JP4004742B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技盤を収納する遊技盤収納部材を備えると共に、該遊技盤収納部材の裏面側に、制御装置等を備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコ遊技機等の遊技機には、遊技盤を収納する遊技盤収納部材が設けられ、該遊技盤収納部材の背部には、球貯留部や球流路を構成する各種装置(例えば、貯留タンク、導出樋、球抜き装置、排出装置、流下装置等)を取付ベース部材に組み付けてなる裏機構盤が配置されている。
近年、この種の遊技機には、機能別に分けられた複数の制御装置が裏機構盤の裏面側全域に亘って設けられる傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の遊技機では、球流路や該球流路を流れる球に静電気が帯電することがあり、その静電気を球流路にて放電することができなかったので、球流路や該球流路を流れる球に静電気が蓄積された状態となることがあった。そして、そのような静電気の影響を受けて各制御装置が誤作動を起こす可能性があった。
【0004】
本発明は、上記実状に鑑みなされたもので、静電気等のノイズが原因で制御装置に誤作動が生じることを防止可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
上皿及び下皿を前面枠に備え、
該前面枠の裏面側に遊技盤を収納する遊技盤収納部材を備えると共に、該遊技盤収納部材の裏面側に、
所要数の球を排出可能な排出装置と、
前記排出装置から排出された球を受け入れて流下させる流下装置と、
前記流下装置により流下されてきた球を前記下皿に誘導するための誘導路を有する賞球ボックスと、
前記排出装置を制御する排出制御装置と、
遊技に関する制御を統括的に行う遊技制御装置と、を備える遊技機において、
導電性を有する部材によって前記遊技盤収納部材を構成し、
前記排出制御装置の前方に前記流下装置を配置する一方で、前記排出制御装置の側方に前記遊技制御装置を配置すると共に、前記遊技制御装置の斜め前方に前記賞球ボックスを配置し、
前記遊技制御装置と前記排出制御装置の前面側には、各々の前面を覆う導電性のプレート部材をそれぞれ配置すると共に、各々の該プレート部材の前面に配線処理用の配線処理部材を配置し、前記プレート部材の各々は、導線を介して前記遊技盤収納部材と相互に接続し、
前記遊技盤収納部材に対する前記導線の各接続ポイントを前記遊技盤収納部材の左右両側に分けて構成し、
前記プレート部材と前記遊技盤収納部材とを相互に接続する各導線には、前記プレート部材から前記遊技盤収納部材に向かう一方向に、電荷の流れる方向を規制する不可逆性伝達手段が設けられている構成とした。
【0006】
この請求項1記載の発明によれば、遊技制御装置と排出制御装置の前面側には、各々の前面を覆う導電性のプレート部材がそれぞれ配置されているので、遊技制御装置や排出制御装置にノイズの影響が及び難くなる。
また、プレート部材の各々が、導線を介して、導電性を有する遊技盤収納部材と相互に接続されているので、プレート部材に帯電した静電気を、遊技盤収納部材を介して放電することが可能となる。即ち、上記静電気の放電面積(静電気を放電可能な部位の表面積)が増加することとなって、上記静電気を放電し易くなる。従って、静電気や電磁波等のノイズが原因で遊技及び排出制御装置に誤作動が生じることを防止できる。また、遊技盤収納部材に対する各導線の接続ポイントが、遊技盤収納部材の左右両側に分かれているので、遊技盤収納部材内で電荷の偏りが生じ難くなり、遊技盤収納部材の静電気を効率良く放電することができる。
さらに、プレート部材と遊技盤収納部材とを相互に接続する導線に不可逆性伝達手段を設けたので、導線を流れる電荷の向きを一方向に規制することができる。従って、導線を経由して遊技盤収納部材からプレート部材に静電気が伝搬されることを防止できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊技機において、
前記遊技制御装置の前面側に配置されるプレート部材は、
前記遊技制御装置の前面ほぼ全域を覆うプレート本体と、
該プレート本体の縁部より延出して前記賞球ボックスの背部にまで至る延出壁部と、を備え、
前記排出制御装置の前面側に配置されるプレート部材は、
前記排出制御装置の前面ほぼ全域を覆うプレート本体と、
該プレート本体の縁部より前方に延出して前記流下装置の前記遊技制御装置側の壁面を覆う起立壁部と、を備え、
さらに、前記排出装置及び前記流下装置は、球の流路となる壁面の少なくとも一部を構成し導電性を有する導電性壁部材をそれぞれ備え、
