JP3984179B2 - ガス放電管 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に分光器やクロマトグラフィ等の光源として利用するための重水素ランプのようなガス放電管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述したような分野の技術としては、下記の特許文献1及び2に示すようなものがある。これらの特許文献に記載のガス(重水素)放電管は、いずれも陽極部と陰極部との間の放電路上に金属製の隔壁を配置し、この隔壁に小孔を形成して、この小孔によって放電路を狭窄させる構成を採っている。かかる構成においては、放電路上の小孔によって高輝度の光を得ることができる。特に、特許文献1に記載のガス放電管では、小孔、すなわち放電路を狭窄させる部分の長さを長くすることで、更に、輝度を高めている。一方、特許文献2に記載のガス放電管は、使用孔の長さを長くすると共に、隔壁を複数枚配置することで、高輝度化を図っている。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−288106号公報
【特許文献2】
特開平10−64479号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ガス放電管の技術分野における高輝度化という要請は、特許文献1及び2に記載の技術により比較的満足されている。
【0005】
しかしながら、放電路を狭窄させる部分を長くした場合、放電が起こりにくいという問題点がある。この問題点に対して、特許文献2に記載のガス放電管では、金属製隔壁を複数枚配置し、放電を段階的に発生させることで回避しているが、電源回路が複雑化するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、放電路を狭窄する部分の長さに拘わらず、放電を確実に発生させることのできるガス放電管を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ガスが封入された密封容器内に配置された陽極部と陰極部との間で放電を発生させることにより、密封容器の光出射窓から外部に向けて光を放出させるガス放電管において、陽極部と陰極部との間に配置されて、陽極部と陰極部との間の放電路を狭窄する貫通孔が形成された円筒状部分を有すると共に、外部電源に電気的に接続される導電性の放電路制限部と、放電路制限部の外周面から陰極部への放電を制限すべく、放電路制限部の周囲を囲むように配置されると共に、放電路制限部と電気的に絶縁された放電遮蔽部と、放電路制限部を収容する開口を有すると共に、放電遮蔽部が当接配置される電気的絶縁性の放電路制限部支持部と、を備え、
放電路制限部の円筒状部分の先端部が放電遮蔽部に設けられた開口から突出し、導電性の放電路制限部における円筒状部分の外周面と導電性の放電遮蔽部における開口の内周面との間に隙間を形成したことを特徴とする
【0008】
このような構成においては、放電路制限部の外周面から陰極部への放電路の大部分が放電遮蔽部により遮断される。更に、放電路制御部の円筒状部分の陰極部側に位置する先端部が放電遮蔽部の開口から突出しているため、その突出部分のみが陰極部との間で始動放電のための放電路を形成、始動用電源を投入した際、放電路制限部の円筒状部分の突き出した先端部の近傍及び貫通孔の陰極部側の一部のみに高密度電子領域が形成される。その結果、始動放電が確実に発生される。
【0009】
また、放電路制限部における貫通孔は、陽極部の側に設けられ且つ内径が一定である小孔部と、小孔部に連設されて陰極部の側に延び且つ陰極部の側ほど拡径されたロート状の拡径孔部とからなることが好適である。主として小孔部が放電を狭窄する部分として機能し、拡径孔部がその内部で良好なアークボールを形成し、高輝度化に寄与するからである。
【0010】
更に、放電路制限部における拡径孔部の内周面が放電遮蔽部の陰極部側の面よりも陽極部の側まで延びた状態とすることで、高密度電子領域は拡径孔部の内部に特に集中して形成されることとなり、始動放電がより一層確実に発生されることとなる。なお、放電路制限部における小孔部の内径をD1、拡径孔部の最大内径をD2とした場合、D2を1〜3mmの範囲内とし、関係D2/D1を4〜10の範囲内とすることが、電子領域の高密度化及び良好なアークボール形成に有効である。
