JPH11282520A - 加工時間の演算装置,演算方法,記憶媒体 - Google Patents

加工時間の演算装置,演算方法,記憶媒体

Info

Publication number
JPH11282520A
JPH11282520A JP8697598A JP8697598A JPH11282520A JP H11282520 A JPH11282520 A JP H11282520A JP 8697598 A JP8697598 A JP 8697598A JP 8697598 A JP8697598 A JP 8697598A JP H11282520 A JPH11282520 A JP H11282520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
tool
program
calculation
machining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8697598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Tanahashi
康夫 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP8697598A priority Critical patent/JPH11282520A/ja
Publication of JPH11282520A publication Critical patent/JPH11282520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの加工時間を正確にシュミレートする
こと。 【解決手段】 パソコンは、パラメータの設定後にキー
ボードが所定操作されたことを検出すると、NCプログ
ラムをハードディスクから読出す。そして、NCプログ
ラムのブロック毎の加工時間を演算し(ステップS9,
S11)、演算結果にインポジションチェック時間t1
を選択的に加算した後(ステップS10)、処理の遅れ
時間t2 を加算する(ステップS5)。このため、ブロ
ック間での消費時間が加味された正確な加工時間がシュ
ミレートされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの加工時間
をシュミレートする演算装置,演算方法,記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば工作機械に具備された数値制御装
置には、NCプログラムで設定されたワークと工具との
相対的な移動距離および移動速度に基づいてワークの加
工時間を演算する構成のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記数
値制御装置の場合、例えば次ブロックを実行するための
段取時間が必要であるため、移動距離および移動速度に
基づいて加工時間を演算しただけでは、加工時間が正確
にシュミレートされるとは言い難い。本発明は上記事情
に鑑みてなされたものであり、その目的は、加工時間を
正確にシュミレートできる工作機械の演算装置,演算方
法,記憶媒体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の加工時間
の演算装置は、ワークの加工時間をワークと工具との相
対的な移動距離および移動速度に基づいて演算する第1
の演算手段と、第1の演算手段の演算結果にワークと工
具との相対的な移動距離および移動速度を除いた要素に
基づく時間を加算する第2の演算手段とを備えたところ
に特徴を有している。請求項2記載の加工時間の演算方
法は、ワークの加工時間をワークと工具との相対的な移
動距離および移動速度に基づいて演算し、この演算結果
にワークと工具との相対的な移動距離および移動速度を
除いた要素に基づく時間を加算するところに特徴を有し
ている。請求項3記載の記憶媒体は、ワークの加工時間
をワークと工具との相対的な移動距離および移動速度に
基づいて演算し、この演算結果にワークと工具との相対
的な移動距離および移動速度を除いた要素に基づく時間
を加算する演算プログラムを備えたところに特徴を有し
ている。
【0005】請求項1〜3記載の手段によれば、ワーク
と工具との相対的な移動距離および移動速度に基づく加
工時間に相対的な移動距離および移動速度を除いた要素
に基づく時間が加算されるので、加工時間が正確にシュ
ミレートされる。
【0006】請求項4記載の加工時間の演算装置は、第
1の演算手段がワークの加工時間をNCプログラムのブ
ロック毎に演算し、第2の演算手段がNCプログラムの
ブロック間で消費される時間を第1の演算手段の演算結
果に加算するところに特徴を有する。請求項4記載の手
段によれば、ブロック間での消費時間が加味された正確
な加工時間がシュミレートされる。
【0007】請求項5記載の加工時間の演算装置は、第
2の演算手段が記憶手段に記憶された時間データを第1
の演算手段の演算結果に加算するところに特徴を有す
る。請求項5記載の手段によれば、ワークと工具との相
対的な移動距離および移動速度に基づく演算時間に記憶
手段の記憶データを加算するだけで対応できるので、演
算処理が簡単化される。
【0008】請求項6記載の加工時間の演算装置は、第
2の演算手段が第1の演算手段の演算結果にインポジシ
ョンチェック時間を加算するところに特徴を有する。請
求項6記載の手段によれば、インポジションチェック時
間が加味された正確な加工時間がシュミレートされる。