各導電性壁部材は互いに当接し、該当接部分と前記遊技盤収納部材とが導線を介して相互に接続され、この導線が、前記プレート部材の各々と前記遊技盤収納部材とを相互に接続する導線の何れかと同じ接続ポイントで、前記遊技盤収納部材と、接続されている構成とした。
【0009】
この請求項2記載の発明によれば、排出装置と流下装置の各々に備わる球流路の壁面の少なくとも一部が、それぞれ導電性を有する導電性壁部材によって構成され、それら導電性壁部材が導線を介して遊技盤収納部材と相互に接続されているので、排出装置と流下装置の球流路や該球流路を流れる球に帯電した静電気を、各導電性壁部材や遊技盤収納部材を介して放電することが可能となる。従って、上記静電気が原因で、排出装置や流下装置の近傍に配置される各制御装置等に誤作動が生じることを防止できる。また、各導電性壁部材の当接部分と遊技盤収納部材とを相互に接続する導線を、プレート部材の各々と遊技盤収納部材とを相互に接続する導線の何れかと同じ接続ポイントで、遊技盤収納部材と接続するようにしたので、各導線と遊技盤収納部材との接続が容易となる。
【0011】
また、遊技制御装置の前面ほぼ全域をプレート部材のプレート本体によって覆うようにしたので、遊技制御装置にノイズの影響が及び難くなる。加えて、プレート部材には、プレート本体の縁部より延出して賞球ボックスの背部にまで至る延出壁部が設けられているので、遊技制御装置の斜め前方に賞球ボックスが配置されていても、延出壁部によって、賞球ボックスから発生するノイズが遊技制御装置に対して遮断されることとなる。従って、賞球ボックス等で発生するノイズの影響で遊技制御装置に誤作動が生じることを極力防止できる。
【0013】
また、排出制御装置の前面ほぼ全域をプレート部材のプレート本体によって覆うようにしたので、排出制御装置にノイズの影響が及び難くなる。加えて、プレート部材には、流下装置遊技制御装置側の壁面を覆う起立壁部が設けられているので、例えば、流下装置の近傍に遊技制御装置が配置されていても、起立壁部によって、流下装置から発生するノイズが遊技制御装置に対して遮断されることとなる。従って、流下装置から発生するノイズの影響で排出制御装置や遊技制御装置に誤作動が生じることを極力防止できる。
【0014】
ここで、遊技機としては、球を遊技媒体とする弾球遊技機、例えば、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、或いは雀球遊技機などが挙げられる。
プレート部材や遊技盤収納部材や導電性壁部材の材質としては、例えば、金属や電気伝導性を有する導電性樹脂(電気伝導性樹脂)などが挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図1〜図9の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る遊技機の一形態として例示するパチンコ遊技機を示す正面図である。
【0023】
この実施の形態のパチンコ遊技機100は、内部の遊技領域1a内に球を発射して遊技を行うもので、本体枠110と、該本体枠110の一側方に回動可能に軸支された額縁状の前面枠111とを備えている。この前面枠111の前側上半部には、ガラス収納枠102と上皿ユニット103とが上下に並んだ状態で、それぞれ左端を軸心として回動可能に取り付けられている。
【0024】
ガラス収納枠102には、透明なガラス板101が保持されていて、このガラス板101の奥側には、遊技領域1aを構成する遊技盤1が設置されている。
この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域1aには、普図始動ゲート6,6、特別図柄(特図)表示装置4、普通図柄(普図)表示装置7、特図始動口を兼ねた普通変動入賞装置9、特図変動表示遊技の結果如何によって大入賞口を閉じた状態から開放状態に変換するサイクル遊技を行う特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、サイドランプ12,12、風車と呼ばれる打球方向変換部材14,14、多数の障害釘(図示省略)などが配設されている。遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト穴13が設けられている。
【0025】
一方、上皿ユニット103には、排出装置50(図2)より排出された球(賞球、貸球)を受け入れて貯留可能な上皿105、該上皿105から送られてくる球を1個ずつ分離して発射レール(図示省略)上に供給する球送りユニット(図示省略)などが設けられている。上皿105の上縁部には、球貸しを要求するための貸球スイッチ108b、カードユニット200のカード挿入口201に挿入されたプリペイドカードの返却を要求するためのカード返却スイッチ108c、カード挿入口201に挿入されたプリペイドカードの残り度数を表示する残り度数表示器108a、上皿105の球を抜き取って下皿107に流下させるための球抜き操作レバー108d等が配設されている。