【0011】
また、上記目的を達成するために、本発明は、ガスが封入された密封容器内に配置された陽極部と陰極部との間で放電を発生させることにより、密封容器の光出射窓から外部に向けて光を放出させるガス放電管において、
陽極部と陰極部との間に配置されて、陽極部と陰極部との間の放電路を狭窄する貫通孔が形成された円筒状部分を有すると共に、外部電源に電気的に接続される導電性の放電路制限部と、
放電路制限部の外周面から陰極部への放電を制限すべく、放電路制限部の周囲を囲むように配置されると共に、放電路制限部と電気的に絶縁された放電遮蔽部と、
放電路制限部を収容する開口を有すると共に、放電遮蔽部と一体成形又は別体として設けられた電気的絶縁性の放電路制限部支持部と、を備え、
放電路制限部の円筒状部分の先端部が放電遮蔽部に設けられた開口から突出し、放電遮蔽部の開口の内径は放電路制限部の円筒状部分の先端部の外径と略同一とし、導電性の放電路制限部における円筒状部分の外周面と電気的絶縁性の放電遮蔽部における開口の内周面とを密着させたことを特徴とする。
このような構成においては、放電路制限部の外周面から陰極部への放電路の大部分が放電遮蔽部により遮断される。更に、放電路制御部の円筒状部分の陰極部側に位置する先端部が放電遮蔽部の開口から突出しているため、その突出部分のみが陰極部との間で始動放電のための放電路を形成し、始動用電源を投入した際、放電路制限部の円筒状部分の突き出した先端部の近傍及び貫通孔の陰極部側の一部のみに高密度電子領域が形成される。その結果、始動放電が確実に発生される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明によるガス放電管の好適な種々の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、「上」、「下」等の方向を示す語については各図の状態において言うものとする。
【0013】
[第1の実施形態]
図1は、本発明によるガス放電管の第1の実施形態を、軸線(管軸)方向に直角な方向に切断して示す端面図である。図1に示すガス放電管10はサイドオン型の重水素ランプであり、この放電管10は、重水素ガスが数百Pa程度封入されたガラス製の密封容器12を有している。この密封容器12は、一端側を封止した円筒状の側管部14と、この側管部14の他端側を封止するステム部(図示せず)とからなり、側管部14の一部が光出射窓18として利用されている。この密封容器12内には発光部組立体20が収容されている。
【0014】
発光部組立体20は、セラミックス等からなる電気的絶縁性のベース部22を有している。ベース部22は、光出射窓18に対向して配置されており、その上面には凹部23が形成されている。ベース部22の上方には平板状の陽極部24が配置されており、この陽極部24の背面には、ステム部に立設させて管軸(側管部14の中心軸線)方向に延在するステムピン26の先端部分が固着され、電気的に接続されている。
【0015】
また、発光部組立体20は、後述の放電路制限部28を支持するためのセラミックス等からなる電気的絶縁性の板状の放電路制限部支持部(以下「支持部」という)30を有している。この支持部30は、ベース部22の外周部の上端面に当接させるようにして固定されている。支持部30の中央の下面には凹部32が形成されている。この凹部32の底面(下向きの面)及び側面は、陽極部24から所定の間隔が開けられている。また、支持部30の中央には開口34が形成され、この開口34内に放電路制限部28が収容されている
【0016】
更に、支持部30の凹部32の底面及び側面に沿って導電板36が当接配置されている。導電板36は、ステム部に立設させたステムピン38の先端部分に電気的に接続されている。この導電板36の中央には開口40が形成されており、導電板36が支持部30に対して配置された状態においてこの開口40は支持部30の開口34と同軸に配置される。なお、開口40の内径は開口34の内径よりも小さくされている。
【0017】
