JP4000778B2 - インクジェット式記録装置用の報知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット式記録装置のメンテナンス必要時にその旨の報知を行うインクジェット式記録装置用の報知装置、及び報知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にインクジェット式記録装置の印刷は、インクカートリッジから供給されるインクを記録ヘッドの圧力発生室で加圧することによってノズル孔からインク滴として記録用紙に吐出させて行う。その関係上、インク孔から長期間に亘ってインク吐出が行われないときに生じるインクの増粘、固化や、インク孔、インク流路内などへの気泡の混入によって印刷不良が発生する問題がある。
【0003】
上記の問題に起因する印刷画質悪化の解消を目的として、インクジェット式記録装置では、プリンタ不使用時にノズル孔をキャップするキャッピング動作や、キャップによりノズル孔を封止した状態でポンプによってノズル孔を強制的に吸引するクリーニング操作などのメンテナンスが実行される。クリーニング操作は、記録装置の操作パネル上のスイッチを押す、またはパソコンの画面上のクリーニング開始ボタンを選択することによって手動で実行したり、長期間休止後(例えば1週間経過後)のプリンタ電源投入時に自動で実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところでプリンタは、例えば数ヶ月単位の長期に亘って使用されずに、電源投入されないまま放置されることもある。このように長期間放置された後でクリーニング操作を実行しても、インクが過度に固化している場合もあり、目詰まり等が充分に解消されずに充分なクリーニング効果が得られないという問題があった。
【0005】
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、インクジェット式記録装置が長期間電源投入されず、メンテナンス操作が行われないことに起因する印刷画質悪化を発生し難くできるインクジェット式記録装置用の報知装置、及び報知方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明では、記録用紙に画像を印刷するインクジェット式記録装置と、電源入力状態で常駐するドライバにより該記録装置を制御するホスト側制御装置とを備えたインクジェット式記録装置用の報知装置であって、メンテナンス必要を判断するときの基準時に計時を開始する計時手段と、前記計時手段で計時を開始した後の経過時間が、メンテナンスが必要とみなし得る所定時間を超えたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を基にして前記経過時間が所定時間を超えた場合に、メンテナンス必要の報知を実行する報知手段とを備えたことを要旨とする。
【0007】
この発明によれば、メンテナンス必要を判断するときの基準時に計時手段によって経過時間が計時される。また計時手段により計時された計時時間が、メンテナンス必要とみなし得る所定時間を超えたか否かが判定手段により判定される。そして判定手段の判定結果を基にして計時が開始された後の経過時間が所定時間を超えた場合に、報知手段によってメンテナンス必要の旨が報知される。よって、例えば電源を投入することなく記録装置を長期間放置しても、メンテナンス必要時期に報知手段によりユーザ等にメンテナンス必要の報知が実行されるので、報知に従うユーザ等によって定期的に記録装置のメンテナンスが実行される。この結果、インクの目詰まり防止効果は向上し、記録装置の装置としての信頼性も向上する。
【0008】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記判定手段は前記ホスト側制御装置に備えられ、前記経過時間が所定時間を超えたか否かの判定は該制御装置側で実行されることを要旨とする。
【0009】
この発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、ホスト側制御装置に備えられた判定手段によって、計時手段により計時される経過時間が所定時間を超えたか否かの判定が実行され、その経過時間が所定時間を超える場合に報知手段によってメンテナンス必要の旨の報知がなされる。
【0010】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、前記記録装置は、電源非入力状態の間も前記ホスト側制御装置によって管理されることを要旨とする。
【0011】
