JP2001331758A - 認証ワークフローシステム、認証サーバ装置、決裁に関する認証方法、記録媒体 - Google Patents

認証ワークフローシステム、認証サーバ装置、決裁に関する認証方法、記録媒体

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JP2001331758A
JP2001331758A JP2000150515A JP2000150515A JP2001331758A JP 2001331758 A JP2001331758 A JP 2001331758A JP 2000150515 A JP2000150515 A JP 2000150515A JP 2000150515 A JP2000150515 A JP 2000150515A JP 2001331758 A JP2001331758 A JP 2001331758A
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JP2000150515A
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English (en)
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Keiten Fukuoka
敬展 福岡
Kazuaki Kashiwagi
一亜紀 柏木
Masanobu Mitsumori
誠伸 光森
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Sumisho Computer Systems Corp
Original Assignee
Sumisho Computer Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発注を実際に行うまでの決裁処理を簡素化
し、一連の電子商取引をよりスムーズに行えるようにす
る。 【解決手段】 認証ルートおよび各人が持つ商品購入限
度額などを登録する認証情報登録部17と、ユーザ端末
内の注文入力部31により入力された商品の購入金額と
その商品の注文を行った者の商品購入限度額とを比較
し、商品の購入金額が商品購入限度額を超えている場合
に、認証ルートとして設定された承認者に対して承認を
要求する通知を行う状態遷移制御部21および承認依頼
通知部26と、通知された承認要求に対して承認を行う
承認入力部32とを備え、決裁処理を電子的に行うこと
により簡素化し、一連の電子商取引をよりスムーズに行
うことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、認証ワークフロー
システム、認証サーバ装置、決裁に関する認証方法、記
録媒体に関し、特に、イントラネットやインターネット
などのネットワーク上での商取引を行う際に必要な決
裁、管理などのワークフローを支援するシステムに用い
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、商取引を大きく分けると、企業
が消費者に商品やサービスを提供するいわゆるB to C
(Business to Consumer)の取引と、企業間の取引を意
味するいわゆるB to B(Business to Business)の取
引とがある。
【0003】ここで、B to Cの取引において個々の消
費者が商品を購入する場合は、その消費者個人の決断で
購入するものを自由に決定し、実際に購入することが可
能である。しかし、B to Bの取引において企業が商品
を購入する場合は、その企業内の個々の担当者が購入す
るものを一人で決定することはできず、所定のルートに
従って上司の決裁(承認)を受けなければいけないのが
一般的である。
【0004】近年、コンピュータの広範な普及、インタ
ーネット等のネットワーク技術の進展などを背景とし
て、インターネットのウェブページ上に公開された商品
をネット上で売買するオンラインショッピングが盛んに
行われている。このオンラインショッピングシステムに
関しても、B to Cをターゲットにしたシステムと、B
to Bをターゲットにしたシステムとが提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、B to Bの取引
において、例えばある企業が商品を購入する際の決裁
は、紙ベースで行われていた。すなわち、ある企業内の
担当者が商品を購入しようとする場合は、購入希望の商
品やその金額などを記述した書類を作成し、それを上司
に提出することによって承認を得るようにしていた。
【0006】しかしこれでは、購入希望を出してから承
認を得るまでの段階で紙ベースによる煩雑な事務処理を
行う必要があり、商品の注文をスムーズに行うことがで
きない問題があった。特に、オンラインショッピングの
システムを利用して商品を購入する場合、商品の選択や
発注自体はオンライン上で簡単に行えるにもかかわら
ず、その発注に至るまでの処理に多大の労力と時間がか
かり、ネット販売による便利さの利益を完全に享受する
ことができないという問題があった。
【0007】また、販売側の企業等にとっても、購入側
の担当者によって行われた注文がきちんと承認を得てい
るものかどうかが分からない限り、注文を安易に受ける
ことができないという問題がある。すなわち、担当者か
らの注文が正式に承認されたものでないと、取引が後に
取り止めになってしまったり、商品を納入しても代金が
支払われないなどのトラブルを引き起こす可能性があ
る。そのため、注文が購入側で正式に承認を得たもので
あるかどうかを確認し、承認済みの注文のみを受けるよ
うにする仕組みが望まれていた。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みて成され
たものであり、最終的な承認を得るまでの決裁処理を簡
素化し、一連の商取引をよりスムーズに行えるようにす
ることを目的としている。また、本発明は、商品の販売
側において、購入側から発注された注文が正式に承認を
得ているかどうかを確実に確認できるようにし、商取引
上のトラブル発生を少なくできるようにすることをも目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の認証ワークフロ
ーシステムは、商取引において必要となる決裁の認証ワ
ークフローに関する処理を行う認証ワークフローシステ
ムであって、認証ルートおよび各人が持つ商品購入限度
額などの認証情報を登録する認証情報登録手段と、購入
希望の商品およびその購入金額に関する情報を入力する
購入商品情報入力手段と、上記購入商品情報入力手段に
より入力された注文商品の購入金額と、その注文の入力
を行った者に関して上記認証情報登録手段により登録さ
れた商品購入限度額とを比較し、上記商品の購入金額が
上記商品購入限度額を超えている場合に、上記認証情報
登録手段により登録された承認者に対して承認を要求す
る通知を行う承認要求通知手段と、上記承認要求通知手
段により通知された承認要求に対応して、承認に関する
情報を入力する承認手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明の他の態様では、上記承認要求通知
手段は、上記購入商品情報入力手段により入力された商
品の購入金額と、ある承認者に関して上記認証情報登録
手段により登録された商品購入限度額とを比較し、上記
商品の購入金額が上記承認者の商品購入限度額を超えて
いる場合に、更に上の承認者に対して承認を要求する通
知を行うことを特徴とする。
【0011】本発明のその他の態様では、上記承認手段
によって必要な承認が全て得られたときに、注文受付の
確認メッセージを注文者に対して通知する確認通知手段
を備えたことを特徴とする。本発明のその他の態様で
は、上記確認通知手段は、上記承認手段によって必要な
承認が却下されたときに、注文却下の確認メッセージを
注文者に対して通知することを特徴とする。
【0012】本発明のその他の態様では、上記承認要求
通知手段による承認要求の通知、上記確認通知手段によ
る確認メッセージの通知を電子メールで行うとともに、
上記承認手段による承認に関する情報入力をウェブブラ
ウザによる入力画面で行うようにしたことを特徴とす
る。
【0013】本発明のその他の態様では、上記電子メー
ルに埋め込まれたアドレスに従って上記ウェブブラウザ
による入力画面に遷移する際に、所定のログイン処理を
行うログイン手段を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明のその他の態様では、上記ウェブブ
ラウザによる入力画面には、上記商品の購入金額に応じ
て必要となる全ての承認者および承認の有無を表示する
ことを特徴とする。
【0015】本発明のその他の態様では、上記認証ワー
クフローの遷移の状態を注文毎に記憶するワークフロー
情報記憶手段と、上記ワークフロー情報記憶手段に記憶
されている認証ワークフローの現在の状態を参照する状
態参照手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】本発明のその他の態様では、上記承認要求
通知手段により上記承認要求が通知された承認者の代わ
りに、更に上の承認者が上記承認に関する情報を入力す
ることを認める代理認証手段を備えたことを特徴とす
る。
【0017】本発明のその他の態様では、上記商取引は
ネットワーク上で行われる電子商取引であることを特徴
とする。
【0018】本発明のその他の態様では、上記承認手段
によって必要な承認が全て得られた注文に関する次工程
の処理を実行する承認済注文処理手段を備えたことを特
徴とする。
【0019】本発明のその他の態様では、必要な承認の
全てが得られていない注文について、上記次工程の処理
の実行を禁止する禁止手段を備えたことを特徴とする。
【0020】本発明のその他の態様では、商取引におい
て必要となる決裁の認証ワークフローに関する処理を行
う認証ワークフローシステムであって、認証ルートを登
録する認証情報登録手段と、上記認証情報登録手段によ
