JP4005386B2 - 加工機動作シミュレーション方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加工機動作シミュレーション方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読取り可能な記録媒体に係り、特に、レーザ穴開け機のように、ユーザ(基板メーカ)拠点が広範囲に広がっており、加工機メーカによる販売(基板メーカによる購入)のためには、加工機能力を実感させる必要があり、加工機能力を実感するためには、ユーザ側がメーカ拠点まで赴く必要があるような場合に用いるのに好適な、加工機の能力をユーザの拠点にいながら実感できるような加工機動作シミュレーション方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の小型化や高密度実装化の要求に伴い、複数のプリント配線基板を重ね合わせた多層プリント配線基板が提供されるようになってきている。このような多層プリント配線基板では、上下に積層されたプリント配線基板のそれぞれに形成された導電層間を電気的に接続するため、これらの基板に、スルーホールあるいはビアホールと呼ばれる穴が形成される。そして、これらの穴の内部に導電膜を形成することにより、各プリント配線基板の導電層間の接続が行われる。
【0003】
プリント配線基板に形成される穴は、最近のプリント配線基板の小型化や高機能化に伴って小型化し、直径0.1mm以下になってきている。このような小径の穴を精度よく形成するために、パルス発振型のレーザビームが用いられている。
【0004】
従来のパルス発振型レーザを用いたレーザ穴開け機の一例の構成を図1(全体構成)及び図2(詳細構成)に示す。このレーザ穴開け機10は、パルス状レーザビームを発生するレーザ発振器12と、該レーザ発振器12により発生されたレーザビーム13の出力を、加工対象であるプリント配線基板(ワークとも称する)6の二つの走査エリア(加工エリア)8L、8Rに導いて、左右同時加工を可能とするために2等分するビームスプリッタ14と、該ビームスプリッタ14により反射された左側のレーザビーム13Lを、走査エリア8L内でX軸方向(図の左右方向)及びY軸方向(図の前後方向)に走査するための左ガルバノユニット(ガルバノシステム又は単にユニットとも称する)22L(図2参照)と、前記ビームスプリッタ14を通過した後、ミラー16で反射された右側のレーザビーム13Rを、右側の走査エリア8R内で同じくX軸方向及びY軸方向に走査するための右ガルバノユニット22R(図2参照)と、前記プリント配線基板8をX軸方向に平行移動するためのXステージ40X、及び、該Xステージ40X上で前記プリント配線基板8をY軸方向に移動するためのYステージ40Yを含むXYステージ40(図2参照)とを主に備えている。
【0005】
前記左ガルバノユニット22L及び右ガルバノユニット22Rには、図2に詳細に示す如く、レーザビーム13L、13Rをそれぞれ反射するためのミラー24L、24Rと、該ミラー24L、24Rで反射されたレーザビームを、例えばY軸方向に走査するための第1ガルバノミラー26L、26Rと、該第1ガルバノミラー26L、26Rを駆動するための第1ガルバノスキャナ(単に第1スキャナとも称する)28L、28Rと、前記第1ガルバノミラー26L、26RによってY軸方向に走査されたレーザビームを、更にこれに垂直なX軸方向に走査するための第2ガルバノミラー30L、30Rと、該第2ガルバノミラー30L、30Rを駆動するための第2ガルバノスキャナ(単に第2スキャナとも称する)32L、32Rと、前記第1及び第2ガルバノミラー26L、26R、30L、30RによりX軸方向及びY軸方向に走査されたレーザビームを、プリント配線基板8の表面に対して垂直に偏向し、照射口(図示省略)を介して落とすためのfθレンズ34Lが、それぞれ収容されている。
【0006】
ここで、例えば前記左ガルバノユニット22Lは固定され、右ガルバノユニット22Rは、例えば、そのX軸方向位置が可変とされ、加工開始前に、ユニット間距離(L軸値と称する)Aが変更可能とされている。
【0007】
基板6上のビーム照射可能範囲は、fθレンズ34L、34Rの大きさがコストや品質等の点で制限されているため、加工中は完全に位置が固定されるビーム照射口の真下位置を中心とする、例えば40mm×40mmのX軸、Y軸に両辺が平行な矩形範囲(走査エリアと称する)8L、8Rに限定されている。
【0008】
一方、基板6の大きさは、例えば最大約500mm×600mm程度の大きさであり、一般に走査エリアよりも広い。従って、基板全体の穴開け加工を行うために、基板を支えるXYステージ40をXY平面内で自由な方向に駆動させ、基板6を移動するようにしている。
【0009】
このようなレーザ穴開け機は、例えばステップアンドリピート動作の場合には、図3に全体の動作を示す如く、
(1)XYステージ40によって基板6を移動する、
(2)左右の走査エリア8L、8R内のレーザ穴開け加工を行う、
という2ステップの繰り返しにより、基板全体の穴開けを行う。被加工面では、レーザビームが照射された部分が蒸発し、プリント配線基板6に穴が形成される。ここで、レーザビームは2分されているため、同時に加工される走査エリアは左右に2つあり、同時加工エリア間距離は加工ヘッド間距離に等しい。
