JP4003664B2 - 仮想通貨管理システム及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、仮想紙幣を利用した仮想通貨の管理方法・システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボランティア活動や地域活動などを行った際にその報酬の代わりとして、仮想通貨を紙幣として発行するものがある。このボランティアや地域活動は屋外、すなわち利用できるパーソナルコンピュータなどの端末装置が近くに無い事が多く、これらは実質上、紙幣を利用して地元の商店街のみで使用できる仮想紙幣を活用して行われる。
【0003】
しかしながら、近年、市役所などの公共機関でもホームページ開設が行われるようになり、この中に、仮想空間を構築し、この仮想紙幣を仮想空間内の仮想通貨としても使用できるようにする事が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、仮想紙幣は通常の紙幣と異なり使いきりが前提で、商店街で商品販売時にその紙幣を回収し、重複使用をしないようにしている。
【0005】
しかしながら、オンラインでも使用できるようにした場合、オンラインで紙幣登録を行った後も、商店街に紙幣を持っていけば使用できることとなり、重複使用が可能となってしまう。
【0006】
逆にオンライン上で貯蓄した仮想通貨を紙幣として使用する場合、紙幣情報を利用者の端末に印刷させる事も考えられるが、利用者が同じ印刷画面に対し何度も印刷を行う事が考えられ、不正に仮想通貨が使用されてしまうこととなってしまう。
【0007】
これらを解決するために、所定の仮想紙幣変換所を設け、そこに行けばオンライン上の仮想通貨を紙幣、もしくはその逆に変換させる事も考えられるが、仮想通貨の場合、高額な仮想通貨を提供する事は少なく、小額の変換のたびにいちいち所定の発行所まで足を運ぶのはめんどうであり、仮想通貨の妨げとなってしまう。
【0008】
本発明は、以上の課題に鑑み、仮想通貨の変換を指定の変換所へ行かずとも利用者自身が持つ端末上で行う事ができ、かつ、重複使用を行わせないようにする仮想通貨管理システム及び方法を提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来の課題を解決するために、利用者識別子毎の仮想紙幣貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段とを設け、オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、
商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行う事を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の仮想紙幣管理システムのシステム構成図を示す。
【0011】
図1において、1は、インターネットなどに代表されるネットワーク、2はボランティアの主催者が使用しプリンタ2Aが接続されたボランティア主催者端末、3はボランティア参加者が使用しプリンタ3Aが接続されたボランティア参加者端末、4は商店が使用する商店端末で、バーコードの読取手段5が付属している。また、6は自治体が仮想通貨の管理を行う自治体サーバ、7はオンライン上で利用する仮想空間を管理する仮想空間管理システムである。
【0012】
なお、ボランティア主催者端末2、ボランティア参加者端末3、商店端末4、自治体サーバ6、仮想空間管理システム7は全てネットワーク1に接続され、相互通信が可能となっている。なお、本実施の形態で、これらの構成要素間の通信について特に明記が無い場合は、全てネットワーク1を経由して行われているものとする。
【0013】
また、本実施の形態の場合、仮想通貨の単位として「エコ」を用い、説明を容易にするために商店などでは1エコ=現金1円分の割引が得られるものとし、紙幣として使われる通貨・仮想空間上で利用される通貨は双方とも同じ単位の「エコ」を用いる事とする。
(なお、本発明は、これに限らず、紙幣での仮想通貨単位とオンライン上での仮想通貨単位を異なるものとし、その通貨単位変換のための手段を用いてもよい。おなじく、仮想通貨の割引率を1:1とは特定する必要は無く、ここでも通貨単位変換手段を用いてもよい。(これらの変換手段は、変換前の通貨を変換後の通貨に乗算もしくは除算するように構成する事で達成される。))
また、図1の自治体サーバ6は、図2のシステム構成図に示される様に構成される。
【0014】
まず、601は、ネットワーク1との通信制御を行う通信制御手段601(以下、特に明記が無い場合は自治体サーバ6の通信は、該通信制御手段601の制御の基に行われるものとする。)、602はボランティアの日程管理を行うボランティア日程管理手段、603は仮想通貨の発行・管理を行う仮想通貨管理手段、各種制御に伴う画像情報を記憶している画像情報記憶手段604である。
【0015】
また、605は図3のテーブル6000に示されるように、ボランティア管理番号毎6001に開催日6002・開催時刻6003・(ボランティアの)内容6004・集合場所6005・主催者6006・(ボランティアでもらえる)仮想通貨の額(エコ取得数)6007・募集人数6008を記憶するボランティア情報記憶手段である。
【0016】
また、606は、図4の紙幣画像6010に示されるように紙幣の原画像データを記憶している紙幣画像情報記憶手段である。この紙幣画像6010を見てもわかるように、価格や、管理番号・バーコードなどの識別情報はなく、後術する手順によって図4の紙幣画像6011にしめされるように紙幣識別子情報を示すバーコード6012、紙幣識別子情報の数字情報6013、仮想通貨額6014が合成され、ボランティア主催者端末2・ボランティア参加者端末3へ送信される事となる。
【0017】
607は紙幣の発行・使用状況を記憶している紙幣管理情報記憶手段である。本実施の形態の場合、1エコ札・5エコ札・10エコ札・50エコ札・100エコ札の5種類の仮想紙幣を発行する事を想定しており、図5に示されるように、それぞれ、筆頭番号にZ・Y・X・W・Vを付した紙幣管理番号を用い、それぞれ個別に番号管理を行っている。加えて、それぞれの通貨が既に使用済みか否かの情報も、この紙幣管理情報記憶手段607に記憶されている。
【0018】
608は、図6に示されるように、利用者ID毎に仮想空間上での貯蓄額を記憶した仮想通貨貯蓄額記憶手段である。
【0019】
609は、ボランティア活動ごとの参加者を記憶するボランティア参加者情報記憶手段である。
【0020】