り登録された認証ルートに従って、電子メールおよびウ
ェブブラウザの機能を用いて商品注文に関する一連の決
裁の認証処理を行う認証ワークフロー処理手段とを備え
たことを特徴とする。
【0021】本発明のその他の態様では、上記認証情報
登録手段は、上記認証ワークフローに関する処理を行う
認証サーバ装置とは別の端末から上記認証サーバ装置へ
のウェブによるアクセスによって上記認証情報の登録を
行うことを特徴とする。
【0022】また、本発明の認証サーバ装置は、商取引
において必要となる決裁の認証ワークフローに関する処
理を行う認証サーバ装置であって、認証ルートおよび各
人が持つ商品購入限度額などの認証情報を記憶する認証
情報記憶手段と、入力された注文商品の購入金額と、そ
の注文の入力を行った者に関して上記認証情報記憶手段
により記憶されている商品購入限度額とを比較し、上記
商品の購入金額が上記商品購入限度額を超えている場合
に、上記認証ルートにより示される承認者に対して承認
を要求する通知を行う承認要求通知手段と、上記承認要
求通知手段により通知された承認要求に応じて上記承認
者により入力された承認に関する情報を受け付ける承認
受付手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】本発明のその他の態様では、必要な承認が
全て得られたときに、注文受付の確認メッセージを注文
者に対して通知する確認通知手段を備えたことを特徴と
する。本発明のその他の態様では、上記確認通知手段
は、必要な承認が却下されたときに、注文却下の確認メ
ッセージを注文者に対して通知することを特徴とする。
【0024】本発明のその他の態様では、上記承認要求
通知手段による承認要求の通知、上記確認通知手段によ
る確認メッセージの通知を電子メールで行うとともに、
上記承認要求通知の電子メールに埋め込まれたアドレス
が指定されたときに、所定のログイン処理を経て上記承
認を促すためのウェブブラウザによる入力画面に遷移さ
せるようにしたことを特徴とする。
【0025】本発明のその他の態様では、上記認証ワー
クフローの遷移の状態を注文毎に記憶するワークフロー
情報記憶手段と、上記ワークフロー情報記憶手段に記憶
されている認証ワークフローの現在の状態を要求に応じ
て提供する状態情報提供手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0026】本発明のその他の態様では、上記承認要求
通知手段により上記承認要求が通知された承認者の代わ
りに、更に上の承認者が上記承認に関する情報を入力す
ることを認める代理認証手段を備えたことを特徴とす
る。
【0027】本発明のその他の態様では、必要な承認が
全て得られた注文に関する次工程の処理を実行する承認
済注文処理手段を備えたことを特徴とする。本発明のそ
の他の態様では、上記必要な承認の全てが得られていな
い注文について、上記次工程の処理の実行を禁止する禁
止手段を備えたことを特徴とする。
【0028】本発明のその他の態様では、商取引におい
て必要となる決裁の認証ワークフローに関する処理を行
う認証サーバ装置であって、認証ルートを記憶する認証
情報記憶手段と、上記認証情報記憶手段により記憶され
ている認証ルートに従って、電子メールおよびウェブブ
ラウザの機能を用いて商品注文に関する一連の決裁の認
証処理を行う認証ワークフロー処理手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0029】本発明のその他の態様では、上記認証情報
記憶手段に記憶される認証情報は、上記認証サーバ装置
とは別の端末から上記認証サーバ装置へのウェブによる
アクセスによって登録されることを特徴とする。
【0030】また、本発明の決裁に関する認証方法は、
商取引において必要となる決裁の認証を行う決裁に関す
る認証方法であって、認証ルートおよび各承認者が持つ
商品購入限度額などの認証情報を登録する認証情報登録
ステップと、購入希望の商品およびその購入金額に関す
る情報を入力する購入商品情報入力ステップと、上記入
力された商品の購入金額と、その入力を行った者に関し
て登録されている商品購入限度額とを比較し、上記商品
の購入金額が上記商品購入限度額を超えている場合に、
上記認証ルートにより示される承認者に対して承認を要
求する通知を行う承認要求通知ステップと、上記通知さ
れた承認要求に対応して、承認に関する情報を入力する
承認ステップとを有することを特徴とする。
【0031】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、請求項1〜25の何れか1項に記載の各
手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ム、あるいは、請求項26〜34の何れか1項に記載さ
れた決裁の認証方法の処理手順をコンピュータに実行さ
せるためのプログラム記録したことを特徴とする。
【0032】本発明は上記技術手段より成るので、商取
引において必要となる決裁の一連の認証が電子的なワー
クフロー処理によって行われ、紙ベースによる煩雑な事
務処理は全く行う必要がなくなる。また、認証ルートが
あらかじめ登録され、これに従って認証の処理が半自動
的に行われることとなるので、希望する商品を購入する
のに承認が必要かどうかや、誰の承認を得なければなら
ないか等について何ら意識する必要がない。また、商品
の購入金額に応じて必要となる全ての承認者および承認
の有無を承認入力画面に表示することにより、承認が必
要な者と認証ワークフローの進捗状況が一目瞭然とな
る。
【0033】本発明の他の特徴によれば、必要な承認が
全て得られたときには注文受付の確認メッセージを注文
者に対して通知し、必要な承認が却下されたときには注
文却下の確認メッセージを注文者に対して通知するよう
にしたので、スピーディかつ正確な注文の確認を行うこ
とが可能となる。
【0034】本発明のその他の特徴によれば、承認要求
の通知や確認メッセージの通知を電子メールで行うとと
もに、承認をウェブブラウザによる入力画面で行うよう
にしたので、各人が使用する端末においては電子メール
の機能とウェブブラウザの機能とがあれば良く、特別な
クライアントソフトウェアなどを備える必要はない。
【0035】本発明のその他の特徴によれば、電子メー
ルに埋め込まれたアドレスに従ってウェブブラウザによ
る入力画面に遷移する際に、所定のログイン処理を行う
ようにしたので、承認を行う権限を有する承認者だけが
実際に承認を行えるようになり、認証に関する不正や間
違いを防止することが可能となる。
【0036】本発明のその他の特徴によれば、認証ワー
クフローの現在の状態を参照できるようにしたので、例
えば、注文を出してから最終的な認証が下りるまでに時
間がかかっているような場合に、認証ワークフローがど
こで停滞しているかなどの確認を行うことが可能とな
る。
【0037】また、本発明のその他の特徴によれば、承
認要求が通知された承認者の代わりに、更に上の承認者
が承認に関する情報を入力することを認めるようにした
ので、認証ワークフローの状態がある承認者のところで
停滞していても、代理の承認者によって承認を行うこと
ができ、一連の認証処理を速やかに行うことが可能とな
る。
【0038】本発明のその他の特徴によれば、商取引が
ネットワーク上で行われる電子商取引であり、必要な承
認が全て得られた注文については次工程の処理を実行す
るようにしたので、注文を最終的に承認するまでの決裁
処理と、オンライン上で発注や配送指示などを行う次工
程の処理とを有機的に結び付けて一連の電子商取引をよ
りスムーズに行うことが可能となる。また、商品販売側
の企業にとっても、発注された注文が正式に承認を得て
いるかどうかを容易に把握することが可能となる。
【0039】本発明のその他の特徴によれば、必要な承
認の全てが得られていない注文については次工程の処理
の実行を禁止するようにしたので、最終的な決裁が下り
ていない注文が誤って発注されてしまうなどの不都合を
防ぐことが可能となる。
【0040】本発明のその他の特徴によれば、認証サー
バ装置とは別の端末から認証サーバ装置へのウェブによ
るアクセスによって認証情報を登録するようにしたの
で、認証情報の登録を、認証サーバを管理する場所とは
別の場所から行うことが可能となる。例えば、この認証
情報の登録をそれぞれの購入側企業において分散して行
うことにより、認証サーバの管理側の負担を軽減するこ
とが可能となる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0042】(第1の実施形態)図1は、第1の実施形
態による認証ワークフローシステムの一構成例を示す図
である。この図1に示すシステムは、例えば企業内の担
当者2がインターネット7上で商品を購入する際に、そ
の商取引に伴う決裁のワークフローを認証サーバ1で処
理し、一連の認証処理を電子的に行うようにした例につ
いて示すものである。
【0043】図1において、認証サーバ1は、例えばオ
ンラインショッピングの電子店舗を持つ企業、あるいは
当該企業の委託を受けたデータセンタ等に置かれる。ま
た、ユーザ端末2,3,4は、例えば商品を購入する側
の企業等に置かれる。そして、上記認証サーバ1とユー
ザ端末2,3,4とがインターネット7を介して接続さ
れる。
【0044】上記ユーザ端末2,3,4のうち、2は担
当者端末であり、希望商品の注文を行う担当者が使用す
るものである。3,4は承認者端末であり、担当者によ
り行われた注文を承認する上司などが使用するものであ
る。ここでは、一方の承認者端末3は担当者の直属の上
司が使用する端末であり、もう一方の承認者端末4は更
にその上司が使用する端末であるものとして説明する。
【0045】なお、ここで言う担当者端末2および承認
者端末3,4は、物理的な端末ではなく、論理的な端末
を意味する。つまり、物理的に同じ端末でも、それを使
用する者が担当者であれば担当者端末2となり、承認者
であれば承認者端末3,4となる。また、ここでは説明
の便宜上、上司は、担当者によりなされた注文の承認を
行うものとしたが、上司自身が商品の注文を行うことが