この上皿ユニット103の下方位置には、上皿105に収容しきれない球を収容する下皿107や、遊技領域1aに向けて球の発射操作を行うための操作ハンドル104などが設置されている。
【0026】
図2はパチンコ遊技機の背面図、図3はパチンコ遊技機に備わる前面枠、遊技盤収納フレーム及び裏機構盤を示す分解斜視図である。
【0027】
本体枠110には、中央に開口部111Aを有する前面枠111が開閉可能な状態で設置され、この前面枠111の裏面側には、図3に示すように、遊技盤1を収納する遊技盤収納フレーム130(遊技盤収納部材)が取り付けられている。
【0028】
遊技盤収納フレーム130は、遊技盤1を収納する凹室部135が後方に膨出する状態で設けられたフレーム本体131と、凹室部135に収納された遊技盤1をフレーム本体131の側方から係止する複数の遊技盤係止部材132,…とを備えて構成されている。
【0029】
フレーム本体131は金属により形成され、前面枠111の裏面側にビスによって止着されている。このフレーム本体131の凹室部135内には、遊技領域1a側を前にして遊技盤1が固定状態で設置され、この凹室部135の奥壁面134には、遊技盤1の裏面中央部を後方に臨ませる開口部134aが設けられている。このフレーム本体131の上部には、図2に示すように、ターミナル基板85を経由して島設備側のグランドより延びる導線(アース線)90が接続され、これによって、遊技盤収納フレーム130が島設備側のグランドに接地された状態となっている。また、フレーム本体131の一側(前面枠111の自由端側)には、後述の導出樋41の樋本体41aより延びる導線(アース線)95と、後述の遊技制御装置20の前面側に配置されるプレート部材21より延びる導線(アース線)92がそれぞれ接続されている。
【0030】
遊技盤係止部材132は、フレーム本体131の両側部にそれぞれ2個ずつ設けられている。各遊技盤係止部材132は、何れも金属により形成され、ビスによってフレーム本体131に取り付けられている。
これら遊技盤係止部材132,…の中で、前面枠111の回動軸側の下部に配置される遊技盤係止部材132Aには、図3及び図9に示すように、該遊技盤係止部材132Aをフレーム本体131に取り付けるビス133によって、後述の排出装置50のケーシング52aと流下装置60の蓋部材62との接続部分より延びる導線94(アース線)と、後述の排出制御装置30の前面側に配置されるプレート部材31より延びる導線91(アース線)とが一緒にまとめて止着されている。
このように、遊技制御装置20(第1制御装置)の前面側に配置されるプレート部材21から延びる導線92と、排出制御装置30(第2制御装置)の前面側に配置されるプレート部材31から延びる導線91とで、遊技盤収納フレーム130に対する接続ポイントが異なり、それら接続ポイントが遊技盤収納フレーム130の左右両側(前面枠111の回動軸側と自由端側)に分かれている。また、排出装置50のケーシング52a(導電性壁部材)と流下装置60の蓋部材62(導電性壁部材)との接続部分より延びる導線94が、排出制御装置30に対応するプレート部材31から延びる導線91と同じ接続ポイントで、遊技盤収納フレーム130に接続されている。
【0031】
この遊技盤収納フレーム130に収納される遊技盤1の裏面側には、図2に示すように、各入賞口(例えば、普通変動入賞装置9、一般入賞口8など)に入賞した入賞球を集合させて入賞球排出路(図示省略)に流下案内するための球寄せ部材1bが取り付けられている。この球寄せ部材1bの背部には、遊技制御装置20の制御下で特別図柄表示装置4の表示制御を行う表示制御装置81が配設され、この表示制御装置81の背部には、遊技制御装置20の制御下で各種ランプ・LEDの点灯・点滅状態を制御する装飾制御装置82、遊技制御装置20の制御下でスピーカ(図示省略)等の出力を制御する音制御装置83などが配設されている。これら表示制御装置81、装飾制御装置82、音制御装置83は、フレーム本体131の後側開口部134a(図3)と、後述の取付ベース部材121の開口部122(図2)を介して後方に突出する状態で設置され、各々の背部が、図3に示すように、カバー部材116によって覆われた状態となっている。
【0032】
この遊技盤1の下方には、該遊技盤1を支持するフレームボード(図示省略)が配置されている。このフレームボードは、開口部111A(図3)を介して前方を臨む状態で前面枠111の裏面側に取り付けられている。このフレームボードの前面側には、遊技領域1aに向けて球を発射するための発射レールが設置される一方、フレームボードの内部には、図7に示すように、こぼれ球を回収して下皿107に流下させるこぼれ球回収路139b、ファール球を回収して下皿107に流下させるファール球回収路139a、球抜き操作レバー108dによる球抜き操作によって上皿105から抜き取られた球を下皿107に流下させる下皿案内路139c等が設けられている。