更に、仮想空間管理システム7は、図7のシステム構成図に示される様に構成されている。図7において、701はネットワーク1との通信制御を行う通信制御手段(以下、特に明記が無い場合は仮想空間管理システム7の通信は、該通信制御手段701の制御の基に行われるものとする)、702は仮想空間の全体管理を行う仮想空間管理手段702である。
【0021】
また、703は図8に示すように仮想空間の利用者ID7001単位に利用者の氏名7002・利用者の電子メールアドレス7003・後述する利用者が仮想空間で使用する仮想人物(アバタ)の構成情報7004・アバタにつけているアイテムの情報7005が記憶された利用者情報記憶手段である。なお、今回の実施の形態では主たるポイントではないため詳細な説明は省略するが、アイテムは仮想空間内で移動し、各利用者が貯蓄している仮想通貨を支払う事で取得できるようになっている。
【0022】
704はアバタを構成するパーツの画像情報を記憶したアバタ画像情報記憶手段である。
【0023】
本実施の形態におけるアバタのパーツは、顔データ・体データ・アイテムデータの3種類に分けられ、アバタ画像情報記憶手段704には、図9の顔テーブル7051・体テーブル7052・アイテムテーブル7053に示すように、それぞれの種類ごとにH1〜H5・S1〜S4・A1〜C3の識別子を有する複数の画像データが記憶されている。
【0024】
また、前記したように利用者情報記憶手段703には利用者ID7001単位でアバタの構成情報7004・アイテム情報7005を記憶するようにしている旨の記載を行ったが、これらの情報には、アバタ画像情報記憶手段704に記憶されている画像データの識別子が記憶されている。
【0025】
例えば図8のテーブルに示される利用者ID0001のアバタ情報7004には、H1・S1が記憶されており、アイテム情報にはA1・B2が記憶されているので、図9の各テーブルを参照し、図10のアバタ画像7054に示されるように、それぞれの画像情報を組み合わせたアバタ画像を仮想空間上に表示させるようにする。(本実施の形態ではこの画像合成処理は仮想空間管理手段702が行う。)また、同様に図8のテーブルの利用者ID0002は、同様の処理にてアバタ画像7055に示されるように合成された画像が仮想空間に表示される。
【0026】
本実施の形態では、仮想空間の利用者が、利用者の端末から仮想空間管理システム7にアクセスし、IDの認証を完了させると、仮想空間管理手段702が、上記手順にて仮想空間上にアバタの画像情報を表示させ、その後利用者からの操作指示に応じて、仮想空間管理手段702がアバタ画像の移動等の処理を行う事により、あたかも、各利用者に利用者特有のアバタが仮想空間内を移動しているかのように見せる事ができる。また、本発明の主体とは関係が無いため詳細は省略するが、このアバタ情報は、サーバへの利用者登録時に個人情報の登録と同時に利用者が登録を行い、その情報が利用者情報記憶手段703に記憶されているものとする。
【0027】
705は、仮想空間での背景・全体図などの画像情報を記憶している仮想空間画像情報記憶手段である。本実施の形態では、全体図は図11の様に仮想空間上で自治体関係の手続を行う市役所・仮想空間上で後述するアバタに付けるアイテムを仮想通貨によって売買するショップ7032・利用者が仮想空間でアバタを使って会話を行うみんなの広場7033、仮想空間上でボランティア参加申し込みを行う,あつまれボランティア7034、仮想空間上で紙幣の仮想通貨とオンライン上の仮想通貨との変換を行うエコ銀行7035の各画像情報が1画面上に表示されるようになっている。利用者がそれぞれのアバタを利用して、これらの画像情報の1つにアバタを移動させると、それぞれの場面の画像情報・処理へ移行するよう仮想空間管理手段702が処理を行う。
【0028】
また、706は、一時的に情報を記憶する一時記憶手段であり、以下、記憶手段の指定が無い場合、仮想空間システム7での記憶はこの一時記憶手段706に行われるものとする。
【0029】
なお、仮想空間管理システム7での処理は特に明記が無い限り仮想空間管理手段702が行っているものとする。
【0030】
以上の様に構成された仮想通貨管理システムにおいて、以下その動作を説明する。
【0031】
まず、ボランティア参加希望者がボランティアの仮想空間上で参加希望処理を行う手順を図12のフローチャートを用い説明を行う。なお、ボランティアの日程などの情報は、ボランティアの主催者が、ボランティア主催者端末3により自治体サーバ6にアクセスする事によって、予め登録処理を行い、自治体サーバ6のボランティア情報記憶手段605に記憶されているものとする。また、ボランティア参加者は自身のボランティア参加者端末3を用い、仮想空間管理システム7内の仮想空間に自身の利用者IDによってアクセスを行っているものとする。すなわち、ボランティア参加者端末3には図13に示されるように仮想空間情報と自身が利用するアバタの画像情報が合成されて表示されている。また、自治体サーバ6の処理は特に明記が無い限りボランティア日程管理手段602が行うものとし、同様に仮想空間管理システム7の処理は、特に明記が無い限り仮想空間管理手段702が行うものとする。
【0032】
この状態において、ボランティア参加希望者が、あつまれボランティア7034の画像自身のアバタを移動させるようボランティア参加者端末3に指示を行うと、ボランティア参加端末3は、この指示情報を仮想空間管理システムに送信する(S1001)。
【0033】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1002)、自治体サーバ6に対しボランティア日程情報を要求する(S1003)。
【0034】
この要求を受信した自治体サーバ6は(S1004)、ボランティア情報記憶手段605に記憶されている情報を抽出する(S1005)。本実施の形態の場合、図3に示される情報がボランティア情報記憶手段605に記憶されたものとし、S1005の処理にて該情報が抽出したものとする。
【0035】
自治体サーバ6は、この抽出した情報をボランティア日程情報として仮想空間管理システム7に送信する(S1006)。
【0036】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1007)、一時記憶手段706にボランティア日程情報を記憶する(S1008)。また、仮想空間管理システム7は、仮想空間画面情報記憶手段705からあつまれボランティアに対応した背景情報を抽出し(S1009)、この情報にボランティア参加希望者のアバタ画像・一時記憶手段706に記憶されているボランティア日程情報を参照して得られたボランティアの数を合成した画像情報を作成し(S1010)、ボランティア参加者端末3へ送信する(S1011)。
【0037】