できることは言うまでもない。
【0046】本実施形態の認証ワークフローシステムで
は、例えば担当者端末2から商品の注文が入力される
と、当該担当者端末2および承認者端末3,4を含むユ
ーザ端末と認証サーバ1との間のインタラクティブ処理
により、その入力された注文に関する一連の電子決裁
(上司による承認)の処理が行われる。そして、最終的
に決裁が下りた時点で、入力された注文の受注が完了す
ることとなる。
【0047】図2は、上記認証サーバ1およびユーザ端
末2,3,4の機能的な構成例を示すブロック図であ
る。図2において、11はウェブサーバであり、ユーザ
端末2,3,4に対してHTML(Hyper Text Markup
Language)などの情報を提供する。具体的には、ユーザ
端末2,3,4からの要求に応じて、商品の注文を行う
ための注文入力画面、注文の承認を行うための注文承認
画面、当該注文承認画面に遷移するためのログイン画面
などをHTML形式で提供する。
【0048】12はメールサーバであり、本実施形態で
は特に、認証サーバ1内で作成された電子メールをユー
ザ端末2,3,4に送信する処理を行う。具体的には、
一定の場合に認証サーバ1内で作成される注文承認依頼
に関する電子メールを承認者端末3,4に送信したり、
注文受付や注文却下の確認メッセージに関する電子メー
ルを注文者の担当者端末2に送信したりする。
【0049】13は商品登録部であり、電子店舗におい
て販売している商品に関する種々の情報を登録する。こ
こで登録する商品情報には、例えば商品名、商品の仕
様、標準単価、仕切率、販売単価、備考事項などが含ま
れる。この商品情報の登録は、例えば認証サーバ1が備
える表示装置に表示された入力画面において、キーボー
ドやマウスなどの入力デバイスを用いて商品情報を入力
することによって行う。また、認証サーバ1以外の端末
で作成された商品情報を、フロッピー(登録商標)ディ
スクなどのリムーバル記憶媒体あるいはインターネット
7を介して入力することによって登録しても良い。登録
された商品情報は、商品情報記憶部14に蓄積保存され
る。
【0050】15は取引先登録部であり、商品の取引先
に関する種々の情報を登録する。ここで登録する取引先
情報には、例えば購入側企業の企業名、電子メールアド
レス、備考事項などが含まれる。この取引先情報の登録
は、例えば認証サーバ1が備える表示装置に表示された
入力画面において、キーボードやマウスなどの入力デバ
イスを用いて取引先情報を入力することによって行う。
また、認証サーバ1以外の端末で作成された取引先情報
をフロッピーディスクなどのリムーバル記憶媒体あるい
はインターネット7を介して入力することによって登録
しても良い。登録された取引先情報は、取引先情報記憶
部16に蓄積保存される。
【0051】31は注文入力部であり、ユーザ端末2,
3,4が備えるウェブブラウザ機能を用いて、所望の商
品を購入するための注文を入力する。具体的には、ユー
ザ端末2,3,4が備えるキーボードやマウスなどの入
力デバイスを用いて所定のURL(Uniform Resource L
ocator)を指定することにより、商品を選択して注文を
行うための画面を表示装置に表示させ、ここで注文の入
力を行う。この注文入力画面は、認証サーバ1内の商品
情報記憶部14に記憶されている商品情報等に基づいて
ウェブサーバ11によって提供される。本発明の購入商
品情報入力手段はこの注文入力部31を含んで構成され
る。
【0052】17は認証情報登録部であり、商品購入側
で注文の承認を行う際における一連の認証ルートおよび
各人が持つ商品購入限度額(決裁権限)などの認証情報
を登録する。ここで登録する認証ルートは、1つの企業
内で完結する認証ルートだけでなく、複数の企業にまた
がったグループ企業内の認証ルートであっても良い。ま
た、企業に関する認証ルートに限らず、一連の承認処理
が必要なその他の団体等についても認証ルートを任意に
設定することが可能である。
【0053】以下では一例として、1つの企業内で完結
する認証ルートを登録する場合について説明する。この
場合における認証ルートの登録は、例えば、企業内の組
織および各組織部門における担当者(購入者)および承
認者などの組織情報を登録することによって行うことが
可能である。
【0054】このような認証情報の登録は、例えば認証
サーバ1が備える表示装置に表示された入力画面におい
て、キーボードやマウスなどの入力デバイスを用いて認
証情報を入力することによって行う。また、認証サーバ
1以外の端末で作成された認証情報をフロッピーディス
クなどのリムーバル記憶媒体あるいはインターネット7
を介して入力することによって登録しても良い。登録さ
れた認証情報は、認証情報記憶部18に蓄積保存され
る。
【0055】図4は、認証サーバ1の表示装置に表示さ
れる認証情報の登録画面の一例を示す図である。図4に
示す認証情報登録画面(ワークフロー設定画面)には、
認証ルート(例えば企業内の組織情報)を登録するため
のフィールド41と、企業内の各人に関して認証を行う
のに必要な種々の情報を登録するためのフィールド42
とが含まれる。
【0056】企業内の組織情報は、図4のフィールド4
1に示すようにツリー構造で表す。そして、ツリー構造
で表したそれぞれの組織部門に少なくとも一人の承認者
(上司)を設定する。図4の例では、社長、事業部長、
部長、課長が承認者に設定され、これらは承認者である
ことを表すマークで表示されている。また、開発2課の
中には課長の他に担当者A,B,Cが含まれていること
が示されており、これらは承認者と異なるマークで表示
されている。
【0057】また、各人に関する認証のための情報とし
ては、図4のフィールド42に示すように、ログインI
D、パスワード、氏名、部署名、電子メールアドレス、
購入限度額(決裁権限)などを登録する。購入限度額は
通常、担当者<課長<部長<事業部長<社長の順で高く
設定される。担当者の購入限度額を0円に設定すること
もある。
【0058】図2に戻り、19は注文管理部であり、ユ
ーザ端末2,3,4の注文入力部31から送られてくる
注文情報を入力し、管理する処理を行う。具体的には、
注文管理部19は、注文入力部31からウェブサーバ1
1を介して入力される注文ごとにユニークな番号を付
し、注文情報記憶部20に蓄積保存して管理する。ここ
での注文情報には、購入する商品名、購入数、購入金額
などの情報が含まれる。
【0059】21は状態遷移制御部であり、注文情報記
憶部20に記憶されている注文情報および認証情報記憶
部18に記憶されている認証情報に基づいて、認証ワー
クフローの状態を適宜遷移させる処理を行う。すなわ
ち、注文管理部19で最初に注文の入力が行われたとき
には、当該注文管理部19からの通知を受けて、その注
文に関するワークフローの状態を初期状態(未承認の状
態)に設定する。その後は、承認者によって注文の承認
が行われる毎に、ワークフローの状態を逐次遷移させる
処理を行う。
【0060】この状態遷移制御部21によるワークフロ
ーの状態遷移は、対象とする注文に関してワークフロー
の遷移状態を表した情報をワークフロー情報記憶部22
の中から読み出し、後述する承認受付部25から与えら
れる承認情報に従って、承認を行った者の状態を未承認
から承認済に変更することによって行われる。
【0061】本実施形態の状態遷移制御部21は、上述
のように認証ワークフローの状態を遷移させる処理を行
う過程で、必要に応じて、後述する承認依頼通知部26
に指示を出して承認依頼の通知メールを承認者端末3,
4に送信したり、後述する確認メッセージ通知部27に
指示を出して注文受付や注文却下の確認メッセージの通
知メールを注文者の担当者端末2に送信したりする処理
も行う。
【0062】すなわち、状態遷移制御部21は、注文情
報記憶部20に注文情報の一部として記憶されている商
品の購入金額(複数の商品を購入した場合にはトータル
の金額)と、認証情報記憶部18に認証情報の一部とし
て記憶されている、注文を行った者の購入限度額とを比
較する。そして、商品の購入金額が注文者の購入限度額
を超えている場合に、承認依頼通知部26に対して承認
依頼の通知メールを承認者端末3,4に送信することを
指示する。
【0063】また、ある承認者が上記承認依頼の通知メ
ールに基づき注文の承認を行った場合には、状態遷移制
御部21は、注文情報記憶部20に注文情報の一部とし
て記憶されている商品の購入金額と、認証情報記憶部1
8に認証情報の一部として記憶されている上記承認者の
購入限度額とを比較する。そして、商品の購入金額がそ
の承認者の購入限度額を超えている場合に、承認依頼通
知部26に対して承認依頼の通知メールを承認者端末
3,4に送信することを指示する。
【0064】つまり、例えば担当者Aからある商品の注
文が行われた場合に、その商品の購入金額が担当者Aの
購入限度額を超えているときには、承認依頼通知部26
に対して、承認依頼の通知メールを直属の上司(課長)
の承認者端末3に送信することを指示する。また、当該
課長によって承認が行われたときにも、上記商品の購入
金額と課長の購入限度額とを比較する。そして、商品の
購入金額が課長の購入限度額を超えている場合には、承
認依頼通知部26に対して、承認依頼の通知メールを更
に上司(部長)の承認者端末4に送信することを指示す
る。このときどの承認者端末3,4に通知を行うかは、
認証情報記憶部18に記憶されている認証ルート情報に
基づいて判断する。
【0065】また、状態遷移制御部21は、注文情報記
憶部20に注文情報の一部として記憶されている商品の
購入金額と、認証情報記憶部18に認証情報の一部とし
て記憶されている購入限度額とを比較し、商品の購入金
額が購入限度額内に収まっている場合(商品の購入金額
が注文を行った者の購入限度額以下の場合、必要な承認
が全て得られた場合の双方を含む)に、確認メッセージ
通知部27に対して注文受付の確認メールを担当者端末
2に送信することを指示する。
【0066】さらに、状態遷移制御部21は、ある承認
者によって注文が却下された場合には、確認メッセージ
通知部27に対して注文却下の確認メールを担当者端末
2に送信することを指示する。