【0009】請求項7記載の加工時間の演算装置は、第
2の演算手段が第1の演算手段の演算結果にワークと工
具とを相対的に移動停止させるための時間を加算すると
ころに特徴を有する。請求項7記載の手段によれば、ワ
ークを工具に対して相対的に移動停止させるために要す
る時間が加味された正確な加工時間がシュミレートされ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図9に基づいて説明する。まず、図9において、
スプラッシュカバー1の前面には操作パネル2が装着さ
れており、操作パネル2にはキーボード3および表示装
置(CRT)4が装着されている。また、スプラッシュ
カバー1の内部には、図8に示すように、制御装置5が
配設されている。この制御装置5はマイクロコンピュー
タを主体に構成されたものであり、CPU5a,ROM
5b,RAM5c,入力インターフェース5d,出力イ
ンターフェース5e等を有している。
【0011】制御装置5の入力インターフェース5dお
よび出力インターフェース5eには、図9に示すよう
に、演算装置に相当するパーソナルコンピュータ6(以
下、パソコン6と称する)が接続されている。このパソ
コン6は、第1の演算手段および第2の演算手段に相当
するマイクロコンピュータ6a,ハードディスク6b,
キーボード6c,表示装置6d等を有するものであり、
ハードディスク6bには複数のNCプログラムが書込ま
れ、各NCプログラムにNCプログラムを特定するプロ
グラム番号が設定されている。尚、マイクロコンピュー
タ6aはCPU,ROM,RAM,入出力インターフェ
ース等から構成されたものである。
【0012】操作パネル2には運転停止キー2aが装着
されており、制御装置5は、運転停止キー2aの操作を
検出すると、パソコン6のハードディスク6bから所定
のNCプログラムを読出してRAM5cに書込む。ま
た、制御装置5のROM5bには解析プログラムが書込
まれており、制御装置5は、RAM5cのNCプログラ
ムを解析プログラムに基づいて処理することに伴い、N
Cプログラムの指令内容を解釈し、NCプログラムに基
づいて加工動作を実行する。尚、操作パネル2のキーボ
ード3はカーソルキー,数値キー,アルファベットキー
等を有するものであり、NCプログラムは、キーボード
3の操作によって制御装置5に直接入力することも可能
である。
【0013】スプラッシュカバー1の内部には、図7に
示すように、工作機械に相当するマシニングセンタ7が
収納されている。以下、マシニングセンタ7について詳
述する。べース8にはコラム9が固定されている。この
コラム9の上面には、サーボモータからなるZモータ1
0が装着されており、Zモータ10の回転軸には送りね
じ10aが連結されている。
【0014】コラム8の前面にはガイドレール11,1
1が固定されており、両ガイドレール11には加工ヘッ
ド12がスライド可能に装着されている。この加工ヘッ
ド12は送りねじ10aに螺合されたものであり、Zモ
ータ10の作動に伴い送りねじ10aが回転すると、加
工ヘッド12が両ガイドレール11に沿って矢印Z方向
へ移動する。
【0015】加工ヘッド12には主軸13が回転可能に
装着されている。この主軸13の下端部には、下方へ開
口する凹状の工具押込部(図示せず)が設けられてお
り、工具押込部内には工具14が着脱可能に押込まれて
いる。そして、加工ヘッド12には、サーボモータから
なる主軸モータ15が装着されており、主軸モータ15
が作動すると、主軸モータ15の回転力が主軸13に伝
達され、工具14が回転する。
【0016】加工ヘッド12の下方にはワークテーブル
16が配設されている。このワークブル16は、サーボ
モータからなるXモータ17およびYモータ18(いず
れも図8参照)に連結されたものであり、制御装置5
は、NCプログラムに基づいてZモータ10,主軸モー
タ15,Xモータ17,Yモータ18を駆動制御する。
これにより、ワークテーブル16を図7の矢印X方向お
よび矢印Y方向へ搬送し、且つ、主軸13を図7の矢印
Z方向へ移動させながら、ワークテーブル16上のワー
ク(図示せず)に加工を施す。
【0017】マシニングセンタ6は工具交換装置19を
備えている。この工具交換装置19は主軸13の工具1
4を別の工具14に自動交換するものであり、次のよう
に構成されている。加工ヘッド12には工具マガジン2
0が固定されている。この工具マガジン20は、図6に
示すように、内筒20aと外筒20bとの間に円環状の
工具通路20cを形成してなるものであり、工具通路2
0c内には円環状のコンベア(図示せず)が収納され、
コンベアには複数の工具ポット21が回動可能に装着さ
れている。これら各工具ポット21には凹状の工具押込
部(図示せず)が設けられており、各工具押込部内には
工具14が着脱可能に押込まれている。
【0018】工具マガジン20には工具割出部20dが
設けられており、工具割出部20dの上端部は工具通路
20c内に通じ、下端部は工具マガジン20の外部に通
じている。また、工具マガジン20のコンベアはマガジ
ンモータ22(図8参照)に連結されている。このマガ
ジンモータ22はサーボモータからなるものであり、マ
ガジンモータ22が作動すると、コンベアが工具通路2
0cに沿って回転し、複数の工具ポット21が工具通路
20c内を搬送される。
【0019】図8の工具検出板23はコンベアと一体的
に回転するものであり、工具検出板23には工具ポット
21毎に窓部(図示せず)が形成されている。これら各
窓部は複数のスリットからなるものであり、スリットの
個数や周方向に沿う幅寸法等が相違している。また、投
