JP4004697B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機では、図柄始動手段が遊技球を検出したときに、図柄表示手段の3個の図柄が所定時間変動し、その変動後の停止図柄が予め定められた特定図柄の組み合わせ(大当たり図柄)となったときに、特別遊技状態発生手段により可変入賞手段を開放させて遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにしている。
【0003】
この種の弾球遊技機において、従来、特開平6−304326号公報に記載のように、変動後の停止図柄が大当たり図柄となる大当たり発生確率を変動制御可能に構成しておき、低確率状態での遊技中に所定条件で大当たり発生確率を低確率値から高確率値に切り換え、その高確率状態での遊技中に図柄表示手段が所定回数だけ変動したときに、高確率値から低確率値に戻すようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機は、大当たり発生確率が低確率値と高確率値との二種類であり、高確率値に確率変動しても図柄表示手段が所定回数変動すれば、大当たり発生確率を高確率値から低確率値へと戻すようにしているため、高確率状態での遊技中に特別遊技状態が発生しない場合でも高確率値から低確率値に戻り、遊技者は確率変動による利益を十分に享受し得ないことがあり、遊技者にとっては興趣に乏しく面白味に欠ける問題がある。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、遊技者が興趣を持って面白く遊技を行うことができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技者に有利な第1状態と不利な第2状態とに変換可能な可変入賞手段14と、1個又は複数個の図柄を変動表示可能な図柄表示手段20と、遊技球の検出を条件に前記図柄表示手段20の図柄を所定時間変動させる図柄始動手段13と、前記図柄表示手段20の変動後の停止図柄が予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなった場合に前記可変入賞手段14を前記第1状態に変換する特別遊技状態を発生し、且つ前記可変入賞手段14に入賞した遊技球が特定領域24を通過することを条件に前記可変入賞手段14を前記第1状態に変換する特別遊技状態を最大継続ラウンド数まで継続させる特別遊技状態発生手段40とを備えた弾球遊技機において、前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせは複数種類あり、前記特別遊技状態の終了後の遊技状態で前記変動後の停止図柄が前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなる確率、及び次回の変動後の停止図柄が前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなった場合の前記最大継続ラウンド数の種類数は前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類数と同数であり、前記特別遊技状態の終了後の遊技状態で前記変動後の停止図柄が前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなる確率を、前記特別遊技状態の発生時の前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類に対応する前記確率に制御する確率制御手段36と、次回の変動後の停止図柄が前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなった場合の前記最大継続ラウンド数を、前記確率が低い前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類ほど前記最大継続ラウンド数が増えるように設定された、前記特別遊技状態の発生時の前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類に対応する前記最大継続ラウンド数に制御する継続ラウンド数制御手段43とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図4は本発明の第1の実施形態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には遊技盤3 が裏側から着脱自在に装着され、また遊技盤3 の前側にガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。
【0009】
前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けられている。
【0010】
遊技盤3 には、図2に示すように、ガイドレール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動手段13、可変入賞手段14、普通図柄始動手段15、普通入賞手段16〜19等の複数個の遊技部品が装着されている。