【0067】上記承認依頼通知部26は、上記状態遷移
制御部21からの指示に応じて、メールサーバ12を用
いて承認者端末3,4に対して承認依頼の通知を電子メ
ールで行う。承認依頼通知部26がこの承認依頼の通知
を行うときは、注文を行った者の端末(担当者端末2、
承認者端末3,4の何れか)に対して、承認が必要であ
ることを知らせる確認通知も電子メールで行う。本発明
の承認要求通知手段は、上記状態遷移制御部21および
承認依頼通知部26を含んで構成される。
【0068】また、確認メッセージ通知部27は、上記
状態遷移制御部21からの指示に応じて、承認が不要で
あるか全ての承認が済んだことを知らせる注文受付の確
認メッセージ、または何れかの承認者で承認が行われず
に注文が却下されたことを表す注文却下の確認メッセー
ジをメールサーバ12を用いて電子メールで通知する。
本発明の確認通知手段は、上記状態遷移制御部21およ
び確認メッセージ通知部27を含んで構成される。
【0069】34は通知受信部であり、認証サーバ1の
メールサーバ12から電子メールの形で送られてくる種
々の通知を受信する。すなわち、この通知受信部34
は、上述の承認依頼通知部26により行われる注文承認
の依頼通知および承認依頼の確認通知に関する電子メー
ルを受信する。また、上述の確認メッセージ通知部27
により行われる注文受付および注文却下の確認通知に関
する電子メールも受信する。
【0070】図5は、承認依頼通知部26からメールサ
ーバ12により承認者端末3,4に送られてくる注文承
認依頼メッセージの電子メールの表示例を示す図であ
る。図5に示すように、注文承認依頼メールの中には、
注文承認画面のURL51が埋めこまれている。この注
文承認依頼メールを受け取った承認者は、その中のUR
L51をマウスでクリックすることにより、ウェブブラ
ウザによる注文承認画面を承認者端末3,4の表示装置
に表示させることができる。
【0071】本実施形態では、この注文承認依頼メール
に埋め込まれたURL51に従って注文承認画面に遷移
する際に、所定のログイン処理を行う。すなわち、上記
URL51をクリックすると、まずはウェブサーバ11
によってログイン画面が提供され、ログインIDとパス
ワードの入力が促される。ここで、承認者がログイン情
報入力部33を用いてログインIDやパスワードを入力
すると、それが認証サーバ1の認証部23に送られて認
証処理が行われる。
【0072】認証部23では、認証情報記憶部18に記
憶されている認証情報に基づいて、入力されたログイン
IDとパスワードとを検証し、ログインしてきた者が承
認者として登録されているかどうか、注文を行った者に
対して承認を行う権限を有する正当な承認者かどうかな
どを調べる。そして、認証が得られたときにのみ注文承
認画面に遷移させる処理を行う。このようにすることに
より、承認を行う権限を有する承認者だけが実際に承認
を行えるようになり、認証に関する不正や間違いを防止
することが可能となる。本発明のログイン手段は、認証
部23およびログイン情報入力部33を含んで構成され
る。
【0073】24は承認画面作成部であり、上記認証部
23により承認者の認証が得られたときに、商品情報記
憶部14に記憶されている商品情報、認証情報記憶部1
8に記憶されている認証情報、注文情報記憶部20に記
憶されている注文情報、ワークフロー情報記憶部22記
憶されているワークフロー情報などに基づいて、HTM
L形式による注文承認画面を作成する。ここで作成され
た注文承認画面は、ウェブサーバ11により承認者端末
3,4に提供される。
【0074】図6は、承認者端末3,4の表示装置に表
示される注文承認画面の例を示す図である。図6に示す
ように、注文承認画面には、注文明細情報61の他に、
認証ワークフローの状態を表す状態一覧62が表示され
ている。状態一覧62には、注文を行った者が承認を得
るべき全ての承認者およびその部署、承認の状態(未承
認、承認済、代理承認済など)、承認日の情報が表示さ
れる。
【0075】ここで、注文を行った者が承認を得るべき
全ての承認者およびその部署は、注文情報に含まれる商
品の購入金額と、認証情報に含まれる認証ルートおよび
各人の購入限度額(決裁権限)とを比較することによっ
て判断される。図6の例では、開発部開発2課に所属す
る担当者Aが販売単価307,440円の時計付き横型
ラジオを1個注文した場合に、購入金額の307,44
0円の決裁権限を持つのは開発部長であるため、開発2
課の承認者(課長)と開発部の承認者(部長)の承認を
得るべきことが表示されている。
【0076】また、承認の状態は、ワークフロー情報記
憶部22に記憶されている現在の状態に基づいて判断さ
れる。図6の例では、課長および部長ともに未承認であ
ることが示されている。つまり、この図6に示す注文承
認画面は、課長が使用する承認者端末3に表示されるも
のであり、まだ課長の承認も済んでいないことを示して
いる。
【0077】この注文承認画面で課長は、注文を承認す
る場合は承認ボタン63をクリックし、承認しない場合
は却下ボタン64をクリックする。図2の承認入力部3
2は、図6に示す注文承認画面中の承認ボタン63およ
び却下ボタン64を含み、本発明の承認手段はこの承認
入力部32を含んで構成される。
【0078】このように、本実施形態では、商品の購入
金額に応じて必要となる全ての承認者および承認の状態
を注文承認画面に一覧として表示するようにしている。
これにより、承認が必要な者と認証ワークフローの進捗
状況とを一目で理解することが可能となる。
【0079】上記承認入力部32により注文の承認ある
いは却下が行われると、そのことがウェブサーバ11を
介して承認受付部25に入力される。そして、注文の承
認あるいは却下が行われたことが状態遷移制御部21に
伝えられ、認証ワークフローの状態が遷移させられる。
そして、注文が却下された場合は、そのことが確認メッ
セージ通知部27によって注文者に対して電子メールで
伝えられ、その注文に関する認証ワークフローの処理は
終了する。
【0080】一方、注文が承認された場合は、状態遷移
制御部21によって認証ワークフローの状態が遷移させ
られ、更に上の承認者から承認を得る必要があるかどう
かが判断される。そして、必要な全ての承認が得られた
場合には、確認メッセージ通知部27を介して注文者に
注文受付の確認メッセージが電子メールで通知される。
また、更に上の承認が必要な場合には、承認依頼通知部
26を介して更に上の承認者に承認依頼通知メールが送
信される。
【0081】図6に示した例の場合、開発2課の課長だ
けでなく、開発部の部長の承認も必要なので、部長が使
用する承認者端末4に対して承認依頼通知メールが送信
される。これに対応して、部長がログインを行って図6
の注文承認画面を開いたときには、状態一覧62におけ
る開発2課の状態は「承認済」となり、承認者および承
認日の情報も表示された状態となっている。
【0082】ここで部長も注文の承認をすると、確認メ
ッセージ通知部27によって、全ての承認が済んだこと
を知らせる注文受付の確認メッセージが注文者の担当者
端末2に送信される。図7に、この注文受付確認メッセ
ージの電子メールの表示例を示す。注文却下確認メッセ
ージの電子メールもこの図7とほぼ同様である。このよ
うな注文受付の確認メッセージあるいは注文却下の確認
メッセージを担当者端末2に送ることにより、スピーデ
ィかつ正確な注文の確認を行うことが可能となる。
【0083】また、35は状態参照部であり、ワークフ
ロー情報記憶部22に記憶されている注文の認証ワーク
フローに関する現在の状態を参照するためのものであ
る。状態参照部35を用いて、例えば所望の注文番号な
どを指定すると、指定された注文に関する現在の認証ワ
ークフローの状態が、ウェブサーバ11によってHTM
L形式で表示される。このとき表示される画面には、例
えば図6の状態一覧62と同様の情報が含まれる。
【0084】このような状態参照部35を設けることに
より、注文に関する認証ワークフローの状態を任意の時
点で確認することができる。例えば、注文を出してから
最終的な決定(注文受付または注文却下)がなかなか来
ない場合に、この状態参照部35を用いることで、認証
ワークフローがどこで停滞しているかを確認することが
できる。
【0085】本実施形態の認証ワークフローシステムで
はさらに、代理認証の機能を設けている。代理認証と
は、ある承認者の代わりに、それより上の承認者によっ
て注文の承認を行えるようにしたものである。例えば、
ある承認者が長期出張などで承認を行えないような状態
にあるとき、その承認者に代わって更に上の上司によっ
て承認を行うことが可能である。
【0086】例えば、注文者が上記状態参照部35を用
いて認証ワークフローの状態を参照したところ、開発2
課での承認は済んでいるが、開発部のところで認証ワー
クフローが停滞していることが確認できたとする。この
場合には、注文者は、開発部の部長より更に上の上司
(図4の例によれば事業部長)に対して、代理認証を依
頼することができる。
【0087】代理認証の依頼を受けた事業部長は、自分
が使用する端末あるいは担当者の端末などから、あらか
じめ決められた固定のURLを指定して所定のログイン
画面にアクセスする。そして、事業部長は自己のログイ
ンIDとパスワードとを入力してログインを行う。この
とき入力された事業部長のログインIDやパスワード
は、認証サーバ1の認証部23に送られて認証処理が行
われる。
【0088】認証部23では、認証情報記憶部18に記
憶されている認証情報に基づいて、入力されたログイン
IDとパスワードとを検証し、ログインしてきた者が代
理認証を行う権限を有する者かどうかなどを調べる。そ
して、認証が得られたときには、認証情報記憶部18に
記憶されている認証情報、注文情報記憶部20に記憶さ
れている注文情報、ワークフロー情報記憶部22に記憶
されているワークフロー情報などに基づいて、その事業
部長の配下にある組織内で未承認の注文を全て検索し、
一覧として表示する。
【0089】この未承認注文一覧の表示を見て事業部長
は、担当者から聞いた注文番号などを頼りに代理認証の
依頼を受けた注文を探し、マウスクリック等によってそ