【0033】
裏機構盤120は、図3に示すように、遊技盤収納フレーム130の背部に取り付けられている。この裏機構盤120は、中央に開口部122を有する矩形板状の取付ベース部材121を有し、この取付ベース部材121の前面側には、球寄せ部材1bにより集合された入賞球を賞球ボックス70(後述)へと流下案内する入賞球排出路(図示省略)、アウト穴13に流入したアウト球を賞球ボックス70へと流下案内するアウト球排出路(図示省略)、後述の球抜き装置42により球抜きされた球を賞球ボックス70へと流下案内する抜き球排出路(図示省略)等が形成されている。
【0034】
一方、取付ベース部材121の裏面側には、図2及び図3に示すように、予備球を貯留するための貯留タンク40、該貯留タンク40からの予備球を整列させながら流下案内する導出樋41、該導出樋41により流下案内される球の球抜きや排出装置50への流下案内を行う球抜き装置42、該球抜き装置42を介して流下案内された球を所定条件の成立(例えば、普通変動入賞装置9、一般入賞口8、特別変動入賞装置5等の入賞口に球が入賞したこと、或いは貸球スイッチ108bが押されたこと)に基づいて所要数排出する排出装置50、該排出装置50より排出された球を上皿105又は下皿107へと流下案内する流下装置60等が配設される他、遊技に関する制御を統括的に行う遊技制御装置(第1制御装置)20、該遊技制御装置20からの指令に基づいて球の排出制御等を行う排出制御装置30(第2制御装置)、各制御装置に対して電源を供給する電源装置80、発射装置89を制御する発射制御装置84、電源コード85aを有し電源用の中継基板として機能するターミナル基板85、外部出力端子を有する枠用外部出力端子板86、カードユニット用中継基板87等が配設されている。
【0035】
貯留タンク40は、図3に示すように、上面開放タイプの箱状容器であって、取付ベース部材121の裏面側上部に設けられている。この貯留タンク40は、島設備の補給装置(図示省略)より供給される球を上側の開口部40aより受け入れて貯留すると共に、該貯留球を底面の放出口(図示省略)より放出して導出樋41に供給するようになっている。
【0036】
導出樋41は、導電性樹脂によって成形された樋本体41aを備え、この樋本体41aには、貯留タンク40から放出される球を受け入れて該球を整列させながら球抜き装置42に流下案内する球流路(図示省略)が設けられている。この樋本体41aには、図2に示すように、遊技盤収納フレーム130から延びる導線95の一端が接続され、これによって、樋本体41aと遊技盤収納フレーム130とが相互に電気伝導可能な状態となっている。
【0037】
球抜き装置42は、導電性樹脂によって成形されたケーシング42aを備え、このケーシング42aの内部には、導出樋41から送られてきた球を排出装置50へと流下案内する球流路(図示省略)と、この球流路から球を抜き取って取付ベース部材121前面側の抜き球排出路に流下案内する球抜き路(図示省略)とが設けられている。ケーシング42aは、図3に示すように、導出樋41の樋本体41aと当接し、これによって、ケーシング42aと樋本体41aとが相互に電気伝導可能な状態となっている。
【0038】
排出装置50は、互いに分離可能に構成された流下規制部51と流路切替部52とを備えていて、取付ベース部材121の裏面側に着脱自在な状態で取り付けられている。
流下規制部51は、排出制御装置30から出力される指令に従い、球抜き装置42から送られてくる球の流下規制を行い、該流下規制によって、所要数の球を流路切替部52に排出可能となっている。この流下規制部51はケーシング51aを備え、このケーシング51aの内部には、球抜き装置42から送られてきた球を2列状態のまま流路切替部52に流下案内する2条の球流路(図示省略)が設けられている。ケーシング51aは、導電性樹脂によって成形された内側ケース部材と、該内側ケース部材を間に挟む状態で内側ケース部材の両側方を覆う一対の透明な外側ケース部材とを備えている。内側ケース部材は、球抜き装置42のケーシング42aと当接し、これによって、内側ケース部材と球抜き装置42のケーシング42aとが相互に電気伝導可能な状態となっている。
流路切替部52は、導電性樹脂によって成形されたケーシング52a(導電性壁部材)を備え、このケーシング52aの内部には、途中で貸球用流路と賞球用流路とに分岐して再び合流する球流路(図示省略)が形成され、この球流路の分岐部分には、流下規制部51から送られてくる球の進路を貸球用流路と賞球用流路の何れかに切替可能な切替弁(図示省略)が設けられている。このケーシング52aには、前述した流下規制部51の内側ケース部材より延びる導線がビス等で止着され、これによって、流路切替部52のケーシング52aと流下規制部51の内側ケース部材とが相互に電気伝導可能な状態となっている。また、ケーシング52aの下端部には、下方に延出する延出片部(図示省略)が設けられている。
