JP3993867B2 - 包装用緩衝材 - Google Patents
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Description
そのため包装用緩衝材の肉厚が要求されたり緩衝力が要求される品物、あるいは重量物や大型機材等の運搬時に使用するための包装用緩衝材として使用することができないという問題点があった。
上記下部連続体の左端に、上縁に薄肉のヒンジ部を構成し、かつ下部両側部の間に物品の収納部を形成した第1板材を構成し、上記第1板材の両側部の下縁に薄肉のヒンジ部を介して、右縁と下縁に切欠部を構成した第2板材を連設し、
上記第1板材の右縁に第1連設片を介して上縁に切欠部を有する第6板材を連設し、この第6板材の下縁に薄肉のヒンジ部を介して左右両縁と下縁に切欠部を有する第5板材を連設すると共に、右縁に第2連設片を介して上縁に切欠部を有する第3板材を連設し、上記第3板材の下縁に、薄肉のヒンジ部を介して左縁と下縁に切欠部を有する第4板材を連設してなり、
一方、上記上部連続体の左端に、上縁と右縁に切欠部を設け下部両側部の間に物品の収納部を形成した第11板材を構成し、上記第11板材の両側部の下縁に薄肉のヒンジ部を介して、下縁に薄肉のヒンジ部を構成した第12板材を連設し、上記第12板材の右縁に第3連設片を介して下縁に切欠部を有する第7板材を連設し、この第7板材の上縁に薄肉のヒンジ部を介して左右両縁と上縁に切欠部を有する第8板材を連設すると共に、右縁に第4連設片を介して下縁に切欠部を有する第10板材を連設し、上記第10板材の上縁に薄肉のヒンジ部を介して上縁と左縁に切欠部を有する第9板材を連設してなり、上記下部連続体の第1板材と上部連続体の第12板材を第5連設片で連設してなり、
上記各上板を所定の順序で組み立て、上部から第1乃至第12板材が重合して配置される包装用緩衝材にある。
しかも段ボールを打ち抜く機械の大きさを最大限利用して段ボールを効率よく打ち抜いて製造でき、かつ機械による一度の型抜き工程で簡単に製造できるため、材料の使用に無駄がなく、製造コストの削減、製造時間の短縮が可能となった。さらに組み立てられた包装用緩衝材は、小さな物品や軽い精密機械等は勿論のこと、重量物や大型機材等の運搬時にも使用できる衝撃吸収能力に優れた丈夫で耐久性に優れたものとなっているのである。
図1は実施形態1の包装用緩衝材を型抜きした状態の裏面の展開平面図、図2乃至図5は組み立て工程の説明図、図6は組み立て完了状態の斜視図及び図7は使用態様図である。
また、実際に組み立てる際には裏返しにして、すなわちヒンジ部を上にして用いるため、以下の説明は、裏面の展開図である図1に基づいて行う。以下に説明する上板と底板は同じ大きさで同様の外形をしている。また、各切欠部の長さと幅は同一であり、かつ各連設片の長さは同一である。
図1に示した状態から、まず図2に示す如く下部連続体1を構成する第3上板13、第2上板12、第2底板22、第5底板25、第8底板28及び第7底板27を、上方すなわち矢印A方向に折り返して、それぞれ上部連続体2を構成する第1底板21、第1上板11、第3底板23、第4底板24、第9底板29及び第6底板26の上に重合する。
本実施形態は板材を4列に並列して組み合わせてなるもので、上記実施形態1と同様に段ボールを型抜きして製作するものであり、裏面の展開図である図8に基づいて説明する。
以下に説明する各板材は同じ大きさで同様の外形をしている。また、各切欠部の長さと幅は同一であり、かつ各連設片の長さは同一である。
図8において、左側の下部に第2板材42を配置する。この第2板材42は、図中下縁の中央に長さL2で、段ボール1枚分の厚さに相当する幅の切欠部421を設けると共に右縁の中央に長さL2の切欠部422を設けてなる。そして、上部に方形の物品の収納部10を形成し、この収納部10の両側の側部423,424の上縁を、段ボール一面の紙1枚分の薄肉のヒンジ部92を介して、後述の第1板材41と連設してなる。
左側の上部に第12板材52を配置する。この第12板材52は、上部に方形の物品の収納部10を形成し、この収納部10の両側の側部524,525の上縁を薄肉のヒンジ部92を介して、後述の第11板材51と連設してなる。そして、右縁に形成した第3連設片63によって第7板材47と連設している。
上記第5連設片65は、段ボール約10枚分の厚さに相当する長さを有していて、前記第1板材47の上縁413から段ボール1枚分の厚さに相当する内側位置に形成した薄肉のヒンジ部414を介して、その下縁を第1板材41と連設している。そして、第12板材52の下縁526から段ボール1枚分の厚さに相当する内側位置に形成した薄肉のヒンジ部523を介して、その上縁を第12板材52と連設している。
図8に示した状態から、まず図9に示す如く下部連続体3の下側の第2板材42、第5板材45、第4板材44を矢印G方向に折り返して、それぞれ第1板材41、第6板材46及び第3板材43の上に重合する。
続いて、上部連続体4の上側の第11板材51、第8板材48、第9板材49を矢印H方向に折り返して、それぞれ第12板材52、第7板材47及び第10板材50の上に重合する。
この例では、図8における第9板材49、第10板材50、第11板材51及び第12板材52の物品の収納部10を構成せずに、第9A板材49aと第10A板材50a、第11A板材51aと第12A板材52aをそれぞれ薄肉のヒンジ部92によって連設してなる。その他の構成は実施形態2と同様であるため説明を省略する。また組み立て方法も上記包装用緩衝材K2と同様である。