この発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、電源非入力時の記録装置は例えばメンテナンスの自動操作が不能となるが、記録装置は電源非入力状態であってもホスト側制御装置により管理されることによって、判定手段によってメンテナンス必要と判定されたときに報知手段によりメンテナンス必要の報知がなされる。この報知に従って、例えば記録装置の電源が投入されて、記録装置の定期的なメンテナンスが実行される。
【0012】
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記計時手段はメンテナンス終了時に計時を開始し、前記判定手段は、前記計時手段により計時が開始されるメンテナンス終了時からの経過時間がメンテナンス必要とみなし得る所定時間を超えたか否かを判定し、前記報知手段は前記判定手段の判定結果を基にメンテナンス終了時からの経過時間が所定時間を超えるときに報知を実行することを要旨とする。
【0013】
この発明によれば、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、メンテナンス終了時からの経過時間が計時手段によって計時され、その経過時間がメンテナンス必要とみなし得る所定時間を超えたか否かが判定手段により判定される。そのメンテナンス終了時からの経過時間が所定時間を超えたときに、報知手段によりメンテナンス必要の旨が報知される。よって、メンテナンスを必要とする部材の品質劣化の開始時期はメンテナンス終了時であるので、効果的にメンテナンス必要の旨が報知され、インクの目詰まり防止効果が一層向上されるうえに、記録装置の装置としての信頼性も一層向上する。
【0014】
請求項5に記載の発明では、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記記録装置は記録用紙にインクを吐出するヘッド部材を備え、前記メンテナンスは該ヘッド部材の目詰まりを防止するために行われる動作であることを要旨とする。
【0015】
この発明によれば、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、メンテナンス必要の報知を受けたユーザによって定期的にメンテナンスが実行され、記録装置のヘッド部材の目詰まり等が解消される。
【0016】
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明において、前記メンテナンスは、前記ヘッド部材に設けられたノズル開口部を封止して、吸引手段により該ノズル開口部の吸引動作を行うクリーニング操作であることを要旨とする。
【0017】
この発明によれば、請求項5に記載の発明の作用に加え、報知手段の報知に従ってクリーニング操作が実行され、吸引手段によってノズル開口部が吸引されてノズル開口内のインクが強制排出されて、インクの目詰まりが解消される。
【0018】
請求項7に記載の発明では、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の発明において、前記ホスト側制御装置に、前記計時手段を備えたことを要旨とする。
【0019】
この発明によれば、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、ホスト側制御装置に備えられた計時手段によって、メンテナンス必要の報知を行うまでの経過時間が計時される。よって、計時手段は制御装置側に存在するので、記録装置側の構造が複雑化しない。
【0020】
請求項8に記載の発明では、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の発明において、前記記録装置は前記ホスト側制御装置と双方向通信可能に構成されるとともに、前記計時手段を備えたことを要旨とする。
【0021】
この発明によれば、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、メンテナンス必要の旨を報知するまでの経過時間は記録装置に備えられた計時手段により計時され、双方向通信可能な記録装置から得られる経過時間が所定時間を超えたか否かの判定が、制御装置側に配置された判定手段により判定される。
【0022】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の発明において、前記報知手段は、前記ホスト側制御装置が備える表示手段であることを要旨とする。
【0023】
この発明によれば、請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、ホスト側制御装置に備えられた表示手段によって、メンテナンス必要の旨の報知が実行される。