この情報を受信したボランティア参加者端末3は(S1012)、この受信した画像情報を表示する(S1013)。図14の画面7036に示されるように、仮想空間管理システム7がS1010で合成した画像情報を表示されることになる。
【0038】
ここで、ボランティア参加希望者が、ボランティア参加者端末3で何らかの操作を行うと(S1014)、ボランティア参加者参加者端末3はその操作内容を仮想空間管理システム7へ送信する(S1015)。
【0039】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1016)、受信した操作情報が、ボランティアに関する情報部分(図14の画面7036では掲示板部分)にアバタを移動させる旨の操作を示すものかチェックを行い、該操作でなければ他の処理時へ移行し、該操作であれば図15のS1018へ移行する(S1017)。
【0040】
S1017でボランティアに関する情報部分にアバタを移動させる旨の操作であると判断した場合、仮想空間管理システム7は、一時記憶手段706に記憶されているボランティア日程情報を抽出して(図15・S1018)、図14の画面7037に示されるように、ボランティア活動の一覧を表示する画面に参加希望を示すボタン画像を付した画像を作成し(S1019)、ボランティア参加者端末3へ送信する(S1020)。
【0041】
この画面情報を受信したボランティア参加者端末3(S1021)は、該画面情報を表示する(S1022)。
【0042】
この表示された画像からボランティア参加希望者がいずれかのボランティアの参加希望を示すボタンを押下する(マウスでのクリックなど)と(S1023)、ボランティア参加者端末3は、その情報を送信する(S1024)。
【0043】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1025)、その情報にボランティア参加者IDを付し(S1026)、自治体サーバ6へ転送する(S1027)。
【0044】
この情報を受信した自治体サーバ6は(S1028)、ボランティア参加者情報記憶手段609に記憶する(S1029)。この様にしてボランティア参加者情報記憶手段609に記憶された情報の例を図16に示す。この図にあるようにボランティア参加者情報記憶手段609には、各ボランティアの管理Noごとに、ボランティア参加希望者の利用者IDが蓄積される。
【0045】
この蓄積が完了すると、自治体サーバ6は、蓄積が完了した事を仮想空間管理システム7に通知する(S1030)。
【0046】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1031)、ボランティアの登録を完了した事を示す画像情報を抽出し(S1032)、図17に示すようにボランティア参加希望者のアバタの画像情報と合成した画像を作成し(S1033)、該画像情報をボランティア参加者端末3へ送信する(S1034)。
【0047】
この情報を受信したボランティア参加者端末3は(S1035)、この画像情報即ち、図17の画像情報の表示を行い、該ボランティアの申請処理を完了する。
【0048】
この様にして、各ボランティアの参加者が自治体サーバ6のボランティア参加者情報記憶手段609へ記憶されていく事となる。
【0049】
なお、上記処理では、募集人員の枠についての情報があるにもかかわらず、そのチェックを省略している。これは、ボランティアという性格上、厳密に人員の上限を設ける必要を行う必要が無いため省略を行ったものである。しかしながら、人員が予定人数より大幅に越える事を防止するためには、その上限を設け、人員に達した場合、それ以上の参加申請を受け付けない等の処理を行うようにしてもよい。
【0050】
この様にしてボランティア参加者が決定した後、ボランティアの主催者が、実際のボランティアに参加した人に対し、手渡す仮想通貨の紙幣を印刷する手順を図18に示すフローチャートを用い説明する。なお、自治体サーバ6での処理は、仮想通貨管理手段603が行っているものとする。
【0051】
まず、ボランティア主催者が、ボランティア主催者端末2に対し、自治体サーバ6へアクセスを行う指示を示す操作行うと、ボランティア主催者端末2は、アクセス要求を自治体サーバ6へ送信する(S1050)。
【0052】
この情報を受信した自治体サーバ6は(S1051)、画像情報記憶手段604より図19の画面7038に示されるように、主催者ID・パスワード・ボランティア管理Noの入力欄を有する紙幣申請画像情報を抽出し(S1052)、ボランティア主催者端末2へ送信する(S1053)。
【0053】
この情報を受信したボランティア主催者端末2は(S1054)、この受信した画像、即ち図19の画面7038を表示する(S1055)。
【0054】
これに対しボランティア主催者がボランティア主催者端末2に対し、各項目の入力処理を行う(S1056)と、図19の画面7039にあるように、ボランティア主催者端末2にはその入力結果がその画面上に表示されこの状態においてボランティア主催者がボランティア主催者端末2に対し、その送信の指示を行うと、ボランティア主催者端末2は、入力された各項目の情報を自治体サーバ6へ送信する(S1057)。
【0055】
この幣申請情報を受信した自治体サーバ6は(S1058)、IDとパスワードから申請者が正当な申請者(ボランティア主催者)かの確認を行う(S1059)。ここで、正式な申請者でなければ、自治体サーバ6は、画像情報記憶手段604よりエラー画面情報を抽出し(図20・S1060)、ボランティア主催者端末2へ害情報を送信(S1061)・ボランティア主催者端末2がそれを受信し(S1062)、エラー表示を行う(S1063)という、エラー処理を行い、処理を完了する。
【0056】
また、S1059にて正当な申請者であると確認されると、自治体サーバ6は、ボランティア主催者端末2より送られてきたボランティア管理Noの紙幣発行が行われたかを確認する(S1064)。これはボランティア情報記憶手段605に記憶されているボランティア情報毎に紙幣発行されたか否かを識別する識別子を記憶させておき、それを自治体サーバ6が参照する事により行う。
【0057】
ここで、既に発行済みと判断された場合、上記したS1060以降のエラー処理を行い、処理を完了する。
【0058】
また、紙幣発行が未だであるとした場合、自治体サーバ6は、紙幣画像情報記憶手段606より、仮想紙幣の画像情報すなわち、図4の画像情報6010を抽出する(S1065)。
【0059】
次に自治体サーバ6は、ボランティア参加者記憶手段609を参照し、該当ボランティアの参加人数を確認するとともに、紙幣管理手段607を参照して、対象となる紙幣の最終番号を確認し、それ以降に参加人数分の紙幣番号を追加する(S1066)。
【0060】