光素子24aおよび受光素子24bは工具検出板23を
挟んで固定配置されたものであり、工具検出板23には
投光素子24aから光が投射され、受光素子24bは工
具検出板23の窓部を透過した光を検出してオン信号を
出力する。
【0020】制御装置5のRAM5cには、受光素子2
4bからの信号出力形態と工具番号「1」〜「N」とが
対応付けて書込まれており、制御装置5は、受光素子2
4bからの出力信号に基づいて工具割出部20dに搬送
された工具ポット21の工具番号を特定する。
【0021】NCプログラムには工具交換指令が設定さ
れており、制御装置5は、工具交換指令を検出すると、
マガジンモータ22を駆動し、複数の工具ポット21を
工具通路20cに沿って回転させる。また、NCプログ
ラムには工具割出指令が設定されている。この工具割出
指令は工具番号を特定するものであり、制御装置5は、
工具割出指令を検出すると、マガジンモータ22を駆動
制御し、工具割出指令で特定された工具番号の工具ポッ
ト21を工具割出部20dに対向させる。
【0022】工具マガジン20にはポット回動機構(図
示せず)が配設されている。このポット回動機構はエア
シリンダ26(図8参照)を駆動源とするものであり、
制御装置5は、NCプログラムで指定された工具14を
工具割出部20dに搬送すると、エアシリンダ26を駆
動してポット回動機構を作動させる。すると、図6に二
点鎖線で示すように、所定の工具ポット21が回動し、
工具割出指令で特定された工具14が工具割出部20d
を通して下方へ突出する。
【0023】尚、制御装置5のROM5bには搬送制御
プログラムが書込まれており、工具ポット21の回動か
ら突出に至る工具14の割出し動作は、制御装置5が搬
送制御プログラムに基づいて実行するものである。
【0024】加工ヘッド12には、図5の(a)に示す
ように、円筒状のアーム旋回軸28が回転可能および上
下動可能に装着されている。このアーム旋回軸28の下
端部には旋回アーム29が固定されており、旋回アーム
29の各端部には、図5の(b)に示すように、一組の
フィンガ30,30が回動可能に装着され、各組のフィ
ンガ30,30間には圧縮コイルばね31が介在されて
いる。尚、符号30aはフィンガ30の回動軸を示して
いる。
【0025】アーム旋回軸28の内部には、図5の
(a)に示すように、中軸32が収納されている。この
中軸32の上端部は加工ヘッド12に回転可能に装着さ
れており、中軸32の下端部には幅狭な係合部32aが
形成されている。また、旋回アーム29には円筒状のカ
ム軸33が回転可能に装着されており、加工ヘッド12
が上昇し、旋回アーム29およびカム軸33がアーム旋
回軸28と一体的に上方の原点へ移動すると、カム軸3
3が中軸32の係合部32aに係合する。
【0026】カム軸33の外周部には、図5の(b)に
示すように、カム部33a,33aが形成されており、
実線で示すように、各組の一方のフィンガ30がカム部
33a相互間の隙間に落込んだ状態では、各組のフィン
ガ30,30が圧縮コイルばね31のばね力で矢印A方
向へ回動し、各組のフィンガ30,30間が閉塞されて
いる。また、各組の一方のフィンガ30がカム部33a
に乗上げると、圧縮コイルばね31のばね力に抗して反
矢印A方向へ回動し、各組のフィンガ30,30間が開
放される。
【0027】アーム旋回軸28は運動伝達装置(図示せ
ず)を介して工具交換モータ34(図8参照)に連結さ
れている。この運動伝達装置は、工具交換モータ34の
回転力をアーム旋回軸28に伝達するカム機構,工具交
換モータ34の回転力を中軸32に伝達するカム機構,
工具交換モータ34の回転力を上下方向への直線運動力
に変換してアーム旋回軸28に伝達するクランク機構を
有するものであり、工具交換の初期状態では、アーム旋
回軸28が上方の原点に移動し、図5の(a)に示すよ
うに、カム軸33が中軸32の係合部32aに係合して
いる。これと共に、各組の一方のフィンガ30がカム軸
33のカム部33aに乗上げ、各組のフィンガ30,3
0間が開放されている。
【0028】制御装置5は、NCプログラムの工具割出
指令で特定された工具14を割出すと、Zモータ10を
駆動制御し、加工ヘッド12と一体的に主軸13を原点
から下降させ、主軸13の工具14を1組のフィンガ3
0,30間に挿入した後、工具交換モータ34を作動さ
せる。すると、工具交換モータ34の回転力がカム機構
から中軸32に伝達され、中軸32が回転するので、中
軸32の回転力が係合部32aを通してカム軸33に伝
達され、カム軸33が図5の(b)の矢印B方向へ回転
する。
【0029】カム軸33が矢印B方向へ回転すると、各
カム部33aが一方のフィンガ30を通過し、各組の一
方のフィンガ30がカム部33a相互間の隙間に落込
む。すると、各組の一方のフィンガ30が圧縮コイルば
ね31のばね力で矢印A方向へ回動し、各組のフィンガ
30,30が閉塞されるので、一組のフィンガ30,3
0が主軸13の工具14を挟み、別の一組のフィンガ3
0,30が工具割出部20dから突出する別の工具14
を挟む。
【0030】一組のフィンガ30,30が主軸13の工
具14を挟み、別の一組のフィンガ30,30が工具マ
ガジン20の工具14を挟むと、工具交換モータ34の
回転力がクランク機構を通してアーム旋回軸28に伝達
され、アーム旋回軸28が原点から下降する。すると、
アーム旋回軸28と一体的に旋回アーム29が下降し、
カム軸33が中軸32の係合部32aから離れる。これ
と共に、一組のフィンガ30,30が主軸13の工具1
4を挟んだまま下降し、別の一組のフィンガ30,30
