JP5304876B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動取引装置に関するものであり、特にアバターを表示できる自動取引装置に関するものである。
従来より、自動取引装置(以下、単にATM(Auto Teller Machine)と称する)では、操作する顧客(利用者)の個人情報や口座情報等の情報をタッチパネル等で構成される画面(操作・表示部)に表示するようになっている。これらの情報は、文字や数字で表示されることが一般的である。また、顧客が振込操作をする場合にも、振込先(相手側)の口座が登録されている銀行の銀行名や銀行番号、口座情報等の情報が文字や数字等で表示されるようになっている。
そのようなものとして、たとえば、「タッチパネル等により数字等を入力する入力部とカード又は通帳等の記憶媒体の内容を読み書きする入出力部と、LCD画面等の出力部と、紙幣の入力出部と、通帳、明細票に印字する出力部と、前記の各入力出部を制御する制御部から成る装置において、取引を行なった時、タッチパネル又はカード又は通帳入力情報の一部分を読み取り、LCD画面の表示文字又は通帳/明細票の印字文字の大きさを可変にすることを特徴とするATM」が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、近年のインターネットの普及により、掲示板やチャット、メーリングリスト等のサービスが多く提供されるようになっている。このようなサービスを利用するユーザは、他のユーザとのコミュニケーションツールとして自分の化身となるアバターを設定・登録して各種サービスを利用することが多くなってきた。そして、サービスを提供する側もユーザのニーズに対応するようにアバター機能の充実化を図るようになってきている。
そのようなものとして、たとえば、「リアルタイムにコンテンツを受信して再生するコンテンツ再生装置から、再生中のコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得手段と、他の通信端末からコンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、前記他の通信端末から受信したコンテンツ情報と、前記コンテンツ再生装置から取得された前記コンテンツ情報とが同じコンテンツに関する情報である場合に、前記他の通信端末を示す情報を出力する出力手段とを備える通信端末」が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平10−105784号公報 特開2005−269557号公報
特許文献1に記載のATMは、利用客に応じてLCD画面(液晶表示ディスプレー)に表示する文字の大きさを変更することができるようになっている。すなわち、文字の大きさを変更することでATMの操作性を向上させることを目的としている。しかしながら、LCD画面に表示する文字のみを対象としているために、表示される文字のフォントや文字数等によっては確認しにくいという問題があった。また、ATMを使用して振込操作をする場合にも、振込先の情報が文字で表示されるので、確認しにくく間違って振り込んでしまうという問題もあった。
特許文献2に記載の通信端末は、リアルタイムに配信されるコンテンツを視聴する際に、他の視聴者と「つながり感」の感じられるコミュニケーションを実現することを目的としている。しかしながら、アバターは、共通のサービスを共有するユーザ間のコミュニケーションツールとして利用されていることが一般的であり、ATMで利用されるということはなかった。すなわち、ATMでは、顧客とその顧客が利用する銀行(又は振込先)との一対一の取り引きが中心であり、更にセキュリティーの関係上、顧客間のコミュニケーションは想定されておらず、ATMにアバターを利用するということはなかったのである。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、通信端末等で利用されているアバターを表示するようにしたATMを提供するものである。
本発明に係る自動取引装置は、口座取引を管理する勘定ホストと、外部の設定端末装置から設定された顧客情報を管理する設定情報管理サーバと、に接続され、前記勘定ホストとの交信で顧客が要求する取り引きを処理する自動取引装置であって、前記設定情報管理サーバには、前記設定端末装置を介して顧客毎に設定可能であり、該顧客を表現するためのアバターが管理されているアバターデータサーバと、前記アバターデータサーバを通じて設定された顧客毎のアバターと該アバターを設定した顧客の口座番号とを関連付けて格納する設定情報データベースとが接続されており、振込取引において、前記自動取引装置で振込先が指定されると、この指定された振込先である取引相手方の口座番号に関連付けられたアバターを前記設定情報管理サーバから取得して表示することを特徴とする。