例えば、紙幣管理情報記憶手段607を参照すると、100エコ紙幣はV00201が最終番号であった際、100エコを取得可能なボランティアに100人参加することになっていた場合、100エコ管理情報記憶手段にV00202〜V00301までを追加する。
【0061】
次に、紙幣の印刷画像を作成する。これは、抽出した紙幣画像に仮想通貨額と、紙幣番号、及び、紙幣番号をバーコード化した画像を合成した情報をボランティア人数分作成する。この際、ボランティア主催者端末2のプリンタ2Aで使用する用紙の大きさを予め規定しておき、紙幣の大きさと該規定した用紙の大きさとを考慮し、図21に示されるように、該用紙に印刷できる紙幣の数(例えば3枚単位)毎に、ページ区切り様の情報を付与するようにしてもよい。
【0062】
また、この際、仮想空間管理システム7と通信を行い、ボランティア参加者記憶手段609に記憶されている対象ボランティアの管理Noに記憶されている利用者IDに対応する氏名情報を、仮想空間管理システム7の利用者情報記憶手段703より取得し、図22に示されるような参加者管理用の印刷画面情報を作成し、ボランティア主催者端末2へ送るようにしてもよい。これにより、ボランティア主催者は、この用紙を印刷する事で、ボランティア当日の参加者の出欠チェックを行う事も可能となる。
【0063】
自治体サーバ6は、この様にして作成された印刷画面情報をボランティア主催者端末2へ送信する(図23・S1068)。
【0064】
この情報を受信したボランティア主催者端末2は(S1069)、その印刷情報を表示する(S1070)。ここで利用者が印刷の指示を行うと、ボランティア主催者端末2は、該印刷情報をプリンタ2により印刷する。これにより、図21の紙幣画像や、図22の参加者管理用の用紙が印刷される。
【0065】
ボランティア主催者は、当日までに、複数の紙幣が印刷された用紙を紙幣ごとに切り取り各参加者に配布することになる。
【0066】
この様にして、ボランティア参加者に配布された仮想紙幣は、仮想空間上でアバタを使って登録を行ったり、商店での清算時に手渡す事により割引券として使用したりする。
【0067】
この際に行われる処理について以下に説明する。
【0068】
まず、商店街で使用される場合について図24のフローチャートを用い説明する。
【0069】
商店街のレジなどで清算を行うと、レジの利用者は、まず、仮想紙幣に印刷されているバーコード部分をバーコード読取手段5にて読み取る操作を行う。この操作によりバーコード読取手段5はバーコード情報を読み取り商店端末4に伝える(S1080)。この読み取られたバーコード情報は数字情報に変換され自治体サーバ6へ送信される(S1081)。
【0070】
この情報を受信した自治体サーバ6は(S1082)、この紙幣の照会処理を行う(S1083)。この照会処理は図25のフローチャートに示される手順によって行われる。
【0071】
まず、紙幣管理情報記憶手段607に記憶されている紙幣情報を参照し(S2001)、該当番号が該記憶手段に記憶されているか、即ち、発行済みかをチェックする(S2002)。ここで、番号が無ければ、照会結果情報として対象番号なし情報を格納し(S2003)、照会処理を完了する。
【0072】
ここで番号ありとされた場合、更に紙幣管理情報記憶手段607に記憶されている紙幣情報を参照して、対象番号の紙幣番号に使用済みのフラグがあるかをチェックする(S2004)。上記したように紙幣管理情報記憶手段607は図5に示すように紙幣管理番号と使用状況が記憶されているので、この情報を参照して使用済みフラグがあるかを確認する事になる。
【0073】
ここで、使用済みと判断されると、照会結果情報として使用済みである事を示す情報を記憶し(S2005)、紙幣照会処理を完了する。
【0074】
S2003で使用済みでないと判断されると、紙幣管理情報記憶手段607の紙幣管理番号に対応する使用済フラグに使用済みを示す情報を入れる(S2006)。
【0075】
この処理の後照会結果情報として使用許可を示す情報を記憶し(S2007)、紙幣照会処理を完了する。
【0076】
この様にしてS1083の紙幣照会処理が完了すると、この照会に伴い記憶した照会結果情報を商店端末4に送信する(S1084)。
【0077】
この情報を受信した商店端末4は(S1085)、照会結果情報が使用許可を示す情報かをチェックし(S1086)、使用許可を示す情報でなかった場合、例えば、図26の画面7040の様にエラー表示を行い、処理を完了する(S1087)。
【0078】
また、使用許可を示す情報であった場合、他の清算処理を行い、その結果を図26の画面7041表示するようにし、その後の清算処理を行う(S1088)。
【0079】
この様に、清算ごとに紙幣を管理する自治体サーバ6へ照会を行う事で、商店が複数あった場合でも、重複印刷やコピーによる重複利用を確認することができる。
【0080】
次に、仮想紙幣と紙幣仮想空間上の仮想通貨との変換について図27に示すフローチャートを用い説明する。
【0081】
まず、ボランティア参加者がボランティア参加によって仮想紙幣を取得した後に、ボランティア参加者端末3を使用して仮想空間管理システム上の仮想空間へアクセスを行う。この手順は上記してきた手順と同じであるので詳細の説明を省略する。
【0082】
ここで図28に示されるように自身のアバタをエコ銀行へ移動させるようにボランティア参加者端末3の操作を行うと、ボランティア参加者端末3は、その情報を仮想空間管理システム7へ送信する(S1090)。
【0083】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1091)、仮想空間画像情報記憶手段705より、エコ銀行画像情報を抽出し(S1092)、アバタの情報を合成した後、ボランティア参加者端末3へ送信する(S1093)。
【0084】
この情報を受信したボランティア参加者端末3は(S1094)、この情報を表示する(S1095)この画面を図29に示す。
【0085】
ここでは、紙幣を仮想空間での仮想通貨に変換することを、仮想空間の銀行(エコ銀行)に「貯蓄」するとし、この「貯蓄」処理を行うキーとなる画像を「貯蓄君8050」として表示している。同様に仮想空間貨幣を仮想紙幣に変換することを仮想空間の銀行(エコ銀行)より「引き出す」とし、この「貯蓄」処理を行うキーとなる画像を「引出君8051」として表示している。これらの貯蓄君8050、引出君8051にアバタを移動させることで「貯蓄」「引出」処理が行われるようになる。
【0086】
この状態で、ボランティア参加者がボランティア参加端末3に対し、アバタ移動の操作を行うと、ボランティア参加者端末3は引出君8051に移動する指示を行ったのか、貯金君8050に移動する指示を行ったのかの判定を行う(S1097・S1098)。ここで、双方ともに向け移動していない場合は、他の処理へ移行する。また、引出君8051への移動指示と判定されると、図36のフローチャートに示される処理に移行する(この処理の流れは後述する。)
