JP3993688B2 - 非構造壁の構築構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅における非構造壁の構築構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅では、共用廊下に面する部分あるいはバルコニーに面する部分に出窓やカウンターを設けることがある。これは共用廊下に面する部屋は、部屋内に柱型や梁型が表れない内面的に整形のとれた部屋が構築できる上に、出窓等が設置しやすくなるので室内の雰囲気が向上させられる利点を有することによると考えられる。また、屋外では窓の下に室内空調用の室外機を設置でき、住まい環境を向上させられる利点も併有していることもあげられる。そしてこれらを構成する壁は一般に鉄筋コンクリート造によって構築され、かつこれらは非構造壁として設計されている。
【0003】
図3(a)は、上記の非構造壁による構築例を示したものである。同図(a)には、4隅に位置する4本の構造柱31…間に南北(図3上下)に隣家との境を仕切るように構造壁32,32が設けてある。住居の北側には共用廊下33が設けてあり、南側にはバルコニー34が設けてある。
【0004】
共用廊下33に面する部分の中央部には、玄関35が設けてあるが、この玄関は躯体壁36,37によって仕切られている。すなわち、両側の柱31,31の対向面を結ぶ直線上にこれらの躯体を立設し、これにより躯体壁間に玄関35を設け、さらに共用廊下に面する各部屋38,39の躯体壁を兼ねたものとしてある。
【0005】
共用廊下33に面する2部屋38,39は通常は寝室として使用されているが、右側の寝室38の共用廊下33に面する部分には出窓38aが設けてある。この出窓38aは、構造柱31と躯体壁37との対向面を結ぶ位置に設けてあり、構造柱と躯体壁との迫り出し部分を有効利用したものであり、部屋の整型化を高くしている。また、これを上下方向に見た時には、同図(b)に示すように、出窓38aの天井部は、梁40の下面によって構成されている。出窓38aの下側には室内空調の室外機置き場38bが設けてある。同じく左側の部屋39にも出窓39aが設けてある。
【0006】
バルコニー34に面する部分の中央部にも躯体壁41が設けてあり、隣室同士の仕切り壁を取り付け可能としてあるとともに、室外に花台置き場その他の用途に供されるスペース42が設けてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術における非構造壁には以下のような課題がある。第1に共用廊下側の躯体壁の形状が複雑になっている。したがってこれを構築するためには複雑な形状のコンクリート打設用型枠を用いなければならないため、建築費上昇の原因となっている。第2に、このような非構造壁には地震時の破損防止用として耐震用目地を設置することが必要であるが、非構造壁の形状が複雑化しているためコンクリート打設用型枠の設置が面倒であるのみならず、耐震目地の割り付けが複雑化して同様にコストアップの原因となっている。
【0008】
第3に、共用廊下側に面する柱と柱とを結ぶ直線に対して鉛直方向の非構造壁は、同方向に構造壁があるため、耐震的には有利であるが、前記直線方向と同方向の非構造壁は緩衝材によって耐震目地を形成しても、大地震の際には破損する確立が高い。またその破損によって玄関ドア材、窓サッシ枠が複雑に変形されるため,ドアの開閉に支障をきたす恐れがある。
【0009】
なお、このような非構造壁の部分を全てスチールやアルミニウムあるいはプレキャストコンクリート、ALC、セメント系押出し整形材などの製品を用いて構築する試みも行われている。しかし、鉄筋コンクリート造と比較して材料加工費が高くなって建築費のコストアップを余儀なくされている。
【0010】
そこで本発明の目的は、低コストの非構造壁を構築可能とすることにより集合住宅の建築費のコストダウンを図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の非構造壁の構築構造は、鉄筋コンクリート造の集合住宅における共用廊下側及びバルコニー側の対向する柱と柱とを結ぶ直線に対して鉛直方向にのみ平板状のコンクリート系の躯体壁を設け、この柱と躯体壁との間及びこれらの躯体壁同士の間に設けられた窓ユニット等の開口ユニットとによって構築するようにしたものである。躯体壁は平板状のものであるので現場打ち鉄筋コンクリートを採用したとしても型枠が単純であり、ALC等の量産品の採用も容易になるので、建築コストの低減を実現可能とする。また、構造壁間を結ぶ直線状に鉛直方向にのみ設けられた躯体壁に対して任意の開口ユニットを採用可能とし、これらの組み合わせにより変化性に富む外壁面を有する構造を低コストで得られるようにしたものである。なお、上記した非構造壁はバルコニー側にも採用することが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態例について図面を参照して説明する。図1に本発明の一形態例を示している。なお、この図面では上方を北側、下方を南側と表示することとする。
【0013】