れを指定する。注文の指定が行われると、承認画面作成
部24によって注文承認画面が作成され、表示される。
このとき表示される注文承認画面は、図6に示した承認
ボタン63が代理承認ボタンに変わることを除けば、部
長に対する注文承認画面と同じである。
【0090】ここで、事業部長が注文の代理承認をする
と、状態遷移制御部21によって認証ワークフローの状
態が「代理承認済」に遷移させられる。そして、これに
よって必要な承認が全て得られた場合には、確認メッセ
ージ通知部27を介して注文者に注文受付の確認メッセ
ージが電子メールで通知される。
【0091】このように、本実施形態では、状態参照部
35と代理認証の機能とを設けることにより、認証ワー
クフローの状態が停滞して先に進まなくなってしまう不
都合を防止でき、一連の認証処理を速やかに行うことが
できるようになる。
【0092】なお、以上に示したユーザ端末2,3,4
の構成において、注文入力部31、承認入力部32、ロ
グイン情報入力部33および状態参照部35の機能は、
ウェブサーバ11によって提供された所定の入力画面に
キーボードやマウスなどの入力デバイスを用いて情報を
入力することによって実現される。また、通知受信部3
4は、電子メールの送受信機能の一部によって実現され
る。
【0093】また、認証サーバ1およびユーザ端末2,
3,4の各機能ブロックは、実際にはコンピュータのC
PUあるいはMPU、RAM、ROMなどで構成される
ものであり、RAMやROM、あるいはこれ以外のハー
ドディスク等に記憶されたプログラムが動作することに
よって実現できる。
【0094】図3は、上記認証サーバ1による認証ワー
クフロー動作の例を示すフローチャートである。このフ
ローチャートの動作を実行する前提として、商品情報、
取引先情報、認証情報の登録は既に済んでいるものとす
る。なお、ここでは担当者Aが担当者端末2から商品の
注文を行い、その上司である課長および部長が承認者端
末3,4から承認を行う場合を例にとって処理の流れを
説明する。
【0095】図3において、ステップS1では、認証サ
ーバ1に入力されたイベントがユーザ端末2,3,4か
らの注文かどうかを判断する。そして、例えば担当者端
末2から注文が入力された場合は、ステップS2に進
み、注文管理部19によってその注文に対してユニーク
な番号を付けるとともに、状態遷移制御部21によって
認証ワークフローの初期状態を設定する。
【0096】次に、ステップS3で状態遷移制御部21
は、その注文を行った担当者Aおよびその上司について
設定されている購入限度額を認証情報記憶部18の中か
ら読み取る。そして、ステップS4で、注文された商品
の購入金額が、上記読み取った担当者Aの購入限度額を
超えているかどうかを判断する。ここで、商品の購入金
額がその担当者Aの購入限度額を超えていない場合は、
ステップS16に進み、確認メッセージ通知部27によ
って注文受付メッセージの電子メールを担当者端末2に
送信する。
【0097】一方、商品の購入金額がその担当者Aの購
入限度額を超えている場合は、ステップS5に進む。こ
こで状態遷移制御部21は、その購入金額と、認証情報
記憶部18に記憶されている認証情報とを照らし合わせ
て、その注文に関して承認を得ることが必要な全ての承
認者(今の例では課長および部長)を探索する。そし
て、ステップS6で、承認依頼通知部26は、探索され
た全ての承認者のうち、最初の承認者(課長)に対する
承認依頼の電子メールを作成して送信する。このとき、
担当者Aに対して承認が必要であることを知らせるメー
ルも送信する。その後、ステップS1に戻る。
【0098】上記ステップS1で注文の入力がないと判
断したときは、ステップS7に進む。ステップS7で
は、認証サーバ1に入力されたイベントが、注文承認依
頼メールに埋めこまれたURL51に対するアクセスで
あるかどうかをウェブサーバ11において判断する。そ
して、このURL51に対してアクセスがあった場合
は、ステップS8に進む。
【0099】ステップS8では、ログインを行ってきた
何れかの承認者端末3,4の表示装置にログイン画面を
表示させる。最初は、課長の承認者端末3からログイン
が行われるので、当該課長の承認者端末3にログイン画
面を表示させる。これに応じてログインが行われると、
認証部23は、ステップS9で認証処理を行い、ログイ
ンが正しく行われたかどうかを判定する。
【0100】ここで、ログインが正しく行われていない
場合は、ステップS10でエラーメッセージを承認者端
末3に通知した後、ステップS1に戻る。ログインが正
しく行われた場合は、ステップS11に進み、承認画面
作成部24によってHTMLによる注文承認画面を作成
し、ウェブサーバ11によってその注文承認画面を承認
者端末3の表示装置に表示させる。このとき、注文承認
画面には、上記ステップS5で探索した全ての承認者を
状態一覧62に表示する。そして、注文の承認あるいは
却下の入力を待つ。
【0101】また、上記ステップS7で、認証サーバ1
に入力されたイベントが、注文承認依頼メールに埋めこ
まれたURL51に対するアクセスでもないと判断した
場合は、そのとき入力されたイベントは、代理認証を行
うための固定のURLに対するアクセスということにな
る。よって、この場合は、ステップS17に進む。ステ
ップS17では、入力された固定のURLに従って、ロ
グインを行ってきた端末の表示装置に所定のログイン画
面を表示する。
【0102】これに応じてログインが行われると、認証
部23は、ステップS18で認証処理を行い、代理認証
を行う権限を有する者によってログインが正しく行われ
たかどうかを判定する。ここで、ログインが正しく行わ
れていない場合は、ステップS10でエラーメッセージ
を通知した後、ステップS1に戻る。一方、ログインが
正しく行われた場合は、ステップS19に進み、事業部
長の配下にある組織内で未承認の注文を全て検索し、一
覧として表示する。
【0103】次のステップS20では、この未承認注文
の一覧の中から、代理認証を行いたい注文が指定された
かどうかを判断する。そして、注文の指定が行われる
と、ステップS11に進み、承認画面作成部24によっ
てHTMLによる注文承認画面を作成し、ウェブサーバ
11によってその注文承認画面を表示させる。このとき
表示される注文承認画面は、上述したように、図6に示
した承認ボタン63が代理承認ボタンに変わるだけで、
その他は通常の注文承認画面と同じである。
【0104】次に、ステップS12で、承認受付部25
は、承認者端末3において注文の承認があったか却下が
あったかを判断する。ここで、注文が却下された場合
は、ステップS13で注文却下のメッセージを担当者A
の担当者端末2に送信し、ステップS1に戻る。一方、
注文が承認された場合は、ステップS14に進み、状態
遷移制御部21によって認証ワークフローの状態を遷移
させる。このとき、正規の承認者によって承認が行われ
た場合には「承認済」、代理の承認者によって承認が行
われた場合には「代理承認済」の状態にそれぞれ遷移す
る。
【0105】そして、ステップS15で、全ての承認者
による承認が済んだかどうかを判断し、済んでいない場
合にはステップS6に戻り、済んだ場合にはステップS
16に進む。今の例の場合、課長による承認は済んだ
が、部長による承認はまだ済んでいないので、ステップ
S6に戻る。この場合、ステップS6では、部長に対す
る承認依頼の電子メールを作成して送信する。
【0106】以下同様にしてステップS7〜S15の処
理が行われ、部長の承認も行われた場合には、ステップ
S16に進み、確認メッセージ通知部27によって注文
受付メッセージの電子メールを担当者端末2に送信す
る。そして、ステップS1に戻り、当該ステップS1と
ステップS7で、別の注文やメール内に埋めこまれたU
RL51へのアクセスがないかどうかを監視し続ける。
【0107】なお、必要な全ての承認が得られ、注文受
付の確認メッセージが注文者に通知された時点で、その
注文は正式に受注されたことになる。
【0108】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、商取引において必要となる決裁の一連の認証を
電子的なワークフロー処理によって行うことができ、紙
ベースによる煩雑な事務処理は全く行う必要がなくな
る。また、認証ルートがあらかじめ登録され、これに従
って認証の処理が半自動的に行われることとなるので、
希望する商品を購入するのに承認が必要かどうかや、誰
の承認を得なければならないか等について特に意識する
必要もなくなる。これにより、認証処理を簡素化し、一
連の電子商取引をよりスムーズに行うことができるよう
になる。
【0109】また、注文を行った商品購入者に対して注
文受付あるいは注文却下の確認メッセージを送ることに
より、スピーディかつ正確な注文の確認を行うことがで
きる。また、電子店舗を運営する商品販売側において
も、認証サーバ1内のワークフロー情報を参照すること
ができ、注文について必要な承認が全て得られているか
どうかを確認することができる。したがって、商品販売
側の企業等にとっても、発注された注文が正式に承認を
得ているかどうかを確認して、承認済みの注文のみを受
けることができるので、電子商取引上のトラブル発生を
少なくすることもできる。
【0110】また、本実施形態では、承認者端末3,4
に対する承認依頼の通知を電子メールで行うとともに、
承認をウェブブラウザによる注文承認画面で行うように
したので、企業内の各人が使用するユーザ端末2,3,
4においては電子メールの機能とウェブブラウザの機能
とがあれば良く、特別なクライアントソフトウェアなど
を備える必要がないというメリットも有する。
【0111】また、本実施形態では、注文に関する認証
ワークフローの状態を任意の時点で確認することができ
るので、例えば認証ワークフローの処理が停滞している
場合に、その原因箇所を容易に確認することができる。
さらに本実施形態では、代理認証の機能を設けているの
で、認証ワークフローの状態が停滞して先に進まなくな
ってしまう不都合を防止でき、一連の認証処理を速やか
に行うことができるようになる。