また、図30の画面8053に示されるように、貯金君8050に移動したと判定されると、ボランティア参加者端末3より、その旨の情報が送信される(S1099)。
【0087】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1100)、仮想空間画像情報記憶手段705より、図30の画面8054に示される画面紙幣番号入力を要求する貯金画面情報を抽出し(S1101)、ボランティア参加者端末3へ送信を行う(S1102)。
【0088】
この情報を受信したボランティア参加者端末3は、この画像情報を表示する(S1104)。ここで、ボランティア参加者が、図31に示すように仮想紙幣に記入されている紙幣番号を入力すると(図32・S1105)、ボランティア参加者端末3は該紙幣番号を仮想空間管理システム7へ送信する(S1106)。
【0089】
この情報を受信した仮想空間管理システム6は(S1107)、この紙幣番号を自治体サーバ6へ送信する(S1108)。
【0090】
この情報を受信した自治体サーバ6は(S1109)、貯蓄処理を行う(S1110)。
【0091】
この貯蓄処理は、図33のフローチャートに示される手順で処理が行われる。
【0092】
まず、紙幣管理情報記憶手段607から対象となる紙幣番号の情報の抽出を試みる(S2030)。
【0093】
ここで、対象紙幣番号が無かった場合(S2031)、貯蓄結果情報として対応紙幣が無い事を示す情報を記憶し(S2032)、貯蓄処理を完了する。
【0094】
また、対象紙幣番号があった場合、抽出した紙幣番号情報が、使用済みか否かを判定し(S2033)、既に使用済みであった場合、貯蓄結果情報として使用済みである事を示す情報を記憶し(S2034)、著しく処理を完了する。
【0095】
さらに、S2033で使用済みではないとした場合、仮想貯蓄額記憶手段608に記憶されている対象利用者のIDに対応する貯蓄額に紙幣額に応じた額を加算する更新処理を行う。これとともに、紙幣管理情報記憶手段607に記憶されている対象紙幣番号情報に対応して使用済みである事を示すフラグを立てるようにする(S2035)。
【0096】
商店よりの照会処理でも紙幣番号に対する使用済み情報はチェックされるので、今後同じ紙幣が商店・仮想空間いずれで使用されようとしても、使用することが許可されないようになる。
この様にして紙幣情報の更新が完了すると、紙幣情報が正常に更新された事を示す情報を貯蓄結果情報として記憶し(S2036)貯蓄処理を完了する。
【0097】
以上の様にしてS1110の貯蓄処理が完了すると、自治体サーバ6は、該処理によって記憶された貯蓄結果情報を仮想空間管理システム7へ送信する(S1111)。
【0098】
これを受信した仮想空間管理システム7は(S1112)、受信した貯蓄結果情報に対応した画像情報を仮想空間画像情報記憶手段705から抽出し(S1113)、ボランティア参加者端末3へ送信する(S1114)。
【0099】
この際抽出される情報は、貯蓄結果情報に対応紙幣が無い事を示す情報であった場合、図34の画面7060に示すように、貯蓄君8050が、対応紙幣なしを示すコメントを言っている画面情報、貯蓄結果情報が使用済みであることを示す情報であった場合は図34の画面7061に示すように、貯蓄君8050がその旨のコメントを言っている画像情報、貯蓄結果情報が紙幣情報を更新した事を示す情報であった場合、図35に示されるように、貯蓄君8050が、今回の貯蓄額と、現在の全貯蓄額とを説明している画面を抽出するようにする。
この情報を受信したボランティア参加者端末3は(S1115)、この画像情報を表示する(S1116)により、貯蓄に関する処理を完了する。
【0100】
また、図27のS1097で、引出君8051にアバタが移動する指示が行われたと判断した場合(図36参照)、は、ボランティア参加者端末3は引出君8051に移動した事を示す情報を仮想空間管理システム7に送信する(図37・S1120)。
【0101】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1121)、自治体サーバ6にボランティア参加者の利用者IDを含む貯蓄情報を要求する情報を送信する(S1122)。
【0102】
この情報を受信した自治体サーバ6は(S1123)、仮想通貨貯蓄額記憶手段から、対象となる利用者IDの貯蓄額情報を抽出し(S1124)、仮想空間管理サーバ7へ送信する(S1125)。
【0103】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1126)、受信した情報を一時記憶手段706に記憶するとともに(S1127)、仮想空間画面情報記憶手段705より引出し額・即ち紙幣に変換する額を入力する画面情報を抽出し(S1128)、図38の画面7062に示されるように、この画面情報と、現在の残高情報を合成した情報を合成した画像情報を作成し(S1129)、ボランティア参加者端末3へ送信する(S1130)。
【0104】
この情報を受信したボランティア参加者端末3は(S1131)、この画面情報、即ち、図38の画面7062の表示を行う(S1132)。
【0105】
この表示を見たボランティア参加者が、図38の画面7063に示されるように、ボランティア参加者端末3に対し、この入力枠に引出し額を入力する操作を行うと(S1133)、ボランティア参加者端末3は、その入力された引出し額の情報を仮想空間管理システム7に送信する(S1134)。
【0106】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1135)、一時記憶手段706に記憶されているボランティア参加者の貯蓄額の情報と送られてきた引出し額との対比を行い、引出し額が貯蓄額を超えているか、即ち引出し限度額を超えているかを確認し(S1136)、超えていれば仮想空間画像情報記憶手段705から図40に示される限度額を超えたことを示す画面情報を抽出し(図39・S1137)、ボランティア参加者端末3へ送信する(S1138)。
【0107】
この情報を受信したボランティア参加者端末3は(S1139)、この情報・即ち、図40に示される画面を表示し(S1140)、該処理を完了する。
【0108】
また、図37のS1136にて限度額を超えていないと判断した場合、仮想空間管理システム7は自治体サーバ6に対しボランティア参加者の利用者ID及び引出し額情報を含む紙幣発行要求情報を送信する(図41・S1141)。
【0109】
