JP2002075284A - ホロカソードランプ、原子吸光分析装置及び原子蛍光分析装置 - Google Patents

ホロカソードランプ、原子吸光分析装置及び原子蛍光分析装置

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JP2002075284A
JP2002075284A JP2000265654A JP2000265654A JP2002075284A JP 2002075284 A JP2002075284 A JP 2002075284A JP 2000265654 A JP2000265654 A JP 2000265654A JP 2000265654 A JP2000265654 A JP 2000265654A JP 2002075284 A JP2002075284 A JP 2002075284A
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stem
anode
tube
lamp
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Junichi Imagama
潤一 今釜
Takeshige Shimazu
雄滋 嶋津
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Hamamatsu Photonics KK
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    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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    • H01J61/04Electrodes; Screens; Shields
    • H01J61/06Main electrodes
    • H01J61/09Hollow cathodes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立て作業性を良好にし、陽極に対し放電の
回り込みが発生し難いホロカソードランプを提供する。 【解決手段】 ホロカソードランプ1は、陽極7に対し
て中空陰極10以外からの放電の回り込みが発生し難い
構造を達成させるため、バルブ2内において、ステム4
上に筒状部材8及び陽極管7を立設させ、筒状部材8で
陽極管7を包囲させた。また、陽極管7自体がステム4
を貫通する結果として、陽極管7自体をリード線として
利用することができる。さらには、陽極7自体を管状に
することで表面積が拡大し、それに伴って放熱効果が増
し、入力電流値を高めることができるので、簡単な構造
をもって光出力を向上させることができる。そして、陽
極管7を管軸L方向に延在させる結果として、筒状部材
8と陽極管7とを同心的に配置させることができ、陽極
管7を基準にしたランプ1の組立てを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子吸光分析又は
原子蛍光分析などを行う分析装置の光源や、高輝度輝線
光源として利用されるホロカソードランプに関するもの
である。更に、本発明は、前述のホロカソードランプを
利用した原子吸光分析装置及び原子蛍光分析装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術として、U
SP4,885,504号公報がある。この公報に記載
されたホロカソードランプは、中空陰極と陽極との間で
放電を発生させ、中空陰極の表面をイオンでスパッタリ
ングさせることで、中空陰極の内部から放電空間内に原
子を飛散させ、電子エネルギの授受によって所定のスペ
クトル線を発生させる。また、スペクトル線の一部が放
電空間内の未励起原子にエネルギを奪われて、これによ
りスペクトル線の強度が減少してしまういわゆる自己吸
収がランプ内で発生するが、この現象を防止するため、
ランプ内には、熱電子を放出させる電子供給源(補助陰