【0112】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、
認証サーバ1とユーザ端末2,3,4とをインターネッ
ト7で接続したが、第2の実施形態ではこれらをイント
ラネット(インターネットを介して行われる企業内(組
織間)通信であるエクストラネットを含む)で接続す
る。イントラネットで接続した場合、認証サーバ1は、
例えば企業内の資材調達部門などに置かれ、ユーザ端末
2,3,4はその他の購買部門等に置かれる。
【0113】図8は、第2の実施形態による認証ワーク
フローシステムの一構成例を示す図である。この図8に
示すシステムは、例えば企業内のある部門に属する担当
者2がインターネット7上で商品の注文を行う際に、そ
の商取引に伴う決裁のワークフローを認証サーバ1で処
理し、全ての承認を得た時点で注文を仕入先8-1,8 -2
に対して発注したり、配送センタ9に対して配送指示を
出したりするものである。なお、この図8において、図
1に示したものと同様の機能を有するものには同一の符
号を付している。
【0114】図8において、認証サーバ1とユーザ端末
2,3,4はイントラネット5を介して接続されてい
る。本実施形態において、これらの認証サーバ1および
ユーザ端末2,3,4は、例えば商品購入側の企業内に
置かれる。そして、上述したように認証サーバ1は、そ
の企業内の資材調達部門などに置かれ、ユーザ端末2,
3,4はその他の購買部門等に置かれる。
【0115】なお、第1の実施形態でも述べたように、
認証サーバ1とユーザ端末2,3,4は、必ずしも1つ
の企業内に置く必要はない。例えば、複数の企業にまた
がったグループ企業や、企業以外の団体など、一連の承
認処理が必要な組織であれば何れにも適用することが可
能であり、その組織内の任意の場所に認証サーバ1およ
びユーザ端末2,3,4を設置することが可能である。
【0116】上記イントラネット5は、ファイアフォー
ル6を介してインターネット7に接続されている。ファ
イアウォール6は、インターネット7を介して第三者が
イントラネット5内に不正に侵入するのを防ぐために設
けられる。インターネット7には、様々な仕入先企業の
端末8-1,8-2や、例えば商品購入側の企業等が商品を
在庫として持つ配送センタ9の端末など接続されてい
る。本実施形態において、この仕入先端末8-1,8-2
配送センタ端末9は、商品購入側企業からの発注情報あ
るいは配送指示情報を受信する電子メール機能、ウェブ
ブラウザ機能、あるいはファクシミリ機能などを有して
いる。
【0117】本実施形態の認証ワークフローシステムで
は、例えば担当者端末2から商品の注文が入力される
と、当該担当者端末2および承認者端末3,4を含むユ
ーザ端末と認証サーバ1との間のインタラクティブ処理
により、その入力された注文に関する一連の電子決裁
(上司による承認)の処理が行われる。そして、最終的
に決裁が下りた時点で、インターネット7を介して仕入
先端末8-1,8-2に対して発注が行われたり、配送セン
タ端末9に配送指示が行われたりする。
【0118】図9は、上記認証サーバ1およびユーザ端
末2,3,4の機能的な構成例を示すブロック図であ
る。この図9において、上記図2に示した機能ブロック
と同じものには同一の符号を付し、重複する説明は省略
する。
【0119】本実施形態において、商品登録部13で
は、仕入先において販売している商品や、配送センタに
在庫として存在する商品などに関する種々の情報を登録
する。また、取引先登録部15では、商品の取引先とし
て、購入側企業、仕入先、配送センタなどに関する種々
の情報を登録する。
【0120】また、状態遷移制御部21は、第1の実施
形態で説明した機能に加え、認証ワークフローの状態を
遷移させて最終的に全ての承認が得られた時点で、承認
済注文処理部28に指示を出して、承認済の注文を用い
て商品を手配するなどの次工程の処理をも行う。次工程
の処理の例としては、仕入先端末8-1,8-2に発注の電
子メールを送信したり、配送センタ端末9に配送指示の
電子メールを送信する処理が考えられる。
【0121】すなわち、状態遷移制御部21は、商品の
購入金額が購入限度額内に収まっている場合(注文を行
った者の購入限度額より商品の購入金額が低い場合、必
要な承認が全て得られた場合の双方を含む)に、仕入先
端末8-1,8-2に発注メールを送信したり、配送センタ
端末9に配送指示メールを送信したりする処理を承認済
注文処理部28に対して指示する。
【0122】承認済注文処理部28は、上記状態遷移制
御部21からの指示に応じて、仕入先端末8-1,8-2
対して発注の通知を電子メールで行う。または、配送セ
ンタ端末9に対して配送指示の通知を電子メールで行
う。このとき、注文情報記憶部20に記憶されている注
文情報に基づいて発注先または配送指示先が判断され
る。この発注情報や配送指示情報には、注文情報記憶部
20に記憶されている注文情報の他に、必要な承認が全
て得られたことを表す情報が含まれる。なお、ここでは
発注および配送指示を電子メールで行うこととしている
が、電話やファクシミリ通信などにより行うようにして
も良い。本発明の承認済注文処理手段は、上記状態遷移
制御部21および承認済注文処理部28を含んで構成さ
れる。
【0123】上記のように構成した認証サーバ1による
認証ワークフロー動作は、図3に示したフローチャート
とほぼ同様である。ただし、本実施形態の場合は、ステ
ップS16の処理の後でステップS1に戻る前に、仕入
先端末8-1,8-2に対する発注メールの送信、あるいは
配送センタ端末9に対する配送指示メールの送信を行
う。
【0124】以上詳しく説明したように、第2の実施形
態によれば、必要な承認が全て得られた注文に関する発
注情報や配送指示情報等を、承認済みであることを表す
情報と共に仕入先端末8-1,8-2、配送センタ端末9に
送信するようにしたので、上述した第1の実施形態によ
る効果に加え、注文を承認するまでの決裁処理と、オン
ライン上で発注や配送指示を行う処理とを有機的に結び
付けて一連の電子商取引をよりスムーズに行うことがで
きる。
【0125】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。上記第1および第2の実施
形態では、商品情報、取引先情報、認証情報の登録を認
証サーバ1において行うようにしたが、第3の実施形態
ではこれらの情報の登録を、認証サーバ1以外の端末か
ら認証サーバ1内のウェブサーバ11にアクセスするこ
とによって行えるようにする。
【0126】図10は、第3の実施形態による認証ワー
クフローシステムの一構成例を示す図である。この図1
0に示すシステムでは、店舗側には、認証サーバ1の他
に店舗管理端末71が備えられ、これらが相互に接続さ
れる。また、購入企業側には、担当者端末2、承認者端
末3,4の他に購入企業管理端末72が備えられ、これ
らが相互に接続される。店舗管理端末71から認証サー
バ1に対して商品情報や取引先情報の登録を行うことが
でき、購入企業管理端末72から認証サーバ1に対して
認証情報の登録を行うことができる。
【0127】図11は、上記図10に示した認証サーバ
1、ユーザ端末2,3,4、店舗管理端末71および購
入企業管理端末72の機能的な構成例を示すブロック図
である。この図11において、上記図2に示した機能ブ
ロックと同じものには同一の符号を付し、重複する説明
は省略する。
【0128】本実施形態において、認証サーバ1は、図
2に示した商品登録部13、取引先登録部15、認証情
報登録部17の代わりに、情報記録部81を備えてい
る。また、店舗管理端末71は、商品登録部82および
取引先登録部83を備え、購入企業管理端末72は、認
証情報登録部84を備えている。
【0129】上記商品登録部82、取引先登録部83お
よび認証情報登録部84により登録する商品情報、取引
先情報、認証情報の内容は、図2の商品登録部13、取
引先登録部15、認証情報登録部17により登録する各
情報と同じである。ただし、本実施形態では、店舗管理
端末71や購入企業管理端末72から認証サーバ1内の
ウェブサーバ11にアクセスすることにより、ウェブブ
ラウザを通じて各情報の登録を行う。ウェブサーバ11
を通じて登録された各情報は、情報記録部81によって
商品情報記憶部14、取引先情報記憶部16、認証情報
記憶部18にそれぞれ記憶される。
【0130】このように、本実施形態では、商品情報、
取引先情報、認証情報の登録を、認証サーバ1以外の店
舗管理端末71および購入企業管理端末72からウェブ
へのアクセスによって行えるようにしたので、これらの
情報登録を機能分散した運用を行うことが可能となる。
【0131】これにより、店舗側では、自己が扱う商品
や取引先についてのみ情報登録を行えば良く、購入企業
側の認証情報の登録については購入企業自身に任せるこ
とができる。特に、購入企業が数多くなってきたときに
は、それぞれの企業が個別に自己の認証情報を登録すれ
ば良く、店舗側の情報登録の負担を大幅に軽減すること
ができる。また、購入企業側にとっても、機密性のある
組織情報を店舗側に開示しなくても済むというメリット
を有する。
【0132】なお、上記第1〜第3の実施形態では、イ
ンターネット7を通じて行う電子商取引を例に挙げて説
明したが、通常の商取引を行う際の決裁に関する認証ワ
ークフローにも適用することが可能である。この場合に
は、図8に示したある企業のイントラネット5はインタ
ーネット7に接続されている必要は必ずしもなく、企業
内の閉じたネットワークで認証ワークフローの処理が実
行されるようにしても良い。
【0133】また、上記第2の実施形態では、商品の購
入金額が注文者の購入限度額以内の場合、および全ての
承認が得られた場合には、仕入先端末8-1,8-2に対す
る発注や配送センタ端末9に対する配送指示を自動的に
送信するようにしたが、まずは注文者が確認をした後、
注文者の指示に応じてこれらの情報を送信するようにし
ても良い。この場合は、必要な承認の全てが得られてい
ない状態で指示が出されたときには、発注情報や配送指
示情報の送信を禁止するように制御する。このようにす
ることで、最終的な決裁が下りていない注文が誤って発
