JP3988344B2 - エンジンのエアブリーザ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のエンジンにおいてブローバイガスに含まれるオイルを捕集するエアブリーザに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用エンジンにおいては、ブローバイガス、すなわちエンジンのピストンとシリンダケースとの間から漏れ出る吹き抜けガスをエンジン外部に放出する前の段階でエアブリーザに通して、このガスに含まれる潤滑油などのオイル分を除去することが行なわれている。そして、このエアブリーザは、ブローバイガスを上昇するように流してオイル分の除去を行なえることから縦形が多く採用されている。
【0003】
従来、この縦形のエアブリーザとしては図4に示す構成が採用されている。図4は従来のエアブリーザの構成を模式的に示すものである。すなわち、図4において1は筒形の本体で、その下端部にはクランクケースに連通するガス導入口2が設けられ、上端部にはガス放出口3が設けられている。
本体1の内部には、その下部にガス導入口2から導入されたガスの流れを偏流させるバッフルプレート4が設けられ、このバッフルプレート4の上側にバッフルプレート4により偏流されたガスを通過させてガスに含まれるオイル分を捕集するエレメント5が設けられているこのエレメント5は、帯状の金属薄板に図示のように傾斜して交差する多数の切込みを並べて形成し、この金属薄板を軸方向に延ばして多数の切込みをメッシュ状にしたものをロール状に巻回して構成され、ロール軸線が上下方向に沿うように配置されている。
エレメント5の下側には金網よりなるプレート6が水平に配置され、その外周部複数のガス流通孔6a(網目)を有している。エレメント5の上側にはエレメント5を押えるための金網7が水平に配置されている。プレート6の下側にはバッフルプレート4と協働してガスの流れを偏流させる皿状のプレート8が設けられている。なお、バッフルプレート4外周部にオイル落し孔4aが形成されている。
【0004】
このエアブリーザでは、クランクケース内部で生じたブローバイガスがガス導入口2から本体1の内部に導入されて上昇し、バッフルプレート4とプレート8によりエレメント5の外周側へ偏流される。そして、ブローバイガスは下側のプレート6の外周部の網目6aを通ってエレメント5の内部を上昇して通過し、さらに上側の金網7を通って本体1内部の上部へ流れる。ここで、ガス流通孔6aとしての網目は下側のプレート6の外周部のみ形成され、エレメント上側は金網7により開放された状態となっているので、ガス流通孔6aからエレメント5に入ったブローバイガスは主にエレメント5の外周部を垂直方向、すなわちエレメント軸線方向に沿って流れる。
この時、エレメント5を通過するブローバイガス中のオイルミストがエレメント5に接触し、結合せしめられて液化しガス分と分離される。その後、オイル分を除去されたブローバイガスはガス放出口3から外部へ放出される。除去されたオイル分は流下してバッフルプレート4の外周部のオイル落し孔4aを通ってガス導入口2からクランクケースの内部へ戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近ディーゼルエンジンでは、OHC(オーバヘッドカムシャフト)化などに伴いブローバイガスに含まれるオイル分(オイルミスト)が増大してきている。このブローバイガスに含まれるオイル分の増大は前述した従来から用いられているエアブリーザにおける捕集能力を越えることもあり、従来のエアブリーザではブローバイガスに含まれるオイル分を充分除去しきれず、ブローバイガスに残ったオイル分がエアブリーザにおけるガス放出口からブローバイガスとともに外部へ出て滴下することがある。
【0006】
本発明は、ブローバイガスに含まれるオイル分を捕集する能力を高めたエンジンに用いるエアブリーザを提供すること目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るエンジンのエアブリーザは、
下部にエンジン側のケースに連通するガス導入口を有するとともに、上部にガス放出口を有する筒形の本体と、
この本体の内部に設けられ、中央に開口を有するバッフルプレートと、
前記本体の内部に設けられ、前記バッフルプレートの上側に位置するとともに、前記ガス導入口から導入されたガスを通過させることで前記ガスに含まれるオイル分を捕集するエレメントとを備えており、
前記エレメントの下面に、外周部にガス流通孔を有する下側プレートを設け、この下側プレートの下面中央部にプレートを設けて、前記オイル分を含むガスを前記プレートと前記バッフルプレートとの間を通過させることで、前記ガスを前記本体の外周部に分散するように偏流させるとともに、前記エレメントの上面に、中央部にガス流通孔を有する上側プレートを設け、
