JP3991568B2 - 昇圧回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇圧回路に関し、特に、MOS−FETを使用した昇圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、E2PROMにおいてデータの書き込みを行うためには、12〜18Vの電圧が必要である。ところが、最近のICの電源電圧は3〜5Vの直流電圧であるから、この電圧でE2PROMを駆動するためには、昇圧回路により電源電圧を昇圧しなければならない。
【0003】
一般にE2PROMを含む半導体集積回路においては、デバイス特性上P基板プロセスが使用されてきたため、NチャネルMOS−FETをダイオードの代用品として使用する昇圧回路が広く用いられている。図7は、このような従来の昇圧回路を示す回路図である。
【0004】
図7において、発振ブロック1は、環状に接続されたNAND回路及びインバータINV41、INV42、・・・からなる奇数個の反転回路と、コンデンサC41、C42、・・・とを含んでいる。コンデンサC41、C42、・・・の一方の端子はそれぞれインバータINV41、INV42、・・・の入力端子に接続され、他方の端子は低電位側の電源電圧VSS(ここでは接地されている)に接続されている。
【0005】
また、昇圧ブロック2は複数段の整流回路を有しており、各段の整流回路は、Nチャネルトランジスタ(MOS−FET)Q51、Q52、・・・の内の1つと、コンデンサC51、C52、・・・の内の1つとを含んでいる。各段のトランジスタのソースは、次段のトランジスタのドレイン及びゲートに接続されている。更に、最終段の整流回路に接続されたトランジスタQ55は、出力端子からの電流の逆流を防止するためのものである。
【0006】
次に、この昇圧回路の動作について説明する。発振ブロック1は、NAND回路に書き込み制御信号WRが入力されると、発振動作を開始してクロック信号を出力する。発振ブロック1から出力されたクロック信号は、インバータINV50によって反転されてクロック信号CL50となり、更にインバータINV51によって反転されて、反転クロック信号CL51となる。クロック信号CL50と反転クロック信号CL51は、昇圧ブロック2の各段のコンデンサに交互に供給され、それぞれのNチャネルトランジスタによって整流される。その結果、昇圧回路の出力OUTには、高電位側の電源電圧VDDを昇圧した直流電圧が発生する。
【0007】
ところで、E2PROMの中でも、特に低電圧で動作するものは、3V以下の電源電圧で動作する。このようなE2PROMにおいても、書き込みを行うときには15V以上の電圧が必要である。この場合、上記の昇圧回路のみでは昇圧が足りないので、昇圧回路の各段に補助用の昇圧回路を設ける必要がある。
【0008】
図8の(a)に、昇圧回路の各段に補助用の昇圧回路を接続した昇圧セル10を示す。また、図8の(b)に、このような昇圧セル10を複数個接続した昇圧回路の一部を示す。昇圧セル10にクロック信号が入力されるA点及びB点は、クロック信号φ1とφ2の2つのライン、及び、クロック信号φ3とφ4の2つのラインに交互に接続されている。このように、図8の(b)に示す昇圧回路によれば、位相の異なる4相クロックが必要とされる。これを作り出すためには、発振ブロックと昇圧ブロックの間に、タイミング発生回路を接続しなければならない。そこで、従来は、図9に示すようなタイミング発生回路を用いて、図10に示すような4相クロック信号を発生していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示すような従来の昇圧回路の発振ブロック1及び昇圧ブロック2は、共にコンデンサを備えている。このため、このような昇圧回路を集積化(IC化)するにあたっては、チップ面積が増大してしまうという問題があった。
【0010】
また、図8の(b)に示すような低電圧で動作するE2PROMに用いる昇圧回路は、タイミング発生回路により4相クロック信号を発生させる必要があった。そのために、IC化するときにチップ面積が大きくなっていた。また、基板に回路をレイアウトする際には、昇圧ブロック、発振ブロック、タイミング発生ブロックと分けて配置せざるを得ないので、配置の効率が悪くなり、これもチップ面積増大の原因になっていた。
【0011】
更に、図8の(a)に示すような昇圧セルを直列接続して必要な電圧を得る場合に、1回目の動作は正常に行われるが、昇圧回路のコンデンサに前回の昇圧電荷が残留するため、昇圧波形の異状が発生していた。また、1回目の昇圧と2回目の昇圧動作に電荷放電期間が必要であるため、メモリへの書き込み時間にロスが生じていた。
【0012】
上記の点に鑑み、本発明の第1の目的は、従来よりもチップ面積を小さくできる昇圧回路を提供することである。また、本発明の第2の目的は、面積の利用効率が良い昇圧回路を提供することである。さらに、本発明の第3の目的は、昇圧波形の異状が発生し難く、昇圧スピードの速い昇圧回路を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る昇圧回路は、第1のノードに印加された直流電位を昇圧して第2のノードから出力する昇圧回路であって、第1のノードと第2のノードとの間に直列に接続された複数の整流素子と、複数の整流素子の接続点にそれぞれ接続された複数のコンデンサと、入力信号を反転して出力する反転手段が環状に奇数個直列接続されることにより形成され、複数のコンデンサに所定の位相を有する交流信号を供給する発振ループとを具備する。