導電板36の上面の中央には、陽極部24からの放電路を狭窄ないしは制限させるために、金属(例えば、モリブデン、タングステン、或いはこれらからなる合金)等の導電性材料から作られた放電路制限部28が、前記の開口34,40と同軸となるよう、溶接固定されている。従って、この放電路制限部28へは、導電板36及びステムピン38を介して外部からの給電が可能となっている。
【0018】
放電路制限部28は、図2に明示するように、内側に放電路を狭窄するための貫通孔42が形成された円筒形状であり、後述の円筒状部分54の陽極部24側の端部すなわち基端部には固定用のフランジ部44が形成されている。このフランジ部44の外径は支持部30の開口34の内径と実質的に同一であり、このフランジ部44を開口34内に挿入し、フランジ部44の下面を導電板36の上面に当接させた後、フランジ部44を導電板36に溶接等により固定することで、放電路制限部28が支持部30により支持される。このように放電路制限部28は、フランジ部44を有して側面形状が凸形状となっていることから、陰極側に突出する上端部分を小さくすることができ、後述の始動放電の確実化に寄与する。
【0019】
放電路制限部28の貫通孔42は、陽極部24の側に設けられた内径が一定である小孔部46と、この小孔部46に連設され上方に延び且つ上方にかけて拡径されたロート状の拡径孔部48とから構成されている。小孔部46は主として放電路を狭窄する部分であり、拡径孔部48は主としてアークボール形成用であり、本実施形態では、その内周面は円錐面とされている。放電を狭窄させるためには小孔部46の内径D1は0.5mm前後であることが好ましい。また、拡径孔部48の最大内径D2、すなわち陰極側の端面での貫通孔42の内径D2は、1〜3mmの範囲内が好ましく、更に小孔部46の内径D1との関係D2/D1が4〜10の範囲内となるような大きさとすることが好ましい。
【0020】
支持部30の上面(陰極側となる面)には平板状の放電遮蔽部50が当接配置されている。この第1の実施形態においては、放電遮蔽部50は、金属等の導電性材料からなっている。放電遮蔽部50は開口52を有しており、この開口52と支持部30の開口34とが同軸となるよう放電遮蔽部50は支持部30に対して位置決めされている。また、放電遮蔽部50の開口52は、図2に示すように、放電路制限部28の円筒状部分(フランジ部44よりも上側の部分)54の外径D3よりも僅かに大きな内径dを有している。組付状態では、放電路制限部28の円筒状部分54の先端部は放電遮蔽部50の開口52から突出するように、開口52内に挿入され、放電遮蔽部50により円筒状部分54の周囲を取り囲む状態となる。放電遮蔽部50の開口52の内周面と放電路制限部28の円筒状部分54の外周面との間には隙間が形成されるが、その大きさは極めて小さく、この隙間を通る放電の漏れが極めて少量又は実質的に生じない程度とされている。この隙間の存在により、電気的絶縁性の支持部30に取り付けられた放電遮蔽部50は放電路制限部28と電気的に絶縁状態となっており、また、その他の電位が加えられる部分とも接していないので電位的に浮動(フローティング)状態となっている。
【0021】
また、放電路制限部28の全長(高さ)Hは、支持部30の厚さ及び放電遮蔽部50の厚さの合計Tよりも僅かに長く、放電路制限部28の上端が放電遮蔽部50の上面から上方に突き出すようになっている。この突出し量Pは最大0.5mm程度であり、好ましくは0.3mmである。更に、放電路制限部28における貫通孔42の陰極側部分である拡径孔部48の長さhは、突出し量Pよりも大きい。すなわち、拡径孔部48の下端(拡径孔部48と小孔部46との境界線)は放電遮蔽部50の上面よりも陽極部24の側に位置する。
【0022】
発光部組立体20はまた、光出射窓18側で光路から外れた位置に配置された陰極部56を有している。この陰極部56は、熱電子を発生させるためのものであり、具体的には、管軸方向に延設されたタングステン製のコイル上に電子放射物質を塗布して構成されている。このような陰極部56は、図示しないが、ステム部に立設させたステムピンの先端部分に接続ピンを介して電気的に接続され、外部から給電が可能とされている。
【0023】