が工具割出部20dの工具14を挟んだまま下降するの
で、主軸13の工具押込部および工具ポット21の工具
押込部から工具14が各々抜取られる。
【0031】主軸13および工具ポット21から工具1
4が各々抜取られると、工具交換モータ34の回転力が
カム機構を通してアーム旋回軸28に伝達され、アーム
旋回軸28と一体的に旋回アーム29が180°回転す
る。すると、主軸13の工具14を挟んだ一組のフィン
ガ30,30が工具割出部20dの真下へ移動し、工具
割出部20dの工具14を挟んだ別の一組のフィンガ3
0,30が主軸13の真下へ移動する。
【0032】主軸13の工具14および工具マガジン2
0の工具14が相手側の真下へ移動すると、工具交換モ
ータ34の回転力がクランク機構からアーム旋回軸28
に伝達され、アーム旋回軸28と一体的に旋回アーム2
9が上昇するので、旋回アーム29のカム軸33が中軸
32の係合部32aに係合する。これと共に、一組のフ
ィンガ30,30が工具割出部20dの工具14を挟ん
だまま主軸13の工具押込部に向って上昇し、別の一組
のフィンガ30,30が主軸13の工具14を挟んだま
ま工具ポット21の工具押込部に向って上昇するので、
工具割出部20dの工具14が主軸13の工具押込部内
に押込まれ、主軸13の工具14が工具ポット21の工
具押込部内に押込まれる。
【0033】主軸13の工具14および工具マガジン2
0の工具14が相手側の工具押込部内に押込まれると、
工具交換モータ34の回転力がカム機構から中軸32に
伝達され、中軸32が回転する。すると、中軸32の回
転力が係合部32aを通してカム軸33に伝達され、カ
ム軸33が回転するので、カム軸33の各カム部33a
が一方のフィンガ30に乗上げる。これにより、各組の
一方のフィンガ30が反矢印A方向へ回動し、各組のフ
ィンガ30,30が開放状態に復帰する。
【0034】パソコン6のハードディスク6bには演算
プログラムが書込まれており、パソコン6のマイコン6
aは、キーボード6cが所定操作されたことを検出する
と、図2に示すように、演算プログラムに基づいて表示
装置6dにパラメータの設定画面を表示する。この状態
でキーボード6cの操作を検出すると、キーボード6c
の操作内容に応じてパラメータ値をパソコン6のRAM
に書込み、表示装置6dに表示する。尚、各パラメータ
の機能は下記の通りである。
【0035】インポジションチェック時間 t1 ……位置決め指
令やインポジションチェックモード時の切削移動指令の
移動終了時に行われるインポジションチェックに要する
時間。尚、インポジションチェックとはエンコーダから
の出力信号に基づいてZモータ,Xモータ17,Yモー
タ18をフィードバック制御し、ワークおよび主軸13
を予め決められたインポジション範囲内に精度良く位置
決めするものである。 処理の遅れ時間t2 ……NCプログラムの各ブロック
の解析や実行(移動時間は除く)に要する時間。 切削送り時定数t3 ……切削移動実行時の加減速に要
する時間。 位置決め時定数t4 ……位置決め移動実行時の加減速
に要する時間。 位置決め速度v2 ……位置決め移動の速度。 プログラム番号 ……加工時間をシュミレートする
NCプログラムを特定する番号。
【0036】マイコン6aは、パラメータの設定後にキ
ーボード6cが所定操作されたことを検出すると、設定
番号が付与されたNCプログラムをハードディスク6b
から読出してRAMに書込む。そして、NCプログラム
を演算プログラムに基づいて解析し、加工時間のシュミ
レーションを実行する。図1は、ハードディスク6bの
演算プログラムのうち加工時間のシュミレーションに関
わる部分を示すものである。以下、図3のNCプログラ
ムがハードディスク6bから読出された場合を例示し、
図1の演算プログラムについて詳述する。
【0037】マイコン6aは、図3のブロックN01
「G90G61」を読込むと、図1のステップS1から
S2へ移行してNCプログラムの終了を判断する。ここ
では、「NO」と判断してステップS3へ移行し、ブロ
ックN01「G90G61」が移動指令であるかを判断
する。このブロックN01「G90G61」は「アブソ
リュート指令,インポジションチェックモード」を指令
するものであるため、移動指令ではないと判断してステ
ップS4へ移行する。
【0038】マイコン6aは、ステップS4へ移行する
と、モーダル状態を「アブソリュートモード」,「イン
ポジションチェックモード」にセットしてステップS5
へ移行し、内部のブロック処理時間レジスタに図2の画
面上で設定した処理の遅れ時間t2 「5msec」をセ
ットする。そして、図1のステップS6へ移行し、内部
の累積時間レジスタに処理の遅れ時間t2 「5mse
c」をセットした後、ステップS1に復帰する。
【0039】尚、ワークテーブル16の移動および主軸
13の移動をGコードで指令するにはアブソリュートモ
ードおよびインクレメンタルモードの2種類があり、マ
イコン6aは、アブソリュートモードが設定されている
場合、ワークテーブル16の移動終了位置および主軸1
3の移動終了位置が座標値で設定されていると解釈す
る。また、インクレメンタルモードが設定されている場
合、ワークテーブル16の移動量および主軸13の移動
量が設定されていると解釈する。
【0040】また、Gコードの有効範囲にはモーダルお
よびワンショットの2種類があり、マイコン6aは、例
えば「G61インポジションチェック」を読込むと、同
一NCプログラムの他のGコードが設定されるまで「G
61インポジションチェック」を有効化する(モーダ