【0024】
請求項10に記載の発明では、電源入力時で常駐するドライバを備えたホスト側制御装置によって制御されて、記録用紙に印刷を実行するインクジェット式記録装置用の報知方法であって、メンテナンス必要を判断するときの基準時に、計時手段により計時を開始する計時手順と、前記計時手段で計時を開始した後の経過時間が、メンテナンスが必要とみなし得る所定時間を超えたか否かを判定手段により判定する判定手順と、前記判定手順の判定結果を基にして、前記経過時間が前記所定時間を超えた場合にメンテナンス必要の報知を報知手段により実行する報知手順とを備えたことを要旨とする。
【0025】
この発明によれば、計時手順ではメンテナンス必要を判断するときの基準時に、計時手段により計時が開始される。また判定手順では、計時手段で計時を開始した後の計時時間が、メンテナンス必要とみなし得る所定時間を超えたか否かが判定される。そして報知手順では、計時手段による計時時間が設定時間を超えた場合には、メンテナンス必要の報知が報知手段により実行される。これにより、例えば電源を投入することなく記録装置を長期間放置しても、メンテナンス必要時期に報知手段によりユーザ等にメンテナンス必要の報知が実行されるので、報知に従うユーザ等によって定期的に記録装置のメンテナンスが実行される。この結果、インクの目詰まり防止効果は向上し、記録装置の装置としての信頼性も向上する。
【0026】
請求項11に記載の発明では、請求項10に記載の発明において、前記判定手段は前記ホスト側制御装置に備えられ、前記経過時間が所定時間を超えたか否かを判定する前記判定手順は、該制御装置側で実行されることを要旨とする。
【0027】
この発明によれば、請求項10に記載の発明の作用に加え、判定手順では、ホスト側制御装置に備えられた判定手段によって、計時手段により計時される経過時間が所定時間を超えたか否かが判定される。そして、その経過時間が所定時間を超える場合に報知手段によってメンテナンス必要の旨の報知がなされる。
【0028】
請求項12に記載の発明では、請求項10又は11に記載の発明において、前記記録装置は、電源非入力状態の間も前記ホスト側制御装置によって管理されることを要旨とする。
【0029】
この発明によれば、請求項10又は11に記載の発明の作用に加え、電源非入力時の記録装置は例えばメンテナンスの自動操作が不能となるが、記録装置は電源非入力状態であってもホスト側制御装置により管理されることによって、判定手段によってメンテナンス必要と判定されたときに報知手段によりメンテナンス必要の報知がなされる。この報知に従って、例えば記録装置の電源が投入されて、記録装置の定期的なメンテナンスが実行される。
【0030】
請求項13に記載の発明では、請求項10〜12のうちいずれか一項に記載の発明において、前記計時手順では、メンテナンス終了時に前記計時手段により計時を開始し、前記判定手順では、前記計時手段により計時が開始されるメンテナンス終了時からの経過時間が、メンテナンス必要とみなし得る所定時間を超えたか否かを前記判定手段により判定し、前記報知手順では、前記判定手順の判定結果を基に、メンテナンス終了時からの経過時間が所定時間を超えるときに、報知手段により報知を実行することを要旨とする。
【0031】
この発明によれば、請求項10〜12のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、計時手順では、メンテナンス終了時に計時手段によって計時が開始され、判定手順では、そのメンテナンス終了時からの経過時間が、メンテナンス必要とみなし得る所定時間を超えたか否かが判定手段により判定される。そして報知手順では、判定手順の判定結果を基に、メンテナンス終了時からの経過時間が所定時間を超えるとき、報知手段によって報知が実行される。これにより、メンテナンスを必要とする部材の品質劣化の開始時期はメンテナンス終了時であることから、効果的にメンテナンス必要の旨が報知され、インクの目詰まり防止効果が一層向上されるうえに、記録装置の装置としての信頼性も一層向上する。
【0032】
請求項14に記載の発明では、請求項10〜13のうちいずれか一項に記載の発明において、前記記録装置は、前記記録用紙にインクを吐出するヘッド部材を備え、前記メンテナンスは、該ヘッド部材の目詰まりを解消させるために行われる動作であることを要旨とする。
【0033】
この発明によれば、請求項10〜13のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、メンテナンス必要の報知を受けたユーザによって定期的にメンテナンスが実行され、記録装置のヘッド部材の目詰まり等が解消される。