注あるいは配送指示されてしまうことを防ぐことが可能
となる。
【0134】また、上記第3の実施形態では、企業間の
取引に対して情報登録の分散機能を実現した例を示した
が、図8に示したような企業の購買システムに対して情
報登録の分散機能を実現することも可能である。この場
合、図10および図11に示した店舗管理端末71およ
び購入企業管理端末72に相当する端末は、企業内の資
材調達部門に置かれる。
【0135】なお、以上に説明した各実施形態の認証ワ
ークフローシステムおよび認証サーバ装置は、上述した
ようにコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、
ROMなどで構成されるものであり、RAMやROMに
記憶されたプログラムが動作することによって実現でき
る。したがって、コンピュータが上記機能を果たすよう
に動作させるプログラムを、例えばCD−ROMのよう
な記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ませること
によって実現できるものである。上記プログラムを記録
する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フロッピ
ーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディ
スク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。
【0136】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【0137】また、本発明はネットワーク環境で利用さ
れるものであり、認証サーバ1やユーザ端末2,3,4
の全部あるいは一部のプログラムが他のコンピュータで
実行されるようになっていても良い。
【0138】上記説明した実施形態は、何れも本発明を
実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されてはならないものである。すなわち、本発明はその
精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様
々な形で実施することができる。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、注
文について最終的な承認を得るまでの決裁処理を電子的
に行うことにより簡素化し、一連の商取引をよりスムー
ズに行うことができるようになる。また、本発明のその
他の特徴によれば、必要な承認が全て得られた場合に
は、その注文に関する次工程の処理まで実行するので、
注文を承認するまでの決裁処理と、オンライン上で発注
や配送指示などを行う処理とを有機的に結び付けて一連
の電子商取引をよりスムーズに行うことができるように
なる。また、商品の販売側企業においても、購入側企業
から発注された注文が正式に承認を得ているものかどう
かを容易に確認でき、電子商取引上のトラブル発生を少
なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による認証ワークフローシステ
ムの一構成例を示す図である。
【図2】第1の実施形態による認証サーバおよびユーザ
端末の機能的な構成例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態の認証サーバによる認証ワーク
フロー動作の例を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態による認証サーバの表示装置に表示
される認証情報の登録画面の例を示す図である。
【図5】承認者端末の表示装置に表示される注文承認依
頼メールの例を示す図である。
【図6】承認者端末の表示装置に表示される注文承認画
面の例を示す図である。
【図7】注文者端末の表示装置に表示される注文受付確
認通知メールの例を示す図である。
【図8】第2の実施形態による認証ワークフローシステ
ムの一構成例を示す図である。
【図9】第2の実施形態による認証サーバおよびユーザ
端末の機能的な構成例を示すブロック図である。
【図10】第3の実施形態による認証ワークフローシス
テムの一構成例を示す図である。
【図11】第3の実施形態による認証サーバおよびユー
ザ端末の機能的な構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 認証サーバ 2 担当者端末 3,4 承認者端末 5 イントラネット 6 ファイアウォール 7 インターネット 8-1,8-2 仕入先端末 9 配送センタ端末 11 ウェブサーバ 12 メールサーバ 13 商品登録部 14 商品情報記憶部 15 取引先登録部 16 取引先情報記憶部 17 認証情報登録部 18 認証情報記憶部 19 注文管理部 20 注文情報記憶部 21 状態遷移制御部 22 ワークフロー情報記憶部 23 認証部 24 承認画面作成部 25 承認受付部 26 承認依頼通知部 27 確認メッセージ通知部 28 承認済注文処理部 31 注文入力部 32 承認入力部 33 ログイン情報入力部 34 通知受信部 35 状態参照部 71 店舗管理端末 72 購入企業管理端末 81 商品登録部 82 取引先登録部 83 認証情報登録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 504 G06F 17/60 504 19/00 300 19/00 300N (72)発明者 光森 誠伸 東京都墨田区両国2丁目10番14号 住商情 報システム株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA05 AA06 CC05 CC36 DD01 FF03 FF09 5B055 CC12 EE01 EE06

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商取引において必要となる決裁の認証ワ
    ークフローに関する処理を行う認証ワークフローシステ
    ムであって、 認証ルートおよび各人が持つ商品購入限度額などの認証
    情報を登録する認証情報登録手段と、 購入希望の商品およびその購入金額に関する情報を入力
    する購入商品情報入力手段と、 上記購入商品情報入力手段により入力された注文商品の
    購入金額と、その注文の入力を行った者に関して上記認
    証情報登録手段により登録された商品購入限度額とを比
    較し、上記商品の購入金額が上記商品購入限度額を超え
    ている場合に、上記認証情報登録手段により登録された
    承認者に対して承認を要求する通知を行う承認要求通知
    手段と、 上記承認要求通知手段により通知された承認要求に対応
    して、承認に関する情報を入力する承認手段とを備えた
    ことを特徴とする認証ワークフローシステム。
  2. 【請求項2】 上記承認要求通知手段は、上記購入商品
    情報入力手段により入力された商品の購入金額と、ある
    承認者に関して上記認証情報登録手段により登録された
    商品購入限度額とを比較し、上記商品の購入金額が上記
    承認者の商品購入限度額を超えている場合に、更に上の
    承認者に対して承認を要求する通知を行うことを特徴と
    する請求項1に記載の認証ワークフローシステム。
  3. 【請求項3】 上記承認手段によって必要な承認が全て
    得られたときに、注文受付の確認メッセージを注文者に
    対して通知する確認通知手段を備えたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の認証ワークフローシステム。
  4. 【請求項4】 上記確認通知手段は、上記承認手段によ
    って必要な承認が却下されたときに、注文却下の確認メ
    ッセージを注文者に対して通知することを特徴とする請
    求項3に記載の認証ワークフローシステム。
  5. 【請求項5】 上記承認要求通知手段による承認要求の
    通知、上記確認通知手段による確認メッセージの通知を
    電子メールで行うとともに、上記承認手段による承認に
    関する情報入力をウェブブラウザによる入力画面で行う
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項
    に記載の認証ワークフローシステム。
  6. 【請求項6】 上記電子メールに埋め込まれたアドレス
    に従って上記ウェブブラウザによる入力画面に遷移する
    際に、所定のログイン処理を行うログイン手段を備えた
    ことを特徴とする請求項5に記載の認証ワークフローシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 上記ウェブブラウザによる入力画面に
    は、上記商品の購入金額に応じて必要となる全ての承認
    者および承認の有無を表示することを特徴とする請求項
    5または6に記載の認証ワークフローシステム。
  8. 【請求項8】 上記認証ワークフローの遷移の状態を注
    文毎に記憶するワークフロー情報記憶手段と、 上記ワークフロー情報記憶手段に記憶されている認証ワ
    ークフローの現在の状態を参照する状態参照手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載
    の認証ワークフローシステム。
  9. 【請求項9】 上記承認要求通知手段により上記承認要
    求が通知された承認者の代わりに、更に上の承認者が上
    記承認に関する情報を入力することを認める代理認証手
    段を備えたことを特徴とする請求項8に記載の認証ワー
    クフローシステム。
  10. 【請求項10】 上記商取引はネットワーク上で行われ
    る電子商取引であることを特徴とする請求項1〜9の何
    れか1項に記載の認証ワークフローシステム。
  11. 【請求項11】 上記承認手段によって必要な承認が全
