JP3984520B2 - アレルゲン低減化剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダニや花粉等のアレルゲンに汚染された家具や繊維製品を汚損することなく、アレルゲンを効果的に低減化でき、かつ、低起泡性でフローリング用のクリーナーワックスやディスポーザブルクリーナー等に応用できるアレルゲン低減化剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎等の多くのアレルギー疾患が問題となってきている。その主な原因は、住居内性ダニ類、特に室内塵中に多いチリダニのアレルゲン(Der1、Der2)や、主に春季に猛威を振るうスギ花粉アレルゲン(Crij1,Crij2)等の多くのアレルゲンが生活空間内に増えてきているためである。特にチリダニのアレルゲンはその原因となるチリダニを駆除してもその死虫が更にアレルゲン性の高い物質を生活空間に供給することから、チリダニのアレルゲンが原因となるアレルギー疾患を根本的に解決することは困難であった。また、これらのアレルゲンは非常に微小な粒子であることから、生活空間から完全に除去することは不可能である。
【0003】
このようなアレルゲンは蛋白質であるため、熱や強酸/強アルカリ等で変成することによりアレルゲン性を失うと考えられる。しかし、実際には、非特許文献1に記載されているように、これらのアレルゲンは非常に安定性が高く、家庭で安全に使用できる程度の酸化剤や還元剤、熱、アルカリや酸では容易に分解されない。これらの方法で無理にアレルゲンを変成させようとすると、アレルゲンの汚染場所であるソファー、ベッド、ぬいぐるみ、カーペット等の家具や繊維製品を破損してしまうことがあった。
【0004】
一方、アレルゲンの分子表面を比較的温和な条件で化学的に変成する方法も開発されている。特許文献1には生皮等のなめし(タンニング)等に用いられているタンニン酸を用いてアレルゲンを不活性化する技術が開示されており、特許文献2には茶抽出物等を用いてアレルゲンを不活性化する技術が開示されており、特許文献3にはヒドロキシ安息香酸系化合物又はその塩を用いてアレルゲンを除去する技術が開示されている。しかし、これらの方法では、ポリフェノールの一種等の着色している化合物を用いるため、アレルゲンを低減化する効果は得られるものの、家具や繊維製品を汚損してしまうという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開昭61−44821号公報
【特許文献2】
特開平6−279273号公報
【特許文献3】
特開平11−292714号公報
【非特許文献1】
「The Journal of Immunology」、第144巻、p.1353−1360
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、アレルゲンに汚染された家具や繊維製品を汚損することなく、アレルゲンを効果的に低減化できるアレルゲン低減化化合物について鋭意検討した結果、特にアレルゲンが集積する床面を清掃するためのクリーナー等に配合できるアレルゲン低減化化合物としてドデシルベンゼンスルホン酸塩、ドデシル硫酸塩、ポリオキシエチレンドデシル硫酸塩等を見出した。
しかし、これらのアレルゲン低減化化合物は、いずれも高い起泡性を有しているため、絨毯等を泡立てて洗浄するクリーナーに好適に用いることができるものの、フローリング用のクリーナーワックスやディスポーザブルクリーナー等に用いる場合には、その起泡性のためにワックスの塗布表面を平坦にすることができなかったり、泡残りしたりするという問題があった。
【0007】
本発明は、上記に鑑み、ダニや花粉等のアレルゲンに汚染された家具や繊維製品を汚損することなく、アレルゲンを効果的に低減化でき、かつ、低起泡性でフローリング用のクリーナーワックスやディスポーザブルクリーナー等に応用できるアレルゲン低減化剤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上の硫酸塩、並びに、ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩と硫酸塩との複塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を有効成分とするアレルゲン低減化剤である。
以下に、本発明を詳述する。
【0009】
本発明のアレルゲン低減化剤は、ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上の硫酸塩、並びに、ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩と硫酸塩との複塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を有効成分とする。
上記2価以上のベンゼンスルホン酸塩とは、ベンゼンスルホン酸塩を形成する部位を2ヶ所以上有するベンゼンスルホン酸塩を意味し、上記2価以上の硫酸塩とは、硫酸塩を形成する部位を2ヶ所以上有する硫酸塩を意味し、上記2価以上のベンゼンスルホン酸塩と硫酸塩との複塩とは、ベンゼンスルホン酸塩を形成する部位を1ヶ所以上有し、かつ、硫酸塩を形成する部位を1ヶ所以上有するベンゼンスルホン酸塩と硫酸塩との複塩を意味する。
【0010】