前記下側プレートおよび前記上側プレートは、前記ガスが前記エレメントの内部をその下面から上面に向けて斜めに流れて通過するように、前記ガスの流れを規定することを特徴としている。
この構成により、ブローバイガスとエレメントとの接触面積が増大するので、エレメントによりブローバイガスに含まれるオイル分を捕集する量が大幅に増大し、且つ自重によりオイル分が戻る度合も増大して、エアブリーザにおけるオイル分を捕集する能力を高めることができる。
【0008】
さらに、本発明においては、上側プレートの上面に、前記ガス流通孔を囲んで前記ガス流通孔に向けて低くなるように傾斜するテーパ面を形成することが好ましい。この構成によれば、エレメントから上側プレートのガス流通孔を通過したブローバイガスに残存するオイル分が上側プレートの上面に溜まった場合、このオイル分をテーパ面で中央部のガス流通孔に導いてエレメントに落下させることができる。よって、オイル分を捕集する度合をさらに高めることができる
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態について図1を参照して説明する。
図1はこの実施の形態における縦形エアブリーザの概略的構成を示す断面図である。図1において11は上下方向に沿う円筒形をなす本体で、この本体11の下部には例えば側方へ向けてガス導入口12が一体に設けられ、上部にはガス放出口13が設けられている。このガス放出口13は本体11に円筒管をガス導入口12とは反対向きにして水平に取付けて構成される。
【0011】
本体11は例えば図示しないクランクケースの上部に設けるロッカケース21の外部側方に配置され、ガス導入口12がロッカケース21の側壁に形成した開口22に対向するようにして前記側壁に適宜な手段を用いて取付けられている。これによりガス導入口12はロッカケース21を介してクランクケースの内部に連通している。
【0012】
本体11の内部においてガス導入口12とガス放出口13とに挟まれた部分の下部には、ブローバイガスを偏流するバッフルプレート14が設けてある。このバッフルプレート14は本体11の内周面と同じ大きさの直径を有する円板からなるもので、中央部に円形状の開口を有している。このバッフルプレート14は本体11の軸線に対して直角(水平)に配置されて外周縁が本体11の内周面に気密に接触して適宜な手段により本体11に取付けられている。
【0013】
本体11の内部においてバッフルプレート14の上側には、ブローバイガスに含まれるオイル分を除去するエレメント15が設けられている。このエレメント15は図3に示すように帯状の金属薄板に傾斜して交差する多数の切込み並べて形成し、この金属薄板を軸方向に延ばして切込みをメッシュ状にしたものをロール状に巻回して構成され、本体11の内周面と同じ大きさの直径を有している。このエレメント15はそのロール軸線が上下方向に沿うように配置され、且つ最外周層が本体11の内周面に接触している。
【0014】
エレメント15の下面の下側(エレメント15とバッフルプレート14との間)には金網プレート16が設けられている。この下側のプレート16は本体11の内周面と同じ大きさの直径を有する円板からなるもので、外周部には両方の側面を貫通するガス流通孔16aが円周方向全体にわたり並べて形成されている。このガス流通孔16aの数およびこれを形成するプレート17の半径方向の領域は、後述するように上側のプレート17のガス流通孔17aと組合せてブローバイガスがエレメント15内部を軸方向に対して傾斜した流れを形成することを考慮して設定される。この下側のプレート16はエレメント15の下面の下側において本体11の断面を閉鎖するように水平な状態で例えばエレメント15の下面に当接して配置され、外周縁が本体11の内周面に気密に接触して適宜な手段により本体11に取付けられている。プレート16の下側中央部には皿状のプレート19が一体的に取付けられている。
【0015】
エレメント15の上面の上側にはプレート17が設けられている。この上側のプレート17は本体11の内周面と同じ大きさの直径を有するとともに、両側面が平面をなす円板からなるもので、中央部には両方の側面を貫通する例えば円形をなす単一のガス流通孔17aが形成されている。このガス流通孔17aはプレート17の中央部を単一で占有するもので、その直径の大きさは、後述するように下側プレート16のガス流通孔16aと組合せてブローバイガスがエレメント15内部で軸方向に対して傾斜した流れを形成することを考慮して設定される。なお、ガス流通孔17aの直径は、例えばバッフルプレート14の中央部の膨出部の直径より小さく設定される。これはバッフルプレート14およびプレート19で外周側へ偏流したブローバイガスをプレート17の中央部で効果的に収束するためである。この上側のプレート17はエレメント15の上面の上側において本体11の断面を閉鎖するように水平な状態で例えばエレメント15の上面に当接して配置され、外周縁が本体11の内周面に気密に接触して適宜な手段により本体11に取付けられている。