更に、発光部組立体20は、陰極部56から出るスパッタ物又は蒸発物を光出射窓18に付着させないよう、金属製の放電整流板58と前面カバー60とを有している。放電整流板58は陰極部56を囲むようにして配置され、支持部30の上面に固定されている。前面カバー60は、放電整流板58に対向して支持部30の上面に固定されている。放電整流板58と前面カバー60との間には、放電光を通過させる光通過口62が形成されている。また、放電整流板58の、前面カバー60に面する部分には開口64が形成されており、この開口64を陰極部56で発生された熱電子が通過するようになっている。
【0024】
次に、上述したガス放電管10の動作について説明する。
【0025】
まず、放電前の20秒程度の間に陰極用外部電源(図示せず)からステムピン(図示せず)を介して10W前後の電力を陰極部56に供給して、陰極部56を構成するコイルを予熱させる。次いで、陰極部56と陽極部24との間に主放電用外部電源(図示せず)からステムピン26を介して160V程度の電圧を印加して、アーク放電の準備を整える。
【0026】
その後、トリガ用外部電源(図示せず)から放電路制限部28と陽極部24との間にステムピン38,26を介して所定の電圧、例えば350V程度の印加する。すると、陰極部56と、放電遮蔽部50の上面よりも陰極部56の側に突き出した放電路制限部28の突出し部分との間で始動放電が発生する。
【0027】
ここで、本実施形態においては、放電路制限部28の外表面から陰極部56への放電路の大部分が放電遮蔽部50により遮断され、且つ、放電路制御部28の円筒状部分54の上端突出し部のみ、すなわち最大0.5mm程度、好ましくは0.3mmの突出し量Pの部分のみが陰極部56との間で始動放電のための放電路を形成するため、放電路制限部28の拡径孔部48内及びその近傍のみに高密度電子領域が形成される。加えて、拡径孔部48の円錐状の内周面が放電遮蔽部50の上面よりも下側に延びていることから、高密度電子領域は拡径孔部48の内部に特に形成される。その結果、始動放電が確実に発生されることとなる。
【0028】
放電路制限部28の上端部と陰極部56との間で始動放電が発生すると、続いて陰極部56と陽極部24との間でも始動放電が発生し、その後、主放電用外部電極による主放電(アーク放電)が発生する。このように段階的な放電を作り出すことができるため、放電路制限部28の全長Hを放電狭窄に十分な長さ(例えば2mm以上)とした場合であっても、確実に主放電を発生させることができる。
【0029】
主放電が発生した後は、陰極部56の温度が最適となるように陰極用外部電源からの電力を調整する。これによって陰極部56と陽極部24との間で主放電が維持されると共に、放電路制限部28における拡径孔部48内にアークボールが形成される。放電路制限部28において十分な長さをもって放電が狭窄され、且つ、アークボールが形成されることから、発生する紫外線は、極めて輝度の高い光として、放電整流板58と前面カバー60との間の光通過口62から密閉容器12の光出射窓18を透過して外部に放出される。拡径孔部48の内周面が円錐形状とされており、拡径孔部48の最大内径D2が1〜3mmの範囲内とし且つ小孔部46の内径D1との関係D2/D1を4〜10の範囲内としているので、形成されるアークボールは安定した良好な形状となる。従って、出射される光の輝度や光量も安定したものとなる。なお、D1とD2を上記寸法とすることで、拡径孔部48内での電子領域の高密度化がより一層増進されることになる。
【0030】
図3は、図1及び図2に示すガス放電管10の変形形態を示すものである。図3に示すガス放電管110は、放電遮蔽部150が、セラミックス等の電気的絶縁性材料から形成されている点で、図1及び図2に示すガス放電管10と異なっている。その他の部分についてはガス放電管110はガス放電管10と実質的に同等であるので、図1及び図2と同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0031】
