JP2001202435A - 限定品配給システム及び限定品配給方法 - Google Patents

限定品配給システム及び限定品配給方法

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JP2001202435A
JP2001202435A JP2000011667A JP2000011667A JP2001202435A JP 2001202435 A JP2001202435 A JP 2001202435A JP 2000011667 A JP2000011667 A JP 2000011667A JP 2000011667 A JP2000011667 A JP 2000011667A JP 2001202435 A JP2001202435 A JP 2001202435A
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Takanobu Kunugi
孝信 椚
Yurako Kunugi
由良子 椚
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限定品の配給過程における提供者とユーザ双
方の負担を軽減できる配給システムの提供。 【解決手段】 ユーザ属性入力手段40、ユーザ暗証番号
発行手段48、ユーザ情報データベース43、限定品情報デ
ータベース51、限定品開示手段50、限定品選択手段52、
結合暗証番号生成手段54、結合暗証番号データベース5
6、限定品コード告知手段55、限定品選択不能化手段5
3、限定品交付要求入力手段60、正当性判定手段61、受
付票出力手段62、整理コード入力手段70、限定品抹消手
段59、限定品再選択可能化手段58を備えた限定品配給シ
ステム10。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【発明の属する技術分野】この発明は、列車や航空機の
座席指定券、テレビの公開番組への参加入場券、コンサ
ートチケット、台数に限定のついた物品の通信販売な
ど、数に限りがある限定品を一般ユーザに供給するに当
たり、提供者及びユーザの利便性を高めることを企図し
た限定品配給システム及び配給方法に関する。
【002】
【従来の技術】世の中には、実質的に同じ品質、内容を
備え、大量に流通している非限定品(無個性品)と、数
に限りがある限定品とが存在している。限定品の典型例
として、列車や航空機の座席指定券、特定アーティスト
のコンサートチケット、サッカーや野球の入場チケッ
ト、テレビの公開番組への参加入場券、台数に限定のつ
いた物品の通信販売等を挙げることができる。すなわ
ち、列車の座席指定券の場合、日付、列車名、乗車区
間、禁煙・喫煙の別を特定することにより、その数に限
りが生じ、座席番号まで特定すれば僅か1枚に個性化さ
れることとなる。また、コンサートチケットにしても、
アーティスト名、開催日時、座席位置を特定することに
より1枚に個性化される。通常の物品についても、特別
価格や付属品の多寡、申込期限等によって個性化され、
「本日に限り、200名様まで」のように限定品として
取り引きされる場合がある。
【003】このように数に限りのある限定品の場合、大
勢のユーザが獲得に向けて殺到するため、膨大な数の申
込の中から最先の(あるいは当選した)ユーザを間違い
なく認定すると共に、該当者に目的物を確実に交付する
に当たり、提供者及びユーザの双方に大きな負担が生じ
ている。例えば、列車の座席指定券の場合、鉄道会社は
主要駅の専用コーナー(緑の窓口等)に予約発券システ
ムの専用端末を多数設置すると共に、それぞれに専任オ
ペレータを配置させる必要がある。ユーザーにしても、
上記端末の設置された駅までわざわざ出向き、長い行列
を待って購入の申込をしなければならず、希望列車の座
席が満席の場合には全くの無駄足となる。特に、お盆や
正月休みの帰省列車を確保する場合など、キャンセルを
期待して何度も端末の設置場所に足を運ぶ羽目になる。
テレビの公開番組への参加入場券の場合でいえば、参加
希望者はまず往復ハガキを送付して応募しなければなら
ず、選に漏れれば当然ながら無駄骨となる。テレビ局側
にしても、視聴者から送られてきた膨大な数のハガキを
分類・抽選・保管・廃棄する手間が番組収録の度に発生
する。コンサートチケットの場合でいえば、予め告知さ
れた日時に大勢のファンが一斉に電話を掛けて申し込む
ため、プロモーター側は大勢の電話オペレータを確保し
ておく必要があるし、ファンの側も回線が繋がるまで何
度も電話を掛け直さなくてはならず、結局買い損ねてし
まうことも多い。運良く購入できたとしても、指定期間
内に特定のプレイガイドまで出向いて代金を支払い、チ
ケットの交付を受ける必要がある。
【004】限定品の場合、文字通り数に限りがあるた
め、誤って重複受注してしまうと代替がほとんどきかな
いため、上記のように厳格な手順を求めざるをえないと
いう事情がある。
【005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の上
記問題を解決するために案出されたものであり、予約等
による優先的地位のある申込者に対して限定品を間違い
なく配給できると共に、限定品の配給過程における提供
者とユーザ双方の負担を軽減できる配給システム及び配
給方法を提供することを目的としている。
【006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係る限定品配給システムは、ユーザの