ル)。また、「G09ワンショットインポジションチェ
ックモード」等を読込んだ場合、次ブロックへ進む際に
「G09ワンショットインポジションチェックモード」
を解除する(ワンショット)。
【0041】マイコン6aは、ステップS1に復帰する
と、図3のブロックN02「G0X0Y0」を読込み、
図1のステップS2へ移行してNCプログラムの終了を
判断する。ここでは、「NO」と判断してステップS3
へ移行し、ブロックN02「G0X0Y0」が移動指令
であるかを判断する。このブロックN02「G0X0Y
0」は「X0Y0へ位置決め」を指令するものであるた
め、移動指令であると判断してステップS7へ移行す
る。
【0042】マイコン6aは、ステップS7へ移行する
と、ブロックN02「G0X0Y0」に基づいてワーク
テーブル16の移動量を検出する。そして、ステップS
8へ移行し、ブロックN02「G0X0Y0」が切削移
動であるかを判断する。このブロックN02「G0X0
Y0」は位置決め移動であるため、「NO」と判断して
ステップS9へ移行する。尚、ブロックで工具14(主
軸13)のZ方向への移動が指令されている場合、マイ
コン6aは、ブロックに基づいて工具14の移動量を検
出する。
【0043】マイコン6aは、ステップS9へ移行する
と、ステップS7で演算した移動量,図2の画面上で設
定した位置決め速度v2 および位置決め時定数t4 に基
づいて移動時間を演算する。図4はマイコン6aがステ
ップS9で行う移動時間の算出方法を示すものである。
ここで、(1)式のDはステップS7で演算した移動
量,v2 は図2の画面上で設定した位置決め速度,t4
は図2の画面上で設定した位置決め時定数であり、マイ
コン6aは(1)式に基づいて移動時間taを算出した
後、(2)式に基づいて移動時間tbを算出し、図1の
ステップS10へ移行する。
【0044】マイコン6aは、ステップS10へ移行す
ると、図2の画面上で設定したインポジションチェック
時間t1 を移動時間tbに加算した後、図1のステップ
S5へ移行する。ここで、ステップS10の加算結果に
処理の遅れ時間t2 を加算してステップS6へ移行し、
ステップS5の加算結果を累積時間レジスタに累積した
後、ステップS1に復帰する。
【0045】マイコン6aは、ステップS1に復帰する
と、図3のブロックN03「G1X100F5000」
を読込んだ後、図1のステップS2で「NO」と判断し
てステップS3へ移行する。このブロックN03「G1
X100F5000」は「X100へ5000mm/m
inで切削送り」を指令するものであるため、「YE
S」と判断してステップS7へ移行する。
【0046】マイコン6aは、ステップS7へ移行する
と、ブロックN03「G1X100F5000」に基づ
いてワークテーブル16の移動量を検出する。そして、
ステップS8へ移行し、ブロックN03「G1X100
F5000」が切削移動であると判断し、ステップS1
1へ移行する。ここで、ステップS7で演算した移動
量,NCプログラムで設定された切削送り速度v2 (=
5000mm/min),図2の画面上で設定した切削
送り時定数t3 に基づいてワークテーブル16の移動時
間taおよびtbを演算し、図1のステップS12へ移
行する。
【0047】マイコン6aは、ステップS12へ移行す
ると、インポジションチェックモードであるかを判断す
る。ここでは、先のブロック「G90G61」でインポ
ジションチェックモードが設定されているため、「YE
S」と判断してステップS10へ移行する。そして、イ
ンポジションチェック時間t1 をステップS11の移動
時間tbに加算した後、ステップS5へ移行する。ここ
で、ステップS10の加算結果に処理の遅れ時間t2 を
加算してステップS6へ移行し、累積時間レジスタにス
テップS5の加算結果を累積した後、ステップS1に復
帰する。
【0048】マイコン6aは、ステップS1に復帰する
と、図3のブロックN04「X200」を読込み、図1
のステップS2で「NO」と判断してステップS3へ移
行する。ここでは、先のブロックN03「G1X100
F5000」のFコードがモーダルコードであるため、
ブロックN04「X200」を「X200へ5000m
m/minで切削送り」と解釈する。そして、ステップ
S3で「YES」と判断してステップS7へ移行し、
「X200」に基づいてワークテーブル16の移動量を
演算した後、ステップS8で「X200」が切削移動で
あると判断し、ステップS11へ移行する。
【0049】マイコン6aは、ステップS11へ移行す
ると、ステップS7で演算した移動量,NCプログラム
で設定された切削送り速度v2 (=5000mm/mi
n),図2の画面上で設定した切削送り時定数t3 に基
づいて移動時間taおよびtbを演算し、ステップS1
2へ移行する。ここで、「YES」と判断してステップ
S10へ移行し、インポジションチェック時間t1 を移
動時間tbに加算した後、ステップS5へ移行する。そ
して、ステップS10の加算結果に処理の遅れ時間t2
を加算してステップS6へ移行し、ステップS5の加算
結果を累積時間レジスタに累積した後、ステップS1に
復帰する。
【0050】マイコン6aは、ステップS1に復帰する
と、図2のブロックN05「M30」を読込む。このブ
ロックN05「M30」はNCプログラムの終了を指令
するものであるため、「YES」と判断して図1のステ
ップS13へ移行する。そして、累積時間レジスタの累
積値をパソコン6の表示装置6dおよび操作パネル2の
表示装置4に表示し、処理を終了する。
【0051】上記実施例によれば、ワークの移動距離お