図3に示すガス放電管110においては、前述したように、放電遮蔽部150がセラミックス等の電気的絶縁材料から作られているため、放電路制限部28と接していても、放電を遮蔽することができる。このため、放電路制限部28と放電遮蔽部150との間の位置精度は低くても放電路制限部28との電気的絶縁を簡単に達成でき、製造が容易となる。また、この変形形態においては、図4に明示するように、放電遮蔽部150の開口152の内径は放電路制限部28の円筒状部分54の外径と略同一とし、放電遮蔽部150と放電路制限部28との間には隙間が全く無い状態、すなわち、導電性の放電路制限部28における円筒状部分54の外周面と電気的絶縁性の放電遮蔽部150における開口152の内周面とを密着させる。従って、放電遮蔽部150から下側の放電路制限部28の外周面と陰極部56との間の放電路の遮蔽効果は高く、放電路制限部28の拡径孔部48内において電子はより高密度化され、始動放電から主放電が確実に発生される。
【0032】
なお、図5に示すように、放電遮蔽部150′を支持部130と一体成形することもできる。いずれも同じセラミックス等の電気的絶縁材料から作られているためである。このように一体成形することにより、部品の削減が可能となり、また製造も容易となる。
【0033】
[第2の実施形態]
図6は、本発明によるガス放電管の第2の実施形態を軸線方向に沿って切断して示す端面図である。このガス放電管210はヘッドオン型の重水素ランプであり、この放電管210は、重水素ガスが数百Pa程度封入されたガラス製の密封容器212を有している。この密封容器212は、円筒状の側管部214と、この側管部214の下端側を封止するステム部216と、上端側を封止する光出射窓218とからなる。密封容器212内には発光部組立体220が収容されている。
【0034】
発光部組立体220は、セラミックス等からなる電気的絶縁性の円板状のベース部222を有している。ベース部222は、光出射窓218と対向して配置されている。ベース部212の上側には陽極部224が配置されており、この陽極部224には、ステム部216に立設させて管軸(側管の中央軸線)方向に延在するステムピン(図示せず)の先端部分が電気的に接続されている。
【0035】
また、発光部組立体220は、セラミックス等からなる電気的絶縁性の放電路制限部支持部(支持部)230を有している。この支持部230は、ベース部222の上面に重なるように配置、固定されている。支持部230の中央には円形の開口234が形成されており、そこに陽極部224の主部分(図6に示されている部分)が収容されるようになっている。この開口234に陽極部224の主部分が配置され、且つ、支持部230がベース部222上に重ねられて固定された状態では、図示しない陽極部224の端部が支持部230とベース部222との間で挟持された状態となる。
【0036】
更に、支持部230の上面には導電板236が当接配置されている。導電板236は、ステム部216に立設させたステムピン238の先端部分に電気的に接続されている。なお、ステムピン238、及び、前述の陽極部224に接続されたステムピンは、ステム部216とベース部222との間で露出しないよう、セラミックス等からなる電気的絶縁性のチューブ239により包囲されている。
【0037】
導電板236には、支持部230の開口234の内径よりも小さな円形の開口240が形成されており、導電板236が支持部230に固定された状態において、この開口240は支持部230の開口234と同軸に配置される。
【0038】
導電板236の上面の中央には、陽極部224からの放電路を狭窄ないしは制限させるために、金属から作られた放電路制限部228が、前記の開口234,240と同軸となるよう、溶接固定されている。従って、この放電路制限部228へは、導電板236及びステムピン238を介して外部からの給電が可能となっている。
【0039】
この放電路制限部228は、第1の実施形態に係る放電路制限部28、すなわち図2に明示するものと実質的に同等のものである。従って、同一符号を用い、図2を参照して簡単に説明するならば、この放電路制限部228は、円筒状部分54とフランジ部44とから構成されており、その内側には小孔部46と拡径孔部48とからなる貫通孔42が形成されている。
【0040】
更に、発光部組立体220は、支持部230と別体をなす後述の放電遮蔽部250を支持するための円板状の放電路制限部支持部270を備えている。この放電路制限部支持部270は、セラミックス等の電気的絶縁性の材料からなり、支持部230の上面に当接配置されている。放電路制限部支持部270の中央には、放電路制限部228が通る開口272が形成されている。
【0041】