本発明に係る自動取引装置は、口座取引を管理する勘定ホストと、外部の設定端末装置から設定された顧客情報を管理する設定情報管理サーバと、に接続され、前記勘定ホストとの交信で顧客が要求する取り引きを処理する自動取引装置であって、前記設定情報管理サーバには、前記設定端末装置を介して顧客毎に設定可能であり、該顧客を表現するためのアバターが管理されているアバターデータサーバと、前記アバターデータサーバを通じて設定された顧客毎のアバターと該アバターを設定した顧客の口座番号とを関連付けて格納する設定情報データベースとが接続されており、振込取引において、前記自動取引装置で振込先が指定されると、この指定された振込先である取引相手方の口座番号に関連付けられたアバターを前記設定情報管理サーバから取得して表示するので、容易に顧客の確認を行うことが可能となる。
実施の形態に係る口座取引システムの概略構成を示すブロック図である。 アバターデータベースの内容を示す説明図である。 アイテムデータベースの内容を示す説明図である。 カスタムデータベースの内容を示す説明図である。 設定情報データベースの内容を示す説明図である。 タッチパネル部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。 タッチパネル部に表示される振込確認画面の一例を示す説明図である。 振込取引を行う際の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る口座取引システム100の概略構成を示すブロック図である。口座取引システム100は、ATM40と、勘定ホスト10と、設定情報管理サーバ20と、アバターデータサーバ60とを備えている。なお、設定端末装置50は、ネットワーク1を介して設定情報管理サーバ20及びアバターデータサーバ60に接続されている。
ATM40は、キャッシュカードや通帳等により現金の預け入れや引き出し、振り込み等の取り引きが可能な装置であり、銀行やコンビニエンスストア等の店舗に設置されている。このATM40には、顧客が操作指示を入力するためのタッチパネル部41と、タッチパネル部41の操作に応じた処理を行う処理部42と、勘定ホスト10及び設定情報管理サーバ20と通信するためのI/F(インターフェイス)部43とが設けられている。
タッチパネル部41は、CRT(ブラウン管)やLCD等の表示装置で構成されており、顧客が接触することで操作を行なえるようになっている。処理部42は、顧客からの指示によって勘定ホスト10及び設定情報管理サーバ20から送信される情報を処理するようになっている。たとえば、処理部41をコンピュータシステムにおけるCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)で構成するとよい。I/F部43は、勘定ホスト10のI/F部11及び設定情報管理サーバ20のI/F部21と接続されて種々の情報を送受信するようになっている。
勘定ホスト10は、ATM40で行なわれる取り引きを管理するものであり、ATM40を利用する顧客毎の暗証番号や口座番号、預金元帳データ等が図示省略の記憶手段に格納されている。また、勘定ホスト10には、ATM40と通信するためのI/F部11が設けられている。I/F部11は、ATM40のI/F部43と接続されてATM40から送信される顧客情報に基づいて、その顧客との取り引きを実行するようになっている。
設定情報管理サーバ20は、銀行や郵便局、信販会社等の金融機関により管理運営されるようになっている。この設定情報管理サーバ20には、顧客毎の取引履歴情報を格納する設定情報データベース30が接続されている。また、この設定情報データベース30には、顧客毎に設定されたアバターが格納されている(図2参照)。なお、ここでは、セキュリティーを向上させるために、設定情報データベース30を設定情報管理サーバ20の外部に備えた場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、高度なセキュリティー対策を講じることが可能であれば設定情報データベース30を設定情報管理サーバ20内に設けてもよい。
また、設定情報管理サーバ20には、ATM40と通信するためのI/F部21が設けられている。I/F部21は、ATM40のI/F部43と接続されてATM40から送信される取り引き情報を設定情報データベース30に格納するようになっている。なお、ここでは、勘定ホスト10と設定情報管理サーバ20とが別のネットワークで構成されている場合を例に示している。こうすることで、より高度なセキュリティー対策が実現できる。ただし、勘定ホスト10と設定情報管理サーバ20との通信を振り分ける機能を有するATMサーバを設けて1つのネットワークで接続してもよい。