【0039】
流下装置60は、図4に示すように、それぞれ導電性樹脂によって成形された樋基板61と蓋部材62(導電性壁部材)とを相互に接合してなり、取付ベース部材121の裏面側に着脱自在な状態で取り付けられている。樋基板61の裏面側には、互いに対向する案内壁61a,…によって溝部61bが形成され、この溝部61bの開口側を蓋部材62で覆うことによって、排出装置50から送られてきた球を受け入れて取付ベース部材121の上皿放出路123に流下案内する上皿案内路64(図6)と、上皿105に収容しきれずにオーバーフローした球を賞球ボックス70の誘導路71に流下案内するオーバーフロー流路65(図6)とがそれぞれ形成されるようになっている。また、流下装置60の内部には、図6に示すように、オーバーフロー流路65における球の滞留状態(オーバーフロー状態)を検出するオーバーフロー状態検出装置66が、オーバーフロー流路65に臨む状態で設置されている。
また、蓋部材62の上部には、上方に延出する延出片部(図示省略)が設けられ、この延出片部と前述した排出装置50の延出片部とが当接状態で相互に接続されている。そして、それら延出片部の接続部分には、遊技盤収納フレーム130から延びる導線94の一端が接続され、これによって、蓋部材62、ケーシング52a及び遊技盤収納フレーム130の各々が相互に電気伝導可能な状態となっている。
【0040】
排出制御装置30(第2制御装置)は、図4に示すように、流下装置60の後方に配置されている。この排出制御装置30と流下装置60との間には、配線処理用の配線処理部材63と電磁遮蔽用のプレート部材31が前後に重なり合う状態で配置されている。
配線処理部材63は後方から見て蓋部材62とほぼ同一形状をなし、その前後両面には起立壁63a,…が突設されている。即ち、配線処理部材63の前面側に蓋部材62を取り付け、配線処理部材63の裏面側にプレート部材31を取り付けたときに、それら起立壁63a,…によって、配線処理部材63の前面側と裏面側の各々に配線挿通空間が形成されるようになっている。この配線挿通空間には、例えば、ターミナル基板85からカードユニット用中継基板87に延びる電源線85bや、遊技制御装置20から排出装置50後方の中継基板88(図2)に延びる信号線88a,…などが挿通されている。また、配線処理部材63の縁部には、その近傍を通る配線を束ねて係止する配線係止部(図示省略)が設けられている。
【0041】
プレート部材31は金属により形成され、図4及び図6に示すように、排出制御装置30の前面ほぼ全域を覆う矩形板状のプレート本体32と、該プレート本体32の縁部より前方に延出して流下装置60の遊技制御装置20側の壁面を覆う起立壁部33と、を備えて構成されている。つまり、プレート部材31のプレート本体32が排出制御装置30の前面を覆うことで、流下装置60より発生するノイズに対して排出制御装置30が電磁遮蔽され、一方、プレート部材31の起立壁部33が流下装置60の遊技制御装置20側の壁面を覆うことで、流下装置60より発生するノイズに対して遊技制御装置20が電磁遮蔽されるようになっている。
従って、例えば、図6に示すように、遊技制御装置20の試験用の接続端子20aが流下装置60の近傍に設けられている場合であっても、流下装置60から発生するノイズの影響で試験結果に狂い等が生じる心配がない。つまり、試験結果に対する信頼性を高めることができる。
起立壁部33には、図8に示すように、前述した配線挿通空間を経由して配線される電源線85bや信号線88a,…等を通すための切欠部33a,33aが設けられている。
また、プレート本体32の縁部には、図2に示すように、遊技盤収納フレーム130より延びる導線91の一端が接続され、これにより、プレート部材31と遊技盤収納フレーム130とが相互に電気伝導可能な状態となっている。
【0042】
遊技制御装置20(第1制御装置)は、図5に示すように、発射制御装置84の後方に配置されている。この遊技制御装置20と発射制御装置84との間には、配線処理用の配線処理部材29と電磁遮蔽用のプレート部材21が前後に重なり合う状態で配置されている。
配線処理部材29は略平板状に形成され、その裏面側には、配線を通すための溝部29a,…や、遊技制御装置20を止着するためのボス29b,…などが設けられている。この配線処理部材29の裏面側には、該配線処理部材29の裏面側を覆う状態でプレート部材21が取り付けられ、これにより、配線処理部材29の溝部29a,…がプレート部材21により閉塞されて、配線処理部材29とプレート部材21との間に配線挿通空間が形成されるようになっている。この配線挿通空間には、ターミナル基板85からカードユニット用中継基板87に延びる電源線85bなどが挿通されている。