この情報を受信した自治体サーバ6は(S1142)、仮想通貨貯蓄額記憶手段608に記憶されている該当利用者IDの貯蓄額情報を受信した引出し額分差し引いて更新を行う(S1143)。
【0110】
上記したように、紙幣の額面は、1エコ・5エコ・10エコ・50エコ・100エコの5種類しかない。しかしながらボランティア参加者端末から送られてくる引出し額は115エコなど、額面とちょうど同じであるとは限らない。
【0111】
このため、自治体サーバ6は、ボランティア参加者端末から送られてくる引出し額を、複数の額面の紙幣額情報に分割する前処理を行う(S1144)。例えば上記した115エコの場合、
100エコ × 1枚
10エコ × 1枚
5エコ × 1枚
の紙幣額に応じて分割を行うようにする。
【0112】
次に自治体サーバ6は、紙幣管理情報記憶手段607に、分割された紙幣ごとに新たに紙幣番号を追加する(この追加手順は上記したとおりであるので説明を省略する。また、当然であるが、この使用済みのフラグは付さない。)と、ともに紙幣画像情報記憶手段606より紙幣の画像を抽出し(S1145)、図42に示すように、上記した分割した紙幣ごとの紙幣印刷画像情報を作成し(S1146)、仮想空間システム7へ送信する(S1147)。
【0113】
この情報を受信した仮想空間管理システム7は(S1148)、該情報をボランティア参加者端末3へ送信を行う(S1149)。
【0114】
この情報を受信したボランティア参加者端末3は(S1150)、この情報を表示する(S1151)。
【0115】
ここで、ボランティア参加者がボランティア参加者端末3に対し印刷指示の操作を行うと(S1152)、ボタンティア参加者端末3はプリンタ3Aに、紙幣の印刷指示を行い、プリンタより図42に示される紙幣画像が印刷される事となる。
【0116】
なお、詳細には説明しなかったが、仮想空間上でのアイテム取得は、図11の全体図に示されるショップ7032に利用者のアバタを移動させ、そのショップ内にアイテムを仮想通貨で購入するようになっている。購入を指示した場合、仮想空間管理システム7は、自治体サーバ6に利用者IDと購入額を通知し、自治体サーバ6が利用者IDに対応した貯蓄額から購入額を差し引く事によって行われる。
【0117】
以上の様に、本実施の形態によれば、商店街の端末6での精算時及び仮想空間上での貯蓄処理を行う際に、ともに、仮想紙幣の発行状況・使用状況の管理を、自治体サーバ6の紙幣管理情報記憶手段607を使って行うようになるので、紙幣が仮想空間・商店での購入の場合でも使用できるようになる。
【0118】
また、紙幣管理情報記憶手段607その紙幣には使用済みフラグを設け、仮想空間で紙幣額の貯蓄・商店での割引券使用時にその使用済みフラグを確認するようにしているので、仮想空間で紙幣額の貯蓄処理を行った後に、商店に該紙幣を持っていっても割引券として使用することはできない。逆に商店で割引券として使用した後に仮想空間で紙幣額の貯蓄を行っても貯蓄を行う事はできない。
【0119】
また、不正に何部も紙幣を印刷された場合でも、この使用済みフラグにより、同じ番号の紙幣が重複をチェックするので不正使用されることは無い
さらに、紙幣番号チェックを仮想空間でも行う事により、不正改ざんされた番号の紙幣が使用されないようにする。
【0120】
この様に、本実施の形態によれば、仮想空間・商店などの実空間上での双方使用を行うにあたっても重複使用を避ける事ができる。
【0121】
加えて、紙幣の額面を複数設けることにより、ボランティアの大変さなどで紙幣の額面を分ける事ができる。
【0122】
さらに、規定された額面でしか管理しないようにする事で、実際の紙幣とのギャップを少なくし、利用する人が管理しやすいようにする。当然紙幣発行管理も容易になる。
【0123】
なお、本実施の形態では商店に、ネットワークに接続された商品端末4を設置するようにしたが、商店街は個人営業の商店の集合体である事が多く、専用の通信機能つき商店端末を設置することはコスト的にも負担が大きい。
【0124】
このため、図43に示すように、元々設置しているPOS端末などに紙幣のバーコードの金額情報を識別させるようにし、また、所定の管理センターに上記した商品端末4と同等のチェック端末を設置するようにし、商店の従業員が定期的にチェック端末に支払われた仮想紙幣を管理センター持っていき、チェック端末によりチェックを行うようにしてもよい。
【0125】
この構成では、完全には仮想紙幣の重複使用は防げないが、ある程度の重複使用を防ぐ事ができるようになるため、無造作に不正利用を行われる事は少ない。仮想紙幣は商店街活性化の意味もあるため、厳密に管理を行わず、コストをかけずに商店街の活性化を優先させるという事を前提に使用する場合には、無造作に重複使用されない程度の本システムも有効である。
【0126】
なお、本実施の形態では、紙幣を用いた地域通貨システムについて明記したが、紙幣ではなく、携帯電話に紙幣の識別番号・バーコードを送信し、そのバーコード情報を商店街のバーコードリーダに読み込ませたりしてもよい。
【0127】
これにより、紙幣を使う場合に比べ紙資源を使用せず、紙幣と同様の利用ができ、同様のサービスを省資源で行う事が可能となる。
【0128】
(付記1) 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段とを設けたコンピュータシステムが、
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、
使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行う、
事を特徴とする仮想通貨管理方法。
【0129】
(付記2) 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段とを設けたコンピュータシステムが、
商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行うとともに、
使用済みでなければ、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、
使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行う事を特徴とする仮想通貨管理方法。
【0130】
(付記3)紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段を有し、
前記コンピュータシステムは、オンライン経由で紙幣発行数を含む紙幣発行要求が送られてくると、前記第2の記憶手段に要求があった発行数の各紙幣の識別番号を追加する事を特徴とする付記1または付記2に記載の仮想通貨管理方法。
【0131】