極)が中空陰極と別に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のホロカソードランプには、次のような課題が存
在している。すなわち、前述したUSP4,885,5
04号公報のランプに利用される陽極は、ステムに設け
たステムピンの先端に別部品として溶接等をもって固定
され、陽極のこのような固定は、一般的に行われている
手法であり、ランプの組立て性を配慮したものではな
い。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、特に、組立て作業性を良好にし、陽極に
対し放電の回り込みが発生し難いホロカソードランプを
提供することを目的とする。また、本発明は、このよう
なホロカソードランプを利用する原子吸光分析装置及び
原子蛍光分析装置を提供することをも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るホロカソー
ドランプは、バルブの一端側に光出射窓を配置させ、バ
ルブの他端側にステムを配置させると共に、バルブ内で
光出射窓側から管軸方向に中空陰極及び陽極を順次配列
させたホロカソードランプにおいて、管軸方向に延在す
る筒状部材をステムの略中央に立設させ、管軸方向に延
在して筒状部材で包囲させた陽極管が、ステムを貫通す
ることを特徴とする。
【0006】このホロカソードランプは、生産性の向上
を図ると同時に、陽極に対して中空陰極以外からの放電
の回り込みが発生し難い構造を達成させるため、バルブ
内において、ステム上に筒状部材及び陽極管を立設さ
せ、筒状部材で陽極管を包囲するようにした。このよう
な構造によって、陽極に対する放電の回り込みが発生し
易い部分の包囲が、バルブに筒状部材を立設させるとい
った簡単な構成をもって達成される。また、陽極管自体
がステムを貫通する結果として、陽極管自体をリード線
として利用することができる。さらには、陽極自体を管
状にすることで表面積が拡大し、それに伴って放熱効果
が増し、入力電流値を高めることができるので、簡単な
構造をもって光出力を向上させることができる。そし
て、ステムに対して陽極管を管軸方向に配置させる結果
として、筒状部材と陽極管とを同心的に配置させること
が可能となり、陽極管を基準にしたランプの組立てを可
能にし、このような構成は、ランプの大量生産の一助を
なすものである。
【0007】また、陽極管によって、バルブとステムと
で形成した密封容器内の排気を行うと好適である。この
ように、陽極管が、ステムを貫通する結果として、ラン
プ組立て時において、密封容器内から空気を抜いたり、
密封容器内に所望のガスを注入したりする作業を行うこ
とができる。従って、ステムに排気管を別途形成させる
必要がなく、ランプの構造が極めて簡単になる。
【0008】また、陽極管の先端部分に金属製の保護部
材を設けると好適である。このような構成を採用した場
合、陽極管の先端部分を、電子の衝突や熱などから保護
することができ、陽極管の損傷を回避させることができ
る。
【0009】また、光出射窓と中空陰極との間に電子供
給源を配置させ、電子供給源を、ステムピンに固定させ
ると好適である。この電子供給源と陽極との間に熱電子
放出を利用した放電よって、未励起原子に電子を積極的
に供給し続けるので、励起原子の発生を促進させ、ラン
プ出力の低下を引き起こす自己吸収現象を抑制すること
ができる。
【0010】また、管軸方向に延在する筒状のフード部
を筒状部材に対して同心的に配置させ、フード部の開口
側の一端を、中空陰極に電気的に接続させ、フード部の
周面に形成した開口の前方に電子供給源を配置させると
好適である。このような構成を採用した場合、中空陰極
から飛散するスパッタ物を、フード部内に滞留させるの
で、電子供給源と陽極との間に熱電子放出を利用した放
電により、より励起原子を発生させることができるの
で、光出力を向上させることができる。さらに、励起原
子がバルブ内で散乱されず、フード部の内壁面に付着さ
せることができるので、バルブの内壁面が汚れ難くな
る。
【0011】本発明に係る原子吸光分析装置は、サンプ
ル中に含有される特定成分を測定するための原子吸光分
析装置において、サンプルを原子化する原子化手段と、