よび移動速度に基づく加工時間(=移動時間tb),工
具14の移動距離および移動速度に基づく加工時間(=
移動時間tb)に移動距離および移動速度を除いた要素
に基づく時間を加算したので、加工時間が正確にシュミ
レートされる。しかも、パソコン6のRAMに記憶され
たパラメータ値をブロック毎の加工時間に加算したの
で、演算処理が簡単化される。
【0052】また、NCプログラムのブロック毎の加工
時間にブロック間での消費時間を加算したので、移動距
離および移動速度を除いた要素のうち特にブロック間で
の消費時間が加味された正確な加工時間がシュミレート
される。しかも、ブロック毎の加工時間にインポジショ
ンチェック時間t1 を加算したので、ブロック間での消
費時間のうち特にインポジションチェック時間t1 が加
味された正確な加工時間がシュミレートされる。
【0053】次に本発明の第2実施例を図10に基づい
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。ワークテーブル16上にはイ
ンデックステーブル35が設置されており、インデック
ステーブル35内にはサーボモータからなるθモータ3
6が配設され、θモータ36の回転軸36aにはクラン
プ機構37が固定されている。
【0054】クランプ機構37にはワーク38がクラン
プされており、制御装置5は、NCプログラムに基づい
てZモータ10,主軸モータ15,Xモータ17,Yモ
ータ18,θモータ36を駆動制御する。これにより、
ワーク38を矢印X方向,矢印Y方向,矢印θ方向(回
転軸36aを中心とする回転方向)へ移動させ、且つ、
主軸13を矢印Z方向へ移動させながらワーク38に加
工を施す。
【0055】パソコン6のマイコン6aは、キーボード
6cが所定操作されたことを検出すると、演算プログラ
ムに基づいて表示装置6dにインポジションチェック時間 t1
,処理の遅れ時間t2 ,切削送り時定数t3 ,
位置決め時定数t4 ,位置決め速度v2 ,プログラ
ム番号,回転停止時間t5 の設定画面を表示する。こ
の回転停止時間t5 は、θモータ36にブレーキ力が作
用してから回転軸36aがNCプログラムで設定された
加工位置に停止するのに要する時間と、クランプ機構3
7がワークをクランプするのに要する時間とを含んだも
のであり、マイコン6aは、設定画面の表示状態でキー
ボード6cの操作を検出すると、キーボード6cの操作
内容に応じてパラメータ値をパソコン6のRAMに書込
み、表示装置6dに表示する。
【0056】マイコン6aは、パラメータの設定後にキ
ーボード6cが所定操作されたことを検出すると、設定
番号が付与されたNCプログラムをハードディスク6b
から読出し、NCプログラムのブロック毎の加工時間
(=移動時間taおよびtb)を演算する。そして、移
動時間tbにインポジションチェック時間 t1 および回転停
止時間t5 を選択的に加算した後、処理の遅れ時間t
2 を加算する。
【0057】上記実施例によれば、ブロック毎の加工時
間に回転停止時間t5 を加算したので、ブロック間での
消費時間のうち特に回転停止時間t5 が加味された正確
な加工時間がシュミレートされる。
【0058】尚、上記第1および第2実施例において
は、ワークテーブル16を矢印X方向および矢印Y方向
へ移動させる構成としたが、これに限定されるものでは
なく、例えば主軸13を矢印X方向および矢印Y方向へ
移動させる構成としても良い。また、主軸13を矢印Z
方向へ移動させる構成としたが、これに限定されるもの
ではなく、例えばワークテーブル16を矢印Z方向へ移
動させても良く、要は、ワークと工具14とが相対的に
移動すれば良い。
【0059】また、上記第1および第2実施例において
は、パソコン6から制御装置5にNCプログラムを入力
する構成としたが、これに限定されるものではなく、例
えば、外部機器から電話回線等を通して制御装置5にN
Cプログラムを入力したり、CD−ROM,ICカー
ド,フロッピーディスク等の外部記憶装置から制御装置
5にNCプログラムを入力する構成としても良い。ま
た、上記第1および第2実施例においては、パソコン6
の画面上でパラメータ値を設定する構成としたが、これ
に限定されるものではなく、例えばパソコン6のハード
ディスク6bにパラメータ値を予め書込んでおく構成と
しても良い。
【0060】また、上記第1および第2実施例において
は、パソコン6がハードディスク6bの演算プログラム
に基づいて加工時間をシュミレートする構成としたが、
これに限定されるものではなく、例えば制御装置5がハ
ードディスク6bの演算プログラムに基づいて加工時間
をシュミレートする構成としても良い。または、演算プ
ログラムを制御装置5のROM5bに書込み、制御装置
5がROM5bの演算プログラムに基づいて加工時間を
シュミレートする構成としても良い。また、上記第1お
よび第2実施例においては、NCプログラムに基づいて
加工動作を行う数値制御(NC)装置に本発明を適用し
たが、これに限定されるものではなく、例えば、CAD
の設計データに基づいて自動的に加工を行う構成の工作
機械等に適用しても良い。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は次の効果を奏する。請求項1〜3記載の手段によれ
ば、ワークと工具との相対的な移動距離および移動速度
に基づく加工時間に移動距離および移動速度を除いた要
素に基づく時間を加算したので、加工時間が正確にシュ
ミレートされる。請求項4記載の手段によれば、ブロッ
ク毎のワークの加工時間にブロック間での消費時間を加