【0010】
又、各走査エリア8L、8R内の加工については、図4に示す如く、左右ユニット22L、22Rの第1、第2スキャナ28L、28R、32L、32Rによる、基板上の穴開け終了点から次の穴開け予定点への移動走査(ビーム走査と称する)が全て完了した段階でレーザビームを照射するという工程を繰り返している。
【0011】
レーザ穴開け機のシステム構成を、図5を参照して説明する。
【0012】
レーザ穴開け(加工)機10は、簡単に言うと、加工データファイル群74(ここでは図示を省略したCADデータファイル70及び図示しないGUI入力から作成される)を加工機付設パソコン(PC)60の読込プログラム82eによって読み込むことにより得られる、加工データ72に従って動作を行う。加工開始命令を受け、加工機動作の制御を行うのは、加工制御プログラム62である。
【0013】
レーザ穴開け機のユーザ(基板メーカ)が求める価値として、コスト、加工スループット、穴開け精度、小径加工対応可能性等、多くの要素が挙げられる。
【0014】
ユーザ価値の中でも、加工スループット等といった要素は、加工機メーカにとっては実機を用いてデモを行なうのが最も効果的であり、又、十分に納得してもらうためには、デモは不可欠である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、コンピュータ又はパソコンにより再現した加工状況と同期させて、加工位置をパソコンの表示画面上に表示する際に、機器の移動や走査、整定待ち、無駄時間を考慮していなかったため、加工状況を正確に再現することができなかった。
【0016】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、機器の移動や走査、整定待ち、無駄時間を考慮して、加工状況を正確に再現できるようにすることを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンピュータ又はパソコンにより再現した加工機による加工状況と同期させて、加工位置をパソコンの表示画面上に表示する際に、ステージの移動やスキャナの走査、これらが停止する迄の整定待ち、指令を与えてからこれらが動作する迄の無駄時間を合計した時間を待ち時間としてプログラム上で待った後、移動や走査前後の2点間を結ぶ直線を描画するようにして、前記課題を解決したものである。
【0029】
更に、前記待ち時間に所定の係数を掛けて、時間軸を変更するようにしたものである。
【0030】
本発明は、又、前記の加工機動作シミュレーション方法を実施するためのコンピュータプログラムを提供するものである。
【0032】
又、前記コンピュータプログラムが記録された、コンピュータ読取り可能な記録媒体を提供するものである。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0034】
本実施形態は、図6に示す如く、例えば基板メーカから提供される、被加工物の穴座標データなどが格納されたCADデータファイル70と、該CADデータファイル70及び図示しないGUI入力を加工データ72に変換する変換機能82a、図示しない加工機の能力を引出すために、加工データ72を更新する最適化機能82b、加工データ72を読みつつ加工を再現するシミュレーション機能82c、前記加工データ72から、加工機を制御するプログラムが加工時に用いる加工データファイル群74を作成するファイル作成機能82d、前記加工データファイル群74を読み込んで加工データ72に変換するファイル読込機能82eを有するプログラム82と、該プログラム82がインストールされた、デスプレイ84を備えた携帯型パソコン(PC)80により構成されている。
【0035】
以下、本実施形態の作用を説明する。
【0036】
加工機メーカのセールスマンは、携帯型PC80を携帯して、ユーザ拠点へ赴く。
【0037】
ユーザは、被加工物の穴座標データ等が格納されたCADデータファイル70を有している。
【0038】
加工機メーカのセールスマンは、プログラム82を起動し、変換機能82aを用いて、CADデータファイル70及び図示しないGUI入力から加工データ72を作成する。
【0039】
該加工データ72の中身は、例えば実機がガルバノスキャナの位置決めにより穴開け位置を順次訪問して加工する時の、穴開け位置訪問順序等であるが、CAデータファイル70を読み込んだだけでは、順序が最適化されているとは限らない。そこで、プログラム82の最適化機能82bを用いて、加工データ72の例えば一部を更新する。この最適化機能82bとしては、例えば出願人が特願2001−331550や特願2002−26189で提案した方法を用いることができる。
【0040】
次いで、プログラム82のシミュレーション機能82cを用いて、加工データ72を読みながら、実機そのままの加工の様子をPC80のデスプレイ84上で再現する。
【0041】