サンプル中に含有される成分の共鳴線を含んでいる光ビ
ームを、原子化されたサンプルに向けて照射する光源
と、原子化されたサンプルを通過した光ビームを入射さ
せて、入射光の吸光度を測定する測定部とを備え、光源
は、管軸方向に延在する筒状部材をステムの略中央に立
設させ、管軸方向に延在して筒状部材で包囲させた陽極
管が、ステムを貫通したホロカソードランプであること
を特徴とする。
【0012】この原子吸光分析装置は、原子化されたサ
ンプルを通過した光ビームの入射光の吸収度を測定部に
よって測定させるための装置であり、ここで利用される
光源としてのホロカソードランプは、生産性の向上を図
ると同時に、陽極に対して中空陰極以外からの放電の回
り込みが発生し難い構造を達成させるため、バルブ内に
おいて、ステム上に筒状部材及び陽極管を立設させ、筒
状部材で陽極管を包囲するようにした。このような構造
によって、陽極に対する放電の回り込みが発生し易い部
分の包囲が、バルブに筒状部材を立設させるといった簡
単な構成をもって達成される。また、陽極管自体がステ
ムを貫通する結果として、陽極管自体をリード線として
利用することができる。さらには、陽極自体を管状にす
ることで表面積が拡大し、それに伴って放熱効果が増
し、入力電流値を高めることができるので、簡単な構造
をもって光出力を向上させることができる。そして、ス
テムに対して陽極管を管軸方向に配置させる結果とし
て、筒状部材と陽極管とを同心的に配置させることが可
能となり、陽極管を基準にしたランプの組立てを可能に
し、このような構成は、ランプの大量生産の一助をなす
ものである。
【0013】本発明に係る原子蛍光分析装置は、サンプ
ル中に含有される特定成分を測定するための原子蛍光分
析装置において、サンプルを原子化する原子化手段と、
光ビームを、原子化されたサンプルに向けて照射する光
源と、光ビームにより励起された原子の発する蛍光の強
度を測定する測定部とを備え、光源は、管軸方向に延在
する筒状部材をステムの略中央に立設させ、管軸方向に
延在して筒状部材で包囲させた陽極管が、ステムを貫通
したホロカソードランプであることを特徴とする。
【0014】この原子蛍光分析装置は、光ビームにより
励起された原子の発する蛍光の強度を測定部によって測
定させるための装置であり、ここで利用される光源とし
てのホロカソードランプは、生産性の向上を図ると同時
に、陽極に対して中空陰極以外からの放電の回り込みが
発生し難い構造を達成させるため、バルブ内において、
ステム上に筒状部材及び陽極管を立設させ、筒状部材で
陽極管を包囲するようにした。このような構造によっ
て、陽極に対する放電の回り込みが発生し易い部分の包
囲が、バルブに筒状部材を立設させるといった簡単な構
成をもって達成される。また、陽極管自体がステムを貫
通する結果として、陽極管自体をリード線として利用す
ることができる。さらには、陽極自体を管状にすること
で表面積が拡大し、それに伴って放熱効果が増し、入力
電流値を高めることができるので、簡単な構造をもって
光出力を向上させることができる。そして、ステムに対
して陽極管を管軸方向に配置させる結果として、筒状部
材と陽極管とを同心的に配置させることが可能となり、
陽極管を基準にしたランプの組立てを可能にし、このよ
うな構成は、ランプの大量生産の一助をなすものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるホ
ロカソードランプ、原子吸光分析装置及び原子蛍光分析
装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0016】[第1の実施形態]図1〜図3に示すよう
に、ホロカソードランプ1は、下端を開放させた硼珪酸
ガラス製の円筒状バルブ2を有している。このバルブ2
の上端を閉鎖することにより、バルブ2の上端に円形の
光出射窓3を形成させ、この光出射窓3によって所定の
蛍光を外部に放出させる。このバルブ2には、下端の開
放側を閉鎖するように円板状のガラス製ステム4を融着
させ、バルブ2とステム4とでガラス製の密封容器5が
形成される。このステム4には、管軸L方向に延びる4
