JP2001182310A - 建物基礎を利用した収納庫 - Google Patents
建物基礎を利用した収納庫Info
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- Foundations (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
などの集合住宅の基礎工法において埋土されデッドスペ
ースとなっていた一階床部と基礎スラブ面との間の空間
を有効に利用し、充分な収納容積及び居住可能性を備え
る収納庫を低いコストで提供することを課題とする。 【解決手段】集合住宅の基礎部分を利用した収納庫であ
って、一階床部を天井1、基礎スラブ面を床面2とし、
前記天井1と床面2の間の空間を壁3で仕切ることによ
り複数形成され、それぞれの収納庫への出入りのための
階段S1,S2及び扉5を備えることを特徴とする収納
庫を提供する。
Description
合住宅の基礎を利用した収納庫に関する。
えを要する衣類や器具、その他使用頻度の低い各種物品
の収納場所の必要性が増加しており、商店においては在
庫品などを近いところに保管するための収納空間の必要
とされている。
ための解決策のひとつとして、地下室を形成し収納空間
に利用した方法が従来より提案されていた。
ては、内部に人が入って物品の出し入れや整理作業をす
るために必要な天井高さを確保するためには、それだけ
設置個所全体の堀削容積が大きくなってしまい、施工コ
ストが上昇してしまうものであった。また、その他の収
納空間を確保するための解決策は、居住空間の一部を改
造して収納空間とするものが多く、省スペースという観
点からは改善されるべき余地を残すものであった。
決するために、従来のべた基礎工法、フローティング基
礎工法などの集合住宅の基礎工法において埋土されデッ
ドスペースとなっていた一階床部と基礎スラブ面との間
の空間を有効に利用し、充分な収納容積及び居住可能性
を備える収納庫をローコストで提供することを課題とす
る。
するために、集合住宅の基礎部分を利用した収納庫であ
って、一階床部を天井、基礎スラブ面を床面とし、前記
天井と床面の間の空間を壁で仕切ることにより複数形成
され、それぞれの収納庫への出入りのための階段及び扉
を備えることを特徴とする収納庫を提供することを目的
とする。
本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の
収納庫を、6戸の集合住宅について適用した一実施形態
の縦断面図であり、図2は図1の収納庫の横断面図であ
り、図3は図1の収納庫を利用した集合住宅の1階の間
取り図である。尚、全図を通して同一の部分及び部材に
は同一の符号を付した。
納庫1a〜1fは、一階床部1を天井、基礎スラブ面2
を床面とし、一階床部と基礎スラブ面の間の空間を、壁
3で仕切ることにより形成される。収納庫への人の出入
りを可能とし収納容積を充分なものとするため、図1に
おいて示された、地面から一階床部までの高さH1は約
300〜約1000mm程度、地面から基礎スラブ面までの高さ
H2は約1200mm〜約1500mm程度とされ、H1とH2の合
計が約1500mm〜約2500mmとなるように一階床部及び基礎
スラブ面を施工することが好ましい。
られることにより、横断面長方形の建物の長手方向の一
方の側に沿って4室が並列し、他方の側に2室が階段室
10を挟んで形成されている。また、収納庫への人の出
入を可能とするために、階段S1が収納庫1a及び1d
に、階段S2が収納庫1eと1fの間の階段室10に設
けられている。この実施形態に係る建物は3階建であ
り、各階に2戸が配置されている。階段S1は一階の住
人が自室より収納庫1a或いは1dへ出入りするために
設けられた階段であり、階段S2は二階及び三階の住人
が収納庫1b,1c,1e,1fへ出入りするために設
けられた階段である。収納庫1b,1c,1e,1fに
は収納庫への出入りを可能とする扉5が各々設けられて
いる。
形成する仕切り壁3、天井1及び建物外壁4は、ビニー
ルクロス、塩化ビニル鋼板等の種々の壁装材6で補強或
いは保護のための処理をされることが可能である。ま
た、地面と一階床部の間の建物外壁4には、収納庫内と
外気との通気性をもたせるための換気窓7を設けること
が可能である。この換気窓は、収納庫内への採光窓とし
ても利用したことができる。更に、収納庫の床面2は、
防水モルタル等の防水材で被覆する等、般的な防水処理
8を施すことが望ましい。
水材を備えることにより、結露・水はけ等の問題を防ぐ
ことができる。
能な集合住宅についての本発明の収納庫の一実施形態を
示したが、本発明に係る収納庫は、集合住宅の態様に合
わせて所望の収納庫の形状及び数をなすように、仕切り
壁及び階段を設けることが可能である。ここではその他
の実施形態として、図4において6戸の集合住宅に適用
した他の実施形態の横断面図、図5において8戸の集合
住宅に適用した実施形態の横断面図を示す。
f’は、横断面長方形の建物の長手方向に3室ずつ2列
をなすように壁3で仕切られて形成され、一方の列に収
納庫1a’,1b’,1c’の順、他方の列に1d’,
1e’,1f’の順で配置されている。ここで階段S1
は一階の住人が自室より収納庫1c’或いは1f’へ出
入りするために設けられ、階段S2は二階,三階の住人
が階段室10から収納庫1a’,1b’,1d’,1
e’へ出入りするために設けられる。
〜1h’は、横断面長方形の建物の長手方向に3室ずつ
2列をなすように壁3で仕切られて形成され、一方の列
に収納庫1a’,1b’,1c’,1d’の順、他方の
列に1e’,1f’,1g’,1h’の順で配置されて
いる。ここで階段S1は一階の住人が自室より収納庫1
d’或いは1h’へ出入りするために設けられ、階段S
2は他の階の住人が収納庫1a’,1b’,1c’,1
e’,1f’,1g’へ出入りするために設けられる。
用されるばかりでなく、従来の居住空間に更に追加され
る居住空間としても利用されることもできる。
た収納庫であって、一階床部を天井、基礎スラブ面を床
面とし、前記天井と床面の間の空間を壁で仕切ることに
より複数形成され、それぞれの収納庫への出入りのため
の階段及び扉を備えることを特徴とする収納庫を提供す
ることにより、従来デッドスペースとなっていた空間を
有効に利用し、充分な収納容積及び居住可能性を備える
収納庫を低いコストで提供することができる。
した一実施形態の縦断面図である。
り図である。
の実施形態の横断面図である。
の実施形態の横断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】集合住宅の基礎部分を利用した収納庫であ
って、一階床部を天井、基礎スラブ面を床面とし、前記
天井と床面の間の空間を壁で仕切ることにより複数形成
され、 それぞれの収納庫への出入りのための階段及び扉を備え
ることを特徴とする収納庫。 - 【請求項2】前記基礎スラブ面が防水処理を施されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の収納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37297199A JP2001182310A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 建物基礎を利用した収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37297199A JP2001182310A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 建物基礎を利用した収納庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001182310A true JP2001182310A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18501355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37297199A Pending JP2001182310A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 建物基礎を利用した収納庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001182310A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006249846A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Link:Kk | 集合住宅 |
JP2018035616A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | さくら構造株式会社 | 免震構造物 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37297199A patent/JP2001182310A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006249846A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Link:Kk | 集合住宅 |
JP4719485B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-07-06 | 株式会社リンク | 集合住宅 |
JP2018035616A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | さくら構造株式会社 | 免震構造物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040304 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040310 |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040416 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040825 |