氏名や電話番号等の属性を入力するユーザ属性入力手段
と、入力されたユーザの属性と所定の暗証番号とを関連
付け、ユーザ暗証番号として各ユーザに発行するユーザ
暗証番号発行手段と、上記ユーザ暗証番号を上記属性と
共に記憶しておくユーザ情報記憶手段と、複数の限定品
に関する情報を記憶しておく限定品情報記憶手段と、上
記限定品のリストを各ユーザに開示する限定品開示手段
と、ユーザが上記リスト中から任意の限定品を選択する
ための限定品選択手段と、ユーザが選択した限定品のコ
ードと、当該ユーザの暗証番号とを関連付けて結合暗証
番号を生成する結合暗証番号生成手段と、当該結合暗証
番号を記憶しておく結合暗証番号記憶手段と、選択され
た限定品のコードを当該ユーザーに告知する限定品コー
ド告知手段と、選択された上記限定品を一時的に上記リ
スト中から選択できないようにする選択不能化手段と、
上記ユーザ暗証番号、限定品のコード、及びユーザの属
性を入力する限定品交付要求入力手段と、入力されたユ
ーザの属性とユーザ暗証番号に関連付けられた属性とが
一致しているか否かを少なくとも判定する正当性判定手
段と、両者が一致している場合に、所定の整理コードが
付与された受付票を出力する受付票出力手段と、上記受
付票に表示された整理コードを入力する整理コード入力
手段と、予め設定された期限内に、少なくとも上記入力
手段から整理コードが入力された場合に、上記限定品リ
スト及び限定品情報記憶手段から当該限定品を削除する
限定品抹消手段と、上記期限内に整理コードが入力され
ない場合に、上記限定品を再度選択できるようにする限
定品再選択可能化手段とを備えたことを特徴としてい
る。上記の各種記憶手段は、例えばコンピュータのハー
ドディスク装置内に格納された専用のデータベースによ
ってそれぞれ構成されている。
【007】また、この発明に係る限定品配給方法は、ユ
ーザの氏名や電話番号等の属性を入力するステップと、
入力されたユーザの属性と所定の暗証番号とを関連付
け、ユーザ暗証番号として各ユーザに発行するステップ
と、上記ユーザ暗証番号を上記属性と共に記憶しておく
ステップと、複数の限定品に関する情報を限定品情報記
憶手段に蓄積しておくステップと、上記限定品のリスト
を各ユーザに開示するステップと、ユーザが限定品選択
手段を介して上記リスト中から任意の限定品を選択する
ステップと、ユーザが選択した限定品のコードと、当該
ユーザの暗証番号とを関連付けて結合暗証番号を生成す
るステップと、当該結合暗証番号を結合暗証番号記憶手
段に格納するステップと、選択された限定品のコードを
当該ユーザーに告知するステップと、選択された上記限
定品を一時的に上記リスト中から選択できないようにす
るステップと、上記ユーザ暗証番号、限定品のコード、
及びユーザの属性を入力して限定品の交付を求めるステ
ップと、入力されたユーザの属性とユーザ暗証番号に関
連付けられた属性とが一致しているか否かを少なくとも
判定するステップと、両者が一致している場合に、所定
の整理コードが付与された受付票を出力するステップ
と、上記受付票に表示された整理コードを入力するステ
ップと、予め設定された期限内に、少なくとも上記整理
コードが入力された場合に、上記限定品リスト及び限定
品情報記憶手段から当該限定品を削除するステップと、
上記期限内に整理コードが入力されない場合に、上記限
定品を再度選択できるようにするステップとを備えたこ
とを特徴としている。
【008】ユーザが選択した限定品が有償のものである
場合には、上記期限内に当該金額の入金確認情報が入力
されることを条件に、上記限定品抹消手段によって上記
限定品リスト及び限定品情報記憶手段から当該限定品が
削除される。なお、ユーザが選択した限定品が、チケッ
トや座席指定券のように所定の情報を紙等の媒体に印字
することによって実現できるものである場合には、上記
限定品抹消手段によって限定品情報が削除されるのとほ
ぼ同時に、限定品出力手段(プリンタ等)から当該限定
品をプリントアウトすることによって限定品の配給が完
了する。また、限定品が通常の物品である場合には、上
記限定品抹消手段によって限定品情報が削除されるのと
ほぼ同時に、当該物品の配送指令を当該限定品の提供者
(例えば通販業者)のコンピュータシステムに発してプ
リンタ等の出力手段から当該限定品の配送伝票を出力さ
せ、配送処理に付することによって限定品の配給が完了
する。
【009】上記のように、複数の限定品に関する情報が
限定品情報記憶手段内に蓄積されており、各限定品のリ
ストがユーザに開示されるため、ユーザは異なった種類
の限定品を共通の手順に従うことで入手可能となり、限
定品の提供者毎に異なった場所に出向いたり、個別の手
順を踏む煩わしさから解放される。また、有償の限定品
を入手する場合には、代金の支払いと同時に第三者によ
る重複選択(重複予約)が不可能となるため、取引の安
全性が担保される。
【0010】限定品提供者にとっては、本システムを全
面的あるいは部分的に取り入れることにより、限定品配
給システムの全てを自前で準備する必要がなくなり、そ
の分配給コストを低減することが可能となる。また、一
旦限定品の予約したユーザが一定期限内に交付要求行動
を起こさない場合には、キャンセルとみなし第三者のよ
る再選択が可能となる仕組みであるため、期限のある限
定品が売れ残る危険性を低減できる。さらに、有償の限
定品を配給する場合には、代金の決済と引き替えに第三
者の選択が不可能となり、当該ユーザへの配給が確定さ
れる方式であるため、代金の貸倒が発生する危険性が一
切生じない利点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る限定品配