本のコバール金属製のステムピン6a〜6dが、ガラス
製ステム4の溶融によって固定されている。
【0017】更に、ステム4の略中心には、管軸L方向
に延びる排気用陽極管7がガラス製ステム4の溶融によ
って固定されている。この陽極管7は、密封容器5内で
陽極として利用されると共に、ステム4の中央を管軸L
方向に貫通させるように延在する。そして、この陽極管
7は、ホロカソードランプ1の組立て時には、密封容器
5内の空気を真空引きした後に、外部から所定のガス
(例えば、ネオンガス)を注入するための管として利用
され、ホロカソードランプ1を発光させる場合には、外
部電源に接続させて陽極として機能させる。このよう
に、陽極管7自体がステム4を貫通する結果として、陽
極管7自体をリード線として利用することができる。さ
らには、陽極自体を管状にすることで表面積が拡大し、
それに伴って放熱効果が増し、入力電流値を高めること
ができるので、簡単な構造をもって光出力を向上させる
ことができる。
【0018】密封容器5内には、管軸L方向に延在する
セラミックス製の筒状部材8が収容され、この筒状部材
8はステム4の略中央に立設させる。そして、この筒状
部材8で陽極管7を同心的に包囲させ、筒状部材8の周
囲にステムピン6a〜6dを配置させている。これによ
って、筒状部材8は、ステムピン6a〜6dと陽極管7
との間で電気的な隔壁として利用されることになる。
【0019】また、筒状部材8をステム4上で位置決め
させるため、ステム4の中央には、陽極管7を包囲する
ようにして支持凸部9が一体に形成され、この支持凸部
9を筒状部材8のステム4側の開口8a内に挿入させ
る。これによって、支持凸部9の周縁部分で筒状部材8
を径方向に支持させることができる。したがって、ラン
プ1の組立て時において、筒状部材8をステム4に立設
させる際、ステム4に対し筒状部材8を位置決めさせな
がら、簡単かつ確実に組み付けることができる。
【0020】更に、密封容器5内において、筒状部材8
の両開口端のうちの光出射窓3側の端部(上端部)内に
は円筒状の中空陰極10が収容されている。この中空陰
極10は、ステンレス製の外筒部分10aとバナジウム
製の内筒部分10bとの二重構造からなる。なお、内筒
部分10bの材質は、分析元素の種類に応じて変更さ
れ、例えばセレン又はヒ素などでもよい。そして、中空
陰極10を成形するにあたって、内筒部分10bの材質
によっては外筒部分10aを採用しない場合もある。
【0021】ここで、筒状部材8の上端には、ステンレ
ス等からなるカップ状のホルダ11を介して中空陰極1
0が宙づり状態で収容されている。このホルダ11は、
管軸L方向に延在すると共に筒状部材8内に光出射窓3
側の開口8bから差し入れられる本体部11aと、この
本体部11aのステム4側の端部(下端)で内方に張り
出し形成させて中空陰極10を支持するリング状の底部
11bと、本体部11aの光出射窓3側端部(上端)で
外方に張り出し形成させて筒状部材8の端面8cに当接
配置させたフランジ部11cとからなる。
【0022】このようなホルダ11によって、中空陰極
10は、このリング状の底部11bによって下から支持
されるので、中空陰極10をホルダ11内に上から差し
入れることが可能となる。さらに、フランジ部11cを
筒状部材8の上端面8c上に載せることで、ホルダ11
は筒状部材8の上端面8cで支持されることになり、筒
状部材8内において、陽極管7の上方で中空陰極10を
宙づり状態で収容することができる。従って、ホルダ1
1内に中空陰極10を上から差し入れる簡単な作業によ
って、筒状部材8に対し中空陰極10を同心的に簡単に
配置させることができる。そして、陽極管7に対して筒
状部材8を同心的に配置させる結果として、中空陰極1
0は、陽極管7に対して同心的に配置されることにな
る。そして、ホルダ11を導電性の金属によって形成さ
せると、ホルダ11を介在させた中空陰極10への給電
が可能となる。また、ホルダ11を熱伝導性の良好な金
属によって形成させると、ホルダ11の放熱効果によっ
て、ランプ1の光出力を向上させることができる。
【0023】更に、筒状部材8で支持したホルダ11に
は、ステンレスやニッケル等からなるフード部12が載