【0016】
また、上側のプレート17のガス流通孔17aの直径はガス放出口13の直径と同じ大きさに設定され、上側のプレート17のガス流通孔17aとガス放出口13の開口面積が同じ大きさに設定されている。
【0017】
エレメント15は例えば下側のプレート16と上側のプレート17により上下方向両側から挟まれて本体11に保持される。
【0018】
このエアブリーザの作動について図1を参照して説明する。図1にはブローバイガスの流れを実線で示している。
クランクケース内部において生じたブローバイガスは、ロッカケース21の開口部22を通りガス導入口12から本体11の内部の下部に入る。次いで、ブローバイガスは本体11の内部を上昇してバッフルプレート14とプレート19との間を通過し、その後本体11の外周部の周方向全体にわたり分散するように偏流される。
【0019】
次いで、ブローバイガスは下側のプレート16の外周部に形成された複数のガス流通孔16aを通ってエレメント15の下面からエレメント15の内部に入って上昇し、さらにエレメント15の上面から上側のプレート17の中央部に形成した単一のガス流通孔17aを通って本体11の内部の上部へ抜ける。
【0020】
ここで、ブローバイガスは下側のプレート16の外周部のガス流通孔16aに流れを規制されてエレメント15の下面から外周部全体に入ってエレメント軸方向に沿って上昇した後、外周部からエレメント15の中央部に向けて向きを変えて上昇する。このため、ブローバイガスはエレメント15の下部の外周部全体から上部の中央部へ向けて収束するようにエレメント15に対して傾斜した向きで流れる。その後、ブローバイガスは上側のプレート17の中央部のガス流通孔17aに流れを規制されてエレメント15の上面の中央部からエレメント軸方向に沿って上昇して出て行く。この過程でブローバイガスがエレメント15における各巻回層に形成されたメッシュを通過し、このブローバイガスとエレメント15との接触によりブローバイガスに含まれるオイル分がブローバイガスから除去される。
【0021】
ここで、ブローバイガスはエレメント15の内部でエレメント15に対して傾斜して流れて通過することにより、エレメント15における多くのメッシュに接触して通過する。すなわち、従来のようにブローバイガスがエレメント15の内部を軸方向にのみ流れて通過する場合に比較して、ブローバイガスがエレメント15の内部を流れる距離が増大してエレメント15との接触面積が増大する。このため、エレメント15のメッシュを有効に利用してブローバイガスに含まれるオイル分を捕集する量を大幅に増大できる。
【0022】
また、ブローバイガスはエレメント15において下部の外周部全体から上部の中央部に収束されるように流れることから、エレメント15の上部中央部で収束されるブローバイガスに含まれオイル分(オイルミスト)が互いに干渉して各ミストの粒径が増大して重量が増大する。オイル分はこの重量を利用して落下する。これによりブローバイガスから除去したオイル分が自重により落下してクランクケース側へ戻る度合が増大する。
【0023】
このようにしてエレメント15によりブローバイガスに含まれるオイル分を捕集する度合が従来に比較して大幅に向上し、加えて自重によりオイル分が戻る度合も大幅に向上して、ブローバイガスに含まれるオイル分を捕集する度合が従来に比較して大幅に向上する。
なお、本構造を適用したエアブリーザと従来の構造とにおいて、エンジン外部に持ち去られるオイル量の比較試験を行なった結果、本構造のものは、従来構造に対してオイル持ち去り量が35%程低減する結果が得られた。
【0024】
そして、図1の破線矢印に示すようにブローバイガスから除去されたオイル分は落下して下側のプレート16の上面に達し、下側のプレート16に形成されたガス流通孔16aを通って落下する。さらに、オイル分は、バッフルプレート14の中央部の開口から本体11の下部に落下してガス導入口12からロッカケース21の内部へ流れ、さらにクランクケースへ戻る。
【0025】
また、オイル分を除去されたブローバイガスは、本体11の上部に設けたガス放出口13から外部へ放出される。ガス放出口13の直径は、上側のプレート17のガス流通孔17aの直径と同じ大きさ(開口面積が同じ大きさ)であり、ガス放出口13を流れるブローバイガスの流量と上側のプレート17のガス流通孔17aを流れるブローバイガスの流量が同じとなる。