【0011】
液晶表示手段12は特別図柄表示手段20を構成し、その上部に普通図柄表示手段21が設けられている。特別図柄表示手段20は、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の特別図柄を表示し、特別図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に、各特別図柄が乱数制御により所定時間だけ変動して停止するように構成されている。
【0012】
普通図柄表示手段21は1個又は複数個、例えば1個の普通図柄を表示し、普通図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件に、普通図柄が乱数制御により所定時間変動して停止するようになっている。なお、特別図柄及び普通図柄には、数字図柄、キャラクター図柄、その他の適宜図柄が使用されるが、この場合には0〜9までの数字図柄が使用されている。
【0013】
特別図柄始動手段13は、遊技者に有利な開状態(第1状態)と不利な閉状態(第2状態)とに変換可能に構成されている。この特別図柄始動手段13には、例えば開閉自在な左右一対の開閉爪22を備えた電動チューリップ等の開閉入賞手段が使用されており、普通図柄表示手段21の変動後の停止図柄が所定図柄又は所定図柄の組み合わせ(以下、当たり図柄という)を表示したときに、開閉爪22が所定時間開放するようになっている。
【0014】
普通図柄始動手段15は、例えば通過ゲートにより構成され、遊技球が通過するときに、その遊技球を検出するようになっている。なお、普通図柄始動手段15は、遊技球が入賞する入賞手段によって構成しても良い。
【0015】
可変入賞手段14は所謂アタッカーを構成するものであって、遊技者に有利な開状態(第1状態)と不利な閉状態(第2状態)とに変換可能な開閉入賞手段により構成されている。この可変入賞手段14は、例えば下部側の横軸廻りに開閉自在な開閉板23を備え、特別図柄表示手段20の変動後の停止図柄が予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わせ(以下、大当たり図柄という)、例えば「7・7・7」等の特定図柄の組み合わせを表示したときに、後述の特別遊技状態の発生によって、開閉板23が前側に開放するようになっている。
【0016】
なお、可変入賞手段14はその内部に特定領域24を備え、この特定領域24を入賞球が通過することを条件に、そのときの特別遊技状態が一旦終了した後に、再度特別遊技状態を継続させるようになっている。また可変入賞手段14は、開閉板23の開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに、特別遊技状態の終了によって開閉板23が閉じると共に、遊技球が特定領域24を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0017】
図3は制御系を例示するブロック図である。25は第1乱数発生手段で、普通図柄表示手段21の普通図柄の制御に関する当たり・外れ決定用の乱数を繰り返して発生するものである。26は普通図柄変動制御手段で、普通図柄始動手段15が遊技球を検出したことを条件に、そのときの第1乱数発生手段25の発生乱数を抽選して、普通図柄表示手段21の普通図柄を所定時間変動させて所定の停止図柄で停止させるようになっている。
【0018】
27は開閉制御手段で、普通図柄表示手段21の変動後の停止図柄が当たり図柄を表示したときに、特別図柄始動手段13を第2状態から第1状態に変換して、その開閉爪22を所定時間開放させることにより、遊技者に有利な遊技状態を発生させるようになっている。
【0019】
28は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表示手段21の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段15が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上限個数(例えば最大4個)内で順次記憶するものである。
【0020】
29は第2乱数発生手段で、特別図柄表示手段20の特別図柄の制御に関連する大当たり・外れ決定用乱数、変動パターン決定用乱数、大当たり図柄決定用乱数、外れ図柄決定用乱数等の所定の乱数を繰り返し発生するようになっている。なお、この第2乱数発生手段29は、メモリに記憶された確率データに従って各乱数を発生するもので、例えば特別図柄表示手段20の変動後の停止図柄に大当たり図柄が得られる確率(以下、大当たり発生確率という)が1/200の場合には、そのメモリに記憶された1/200の確率データに従って0〜199の大当たり・外れ決定用乱数を発生し、大当たり発生確率が1/300の場合には、そのメモリに記憶された1/300の確率データに従って0〜299の大当たり・外れ決定用乱数を夫々発生するようになっており、メモリの確率データを更新することにより大当たり発生確率を適宜変更可能である。