【0043】
プレート部材21は金属により形成され、図5及び図6に示すように、遊技制御装置20の前面ほぼ全域を覆う矩形板状のプレート本体22と、該プレート本体22の賞球ボックス70側の角部より対角線方向に延出して賞球ボックス70の背部にまで至る延出壁部23と、を備えて構成されている。つまり、プレート部材21のプレート本体22が遊技制御装置20の前面を覆うことで、取付ベース部材121前面側の各排出路(入賞球排出路、アウト球排出路及び抜き球排出路)やフレームボード内の各流路(こぼれ球回収路139b、ファール球回収路139a、下皿案内路139c)より発生するノイズに対して遊技制御装置20が電磁遮蔽され、一方、プレート部材21の延出壁部23が賞球ボックス70の背面を覆うことで、賞球ボックス70の誘導路71より発生するノイズに対して遊技制御装置20が電磁遮蔽されるようになっている。
なお、この実施の形態では、賞球ボックス70の誘導路71が設けられる部分の背面のみを延出壁部23で覆うようにしたが、例えば、賞球ボックス70の背面全域を延出壁部で覆うようにしてもよい。そうすることで、賞球ボックス70の誘導路71以外の箇所で発生するノイズに対しても、遊技制御装置20が電磁遮蔽された状態となる。
また、プレート本体22の縁部には、図2に示すように、遊技盤収納フレーム130より延びる導線92の一端が接続され、これにより、プレート部材21と遊技盤収納フレーム130とが相互に電気伝導可能な状態となっている。
なお、各導線91、92の中途部には、プレート部材21、31から遊技盤収納フレーム130に向かう一方向に、電荷の流れを規制する不可逆性伝達手段(図示省略)がそれぞれ設けられている。この不可逆性伝達手段は、例えば、整流用ダイオードを使って電荷の流れる方向を一方向に規制する回路等によって構成されている。
さらに、導線91、92の中途部には、該導線91、92を流れる電流の変化を緩やかにする整流手段(図示省略)がそれぞれ設けられている。この整流手段は、例えば、並列に接続したコンデンサと抵抗を含む回路等によって構成されている。
【0044】
賞球ボックス70は、遊技盤収納フレーム130の下方に隣接配置された状態で、図7に示すように、前面枠111の裏面に止着されている。この賞球ボックス70は導電性樹脂で成形されたケーシング70aを備え、このケーシング70aの内部には、取付ベース部材121前面側の各排出路(入賞球排出路、アウト球排出路及び抜き球排出路)から送られてきた球(入賞球、アウト球、抜き球)を受け入れて遊技機外部に排出する排出路74(図6)が設けられると共に、流下装置60のオーバーフロー流路65やフレームボードの各流路(こぼれ球回収路139b、ファール球回収路139a、下皿案内路139c)から送られてきた球を各流入口73a、73b(図7)より受け入れて下皿107に誘導する誘導路71が設けられている。この誘導路71は、図7に示すように、下皿球出口106に向けて下り傾斜する底面(床面)71aを有し、その傾斜下端が下皿107の傾斜受入部107bと上下に重なる位置まで延びている。この誘導路71には、その底面71aを被覆する状態で、導電性樹脂で成形されたカバー部材72が着脱自在に取り付けられ、このカバー部材72によって、誘導路71の底面71aが保護されるようになっている。即ち、このカバー部材72によって、底面71aの摩耗或いは破損が防止されると共に、球の衝突に伴うノイズの発生が抑止されるようになっている。
また、このケーシング70aには、図2及び図7に示すように、遊技盤収納フレーム130から延びる導線93の一端が接続され、これによって、ケーシング70aと遊技盤収納フレーム130とが相互に電気伝導可能な状態となっている。
【0045】
以上のように、この実施の形態のパチンコ遊技機100によれば、遊技制御装置20(第1制御装置)と排出制御装置30(第2制御装置)の前面側に、各々の前面を覆う金属製のプレート部材21、31をそれぞれ配置したので、遊技制御装置20や排出制御装置30にノイズの影響が及び難くなっている。
そして、プレート部材21に、プレート本体22の縁部より延出して賞球ボックス70の背部にまで至る延出壁部23を設けたので、この延出壁部23によって、賞球ボックス70から発生するノイズに対して遊技制御装置20が電磁遮蔽された状態となっている。従って、賞球ボックス70で発生するノイズの影響で遊技制御装置20に誤作動が生じることを防止できる。
また、プレート部材31に、流下装置60の遊技制御装置20側の壁面を覆う起立壁部33を設けたので、この起立壁部33によって、流下装置60から発生するノイズに対して遊技制御装置20が電磁遮蔽された状態となっている。従って、流下装置60から発生するノイズの影響で排出制御装置30や遊技制御装置20に誤作動が生じることを防止できる。