放電遮蔽部250は金属等の導電性円板であり、放電路制限部支持部270の上面に当接配置されている。また、放電遮蔽部250の中央には開口252が形成されており、組付状態において、この開口252は放電路制限部支持部270の開口272と同軸とされる。放電路制御部228の全長Hは、放電路制限部支持部270の厚さと放電遮蔽部250の厚さの合計Tよりも僅かに長く、組付状態では、放電路制御部228の上端が放電遮蔽部250の開口252を通り、放電遮蔽部250の上面から、最大0.5mm程度、好ましくは0.3mm程度の突出し量Pで突き出している。なお、突出し量Pは放電路制限部228の拡径孔部48の長さhよりも小さく、拡径孔部48の下端は放電遮蔽部250の上面よりも下方に位置する。更に、開口252の内径は放電路制限部228の円筒状部分54の外径よりも僅かに大きく、両者間に小さな隙間が形成されている。これにより、放電遮蔽部は放電路制限部228及びその他の電位が加えられる部分から絶縁されている。なお、この隙間は実質的な放電遮蔽を可能にするものである。
【0042】
また、発光部組立体220は、光出射窓218側で光路から外れた位置に配置された陰極部256を有している。この陰極部256は、熱電子を発生させるためのものであり、具体的には、管軸方向に延設されたタングステン製のコイル上に電子放射物質を塗布して構成されている。このような陰極部256は、ステム部216に立設させたステムピン(図示せず)の先端部分に接続ピンを介して電気的に接続され、外部から給電が可能とされている。
【0043】
更に、発光部組立体220は、陰極部256から出るスパッタ物又は蒸発物を光出射窓に付着させないよう、金属製の放電整流板258と前面カバー260とを有している。放電整流板258は陰極部256を囲むようにして配置され、支持部230の上面に固定されている。前面カバー260は、放電整流板258に対向して支持部230の上面に固定されている。放電整流板258と前面カバー260との間には、放電光を通過させる光通過口262が形成されている。また、放電整流板258の、前面カバー260に面する部分には開口264が形成されており、この開口264を陰極部256で発生された熱電子が通過するようになっている。
【0044】
以上のように構成された第2の実施形態に係るガス放電管210は、ヘッドオン型とサイドオン型の違いはあるものの、第1の実施形態に係るガス放電管10と実質的に同じ放電路制限部228及び放電遮蔽部250を有し、またこれらの寸法や位置関係においてもガス放電管10と異なる点はないため、始動放電が確実に発生し、そして主放電も確実に発生するという効果を奏する。また、形成されたアークボールも安定した良好な形状となるため、放射光は高輝度で光量も豊かな安定したものとなる。なお、ガス放電管110の動作の詳細な説明については、前述のガス放電管10と同様であるので、省略する。
【0045】
第2の実施形態に係るガス放電管210における放電遮蔽部250は金属等の導電性材料からなるが、セラミックス等の電気的絶縁材料から形成することもでき、その場合には、第1の実施形態の変形として示した図3〜図5に示すような構成とすることができることは、当業者ならば容易に理解されよう。
【0046】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるガス放電管は、放電を十分に狭窄する放電路制限部を有しているので、高輝度が得られるという効果を奏すると共に、放電路制限部と放電遮蔽部との位置関係により、放電路制限部の円筒状部分の先端部にて確実に始動放電が発生されるので、段階的に始動放電が進行して、主放電も確実に発生するという効果も奏するものである。
【0047】
また、複雑な電源回路も不要であるため、本発明によるガス放電管を用いる装置全体のコストダウンにも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス放電管の第1の実施形態を示す端面図である。
【図2】図1のガス放電管における放電路制限部の周辺部を拡大して示す断面図である。
【図3】第1の実施形態に係るガス放電管の変形形態を示す端面図である。
【図4】図3のガス放電管における放電路制限部を拡大して示す断面図である。