さらに、設定情報管理サーバ20には、アバターデータサーバ60が接続されている。アバターデータサーバ60は、アバターの設定及び管理を行うようになっている。アバターとは、インターネット上で、顔や髪形、服装、持ち物等を自由に選択してつくった顧客独自のオリジナルキャラクターであり、顧客自分の分身として、バーチャルコミュニティの中で利用するものである。つまり、コミュニケーションツールとして利用されているアバターをATM40を利用した自動取引に適用して、他の顧客との差別化や振り込み先の間違い解消等を図ることを可能としている。
このアバターデータサーバ60には、アバターデータベース70と、アイテムデータベース80と、カスタムデータベース90とが接続されている。また、アバターデータサーバ60には、設定情報管理サーバ20及び設定端末装置50と通信するためのI/F部61が設けられている。I/F部61は、設定情報管理サーバ20のI/F部21及び設定端末装置50のI/F部53と接続されて、設定端末装置50で設定・変更されたアバターを設定情報管理サーバ20に送信するようになっている。
アバターデータベース70には、顧客が設定できる複数種類のアバターが格納されているものである(図3参照)。アイテムデータベース80には、アバターに付加できるアイテムが格納されている(図4参照)。なお、そのアイテムは、顧客の信用度ランクに応じて格納されている。つまり、顧客の信用度ランクによって付加できるアイテムが決定するということである。この信用度ランクは、金融機関での取り引き実績からその金融機関が決定するとよい。たとえば、金融機関は、信用度ランクが高い顧客をAランク、やや高い顧客をBランク、通常の顧客をCランクと設定すればよい。
カスタムデータベース90には、顧客が設定端末装置50から登録可能なカスタムデータが格納されているものである(図5参照)。このカスタムデータとは、顧客が独自に設定した企業の社章や社名をデザイン化したロゴマーク等をイメージデータ化したものである。たとえば、ロゴマークには、図からなるものや文字からなるもの、図と文字を組み合わせてなるもの等がある。ただし、金融機関の審査を経て、公序良俗や法律的な問題(不正競争防止法等)が生じないと判断されたロゴマークのみをカスタムデータとして登録可能にしておくとよい。
なお、ここでは、アバターデータベース70と、アイテムデータベース80と、カスタムデータベース90とが別個独立している場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、これらのデータベースの役割を果たすことが可能であれば1つのデータベースで構築してもよい。また、これらのデータベースをアバターデータサーバ60の外部に備えた場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、これらのデータベースをアバターデータサーバ60内に設けてもよく、金融機関のシステム構築に対応して設定すればよい。
設定端末装置50は、ネットワーク1を介して設定情報管理サーバ20及びアバターデータサーバ60に接続されており、顧客がアバターの設定や変更、登録を行うものである。このネットワーク1は、有線であってもよく、無線であってもよい。たとえば、設定端末装置60には、家庭や企業で利用されるパーソナルコンピュータや、携帯電話に代表される携帯用端末装置がある。すなわち、金融機関が提供・運営するホームページ等のサービスにアクセス可能な装置であればよい。ここでは、設定情報管理サーバ20がwebサービスも提供するものとするが、別途設けるwebサーバを経由するようにしてもよい。なお、ここでは、設定端末装置50に、操作・表示部51と、処理部52と、I/F部53とが備えられている場合を例に示しているがこれに限定するものではない。
次に、各データベースの内容について説明する。
図2は、アバターデータベース70の内容を示す説明図である。アバターデータベース70には、アバターIDとそれに対応したデータが格納されている。図2では、アバター1に「男性の絵」が、アバター2に「女性の絵」が、アバター3に「動物の絵」がそれぞれ対応して格納されている。なお、ここでは、設定可能なアバターが3種類である場合を例に示しているが、これに限定するものではなく、さらに多くのアバターを格納しておくとよい。また、新しいアバターを追加できるようにしておくとよい。
図3は、アイテムデータベース80の内容を示す説明図である。アイテムデータベース80には、顧客の信用度ランクに応じてアバターに付加できるアイテムが格納されている。図3では、アイテム1に「ぼうし」が、アイテム2に「花」が、アイテム3に「Tシャツ」が、アイテム4に「バック」が、アイテム5に「ペット」がそれぞれ対応して格納されている。そして、それらのアイテムは、顧客の信用度ランクに関連付けられている。