置される。このフード部12は、管軸L方向に延在する
円筒状の本体部12aと、この本体部12aの下端で外
方に張り出し形成させたフランジ部12bとを有する。
従って、フード部12のフランジ部12bをホルダ11
のフランジ部11cに当接させることで、ホルダ11を
介して中空陰極10とフード部12とを確実に電気的に
接続させている。なお、フード部12のフランジ部12
bによって、中空陰極10を上から押え付けることで、
中空陰極10の飛び出しやガタ付きを適切に防止する。
【0024】このようなフード部12の採用によって、
放電時に中空陰極10から発生するスパッタ物が広範囲
に飛散することを抑制し、バルブ2の内壁面にスパッタ
物が多量に付着する事態を回避させると同時に、中空陰
極10から発生する陰極元素の密度をフード部12内で
高めておくこともできる。なお、このフード部12は、
中空陰極10の放熱にも寄与し、これによって、ランプ
1の動作電流を上げることが可能となる。
【0025】更に、フード部12において、本体部12
aの周面には円形の開口12cが形成され、この開口1
2cの前方には、コイル状の熱電子放出陰極(電子供給
源)13を配置させている。この熱電子放出陰極13の
両端にはL字状の連結ピン14が溶接固定され、各連結
ピン14は、ステム4から管軸L方向に延びるステムピ
ン6a,6bにそれぞれ溶接固定され、外部から熱電子
放出陰極13への給電が可能になる。この熱電子放出陰
極13は、タングステンからなるコイルの表面にバリウ
ムオキサイトを蒸着させたものである。
【0026】そこで、ランプ1の点灯時に、熱電子放出
陰極13から放出される熱電子を利用してフード部12
の開口12cを通るような放電を、熱電子放出陰極13
と陽極管7との間で発生させると、フード部12内に高
密度で存在する未励起状態(基底状態)の陰極元素が効
率良く励起状態になる。その結果、いわゆる自己吸収
(スペクトル線の一部が放電空間内の未励起原子にエネ
ルギを奪われて、これによりスペクトル線の強度が減少
してしまう現象)がランプ1内で発生し難くなる。これ
によって、ランプ1の光出力が向上する。
【0027】更に、フード部12をホルダ11上で固定
させるために、フード部12のフランジ部12bは、ス
テンレスからなる給電板16によって上から押え込まれ
る。この給電板16の中央には、フード部12の本体部
12aを差し込むための円形の貫通穴16aが形成さ
れ、この貫通穴16aの側方には、ステムピン6a,6
bを差し込むためのピン差込み孔16bが形成されてい
る。また、給電板16には舌片からなる左右一対の溶接
片16cが設けられている。各溶接片16cは、貫通穴
16aの両側方において、円板状の給電板16を径方向
のラインに沿って直角に折り曲げることで形成される。
【0028】そこで、筒状部材8により支持したホルダ
11にフード部12を載せ、給電板16の貫通穴16a
に本体部12aを差し込み、ピン差込み孔16bにステ
ムピン6a,6bを差し込んだ後、ホルダ11、フード
部12を溶接して、各溶接片16cにステムピン6c,
6dをそれぞれ溶接させる。その結果、筒状部材8の上
端と給電板16とで、フード部12のフランジ部12b
及びホルダ11のフランジ部11cが挟み込み固定さ
れ、給電板16とフード部12とホルダ11と中空陰極
10とを電気的に接続させる。従って、ステムピン6
c,6dによりこれら部材への給電が可能となる。そし
て、給電板16で筒状部材8の端面8cにフランジ部1
1cを押し付けることで、筒状部材8に対しホルダ11
を溶接させる必要がなく、ランプ1の組立て作業性が良
好になる。
【0029】なお、ステムピン6a,6bを、セラミッ
クス製の電気絶縁性シールドチューブ17内に収容させ
ることで、ステムピン6相互間の電位差によってもたら
される放電を適切に防止することができる。更に、この
シールドチューブ17をピン差込み孔16bに差し込む
ことで、ステムピン6a,6bと給電板16との電気的
接触を回避させている。
【0030】次に、前述したホロカソードランプ1の組
立て手順について説明する。
【0031】先ず、4本のステムピン6及び陽極管7を