上記ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩としては特に限定されず、例えば、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ジナトリウム、ドデシルトリフェニルエーテルスルホン酸トリナトリウム等、ヘキサオキシエチレンジフェニルエーテルスルホン酸ジナトリウム等が挙げられる。上記ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上の硫酸塩としては特に限定されず、例えば、トリ(ドデシル硫酸ナトリウム)グリセリン等が挙げられる。なかでも、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩が好ましく、工業用途に使用されており容易に入手可能であることからドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸塩が特に好適に用いられる。
【0011】
上記ベンゼンスルホン酸塩及び硫酸塩としては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム等を含有する金属塩;アンモニウム塩;トリエタノールアミン等を含有するアミン塩等が挙げられ、なかでもナトリウム塩、トリエタノールアミン塩が好ましい。
【0012】
上記ベンゼンスルホン酸塩、上記硫酸塩、及び、上記ベンゼンスルホン酸塩と硫酸塩との複塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物の本発明のアレルゲン低減化剤における配合量は、本発明のアレルゲン低減化剤の使用形態により異なるが、例えば、アレルゲンに汚染された床面に散布する使用形態であれば、1mg〜10g/m2散布されるように配合されることが好ましい。1mg/m2未満であると、充分にアレルゲンを低減化できないことがある。10g/m2を超えると、アレルゲンを低減化できるものの、床がベトベトになり、使用後の清掃等が必要となる。
【0013】
本発明のアレルゲン低減化剤の形態としては特に限定されないが、例えば、上記ベンゼンスルホン酸塩、上記硫酸塩、及び、上記ベンゼンスルホン酸塩と硫酸塩との複塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を溶媒に溶解させた溶液であることが好ましい。上記溶媒としては特に限定されず、例えば、水;メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類;トルエン、キシレン、メチルナフタレン、ケロセン、シクロへキサン等の炭化水素類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;N,N一ジメチルホルムアミド等のアミド類等が挙げられる。
【0014】
本発明のアレルゲン低減化剤には、上記ベンゼンスルホン酸塩、上記硫酸塩、及び、上記ベンゼンスルホン酸塩と硫酸塩との複塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物の有効性を阻害しない範囲で、必要に応じて、分散剤、湿潤剤、増粘剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、殺ダニ剤、殺菌剤、抗菌剤、防黴剤、色素、香料等の添加剤が配合されていてもよい。
本発明のアレルゲン低減化剤は、床用ワックス又はクリーナーワックスに用いられる場合には、例えば、植物性、鉱物性又は動物性のワックス;天然樹脂;ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、脂肪酸エステル、ポリアルキレングリコール、シリコーン、ポリフェニルエーテル、フルオロカーボン、ポリアルキレングリコール等の合成樹脂等に、ミネラルスピリット、ミネラルターペン、ソルベントナフサ、テルペン油等の溶剤;増粘剤;Tween等の界面活性剤;トリエタノールアミン石鹸等の乳化剤;水溶媒を添加し、必要に応じて、更に色素、マスキング剤、可塑剤、帯電防止剤等を添加することにより製造することができる。また、フローリングクリーナーや畳洗浄シート等のディスポーザブルクリーナーに用いられる場合には、例えば、パラフィン、ナフテン、芳香族炭化水素、合成炭化水素、金属石鹸、二硫化モリブテン、界面活性剤、抗菌剤、抗カビ剤等を添加して製造することができる。
【0015】
本発明のアレルゲン低減化剤が対象とするアレルゲンとしては、動物性アレルゲン、植物性アレルゲンが挙げられる。本発明のアレルゲン低減化剤は、これらのアレルゲンの特異抗体との反応を抑えることにより、アレルゲンを低減化する。なかでも、ダニ類のアレルゲンに対して強い効果がある。上記ダニ類は、節足動物−蛛形綱−ダニ目の生物で、主にアシナガダニに代表される背気門;カタダニに代表される四気門;ヤマトマダニ、ツバメヒメダニに代表される後気門;イエダニ、スズメサシダニ代表される中気門;クワガタツメダニ、ナミホコリダニに代表される前気門;ケナガコナダニ、コナヒョウヒダニに代表される無気門;イエササラダニ、カザリヒワダニに代表される隠気門等の7つの亜目に分かれており、いずれの種類でも本発明のアレルゲン低減化剤による低減化の対象となり得るが、室内塵中、特に寝具類中に多く、アレルギー疾患の原因となるチリダニ科、ヒョウヒダニ類のアレルゲンに特に強い効果がある。
【0016】