前記シミュレーション機能82cは、加工機がガルバノスキャナ及びXYステージを用いて位置決めし、レーザ照射するときの加工の過程を、実機のランニングタイムそのままに再現するものである。即ち、ガルバノスキャナ(走査)、XYステージ(搬送)、レーザ(照射)などに費やす時間を、実機実測により求めてモデル化しておき、これらモデルをプログラム82は読み込んでいて、それらを用いて、最適化及びシミュレーションを行う。
【0042】
ここで、シミュレーションは、図7(A)に示す如く、プログラム上の待ち命令と描画命令の2つにより行なわれる。ここで待ちとは、図8に示す如く、例えばある点を加工し、スキャナを走査し、次の点を加工する場合、実際には、その間スキャナの走査、整定待ち、若干の無駄時間等が存在するが、それらを合計した時間を待ち時間とし、プログラム上で待つこととする。待ち時間経過後、走査前後の2点間を結ぶ直線を描画する。XYステージを移動する場合も同様である。
【0043】
シミュレーションは、描画により行なわれ、PC80のデスプレイ84には、例えば図9に示すような表示がなされる。即ち、例えば現在のスキャンエリア(図1、図2に示した2軸加工時は左右対)100、102の位置を濃い色で、スキャナの走査により遷移するレーザビームの照射位置の軌跡(レーザビーム軌跡)104、106を薄い色で表示する。ここで、各スキャンエリア100、102内の表示は、図10に示す如く、穴開け位置で方向を変える折線表示となる。例えば、特願2002−26189で出願人が提案した同期制御の場合、スキャンエリア100、102が、同一方向に遷移する表示となる。
【0044】
又、前記デスプレイ84上には、図9に示した如く、加工開始からの経過時間を実機ランニングタイムと同じ単位で表示すると共に、スキャナ、ステージ、レーザに費やした消費時間の詳細内訳を表示することができる。更に、スキャンサイズ等の加工情報や、穴数等の基板情報を表示することもできる。
【0045】
又、図10に示したように、レーザビーム軌跡をデスプレイ84上に拡大表示することも可能である。
【0046】
従って、ユーザは、携帯型PC80のデスプレイ84上に再現される加工の様子を見ながら、レーザ加工の様子を実感できる。
【0047】
ここで、プログラム82の最適化機能82bにより最適化された加工データ72を実機で用いる場合や、最適化機能82bやシミュレーション機能82cを後で再使用する場合には、ファイル書込機能82dを用いて、加工データファイル群74を作成することができる。又、必要により、ファイル読込機能82eも実行することができる。
【0048】
前記変換機能82a、最適化機能82b、シミュレーション機能82c、ファイル書込機能82d、ファイル読込機能82eは、必要な機能のみを選択して用いることができる。
【0049】
即ち、(1)単にCADデータファイル70から加工データファイル群74を作成したい場合には、図11に示す如く、変換機能82aとファイル書込機能82dのみを用いる。
【0050】
又、(2)加工データファイル群74が既に存在し、条件を変えて再最適化したい場合は、図12に示す如く、最適化機能82bと、ファイル書込機能82dと、ファイル読込機能82eとを用いる。
【0051】
又、(3)加工データファイル群74が既に存在し、シミュレーションが見たい時は、図13に示す如く、ファイル読込機能82eとシミュレーション機能82cを用いる。
【0052】
本実施形態によれば、必要な機能を全て携帯型PC80にインストールしておくことで、客先環境に拘らず、客先でデモを行なうことが可能となる。
【0053】
次に、前記実施形態を含む参考例を詳細に説明する。
【0054】
本参考例は、図14に示す如く、CADデータファイル70及び加工データファイル群74が格納された、ブラウザを表示するデスプレイ112を備えた客先(ユーザ)PC(クライアント)110と、該客先PC110と例えばインターネット120を介して接続された、前記実施形態と同様の変換機能132a、最適化機能132b、シミュレーション機能132c、ファイル書込機能132d、ファイル読込機能132eを有するプログラム(WEBアプリケーション)132を実行可能なメーカ側のサーバ130とにより構成されている。
【0055】
この参考例においても、前記実施形態とほぼ同様に、シミュレーションを行なう。即ち、ユーザの担当者は、PC110を起動して、インターネット120に接続する。
【0056】
該担当者は、所定ホームページにアクセスし、WEBアプリケーション132を起動して、変換(132a)、最適化(132b)、シミュレーション(132c)、ファイル作成(132d)等を行なう。
【0057】
本参考例においては、加工機メーカの担当者が携帯型PC80を客先に持ち込まなくても、客先PC110を使って、加工機動作を体験可能である。
【0058】
なお、図14では、プログラム132をサーバ130で実行するようにされていたが、プログラム132を客先PC110にインストールして、クライアント側で実行するように構成することも可能である。
【0059】