(付記4)前記コンピュータシステムは、紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段を有し、
前記コンピュータシステムは、各紙幣の識別番号を追加する際、前記紙幣画像記憶手段に記憶されている紙幣画像を基に印刷用の紙幣画像情報を生成し、要求先に該紙幣画像情報を送信する事を特徴とする付記3に記載の仮想通貨管理方法。
【0132】
(付記5) 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段と
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行う制御手段と、
を設けた事を特徴とする仮想通貨管理システム。
【0133】
(付記6)前記制御手段は、更にオンライン経由で紙幣発行数を含む紙幣発行要求が送られてくると、前記第2の記憶手段に要求があった発行数の各紙幣の識別番号を追加する事を特徴とする付記5に記載の仮想通貨管理システム。
【0134】
(付記7)紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段を有し、
前記制御手段は、各紙幣の識別番号を追加する際、前記紙幣画像記憶手段に記憶されている紙幣画像を基に印刷用の紙幣画像情報を生成し、要求先に該紙幣画像情報を送信する事を特徴とする付記6に記載の仮想通貨管理システム。
【0135】
【発明の効果】
本発明は、利用者識別子毎の仮想紙幣貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段とを設け、オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行うので、商店街の端末6での精算時及びオンライン上での貯蓄処理を行う際に、ともに、仮想紙幣の発行状況・使用状況の管理を、第1の記憶手段を使って行うようになるので、紙幣がオンライン上・商店での購入の場合でも支障なく使用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における仮想紙幣管理システムのシステム構成図
【図2】 本発明の実施の形態における自治体サーバ6のシステム構成図
【図3】 本発明の実施の形態におけるボランティア情報記憶手段605の記憶内容を示すテーブル図
【図4】 本発明の実施の形態における紙幣画像記憶手段606に記憶されている紙幣画像図
【図5】 本発明の実施の形態における紙幣管理情報記憶手段607に記憶されている仮想紙幣の管理情報の記憶状態を示すテーブル図
【図6】 本発明の実施の形態における仮想通貨貯蓄額記憶手段608の記憶内容を示すテーブル図
【図7】 本発明の実施の形態における仮想空間管理システム7のシステム構成図
【図8】 本発明の実施の形態における利用者情報記憶手段703の記憶内容を示すテーブル図
【図9】 本発明の実施の形態におけるアバタ画像情報記憶手段704の記憶内容を示すテーブル図
【図10】 本発明の実施の形態におけるアバタの合成画面を示す図
【図11】 本発明の実施の形態における仮想空間の全体を示す画面図
【図12】 本発明の実施の携帯でのボランティア参加希望者がボランティアの仮想空間上で参加希望処理を行う手順を示したフローチャート
【図13】 本発明の実施の形態におけるアバタの合成画面を示す図
【図14】 本発明の実施の形態におけるアバタの合成画面を示す図
【図15】 本発明の実施の形態におけるボランティア参加希望者がボランティアの仮想空間上で参加希望処理を行う手順を示したフローチャート
【図16】 本発明の実施の形態におけるボランティア参加者情報記憶手段609の記憶内容を示す図
【図17】 本発明の実施の形態におけるアバタの合成画面を示す図
【図18】 本発明の実施の形態において、ボランティアの主催者がボランティア参加者に対し手渡す仮想紙幣を印刷する手順を示したフローチャート
【図19】 本発明の実施の形態において、ボランティア主催者端末3に表示される画面図
【図20】 本発明の実施の形態において、ボランティアの主催者がボランティア参加者に対し手渡す仮想紙幣を印刷する手順を示したフローチャート
【図21】 本発明の実施の形態において、紙幣印刷紙面を示す図
【図22】 本発明の実施の形態において、ボランティア参加者印刷紙面を示す図
【図23】 本発明の実施の形態において、ボランティアの主催者がボランティア参加者に対し手渡す仮想紙幣を印刷する手順を示したフローチャート
【図24】 本発明の実施の形態において、仮想紙幣を用いた商店での清算処理を示すフローチャート
【図25】 本発明の実施の形態において、仮想紙幣の照会処理を示すフローチャート
【図26】 本発明の実施の形態において、商店端末4に表示される画面の図
【図27】 本発明の実施の形態における、仮想紙幣と紙幣仮想空間上の仮想通貨との変換について示したフローチャート
【図28】 本発明におけるボランティア参加者端末3の表示画面図
【図29】 本発明におけるボランティア参加者端末3の表示画面図
【図30】 本発明におけるボランティア参加者端末3の表示画面図
【図31】 本発明におけるボランティア参加者端末3の表示画面図
【図32】 本発明の実施の形態における、仮想紙幣と紙幣仮想空間上の仮想通貨との変換について示したフローチャート
【図33】 本発明の実施の形態において、仮想紙幣の貯蓄処理を示すフローチャート
【図34】 本発明におけるボランティア参加者端末3の表示画面図
【図35】 本発明におけるボランティア参加者端末3の表示画面図
【図36】 本発明の実施の形態における、仮想紙幣と紙幣仮想空間上の仮想通貨との変換について示したフローチャート
【図37】 本発明の実施の形態における、仮想紙幣と紙幣仮想空間上の仮想通貨との変換について示したフローチャート
【図38】 本発明におけるボランティア参加者端末3の表示画面図
【図39】 本発明の実施の形態における、仮想紙幣と紙幣仮想空間上の仮想通貨との変換について示したフローチャート
【図40】 本発明におけるボランティア参加者端末3の表示画面図
【図41】 本発明の実施の形態における、仮想紙幣と紙幣仮想空間上の仮想通貨との変換について示したフローチャート
【図42】 本発明の実施の形態において、紙幣印刷紙面を示す図
【図43】 本発明の他の実施の形態を示したシステム構成図
【符号の説明】
1 ネットワーク
2 ボランティア主催者端末
3 ボランティア参加者端末
4 商店端末
5 バーコード読取手段
6 自治体サーバ
7 仮想空間管理システム
Claims (6)
- 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段と、紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段にアクセス可能なコンピュータシステムが、