本発明のアレルゲン低減化剤が使用される対象、場所としては特に限定されず、例えば、畳、絨毯、床(フローリング)、家具(ソファー、布貼り椅子、テーブル)、寝具(ベッド、布団、シーツ、マット)、車内用品(シート、チャイルドシート)、キッチン用品、赤ちゃん用品、カーテン、壁紙、タオル、衣類、ぬいぐるみ、繊維製品、空気清浄器・空気洗浄器(本体、フィルター)等が挙げられる。とりわけ、フローリング等の塗布処理に適した対象、場所に対して、低起泡性である本発明のアレルゲン低減化剤は、従来のアレルゲン低減化剤のように塗布表面に凹凸を生じたり、泡残りしたりすることがないので有用である。
【0017】
本発明のアレルゲン低減化剤の使用方法としては特に限定されず、例えば、水溶剤、油剤、乳剤又は懸濁剤等の液体としてそのまま散布する方法、スプレー剤又はエアゾール剤にして噴霧する方法、不織布又は織布等の繊維積層体に含浸させる方法、クリーナーワックス又はディスポーザブルクリーナーとして使用する方法、洗剤又は柔軟仕上げ剤等に添加して洗濯する方法等が挙げられる。
【0018】
【実施例】
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0019】
(実施例1)
ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩として下記式(1)で表されるドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ジナトリウム3重量%、溶媒として精製水97重量%を配合し、アレルゲン低減化剤を調製した。
【0020】
【化1】
【0021】
(実施例2)
ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩として下記式(2)で表されるヘキサ(オキシエチレン)ジフェニルエーテルジスルホン酸ジナトリウム3重量%、溶媒として精製水97重量%を配合し、アレルゲン低減化剤を調製した。
【0022】
【化2】
【0023】
(実施例3)
ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩として下記式(3)で表されるヘキサ(オキシエチレン)ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ジナトリウム3重量%、溶媒として精製水97重量%を配合し、アレルゲン低減化剤を調製した。
【0024】
【化3】
【0025】
(実施例4)
ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上の硫酸塩として下記式(4)で表されるトリ(ドデシル硫酸ナトリウム)グリセリン3重量%、溶媒として精製水97重量%を配合し、アレルゲン低減化剤を調製した。
【0026】
【化4】
【0027】
(比較例1)
ドデシル硫酸ナトリウム(和光純薬品工業社製)3重量%、溶媒として精製水97重量%を配合し、アレルゲン低減化剤を調製した。
【0028】
(比較例2)
精製水を準備した。
【0029】
(アレルゲン低減化の評価)
実施例1〜4及び比較例1、2で調製したアレルゲン低減化剤及び精製水を1回の噴射で約0.8ml噴射するトリガータイプのスプレー容器に入れ、汚染カーペットに一様に4回噴霧した。なお、汚染カーペットは、新品のカーペットにダニを含む塵ゴミを50μg/m2の割合で散布した後、下面よりバイブレーターで振動させて絨毯内部に塵ゴミをなじませて作製した。
アレルゲン低減化剤及び精製水の噴霧から2時間放置後、掃除機(三洋電機社製、「舞姫510」SC−9)に塵ゴミ捕獲用のフィルター(シントーファイン社製;マイティフェルト、ダストフィルター、ダストサンプラー)をセットし、噴霧場所1m2から1分かけて塵ゴミを採取した。採取した塵ゴミをマイティチェッカー(シントーファイン社製)のキットに従って、アレルゲン成分を抽出し、アレルゲン量を測定し、以下の判定基準に従い、アレルゲン低減化を評価した。
++・・・ダニアレルゲンレベル >35μg/m2
+ ・・・ダニアレルゲンレベル 10μg/m2
± ・・・ダニアレルゲンレベル 5μg/m2
− ・・・ダニアレルゲンレベル < 1μg/m2
【0030】
(泡立ちの評価)
実施例1〜4及び比較例1、2で調製したアレルゲン低減化剤及び精製水を500mlの縦長ビーカーに150ml入れ、ホモミキサー(特殊機化工業社製、T.K.ホモミキサーマークII)を用いて3000rpmで10秒間攪拌して泡立たせた。攪拌直後と1分後に泡立ちの高さを測定し、泡立ちを評価した。
【0031】
アレルゲン低減化及び泡立ちの評価結果を表1に示した。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、ダニや花粉等のアレルゲンに汚染された家具や繊維製品を汚損することなく、アレルゲンを効果的に低減化でき、かつ、低起泡性でフローリング用のクリーナーワックスやディスポーザブルクリーナー等に応用できるアレルゲン低減化剤を提供することができる。
Claims (2)
- ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上の硫酸塩、並びに、ポリオキシエチレン鎖及び/又はポリエチレン鎖を分子中に有する2価以上のベンゼンスルホン酸塩と硫酸塩との複塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を有効成分とすることを特徴とするアレルゲン低減化剤。
- 化合物は、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩であることを特徴とする請求項1記載のアレルゲン低減化剤。
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