【0034】
請求項15に記載の発明では、請求項14に記載の発明において、前記メンテナンスは、前記ヘッド部材に設けられたノズル開口部を封止して、吸引手段により該ノズル開口部の吸引動作を行うクリーニング操作であることを要旨とする。
【0035】
この発明によれば、請求項14に記載の発明の作用に加え、報知手段の報知に従ってクリーニング操作が実行され、吸引手段によってノズル開口部が吸引されてノズル開口内のインクが強制排出されて、インクの目詰まりが解消される。
【0036】
請求項16に記載の発明では、請求項10〜15のうちいずれか一項に記載の発明において、前記ホスト側制御装置に、前記計時手段を備えたことを要旨とする。
【0037】
この発明によれば、請求項10〜15のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、ホスト側制御装置に備えられた計時手段によって、メンテナンス必要の報知を行うまでの経過時間が計時される。よって、計時手段は制御装置側に存在するので、記録装置側の構造が複雑化しない。
【0038】
請求項17に記載の発明では、請求項10〜15のうちいずれか一項に記載の発明において、前記記録装置は前記ホスト側制御装置と双方向通信可能に構成されるとともに、前記計時手段を備えたことを要旨とする。
【0039】
この発明によれば、請求項10〜15のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、メンテナンス必要の旨を報知するまでの経過時間は記録装置に備えられた計時手段により計時され、双方向通信可能な記録装置から得られる経過時間が所定時間を超えたか否かの判定が、制御装置側に配置された判定手段により判定される。
【0040】
請求項18に記載の発明では、請求項10〜17のうちいずれか一項に記載の発明において、前記報知手段は、前記ホスト側制御装置が備える表示手段であることを要旨とする。
【0041】
この発明によれば、請求項10〜17のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、ホスト側制御装置に備えられた表示手段によって、メンテナンス必要の旨の報知が実行される。
【0042】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化したインクジェット式記録装置の第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。図1は、インクジェット式記録装置のケース内部の概略構成図であり、図2は記録ヘッドとその周辺装置の概略構成図である。
【0043】
図1に示すように、インクジェット式記録装置(以下、単にプリンタと称す)1は、ケース内部(図示省略)にプリンタ本体2を備えている。プリンタ本体2には、キャリッジ軸3に案内されてプラテン4の軸方向に沿って往復移動可能なキャリッジ5が取付けられ、キャリッジ5はキャリッジモータ6によってタイミングベルト7を介して駆動される。キャリッジ5には記録用紙8と対向する下面にヘッド部材としての記録ヘッド9が配設され、キャリッジ5の上部には記録ヘッド9にインクを供給するためのインクカートリッジ10,11(ブラック用とカラー用の2種類)が着脱可能に取付けられている。
【0044】
図1に示すように、キャリッジ5の移動方向の端部(ホームポジション(HP))には、ノズル開口部としての記録ヘッド9のノズル孔12(図2に示す)を封止可能なキャップ13が配設されている。図2に示すように、キャップ13には、キャップ13によるノズル孔12の封止時に、その内部空間を負圧にするための吸引手段としての吸引ポンプ14がポンプチューブ15を介して接続されている。また図1に示すようにキャップ13とプラテン4の間には、記録ヘッド9の移動経路上に進退可能なゴムなどの弾性板等からなるワイピング部材16が配設されている。ワイピング部材16は、キャリッジ5がキャップ13側に往復移動する際に記録ヘッド9のノズルプレート17(図2に示す)を払拭するワイパとして機能する。
【0045】
図2に示すように、ブラック用インクカートリッジ10とカラー用インクカートリッジ11は、記録ヘッド9の上面に複数突設された各供給針19が、各々の供給口に設けられたパッキン部材18に刺し込まれた状態でキャリッジ5に装着されている。各インクカートリッジ10,11のインク室10a,11aにはインク液を含有する多孔質部材20が収容されており、供給針19がパッキン部材18によって密にシールされてインクカートリッジ10,11内のインク液が記録ヘッド9内へ供給される。
【0046】