たとえば、図3では、信用度ランクAの顧客は、すべてのアイテムを利用することが可能であり、信用度ランクBの顧客は、アイテム5を利用することができず、信用度ランクCの顧客は、アイテム4及びアイテム5を利用することができないようになっている。このように、顧客の信用度ランクに応じてアバターに付加できるアイテムを変更できるので、アバターに付加されているアイテムによって、その顧客の信用度が一見して認識することが可能となっている。
なお、顧客の信用度ランクが上がったときは、金融機関から設定情報管理サーバ20を通じて顧客に報知可能にしておくとよい。たとえば、顧客がATM40を利用したときに、その顧客のアバターに追加表示したり、文字で顧客の信用度ランクが上がった旨の文言を表示したりすることで報知するとよい。なお、ここでは、追加可能なアイテムが5種類である場合を例に示しているが、これに限定するものではなく、さらに多くのアイテムを格納しておくとよい。また、新しいアイテムを追加可能にしておくとよい。
図4は、カスタムデータベース90の内容を示す説明図である。カスタムデータベース90には、顧客独自に登録したロゴマーク等のカスタムデータが格納されている。図4では、カスタムデータベース90を利用する顧客が企業である場合を例に示している。企業は、社章や社名をイメージ化したロゴマークを有していることが多い。このようなロゴマークをカスタムデータとして登録可能にしておけば、文字やアバター等の表示の他にロゴマークも表示されるので、振込先を容易に確認することができる。
たとえば、ロゴマークには、企業イメージを図案化したものや、文字で表記された社名をデザイン化したもの等がある。また、1つの企業であっても複数のロゴマークを有する場合もある。このような要求に対応するために、カスタムデータベース90には複数のカスタムデータを登録できるようにしておくとよい。ただし、上述したように、登録するロゴマークは、金融機関の審査を経たものに限定するようにしておくとよい。
図4では、企業1は、カスタムデータ1にイメージデータ1−1を、カスタムデータ2にイメージデータ2−1を、カスタムデータ3にイメージデータ3−1をそれぞれ登録していることを示している。また、企業2は、カスタムデータ2にイメージデータ2−2を登録していることを示しており、企業3は、カスタムデータ1にイメージデータ1−3を登録していることを示している。たとえば、企業1が登録しているイメージデータ1−1が文字で表記されたロゴマークであり、イメージデータ2−1が図案化されたロゴマークであり、イメージデータ3−1がそれらを組み合わせたロゴマークであるような場合を想定している。
同様に、企業2が登録しているイメージデータ2−2が図案化されたロゴマークであるような場合を想定しており、企業3が登録しているイメージデータ1−3が文字で表記されたロゴマークであるような場合を想定している。なお、企業1が登録しているイメージデータ1−1及び企業3が登録しているイメージデータ1−3は、それぞれの企業が登録したロゴマークを表している。また、カスタムデータベース90に登録するカスタムデータを企業のロゴマークを例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、企業以外の顧客がカスタムデータを登録してもよく、ロゴマーク以外のもの(たとえば、独自い作成したキャラクター等)を登録してもよい。
図5は、設定情報データベース30の内容を示す説明図である。設定情報データベース30には、顧客毎に設定されたアバターやそのアバターに付加されるアイテム、カスタムデータ等がその顧客の口座番号及び店番と関連付けられて格納されている。図5では、店番001、口座番号12345の顧客がアバター1、アイテム1、アイテム2及びアイテム5を登録してあることを示している。つまり、この顧客がATM40を利用すると、アバター1に対応する「男性の絵」にアイテム1に対応する「ぼうし」と、アイテム2に対応する「花」と、アイテム5に対応する「ペット」が付加されて表示されるようになっている。なお、アイテム5が表示されているので、この顧客は、信用度ランクAであることがわかる。
また、店番001、口座番号67890の顧客がアバター2及びアイテム3を登録してあることを示している。つまり、この顧客がATM40を利用すると、アバター2に対応する「女性の絵」にアイテム3に対応する「Tシャツ」が付加されて表示されるようになっている。なお、アイテム3が表示されているので、この顧客は、信用度ランクB以上であることがわかる。
同様に、店番002、口座番号34567の顧客がアバター3及びアイテム4を登録してあることを示している。つまり、この顧客がATM40を利用すると、アバター3に対応する「動物の絵」がアイテム4に対応する「バック」の上に重ねられて表示されるようになっている。なお、アイテム4が表示されているので、この顧客は、信用度ランクB以上であることがわかる。