【0021】
30は特別図柄変動制御手段で、特別図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に第2乱数発生手段29の各乱数値を抽選して、その乱数処理により特別図柄表示手段20の特別図柄を所定時間、所定の変動パターンで変動させて、その特別図柄を乱数処理により決定された所定の停止図柄で停止させるためのものである。この特別図柄変動制御手段30は、図4に示すように乱数抽選部31と大当たり・外れ判定部32と大当たり図柄決定部33と外れ図柄決定部34と変動・停止制御部35とを備えている。
【0022】
乱数抽選部31は、特別図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に、第2乱数発生手段29で発生する大当たり・外れ決定用乱数、変動パターン決定用乱数、大当たり図柄決定用乱数、外れ図柄決定用乱数等の各乱数値を抽選するためのものである。
【0023】
大当たり・外れ判定部32は、特別図柄表示手段20の特別図柄の変動後の停止図柄を大当たり図柄と外れ図柄との何れにするかを抽選乱数の乱数処理により判定するためのものである。
【0024】
大当たり図柄決定部33は、大当たり・外れ判定部32が大当たりと判定したときに、特別図柄の変動後の大当たり図柄の種類を抽選乱数の乱数処理により決定するためのものである。外れ図柄決定部34は、大当たり・外れ判定部32が外れと判定したときに、特別図柄の変動後の外れ図柄の種類を抽選乱数の乱数処理により決定するためのものである。
【0025】
変動・停止制御部35は、抽選乱数の乱数処理により決定された所定の変動パターンで特別図柄を所定時間変動させ、且つ変動後の停止図柄が大当たり図柄決定部33で決定された大当たり図柄、又は外れ図柄決定部34で決定された外れ図柄を表示するように制御するためのものである。
【0026】
36は確率制御手段で、特別図柄表示手段20の変動後の停止図柄に大当たり図柄が得られる大当たり発生確率を、その大当たり図柄の種類に応じて低確率と高確率とに変動制御するためのもので、例えば、変動後の大当たり図柄「0・0・0」〜「9・9・9」の10種類の場合、その10種類の大当たり図柄を偶数図柄と奇数図柄との2種類の区分に分けて、大当たり図柄がその2種類の区分の何れかであることによって、大当たり発生確率を低確率と高確率とに確率変動させるようになっている。
【0027】
この確率制御手段36は、図4に示すように確率データ記憶部37と区分判定部50と確率制御部38とを備えている。確率データ記憶部37は確率データを記憶するためのものであり、この確率データ記憶部37には、10種類の大当たり図柄を5種類の偶数図柄を含む偶数図柄区分と5種類の奇数図柄を含む奇数図柄区分との2区分に分けて、その偶数図柄区分の大当たり発生確率を1/200とし、奇数図柄区分の大当たり発生確率を1/300として設定された確率データが記憶されている。区分判定部50は、大当たり図柄決定部33で決定された大当たり図柄が偶数図柄区分、奇数図柄区分の何れであるかの区分を判定するためのものである。
【0028】
確率制御部38は、区分判定部50が偶数図柄区分と判定したときに1/200の確率データを、奇数図柄区分と判定したときに1/300の確率データを確率データ記憶部37から夫々読み出して、その1/200、1/300の確率データに第2乱数発生手段29のメモリの記憶データを更新し、特別遊技状態の終了後における通常遊技状態での大当たり発生確率を高確率値(1/200)と低確率値(1/300)とに変動制御するようになっている。なお、確率制御部38は、前後の確率値が同じときにはその前の確率値を維持させるようになっている。
【0029】
39は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表示手段20の特別図柄の変動中に特別図柄始動手段13が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上限個数(例えば最大4個)内で順次記憶するものである。
【0030】
40は特別遊技状態発生手段で、特別図柄表示手段20の変動後の停止図柄が大当たり図柄となったことに関連して、可変入賞手段14を第2状態から第1状態に変換して遊技者に有利な特別遊技状態を発生させると共に、所定継続条件を充足したときに、大当たり図柄の種類に応じて設定された10ラウンド又は16ラウンドのラウンド数だけ特別遊技状態を継続させるようになっている。
【0031】
従って、この特別遊技状態発生手段40により発生する特別遊技状態には、大当たり図柄の種類に応じて10ラウンド継続する状態区分と、16ラウンド継続する状態区分との2種類の状態区分があり、その各状態区分によって利益状態が異なっている。
【0032】