記録ヘッド9には、各インクカートリッジ10,11から供給されるインクの通路となるインク流路21が形成されている。ノズル孔12は記録ヘッド9の下部に配設されたノズルプレート17に形成され、各ノズル孔12は各インク流路21と対応する位置に配置されている。また記録ヘッド9には、各ノズル孔12と連通する圧力発生室に対応して圧電振動子22が配設され、この圧電振動子22の振動作用に基づき各ノズル孔12からインク滴が吐出される。キャップ13は、キャップ本体23とキャップホルダ24を有し、スライダ25を介して図示しない駆動機構により同図の矢印方向に相対移動可能となっている。ポンプチューブ15の下流側には廃液トレイ26が設置され、廃液トレイ26の内部には吸引ポンプ14によって吸引されたインクを吸収するための廃液吸収材27が収容されている。
【0047】
通常、プリンタ1は印刷品質の悪化の解消を目的としてクリーニング操作が実行される。クリーニング操作は、ノズル孔12の封止時にキャップ13の内部空間を吸引ポンプ14によって負圧にすることで強制的にノズル孔12内のインクの吸引排出を行うとともに、吸引排出後にワイピング部材16によってノズルプレート17をワイピングする処理のことである。このクリーニング処理によって、記録ヘッド9のノズル孔12の目詰まりや、インク流路21内への気泡混入が解消される。
【0048】
クリーニング操作は、プリンタ1の長期間休止後に印刷を再開する場合、つまり電源投入時において最後のクリーニング操作から所定の設定時間(例えば1週間)以上経過しているときに自動で実施される他に、操作パネルのクリーニングスイッチCSW(図3参照)を手動操作したとき、またはホスト側制御装置としてのパソコン28(図3参照)の画面上でクリーニング実行ボタンを選択したときに実施される。
【0049】
図3は、プリンタのブロック図である。プリンタ1は制御装置30を備え、制御装置30は、制御手段31、フラッシング制御手段32、ヘッド駆動手段33、クリーニング制御手段34、ポンプ駆動手段35、キャリッジ制御手段36を備えている。制御手段31は、パソコン28からの印刷データに基づいてビットマップデータを生成し、このデータをヘッド駆動手段33に出力する。ヘッド駆動手段33はビットマップデータに基づき記録ヘッド9に駆動信号を出力し、この駆動信号に応じて記録ヘッド9が駆動されて所定のノズル孔12からインクが吐出される。
【0050】
フラッシング制御手段32は、制御手段31からの信号に基づきヘッド駆動手段33にフラッシング指令信号を出力する。ヘッド駆動手段33は、フラッシング指令信号に基づき記録ヘッド9を駆動してフラッシング動作を実行する。フラッシング動作は一定周期ごとに実施され、インク孔12内のインク表面の形状(メニスカス)の不揃いを修復したり、ノズル孔12から逆流した混色インクを吐出排出したり、印刷中にインク滴の吐出量の少ないノズル孔12においてインクの増粘による目詰まりを防止する目的で行われる。
【0051】
クリーニング制御手段34は、クリーニング操作実行時にはポンプ駆動手段35にクリーニング指令信号を出力してポンプ駆動手段35を駆動制御する。ポンプ駆動手段35は、クリーニング指令信号に基づき吸引ポンプ14を駆動してクリーニング操作時にキャップ13の内部空間を負圧にする。プリンタ1は制御手段31と接続された電源スイッチDSWを備え、電源スイッチDSW入力時において前回のクリーニング操作から所定の設定時間以上経過しているときも自動でクリーニング操作が実行される。
【0052】
キャリッジ制御手段36は、制御手段31、フラッシング制御手段32又はクリーニング制御手段34からのキャリッジ指令信号に基づきキャリッジモータ6にモータ駆動信号を出力し、このモータ駆動信号に応じてキャリッジモータ6が駆動されることでキャリッジ5が所定位置に移動される。パソコン28から制御手段31が受信した印刷データに基づくキャリッジ指令信号を受信したキャリッジ制御手段36がキャリッジモータ6を駆動させることで、キャリッジ5は記録用紙8の送り方向と直交する方向に走査運動して印刷動作を行う。
【0053】
パソコン28はパソコン本体37を備え、このパソコン本体37には判定手段としてのCPU38,メモリ39,計時手段としてのタイマ40が内蔵されている。メモリ39には、プリンタ1を駆動制御するためのプログラムや、メンテナンス必要時に報知を実行させるプログラム等からなるプリンタドライバが格納されている。
【0054】
CPU38はプリンタ1の制御手段31に接続され、メモリ39に格納されたプリンタドライバに従ってプリンタ1を制御する。タイマ40は、クリーニング制御手段34によって実行されるクリーニング操作の終了時点からの経過時間を計時し、所定時間経過時にCPU38にタイムアップの信号を出力する。CPU38はタイムアップ信号が入力されると、報知手段および表示手段としてのディスプレイ41の画面上にプリンタ1のメンテナンス必要の旨の報知を表示させる。
