに、第2の駆動モータ54を逆転駆動制御する。
【0040】
第1の駆動モータ43の正転駆動によって、ギア43aが実線矢印で示す方向に回転駆動されて、ギア42を介して回転軸体41が回転する。これによって、給紙ローラ31bが実線矢印で示す方向に回転し、さらに、ギア45及びギア46を介してピックアップローラ31aが回転する。ピックアップローラ31aによって第1の用紙収納部21から用紙がピックアップされ、分離ローラ31cによって最上位に位置する用紙一枚が分離されて、給紙ローラ31bによって、用紙が搬送路33a(図3参照)に送出される。
【0041】
第2の駆動モータ54の逆転駆動によって、ギア54aは実線矢印Bに示す方向に回転し、これによって、回転軸体51が回転することになるが、ワンウェイギア52は、前述のように、第2の駆動モータ54が正転駆動した際(ギア54aが実線矢印Aで示す方向に回転した際)にのみ、回転力を伝達するから、結局、回転軸体51はワンウェイギア52によって空転することになって、給紙ローラ32b及びピックアップローラ32aは回転しないことになる。つまり、第2の用紙送出ユニット32は実質的に駆動されないことになる。
【0042】
一方、ギア54aが実線矢印Bで示す方向に回転すると、ギア73を介してギア72が回転し、これによって、回転軸体71aが実線矢印Bで示す方向に回転する。ワンウェイギア71は、第2の駆動モータ54が逆転駆動された際には(つまり、ギア74が実線矢印Bで示す方向に回転した際には)、回転力(駆動力)を伝達して、回転軸体71aの回転をギア63aに伝える。
【0043】
この結果、回転軸体63が回転して、第2の搬送ローラ61c及び61dが回転する。そして、回転軸体63の回転はタイミングベルト67を介して回転軸体62に伝えられて、第1の搬送ローラ61a及び61bが回転する(つまり、用紙ガイドユニット33が駆動されることになる)。これによって、第1の用紙送出ユニット31によって搬送路33aに送出された用紙は第1及び第2の搬送ローラ61a〜61dによって、下流側に搬送されて、用紙搬送経路12(図1参照)に送出されることになる。
【0044】
このようにして、第1の駆動モータ43によって第1の用紙送出ユニット31を駆動して、第2の駆動モータ54によって選択的に第2の用紙送出ユニット32及び用紙ガイドユニット33を駆動して、第1の用紙送出ユニット31が駆動されている際にのみ、第2の駆動モータ54によって用紙ガイドユニット33を駆動して、第2の用紙送出ユニット32を実質的に停止するようにしたから、駆動モータ等の駆動源を少なくしてしかも駆動源の駆動力を小さくすることができることになって、給紙装置を小型にすることができる。
【0045】
上述の説明では、第1及び第2の用紙収納部21及び22を用紙搬送方向に沿って水平に並設する例について説明したが、必ずしも水平に並設する必要はなく、第1の用紙収納部21が第2の用紙収納部22よりも用紙搬送方向上流側に位置していれば、前述のようにして、用紙給送ユニット23によって選択的に第1及び第2の用紙収納部21及び22から用紙を給送する際、駆動モータ等の駆動源を少なくすることができる。
【0046】
なお、上述の説明から明らかなように、前述の各ギア及びワンウェイギア等が駆動伝達機構を構成することになる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、駆動力伝達機構によって第2の駆動源からの駆動力を選択的にシートガイドユニット又は第2のシート送出ユニットへ伝達するようにしたから、駆動源の数が少なくなって、しかも駆動源の駆動力を小さくすることができることになり、シート給送装置を小型化することができるという効果がある。
【0048】
本発明では、第1の駆動源によって第1のシート送出ユニットが駆動された際に、駆動力伝達機構は、シートガイドユニットに第2の駆動源からの駆動力を伝達し、第2の駆動源からの駆動力の第2のシート送出ユニットへの伝達を停止するようにしたので、第1のシート送出ユニットから送出されたシートの搬送を損なうことなく、駆動源の数が少なくなって、しかも駆動源の駆動力を小さくすることができることになり、シート給送装置を小型化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるシート給送装置である給紙装置の一例が用いられる画像形成装置を概略的に示す断面図である。
【図2】 図1に示す給紙装置を上方から概略的に示す図である。
【図3】 図1に示す給紙装置を側方から示す断面図である。
【図4】 図1に示す給紙装置の用紙給送ユニットの動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
11 給紙装置
12 用紙搬送経路
13 画像形成部
14 搬送ベルト
15 定着ローラ対
16 排紙ローラ対
17 両面印刷ユニット
21,22 用紙収納部
23 用紙給送ユニット
31,32 用紙送出ユニット
33 用紙ガイドユニット
34 ユニット筐体
43 第1の駆動モータ(第1の駆動源)
54 第2の駆動モータ(第2の駆動源)

Claims (3)

  1. シート搬送方向に沿って並設された複数のシート収納部を備え、該複数のシート収納部から選択的にシートを画像形成のためシート搬送経路に給送するシート給送装置において、
    前記シート搬送方向上流側に位置するシート収納部から前記シートを送出する第1のシート送出ユニットと、
    前記シート搬送方向下流側に位置するシート収納部から前記シートを前記シート搬送経路に送出する第2のシート送出ユニットと、
    前記第1のシート送出ユニットから前記第2のシート送出ユニット側に、前記第1のシート送出ユニットによって送出されたシートを搬送して前記シートを前記シート搬送経路に搬出するシートガイドユニットと、
    前記第1のシート送出ユニットを駆動する第1の駆動源と、
    前記第2のシート送出ユニット及び前記シートガイドユニットを駆動する第2の駆動源と、
    前記第2の駆動源からの駆動力を選択的に前記シートガイドユニット又は前記第2のシート送出ユニットへ伝達する駆動力伝達機構とを有することを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記駆動力伝達機構は、前記第1の駆動源によって前記第1のシート送出ユニットが駆動された際に、前記シートガイドユニットに前記第2の駆動源からの駆動力を伝達し、前記第2の駆動源からの駆動力の前記第2のシート送出ユニットへの伝達を停止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記第2の駆動源は所定の方向に回転するとともに該所定の方向と逆向きに回転駆動される駆動軸を備え、
    前記駆動力伝達機構は前記駆動軸が前記所定の方向に回転駆動された際前記第2のシート送出ユニットに駆動力を伝達し、前記駆動軸が前記逆向きに回転駆動されると、前記シートガイドユニットに前記駆動力を伝達するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
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