算したので、ブロック間での消費時間が加味された正確
な加工時間がシュミレートされる。
【0062】請求項5記載の手段によれば、ワークと工
具との相対的な移動距離および移動速度に基づく演算時
間に記憶手段の時間データを加算したので、演算処理が
簡単化される。請求項6記載の手段によれば、ワークと
工具との相対的な移動距離および移動速度に基づく演算
時間にインポジションチェック時間を加算したので、イ
ンポジションチェック時間が加味された正確な加工時間
がシュミレートされる。請求項7記載の手段によれば、
ワークと工具との相対的な移動距離および移動速度に基
づく演算時間に移動停止時間を加算したので、移動停止
時間が加味された正確な加工時間がシュミレートされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(加工時間の演算
プログラムを示すフローチャート)
【図2】パラメータの設定画面を示す図
【図3】NCプログラムを示す図
【図4】移動時間の算出方法を示す図
【図5】(a)は工具交換装置の要部を示す断面図、
(b)は矢印X方向視図
【図6】工具マガジンの内部構成を示す図
【図7】マシニングセンタの外観を示す斜視図
【図8】電気的構成の概略を示すブロック図
【図9】スプラッシュカバーを示す正面図
【図10】本発明の第2実施例を示す図(インデックス
テーブルを示す図)
【符号の説明】
6はパーソナルコンピュータ(演算装置)、6aはマイ
クロコンピュータ(第1の演算手段,第2の演算手段)
を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの加工時間をワークと工具との相
    対的な移動距離および移動速度に基づいて演算する第1
    の演算手段と、 第1の演算手段の演算結果にワークと工具との相対的な
    移動距離および移動速度を除いた要素に基づく時間を加
    算する第2の演算手段とを備えたことを特徴とする加工
    時間の演算装置。
  2. 【請求項2】 ワークの加工時間をワークと工具との相
    対的な移動距離および移動速度に基づいて演算し、 この演算結果にワークと工具との相対的な移動距離およ
    び移動速度を除いた要素に基づく時間を加算することを
    特徴とする加工時間の演算方法。
  3. 【請求項3】 ワークの加工時間をワークと工具との相
    対的な移動距離および移動速度に基づいて演算し、この
    演算結果にワークと工具との相対的な移動距離および移
    動速度を除いた要素に基づく時間を加算する演算プログ
    ラムを備えたことを特徴とする記憶媒体。
  4. 【請求項4】 第1の演算手段は、ワークの加工時間を
    NCプログラムのブロック毎に演算し、 第2の演算手段は、NCプログラムのブロック間で消費
    される時間を第1の演算手段の演算結果に加算すること
    を特徴とする請求項1記載の加工時間の演算装置。
  5. 【請求項5】 第2の演算手段は、記憶手段に記憶され
    た時間データを第1の演算手段の演算結果に加算するこ
    とを特徴とする請求項1記載の加工時間の演算装置。
  6. 【請求項6】 第2の演算手段は、第1の演算手段の演
    算結果にインポジションチェック時間を加算することを
    特徴とする請求項1記載の加工時間の演算装置。
  7. 【請求項7】 第2の演算手段は、第1の演算手段の演
    算結果にワークと工具とを相対的に移動停止させるため
    の時間を加算することを特徴とする請求項1記載の加工
    時間の演算装置。
JP8697598A 1998-03-31 1998-03-31 加工時間の演算装置,演算方法,記憶媒体 Pending JPH11282520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8697598A JPH11282520A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 加工時間の演算装置,演算方法,記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8697598A JPH11282520A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 加工時間の演算装置,演算方法,記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11282520A true JPH11282520A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13901884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8697598A Pending JPH11282520A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 加工時間の演算装置,演算方法,記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11282520A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003256008A (ja) * 2002-03-05 2003-09-10 Sumitomo Heavy Ind Ltd 加工機動作シミュレーション方法及び装置