この特別遊技状態発生手段40は、大当たり・外れ判定部32が大当たりと判定することを条件に特別図柄の停止後に特別遊技状態を発生させて可変入賞手段14の開閉板23を開放して特別遊技状態を発生させて、開閉板23の開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板23を閉じて特別遊技状態を終了させる特別遊技状態制御部41と、遊技球が特定領域24を通過することを条件に、予めメモリに記憶された最大継続ラウンド数(例えば10回又は16回)までその特別遊技状態を継続させる特別遊技状態継続部42とを備えている。
【0033】
43は継続ラウンド数制御手段で、特別図柄表示手段20の変動後の停止図柄が大当たり図柄となったとき、10種類の大当たり図柄を偶数図柄と奇数図柄との2種類の区分に分けて、大当たり図柄がその2種類の区分の何れかであることによって、その特別遊技状態の継続ラウンド数を可変制御するためのものである。
【0034】
この継続ラウンド数制御手段43は、継続ラウンドデータ記憶部44と区分判定部45とラウンド制御部46とを備えている。継続ラウンドデータ記憶部44は、大当たり図柄を偶数図柄区分と奇数図柄区分との2区分に分けて、その偶数図柄区分の継続ラウンド数を10ラウンドとし、奇数図柄区分の継続ラウンド数を16ラウンドとして設定された継続ラウンドデータを記憶するためのものである。区分判定部45は、大当たり図柄決定部33で決定された大当たり図柄が偶数図柄区分、奇数図柄区分の何れであるかを判定するためのものである。
【0035】
ラウンド制御部46は、区分判定部45が偶数図柄区分と判定したときに10ラウンドのデータを、奇数図柄区分と判定したときに16ラウンドのデータを継続ラウンドデータ記憶部44から夫々読み出して、その10ラウンド、16ラウンドのデータに特別遊技状態継続部42のメモリの記憶データを更新して継続ラウンド数を制御するためのものである。なお、ラウンド制御部46は、前後の継続ラウンド数が同じときにはその前の継続ラウンド数を維持させるようになっている。
【0036】
従って、特別遊技状態の継続ラウンド数は、確率制御手段36により制御される高確率と低確率とによって継続回数が異なっており、大当たり発生確率が高いほど継続ラウンド数が少なくなり、大当たり発生確率が低いほど継続ラウンド数が増えるようになっている。
【0037】
47は確率表示手段で、確率制御手段36により設定し制御された確率値を表示するためのものである。48は継続ラウンド数表示手段で、継続ラウンド数制御手段43により設定し制御された特別遊技状態の継続ラウンド数を表示するためのものである。49はラウンド数表示手段で、特別遊技状態を継続する毎に、その実際のラウンド数をカウントダウン方式、カウントアップ方式等で表示するためのものである。
【0038】
次に上記弾球遊技機における動作について説明する。電源の投入時には、確率制御手段36が大当たり発生確率を低確率の1/300に設定し、また継続ラウンド数制御手段43が継続ラウンド数を16ラウンドに設定する。このため電源の投入後は、低確率、高ラウンド数の状態で遊技を開始することになる。なお、このときの大当たり発生確率は確率表示手段47に、特別遊技状態の継続ラウンド数は継続ラウンド数表示手段48に夫々表示されるので、遊技者はその各表示を確認しながら、遊技を行うべき機械を選択できる。
【0039】
遊技に際して発射手段8 の発射ハンドル9 を操作すると、上皿6 の遊技球が発射手段8 の発射動作に連動して発射部に1個づつ供給され、その遊技球を打撃槌で打撃してガイドレール10に沿って順次遊技盤3 側に発射させる。
【0040】
そして、この遊技盤3 の上部側に発射された遊技球は、遊技盤3 の盤面に沿って落下する。この落下中の遊技球が普通図柄始動手段15に入ると、普通図柄変動制御手段26が第1乱数発生手段25の発生乱数値を抽選して、その乱数処理により普通図柄表示手段21の普通図柄を所定時間変動させる。
【0041】
普通図柄表示手段21の変動後の停止図柄が当たり図柄を表示すれば、開閉制御手段27により、特別図柄始動手段13の開閉爪22が一定時間開放し、これによって特別図柄始動手段13に遊技球が入賞し易くなる。
【0042】
特別図柄始動手段13が遊技球の入賞を検出すると、特別図柄変動制御手段30の乱数抽選部31が第2乱数発生手段29で発生する大当たり・外れ決定用乱数、変動パターン決定用乱数、大当たり図柄決定用乱数、外れ図柄決定用乱数等の各発生乱数値を夫々抽選して、変動パターン決定部での乱数処理により決定された変動パターンに従って、変動・停止制御部35が特別図柄表示手段20の特別図柄を所定時間変動させる。
【0043】
このときの大当たり・外れ決定用乱数の抽選乱数値から大当たり・外れ判定部32が大当たり、外れの判定を行い、大当たりであれば大当たり図柄決定部33が10種類の大当たり図柄の中から特別図柄の変動後の1種類の大当たり図柄を、また外れであれば外れ図柄決定部34が多種類の外れ図柄の中から特別図柄の変動後の1種類の外れ図柄を夫々決定し、変動・停止制御部35が変動後の特別図柄をその大当たり図柄又は外れ図柄で停止させる。
【0044】