【0014】
ここで、複数の整流素子の各々が、Nチャネルトランジスタで構成されるようにしても良い。また、複数のコンデンサが、複数の整流素子の接続点と奇数個の反転手段の接続点との間にそれぞれ接続されるようにすれば、昇圧ブロックと発振ブロックとでコンデンサを兼用することができ、チップ面積を小さくすることが可能となる。
【0015】
また、本発明の第2の観点に係わる昇圧回路は、第1のノードに印加された直流電位を昇圧して第2のノードから出力する昇圧セルを複数段備えた昇圧回路であって、入力信号を反転して出力する反転手段が環状に奇数個直列接続されることにより形成された発振ループを備え、前記昇圧セルは、前記第1のノードと前記第2のノードとの間にソース・ドレイン経路が直列に接続された第1のトランジスタと、前記第2のノードの電位に従って、前記第1のノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間の経路を開閉する第2のトランジスタと、前記第2のノードに接続されるとともに、前記発振ループの反転手段のうちM(Mは自然数)段目の反転手段の出力が入力される第1のコンデンサと、前記第1のトランジスタのゲートに接続された第2のコンデンサと、前記発振ループの反転手段のうちM+1段目の反転手段の出力とM−3段目の反転手段の出力とに基づいて前記第2のコンデンサに供給する信号を出力する手段と、を具備することを特徴とする。
【0016】
以上の構成によれば、3相以上のクロック信号を使用する場合に、昇圧ブロック、タイミング発生ブロック、及び発振ブロックの各々をセルのアレイで実現できるため、基板面積の利用効率を上げることができる。
【0017】
ここで、高電位側の電源電位を供給するノードから前記第1のコンデンサに正電荷を移動させるためのトランジスタと、低電位側の電源電位を供給するノードから前記第2のコンデンサに正電荷を移動させるためのトランジスタと、をさらに具備するようにしても良い。昇圧回路のコンデンサの各ノードに放電用トランジスタを追加することにより、2回目の昇圧での昇圧波形異状がなくなり、また、昇圧する時に放電用トランジスタが整流用トランジスタとしても動作するため、昇圧スピードを上げることができる。
【0018】
また、前記第1のコンデンサが、前記第2のノードと前記M段目の反転手段との間に接続されているようにすれば、昇圧ブロックと発振ブロックとでコンデンサを兼用することができ、チップ面積を小さくすることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る昇圧回路を示す回路図である。図1に示すように、環状に配置されたNANDゲート及びインバータINV1、INV2、・・・で構成される奇数個の反転回路と、コンデンサC1、C2、・・・とが、発振ループを形成している。また、トランジスタQ1、Q2、・・・の内の1つと、コンデンサC1、C2、・・・の内の1つとが、1段の整流回路を構成している。このように、本実施形態に係る昇圧回路の特徴は、従来の昇圧回路において発振ブロックと昇圧ブロックのそれぞれに含まれていたコンデンサを、昇圧ブロックと発振ブロックで兼用にしたことである。
【0020】
次に、本実施形態に係る昇圧回路の動作について説明する。NANDゲートに書き込み制御信号WRが入力されると、奇数個の反転回路を含む発振ブロックは、発振動作を開始してクロック信号を生成する。これにより、ノードN11、N12、・・・には、交互に逆相となるクロックパルスが発生する。これらのクロックパルスは、コンデンサC1、C2、・・・を介してノードN1、N2、・・・に供給される。昇圧ブロックでは、整流素子としてのNチャネルトランジスタの働きにより、ノードN1からノードN2へ、ノードN2からノードN3へと電流が流れる。その結果、昇圧回路の出力OUTには、高電位側の電源電圧VDDを昇圧した直流電圧が発生する。
【0021】
クロック信号が、高電位側の電源電圧VDDと低電位側の電源電圧VSSとの間で振動するものとすると、第n段から出力される直流電圧VOUTは次式で与えられる。
VOUT=VDD+n(VDD−VSS−VTH)
ここで、VTHは、Nチャネルトランジスタのゲート・ソース間しきい電圧である。
【0022】
このように、本実施形態によれば、昇圧ブロックのコンデンサと発振ブロックのコンデンサとを兼用にしたため、集積化するにあたり、面積を小さくすることができる。
【0023】
図2は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る昇圧回路を示す回路図である。この変形例においては、昇圧ブロックと発振ブロックとで別個にコンデンサを設けている。図2に示すように、環状に配置されたNANDゲート及びインバータINV1、INV2、・・・の出力にコンデンサC11、C12、・・・を接続し、さらに、それぞれの接続点からバッファBAF1、BAF2、・・・を介してコンデンサC1、C2、・・・にクロック信号を供給している。