図1に示すように、住居の4隅に位置する4本の構造柱1…間に南北に隣家との境を仕切るように構造壁2,2が設けてある。住居の北側には共用廊下3が設けてあり、南側にはバルコニー4が設けてある。住居の共用廊下3に面する部分及びバルコニー4に面する部分はいずれも後述の躯体壁5と開口ユニット6とを組み合わせてなる非構造壁によって構築されている。
【0014】
躯体壁5は、鉄筋コンクリートの現場打ちにより平板状に形成し、両側の柱1,1の対向面を結ぶ直線上にこの直線とは鉛直向きの状態にのみ立設してある。非構造壁は、これらの躯体壁5,5間または躯体壁と構造柱1との間に出窓ユニットなどの開口ユニット6を組み込むことによって構築されるものである。
【0015】
開口ユニット6の例としては図2(a)〜(f)に示すようなものがあり、これらを構造柱1と躯体壁5との間又は躯体壁間に適宜組み込むことによって非構造壁を構成している。
【0016】
共用廊下3に面する部分の中央部には玄関7が設けてある。この玄関7は、躯体壁5,5に開口ユニット6の1つである玄関ユニット6aを組み込むことによって構築されている。すなわち、これらの躯体壁5,5は、両側の構造柱1,1の対向面を結ぶ直線上に直線とは鉛直向きにのみ立設してあり、これらの躯体壁間に玄関ユニット6aを取り付けたものからなる。
【0017】
玄関ユニット6aは、図2(a)に示すように、外周の枠a1と室名札、インターホン、新聞受けなど取り付けられた機能パネルa2と玄関扉a3とからなる。外周の枠a1には、大地震など建物が大きく揺れた際の変形を吸収する耐震枠を用いる。
【0018】
共用廊下3に面する2部屋8,9は、通常は寝室として使用されているが、右側の寝室8の共用廊下3に面する部分には、出窓ユニット6bを組み込んでなる出窓8aが設けてある。この出窓8aは、構造柱1と躯体壁5との間に設けてあり、構造柱と躯体壁との迫り出し部分を有効利用したものであり、これにより部屋の整形化を高くしてある。出窓ユニット6bは、躯体壁5及び構造柱1の各側面に取り付けられることにより、構造柱及び天井部の梁を意識させないものとなっている。
【0019】
図2(b)に示すように出窓ユニット6bの外周枠b1は、上部の開口b2の外周枠と下部の腰壁b3を形成する枠とカウンターb4を形成する枠とから構成されている。上部の開口b2は構造壁1と躯体壁5の外側面に一致し、腰壁b3はそれらの内面側に一致させてある。開口b2は、外周枠内に引き違いのアルミ障子とガラスからなるアルミサッシである。下部の腰壁b3は屋外に面する側にアルミパネルを枠に固定してあり、室内側については部屋の造作に合わせて構築される。カウンターb4の屋外に面する下面は、枠の下面にアルミパネルを固定し、上面は室内側の造作に合わせて木質系合板等で構築される。
【0020】
同様にして左側の部屋9の共用廊下3に面した部分には、開口ユニットの1つであるカウンターユニット6cを組み込んでなるカウンター9aが設けてある。カウンター9aの下部は空調用室外機置き場、上部は花台などに利用される。
【0021】
図2(c)に示すように、カウンターユニット6cは外周枠c1が中桟によって上下に仕切られている。上部の開口c2は、引き違いのアルミ障子とガラスからなるアルミサッシである。下部の腰壁c3は、屋外に面する側にアルミパネルを枠に固定してあり、室内側については部屋の造作に合わせて構築される。カウンターc4は枠の下面にアルミパネルを固定し、上面には石質系板などを固定する。なお、カウンターを室内側に設ける場合は、後述する腰窓ユニットを用い、室内側は造作に合わせて木質系合板等で構成される。
【0022】
さらに構造柱1と躯体壁5との間には小窓ユニット6dを組み込んでなる小窓9bが設けてある。小窓9bは腰下から床面までは内部物入れ、あるいは外部物入れとしてもよい。
【0023】
図2(d)に示すように、小窓ユニット6dは、外周枠d1が中桟によって上下に仕切られている。上部の開口d2は換気用の小窓として片開きアルミ障子とガラスからなるアルミサッシである。下部の腰壁d3は、屋外に面する側にアルミパネルを枠に固定してあり、室内側については部屋の造作に合わせて構築される。なお、採光確保のために、アルミパネルに代えてガラスを用いてもよい。
【0024】
バルコニー4に面する部分の構造柱1,1間の中央部にも躯体壁5がこれらの柱の対向面を結ぶ線に対して鉛直に設けてあり、隣室同士の仕切り壁を取り付け可能としてある。右側の部屋(居間)10のバルコニーに面する部分は、掃き出し口10aとなっており、これを通ってバルコニー4と直接出入りが可能な構造となっている。掃き出し口10aには掃き出し窓ユニット6eが組み込まれている。
【0025】
図2(e)に示すように、掃出しユニット6eは、外周枠e1と開口e2とからなる。開口e2は、引き違いのアルミ障子とガラスからなるアルミサッシである。
【0026】
左側の部屋(和室)11のバルコニーに面する部分は構造柱1,1の外側を結ぶ線から躯体壁6の厚さ分だけ後退した位置に腰壁ユニット6fを組み込んでなる窓11aが設けてある。バルコニー4から後退した部分のスペース11bは、室外の花台置き場その他の用途に供される。
【0027】
図2(f)に示すように、腰壁ユニット6fは、外周枠f1が中桟によって上下に仕切られている。上部の開口f2は引き違いのアルミ障子とガラスからなるアルミサッシである。下部の腰壁f3は、屋外に面する側にアルミパネルを枠に固定してあり、室内側については部屋の造作に合わせて構築される。