特別図柄変動制御手段30の大当たり・外れ判定部32が大当たりと判定した場合には、その特別図柄の停止後に特別遊技状態発生手段40の特別遊技状態制御部41が働いて、可変入賞手段14の開閉板23を閉状態から開状態に開成する特別遊技状態が発生し、遊技者に有利な状態になる。これによって遊技盤3 の上部側から落下する遊技球の多くが開閉板23を経て可変入賞手段14に入賞し易くなり、一旦、特別遊技状態発生手段40による特別遊技状態が発生すれば、遊技者は多大な利益の還元を受けることができる。
【0045】
そして、可変入賞手段14の開成後に、この可変入賞手段14に10個の遊技球が入賞するか、又は所定時間経過したときに開閉板23が閉じ、その特別遊技状態が終了する。しかし、この可変入賞手段14の開成中に入賞した遊技球が特定領域24を通過すれば、特別遊技状態継続部42が働いて再度可変入賞手段14が開成する特別遊技状態を継続する。
【0046】
このときの特別遊技状態の最大継続ラウンド数は16ラウンドであり、16ラウンドまでの継続が可能である。そして、特別遊技状態を継続すれば、その1回目の特別遊技状態からの継続回数がラウンド数表示手段49にカウントダウン方式、カウントアップ方式等で表示されるので、遊技者はその表示によって実際のラウンド数を容易に把握できる。
【0047】
一方、大当たり図柄決定部33が10種類の大当たり図柄の中から特別図柄の変動後の1種類の大当たり図柄を決定すると、確率制御手段36の区分判定部50が、その大当たり図柄が偶数図柄区分、奇数図柄区分の何れであるかを判定する。そして、大当たり図柄が「2・2・2」等の偶数図柄区分の種類であれば、確率制御部38が確率データ記憶部37に記憶された大当たり発生確率1/200の高確率データを読み出して、その高確率データを第2乱数発生手段29に設定し、特別遊技状態の終了後における通常遊技状態での大当たり発生確率を低確率値(1/300)から高確率値(1/200)へと変動させる。
【0048】
このため最大16ラウンドまで継続する特別遊技状態が終了すれば、その後の通常遊技状態での大当たり発生確率が1/200の高確率値となり、遊技者はその高確率状態で遊技を続行できる。また高確率状態になれば、確率表示手段47が高確率状態であることを直接又は間接的に表示し、遊技者に報知する。
【0049】
大当たり図柄が「2・2・2」等の偶数図柄であれば、継続ラウンド数制御手段43の区分判定部45が偶数図柄区分と判定し、ラウンド制御部46が継続ラウンドデータ記憶部44の10ラウンドのデータを読み出して、次回の大当たり発生後における特別遊技状態の継続ラウンド数として、その10ラウンドのデータを特別遊技状態発生手段40の特別遊技状態継続部42のメモリに設定する。
【0050】
このため、16ラウンドの特別遊技状態が終了した後の通常遊技状態では、大当たり発生確率が低確率1/300から高確率1/200に確率変動して大当たりが発生する可能性が大になる反面、その後に大当たりが発生した場合には、特別遊技状態の継続ラウンド数16ラウンドの状態区分から10ラウンドの状態区分に変化し、継続ラウンド数が減少するため、この状態区分の変化によって遊技者側と遊技店側の利益の衡平を確保できる。
【0051】
大当たり図柄が「1・1・1」等の奇数図柄区分のものであれば、特別遊技状態の終了後の通常遊技状態での大当たり発生確率は1/300の低確率状態のままであり、またその通常遊技状態で大当たりが発生しても、特別遊技状態の継続ラウンド数は16ラウンドのままである。
【0052】
図5は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態は、大当たり図柄を複数種類とし、この各大当たり図柄に夫々対応して、大当たり発生確率及び継続ラウンド数の種類数を大当たり図柄の種類数と同数として、特別図柄表示手段20の変動後の停止図柄が複数種類の大当たり図柄の内の何れかを表示したときに、この大当たり図柄での停止に伴って発生する特別遊技状態の終了後の通常遊技状態での大当たり発生確率、及び次回の大当たり発生後の特別遊技状態の継続ラウンド数を、その大当たり図柄に対応する大当たり発生確率及び継続ラウンド数に夫々設定して、その遊技状態を変化させるようにしたものである。なお、制御系のブロック図は、図3と同じである。
【0053】
例えば、この実施形態では、図5に示すように、大当たり図柄は、数字図柄「0」の組み合わせである「0・0・0」から、「9」の組み合わせである「9・9・9」までの10種類があり、この10種類の大当たり図柄に対応して、この「0・0・0」から「9・9・9」までの10種類の大当たり図柄の夫々に対応して、1/120から1/300までの10種類の大当たり発生確率が設定されると共に、6ラウンドから15ラウンドまでの10種類の継続ラウンド数が設定されている。
【0054】
そして、確率制御手段36の区分判定部50は、10種類の大当たり図柄を判定可能に構成され、また確率データ記憶部37には1/120から1/300までの10種類の大当たり発生確率が記憶されており、区分判定部50が大当たり図柄の種類を判定したときに、確率制御部38が確率データ記憶部37からその大当たり図柄の種類に対応する大当たり発生確率の確率データを読み出して、その確率データに第2乱数発生手段29のメモリの記憶データを更新するようになっている。
【0055】