さらに、プレート部材21、31の各々が、導線91、92を介して金属製の遊技盤収納フレーム130(遊技盤収納部材)と相互に接続されているので、プレート部材21、31に帯電した静電気を、遊技盤収納フレーム130を介して放電することが可能となる。即ち、上記静電気の放電面積(静電気を放電可能な部位の表面積)が増加することとなって、上記静電気を放電し易くなる。従って、上記静電気が原因で遊技制御装置20や排出制御装置30に誤作動が生じることを防止できる。
また、遊技盤収納フレーム130に対する各導線91、92の接続ポイントが、遊技盤収納フレーム130の左右両側に分かれているので、遊技盤収納フレーム130内で電荷の偏りが生じ難くなり、遊技盤収納フレーム130の静電気を効率良く放電することができる。
【0046】
また、導出樋41、球抜き装置42、排出装置50、流下装置60及び賞球ボックス70の各々の装置に備わる球流路の壁面の少なくとも一部が、それぞれ導電性を有する部材(樋本体41a、ケーシング42a、内側ケース部材、ケーシング52a、樋基板61、蓋部材62、ケーシング70a)によって構成され、それら部材の各々が、相互に電気伝導可能な状態で接続されると共に、導線93、94、95を介して、遊技盤収納フレーム130と電気伝導可能な状態で接続される構成としたので、上記各装置の球流路や該球流路を流れる球に帯電した静電気を、遊技盤収納フレーム130を介して放電することが可能となる。従って、上記静電気が原因で、当該パチンコ遊技機100の裏面側全域に亘って配置される各制御装置(遊技制御装置20、排出制御装置30、表示制御装置81、装飾制御装置82、音制御装置83、発射制御装置84)等に誤作動が生じることを防止できる。
【0047】
しかも、この実施の形態のパチンコ遊技機100では、遊技盤収納フレーム130が島設備側のグランドに接地された状態となっているので、遊技盤収納フレーム130と電気伝導可能な状態で接続される各プレート部材21、31や、球の流路となる壁面の少なくとも一部を構成する各部材41a、42a、52a、61、62、70a等の静電気を確実に除去することができる。従って、それら静電気が原因で遊技機裏面側の各制御装置20、30、81、82、83、84や各センサ等に誤作動が生じることを可及的になくすことができる。
【0048】
また、導線91、92の各々に不可逆性伝達手段を設けたので、各導線91、92を流れる電荷の向きを一方向に規制することができる。従って、導線91、92を経由して遊技盤収納フレーム130からプレート部材21、31の各々に静電気が伝搬されることを防止できる。
さらに、導線91、92の各々に整流手段を設けたので、各導線91、92に流れる電流の変化を緩やかにすることができる。従って、導線91、92に流れる電流の変化によって該導線や該導線に隣接する回路等に誘起される起電力を減少させることができ、これによって、各導線91、92や該導線に隣接する回路等から発生するノイズを減少させることができる。また、例えば、各導線91、92が受信アンテナとして機能し、その長さに対応する周波数の電磁波(ノイズ)を受信したとしても、その電磁波の影響を減衰させることができる。
【0049】
また、排出装置50のケーシング52a(導電性壁部材)と流下装置60の蓋部材62(導電性壁部材)との当接部分より延びる導線94を、プレート部材31から延びる導線91と同じ接続ポイントで、遊技盤収納フレーム130と接続するようにしたので、各導線94、91と遊技盤収納フレーム130との接続が容易となる。
【0050】
なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊技機等にも適用可能である。
また、この実施の形態では、第1制御装置として遊技制御装置20、第2制御装置として排出制御装置30をそれぞれ例示したが、これ以外の制御装置81、82、83、84或いは電源装置80等によって第1制御装置及び第2制御装置を構成することも可能である。
また、遊技盤収納フレーム130に対する各導線90、91、92、93、94、95の接続ポイントは一例であって適宜に変更可能である。
また、各プレート部材21、31の形状或いは取付位置は一例であって適宜に変更可能である。例えば、各プレート部材21、31を網状或いはメッシュ状のプレート部材とすることも可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0051】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、遊技制御装置や排出制御装置にノイズの影響が及び難くなる。従って、静電気や電磁波等のノイズが原因で遊技及び排出制御装置に誤作動が生じることを防止できる。
また、遊技盤収納部材内で電荷の偏りが生じ難くなり、遊技盤収納部材の静電気を効率良く放電することができる。