さらに、店番002、口座番号56789の顧客がカスタムデータ1及びカスタムデータ2を登録してあることを示している。つまり、この顧客がATM40を利用すると、カスタムデータ1に対応するロゴマーク等及びカスタムデータ2に対応するロゴマーク等が表示されるようになっている。たとえば、カスタムデータ1に対応するロゴマークが図案化されたロゴマークであり、カスタムデータ2に対応するロゴマークが文字をデザイン化したロゴマークであるような場合が想定できる。
同様に、店番003、口座番号67890の顧客がカスタムデータ1及びカスタムデータ3を登録してあることを示している。つまり、この顧客がATM40を利用すると、カスタムデータ1に対応するロゴマーク等及びカスタムデータ3に対応するロゴマーク等が表示されるようになっている。たとえば、カスタムデータ1に対応するロゴマークが図案化されたものであり、カスタムデータ3に対応するロゴマークが図と文字とを組み合わせたものであるような場合が想定できる。
ここでは、顧客自身がATM40を利用した場合を例に示しているが、カスタムデータを登録してある顧客が振込先に指定されると、振込先が指定されたATM40のタッチパネル部41に振込先のカスタムデータが表示可能になっている。このように、振込先を指定した際に、文字や数字だけの表示だけでなく、ロゴマーク等のカスタムデータが表示されることになり、振込先の指定を間違えることを低減することが可能となる。
図6は、タッチパネル部41に表示される表示画面の一例を示す説明図である。図6では、ATM40を利用する顧客が特定された際の画面を表している。すなわち、顧客が金融機関の発行したカードをATM40に挿入した際に表示される画面を表している。ここでは、この顧客が設定したアバターが表示されている場合を例に示している。そして、顧客により所望の取引キーが接触されると、ATM40は、その取り引きを実行するようになっている。
図7は、タッチパネル部41に表示される振込確認画面の一例を示す説明図である。図7では、顧客が振り込み操作の最終確認を行う画面を表している。すなわち、指定した振込先の金融機関や支店名、科目、口座番号、名前(企業の名称)等が文字及び数字で表示されるようになっており、それらに加えて振込先が登録してあるアバターも併せて表示されるようになっている。したがって、表示されるアバターによって、自分が指定した振込先が正しいかどうかの判断が容易になっている。
なお、ここでは、振込先が個人の場合を例に示しているが、これに限定するものではなく、振込先が企業であってもよい。振込先が企業の場合には、その企業が登録してあるアバターやカスタムデータが表示されるようになっている。すなわち、その企業が登録したアバターやロゴマークが表示されるようになっており、指定した企業が振込先であるかどうかの確認が容易になっている。また、アバターに付加されているアイテムで顧客の信用度ランクがわかるので、振込先を信用するための目安にすることができる。つまり、振込先として指定した顧客の信用度ランクによって振り込み詐欺等を未然に防止することができる。
次に、口座取引システム100の振り込み時の流れを説明する。
図8は、振込取引を行う際の流れを示すフローチャートである。まず、ATM40を利用して振込取引を行いたい顧客がATM40に近づくと、ATM40はタッチパネル部41に初期画面を表示する。そして、顧客との取り引きが開始される。次に、ATM40は、顧客にカードの挿入を要求する(ステップS101)。そして、カードが挿入されると、ATM40は、顧客を特定するために勘定ホスト10と通信を行う。この顧客の特定は、4桁の数字からなる暗証番号やバイオメトリックス等の個人認証を利用して行うとよい。
顧客が特定されると、ATM40は、その顧客の所望の取り引きを開始するために複数の取引キーが配置された表示画面を表示する(図6参照)。顧客により振込キーが接触されると(ステップS102)、ATM40は、振込先を特定するための画面に切り替える。ATMを利用した振込取引には、現金により振り込む場合やカードにより振り込む場合、通帳により振り込む場合等があり、ここではカードにより振り込む場合を例に説明するものとする。つまり、コンビニエンスストアに設置されているATM40を想定している。
ATM40は、顧客に振込先の業態を選択させる(ステップS103)。つまり、振込先が個人であるのか企業であるのかを選択させるようになっている。業態が選択されると、ATM40は、振込先の口座を有する金融機関を選択させる(ステップS104)。金融機関には、銀行や郵便局等がある。そして、銀行が選択されると、ATM40は、その銀行の支店名を選択させる(ステップS105)。なお、郵便局が選択された場合には、支店の選択は省略される。