継続ラウンド数制御手段43の区分判定部45も、10種類の大当たり図柄を判定可能に構成され、また継続ラウンドデータ記憶部44には6から15までの10種類の継続ラウンド数が記憶されており、区分判定部45が大当たり図柄の種類を判定したときに、ラウンド制御部46が継続ラウンドデータ記憶部44からその大当たり図柄の種類に対応する継続ラウンド数のデータを読み出して、その継続ラウンド数に特別遊技状態発生手段40の特別遊技状態継続部42のメモリの記憶データを更新するようになっている。
【0056】
従って、この場合には、10種類の大当たり図柄の内、特別図柄の変動後の停止図柄が前回と異なる種類の大当たり図柄を表示する都度、その後の通常遊技状態での大当たり発生確率が変化すると共に、その通常遊技状態で大当たりが発生した場合の特別遊技状態の継続ラウンド数が変化することになるため、遊技者の興趣が著しく向上する。また大当たり発生確率が高くなるほど継続ラウンド数が減少し、逆に大当たり発生確率が低くなるほど継続ラウンド数が増加するようにしているので、遊技者側と遊技店側の利益の衡平を担保できる。
【0057】
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施形態では、大当たり図柄の種類に応じて確率制御手段36により特別図柄表示手段20の変動後の停止図柄が大当たり図柄となる大当たり発生確率を制御する一方、その大当たり図柄の種類に応じて継続ラウンド数制御手段43により特別遊技状態の継続ラウンド数を制御するようにしているが、大当たり発生確率を制御するのみでも良い。
【0058】
また第1の実施形態では、特別図柄に「0」〜「9」までの数字図柄を用い、その各数字図柄を偶数図柄区分と奇数図柄区分とに分けて、その各図柄区分に対応して2種類の大当たり発生確率と継続ラウンド数とを設定しているが、数字図柄を用いるか否かに拘らず、3種類以上の区分に分けて、その各区分に対応して3種類以上の大当たり発生確率と継続ラウンド数とを設定しても良い。
【0059】
この場合、各区分に属する大当たり図柄の種類数は1個でも良いし、複数個でも良い。因みに、第1の実施形態では、各区分の大当たり図柄の種類数が5種類とし、また第2の実施形態では、各区分の大当たり図柄の種類数が1種類としている。
【0060】
第1の実施形態では、大当たり図柄の偶数図柄区分と奇数図柄区分とに対応して2種類の状態区分があり、その各状態区分によって、遊技者の利益状態が異なるように特別遊技状態の継続ラウンド数を変えており、また第2の実施形態では、大当たり図柄の各種類を夫々1区分として、その大当たり図柄の種類毎に、遊技者の利益状態が異なるように特別遊技状態の継続ラウンド数を変えている。しかし、その利益状態は特別遊技状態の継続ラウンド数の違い以外のもの、例えば1ラウンド当たりの遊技球の入賞個数の違い等によって変えても良い。
【0061】
また実施形態では、特別図柄表示手段20の他に普通図柄表示手段21を備えた場合を例示しているが、普通図柄表示手段21のないものでも同様に実施できる。従って、弾球遊技機は、1個の図柄表示手段を備えたものであれば十分である。
【0062】
更に複数種類の状態区分に応じて特定図柄又は特定図柄の組み合わせの得られる確率が夫々異なり、その異なった確率に従って図柄表示手段20の変動後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなったときに、その変動後の停止図柄が各状態区分に応じた種類の図柄を表示すると共に、その状態区分に応じて特別遊技状態での利益を異ならせるようにしても良い。
【0063】
例えば、大当たり図柄の偶数図柄区分と奇数図柄区分との2種類の状態区分があり、その偶数図柄区分のときの特定図柄等の発生確率を1/150、特別遊技状態の継続ラウンド数を8ラウンドとし、奇数図柄区分のときの特定図柄等の発生確率を1/300、特別遊技状態の継続ラウンド数を16ラウンドとした場合、全乱数中に含まれる偶数図柄区分用の大当たり乱数値を2個として、その2個の大当たり乱数値の何れかを抽選したときに、図柄表示手段20の変動後の停止図柄が偶数図柄を表示するように構成し、また全乱数中に含まれる奇数図柄区分用の大当たり乱数値を1個として、その1個の大当たり乱数値を抽選したときに、図柄表示手段20の変動後の停止図柄が奇数図柄を表示するように構成すれば良い。
【0064】
このようにすれば、図柄始動手段13が遊技球を検出して図柄表示手段20が変動動作を開始するときに、既に大当たりの発生確率が1/150又は1/300となっており、その確率に従って特定図柄又は特定図柄の組み合わせによる特別遊技状態を発生させ、その特別遊技状態での利益状態を変えることができる。
【0065】