【図5】放電路制限部の周辺部の別の変形形態を示す断面図である。
【図6】本発明によるガス放電管の第2の実施形態を示す端面図である。
【符号の説明】
10,110,210…ガス放電管、12,212…密封容器、18,218…光出射窓、20,220…発光部組立体、24,224…陽極部、28,128,228…放電路制限部、30,130,270…放電路制限部支持部、34,272…放電路制限部支持部の開口、42,242…貫通孔、44…フランジ部、46,246…小孔部、48,248…拡径孔部、50,150,150′,250…放電遮蔽部、52,152,252…放電遮蔽部の開口、54…円筒状部分、56,254…陰極部。

Claims (7)

  1. ガスが封入された密封容器内に配置された陽極部と陰極部との間で放電を発生させることにより、前記密封容器の光出射窓から外部に向けて光を放出させるガス放電管において、
    前記陽極部と前記陰極部との間に配置されて、前記陽極部と前記陰極部との間の放電路を狭窄する貫通孔が形成された円筒状部分を有すると共に、外部電源に電気的に接続される導電性の放電路制限部と、
    前記放電路制限部の外周面から前記陰極部への放電を制限すべく、前記放電路制限部の周囲を囲むように配置されると共に、前記放電路制限部と電気的に絶縁された放電遮蔽部と、
    前記放電路制限部を収容する開口を有すると共に、前記放電遮蔽部が当接配置される電気的絶縁性の放電路制限部支持部と、を備え、
    前記放電路制限部の前記円筒状部分の先端部が前記放電遮蔽部に設けられた開口から突出し、導電性の前記放電路制限部における前記円筒状部分の外周面と導電性の前記放電遮蔽部における前記開口の内周面との間に隙間を形成したことを特徴とするガス放電管。
  2. ガスが封入された密封容器内に配置された陽極部と陰極部との間で放電を発生させることにより、前記密封容器の光出射窓から外部に向けて光を放出させるガス放電管において、
    前記陽極部と前記陰極部との間に配置されて、前記陽極部と前記陰極部との間の放電路を狭窄する貫通孔が形成された円筒状部分を有すると共に、外部電源に電気的に接続される導電性の放電路制限部と、
    前記放電路制限部の外周面から前記陰極部への放電を制限すべく、前記放電路制限部の周囲を囲むように配置されると共に、前記放電路制限部と電気的に絶縁された放電遮蔽部と、
    前記放電路制限部を収容する開口を有すると共に、前記放電遮蔽部と一体成形又は別体として設けられた電気的絶縁性の放電路制限部支持部と、を備え、
    前記放電路制限部の前記円筒状部分の先端部が前記放電遮蔽部に設けられた開口から突出し、前記放電遮蔽部の前記開口の内径は前記放電路制限部の前記円筒状部分の前記先端部の外径と略同一とし、導電性の前記放電路制限部における前記円筒状部分の外周面と電気的絶縁性の前記放電遮蔽部における前記開口の内周面とを密着させたことを特徴とするガス放電管。
  3. 前記円筒状部分の突出し量Pは0<P≦0.5mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス放電管。
  4. 前記放電路制限部における前記貫通孔が、前記陽極部の側に設けられ且つ内径が一定である小孔部と、前記小孔部に連設されて前記陰極部の側に延び且つ前記陰極部の側ほど拡径されたロート状の拡径孔部とからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のガス放電管。
  5. 前記放電路制限部における前記拡径孔部の内周面が前記放電遮蔽部の前記陰極部側の面よりも前記陽極部の側まで延びていることを特徴とする請求項に記載のガス放電管。
  6. 前記放電路制限部における前記小孔部の内径をD1、前記拡径孔部の最大内径をD2とした場合、D2は1〜3mmの範囲内であり、関係D2/D1が4〜10の範囲内であることを特徴とする請求項4又は5に記載のガス放電管。
  7. 前記円筒状部分の基端部には、外部電源に電気的に接続されるフランジ部が設けられているとことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のガス放電管。
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