それから、振込先の口座番号を入力させる(ステップS106)。振込先の情報がすべて入力されると、ATM40は、次に振込金額を入力させる(ステップS107)。ここまでの内容が入力されると、ATM40は、勘定ホスト10と交信して入力された情報の振込先を特定する(ステップS108)。一方、ATM40は、設定情報管理サーバ20とも交信して、振込先として指定された顧客が登録してあるアバターやカスタムデータをタッチパネル部41に表示させる(ステップS109)。
すなわち、ATM40は、入力された情報から特定した振込先の情報と共に、その振込先が登録しているアバターやカスタムデータを表示して振込内容を確認させる(ステップS110)。したがって、振込先の情報が文字や数字で表示されるだけでなく、アバターやカスタムデータ等も併せて表示されるために(図7参照)、振込先が容易に確認できるようになっている。
顧客の確認作業が完了すると、ATM40は勘定ホスト10との交信によって振込取引を実行する(ステップS111)。図7で示したように、顧客が振込確認画面に表示される確認キーに接触することによって振込内容の確認が完了したものと判断するようになっている。顧客から振込先に振り込みが行われると、顧客が挿入したカードと、振り込み記録が記載された明細表が排出される(ステップS112)。ATM40は、タッチパネル部41に「ご利用ありがとうございました」と表示させる(ステップS113)。このようにして振込取引が完了する。
なお、ここでは、振込取引をする顧客が自分のカードをATM40に挿入してから振込取引を行う場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、カードを使用せず、現金や通帳で振込取引が行われてもよい。また、振込先の情報が登録されている振込カードが使用されてもよい。この場合は、振込先を指定するという手間を省略することが可能となる。
さらに、金融機関は、顧客が設定したアバターを利用して、その顧客に情報を伝達することが可能となる。たとえば、金融機関が提供しているポイントサービス等において、顧客毎に対応したポイント蓄積情報をアバターを利用して報知すれことができる。このようにすれば、顧客はATM40を利用した際に自分のポイント蓄積情報を容易に認識することが可能となる。
10 勘定ホスト、11 I/F部、20 設定情報管理サーバ、21 I/F部、30 設定情報データベース、40 ATM(自動取引装置)、41 タッチパネル部、42 処理部、43 I/F部、50 設定端末装置、51 表示・操作部、52 処理部、53 I/F部、60 アバターデータサーバ、61 I/F部、70 アバターデータベース、80 アイテムデータベース、90 カスタムデータベース、100 口座取引システム。

Claims (4)

  1. 口座取引を管理する勘定ホストと、外部の設定端末装置から設定された顧客情報を管理する設定情報管理サーバと、に接続され、前記勘定ホストとの交信で顧客が要求する取り引きを処理する自動取引装置であって、
    前記設定情報管理サーバには、
    前記設定端末装置を介して顧客毎に設定可能であり、該顧客を表現するためのアバターが管理されているアバターデータサーバと、
    前記アバターデータサーバを通じて設定された顧客毎のアバターと該アバターを設定した顧客の口座番号とを関連付けて格納する設定情報データベースとが接続されており、
    振込取引において、
    前記自動取引装置で振込先が指定されると、この指定された振込先である取引相手方の口座番号に関連付けられたアバターを前記設定情報管理サーバから取得して表示する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. 該自動取引装置を操作する顧客により設定された前記アバターの他に、該顧客の顧客情報が表示される
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 該自動取引装置で指定された顧客が設定してある前記アバターの他に、該顧客の顧客情報が表示される
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  4. 前記アバターデータサーバには、顧客が独自に設定したカスタムデータを格納するカスタムデータベースが接続され、
    顧客が独自に設定した前記カスタムデータの他に、該顧客の顧客情報が表示される
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の自動取引装置。
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