【0026】
従って、このエアブリーザでは、クランクケースで発生するブローバイガスに含まれるオイル分を充分に捕集して除去することができ、例えばディーゼルエンジンにおいてOHC(オーバヘッドカムシャフト)化などに伴うブローバイガスに含まれるオイル分(オイルミスト)の増大に対処してオイル分を充分捕集することができる。
【0027】
また、このエアブリーザでは、中央部にガス流通孔17aを有するプレート17をエレメント15の上側に、外周部にガス流通孔16aを有するプレート16をエレメント15の下側に夫々設けて、ブローバイガスをエレメント15の内部を下面外周部から上面中央部に向けて斜めに流して通過させるので、ブローバイガスからオイル分を無理のない構成で効果的に除去できるとともに、従来から用いられているエアブリーザを利用できて経済的である。
【0028】
図2は第2の実施の形態におけるエアブリーザを示しており、図1と同じ部分には同じ符号を付して示している。この実施形態では、エレメント15の上側に位置するプレート17の上面に、ガス流通孔17aを囲んでガス流通孔17aに向けて低くなるように傾斜するテーパ面17bが形成されている。
このため、エレメント15から上側のプレート17のガス流通孔17aを通過したブローバイガスに残存するオイル分が上側のプレート17の上面に溜まった場合、このオイル分をテーパ面17bで中央部のガス流通孔17aに導いてエレメント15に落下させることができる。これにより、オイル分を捕集する度合をさらに高めることができる。
【0029】
なお、本発明は前述した実施の形態に限定されず、種々変形して実施することができる。例えば、ガス流通孔16aを有する金網プレート16を、金属板にガス流通孔16aを複数穿設したもので構成しても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、ブローバイガスをエレメントの内部で下面から上面へ傾斜して流してブローバイガスに含まれるオイル分を除去するので、ブローバイガスとエレメントとの接触面積が増大してエレメントによりブローバイガスに含まれるオイル分を捕集する量が大幅に増大し、且つ自重によりオイル分が戻る度合も増大するので、ブローバイガスに含まれるオイル分を充分に捕集して除去することができる。
加えて、上側プレートの上面をガス流通孔に向けて低くなるように傾斜するテーパ面とすることで、上側プレートの上面に溜まろうとするオイル分をテーパ面で中央部のガス流通孔に導いてエレメントに落下させることができる。よって、オイル分を捕集する度合をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるエアブリーザを示す断面図。
【図2】第2の実施の形態におけるエアブリーザに設けるエレメント部を示す図。
【図3】エアブリーザに設けるエレメントを示す図。
【図4】従来のエアブリーザの構成を模式的に示す図。
【符号の説明】
11…本体、12…ガス導入口、13…ガス放出口、14…バッフルプレート、15…エレメント、16…下側プレート、16a…ガス流通孔、17…上側プレート、17a…ガス流通孔、19…プレート、21…ケース(ロッカケース)。

Claims (2)

  1. 下部にエンジン側のケースに連通するガス導入口を有するとともに、上部にガス放出口を有する筒形の本体と、
    この本体の内部に設けられ、中央に開口を有するバッフルプレートと、
    前記本体の内部に設けられ、前記バッフルプレートの上側に位置するとともに、前記ガス導入口から導入されたガスを通過させることで前記ガスに含まれるオイル分を捕集するエレメントと、を具備するエアブリーザにおいて、
    前記エレメントの下面に、外周部にガス流通孔を有する下側プレートを設け、この下側プレートの下面中央部にプレートを設けて、前記オイル分を含むガスを前記プレートと前記バッフルプレートとの間を通過させることで、前記ガスを前記本体の外周部に分散するように偏流させるとともに、前記エレメントの上面に、中央部にガス流通孔を有する上側プレートを設け、
    前記下側プレートおよび前記上側プレートは、前記ガスが前記エレメントの内部をその下面から上面に向けて斜めに流れて通過するように、前記ガスの流れを規定することを特徴とするエンジンのエアブリーザ。
  2. 前記上側プレートの上面に、前記ガス流通孔を囲んで前記ガス流通孔に向けて低くなるように傾斜するテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンのエアブリーザ。
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