給システム10の全体イメージを示すものであり、中央に
設置されたセンター装置11と、コンビニ12内に設置され
た端末装置(以下「マルチメディア端末14」と称する)
とを備えている。図中では1台のマルチメディア端末14
のみが描かれているが、実際には全国各地のコンビニ毎
にこの端末は設置されている。
【0012】上記センター装置11は、メインフレーム等
の大型コンピュータシステムよりなり、図2に示すよう
に、CPU15と、バスによって該CPU15と接続された
RAM16、ROM17、ハードディスク装置18、通信イン
ターフェース19等を備えている。また、センター装置11
には、ネットワークインターフェース20を介してウェブ
サーバ21がLAN接続されている。上記マルチメディア
端末14も、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」
と称する)類似のコンピュータシステムよりなり、CP
U22と、バスによって該CPU22と接続されたRAM2
3、ROM24、ハードディスク装置25、タッチパネル付
ディスプレイ27、発券装置28、カードリーダ29、通信イ
ンターフェース30等を備えている。また、マルチメディ
ア端末14は、ネットワークインターフェース31を介して
コンビニ12の店内に設置されたPOS端末32やプリンタ
33とLAN接続されている。センター装置11とマルチメ
ディア端末14との間は、それぞれの通信インターフェー
ス19,30及び通信回線34を介してネットワーク接続され
ている。
【0013】上記センター装置11には、通信回線を介し
て他の様々なコンピュータシステムが接続されている。
すなわち、専用回線を介して接続されたクレジットカー
ド会社のコンピュータシステム35や、限定品提供者の管
理するコンピュータシステム36、インターネット経由で
接続されたユーザのパソコン38等である。上記提供者と
しては、通信販売業者やテレビ制作会社、イベントプロ
モータ、航空会社、鉄道会社等の企業体の他、プレミア
ムグッズや中古車等の販売を希望する個人も含まれる。
【0014】図3〜図6は、この限定品配給システム10
の機能構成を示すブロック図であり、図7〜図10はそ
の運用手順を示すフローチャートである。この限定品配
給システム10及び配給方法は、その利用段階に応じて4
つのフェイズに区分される。すなわち、限定品の入手を
希望する各ユーザに対して固有のユーザ暗証番号を付与
する第1のフェイズと、ユーザ暗証番号を付与されたユ
ーザが希望する限定品を選択して配給予約を行う第2の
フェイズと、予約した限定品の現実の入手に向けてユー
ザが踏み出す第3のフェイズと、一定の条件が満たされ
ることを条件に当該ユーザに対する限定品の配給が確定
される第4のフェイズからなる。
【0015】この中、第1のフェイズは図3及び図7に
対応しており、ユーザ属性入力手段40と、暗証番号デー
タベース41と、ユーザ暗証番号生成手段42と、ユーザ情
報データベース43と、受付票出力手段44と、整理コード
入力手段45と、入金確認入力手段46と、発行可否判定手
段47と、ユーザ暗証番号発行手段48とからなる。ユーザ
属性入力手段40としては、コンビニ12内に置かれた上記
マルチメディア端末14のタッチパネル27が該当し、上記
受付票出力手段44としては、この端末14内に配設された
発券装置28が該当する。また、整理コード入力手段45や
入金確認入力手段46としては、コンビニ12のPOS端末
32が該当し、ユーザ暗証番号発行手段48としては専用プ
リンタ33が該当する。上記ユーザ暗証番号生成手段42及
び発行可否判定手段47は、上記センター装置11のCPU
15が、ハードディスク18内に格納されたOSや専用プロ
グラムに従って所定の処理を実行することによって実現
される。上記暗証番号データベース41及びユーザ情報デ
ータベース43は、センター装置11のハードディスク18内
に格納されている。
【0016】本システム10の利用を希望するユーザは、
まずユーザ属性入力手段40を介して、自己の氏名や、住
所、電話番号、電子メールアドレス、年齢、性別、勤務
先等の個人情報、すなわちユーザ属性をシステム10側に
入力する(図7のS10)。具体的には、上記マルチメデ
ィア端末14のタッチスクリーン27上に表示されたキーボ
ードをタッチして入力する。なお、上記の属性項目の全
てを入力する必要はなく、ユーザの氏名及び電話番号等
の最小限の項目で済ますこともできる。
【0017】上記のようにしてユーザ属性が入力される
と、ユーザ暗証番号生成手段42が暗証番号データベース
41内に予め蓄積された複数の乱数暗証番号の中から一つ
を選択し、これを当該ユーザの属性と関連付けてユーザ
暗証番号を生成する(S12)。この暗証番号としては、
例えば「AG1236548」といった9桁の英数字の組合せが
該当する。上記ユーザ暗証番号は、ユーザ属性と共にユ
ーザ情報データベース43内に格納される。同時に、表面
に所定の整理コードや金額情報(例えば1000円)が文字
及びバーコードで印字された受付票が、受付票出力手段
を通じてユーザに交付される(S14)。ユーザは、上記
受付票をコンビニ12のレジに持って行き、表示された金
額を支払う。コンビニの店員は、POS端末32のバーコ
ードリーダで受付票のバーコードを読み取ると共に、キ
ー操作等によって入金額を入力する。この入金確認情報
は、マルチメディア端末14を介してセンター装置11に送
信される。発行可否判定手段47は、規定料金の入金があ