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、
使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みか、もしくは、前記第2の記憶手段に対応紙幣番号が記憶されているかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行い、
さらに、オンライン経由でボランティア主催者の識別子、ボランティア活動に利用する紙幣の発行数を含むボランティア活動登録要求が送られてくると、前記第2の記憶手段に要求があった発行数の各紙幣の識別番号を追加し、該追加した識別番号と前記紙幣画像記憶手段に記憶された紙幣画像と該識別番号とを合成した印刷画面を、該ボランティア活動登録要求の送信元へ送信する事を特徴とする仮想通貨管理方法。 - 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段と、紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段にアクセス可能なコンピュータシステムが、
商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行うとともに、
使用済みでなければ、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、
使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、
さらに、オンライン経由でボランティア主催者の識別子、ボランティア活動に利用する紙幣の発行数を含むボランティア活動登録要求が送られてくると、前記第2の記憶手段に要求があった発行数の各紙幣の識別番号を追加し、該追加した識別番号と前記紙幣画像記憶手段に記憶された紙幣画像と該識別番号とを合成した印刷画面を、該ボランティア活動登録要求の送信元へ送信する事を特徴とする仮想通貨管理方法。 - 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段と、紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段にアクセス可能なコンピュータシステムに、
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、
使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行い、
さらに、オンライン経由でボランティア主催者の識別子、ボランティア活動に利用する 紙幣の発行数を含むボランティア活動登録要求が送られてくると、前記第2の記憶手段に要求があった発行数の各紙幣の識別番号を追加し、該追加した識別番号と前記紙幣画像記憶手段に記憶された紙幣画像と該識別番号とを合成した印刷画面を、該ボランティア活動登録要求の送信元へ送信する
処理を実行させる事を特徴とする仮想通貨管理プログラム。 - 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段と、紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段にアクセス可能なコンピュータシステムに、
商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行うとともに、
使用済みでなければ、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、
使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、
さらに、オンライン経由でボランティア主催者の識別子、ボランティア活動に利用する紙幣の発行数を含むボランティア活動登録要求が送られてくると、前記第2の記憶手段に要求があった発行数の各紙幣の識別番号を追加し、該追加した識別番号と前記紙幣画像記憶手段に記憶された紙幣画像と該識別番号とを合成した印刷画面を、該ボランティア活動登録要求の送信元へ送信する
処理を実行させる事を特徴とする仮想通貨管理プログラム。 - 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、
各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段と、
紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段と、
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行う制御手段とを備え、
さらに、前記制御手段は、オンライン経由でボランティア主催者の識別子、ボランティア活動に利用する紙幣の発行数を含むボランティア活動登録要求が送られてくると、前記第2の記憶手段に要求があった発行数の各紙幣の識別番号を追加し、該追加した識別番号と前記紙幣画像記憶手段に記憶された紙幣画像と該識別番号とを合成した印刷画面を、該ボランティア活動登録要求の送信元へ送信する事を特徴とする仮想通貨管理システム。 - 利用者識別子毎の仮想通貨貯蓄額を記憶する第1の記憶手段と、各紙幣の識別番号と該紙幣データが使用済みか否かを示す識別子とを対にして記憶する第2の記憶手段と、紙幣画像を記憶した紙幣画像記憶手段にアクセス可能なコンピュータシステムに、
オンライン経由で利用者識別子及び紙幣の識別番号が送られてくると、第2の記憶手段を参照して該識別番号に対応した擬似貨幣が使用済みかを確認し、
使用済みではない場合、該識別番号に対応した擬似貨幣の額を、第1の記憶手段に記憶されている該利用者識別子の貯蓄額に加算するとともに、前記第2の記憶手段の該仮想紙幣識別番号と対となる識別子を、使用済みを示す識別子とする処理を行い、商店端末より仮想紙幣識別番号が到来した場合、前記第2の記憶手段に記憶されている仮想紙幣識別番号が使用済みかを照会し、その照会結果を該商店端末へ送信する処理を行い、
さらに、オンライン経由でボランティア主催者の識別子、ボランティア活動に利用する紙幣の発行数を含むボランティア活動登録要求が送られてくると、前記第2の記憶手段に要求があった発行数の各紙幣の識別番号を追加し、該追加した識別番号と前記紙幣画像記憶手段に記憶された紙幣画像と該識別番号とを合成した印刷画面を、該ボランティア活動登録要求の送信元へ送信する
処理を実行させる事を特徴とする仮想通貨管理プログラム。
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