【0024】
次に、本発明の第2の実施形態に係る昇圧回路について、図3及び図4を参照しながら説明する。図3の(a)は、本実施形態に係る昇圧回路に含まれる1段の昇圧セルの回路図である。また、図3の(b)は、複数の昇圧セルと、各昇圧セルにクロック信号を供給するための発振ループとを含む昇圧回路の回路図である。更に、図4は、上記発振ループにより生成されるクロック信号のタイミングチャートである。
本実施形態に係る昇圧回路の特徴は、発振ループに含まれるコンデンサと昇圧セルに含まれるコンデンサとを兼用にしたことの他に、発振ループの各段におけるタイミングずれを利用して4相タイミングを発生する点である。
【0025】
図3の(a)に示すように、本実施形態における1段の昇圧セル20は、2個のトランジスタQ20及びQ21と2個のコンデンサC20及びC21とから構成される従来の昇圧セルに、入力されるクロック信号をデコードするための論理回路(本実施形態においてはANDゲート)を付加したものである。
【0026】
次に、本実施形態における昇圧回路の動作について説明する。図3の(b)において、NANDゲートに書き込み制御信号WRが入力されると、NANDゲート及び複数のインバータが直列接続された発振ループが発振を開始する。発振ループの各段から出力されるクロック信号は、反転を繰り返しながら発振ループを循環する。
【0027】
今、m段目の昇圧セルにおいて、入力Bがローレベル、ANDゲートの出力がハイレベルだったとすると、トランジスタQ20にドレイン電流が流れ、コンデンサC20に電荷が蓄積される。次に、入力が反転すると、ノードN20には(m−1)段目の昇圧セルから電流が流れ込む。一方、ノードN21はトランジスタQ21にゲート電圧を印加する。これにより、トランジスタQ21にドレイン電流が流れ、コンデンサC21に電荷が蓄積される。再び入力が反転すると、ノード22はトランジスタQ20にゲート電圧を印加し、トランジスタQ20にドレイン電流が流れる。このようなステップを繰り返すことにより、昇圧セルの1段目からn段目に向かって、順に電位を高くすることができる。
【0028】
図4に、a〜fの各点におけるクロック信号の波形を示す。図4に示す通り、各点のクロック信号には、一定のタイミングずれが生じている。ここで、(m−1)段目の回路に入力されるクロック信号は、入力A1にはa点、入力A2にはe点、入力Bにはd点において発生しているクロック信号である。また、m段目の回路に入力されるクロック信号は、入力A1にはb点、入力A2にはf点、入力Bにはe点において発生しているクロック信号である。各昇圧セルのANDゲートの働きにより、(m−1)段目の昇圧セルに入力される信号は、a×e及びdということになる。同様に、m段目の昇圧セルに入力される信号は、b×f及びeとなる。ここで、a×e、d、b×f、eのそれぞれの波形を図4で参照すると、位相の異なる4相クロックが発生していることがわかる。同様にして、他の段についても4相クロックを発生させることができる。
【0029】
本実施形態によれば、セル内に付加した論理回路と発振ブロックのタイミングのズレとを利用することにより、位相の異なるクロック信号を生成することができる。このため、基板上にレイアウトする際に、昇圧ブロックと発振ブロックとタイミング発生ブロックとをそれぞれ分ける必要がなく、セルのアレイで実現することができる。従って、基板上に2段昇圧回路を効率的に配置することができる。
【0030】
図5は、本発明の第2の実施形態の変形例に係る昇圧回路を示す回路図である。この変形例においては、昇圧ブロックと発振ブロックとで別個にコンデンサを設けている。図5の(a)に示す昇圧セル20には、図3の(a)に示すのと同じものを用いる。また、図5の(b)に示すように、環状に配置されたNANDゲート及び複数のインバータの出力にそれぞれコンデンサを接続し、さらに、それぞれの接続点からバッファを介して昇圧セル20にクロック信号を供給している。
【0031】
次に、本発明の第3の実施形態に係る昇圧回路について、図6を参照しながら説明する。図6の(a)は、本実施形態に係る1段の昇圧セルを示す回路図である。また、図6の(b)は、複数の昇圧セルと、各昇圧セルにクロック信号を供給するための発振ブロックとを含む昇圧回路を示す回路図である。
【0032】
図6の(a)に示すように、本実施形態に係る昇圧回路は、第2の実施形態における昇圧セルの各ノードに、放電用のトランジスタQ32及びQ33を付加したものである。図6の(a)及び(b)に示すように、昇圧セル30に含まれるトランジスタQ32のドレインをノードN31に接続し、ソースを高電位側の電源電圧とほぼ等しい電位を有する配線経路Xに接続し、ゲートを高電位側の電源電圧VDDに接続している。また、昇圧セル30に含まれるトランジスタQ33のドレインをノードN32に接続し、ソースを接地し、ゲートを接地電位とほぼ等しい電位を有する配線経路Yに接続している。
【0033】