ったことを確認した上で(S16)、当該整理コードを手
掛かりにユーザ暗証番号をユーザ情報データベース43よ
り読み出し、コンビニ12内の専用プリンタ33を通じて当
該暗証番号「AG1236548」の印字されたカード
をプリントアウトさせる(S18)。このカードの交付を
受けたユーザは、以後、本システム10の登録会員とし
て、ユーザ暗証番号を用いた限定品の取引が可能とな
る。上記受付票を一旦受け取った後、一定期間内(例え
ば24時間)に入金確認情報が入力されない場合には、ユ
ーザ暗証番号の発行は拒絶され(S20,S22)、一旦生
成されたユーザ暗証番号は破棄される。
【0018】第2のフェイズは、会員となったユーザが
限定品を選択して期限付きの優先権を確保する段階であ
り、図4に示すように、限定品開示手段50と、限定品情
報データベース51と、限定品選択手段52と、限定品選択
不能化手段53と、既述のユーザ情報データベース43と、
結合暗証番号生成手段54と、限定品コード告知手段55
と、結合暗証番号データベース56と、期限管理手段57
と、限定品再選択可能化手段58と、限定品抹消手段59と
を備えている。限定品選択手段52としては、ユーザが所
有するパソコン38に接続されたキーボードやマウス等の
入力デバイスが該当し、限定品コード告知手段55として
は、同パソコン38に接続されたディスプレイやプリンタ
等の出力デバイスが該当する。上記限定品選択不能化手
段53や、限定品開示手段50、結合暗証番号生成手段54、
期限管理手段57、限定品再選択可能化手段58、限定品抹
消手段59は、上記センター装置11のCPU15が、ハード
ディスク18内に格納されたOSや専用プログラムにした
がって所定の処理を実行することによって実現される。
上記限定品情報データベース51及び結合暗証番号データ
ベース56は、センター装置11のハードディスク18内に格
納されている。
【0019】上記限定品情報データベース51内には、内
容や提供者が異なる多種多様な限定品に関する情報が蓄
積されている。例えば、プロ野球の入場券に関する情報
(コード、球場名、開催日、対戦カード、座席位置、価
格等)、コンサートチケットの情報(コード、アーティ
スト名、会場、開催日、席のグレード、価格等)、中古
車の情報(コード、車種、年式、カラー、走行距離、価
格等)、公開番組の参加入場券に関する情報(コード、
テレビ局名、番組名、収録日等)、通信販売の対象物品
に関する情報(コード、商品名、付属品名、価格、申込
期日、残数等)などが該当する。これらの限定品情報
は、外部のプロモーターやディーラー、番組制作会社、
通販業者等のコンピュータ36から、専用回線を通じてセ
ンター装置11に随時アップロードされる。限定品開示手
段50は、各限定品情報をメニュー形式で整列させた上
で、センター装置11に接続されたウェブサーバ21内に蓄
積しておく。
【0020】ユーザが限定品の選択を行う場合には、ま
ず自己のパソコン38からインターネットに接続し、ブラ
ウザソフト上で所定のURL(Uniform Resource Locato
r)を入力して上記ウェブサーバ21にアクセスする。こ
の結果、本システム運用者のホームページが開き、暗証
番号の入力欄が表示される。ここで自己のユーザ暗証番
号を正確に入力すると、ユーザのパソコン画面上には、
図11及び図12に示すように、ジャンル別に類型化さ
れた限定品のリストが表示される(図8のS30)。因み
に、図11はプロ野球の入場券に関するリストであり、
図12はテレビの公開番組への参加入場券に関するリス
トである。
【0021】これらのリスト中に希望する限定品があっ
た場合には、マウスやキーボードを使ってリスト左端の
選択欄のボックスにチェックを入れて選択する(S3
2)。図11では、4月3日の横浜−中日戦における3
塁側外野の大人自由券が選択されている)。この瞬間、
限定品選択不能化手段53が機能して、上記リスト中から
選択された限定品を他人が選択できないよう一時的に隠
蔽させる(S34)。つぎに、結合暗証番号生成手段54が
機能し、当該限定品のコード(9583621407)とユーザ暗
証番号(AG1236548)とを結合させた結合暗証番号(AG1
236548−9583621407)を生成する(S35)。この結合暗
証番号は、結合暗証番号データベース56内に格納され
る。また、限定品コード告知手段55により、選択した限
定品のコード等のデータが確認のためユーザに告知され
る(S36)。具体的には、ユーザのパソコン画面上に限
定品名、コード、期限、限定品の入手方法等が表示され
る。あるいは、ユーザの電子メールアドレス宛に上記内
容が記述された電子メールが自動的に配信される。
【0022】結合暗証番号が生成されると同時に、期限
管理手段57が発動し(S37)、予め設定された期間、例
えば「24時間」が経過したか否かを常時監視する期限管
理動作が開始される(S38)。そして、ユーザが24時間
以内に後述の第3のフェイズにおける限定品交付要求等
を行わない場合には、限定品再選択可能化手段58が機能
し、当該限定品を再度リストアップさせる(S39)。こ
の結果、第三者による当該限定品の選択が許容されるこ
ととなる。逆に、ユーザが24時間以内に限定品交付要求
等を行った場合には、限定品抹消手段59が発動し、当該
限定品に関するデータを上記リスト及び限定品情報デー
タベース51から完全に削除する。要するに、第2のフェ
イズにおいて特定の限定品を選択したユーザには、一定
期間の優先権が与えられるが、この期間内に必要なステ