なお、各実施形態の大当たり発生確率、継続ラウンド数は、何れも単なる例示に過ぎず、各実施形態に限定されるものではない。また実施形態では、パチンコ機について説明しているが、その他のアレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機においても同様に実施可能である。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、特定図柄又は特定図柄の組み合わせは複数種類あり、特別遊技状態の終了後の遊技状態で変動後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなる確率、及び次回の変動後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなった場合の最大継続ラウンド数の種類数は特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類数と同数であり、特別遊技状態の終了後の遊技状態で変動後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなる確率を、特別遊技状態の発生時の特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類に対応する確率に制御する確率制御手段36と、次回の変動後の停止図柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなった場合の最大継続ラウンド数を、確率が低い特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類ほど最大継続ラウンド数が増えるように設定された、特別遊技状態の発生時の特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類に対応する最大継続ラウンド数に制御する継続ラウンド数制御手段43とを備えているので、遊技者は興趣を持って面白く遊技を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す弾球遊技機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す遊技盤の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す制御系のブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す制御系のブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
13 特別図柄始動手段
14 可変入賞手段
20 特別図柄表示手段
40 特別遊技状態発生手段

Claims (1)

  1. 遊技者に有利な第1状態と不利な第2状態とに変換可能な可変入賞手段(14)と、1個又は複数個の図柄を変動表示可能な図柄表示手段(20)と、遊技球の検出を条件に前記図柄表示手段(20)の図柄を所定時間変動させる図柄始動手段(13)と、前記図柄表示手段(20)の変動後の停止図柄が予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなった場合に前記可変入賞手段(14)を前記第1状態に変換する特別遊技状態を発生し、且つ前記可変入賞手段(14)に入賞した遊技球が特定領域(24)を通過することを条件に前記可変入賞手段(14)を前記第1状態に変換する特別遊技状態を最大継続ラウンド数まで継続させる特別遊技状態発生手段(40)とを備えた弾球遊技機において、前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせは複数種類あり、前記特別遊技状態の終了後の遊技状態で前記変動後の停止図柄が前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなる確率、及び次回の変動後の停止図柄が前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなった場合の前記最大継続ラウンド数の種類数は前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類数と同数であり、前記特別遊技状態の終了後の遊技状態で前記変動後の停止図柄が前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなる確率を、前記特別遊技状態の発生時の前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類に対応する前記確率に制御する確率制御手段(36)と、次回の変動後の停止図柄が前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせとなった場合の前記最大継続ラウンド数を、前記確率が低い前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類ほど前記最大継続ラウンド数が増えるように設定された、前記特別遊技状態の発生時の前記特定図柄又は特定図柄の組み合わせの種類に対応する前記最大継続ラウンド数に制御する継続ラウンド数制御手段(43)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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