    て得られた注文に関する次工程の処理を実行する承認済
    注文処理手段を備えたことを特徴とする請求項10に記
    載の認証ワークフローシステム。
  12. 【請求項12】 必要な承認の全てが得られていない注
    文について、上記次工程の処理の実行を禁止する禁止手
    段を備えたことを特徴とする請求項11に記載の認証ワ
    ークフローシステム。
  13. 【請求項13】 商取引において必要となる決裁の認証
    ワークフローに関する処理を行う認証ワークフローシス
    テムであって、 認証ルートを登録する認証情報登録手段と、 上記認証情報登録手段により登録された認証ルートに従
    って、電子メールおよびウェブブラウザの機能を用いて
    商品注文に関する一連の決裁の認証処理を行う認証ワー
    クフロー処理手段とを備えたことを特徴とする認証ワー
    クフローシステム。
  14. 【請求項14】 上記認証情報登録手段は、上記認証ワ
    ークフローに関する処理を行う認証サーバ装置とは別の
    端末から上記認証サーバ装置へのウェブによるアクセス
    によって上記認証情報の登録を行うことを特徴とする請
    求項1〜13の何れか1項に記載の認証ワークフローシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 商取引において必要となる決裁の認証
    ワークフローに関する処理を行う認証サーバ装置であっ
    て、 認証ルートおよび各人が持つ商品購入限度額などの認証
    情報を記憶する認証情報記憶手段と、 入力された注文商品の購入金額と、その注文の入力を行
    った者に関して上記認証情報記憶手段により記憶されて
    いる商品購入限度額とを比較し、上記商品の購入金額が
    上記商品購入限度額を超えている場合に、上記認証ルー
    トにより示される承認者に対して承認を要求する通知を
    行う承認要求通知手段と、 上記承認要求通知手段により通知された承認要求に応じ
    て上記承認者により入力された承認に関する情報を受け
    付ける承認受付手段とを備えたことを特徴とする認証サ
    ーバ装置。
  16. 【請求項16】 上記承認要求通知手段は、上記入力さ
    れた商品の購入金額と、ある承認者に関して上記認証情
    報記憶手段により記憶されている商品購入限度額とを比
    較し、上記商品の購入金額が上記承認者の商品購入限度
    額を超えている場合に、更に上の承認者に対して承認を
    要求する通知を行うことを特徴とする請求項15に記載
    の認証サーバ装置。
  17. 【請求項17】 必要な承認が全て得られたときに、注
    文受付の確認メッセージを注文者に対して通知する確認
    通知手段を備えたことを特徴とする請求項15または1
    6に記載の認証サーバ装置。
  18. 【請求項18】 上記確認通知手段は、必要な承認が却
    下されたときに、注文却下の確認メッセージを注文者に
    対して通知することを特徴とする請求項17に記載の認
    証サーバ装置。
  19. 【請求項19】 上記承認要求通知手段による承認要求
    の通知、上記確認通知手段による確認メッセージの通知
    を電子メールで行うとともに、上記承認要求通知の電子
    メールに埋め込まれたアドレスが指定されたときに、所
    定のログイン処理を経て上記承認を促すためのウェブブ
    ラウザによる入力画面に遷移させるようにしたことを特
    徴とする請求項15〜18の何れか1項に記載の認証サ
    ーバ装置。
  20. 【請求項20】 上記ウェブブラウザによる入力画面に
    は、上記商品の購入金額に応じて必要となる全ての承認
    者および承認の有無を表示することを特徴とする請求項
    19に記載の認証サーバ装置。
  21. 【請求項21】 上記認証ワークフローの遷移の状態を
    注文毎に記憶するワークフロー情報記憶手段と、 上記ワークフロー情報記憶手段に記憶されている認証ワ
    ークフローの現在の状態を要求に応じて提供する状態情
    報提供手段とを備えたことを特徴とする請求項15〜2
    0の何れか1項に記載の認証サーバ装置。
  22. 【請求項22】 上記承認要求通知手段により上記承認
    要求が通知された承認者の代わりに、更に上の承認者が
    上記承認に関する情報を入力することを認める代理認証
    手段を備えたことを特徴とする請求項21に記載の認証
    サーバ装置。
  23. 【請求項23】 上記商取引はネットワーク上で行われ
    る電子商取引であることを特徴とする請求項15〜22
    の何れか1項に記載の認証サーバ装置。
  24. 【請求項24】 必要な承認が全て得られた注文に関す
    る次工程の処理を実行する承認済注文処理手段を備えた
    ことを特徴とする請求項23に記載の認証サーバ装置。
  25. 【請求項25】 上記必要な承認の全てが得られていな
    い注文について、上記次工程の処理の実行を禁止する禁
    止手段を備えたことを特徴とする請求項24に記載の認
    証サーバ装置。
  26. 【請求項26】 商取引において必要となる決裁の認証
    ワークフローに関する処理を行う認証サーバ装置であっ
    て、 認証ルートを記憶する認証情報記憶手段と、 上記認証情報記憶手段により記憶されている認証ルート
    に従って、電子メールおよびウェブブラウザの機能を用
    いて商品注文に関する一連の決裁の認証処理を行う認証
    ワークフロー処理手段とを備えたことを特徴とする認証
    サーバ装置。
  27. 【請求項27】 上記認証情報記憶手段に記憶される認
    証情報は、上記認証サーバ装置とは別の端末から上記認
    証サーバ装置へのウェブによるアクセスによって登録さ
    れることを特徴とする請求項15〜26の何れか1項に
    記載の認証サーバ装置。
  28. 【請求項28】 商取引において必要となる決裁の認証
    を行う決裁に関する認証方法であって、 認証ルートおよび各承認者が持つ商品購入限度額などの
    認証情報を登録する認証情報登録ステップと、 購入希望の商品およびその購入金額に関する情報を入力
    する購入商品情報入力ステップと、 上記入力された商品の購入金額と、その入力を行った者
    に関して登録されている商品購入限度額とを比較し、上
    記商品の購入金額が上記商品購入限度額を超えている場
    合に、上記認証ルートにより示される承認者に対して承
    認を要求する通知を行う承認要求通知ステップと、 上記通知された承認要求に対応して、承認に関する情報
    を入力する承認ステップとを有することを特徴とする決
    裁に関する認証方法。
  29. 【請求項29】 上記入力された商品の購入金額と、あ
    る承認者に関して登録されている商品購入限度額とを比
    較し、上記商品の購入金額が上記承認者の商品購入限度
    額を超えている場合には、上記承認要求通知ステップで
    更に上の承認者に対して承認を要求し、上記承認要求通
    知ステップと上記承認ステップとを繰り返し行うように
    したことを特徴とする請求項28に記載の決裁に関する
    認証方法。
  30. 【請求項30】 上記承認ステップで必要な承認が全て
    得られたときに、注文受付の確認メッセージを注文者に
    対して通知する確認通知ステップを更に有することを特
    徴とする請求項28または29に記載の決裁に関する認
    証方法。
  31. 【請求項31】 上記確認通知ステップでは、上記承認
    ステップによって必要な承認が却下されたときに、注文
    却下の確認メッセージを注文者に対して通知することを
    特徴とする請求項30に記載の決裁に関する認証方法。
  32. 【請求項32】 上記承認要求通知ステップでの承認要
    求の通知、上記確認通知ステップでの確認メッセージの
    通知を電子メールで行うとともに、上記承認ステップで
    の承認に関する情報入力をウェブブラウザによる入力画
    面で行うようにしたことを特徴とする請求項28〜31
    の何れか1項に記載の決裁に関する認証方法。
  33. 【請求項33】 上記電子メールに埋め込まれたアドレ
    スに従って上記ウェブブラウザによる入力画面に遷移す
    る際に、所定のログイン処理を行うようにしたことを特
    徴とする請求項32に記載の決裁に関する認証方法。
  34. 【請求項34】 上記認証ワークフローの現在の状態を
    参照できるようにするとともに、上記承認要求通知ステ
    ップで上記承認要求が通知された承認者の代わりに、更
    に上の承認者が上記承認に関する情報を入力することを
    認めるようにしたことを特徴とする請求項28〜33の
    何れか1項に記載の決裁に関する認証方法。
  35. 【請求項35】 上記商取引はネットワーク上で行われ
    る電子商取引であり、上記承認ステップで必要な承認が
    全て得られた注文に関する次工程の処理を実行する承認
    済注文処理ステップを更に有することを特徴とする請求
    項28〜34の何れか1項に記載の決裁に関する認証方
    法。
  36. 【請求項36】 必要な承認の全てが得られていない注
    文については上記次工程の処理の実行を禁止するように
    したことを特徴とする請求項35に記載の決裁に関する
    認証方法。
  37. 【請求項37】 請求項1〜27の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  38. 【請求項38】 請求項28〜36の何れか1項に記載
    された決裁の認証方法の処理手順をコンピュータに実行
    させるためのプログラム記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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