ップを踏まない場合には他のユーザにも再び選択のチャ
ンスが与えられることとなる。
【0023】なお、あるユーザが特定の限定品を選択し
た場合に、上記のようにリスト中から完全に隠蔽してし
まうのではなく、待機中であることがわかるような表示
を残しておくこともできる。例えば、選択可能な他の限
定品とは異なる色で表示すると共に、残存時間(「あと
5時間」など)を表示しておけば、キャンセル待ちをす
るユーザにとって便利であり、限定品の提供者にとって
も売れ残りの発生を低減できるメリットがある。
【0024】また、限定品の開示方法としては、上記の
ように初めから個々の限定品をリスト表示する代わり
に、ユーザのパソコン画面上に条件入力欄や検索語入力
欄を表示させ、ユーザの入力動作に応じて限定品を絞り
込んでいく形式を用いてもよい。例えば、限定品が列車
の座席指定券である場合、まず日時や列車名をユーザに
選択入力させて大まかな空席状況を知らせた後、禁煙指
定や座席番号指定等のより細かい条件を入力していき、
最終的な限定品に辿り着くように表示することも可能で
ある。コンサートチケットの場合には、最初にアーティ
スト名と日時をユーザに選択させた後、空席状況が認識
できるコンサート会場の見取図を表示させ、好みの座席
を選択させるように運用することも可能である。あるい
は、テレビショッピング(テレビ放送を介した通信販
売)のように数に限りがあるものの、一定数の配給が可
能な商品については、配給可能な残数をリスト中に表示
しておき、ユーザによって選択される度に残数が減算表
示されるような仕掛けにすることもできる。
【0025】上記にあっては、ユーザが自己のパソコン
38からインターネット経由でセンター装置11のウェブサ
ーバ21にアクセスする例を示したが、コンビニ12内に設
置されたマルチメディア端末14を通じて限定品の選択を
行うことも当然可能である。
【0026】第3のフェイズは、上記のようにして限定
品を選択(予約)して期限付きの優先権を確保したユー
ザが、当該限定品の現実の入手に向けて踏み出す段階で
あり、図5に示すように、限定品交付要求入力手段60
と、正当性判定手段61と、結合暗証番号データベース56
及びユーザ情報データベース43と、期限管理手段57と、
受付票出力手段62とからなる。限定品交付要求入力手段
60としては、コンビニ12内に設置されたマルチメディア
端末14のタッチパネル27が該当し、受付票出力手段62と
しては、同端末14の発券装置28が該当する。また、上記
正当性判定手段61は、上記センター装置11のCPU15
が、ハードディスク18内に格納されたOSや専用プログ
ラムにしたがって所定の処理を実行することによって実
現される。
【0027】ユーザは、自己に付与されたユーザ暗証番
号及び選択した限定品のコードを記したメモを持って最
寄りのコンビニ12に出掛け、マルチメディア端末14のタ
ッチパネル27を操作し、表示されるガイダンスにしたが
って必要事項を入力して限定品の交付を要求する(図9
のS40)。この際、ユーザ暗証番号及び限定品コードの
他に、予め登録してあるユーザ属性の少なくとも一つ
(例えば電話番号)の入力も求められる。
【0028】ここで入力されたデータはリアルタイムに
センター装置11に送信され、正当性判定手段61におい
て、限定品配給の可否が判定される。まず期限管理手段
57を参照し、有効期限内にあるか否かが判定される(S
41)。ここで有効期限が経過している場合には、既に限
定品再選択可能化手段58が機能して一時的に隠蔽されて
いた当該限定品を選択可能な状態に復帰させる再選択可
能化処理が施されているため、以後の取扱いは拒否され
る(S42)。これに対し、まだ有効期限内にある場合に
は、以下の観点から正当性が判断される(S43)。 今回入力された「ユーザ暗証番号+限定品コード」と
結合暗証番号データベース56内に格納されている「結合
暗証番号」とが一致しているか否か 今回入力された「ユーザ属性(電話番号)」とユーザ
情報データベース43内に格納されている「ユーザ属性
(電話番号)」とが一致しているか否か 上記及びで肯定的な判定がされた場合、正当性判定
手段61は当該入力者の正当性を認定し、マルチメディア
端末14から図13に示す受付票63を出力させる(S4
4)。この受付票63には、整理コード(受付番号3521)
や価格(1,000円)が文字で記載されると共に、これら
に対応した情報がバーコード形式で印字されている。ま
た、限定品に関する情報や有効期限が確認のために表記
されている。
【0029】なお、上記のS43において、ユーザの誤入
力等によってユーザ暗証番号や、限定品コード、ユーザ
属性が一致しない場合には、エラー表示と共に再入力を
促すガイダンスが表示される(S45)。これに従ってユ
ーザが再入力すると、再度正当性に関するチェックが行
われる(S46)。予め決められた回数の再入力を繰り返
しても正当性が認定されない場合には、不正利用の疑い
ありとして取引自体を拒否するよう運用することもでき
る。
【0030】上記のようにして受付票63を入手したユー
ザは第4のフェイズへと進み、当該限定品に対する優先
的な地位を確定させる。この第4のフェイズは、図6に
示すように、整理コード入力手段70と、入金確認入力手
段71と、配給可否判定手段72と、期限管理手段57と、限
定品抹消手段59と、限定品出力手段73とからなる。整理
コード入力手段70及び入金確認入力手段71としては、コ
ンビニ12のレジに配置されたPOS端末32が該当する。
また、上記配給可否判定手段72は、上記センター装置11
のCPU15が、ハードディスク18内に格納されたOSや