【0055】
次に、クリーニング操作必要の報知を行うまでの手順を図4に示すフローチャートに従って説明する。
【0056】
ステップ(以下、単にSと称す)101では、CPU38はクリーニング操作終了時にクリーニング終了信号を入力する。つまりクリーニング操作終了の指令信号が入力される。
S102では、パソコン1に備えたタイマ40をリセット、そしてスタートする。そしてクリーニング操作終了時以降の経過時間がタイマ40によって計時される。なお、このS102の手順が計時手順に相当する。
【0057】
S103では、タイムアップしたか否かを判定する。つまりクリーニング操作終了後からの経過時間がタイマ40により所定時間経過したか否かが判定される。タイムアップしていないときは待機し、タイムアップしたときはS104に進む。なお、このS103の手順が判定手順に相当する。
【0058】
S104では、プリンタ1のメンテナンス実行を促すために報知処理を実行する。つまり、ディスプレイ41の画面上でユーザ等にクリーニング操作必要の旨が報知される。なお、このS104の手順が報知手順に相当する。
【0059】
S105では、プリンタ1の電源がオンされたか否かを判断する。つまり、報知によりメンテナンス操作を促されたユーザによって、クリーニング操作をするために電源スイッチDSWが操作されたか否かが判断される。そしてプリンタ1の電源スイッチDSWが入力されていないときはクリーニング操作必要の報知が継続され、電源スイッチDSWが入力されたときはS106に進む。
【0060】
S106では、クリーニング処理を実行する。つまりクリーニング操作実行の指令信号に基づきクリーニング制御手段34が制御されてクリーニング操作が実行される。この結果、記録ヘッド9のノズル孔12は新鮮なインクで再充填される。
【0061】
よって、電源が投入されずに長期間放置されたプリンタ1において、メンテナンス必要時期にはクリーニング操作必要の旨の通知がディスプレイ41の画面上に報知される。このため、長期に亘って電源を投入せずにプリンタ1が放置されても、ユーザは報知に従って定期的にクリーニング操作を実行することになるので、インクが過度に固化する前にクリーニング操作が実行され、インクの目詰まり防止効果は向上し、プリンタ1の装置としての信頼性も向上する。
【0062】
従って、この実施形態では以下の効果を得ることができる。
【0063】
(1) クリーニング操作後から所定時間経ったときにディスプレイ41でクリーニング操作必要の報知することによって、ユーザに定期的にクリーニング操作を実行させるので、目詰まり防止効果を格段に向上できる。その結果、プリンタ1の装置としての信頼性も格段に向上できる。
【0064】
(2) タイマ40による計時の開始時期は、インクの増粘が始まるクリーニング操作終了時であるので、クリーニング操作必要の旨の報知を的確に実行でき、効果的にクリーニング操作を行うことができる。
【0065】
(3) パソコン28でのメンテナンス必要の報知は、パソコン28に備えたタイマ40でクリーニング終了時からの経過時間を計時し、タイマ40をリセット・スタートしてこのタイマ40がタイムアップしたときに、CPU38がディスプレイ41の画面にメンテナンス必要の旨を表示させることによって実施できる。しかも本例では、クリーニング操作終了時以降の経過時間を計時するタイマ40をパソコン28側に備えたので、パソコン28でメンテナンス必要の報知を行う構成としてプリンタ1の構造が複雑化しない。
【0066】
(第2実施形態)
次に第2実施形態を図5及び図6に従って説明する。本例は、クリーニング操作後の時間を計時するタイマの設置箇所が前記第1実施形態と異なっており、他の構成は同じであるので、同一部分に関しては同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0067】
図5は、プリンタおよびパソコンのブロック図である。プリンタ1はパソコン28と双方向にデータ通信が可能であり、制御装置30を内蔵している。制御装置30は、制御手段31、フラッシング制御手段32、ヘッド駆動手段33、クリーニング制御手段34、ポンプ駆動手段35、キャリッジ制御手段36を備え、各手段31〜36は前記第1実施形態と同様に作動する。
【0068】
また、制御装置30は計時手段としてのタイマ45を備え、タイマ45はクリーニング制御手段34によって実行されるクリーニング操作の終了時点からの経過時間を計時し、所定時間経過時にパソコン28にタイムアップの信号を出力する。制御手段31やタイマ45は、電源スイッチDSW非入力時であっても待機電力を電力源として稼動する。