従って、本例の包装用緩衝材K5を組み立てた場合には、図16に示すように、第9A板材49a乃至第12A板材52aが包装用緩衝材K5の端部をふさぐように構成される。
本実施形態は、上板と底板を3列に並列して組み合わせたもので、上記実施形態1、2と同様に段ボールを型抜きして製作するものであり、以下の説明は裏面の展開図である図18に基づいて行う。
また、以下に説明する上板と底板は同じ大きさで同様の外形をしている。また、各切欠部の長さと幅は同一であり、かつ各連設片の長さは同一である。
図18において、最下列の左側に第2底板82を配置する。この第2底板82は、上縁の中央に長さL3で段ボール1枚分の厚さに相当する幅の切欠部821を構成すると共に、左縁の中央には切欠部822を、下縁の中央には切欠部823を、右縁の中央には切欠部824を構成している。
なお、この上板の構成は後述の第8上板78で詳細に説明する。
この第8上板78には、上縁の中央に長さL3の切欠部781を、左縁の中央に長さL3の切欠部784を、下縁の中央に長さL3の切欠部783を、右縁の中央に長さL3の切欠部782を設け、そして中央部に菱形の物品の収納部105を穿設している。この構成は他の上板も同様であるので、他の上板については説明を省略する。なお、この物品の収納部105の形状は、収容する物品の形状等に合わせて任意に変更できる。
まず、左縁に第5底板85を配置する。前述の通り、この第5底板85は、上記第2底板82と同様の形状である。上記第5底板85の右縁には第6底板86を薄肉のヒンジ部95を介して連設している。
さらに、上記第6底板86の右縁に第4底板84を、第4連設片849によって連設している。
左縁に第5上板75を配置する。前述の通り、この第5上板75は、上記第8上板78と同様の形状である。
図18に示した状態から、まず図19に示す如く左側の第2底板82、第5底板85、第5上板75を、矢印S方向に折り返して、それぞれ第1底板81、第6底板86、第4上板74の上に重合する。
次に右側の第8上板78、第8底板88、第2上板72を、矢印T方向に折り返して、それぞれ第9上板79、第7底板87、第3上板73の上に重合する。
同時に、右側の第8上板78と第9上板79、第8底板88と第7底板87、第2上板72と第3上板73を重合した状態で、これらをそれぞれ、第7上板77、第9底板89、第1上板71上に、すなわち矢印V方向に折り返して重合する。
その後、下端の第3底板83等をY方向に折り返して、第4底板84の上に重合し、次いで上端の第6上板76等をZ方向に折り返して第7上板77の上に重合して第22図の状態とする。
この例では、上記包装用緩衝材K3を用いて物品の収容を行なう場合、上下に二つの包装用緩衝材K3を合わせて物品R2を確実に保持するものである。この際、物品R2が長尺である場合には、適宜、包装用緩衝材K4を加えて、全体として適正なサイズにすればよい。また、物品の収納部106の形状を物品R2に合致した形状とした。
2 下部連続体
3 上部連続体
4 下部連続体
5 上部連続体
6 中部連続体
7 下部連続体
10 物品の収納部
11 第1上板
21 第1底板
31 第1連設片
41 第1板材
61 第1連設片
71 第1上板
81 第1底板
819 第1連設片
91、92、95 薄肉のヒンジ部
101、105 物品の収納部
K1、K2、K3、K4、K5 包装用緩衝材
Claims (2)
- 段ボールからなり、上部に物品の収納部を構成した板材を上記物品の収納部を対向させて薄肉のヒンジ部を介して連設し、この2枚の板材を連設片を介して横方向に3個連設してなる下部連続体と、この下部連続体と同形状の上部連続体を構成し、この下部連続体と上部連続体を連設片を介して連設してなる包装用緩衝材であり、
上記下部連続体の左端に、上縁に薄肉のヒンジ部を構成し、かつ下部両側部の間に物品の収納部を形成した第1板材を構成し、上記第1板材の両側部の下縁に薄肉のヒンジ部を介して、右縁と下縁に切欠部を構成した第2板材を連設し、
上記第1板材の右縁に第1連設片を介して上縁に切欠部を有する第6板材を連設し、
この第6板材の下縁に薄肉のヒンジ部を介して左右両縁と下縁に切欠部を有する第5板材を連設すると共に、右縁に第2連設片を介して上縁に切欠部を有する第3板材を連設し、
上記第3板材の下縁に、薄肉のヒンジ部を介して左縁と下縁に切欠部を有する第4板材を連設してなり、
一方、上記上部連続体の左端に、上縁と右縁に切欠部を設け下部両側部の間に物品の収納部を形成した第11板材を構成し、上記第11板材の両側部の下縁に薄肉のヒンジ部を介して、下縁に薄肉のヒンジ部を構成した第12板材を連設し、
上記第12板材の右縁に第3連設片を介して下縁に切欠部を有する第7板材を連設し、
この第7板材の上縁に薄肉のヒンジ部を介して左右両縁と上縁に切欠部を有する第8板材を連設すると共に、右縁に第4連設片を介して下縁に切欠部を有する第10板材を連設し、
上記第10板材の上縁に薄肉のヒンジ部を介して上縁と左縁に切欠部を有する第9板材を連設してなり、
上記下部連続体の第1板材と上部連続体の第12板材を第5連設片で連設してなり、
上記各板材を所定の順序で組み立て、上部から第1乃至第12板材が重合して配置されることを特徴とする包装用緩衝材。 - 上記第9板材、第10板材、第11板材及び第12板材に物品の収納部を構成せずに連設してなる請求項1記載の包装用緩衝材。
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