固着させたステム4を準備する。そして、各ステムピン
6a,6bをシールドチューブ17内に差し入れる。そ
の後、筒状部材8内に陽極管7を差し入れるように、筒
状部材8をステム4上に置く。これによって、筒状部材
8は、陽極管7を包囲するようにステム4に立設する。
その後、上方から筒状部材8内にホルダ11の本体部1
1aを差し込み、筒状部材8の上端にホルダ11のフラ
ンジ部11cを載せる。その状態で、ホルダ11内に中
空陰極10を落し込む。そして、ホルダ11上にフード
部12を重ねて置く。
【0032】その後、給電板16の貫通穴16aにフー
ド部12の本体部12aを差し込み、それと同時に、ピ
ン差込み孔16bに各シールドチューブ17を差し込み
ながら、フード部12に給電板16を上方から載せる。
この状態で、フード部12の開口12cを所定の方向に
向け、給電板16にフランジ部12b、フランジ部11
cを溶接し、各溶接片16cにステムピン6c,6dの
上端をそれぞれ溶接させる。これにより、筒状部材8の
上端と給電板16とで、フード部12のフランジ部12
b及びホルダ11のフランジ部11cがしっかりと挟み
込み固定され、ステムピン6c,6dと給電板16とフ
ード部12とホルダ11と中空陰極10とが電気的に導
通する。
【0033】その後、フード部12の開口12cの前方
にコイル状の熱電子放出陰極(電子供給源)13を配置
させた状態で、各連結ピン14をステムピン6a,6b
の上端にそれぞれ溶接させる。これによって、熱電子放
出陰極13とステムピン6a,6bとを電気的に導通さ
せる。そして、ステム4上で各部品を組立てた後、この
組立体をバルブ2の開放側から差し入れ、バルブ2の開
放端をステム4の周縁部に融着させる。
【0034】その後、陽極管7の下端を開放させた状態
において、密封容器5内の空気を真空引きして、外部か
ら所定のガス(例えばネオンガス等)を注入する。そし
て、図2に示すように、陽極管7の露出部分を所定の長
さに切断しながら、その下端を潰すことで、密封容器5
内を所定のガス圧に保ちながら閉鎖させる。このような
一連の作業によって、ホロカソードランプ1の組み立て
が完了する。
【0035】このようにして組み立てられたホロカソー
ドランプ1の動作について簡単に説明する。
【0036】先ず、ステムピン6c,6dを介して中空
陰極10と陽極管7との間に所定の電圧(例えば、50
0V)を供給して、この両者間に放電を発生させる。す
ると、密封容器5内に封入したネオンガス原子が、この
放電により電離する。この電離作用により生じた陽イオ
ンが中空陰極10側に引き寄せられて、中空陰極10の
内筒部分10bの内壁面に衝突し、このときの衝突エネ
ルギによって陰極物質(バナジウム)が未励起状態(基
底状態)で飛散する。そして、飛散陰極元素は、陽極管
7と中空陰極10との間の放電により励起され、短時間
(10-8秒程度)で再び基底状態に遷移する。このと
き、遷移エネルギに等しいバナジウム固有の単色光(ス
ペクトル線)が発せられ、この光が光出射窓3から出力
される。
【0037】ここで、中空陰極10から放出されるスパ
ッタ物は、フード部12の内壁面に付着するため、バル
ブ2の内壁面がスパッタ物で汚され難くなる。また、フ
ード部12によって、飛散陰極元素が広範囲に飛散する
ことを防止し、その結果、フード部12内にスパッタし
た陰極元素を高密度で滞留させることができる。
【0038】このとき、ステムピン6a,6bを介して
熱電子放出陰極13に所定の電圧(例えば、3V)を供
給し続けることにより熱電子を発生し続け、さらに、ス
テムピン6a,6bと陽極管7との間に所定の電圧(例
えば200V)を供給しているので、熱電子放出陰極1
3から放出される熱電子を利用して、フード部12の開
口12cを通過するような放電が、熱電子放出陰極13
と陽極管7との間で発生し、その放電によりフード部1
2内に高密度で存在する未励起状態(基底状態)の陰極
元素が効率良く励起状態に遷移し、ランプ1の光出力が
向上する。
【0039】次に、ホロカソードランプの他の実施形態
について説明するが、その説明は、第1の実施形態と実
質的に異なるものに留め、第1の実施形態と同一又は同