専用プログラムにしたがって所定の処理を実行すること
によって実現される。さらに、限定品出力手段73として
は、コンビニ12のレジ奥に配置された専用プリンタ33が
該当する。
【0031】まずユーザは、マルチメディア端末14から
出力された上記受付票63をレジに持参する。これを受け
取ったコンビニの店員は、受付票63に印字されたバーコ
ードをPOS端末32のバーコードリーダで読み込み、整
理コードをシステムに入力する(図10のS50)。この結
果、その整理コードに対応する金額がPOS端末32のデ
ィスプレイ上に表示され、代金の支払が促される。これ
に応じてユーザが現金を差し出すと、POS端末32から
上記整理コードを伴った入金確認情報が入力され、セン
ター装置11に送信される。
【0032】つぎに、センター装置11の配給可否判定手
段72において、期限管理手段57を参照して有効期限内に
あるか否かが判定される(S51)。ここで有効期限が経
過している場合には、上記と同様の理由により、以後の
取扱いは拒否される(S52)。これに対し、まだ有効期
限内にある場合には、当該限定品の価格と入金額が一致
しているか否かが判定され(S53)、肯定の場合にはコ
ンビニ12内のプリンタ33を通じて当該限定品、すなわち
プロ野球のチケットを発券する(S54)。コンビニの店
員がこれをユーザに手渡すことにより、限定品の配給が
完了する。また、限定品抹消手段59が機能して、限定品
リスト及び限定品情報データベース51から当該限定品が
削除される(S55)。これ以後、第三者が当該限定品を
選択することは不可能となる。
【0033】この発明に係る限定品配給システム10を用
いることにより、ユーザの側には以下のような利点が生
じる。 従来は、限定品の種類や提供者毎に異なる手順を踏ん
でそれぞれの限定品の交付を受ける必要があったが、こ
のシステムによれば自宅に居ながらにして限定品情報デ
ータベース51内に登録された複数種類の限定品の中から
関心のある限定品を自由に選択することが可能であり、
しかもどんな種類の限定品を選択しても同一の手順で入
手できるため便利である(自宅にパソコンがない場合で
も、コンビニ店内のマルチメディア端末14を利用して選
択可能)。 コンビニ店内において現金の支払と限定品の交付が同
時に行われるため、安全かつ便利である。
【0034】また、この限定品配給システム10を用いる
ことにより、限定品の提供者側にも以下のような利点が
生じる。 自前の限定品配給システムを構築する必要がなくな
り、設備投資や人件費の節減が可能となる。 一定の期限内にユーザ側が必要な手順を踏まない場合
には、キャンセルとみなして直ちに次の申込者を募るこ
とができるため、売れ残りが発生する危険性を低減する
ことが可能となる。 代金の支払いが完了した後に限定品が交付されるた
め、貸倒の発生する危険性が一切なくなる。
【0035】この限定品配給システム10は、上記したプ
ロ野球のチケットや航空券、コンサートチケットのよう
に、コンビニ店内において紙に必要情報を印字すること
で形成される限定品の交付に最も適しているといえる
が、他の物品の交付について応用することも可能であ
る。例えば、限定品が古書である場合、第4のフェイズ
においてユーザが代金を支払うと、上記と同様、限定品
抹消手段59が機能して限定品リスト及び限定品情報デー
タベース51から当該古書を削除し、第三者による重複予
約の発生が防止される。同時に、センター装置11から提
供者(古書店)のコンピュータシステム36に発注指令が
送信され、当該古書の発送処理が実行される。具体的に
は、ユーザ情報データベース43内に登録されたユーザの
自宅住所(あるいはコンビニ12の住所)が印字された宅
配便用の配送伝票が提供者のコンピュータ36に接続され
たプリンタから出力され、これを用いて梱包・発送処理
が行われる。この場合、代金支払いと同時に限定品を入
手できるわけではないが、限定品抹消手段59の動作によ
って少なくとも自己の優先順位が確定されているため、
ユーザは安心して物品の到着を待つことができる。
【0036】また、この限定品配給システム10が予定し
ているのは、上記のように有償の限定品ばかりではな
く、図12に示した公開番組の参加入場券のように、ユ
ーザに対して無償で交付される限定品についても適用可
能である。この場合、第4のフェイズにおいてユーザが
受付票63をレジに持参した際には、その整理コードを入
力するだけで参加入場券がプリンタ33から出力される。
あるいは、第4のフェイズ自体を省略し、第3のフェイ
ズにおいて正当性判定手段61が正当であると判定した時
点で、受付票63の出力に代えて直接参加入場券を出力す
るよう運用してもよい。なお、限定品が有償の場合に
は、ユーザが支払った代金の一部をシステムの運用者や
コンビニ12が手数料として徴収することができるが、無
償の限定品を交付する場合には、限定品提供者から手数
料を後日まとめて徴収することとなる。
【0037】上記の第2フェイズにおいて、ユーザが自
己のパソコン38やコンビニ12のマルチメディア端末14か
らセンター装置11のウェブサーバ21にアクセスして限定
品を選択する例を示したが、インターネットへの接続機
能を備えた携帯電話や携帯情報端末(PDA)等を介し
てウェブサーバ21に接続し、限定品の選択を行うことも
当然に可能である。
【0038】また、ウェブサーバ21にアクセスした際
に、上記のようにユーザ暗証番号の入力によって会員か
否かを判別する代わりに、電話局の発信者番号通知機能
によって送信される電話番号とユーザ属性の一つとして