【0069】
次に、クリーニング操作必要の報知を行うまでの手順を図6に示すフローチャートに従って説明する。
【0070】
まずS201では、クリーニング終了信号を入力する。
【0071】
S202では、プリンタ1に備えたタイマ45をリセット、そしてスタートする。なお、このS202の手順が計時手順に相当する。
【0072】
S203では、プリンタ1側のタイマ45がタイムアップしたか否かを判定する。タイムアップしていればS204に進み、タイムアップしていなければS206に進む。なお、このS203の手順が判定手順に相当する。
【0073】
S204では、クリーニング操作必要の旨を報知する報知処理を実行する。なお、このS204の手順が報知手順に相当する。
【0074】
S205では、クリーニング処理を実行するために、ユーザ等によりプリンタ1の電源スイッチDSWがオンされたか否かを判断する。電源スイッチDSWがオンされていればS207に進み、スイッチDSWがオンされていなければS204に戻り報知を継続する。
【0075】
一方、S203でタイムアップでないと判定されたときは、S206でクリーニング開始信号を入力したか否かを判断する。つまり、タイムアップ前にクリーニング操作が実行されたか否かが判断される。そしてクリーニング開始信号を入力していなければS203に戻って再びタイムアップか否かの判定を行い、クリーニング開始信号を入力すればS207に進む。
【0076】
S207では、クリーニング処理を実行する。よって本例でも、ユーザは報知に従って定期的にクリーニング操作を実行することになり、前記第1実施形態と同様に、インクの目詰まり防止効果は向上し、プリンタ1の装置としての信頼性も向上する。
【0077】
従って、この第2実施形態においても前記第1実施形態に記載の(1)インク目詰まり防止効果の向上、プリンタの信頼性向上、(2)効果的なクリーニング操作実施と同様な効果が得られる他に、次の効果が得られる。
【0078】
(4) パソコン28でのメンテナンス必要の報知は、プリンタ1側に備えたタイマ45でクリーニング操作後の時間を計時し、そのタイマ45がタイムアップしたときにCPU38がディスプレイ41にクリーニング操作必要の旨を報知させることで実施できる。
【0079】
なお、実施形態は前記に限定されず、例えば次の態様に変更してもよい。
【0080】
・ 前記各実施形態において、タイマ40,45が計時を開始する時期はクリーニング操作終了後に限定されない。例えば、プリンタ1の印刷終了後に計時を開始し、印刷終了後からの経過時間が所定時間を超えた場合に、クリーニング操作等のメンテナンスを必要とする報知を行ってもよい。また、プリンタ1の電源切断時からの経過時間を用いて、メンテナンス必要の旨の報知を行ってもよい。
【0081】
・ 前記各実施形態において、報知によって作業を促されるメンテナンスの作業内容はクリーニング操作に限らず、例えばフラッシング動作や微振動などのように印刷画質悪化の原因を解消するために実行されるものであればよい。
【0082】
・ 前記各実施形態において、メンテナンス必要時にパソコン28で行われる報知方法は、視覚的または聴覚的手法に拘わらず、ユーザがクリーニング操作必要の旨の通知を認識できるものであればよい。
【0083】
・ 前記各実施形態において、タイマ40,45がタイムアップの信号を出力するまでの時間は適宜自由に設定変更できる。つまり、例えばインクの材質に応じて増粘するまでにかかる時間は変わるため、タイマ40,45はインク増粘時にタイムアップの信号を出力するように設定されていればよい。
【0084】
・ 前記各実施形態において、プリンタ1の電源を切った状態でもプリンタ1とパソコン28を通信可能とし、プリンタ1側の制御手段31にメンテナンス必要の旨を報知するためのプログラムを実行させてもよい。
【0085】
・ 前記各実施形態において、メンテナンス必要の旨の報知はパソコン28側で行うことに限定されない。例えばプリンタ1にランプ等の表示装置を設けて、タイマ40,45がタイムアップしたときに、その表示装置を用いてプリンタ1側で報知を実行してもよい。
【0086】
・ 前記各実施形態において、本例の報知装置はインクジェット式のプリンタであればどのような構造のものでも採用することができる。
【0087】
前記実施形態及び別例から把握できる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
【0088】