等な構成部分は同一符号を付してその説明を省略する。
【0040】[第2の実施形態]図4及び図5に示すホ
ロカソードランプ30には、熱電子放出陰極13が設け
られているが、フード部は設けられておらず、ステムピ
ン6c,6dに溶接固定させた給電板31が設けられて
いる。この給電板31はホルダ11のフランジ部11c
上に配置させ、中空陰極10の外筒部分10aの上端面
に接触させる。これによって、中空陰極10の外筒部分
10a及びホルダ11のフランジ部11cは給電板31
によって上から押さえ込まれる。その結果、中空陰極1
0への給電が給電板31によって確実になされると共
に、中空陰極10がホルダ11から飛び出すのを確実に
防止する。
【0041】なお、コバール金属製の陽極管7の上端に
は、ステンレス、タングステン、モリブデン等からなる
耐衝撃性をもった円筒状の陽極キャップ(保護部材)2
8が上から嵌め込み固定されている。この陽極キャップ
28の採用によって、陽極管7の先端を、電子の衝突や
熱などから保護することができ、陽極管7の損傷を回避
させることができる。
【0042】図6に示すように、原子吸光分析装置10
5は、サンプル100を原子化させる原子化手段101
を有している。また、サンプル100中に含有される測
定対象である目的元素の共鳴線を含んだ光ビームは、光
源102から出射させ、この光は、原子化されたサンプ
ル100に照射される。そして、原子化されたサンプル
100を通過させた光ビームを測定部103に入射さ
せ、このときの吸光度に基づいて目的元素を定量する。
この光源102には、前述した種々のホロカソードラン
プの適用が可能であり、このホロカソードランプ内の中
空陰極は、サンプル100中に含有される特定成分元素
で構成させている。なお、符号104は、複数種類のホ
ロカソードランプを集光させるための反射ミラーからな
る集光手段である。また、原子吸光分析装置105で行
われる原子化は、一般的にフレーム法や電熱炉を用いた
フレームレス法などが利用される。
【0043】図6に示すように、原子蛍光分析装置10
6は、サンプル100を原子化させる原子化手段101
を有している。また、光源102から光ビームは、原子
化されたサンプル100に照射される。そして、光ビー
ムによって励起された元素の発する蛍光強度を測定部1
03で測定して、目的元素を定量化する。この光ビーム
は、目的元素の共鳴線を含むものである。この光源10
2には、前述した種々のホロカソードランプの適用が可
能であり、このホロカソードランプ内の中空陰極は、サ
ンプル100中に含有される特定成分元素で構成させて
いる。なお、符号104は、複数種類のホロカソードラ
ンプを集光させるための反射ミラーからなる集光手段で
ある。また、原子蛍光分析装置106で行われる原子化
は、一般的にフレーム法や電熱炉を用いたフレームレス
法などが利用される。
【0044】
【発明の効果】本発明によるホロカソードランプは、以
上のように構成されているため、次のような効果を得
る。すなわち、バルブの一端側に光出射窓を配置させ、
バルブの他端側にステムを配置させると共に、バルブ内
で光出射窓側から管軸方向に中空陰極及び陽極を順次配
列させたホロカソードランプにおいて、管軸方向に延在
する筒状部材をステムの略中央に立設させ、管軸方向に
延在して筒状部材で包囲させた陽極管が、ステムを貫通
することにより、組立て作業性を良好にし、陽極に対し
放電の回り込みを発生させ難くする。
【0045】また、本発明による原子吸光分析装置及び
原子蛍光分析装置で利用される光源としてのホロカソー
ドランプは、組立て作業性を良好にし、陽極に対し放電
の回り込みを発生させ難くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホロカソードランプの第1の実施
形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示したホロカソードランプの組立完了後
の状態を示す断面図である。
【図3】図2に示したホロカソードランプの縦断面図で
ある。
【図4】本発明に係るホロカソードランプの第2の実施
形態を示す断面図である。