JP2004058190A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Okuma Corp 加工時間見積もり方法および装置
WO2007098724A1 (de) 2006-02-28 2007-09-07 Siemens Aktiengesellschaft System und verfahren zur analyse eines fertigungsprozesses
JP2012152884A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Mori Seiki Co Ltd 工作機械の制御システム
US20170227952A1 (en) * 2016-02-04 2017-08-10 Fanuc Corporation Machining time estimation device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003256008A (ja) * 2002-03-05 2003-09-10 Sumitomo Heavy Ind Ltd 加工機動作シミュレーション方法及び装置
JP2004058190A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Okuma Corp 加工時間見積もり方法および装置
WO2007098724A1 (de) 2006-02-28 2007-09-07 Siemens Aktiengesellschaft System und verfahren zur analyse eines fertigungsprozesses
US7933678B2 (en) 2006-02-28 2011-04-26 Siemens Aktiengesellschaft System and method for analyzing a production process
JP2012152884A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Mori Seiki Co Ltd 工作機械の制御システム
US20170227952A1 (en) * 2016-02-04 2017-08-10 Fanuc Corporation Machining time estimation device
JP2017138827A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 ファナック株式会社 加工時間予測装置
CN107037781A (zh) * 2016-02-04 2017-08-11 发那科株式会社 加工时间预测装置
US10528041B2 (en) 2016-02-04 2020-01-07 Fanuc Corporation Machining time estimation device
CN107037781B (zh) * 2016-02-04 2020-05-08 发那科株式会社 加工时间预测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6022132A (en) Method and apparatus for programming a CNC machine with a probe
US4125943A (en) Method and apparatus for detecting the shapes of weld beads
KR910012846A (ko) 수치제어장치
CN107263200A (zh) 机床系统
JP6706518B2 (ja) 加工時間予測装置、切削加工システムおよび加工時間予測方法
US10317871B2 (en) Machine tool system and opening stop position calculating device
JPH11282520A (ja) 加工時間の演算装置,演算方法,記憶媒体
JPH11277369A (ja) 工作機械の制御装置,制御方法,記憶媒体
GB2083247A (en) A programmable machine
JP3238524B2 (ja) 折曲げ加工機
JP4265423B2 (ja) 機械制御装置
WO2022215476A1 (ja) 情報処理装置および情報処理プログラム
JPH0579460B2 (ja)
JP5035601B2 (ja) Nc工作機械
CN114647402A (zh) 用显示设备以示教方法创建工作程序的控制软件开发框架
KR950026619A (ko) 복합수치제어기
SU732813A1 (ru) Устройство дл числового программного управлени станками
JP2719217B2 (ja) タレットパンチプレスの金型交換指示装置
CN114035495A (zh) 一种plc控制系统及其操作方法和其操作的装置
JPS6063610A (ja) クランプ装置が描画できるグラフィックディスプレイ装置付数値制御装置
JPS58155108A (ja) 平板・形鋼用穿孔機
JPS63271610A (ja) 加工または組立用機器の作動プログラミング方法
JP3198638B2 (ja) 複数種類の工作物を複数種類の工具により加工する工作機械
De Queiroz MDI data preparation for numerically controlled milling machines
JPS6432312A (en) Cutting speed control method