次に、本実施形態による昇圧回路の動作について説明する。基本的動作は第2の実施形態におけるのと同じであるが、波形異状によりノードN31の電位が高電位側の電源電圧よりも低下すると、トランジスタQ32にドレイン電流が流れてノードN31の電位を上昇させる。また、波形異状によりノードN32の電位が接地電位よりも低下すると、トランジスタQ33にドレイン電流が流れてノードN32の電位を上昇させる。なお、4相クロックの発振方法については、第2の実施形態におけるのと同じである。
【0034】
本実施形態によれば、昇圧終了後に放電用のトランジスタにより電荷の放電を助けるので、2回目以降の昇圧での昇圧波形異状をなくすことができる。また、放電用のトランジスタは、昇圧時には整流トランジスタとしても動作するため、昇圧にかかる時間を短くすることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、昇圧回路と発振回路とでコンデンサを兼用する場合には、チップ面積を小さくすることができ、装置の小型化が可能になる。また、3相以上のクロック信号を使用する場合に、基板面積の利用効率が良い昇圧回路を提供することができる。さらに、昇圧波形の異状が発生し難く、昇圧スピードの速い昇圧回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る昇圧回路を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の変形例に係る昇圧回路を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る昇圧回路を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る昇圧回路において発生するクロック信号のタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態の変形例に係る昇圧回路を示す回路図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る昇圧回路を示す回路図である。
【図7】従来の昇圧回路を示す回路図である。
【図8】従来の他の昇圧回路を示す回路図である。
【図9】図8の昇圧回路において用いるタイミング発生回路を示す回路図である。
【図10】図8の昇圧回路において発生するクロック信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 発振ブロック
2 昇圧ブロック
10、20、30 昇圧セル
C1〜C54 コンデンサ
Q1〜Q55 Nチャネルトランジスタ
INV1〜INV51 インバータ
CL50、CL51 クロック信号
Claims (2)
- 第1のノードに印加された直流電位を昇圧して第2のノードから出力する昇圧セルを複数段備えた昇圧回路であって、
入力信号を反転して出力する反転手段が環状に奇数個直列接続されることにより形成された発振ループを備え、
前記昇圧セルは、
前記第1のノードと前記第2のノードとの間にソース・ドレイン経路が直列に接続された第1のトランジスタと、
前記第2のノードの電位に従って、前記第1のノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間の経路を開閉する第2のトランジスタと、
前記第2のノードに接続されるとともに、前記発振ループの反転手段のうちM(Mは自然数)段目の反転手段の出力が入力される第1のコンデンサと、
前記第1のトランジスタのゲートに接続された第2のコンデンサと、
前記発振ループの反転手段のうちM+1段目の反転手段の出力とM−3段目の反転手段の出力とに基づいて前記第2のコンデンサに供給する信号を出力する手段と、
高電位の電源電位を供給するノードから前記第1のコンデンサに正電荷を移動させるためのトランジスタと、
低電位の電源電位を供給するノードから前記第2のコンデンサに正電荷を移動させるためのトランジスタと、
を具備することを特徴とする昇圧回路。 - 第1のノードに印加された直流電位を昇圧して第2のノードから出力する昇圧セルを複数段備えた昇圧回路であって、
入力信号を反転して出力する反転手段が環状に奇数個直列接続されることにより形成された発振ループを備え、
前記昇圧セルは、
前記第1のノードと前記第2のノードとの間にソース・ドレイン経路が直列に接続された第1のトランジスタと、
前記第2のノードの電位に従って、前記第1のノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間の経路を開閉する第2のトランジスタと、
前記第2のノードに接続されるとともに、前記発振ループの反転手段のうちM(Mは自然数)段目の反転手段の出力が入力される第1のコンデンサと、
前記第1のトランジスタのゲートに接続された第2のコンデンサと、
前記発振ループの反転手段のうちM+1段目の反転手段の出力とM−3段目の反転手段の出力とに基づいて前記第2のコンデンサに供給する信号を出力する手段と、を具備し、
前記第1のコンデンサが、前記第2のノードと前記M段目の反転手段との間に接続されていることを特徴とする昇圧回路。
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