なお、前記実施形態においては、シミュレーションが実時間で行なわれていたが、シミュレーションは実時間でなくてもよい。例えば図7(B)に示す如く、2倍速で行なって、シミュレーション時間を短縮したり、あるいは逆に1/2倍速で行なって、細かな動きが目視で確認できるようにしてもよい。あるいは、シミュレーション結果(加工完了時間)のみを数字で表示するようにしてもよい。変速シミュレーションに際しては、図7に示すように、例えばある点からある点へのスキャナの走査時間が1ミリ秒であるとすると、実時間シミュレーションでは、(A)に示す如く、1ミリ秒待って直線を描画するが、倍速シミュレーションの場合には、(B)に示す如く、半分の0.5ミリ秒待って描画すればよい。
【0060】
又、前記動作モデルは任意のものでよく、場合によっては、将来予測される仕様でのスループットの確認も可能である。
【0061】
なお、前記実施形態においては、本発明が、レーザ穴開け機の動作シミュレーションに適用されていたが、本発明の適用対象はこれに限定されず、レーザ以外の穴開け機や、需要側拠点が広範囲であり、供給側製品販売(需要側製品購入)のためには、製品能力の実感が必要であり、実感のためには需要側が供給側拠点まで赴く必要があるような販売形態を持つ加工機一般に同様に適用できることは明らかである。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、コンピュータ又はパソコンにより再現した加工状況と同期させて、加工位置をパソコンの表示画面上に表示する際に、機器の移動や走査、整定待ち、無駄時間を考慮するようにしたもので、加工状況を正確に再現することができる。
【0065】
又、時間軸を変更する変速シミュレーションにより、加工過程を任意の速度で確認でき、最適化の様子を短時間で確認したり、逆にじっくり確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるレーザ穴開け機の全体構成を示す斜視図
【図2】同じく、詳細構成を示す斜視図
【図3】同じく、ステップアンドリピートによる全体の加工動作を示すタイムチャート
【図4】同じく、各走査エリア内の加工動作を示すタイムチャート
【図5】レーザ穴開け機の従来の装置システム構成を示すブロック線図
【図6】本発明に係るレーザ穴開け機のシミュレーション装置の実施形態の構成を示すブロック図
【図7】本発明によるシミュレーションの方法を示すタイムチャート
【図8】同じく実機動作の描画方法を示す線図
【図9】同じく加工シミュレーションのデスプレイ表示例を示す線図
【図10】同じくスキャンエリア内の拡大表示例を示す線図
【図11】前記実施形態において、加工データファイル群の作成を目的とする場合の構成を示すブロック図
【図12】同じく条件を変えて最適化する場合の構成を示すブロック図
【図13】同じく加工シミュレーションを目視する場合の構成を示すブロック線図
【図14】レーザ穴開け機のシミュレーション装置の参考例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
70…CADデータファイル
72…加工データ
74…加工データファイル群
80…携帯型パソコン(PC)
82、132…プログラム
82a、132a…変換機能
82b、132b…最適化機能
82c、132c…シミュレーション機能
82d、132d…ファイル書込機能
82e、132e…ファイル読込機能
84、112…デスプレイ
100、102…スキャンエリア
104、106…レーザビーム軌跡
110…客先(ユーザ)PC
120…インターネット
130…サーバ
Claims (4)
- コンピュータ又はパソコンにより再現した加工機による加工状況と同期させて、加工位置をパソコンの表示画面上に表示する際に、
ステージの移動やスキャナの走査、これらが停止する迄の整定待ち、指令を与えてからこれらが動作する迄の無駄時間を合計した時間を待ち時間としてプログラム上で待った後、
移動や走査前後の2点間を結ぶ直線を描画することを特徴とする加工機動作シミュレーション方法。 - 前記待ち時間に所定の係数を掛けて、時間軸を変更することを特徴とする請求項1に記載の加工機動作シミュレーション方法。
- コンピュータ又はパソコンにより再現した加工機による加工状況と同期させて、加工位置をパソコンの表示画面上に表示するための加工機動作シミュレーション用コンピュータプログラムであって、
ステージの移動やスキャナの走査、これらが停止する迄の整定待ち、指令を与えてからこれらが動作する迄の無駄時間を合計した時間を待ち時間として待つステップと、
その後、移動や走査前後の2点間を結ぶ直線を描画するステップと
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。 - コンピュータ又はパソコンにより再現した加工機による加工状況と同期させて、加工位置をパソコンの表示画面上に表示するための加工機動作シミュレーション用コンピュータプログラムであって、
ステージの移動やスキャナの走査、これらが停止する迄の整定待ち、指令を与えてからこれらが動作する迄の無駄時間を合計した時間を待ち時間として待つステップと、
その後、移動や走査前後の2点間を結ぶ直線を描画するステップと
を含むことを特徴とするコンピュータプログラムが記録された、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
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