【図5】図4に示したホロカソードランプの縦断面図で
ある。
【図6】本発明に係る原子吸光分析装置及び原子蛍光分
析装置の概略を示す図である。
【符号の説明】
L…管軸、1,30…ホロカソードランプ、2…バル
ブ、3…光出射窓、4…ステム、6,6a〜6d…ステ
ムピン、7…陽極管(陽極)、8…筒状部材、10…中
空陰極、12…フード部、13…熱電子放出陰極(電子
供給源)、28…陽極キャップ(保護部材)、100…
サンプル、101…原子化手段、102…光源、103
…測定部、105…原子吸光分析装置、106…原子蛍
光分析装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G043 AA01 CA02 DA01 DA05 EA01 EA13 JA01 LA01 2G059 AA01 BB01 DD01 DD12 EE01 EE12 GG10 JJ01 KK01 PP10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブの一端側に光出射窓を配置させ、
    前記バルブの他端側にステムを配置させると共に、前記
    バルブ内で前記光出射窓側から管軸方向に中空陰極及び
    陽極を順次配列させたホロカソードランプにおいて、 前記管軸方向に延在する筒状部材を前記ステムの略中央
    に立設させ、前記管軸方向に延在して前記筒状部材で包
    囲させた陽極管が、前記ステムを貫通することを特徴と
    するホロカソードランプ。
  2. 【請求項2】 前記陽極管によって、前記バルブと前記
    ステムとで形成した密封容器内の排気を行うことを特徴
    とする請求項1記載のホロカソードランプ。
  3. 【請求項3】 前記陽極管の先端部分に金属製の保護部
    材を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のホロ
    カソードランプ。
  4. 【請求項4】 前記光出射窓と前記中空陰極との間に電
    子供給源を配置させ、前記電子供給源を、ステムピンに
    固定させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一
    項記載のホロカソードランプ。
  5. 【請求項5】 前記管軸方向に延在する筒状のフード部
    を前記筒状部材に対して同心的に配置させ、前記フード
    部の開口側の一端を、前記中空陰極に電気的に接続さ
    せ、前記フード部の周面に形成した開口の前方に前記電
    子供給源を配置させたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか一項記載のホロカソードランプ。
  6. 【請求項6】 サンプル中に含有される特定成分を測定
    するための原子吸光分析装置において、 前記サンプルを原子化する原子化手段と、 前記サンプル中に含有される成分の共鳴線を含んでいる
    光ビームを、原子化された前記サンプルに向けて照射す
    る光源と、 原子化された前記サンプルを通過した前記光ビームを入
    射させて、入射光の吸光度を測定する測定部とを備え、 前記光源は、 管軸方向に延在する筒状部材をステムの略中央に立設さ
    せ、前記管軸方向に延在して前記筒状部材で包囲させた
    陽極管が、前記ステムを貫通したホロカソードランプで
    あることを特徴とする原子吸光分析装置。
  7. 【請求項7】 サンプル中に含有される特定成分を測定
    するための原子蛍光分析装置において、 前記サンプルを原子化する原子化手段と、 光ビームを、原子化された前記サンプルに向けて照射す
    る光源と、 前記光ビームにより励起された原子の発する蛍光の強度
    を測定する測定部とを備え、 前記光源は、 管軸方向に延在する筒状部材をステムの略中央に立設さ
    せ、前記管軸方向に延在して前記筒状部材で包囲させた
    陽極管が、前記ステムを貫通したホロカソードランプで
    あることを特徴とする原子蛍光分析装置。
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