【0028】
こうして共用廊下3に面する部分は、躯体壁5と玄関ユニットや出窓ユニットなどの開口ユニット6からなる非構造壁により構成され、内部的には整型のとれたものとするとともに、外部的には変化性に富んだものとしている。バルコニー4側についても同様である。
【0029】
なお、躯体壁5は同一建物については同一の製品を用いることによりコスト低減を図ることが望ましい。この形態例では躯体壁5を現場打ち鉄筋コンクリートとしてあるが、これに代えて量産品であるALCやPC版を用いてもよい。
【0030】
このように本発明は、窓ユニット等の開口ユニットの選択により各種の間取りの選択が可能となるが、さらに建築完成後にも窓ユニット等の交換は元より、プレキャストコンクリート材やALCとすれば、躯体壁の設置位置も変更可能なので大幅な間取りの変更やリフォームが容易となる。これにより集合住宅における耐用年数を延長することが容易となるので、集合住宅の価値を高めることができる効果がある。
【0031】
さらに上記した非構造壁の採用により、大震災に遭遇した時に被害を比較的少なくして震災による被害を最小限に押さえられる利点がある。すなわち、地震によって被害を受けるのは構造壁よりも非構造壁の方であるが、非構造壁を構成するコンクリートの躯体壁の破損を最少限に抑え、各開口ユニットの枠を変形吸収可能な耐震枠とすればさらに被害を抑えられ、最悪に破損したとしても躯体壁や開口ユニット等は容易に修理又は交換可能なので震災による被害を最小限に抑えられるのである。
【0032】
【発明の効果】
上記したように、本発明によれば簡単な施工により複雑な間取りを選択可能となるので住宅建築のコストダウンに寄与する。また、非構造壁を全て鉄筋コンクリート造によって構築する場合には耐震用目地を複雑に設ける必要があるが、本発明による構築構造を採用すれば、そのような必要がなく、建築コストの引き下げに寄与する。さらに本発明によれば、間取り変更やリフォームが容易な構造となるので、住居の耐用年数の延長に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用例を示す間取り図である。
【図2】窓ユニット等の模型を例示する斜視図である。
【図3】従来例を示す間取り図である。
【符号の説明】
1 柱
3 共用廊下
4 バルコニー
5 躯体壁
6(6a〜6f) 開口ユニット
Claims (2)
- 鉄筋コンクリート造の集合住宅における共用廊下側またはバルコニー側のいずれかに位置して相互に対向する構造柱と構造柱との間であって、この共用廊下側またはバルコニー側のいずれかの延びる方向に横方向が直交するようにのみ設けてある平板状のコンクリート系の躯体壁と、
上記構造柱と上記躯体壁との間または上記躯体壁同士の間のいずれかの間に設けられた開口ユニットとによって構築されており、
上記開口ユニットは外周枠を備え、この外周枠を介して上記躯体壁または構造柱の側面に組み込まれている
ことを特徴とする非構造壁の構造。 - 請求項1において、上記共用廊下側に位置する開口ユニットは、玄関ユニット、出窓ユニット、カウンターユニットまたは小窓ユニットのいずれかの1であって、
上記バルコニー側に位置する開口ユニットは、掃き出し窓ユニットまたは腰壁ユニットのいずれかであり、
上記玄関ユニットは、外周枠と機能パネルと玄関扉とからなり、
上記出窓ユニット、カウンターユニット、小窓ユニット、及び腰壁ユニットは、いずれも外周枠と、アルミサッシ及びアルミパネルの組み合わせとからなり、
上記掃き出し窓ユニットは、外周枠とアルミサッシとからなる
ことを特徴とする非構造壁の構築構造。
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JP10253198A JP3993688B2 (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 非構造壁の構築構造 |
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JP10253198A JP3993688B2 (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 非構造壁の構築構造 |
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JPH11293818A JPH11293818A (ja) | 1999-10-26 |
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FI9407U1 (fi) * | 2011-06-23 | 2011-10-11 | Profin Oy | Seinäelementti |
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1998
- 1998-04-14 JP JP10253198A patent/JP3993688B2/ja not_active Expired - Lifetime
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