また、導線を経由して遊技盤収納部材からプレート部材に静電気が伝搬されることを防止できる。
請求項2記載の発明によれば、排出装置と流下装置の球流路や該球流路を流れる球に帯電した静電気が原因で、排出装置や流下装置の近傍に配置される各制御装置等に誤作動が生じることを防止できる。また、賞球ボックス等で発生するノイズの影響で遊技制御装置に誤作動が生じることを極力防止できる。
また、流下装置から発生するノイズの影響で排出制御装置や遊技制御装置に誤作動が生じることを極力防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一形態として例示するパチンコ遊技機を示す正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の背面図である。
【図3】図1のパチンコ遊技機に備わる前面枠、遊技盤収納フレーム及び裏機構盤を示す分解斜視図である。
【図4】図2の裏機構盤の分解斜視図である。
【図5】図2の裏機構盤の分解斜視図である。
【図6】図2の排出制御装置と遊技制御装置周辺の拡大図である。
【図7】図6の矢印B−B線に沿った断面図である。
【図8】図6の矢印A方向から見た図である。
【図9】図3の遊技盤収納フレームの要部を拡大した図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
20 遊技制御装置(第1制御装置)
21 プレート部材
22 プレート本体
23 延出壁部
30 排出制御装置(第2制御装置)
31 プレート部材
32 プレート本体
33 起立壁部
33a 切欠部
50 排出装置
52a ケーシング(導電性壁部材)
60 流下装置
62 蓋部材(導電性壁部材)
64 上皿案内路
65 オーバーフロー流路
70 賞球ボックス
71 誘導路
90、91、92、93、94、95 導線
100 パチンコ遊技機(遊技機)
105 上皿
107 下皿
110 本体枠
111 前面枠
120 裏機構盤
121 取付ベース部材
130 遊技盤収納フレーム(遊技盤収納部材)

Claims (2)

  1. 上皿及び下皿を前面枠に備え、
    該前面枠の裏面側に遊技盤を収納する遊技盤収納部材を備えると共に、該遊技盤収納部材の裏面側に、
    所要数の球を排出可能な排出装置と、
    前記排出装置から排出された球を受け入れて流下させる流下装置と、
    前記流下装置により流下されてきた球を前記下皿に誘導するための誘導路を有する賞球ボックスと、
    前記排出装置を制御する排出制御装置と、
    遊技に関する制御を統括的に行う遊技制御装置と、を備える遊技機において、
    導電性を有する部材によって前記遊技盤収納部材を構成し、
    前記排出制御装置の前方に前記流下装置を配置する一方で、前記排出制御装置の側方に前記遊技制御装置を配置すると共に、前記遊技制御装置の斜め前方に前記賞球ボックスを配置し、
    前記遊技制御装置と前記排出制御装置の前面側には、各々の前面を覆う導電性のプレート部材をそれぞれ配置すると共に、各々の該プレート部材の前面に配線処理用の配線処理部材を配置し、前記プレート部材の各々は、導線を介して前記遊技盤収納部材と相互に接続し、
    前記遊技盤収納部材に対する前記導線の各接続ポイントを前記遊技盤収納部材の左右両側に分けて構成し、
    前記プレート部材と前記遊技盤収納部材とを相互に接続する各導線には、前記プレート部材から前記遊技盤収納部材に向かう一方向に、電荷の流れる方向を規制する不可逆性伝達手段が設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技制御装置の前面側に配置されるプレート部材は、
    前記遊技制御装置の前面ほぼ全域を覆うプレート本体と、
    該プレート本体の縁部より延出して前記賞球ボックスの背部にまで至る延出壁部と、を備え、
    前記排出制御装置の前面側に配置されるプレート部材は、
    前記排出制御装置の前面ほぼ全域を覆うプレート本体と、
    該プレート本体の縁部より前方に延出して前記流下装置の前記遊技制御装置側の壁面を覆う起立壁部と、を備え、
    さらに、前記排出装置及び前記流下装置は、球の流路となる壁面の少なくとも一部を構成し導電性を有する導電性壁部材をそれぞれ備え、
    各導電性壁部材は互いに当接し、該当接部分と前記遊技盤収納部材とが導線を介して相互に接続され、この導線が、前記プレート部材の各々と前記遊技盤収納部材とを相互に接続する導線の何れかと同じ接続ポイントで、前記遊技盤収納部材と、接続されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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