(1)請求項1〜9において、前記記録装置は、電源投入時に自動でメンテナンス操作を実行可能な機能を備え、前記報知手段は、メンテナンスを実行させるために前記電源投入を促す報知を実行する。
【0089】
(2)請求項1〜9において、前記報知手段は、メンテナンス必要の報知を視覚的に表示するための表示手段(41)である。この場合、ユーザに対して表示手段で視覚的にメンテナンス必要の旨を報知できる。
【0090】
(3)請求項1〜9において、前記メンテナンスは前記記録装置の電源投入時に自動で実行されるメンテナンス操作である。この場合、記録装置の電源が切られた状態では、ホスト側制御装置が動いていても記録装置を稼動させることは不能であるが、報知手段によりメンテナンス必要の旨を報知して記録装置の電源を投入させるように促すことによって、記録装置のメンテナンスが定期的に実行可能となる。
【0091】
(4)メンテナンス必要時に報知手段によってその旨を報知するときに、ホスト側制御装置が備えるコンピュータ(38)に実行させる報知用プログラムであって、メンテナンス必要を判断するときの基準時に、計時手段により計時を開始させるステップと、前記計時手段で計時を開始した後の経過時間が、メンテナンスが必要とみなし得る所定時間を超えたか否かを判定手段により判定するステップと、前記経過時間が前記所定時間を超えた場合に、メンテナンス必要の報知を報知手段により実行させるステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする報知用プログラム。
【0092】
(5)前記技術的思想(4)において、前記計時手段により計時を開始させるステップでは、メンテナンス終了時に計時を開始させ、前記所定時間を超えたか否かを判定手段により判定するステップでは、前記計時手段により計時が開始されるメンテナンス終了時からの経過時間が、メンテナンス必要とみなし得る所定時間を超えたか否かを判定し、前記メンテナンス必要の報知を報知手段により実行させるステップでは、メンテナンス終了時からの経過時間が所定時間を超えるときにその旨を報知させる。
【0093】
(6)前記技術的思想(4),(5)において、前記メンテナンスは該ヘッド部材の目詰まりを防止するために行われる動作である。
【0094】
(7)前記技術的思想(6)において、前記メンテナンスは、前記ヘッド部材に設けられたノズル開口部を封止して、吸引手段により該ノズル開口部の吸引動作を行うクリーニング動作である。
【0095】
(8)前記技術的思想(4)〜(7)のいずれかに記載の報知用プログラムが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0096】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、インクジェット式記録装置のメンテナンス必要時に、その旨を報知手段によって報知することでユーザに定期的にメンテナンスを実行させるので、インクジェット式記録装置の印刷画質悪化を発生し難くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるプリンタ本体の概略構成を示す斜視図。
【図2】記録ヘッドとその周辺装置の概略構成図。
【図3】プリンタおよびパソコンからなる報知装置のブロック図。
【図4】メンテナンス操作を報知するときのフローチャート。
【図5】第2実施形態における報知装置のブロック図。
【図6】メンテナンス操作を報知するときのフローチャート。
【符号の説明】
1 インクジェット式記録装置
8 記録用紙
9 記録ヘッド
12 ノズル孔
14 吸引ポンプ
28 パソコン
38 CPU
40,45 タイマ
41 ディスプレイ

Claims (1)

  1. インクジェット式記録装置と、
    電源入力状態で常住するドライバにより前記インクジェット記録装置を制御するホスト側制御装置と、
    を備えた前記インクジェット記録装置用の報知装置であって、
    前記インクジェット記録装置は、前記ホスト側制御装置と双方向通信可能に構成され、
    前記ホスト側制御装置は、メンテナンス必要を判断する時の基準時に計時を開始する計時手段と、
    前記計時手段で計時を開始した後の経過時間が、メンテナンスが必要とみなし得る所定時間を超えたか否かを判断する判断手段と、
    前記インクジェット記録装置が電源非入力状態の間も前記メンテナンスが必要との報知を実行する表示手段と、
    を有し、
    前記判断手段の判定結果を基に、前記メンテナンスが必要との報知を前記表示手段によって実行することを特徴とするインクジェット式記録装置の報知装置。
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