登録してある電話番号と比較し、両者が一致する場合に
はサービスの利用を許可するように運用することで、認
証手続を簡素化することもできる。この場合には、当該
ユーザが本システム10にアクセスするために使用する電
話番号が、予めユーザ属性の一項目として登録されてい
る必要があることはいうまでもない。
【0039】上記第1のフェイズ及び第4のフェイズに
おいては、ユーザが現金で決済する例を示したが、クレ
ジットカードによって決済することも勿論可能である。
【0040】上記にあっては、第1のフェイズにおいて
ユーザ暗証番号を付与するのに一定額の会費を徴収する
例を示したが、無料でユーザ暗証番号を付与するように
運用することもできる。この場合には、わざわざコンビ
ニ12に出向く必要もなく、ユーザは自宅のパソコン38か
ら本システムのウェブサーバ21にアクセスし、ユーザ暗
証番号の交付を受ければ済む。なお、ユーザ暗証番号の
付与に際して会費を徴収する場合であっても、オンライ
ンでのクレジットカード決済を許容するユーザに対して
は、自宅のパソコン38を通じてユーザ暗証番号を交付す
ることができる。
【0041】上記にあっては、コンビニ12において第1
のフェイズ〜第4のフェイズが実行される例を示した。
現在はコンビニが日本全国津々浦々まで展開しており、
しかも年中無休の24時間営業であるため、本システム
の運用機関として最も利便性が高いからであるが、この
発明はこれに限定されるものではない。駅の構内やデパ
ート、ホテル、空港等、人の出入りの多い場所に上記マ
ルチメディア端末と同様の機能を備えた端末を設置し、
そこで本システムを実現することは十分に可能である。
【0042】
【発明の効果】この発明に係る限定品配給システム及び
配給方法にあっては、複数の限定品に関する情報が限定
品情報記憶手段内に蓄積されており、各限定品のリスト
がユーザに開示されるため、ユーザは異なった種類の限
定品を共通の手順に従うことで入手可能となり、限定品
の提供者毎に異なった場所に出向いたり、個別の手順を
踏む煩わしさから解放される。また、有償の限定品を入
手する場合には、代金の支払いと同時に第三者による重
複選択が不可能となるため、取引の安全性が担保され
る。
【0043】限定品提供者にとっては、本システムを全
面的あるいは部分的に取り入れることにより、限定品配
給システムの全てを自前で準備する必要がなくなり、そ
の分配給コストを低減することが可能となる。また、一
旦限定品を予約したユーザが一定期限内に交付要求行動
を起こさない場合には、キャンセルとみなし第三者のよ
る再選択が可能となる仕組みであるため、期限のある限
定品が売れ残る危険性を低減できる。さらに、有償の限
定品を配給する場合には、代金の決済と引き替えに第三
者の選択が不可能となり、当該ユーザへの配給が確定さ
れる方式であるため、代金の貸倒が発生する危険性が一
切生じない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る限定品配給システムの全体像を示
す説明図である。
【図2】センター装置及びマルチメディア端末の内部構
成を示すブロック図である。
【図3】限定品配給システムにおける第1のフェイズの
機能構成を示すブロック図である。
【図4】限定品配給システムにおける第2のフェイズの
機能構成を示すブロック図である。
【図5】限定品配給システムにおける第3のフェイズの
機能構成を示すブロック図である。
【図6】限定品配給システムにおける第4のフェイズの
機能構成を示すブロック図である。
【図7】限定品配給システムにおける第1のフェイズの
処理手順を示すフローチャートである。
【図8】限定品配給システムにおける第2のフェイズの
処理手順を示すフローチャートである。
【図9】限定品配給システムにおける第3のフェイズの
処理手順を示すフローチャートである。
【図10】限定品配給システムにおける第4のフェイズ
の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】限定品リストの一例を示す説明図である。
【図12】限定品リストの他の例を示す説明図である。
【図13】受付票の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 限定品配給システム 11 センター装置 12 コンビニ 14 マルチメディア端末 38 パソコン 40 ユーザ属性入力手段 41 暗証番号データベース 42 ユーザ暗証番号生成手段 43 ユーザ情報データベース 44 受付票出力手段 45 整理コード入力手段 46 入金確認入力手段 47 発行可否判定手段 48 ユーザ暗証番号発行手段 50 限定品開示手段 51 限定品情報データベース 52 限定品選択手段 53 限定品選択不能化手段 54 結合暗証番号生成手段 55 限定品コード告知手段 56 結合暗証番号データベース 57 期限管理手段 58 限定品再選択可能化手段 59 限定品抹消手段 60 限定品交付要求入力手段 61 正当性判定手段 62 受付票出力手段 63 受付票 73 限定品出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA05 AA06 CC06 CC16 CC17 DD01 DD02 EE05 FF02 GG01 GG04 GG07 GG10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザの氏名や電話番号等の属性を入力す
    るユーザ属性入力手段と、 入力されたユーザの属性と所定の暗証番号とを関連付
    け、ユーザ暗証番号として各ユーザに発行するユーザ暗
    証番号発行手段と、 上記ユーザ暗証番号を上記属性と共に記憶しておくユー
    ザ情報記憶手段と、 複数の限定品に関する情報を記憶しておく限定品情報記
    憶手段と、 上記限定品のリストを各ユーザに開示する限定品開示手
    段と、 ユーザが上記リスト中から任意の限定品を選択するため
    の限定品選択手段と、 ユーザが選択した限定品のコードと、当該ユーザの暗証
    番号とを関連付けて結合暗証番号を生成する結合暗証番
    号生成手段と、 当該結合暗証番号を記憶しておく結合暗証番号記憶手段
    と、 選択された限定品のコードを当該ユーザーに告知する限
    定品コード告知手段と、 選択された上記限定品を一時的に上記リスト中から選択
    できないようにする選択不能化手段と、 上記ユーザ暗証番号、限定品のコード、及びユーザの属
    性を入力する限定品交付要求入力手段と、 入力されたユーザの属性とユーザ暗証番号に関連付けら
    れた属性とが一致しているか否かを少なくとも判定する
    正当性判定手段と、 両者が一致している場合に、所定の整理コードが付与さ
    れた受付票を出力する受付票出力手段と、 上記受付票に表示された整理コードを入力する整理コー
    ド入力手段と、 予め設定された期限内に、少なくとも上記入力手段から
    整理コードが入力された場合に、上記限定品リスト及び
    限定品情報記憶手段から当該限定品を削除する限定品抹
    消手段と、 上記期限内に整理コードが入力されない場合に、上記限
    定品を再度選択可能な状態にする限定品再選択可能化手
    段と、 を備えた限定品配給システム。
  2. 【請求項2】上記複数の限定品の中には、固有の金額情
    報が予め付与されているものが含まれており、 上記期限内に当該金額の入金確認情報が入力されること
    を条件に、上記限定品抹消手段によって上記限定品リス
    ト及び限定品情報記憶手段から当該限定品が削除される
    ように構成したことを特徴とする請求項1に記載の限定
    品配給システム。
  3. 【請求項3】ユーザの氏名や電話番号等の属性を入力す
    るステップと、 入力されたユーザの属性と所定の暗証番号とを関連付
    け、ユーザ暗証番号として各ユーザに発行するステップ
    と、 上記ユーザ暗証番号を上記属性と共に記憶しておくステ
    ップと、 複数の限定品に関する情報を限定品情報記憶手段に蓄積
    しておくステップと、上記限定品のリストを各ユーザに
    開示するステップと、 ユーザが限定品選択手段を介して上記リスト中から任意
    の限定品を選択するステップと、 ユーザが選択した限定品のコードと、当該ユーザの暗証
    番号とを関連付けて結合暗証番号を生成するステップ
    と、 当該結合暗証番号を結合暗証番号記憶手段に格納するス
    テップと、 選択された限定品のコードを当該ユーザーに告知するス
    テップと、 選択された上記限定品を一時的に上記リスト中から選択
    できないようにするステップと、 上記ユーザ暗証番号、限定品のコード、及びユーザの属
    性を入力して限定品の交付を求めるステップと、 入力されたユーザの属性とユーザ暗証番号に関連付けら
    れた属性とが一致しているか否かを少なくとも判定する
    ステップと、 両者が一致している場合に、所定の整理コードが付与さ
    れた受付票を出力するステップと、 上記受付票に表示された整理コードを入力するステップ
    と、 予め設定された期限内に、少なくとも上記整理コードが
    入力された場合に、上記限定品リスト及び限定品情報記
    憶手段から当該限定品を削除するステップと、 上記期限内に整理コードが入力されない場合に、上記限
    定品を選択可能な状態に戻すステップと、 を備えた限定品配給方法。
  4. 【請求項4】上記複数の限定品の中には、固有の金額情
    報が予め付与されているものが含まれており、 上記期限内に当該金額の入金確認情報が入力されること
    を条件に、上記限定品リスト及び限定品情報記憶手段か
    ら当該限定品を削除することを特徴とする請求項3に記
    載の限定品配給方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004227454A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Nippon Steel Corp オンラインでの余剰在庫製品販売方法及びそのシステム
JP2004362109A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Max International Inc デジタルコンテンツのレンタル方法
JP2006018385A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Kojima Co Ltd 展示品販売システム
JP2022038211A (ja) * 2020-08-26 2022-03-10 株式会社メディアドゥ 数量又は期間に係る限定コンテンツを提供する為の、コンテンツ管理システム、コンテンツ管理プログラム及びコンテンツ管理方法

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Effective date: 20040323